JP2000244810A - 画像編成装置および画像編成方法および画像記録装置および画像再生装置および画像記録再生装置および撮像装置並びにデータが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像編成装置および画像編成方法および画像記録装置および画像再生装置および画像記録再生装置および撮像装置並びにデータが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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JP2000244810A
JP2000244810A JP11040872A JP4087299A JP2000244810A JP 2000244810 A JP2000244810 A JP 2000244810A JP 11040872 A JP11040872 A JP 11040872A JP 4087299 A JP4087299 A JP 4087299A JP 2000244810 A JP2000244810 A JP 2000244810A
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image signal
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JP11040872A
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Fumio Nagumo
文男 名雲
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景部分を含む所望部分の画質調整が容易に
なされ、画像効果の改善や画像合成が容易である画像編
成方法を提供する。 【解決手段】 被写体OBJと背景BGを、撮像操作i
mgにより撮像して撮像信号S(x、y)を得、また奥
行き計測操作dpthにより得られた、各画素の奥行き
方向の距離である奥行き情報z(x、y)を使用し、奥
行き情報z(x、y)に応じて夫々異なる信号処理T
1、T2を撮像信号S(x、y)に施して、被写体OB
JのイメージIоbjは無変化とし、背景BGのイメー
ジは「ぼかし」を施したIbg’とし、被写体OBJの
イメージIоbjと背景BGのイメージIbg’を合成
して出力信号P(x、y)を編成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像編成装置およ
び方法並びに画像記録装置および方法並びに画像再生装
置および方法並びに画像記録再生装置および方法並びに
データが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮像装置により被写体の画像を撮影し、
あるいはコンピュータ・グラフィクス(CG)等の技術
により撮像に依らずに画像を形成する際において、像の
左右・上下の拡がりのみならず、像の奥行の表示または
像の奥行情報の処理に関わる技術は、常に新しい課題を
提供してきた。画像の表示は、極めて稀な場合を除いて
殆どすべてが二次元画面の画像表示器に為されており、
したがって被写体の二次元パターンに奥行きを反映させ
た立体画像の表示は、このような平面画像表示器の二次
元画面上に、疑似的な三次元像を形成することにより為
されている。これは、奥行きを実際に表示するような三
次元形状の画面を備えている、真の三次元画像表示装置
を実現する有効な技術が、現時点では殆ど存在せず、よ
って有効な装置として実現されていない以上、当然のこ
とでもある。
【0003】一方、被写体の奥行情報の測定とその処理
は、例えば航空測量等において実用に供されており、被
写体の二次元パターンに奥行きを反映させた立体地図の
作成などがなされている。さらに奥行情報の測定機構
は、オートフォーカス式光学カメラ等において実用化さ
れているのは周知の通りである。
【0004】また奥行情報は、前記のような測定による
実測値に基づくものの外に、例えばコンピュータ・グラ
フィクス(CG)分野におけるように、二次元パターン
である平面図や立面図、側面図などの製図図面から、奥
行きデータを演算して用いる場合もある。現今のCG技
術では、このように実質的な奥行きを演算することで、
疑似的な三次元画像を平面画面上に形成表示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、撮像素子の
小型化にともない光学系も小型・簡素化されると、固定
焦点として被写界深度を深くする構成が一般的となる。
これは使用勝手にすぐれた構成である半面、逆に被写界
深度が必要以上に深くなることにより映像効果を妨げる
ことにもなる。例えば、身近に位置する人物などを目的
被写体として、遠距離の背景をバックに撮像すると、目
的被写体のみならず遠距離の背景にも焦点が合うことに
より背景も鮮明に現れ、よって目的とする被写体が強調
されないという問題が生じる。
【0006】さらに、身近に位置する人物などの目的被
写体の画像と、その現場において撮像されない他の背景
画像とを合成して画像編成する場合に、従来技術ではク
ロマキー合成と称せられる、目的被写体の背景部分をた
とえば青い壁面として撮像ののち、撮像した画像から青
い色調部分を除去して他の背景画像と画像合成する方法
が採られている。
【0007】ところが、このような色調に基づく合成操
作では、背景部分をたとえば青い壁面とする準備が必要
になるため、任意の撮像現場で容易に撮像することが困
難であるという問題があった。さらに、目的被写体中
に、背景部分と同じ青い色調部分があると、これまでも
が除去されるため、目的被写体の服装や備品に背景部分
と同じ色が使用できないという制限があり、好ましいも
のではなかった。
【0008】本発明は、前記のような従来技術における
問題点を解決するためなされたもので、背景部分を含む
所望部分の画質調整が容易になされ、画像効果の改善や
画像合成が容易である、画像編成装置および方法、並び
に、画像記録装置および、画像再生装置および、画像記
録再生装置および撮像装置並びに、データが記録された
コンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、本発明に係る手段
を述べる。前記従来技術の課題を解決するため、本発明
に係る画像編成方法は、少なくとも左右および上下方向
に二次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複
数の画素信号から成る画像信号を編成する画像編成方法
であって、前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離
に応じて夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に
施すことを特徴とする。
【0010】前記の方法によれば、各画素の奥行き距離
に基づいた演算がなされることで、奥行き距離に応じて
異なる画像特性を有する画像の編成がなされる。
【0011】或いは本発明に係る画像編成方法は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像編成方法であ
って、前記原画像信号と、前記原画像信号に一様に、そ
れぞれ異なる演算を施して形成された少なくとも一つの
導出画像信号と、に基づき、前記各画素の奥行き距離に
応じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像
信号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つ
の当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させ
ることを特徴とする。
【0012】前記の方法によれば、原画像信号に一様に
演算が施されて一様に変更された画像特性を有する、少
なくとも一つの導出画像信号と、もとの画像特性を有す
る原画像信号とが各画素毎に切り分けられることで、元
の各画素が更新され、よって切り分けられた、それぞれ
の画像特性を有する画像部分からなる合成画像が形成さ
れる。
【0013】或いは本発明に係る画像編成方法は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像編成方法であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、各画素を夫々の奥行き距
離に基づき前記各レイヤに分類し、前記各レイヤ毎に、
適用される演算を設定し、夫々の当該演算を当該レイヤ
に属する前記各画素を表示する信号に施すことを特徴と
する。
【0014】前記の方法によれば、奥行き方向の距離を
分割して形成させた複数のレイヤ毎に各画素が振り分け
られ、さらに各レイヤ毎に適用する演算が設定され、各
レイヤに振り分けられた全ての画素信号に同一の演算が
施されることにより、準備される演算の種類が少なくな
り、データ処理に係る構成が簡素化されて、画素数が多
い場合でも迅速な処理がなされる。
【0015】或いは本発明に係る画像編成方法は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像編成方法であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
原画像信号と、前記原画像信号に一様に、それぞれ前記
設定された演算を施して形成された前記レイヤの数だけ
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させることを特徴とする。
【0016】前記の方法によれば、所望の数のレイヤに
分割されることにより、このレイヤ数だけの種類の導出
画像信号が生成されることで、導出画像信号の準備時間
の短縮と準備処理の簡素化がなされる。
【0017】或いは本発明に係る画像編成方法は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像編成方法であって、前記各画素の少な
くとも画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形
式であり、前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離
に応じて夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に
施すことを特徴とする。
【0018】前記の方法によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ各画素の奥行き距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き距離に応じて異なる画像特性を有する画像の
編成がなされる。
【0019】或いは本発明に係る画像編成方法は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像編成方法であ
って、前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定
義されるビットマップ形式であり、前記原画像信号と、
前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
ことを特徴とする。
【0020】前記の方法によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ原画像信号に一様に演算が施されて一様に変更され
た画像特性を有する、少なくとも一つの導出画像信号
と、もとの画像特性を有する原画像信号とが各画素毎に
切り分けられる際に、ビットマップ形式により画素の対
応が容易になされる。このようにして、切り分けられ
た、それぞれの画像特性を有する画像部分からなる合成
画像が形成される。
【0021】或いは本発明に係る画像編成方法は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像編成方法であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、前記各画素の少なくとも
画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形式であ
り、各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイ
ヤに分類し、前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定
し、夫々の当該演算を当該レイヤに属する前記各画素を
表示する信号に施すことを特徴とする。
【0022】前記の方法によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ奥行き方向の距離を分割して形成させた複数のレイ
ヤ毎に各画素が振り分けられ、さらに各レイヤ毎に適用
する演算が設定され、各レイヤに振り分けられた全ての
画素信号に同一の演算が施されることにより、準備され
る演算の種類が少なくなり、データ処理に係る構成が簡
素化されて、画素数が多い場合でも迅速な処理がなされ
る。
【0023】或いは本発明に係る画像編成方法は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像編成方法であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義されるビ
ットマップ形式であり、前記原画像信号と、前記原画像
信号に一様に、それぞれ前記設定された演算を施して形
成された前記レイヤの数だけの種類のビットマップ形式
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させることを特徴とする。
【0024】前記の方法によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ所望の数のレイヤに分割されることにより、このレ
イヤ数だけの種類の導出画像信号が生成されることで、
導出画像信号の準備時間の短縮と準備処理の簡素化がな
される。
【0025】本発明に係る画像編成装置は、少なくとも
左右および上下方向に二次元配列された複数の各画素を
それぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号を編
成する画像編成装置であって、前記各画素の奥行き距離
に基づき、当該距離に応じて夫々異なる演算を前記各画
素を表示する信号に施す演算手段を備えることを特徴と
する。
【0026】前記の構成によれば、演算手段によって各
画素の奥行き方向の距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像の編成がなされる。
【0027】或いは本発明に係る画像編成装置は少なく
とも左右および上下方向に二次元配列された複数の各画
素を表示する原画像信号を編成する画像編成装置であっ
て、前記原画像信号と、前記原画像信号に一様に、それ
ぞれ異なる演算を施して形成された少なくとも一つの導
出画像信号と、に基づき、前記各画素の奥行き距離に応
じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
手段を備えることを特徴とする。
【0028】前記の構成によれば、原画像信号に一様に
演算が施されて一様に変更された画像特性を有する、少
なくとも一つの導出画像信号と、もとの画像特性を有す
る原画像信号とが各画素毎に切り分けられることで、元
の各画素が更新され、よって切り分けられた、それぞれ
の画像特性を有する画像部分からなる合成画像が形成さ
れる。
【0029】或いは本発明に係る画像編成装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像編成装置であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、各画素を夫々の奥行き距
離に基づき前記各レイヤに分類し、前記各レイヤ毎に、
適用される演算を設定し、夫々の当該演算を当該レイヤ
に属する前記各画素を表示する信号に施す手段を備える
ことを特徴とする。
【0030】前記の構成によれば、奥行き方向の距離を
分割して形成させた複数のレイヤ毎に各画素が振り分け
られ、さらに各レイヤ毎に適用する演算が設定され、各
レイヤに振り分けられた全ての画素信号に同一の演算が
施されることにより、準備される演算の種類が少なくな
り、データ処理に係る構成が簡素化されて、画素数が多
い場合でも迅速な処理がなされる。
【0031】或いは本発明に係る画像編成装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像編成装置であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
原画像信号と、前記原画像信号に一様に、それぞれ前記
設定された演算を施して形成された前記レイヤの数だけ
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させる手段を備えることを特徴とする。
【0032】前記の構成によれば、所望の数のレイヤに
分割されることにより、このレイヤ数だけの種類の導出
画像信号が生成されることで、導出画像信号の準備時間
の短縮と準備処理の簡素化がなされ、且つ導出画像信号
を記憶させるのに使用されるメモリ容量が小さくなる。
【0033】或いは本発明に係る画像編成装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像編成装置であって、前記各画素の少な
くとも画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形
式であり、前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離
に応じて夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に
施す手段を備えることを特徴とする。
【0034】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ各画素の奥行き距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き距離に応じて異なる画像特性を有する画像の
編成がなされる。
【0035】或いは本発明に係る画像編成装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像編成装置であ
って、前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定
義されるビットマップ形式であり、前記原画像信号と、
前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
手段を備えることを特徴とする。
【0036】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ原画像信号に一様に演算が施されて一様に変更され
た画像特性を有する、少なくとも一つの導出画像信号
と、もとの画像特性を有する原画像信号とが各画素毎に
切り分けられる際に、ビットマップ形式により画素の対
応が容易になされる。このようにして、切り分けられ
た、それぞれの画像特性を有する画像部分からなる合成
画像が形成される。
【0037】或いは本発明に係る画像編成装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像編成装置であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、前記各画素の少なくとも
画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形式であ
り、各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイ
ヤに分類し、前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定
し、夫々の当該演算を当該レイヤに属する前記各画素を
表示する信号に施す手段を備えることを特徴とする。
【0038】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ奥行き方向の距離を分割して形成させた複数のレイ
ヤ毎に各画素が振り分けられ、さらに各レイヤ毎に適用
する演算が設定され、各レイヤに振り分けられた全ての
画素信号に同一の演算が施されることにより、準備され
る演算の種類が少なくなり、データ処理に係る構成が簡
素化されて、画素数が多い場合でも迅速な処理がなされ
る。
【0039】或いは本発明に係る画像編成装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像編成装置であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義されるビ
ットマップ形式であり、前記原画像信号と、前記原画像
信号に一様に、それぞれ前記設定された演算を施して形
成された前記レイヤの数だけの種類のビットマップ形式
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させる手段を備えることを特徴とする。
【0040】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ所望の数のレイヤに分割されることにより、このレ
イヤ数だけの種類の導出画像信号が生成されることで、
導出画像信号の準備時間の短縮と準備処理の簡素化がな
され、且つ導出画像信号を記憶させるのに使用されるメ
モリ容量が小さくなる。
【0041】本発明に係る画像記録装置は、少なくとも
左右および上下方向に二次元配列された複数の各画素を
それぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号を記
録する画像記録装置であって、前記各画素の奥行き距離
に基づき、当該距離に応じて夫々異なる演算を前記各画
素を表示する信号に施す演算手段と、画像信号を記録す
るメディアを具備する画像記録手段とを備えることを特
徴とする。
【0042】前記の構成によれば、演算手段によって各
画素の奥行き方向の距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像の編成がなされ、画像信号を記録するメディアへ記
録される。
【0043】或いは本発明に係る画像記録装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像記録装置であ
って、前記原画像信号と、前記原画像信号に一様に、そ
れぞれ異なる演算を施して形成された少なくとも一つの
導出画像信号と、に基づき、前記各画素の奥行き距離に
応じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像
信号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つ
の当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させ
る手段と、画像信号を記録するメディアを具備する画像
記録手段とを備えることを特徴とする。
【0044】前記の構成によれば、原画像信号に一様に
演算が施されて一様に変更された画像特性を有する導出
画像信号と元の画像特性を有する原画像信号とが、各画
素毎に切り分けられ、それぞれの画像特性を有する合成
画像が形成されて画像信号を記録するメディアへ記録さ
れる。
【0045】或いは本発明に係る画像記録装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像記録装置であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、各画素を夫々の奥行き距
離に基づき前記各レイヤに分類し、前記各レイヤ毎に、
適用される演算を設定し、夫々の当該演算を当該レイヤ
に属する前記各画素を表示する信号に施す手段と、画像
信号を記録するメディアを具備する画像記録手段とを備
えることを特徴とする。
【0046】前記の構成によれば、奥行き方向の距離を
分割して形成させた複数のレイヤ毎に各画素が振り分け
られ、さらに各レイヤ毎に適用する演算が設定され、各
レイヤに振り分けられた全ての画素信号に同一の演算が
施されることにより、準備される演算の種類が少なくな
り、データ処理に係る構成が簡素化される。そして画素
数が多い場合でも迅速な処理がなされ、奥行き方向の距
離に応じて異なる画像特性を有する画像の編成がなさ
れ、画像信号を記録するメディアへ記録される。
【0047】或いは本発明に係る画像記録装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像記録装置であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
原画像信号と、前記原画像信号に一様に、それぞれ前記
設定された演算を施して形成された前記レイヤの数だけ
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させる手段と、画像信号を記録するメディ
アを具備する画像記録手段とを備えることを特徴とす
る。
【0048】前記の構成によれば、所望の数のレイヤに
分割されることにより、このレイヤ数だけの導出画像信
号が生成されることで、導出画像信号の準備時間の短縮
と準備処理の簡素化がなされ、且つ導出画像信号を記憶
させるのに使用されるメモリ容量が小さくなる。そして
原画像信号と導出画像信号とが各画素毎に切り分けられ
た、それぞれの画像特性を有する画像部分からなる合成
画像が形成され、画像信号を記録するメディアへ記録さ
れる。
【0049】或いは本発明に係る画像記録装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像記録装置であって、前記各画素の少な
くとも画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形
式であり、前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離
に応じて夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に
施す手段と、画像信号を記録するメディアを具備する画
像記録手段とを備えることを特徴とする。
【0050】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ各画素の奥行き距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き距離に応じて異なる画像特性を有する画像の
編成がなされ、画像信号を記録するメディアへ記録され
る。
【0051】或いは本発明に係る画像記録装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像記録装置であ
って、前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定
義されるビットマップ形式であり、前記原画像信号と、
前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
手段と、画像信号を記録するメディアを具備する画像記
録手段とを備えることを特徴とする。
【0052】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ導出画像信号と原画像信号とが各画素毎に切り分け
られる際に、ビットマップ形式により画素の対応が容易
になされる。このようにして、導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられた、それぞれの画像特性
を有する画像部分からなる合成画像が形成され、画像信
号を記録するメディアへ記録される。
【0053】或いは本発明に係る画像記録装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像記録装置であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、前記各画素の少なくとも
画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形式であ
り、各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイ
ヤに分類し、前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定
し、夫々の当該演算を当該レイヤに属する前記各画素を
表示する信号に施す手段と、画像信号を記録するメディ
アを具備する画像記録手段とを備えることを特徴とす
る。
【0054】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ奥行き方向の距離を分割して形成させた複数のレイ
ヤ毎に各画素が振り分けられ、さらに各レイヤ毎に適用
する演算が設定され、各レイヤに振り分けられた全ての
画素信号に同一の演算が施されることにより、準備され
る演算の種類が少なくなり、データ処理に係る構成が簡
素化されて、画素数が多い場合でも迅速な処理がなさ
れ、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像が得られ、これが画像信号を記録するメディアへ記
録される。
【0055】或いは本発明に係る画像記録装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像記録装置であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義されるビ
ットマップ形式であり、前記原画像信号と、前記原画像
信号に一様に、それぞれ前記設定された演算を施して形
成された前記レイヤの数だけの種類のビットマップ形式
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させる手段と、画像信号を記録するメディ
アを具備する画像記録手段とを備えることを特徴とす
る。
【0056】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ所望の数のレイヤに分割されることにより、このレ
イヤ数だけの種類の導出画像信号が生成されることで、
導出画像信号の準備時間の短縮と準備処理の簡素化がな
され、且つ導出画像信号を記憶させるのに使用されるメ
モリ容量が小さくなる。そして導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられ、それぞれの画像特性を
有する画像部分からなる合成画像が形成され、これが画
像信号を記録するメディアへ記録される。
【0057】本発明に係る画像再生装置は、少なくとも
左右および上下方向に二次元配列された複数の各画素を
それぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号を再
生する画像再生装置であって、前記各画素の奥行き距離
に基づき、当該距離に応じて夫々異なる演算を前記各画
素を表示する信号に施す演算手段と、画像信号を再生す
る画像再生手段とを備えることを特徴とする。
【0058】前記の構成によれば、演算手段によって各
画素の奥行き方向の距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像の編成がなされ、画像再生手段によって再生され
る。
【0059】或いは本発明に係る画像再生装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像再生装置であ
って、前記原画像信号と、前記原画像信号に一様に、そ
れぞれ異なる演算を施して形成された少なくとも一つの
導出画像信号と、に基づき、前記各画素の奥行き距離に
応じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像
信号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つ
の当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させ
る手段と、画像信号を再生する画像再生手段とを備える
ことを特徴とする。
【0060】前記の構成によれば、原画像信号に一様に
演算が施されて一様に変更された画像特性を有する、少
なくとも一つの導出画像信号と、もとの画像特性を有す
る原画像信号とが各画素毎に切り分けられることで、元
の各画素が更新され、よって切り分けられた、それぞれ
の画像特性を有する画像部分からなる合成画像が形成さ
れ、画像再生手段によって再生される。
【0061】或いは本発明に係る画像再生装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像再生装置であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、各画素を夫々の奥行き距
離に基づき前記各レイヤに分類し、前記各レイヤ毎に、
適用される演算を設定し、夫々の当該演算を当該レイヤ
に属する前記各画素を表示する信号に施す手段と、画像
信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴とす
る。
【0062】前記の構成によれば、奥行き方向の距離を
分割して形成させた複数のレイヤ毎に各画素が振り分け
られ、さらに各レイヤ毎に適用する演算が設定され、各
レイヤに振り分けられた全ての画素信号に同一の演算が
施されることにより、準備される演算の種類が少なくな
り、データ処理に係る構成が簡素化されて、画素数が多
い場合でも迅速な処理がなされ、奥行き方向の距離に応
じて異なる画像特性を有する画像が得られ、これが画像
再生手段によって再生される。
【0063】或いは本発明に係る画像再生装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像再生装置であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
原画像信号と、前記原画像信号に一様に、それぞれ前記
設定された演算を施して形成された前記レイヤの数だけ
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させる手段と、画像信号を再生する画像再
生手段とを備えることを特徴とする。
【0064】前記の構成によれば、所望の数のレイヤに
分割されることにより、このレイヤ数だけの導出画像信
号が生成されることで、導出画像信号の準備時間の短縮
と準備処理の簡素化がなされ、且つ導出画像信号を記憶
させるのに使用されるメモリ容量が小さくなる。そして
原画像信号とレイヤ数だけの導出画像信号が各画素毎に
切り分けられた、それぞれの画像特性を有する画像部分
からなる合成画像が形成され、画像再生手段によって再
生される。
【0065】或いは本発明に係る画像再生装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像再生装置であって、前記各画素の少な
くとも画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形
式であり、前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離
に応じて夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に
施す手段と、画像信号を再生する画像再生手段とを備え
ることを特徴とする。
【0066】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ各画素の奥行き距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像が得られ、これが画像再生手段によって再生され
る。
【0067】或いは本発明に係る画像再生装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像再生装置であ
って、前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定
義されるビットマップ形式であり、前記原画像信号と、
前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
手段と、画像信号を再生する画像再生手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0068】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ導出画像信号と原画像信号とが各画素毎に切り分け
られる際に、ビットマップ形式により画素の対応が容易
になされる。このようにして、導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられた、それぞれの画像特性
を有する画像部分からなる合成画像が形成され、画像再
生手段によって再生される。
【0069】或いは本発明に係る画像再生装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信
号を編成する画像再生装置であって、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、前記各画素の少なくとも
画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形式であ
り、各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイ
ヤに分類し、前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定
し、夫々の当該演算を当該レイヤに属する前記各画素を
表示する信号に施す手段と、画像信号を再生する画像再
生手段とを備えることを特徴とする。
【0070】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ奥行き方向の距離を分割して形成させた複数のレイ
ヤ毎に各画素が振り分けられ、さらに各レイヤ毎に適用
する演算が設定され、各レイヤに振り分けられた全ての
画素信号に同一の演算が施されることにより、準備され
る演算の種類が少なくなり、データ処理に係る構成が簡
素化されて、画素数が多い場合でも迅速な処理がなさ
れ、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像が得られ、これが画像再生手段によって再生され
る。
【0071】或いは本発明に係る画像再生装置は、少な
くとも左右および上下方向に二次元配列された複数の各
画素を表示する原画像信号を編成する画像再生装置であ
って、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、
当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、前記
各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義されるビ
ットマップ形式であり、前記原画像信号と、前記原画像
信号に一様に、それぞれ前記設定された演算を施して形
成された前記レイヤの数だけの種類のビットマップ形式
の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前記原画像
信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分ける
ことにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で合
成画像を形成させる手段と、画像信号を再生する画像再
生手段とを備えることを特徴とする。
【0072】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ所望の数のレイヤに分割されることにより、このレ
イヤ数だけの種類の導出画像信号が生成されることで、
導出画像信号の準備時間の短縮と準備処理の簡素化がな
され、且つ導出画像信号を記憶させるのに使用されるメ
モリ容量が小さくなる。そして導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられ、それぞれの画像特性を
有する画像部分からなる合成画像が形成され、これが画
像再生手段によって再生される。
【0073】本発明に係る画像記録再生装置は、少なく
とも左右および上下方向に二次元配列された複数の各画
素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号
を記録再生する画像記録再生装置であって、前記各画素
の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫々異なる演
算を前記各画素を表示する信号に施す演算手段と、画像
信号を記録する画像記録手段と、画像信号を再生する画
像再生手段とを備えることを特徴とする。
【0074】前記の構成によれば、演算手段によって各
画素の奥行き方向の距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像の編成がなされ、画像記録手段によって記録される
か、画像再生手段によって再生されるかの少なくとも何
れかがなされる。
【0075】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
少なくとも左右および上下方向に二次元配列された複数
の各画素を表示する原画像信号を編成する画像記録再生
装置であって、前記原画像信号と、前記原画像信号に一
様に、それぞれ異なる演算を施して形成された少なくと
も一つの導出画像信号と、に基づき、前記各画素の奥行
き距離に応じて画素毎に、前記原画像信号または前記各
導出画像信号のいずれかを切り分けることにより、いず
れか一つの当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を
形成させる手段と、画像信号を記録する画像記録手段
と、画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを
特徴とする。
【0076】前記の構成によれば、原画像信号に一様に
演算が施されて一様に変更された画像特性を有する、少
なくとも一つの導出画像信号と、もとの画像特性を有す
る原画像信号とが各画素毎に切り分けられることで、元
の各画素が更新され、よって切り分けられた、それぞれ
の画像特性を有する画像部分からなる合成画像が形成さ
れ、画像記録手段によって記録されるか、画像再生手段
によって再生されるかの少なくとも何れかがなされる。
【0077】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
少なくとも左右および上下方向に二次元配列された複数
の各画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画
像信号を編成する画像記録再生装置であって、奥行き方
向の距離を分割して複数のレイヤとし、各画素を夫々の
奥行き距離に基づき前記各レイヤに分類し、前記各レイ
ヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当該演算を当
該レイヤに属する前記各画素を表示する信号に施す手段
と、画像信号を記録する画像記録手段と、画像信号を再
生する画像再生手段とを備えることを特徴とする。
【0078】前記の構成によれば、奥行き方向の距離を
分割して形成させた複数のレイヤ毎に各画素が振り分け
られ、さらに各レイヤ毎に適用する演算が設定され、各
レイヤに振り分けられた全ての画素信号に同一の演算が
施されることにより、準備される演算の種類が少なくな
り、データ処理に係る構成が簡素化されて、画素数が多
い場合でも迅速な処理がなされ、奥行き方向の距離に応
じて異なる画像特性を有する画像が得られ、画像記録手
段によって記録されるか、画像再生手段によって再生さ
れるかの少なくとも何れかがなされる。
【0079】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
少なくとも左右および上下方向に二次元配列された複数
の各画素を表示する原画像信号を編成する画像記録再生
装置であって、奥行き方向の距離を分割して複数のレイ
ヤとし、当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定
し、前記原画像信号と、前記原画像信号に一様に、それ
ぞれ前記設定された演算を施して形成された前記レイヤ
の数だけの導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前
記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切
り分けることにより、いずれか一つの当該画像信号の各
画素で合成画像を形成させる手段と、画像信号を記録す
る画像記録手段と、画像信号を再生する画像再生手段と
を備えることを特徴とする。
【0080】前記の構成によれば、所望の数のレイヤに
分割されることにより、このレイヤ数だけの導出画像信
号が生成されることで、導出画像信号の準備時間の短縮
と準備処理の簡素化がなされ、且つ導出画像信号を記憶
させるのに使用されるメモリ容量が小さくなる。そして
原画像信号とレイヤ数だけの導出画像信号が各画素毎に
切り分けられた、それぞれの画像特性を有する画像部分
からなる合成画像が形成され、画像記録手段によって記
録されるか、画像再生手段によって再生されるかの少な
くとも何れかがなされる。
【0081】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
少なくとも左右および上下方向に二次元配列された複数
の各画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画
像信号を編成する画像記録再生装置であって、前記各画
素の少なくとも画像信号が、離散値で定義されるビット
マップ形式であり、前記各画素の奥行き距離に基づき、
当該距離に応じて夫々異なる演算を前記各画素を表示す
る信号に施す手段と、画像信号を記録する画像記録手段
と、画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを
特徴とする。
【0082】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ各画素の奥行き距離に基づいた演算がなされること
で、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像が得られ、画像記録手段によって記録されるか、画
像再生手段によって再生されるかの少なくとも何れかが
なされる。
【0083】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
少なくとも左右および上下方向に二次元配列された複数
の各画素を表示する原画像信号を編成する画像記録再生
装置であって、前記各画素の少なくとも画像信号が、離
散値で定義されるビットマップ形式であり、前記原画像
信号と、前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算
を施して形成された少なくとも一つのビットマップ形式
の導出画像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き
距離に応じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導
出画像信号のいずれかを切り分けることにより、いずれ
か一つの当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形
成させる手段と、画像信号を記録する画像記録手段と、
画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
とする。
【0084】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ導出画像信号と原画像信号とが各画素毎に切り分け
られる際に、ビットマップ形式により画素の対応が容易
になされる。このようにして、導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられた、それぞれの画像特性
を有する画像部分からなる合成画像が形成され、画像記
録手段によって記録されるか、画像再生手段によって再
生されるかの少なくとも何れかがなされる。
【0085】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
少なくとも左右および上下方向に二次元配列された複数
の各画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成る画
像信号を編成する画像記録再生装置であって、奥行き方
向の距離を分割して複数のレイヤとし、前記各画素の少
なくとも画像信号が、離散値で定義されるビットマップ
形式であり、各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前
記各レイヤに分類し、前記各レイヤ毎に、適用される演
算を設定し、夫々の当該演算を当該レイヤに属する前記
各画素を表示する信号に施す手段と、画像信号を記録す
る画像記録手段と、画像信号を再生する画像再生手段と
を備えることを特徴とする。
【0086】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ奥行き方向の距離を分割して形成させた複数のレイ
ヤ毎に各画素が振り分けられ、さらに各レイヤ毎に適用
する演算が設定され、各レイヤに振り分けられた全ての
画素信号に同一の演算が施されることにより、準備され
る演算の種類が少なくなり、データ処理に係る構成が簡
素化されて、画素数が多い場合でも迅速な処理がなさ
れ、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像が、画像記録手段によって記録されるか、画像再生
手段によって再生されるかの少なくとも何れかがなされ
る。
【0087】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
少なくとも左右および上下方向に二次元配列された複数
の各画素を表示する原画像信号を編成する画像記録再生
装置であって、奥行き方向の距離を分割して複数のレイ
ヤとし、当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定
し、前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義
されるビットマップ形式であり、前記原画像信号と、前
記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算を
施して形成された前記レイヤの数だけの種類のビットマ
ップ形式の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に前
記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切
り分けることにより、いずれか一つの当該画像信号の各
画素で合成画像を形成させる手段と、画像信号を記録す
る画像記録手段と、画像信号を再生する画像再生手段と
を備えることを特徴とする。
【0088】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ所望の数のレイヤに分割されることにより、このレ
イヤ数だけの種類の導出画像信号が生成されることで、
導出画像信号の準備時間の短縮と準備処理の簡素化がな
され、且つ導出画像信号を記憶させるのに使用されるメ
モリ容量が小さくなる。そして導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられ、それぞれの画像特性を
有する画像部分からなる合成画像が形成され、画像記録
手段によって記録されるか、画像再生手段によって再生
されるかの少なくとも何れかがなされる。
【0089】本発明に係る撮像装置は、被写体の撮像に
より少なくとも左右および上下方向に二次元配列された
複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素信号から成
る画像信号を得る撮像装置であって、前記被写体の奥行
き距離を測定して各画素の奥行き値とする手段と、前記
各画素の奥行き値に応じて夫々異なる演算を前記各画素
を表示する信号に施す演算手段と、を備えることを特徴
とする。
【0090】前記の構成によれば、被写体の画素信号お
よび各画素の奥行き値が得られ、さらに演算手段によっ
て各画素の奥行き方向の距離に基づいた演算がなされる
ことで、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有
する画像が得られる。
【0091】あるいは、本発明に係る撮像装置は、被写
体の撮像により少なくとも左右および上下方向に二次元
配列された複数の各画素を表示する原画像信号を得る撮
像装置であって、前記被写体の奥行き距離を測定して各
画素の奥行き値とする手段と、前記原画像信号に一様
に、それぞれ異なる演算を施して少なくとも一つの導出
画像信号とし、前記原画像信号および前記導出画像信号
に基づき、前記各画素の奥行き値に応じて前記画素毎
に、前記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれ
かを切り分け、切り分けられた当該各画素の信号に基づ
いて合成画像信号を形成させる手段と、を備えることを
特徴とする。
【0092】前記の構成によれば、被写体の画素信号お
よび各画素の奥行き値が得られ、さらに原画像信号に一
様に演算が施されて一様に変更された画像特性を有す
る、少なくとも一つの導出画像信号と、もとの画像特性
を有する原画像信号とが各画素毎に切り分けられた、そ
れぞれの画像特性を有する画像部分からなる合成画像が
形成される。
【0093】あるいは、本発明に係る撮像装置は、被写
体の撮像により少なくとも左右および上下方向に二次元
配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素
信号から成る画像信号を得る撮像装置であって、前記被
写体の奥行き距離を測定する手段と、奥行き方向の距離
を分割して複数のレイヤとし、各画素を夫々の前記奥行
き距離に基づき前記各レイヤに分類し、前記各レイヤ毎
に適用される演算を設定し、夫々の当該演算を当該レイ
ヤに属する前記各画素を表示する信号に施す手段と、を
備えることを特徴とする。
【0094】前記の構成によれば、被写体の画素信号お
よび各画素の奥行き距離が得られ、さらに奥行き方向の
距離を分割して形成させた複数のレイヤ毎に各画素が振
り分けられ、さらに各レイヤ毎に適用する演算が設定さ
れ、各レイヤに振り分けられた全ての画素信号に同一の
演算が施されることにより、準備される演算の種類が少
なくなり、データ処理に係る構成が簡素化されて、画素
数が多い場合でも迅速な処理がなされ、奥行き方向の距
離に応じて異なる画像特性を有する画像が得られる。
【0095】あるいは、本発明に係る撮像装置は、被写
体の撮像により少なくとも左右および上下方向に二次元
配列された複数の各画素を表示する原画像信号を得る撮
像装置であって、前記被写体の奥行き距離を測定して各
画素の奥行き値とする手段と、奥行き方向の距離を分割
して複数のレイヤとし、当該各レイヤに適用される演算
をそれぞれ設定し、前記原画像信号と、当該原画像信号
に一様に、それぞれ前記設定された演算を施して形成さ
れた前記レイヤの数だけの導出画像信号とに基づき、前
記画素毎に前記原画像信号または前記各導出画像信号の
いずれかを切り分けることにより、いずれか一つの当該
画像信号の各画素で合成画像を形成させる手段と、を備
えることを特徴とする。
【0096】前記の構成によれば、被写体の画素信号お
よび各画素の奥行き値が得られ、さらに所望の数のレイ
ヤに分割されることにより、このレイヤ数だけの種類の
導出画像信号が生成されることで、導出画像信号の準備
時間の短縮と準備処理の簡素化がなされ、且つ導出画像
信号を記憶させるのに使用されるメモリ容量が小さくな
る。そして原画像信号とレイヤ数だけの導出画像信号が
各画素毎に切り分けられた、それぞれの画像特性を有す
る画像部分からなる合成画像が形成される。
【0097】あるいは、本発明に係る撮像装置は、被写
体の撮像により少なくとも左右および上下方向に二次元
配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素
信号から成る画像信号を得る撮像装置であって、前記各
画素の画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形
式であり、前記被写体の奥行き距離を測定して各画素の
奥行き値とする手段と、前記各画素の奥行き値に応じて
夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す演算
手段と、を備えることを特徴とする。
【0098】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ被写体の画素信号および各画素の奥行き値が得ら
れ、各画素の奥行き値に基づいた演算がなされること
で、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像が得られる。
【0099】あるいは、本発明に係る撮像装置は、被写
体の撮像により少なくとも左右および上下方向に二次元
配列された複数の各画素を表示する原画像信号を得る撮
像装置であって、前記各画素の画像信号が、離散値で定
義されるビットマップ形式であり、前記被写体の奥行き
距離を測定して各画素の奥行き値とする手段と、前記原
画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して少なく
とも一つの導出画像信号とし、前記原画像信号および前
記導出画像信号に基づき、前記各画素の奥行き値に応じ
て前記画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像
信号のいずれかを切り分け、切り分けられた当該各画素
の信号に基づいて合成画像信号を形成させる手段と、を
備えることを特徴とする。
【0100】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ被写体の画素信号および各画素の奥行き値が得ら
れ、導出画像信号と原画像信号とが各画素毎に切り分け
られる際に、ビットマップ形式により画素の対応が容易
になされる。このようにして、導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられた、それぞれの画像特性
を有する画像部分からなる合成画像が形成される。
【0101】あるいは、本発明に係る撮像装置は、被写
体の撮像により少なくとも左右および上下方向に二次元
配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素
信号から成る画像信号を得る撮像装置であって、前記各
画素の画像信号が、離散値で定義されるビットマップ形
式であり、前記被写体の奥行き距離を測定する手段と、
奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、各画素
を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに分類
し、前記各レイヤ毎に適用される演算を設定し、夫々の
当該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信
号に施す手段と、を備えることを特徴とする。
【0102】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ奥行き方向の距離を分割して形成させた複数のレイ
ヤ毎に各画素が振り分けられ、さらに各レイヤ毎に適用
する演算が設定され、各レイヤに振り分けられた全ての
画素信号に同一の演算が施されることにより、準備され
る演算の種類が少なくなり、データ処理に係る構成が簡
素化されて、画素数が多い場合でも迅速な処理がなさ
れ、奥行き方向の距離に応じて異なる画像特性を有する
画像が得られる。
【0103】あるいは、本発明に係る撮像装置は、被写
体の撮像により少なくとも左右および上下方向に二次元
配列された複数の各画素を表示する原画像信号を得る撮
像装置であって、前記各画素の画像信号が、離散値で定
義されるビットマップ形式であり、前記被写体の奥行き
距離を測定して各画素の奥行き値とする手段と、奥行き
方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各レイヤ
に適用される演算をそれぞれ設定し、前記原画像信号
と、当該原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された
演算を施して形成された前記レイヤの数だけの導出画像
信号とに基づき、前記画素毎に前記原画像信号または前
記各導出画像信号のいずれかを切り分けることにより、
いずれか一つの当該画像信号の各画素で合成画像を形成
させる手段と、を備えることを特徴とする。
【0104】前記の構成によれば、各画素の属性値がビ
ットマップ形式とされることで、デジタル処理に適合
し、また画像を形成する画素の特定が容易になされる。
且つ所望の数のレイヤに分割されることにより、このレ
イヤ数だけの種類の導出画像信号が生成されることで、
導出画像信号の準備時間の短縮と準備処理の簡素化がな
され、且つ導出画像信号を記憶させるのに使用されるメ
モリ容量が小さくなる。そして導出画像信号と原画像信
号とが各画素毎に切り分けられ、それぞれの画像特性を
有する画像部分からなる合成画像が形成される。
【0105】本発明に係るデータが記録されたコンピュ
ータが読み取り可能な記録媒体は、着目する画像の奥行
き距離に基づき分割された複数のレイヤの各々に対応す
る複数のファイルが記録され、前記複数のファイルの各
領域に、対応する前記各レイヤに属する画像信号データ
が所定の順序で順次記録され、且つ、前記複数のファイ
ルに対応する誘導ファイルが記録され、前記誘導ファイ
ルに、前記各レイヤの範囲を示すデータと、各レイヤご
とにポインタが対応して記録され、前記各ポインタは、
前記各ファイルの先頭アドレスを指す構造を有すること
を特徴とする。
【0106】前記の構成によれば、ポインタにより所望
のファイル領域への迅速な移動がなされる。
【0107】或いは、本発明に係るデータが記録された
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、複数のフレ
ーム画像のフレームデータが記録され、且つ各フレーム
画像毎に、少なくともフレーム番号と、ライン番号と、
スキップ・フラグと、当該ラインを構成する各ピクセル
のデータが、この順に記録され、一つ前のフレーム画像
の同一ラインを構成する各ピクセルのデータが同一で変
化がない場合に前記スキップ・フラグに所定の値が記録
されたことを特徴とする。
【0108】前記の構成によれば、スキップ・フラグの
値によってこのラインの各ピクセルのデータ上の変化の
有無が瞬時に確認され、各ピクセルのデータをアクセス
して比較対照する過程が省略される。
【0109】或いは、本発明に係るデータが記録された
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、複数のフレ
ーム画像のフレームデータが記録され、且つ各フレーム
画像毎に、少なくとも所定数のラインをまとめたブロッ
クの番号と、スキップ・フラグと、フレーム番号と、ラ
イン番号と、当該ラインを構成する各ピクセルのデータ
が、この順に記録され、一つ前のフレーム画像の同一ブ
ロックを構成する各ラインのデータが同一で変化がない
場合に前記スキップ・フラグに所定の値が記録されたこ
とを特徴とする。
【0110】前記の構成によれば、スキップ・フラグの
値によってこのブロック内の各ラインの各ピクセルのデ
ータ上の変化の有無が瞬時に確認され、ブロック内の各
ラインの各ピクセルのデータをアクセスして比較対照す
る過程が省略される。
【0111】或いは、本発明に係るデータが記録された
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、複数のフレ
ーム画像のフレームデータが記録され、且つ各フレーム
画像毎に、少なくとも所定数のラインをまとめたブロッ
クの番号と、ブロック・スキップ・フラグと、フレーム
番号と、ライン番号と、ライン・スキップ・フラグと、
当該ラインを構成する各ピクセルのデータが、この順に
記録され、一つ前のフレーム画像の同一ブロックを構成
するデータが同一で変化がない場合に前記ブロック・ス
キップ・フラグに所定の値が記録され、且つ、或るブロ
ックを構成するラインのデータが同一で変化がない場合
に前記ライン・スキップ・フラグに所定の値が記録され
たことを特徴とする。
【0112】前記の構成によれば、ブロック・スキップ
・フラグの値によってこのブロック内の各ラインの各ピ
クセルのデータ上の変化の有無が瞬時に確認され、ブロ
ック内の各ラインの各ピクセルのデータをアクセスして
比較対照する過程が省略される。さらに、ブロック・ス
キップ・フラグの値によってこのブロック内の各ライン
の何れかのピクセルデータに変化があると、ライン・ス
キップ・フラグの値によって、そのピクセルが存するラ
インが直ちに特定され、ピクセルのデータをアクセスし
て比較対照する回数が削減される。
【0113】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の説明に先立っ
て、用語の定義と説明をする。当然ながら、以下の用語
には本発明に係る技術構成が含まれる。従って各用語は
専ら本発明に適用されるものであり、従来技術において
使用される用語内容とは必ずしも一致しないものもあ
る。
【0114】画像編成:画像を形成する任意の部分に、
輪郭強調、「ぼかし」、明度調整などの画像処理を施
し、さらに画像を形成する任意の部分を切り取り他の画
像と合成する操作を総称して、画像編成と本発明では定
義する。ここで、輪郭強調、「ぼかし」、明度調整など
の画像処理は、後述される演算子を画像信号に作用させ
ることにより実行する。また、この演算子自体は後述さ
れるように、画像の奥行きの関数として構成されること
もある。
【0115】画像記録装置:画像信号を書込・読出しす
るための磁気式記録媒体または光学式記録媒体への書込
・読出部(書込・読出ヘッドおよびヘッド駆動回路な
ど)および駆動部(回転機構など)を少なくとも備える
装置を、画像記録装置と本発明では定義する。したがっ
て好ましくは、書込・読出のため画像信号を処理する機
能(データ・フォーメーション機能)を具備する構成と
なる。
【0116】画像再生装置:画像を画面上に表示するた
めの、ディスプレイ装置やモニタ装置やプロジェクタ装
置と称せられている、二次元画面を備える画像表示器ま
たは、画像を紙面上に表示するための、プリンタやプロ
ッタと称せられる画像印刷手段の、少なくともいずれか
が組み込まれるか、或いは接続可能な装置を、画像再生
装置と本発明では定義する。したがって、単なるライン
出力端子を備えるのみの構成ではなく、上記の画像表示
器または画像印刷手段を駆動するための画像信号増幅回
路やバッファや画像信号出力インタフェースを備える構
成となる。また好ましくは、画像信号の演算部を具備す
る構成となる。
【0117】演算子:画像信号に作用して、演算により
変換を施すための信号処理手段を、演算子と本発明では
定義する。画像信号の処理操作は、この演算子により実
行される。本発明の演算子は、画像の奥行きの関数とし
て構成することができる。すなわち、演算子のパラメー
タを画像の奥行きに応じて変化させる構成とすることが
できる。この場合、画像の奥行きをzとすると、演算子
はT(z)と表示できるが、以下の説明ではこの演算子
T(z)を略して、演算子Tと記述することがある。画
像信号をS、演算子をTとして、画像信号Sに演算子T
を作用させることを「演算子を掛ける」と表現し、これ
をアスタリスク記号(*)によりS*Tで示す。
【0118】この演算子Tは、空間変調伝達関数MTF
または位相変調伝達関数PTFとして構成され、フィル
タ、例えばローパスフィルタLPFやハイパスフィルタ
HPFとして機能するものや、振幅変換機能を有してア
テネータとして機能するもの等がある。この演算子T
は、電子回路で提供することも可能であるが、デジタル
画像信号が対象となる場合、好適にはコンピュータによ
って読み取り実行可能なプログラムとして提供する。
【0119】レイヤ:撮像時の被写体の撮像位置からの
距離、またはCGにおける着目原像の基準点からの距離
を奥行きzとし、この奥行きzを任意のしきい値で分割
し、このように区分される複数の領域のそれぞれを、レ
イヤ(Layer)とする。
【0120】この結果、被写体や着目原像および背景か
らなる画像信号S(x、y)は、その奥行きzに応じて
レイヤk(k=1、2、‥‥、n)のうちの何れかに所
属する、Sk(x、y)(k=1、2、‥‥、n)に分
割される。そして、各レイヤ毎にそれぞれの演算子Tk
を割当て、レイヤkに属する画像信号Sk(x、y)に
演算子Tkを作用させる。
【0121】なお当該レイヤk(k=1、2、‥‥、
n)内のx位置、y位置について、作用する演算子Tk
のアルゴリズムは共通である。もし、x位置とy位置す
なわち二次元の各画素毎にアルゴリズムを変える場合
は、演算子Tk(x、y)と記述される。
【0122】以下、この発明の好適な実施形態を添付図
を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形
態は、この発明の本質的な構成と作用を示すための好適
な例の一部であり、したがって技術構成上好ましい種々
の限定が付されている場合があるが、この発明の範囲
は、以下の説明において特にこの発明を限定する旨の記
載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0123】図1は、本発明に係る画像編成方法の一実
施形態の原理の説明図である。一般的に、画像の撮像に
おいては主要な被写体を強調するためには、当該被写体
の背景の「ぼかし」の状態が重要な要素になることが知
られている。このため光学系写真機では人物撮影モード
を備え、被写界深度を浅くして着目被写体にピントを合
わせて背景に「ぼかし」を与える構成が実施されてい
る。
【0124】本実施形態に係る画像編成方法は、デジタ
ルカメラ等の電子撮像信号が処理されるデジタル画像編
成において、着目する各画像部分の信号に、その部分の
距離すなわち奥行の値を対応させ、奥行の値に基づいて
画像変換の演算パラメータを変更し、着目する各画像の
信号に夫々対応した演算を施して処理し、処理が為され
た画像信号を結合して、表示または出力されるべき画像
信号を得るものである。従って、たとえば画像信号中の
背景部分のみにデジタルフィルタを掛けてローパスフィ
ルタ処理を行うことにより空間周波数特性を変え、背景
部分の「ぼかし」効果を得る。
【0125】図1において、撮像対象である被写体OB
Jと背景BGは、原点Oにある撮像位置または基準位置
からの奥行き距離をzとして、それぞれ奥行き値za
と、奥行き値zb(za<zb)にある。
【0126】これら被写体OBJと背景BGの奥行き値
を、奥行き計測操作dpthにより取り込む。これによ
り、奥行き信号z(x、y)が得られる。図示されるよ
うに被写体OBJの部分には奥行き値zaが入り、背景
BGの部分には奥行き値zbが入る。
【0127】一方、これら被写体OBJと背景BGの撮
像信号S(x、y)を、撮像操作imgにより取り込
む。図示されるように被写体OBJの部分にはイメージ
Iоbj(黒丸で表示)が入り、背景BGの部分にはイ
メージIbg(横線で表示)が入る。これらイメージは
左右および上下方向に二次元配列された複数の画素から
成る。
【0128】ついで信号処理操作Tを実行する。信号処
理操作Tは、奥行き信号z(x、y)から各画素の奥行
き値を得て、各奥行き値に対応する演算を、それぞれ各
画素を表示する信号に加える。この信号処理操作Tは、
所定の順序、例えば画素が配列されている順に、順次実
行される。したがって各画素の処理毎に、適用される信
号処理操作Tがその都度選択される。すなわち各画素の
処理毎に、信号処理操作Tが切替えられる。
【0129】信号処理操作Tの一例として図1では、奥
行き値zaの被写体OBJと、奥行き値zbの背景BG
との間の奥行位置をz=zthを閾値として、奥行き値
の範囲が 0≦z≦zth にある奥行領域をレイヤ1とし、当該レイヤ1に適用さ
れる信号処理操作をT1とする。この実施形態の場合、
信号処理操作T1は値が1(即ちスルー)の伝達関数で
構成されるものとする。
【0130】さらに、奥行き値の範囲が zth<z≦zb にある奥行領域をレイヤ2とし、当該レイヤ2に適用さ
れる信号処理操作をT2とする。この実施形態の場合、
信号処理操作T2はLPFとして機能する伝達関数で構
成されるものとする。
【0131】このように、各画素毎に、信号処理操作T
1またはT2が切替わって作用し、処理が施された各画
素信号が順次、形成される。これら画素信号を順次、所
定の順序で編成することにより、出力信号P(x、y)
が得られる。出力信号P(x、y)は、図示されるよう
に被写体OBJのイメージIоbj(黒丸で表示)と、
背景BGのイメージIbg’(縦線で表示)から成って
いる。ここでイメージIbg’は、背景BGの原イメー
ジIbgに「ぼかし」が施されたイメージである。
【0132】この結果、背景BGなどレイヤ2の範囲内
にある画像だけに「ぼかし」を施すことができ、被写体
OBJだけを浮き上がらせて立体感を高め、映像効果を
上げることができる。この処理は被写体に焦点をあてた
比較的小さいf値の光学系による浅い被写界深度と同様
な効果を、信号処理により実現することができる。
【0133】なお上記において、信号処理操作Tは広義
の伝達関数として定義され、実際の信号処理操作では後
述される演算子として作用し、空間積和演算等がなされ
る。また奥行き計測操作については後述される各種の奥
行き計測技術、例えばステレオマッチング法等が適用さ
れる。
【0134】図2は、本発明に係る画像編成装置の一実
施形態のブロック構成図である。図2に示されるよう
に、本発明に係る画像編成装置VS1は、原点Oにある
撮像位置または基準位置からの奥行き距離をzとして、
原点Oから所定のしきい距離zthまでの領域内の、距
離za(0≦za≦zth)近傍に存する被写体OBJ
(図中で黒丸で示される)と、しきい距離zthよりも
遠距離zb(zth<zb)にある背景BGとを、原点
Oから撮像した二次元の撮像信号を画像信号S(x、
y)として取り込み、また、原点Oとこれら被写体OB
Jおよび背景BGとの距離で構成される奥行き信号z
(x、y)を取り込む。なおx、yはいずれも離散値と
して処理される。
【0135】画像編成装置VS1は、画像信号S(x、
y)がそれぞれ入力される第1演算手段T1と、第2演
算手段T2と、第1演算手段T1および第2演算手段T
2からの出力を切り替える、a側端子およびb側端子を
備えるスイッチSWと、奥行き信号z(x、y)を受け
て当該奥行き信号z(x、y)に基づきスイッチSWへ
切替え制御信号c1を送る切替制御手段SCを備えて構
成される。
【0136】第1演算手段T1は第1演算子として画像
信号S(x、y)に作用し、このように演算を施した信
号 T1a=S(x、y)*T1 を、スイッチSWのa側端子へ供給する。
【0137】ここで本実施形態では、第1演算子の演算
内容を、「1を掛ける」処理を施すものとする。即ち画
像信号S(x、y)に1を掛けたものを信号T1aとす
る。この結果、画像信号S(x、y)をそのままスルー
してスイッチSWのa側端子へ供給される。
【0138】第2演算手段T2は第2演算子として画像
信号S(x、y)に作用し、演算を施した信号 T2b=S(x、y)*T2 をスイッチSWのb側端子へ供給する。
【0139】ここで本実施形態では、第2演算子の演算
内容を、LPF(ローパスフィルタ)を用いたデジタル
フィルタ処理を施すものとする。即ち画像信号S(x、
y)に一様に、図3に示されるように畳み込み演算を施
して、「ぼかし」を施した信号T2bとする。なお演算
子としては、後述される種々の画像効果のものを適用す
ることが可能である。
【0140】画像信号S(x、y)は、黒丸部分として
図示される被写体OBJのイメージIоbjと、横線を
施した部分として図示される背景BGのイメージIbg
から構成されている。この画像信号S(x、y)は、例
えば外付け電子撮像素子からの撮像信号として供給され
るほか、CG(コンピュータ・グラフィクス)系からの
出力信号としても供給される。
【0141】奥行き信号z(x、y)は、被写体OBJ
のイメージIоbjに対応する部分にある被写体OBJ
の奥行き値zaと、また背景BGのイメージIbgに対
応する部分にある背景BGの奥行き値zbから構成され
ている。この奥行き信号z(x、y)は、例えば外付け
奥行測定装置からの測定信号として供給されるほか、C
G(コンピュータ・グラフィクス)系からの演算信号と
しても供給される。
【0142】このような奥行測定装置の既知の構成とし
ては、視点が異なる2基の撮像系で撮像した2枚の画像
を用いて、ステレオ画像処理により撮像位置から撮像対
象までの距離を測定するものが知られている。或いは、
位相差法による焦点検出において発生する、合焦位置に
至る撮像レンズの移動量と、撮像レンズの無限遠位置と
の比例関係に基づき被写体までの絶対距離を算出するも
のが知られている。本実施形態にこれら既知技術を適用
することにより、奥行き信号z(x、y)が供給され
る。
【0143】切替制御手段SCは、奥行き信号z(x、
y)の値がzaであると、スイッチSWをa側に接続す
るよう制御信号c1を出力し、奥行き信号z(x、y)
の値がzbであると、スイッチSWをb側に接続するよ
う制御信号c1を出力する。
【0144】つぎに動作を説明する。画像信号S(x、
y)が第1演算手段T1へ入力されると、被写体OBJ
のイメージIоbjおよび背景BGのイメージIbgの
両方に一様に、第1演算が施され、その出力に、演算を
施した信号 T1a=S(x、y)*T1 が現れる。前述のように第1演算手段T1は「1を掛け
る」作用をするから、 T1a=S(x、y) である。
【0145】ここで、切替制御手段SCが入力された奥
行き信号z(x、y)に基づき、奥行き信号z(x、
y)の値がzaであると、スイッチSWをa側に接続す
るよう制御信号c1を出力する。この制御信号c1を受
けてスイッチSWはa側の端子へ倒れ、信号T1a中
の、被写体OBJのイメージIоbjがスイッチSWの
出力Outに現れる。スイッチSWがa側の端子へ倒れ
ない場合は、スイッチSWの出力Outに信号T1aが
現れない。
【0146】上記の、スイッチSWがa側にあるとき
(z≦zth)の出力Outに現れる信号T1aが図中
に模式的に示されている。図のように、被写体OBJの
イメージIоbj(黒丸部分)のみが出力Outに現
れ、他の部分は無画像(斜線を施した部分)となる。
【0147】一方、画像信号S(x、y)が第2演算手
段T2へ入力されると、被写体OBJのイメージIоb
jおよび背景BGのイメージIbgの両方に一様に、第
2演算が施され、その出力に、演算を施した信号 T2b=S(x、y)*T2 が現れる。前述のように第2演算手段T2は畳み込み積
分であるから、T2bには画像信号S(x、y)の全体
に「ぼかし」が施され、被写体OBJは「ぼかし」が施
されたイメージIоbj’として、背景BGは「ぼか
し」が施されたイメージIbg’として現れる。
【0148】ここで、切替制御手段SCが入力された奥
行き信号z(x、y)に基づき、奥行き信号z(x、
y)の値がzbであると、スイッチSWをb側に接続す
るよう制御信号SCaを出力する。この制御信号SCa
を受けてスイッチSWはb側の端子へ倒れ、信号T2b
中の、背景BGのイメージIbg’がスイッチSWの出
力Outに現れる。スイッチSWがb側の端子へ倒れな
い場合は、スイッチSWの出力Outに信号T2bが現
れない。
【0149】上記の、スイッチSWがb側にあるとき
(zth<z)の出力Outに現れる信号T2bが図中
に模式的に示されている。図のように、背景BGの「ぼ
かし」が施されたイメージIbg’(縦線を施した部
分)のみが出力Outに現れ、他の部分は無画像(斜線
を施した部分)となる。
【0150】この結果、上記の両方が合成された出力信
号P(x、y)は、図示されるように、「ぼかし」が施
された背景BGのイメージIbg’(縦線を施した部
分)の略中央に、被写体OBJの元のままのイメージI
оbj(黒丸部分)が鮮明に強調されて現れる。このよ
うに、被写体イメージIоbjだけを浮き上がらせて立
体感を高め、映像効果を上げることができる。
【0151】ここで、演算子の例を以下に述べる。 演算子の例1:(背景に「ぼかし」を施す) 奥行きレイヤ1;z0(原点位置)≦z≦z1のとき、
T1=1 奥行きレイヤ2;上記以外のzにつき、T2は図3に示
されるように T2=(1+h〈−1〉)**2*(1+v〈−1〉)
**2/16 h〈−1〉は水平方向の1画素遅延演算子 v〈−1〉は垂直方向の1画素遅延演算子 で表示されるLPFとする。
【0152】本例による効果として、レイヤ2に属する
画像、例えば背景部分にだけ「ぼかし」を施すことによ
り、カメラにおけるような被写界深度強調(3次元もど
き効果)が得られる。
【0153】演算子の例2:(背景を暗くする) 奥行きレイヤ1;z0(原点位置)≦z≦z1のとき、
T1=1 奥行きレイヤ2;上記以外のzにつき、T2=m(1以
下の一定値、例えばT2=2/3) 本例は、レイヤ2に属する画像、例えば背景部分だけを
暗くすることにより、レイヤ1に属する画像のハイライ
ト効果を実現する。
【0154】演算子の例3:(遠距離背景を徐々に暗く
する) 奥行きレイヤ1;z0(原点位置)≦z≦z1のとき、
T1=1 奥行きレイヤ2;z1<z≦z2のとき、T2=1/
(1+m2*(z−z1)) 奥行きレイヤ3;z2<zのとき、T2=1/(1+m
3*(z−z1)) 本例は、レイヤ2と3に属する画像を徐々に暗くするこ
とにより、レイヤ1に属する画像のハイライト効果を実
現する。
【0155】演算子の例4:(背景の高輝度部分を圧縮
する。図4参照) 奥行きレイヤ1;z0(原点位置)≦z≦z1のとき、
T1=1 奥行きレイヤ2;上記以外のzにつき、T2が撮像信号
レベルに対し非線形処理(ニー補正など)を施す。 非線形処理に係る変数や定数または関数は、LUT(ル
ックアップテーブル)等で、たとえば折れ線近似として
提供される。本例は、レイヤ2の高輝度部分を圧縮する
効果を実現する。
【0156】図5は、複数のレイヤに分割した場合の説
明図である。同図に示されるように、しきい値をz1、
z2として、奥行き値zが原点z0からz1まではレイ
ヤ1に属し、演算子T1が適用される。奥行き値zがz
1からz2まではレイヤ2に属し、演算子T2が適用さ
れる。奥行き値zがz2以上はレイヤ3に属し、演算子
T3が適用される。
【0157】つぎに、前処理手段を備えた画像編成装置
の実施形態につき、前記と同じく図2に基づき説明す
る。また図6はクロストーク成分の発生の説明図であ
り、図7および図8は本実施形態の原理の説明図であ
る。
【0158】演算子T2が畳み込み積分の場合、撮像信
号Sに演算子T2を掛けると、被写体のイメージIоb
jと背景のイメージIbg1、Ibg2の境界部分で畳
み込み積分により両者が混合される。その結果、演算が
施された信号S*T2において背景に被写体の一部分が
雑音として加算され、図6に示されるクロストーク成分
が発生する。
【0159】このクロストーク成分による影響を排除す
るために、本実施形態は図7に示されるように、撮像信
号S中の被写体のイメージIоbjの境界部分S01と
S02を、それぞれ隣接する背景のイメージIbg1、
Ibg2で置換する。このように置換補正を加えた撮像
信号Sbに対し演算子T2を掛けると、演算が施された
信号Sb*T2の背景のイメージIbg1’、Ibg
2’は被写体内へ延伸し、クロストーク成分の発生位置
が移動して、その影響を排除できる。
【0160】上記のように本実施形態は、演算子T2に
よる処理に先だって、撮像信号Sに前処理を施し、撮像
信号Sの一部分を置換補正する。図8は、このような置
換補正の例として、水平方向前値補正の操作の具体例を
示す。同図に基づき、水平方向前値補正の操作の説明す
ると、撮像信号Sがijマトリクスで構成されている場
合、S01(i=0、j=1以下同様)、S11、S2
1、S31、S02、S12、S03はレイヤ2に属す
るピクセルであり、一方、S22(i=2、j=2)、
S32(i=3、j=2)、S13(i=1、j=
3)、S23(i=2、j=3)、S33はレイヤ1に
属するピクセルである。
【0161】水平方向前値補正は、レイヤ2の領域に隣
接するレイヤ1の境界と近傍を、水平方向に隣接するレ
イヤ2の値で置き換える。S22(i=2、j=2)
を、S12(i=1、j=2)で置き換え、S32(i
=3、j=2)を、i=2及びj=2の値で置き換え
る。S32(i=3、j=2)は結局、S12(i=
1、j=2)で置き換わる。
【0162】同様に、S13(i=1、j=3)をS0
3(i=0、j=3)で置き換え、S23(i=2、j
=3)を、i=1及びj=3の値で置き換える。S23
(i=2、j=3)は結局、S03(i=0、j=3)
で置き換わる。このように操作することで、被写体の値
が背景に雑音として混入するのを防ぐことができる。
【0163】また、置換補正には以下の各方法が適用可
能である。 1.水平前値補正(前記) 2.垂直前値補正 3.水平予測補正 4.垂直予測補正 5.水平鏡面対称補正 6.垂直鏡面対称補正 7.水平処理には水平補正、垂直処理には垂直補正を適
用する補正
【0164】上記の前処理を実行する前処理手段Pr
は、図2に示されるように、第2演算手段T2の前段に
おかれ、その出力は第2演算手段T2へ供給される。そ
の他の構成は、前記実施形態におけると同様である。
【0165】さらに、上記の置換補正を実行する手段
を、図2において第2演算手段T2とスイッチSWの間
に設ける構成も可能である。これは、畳み込み積分など
の演算を施した後に、境界近傍の雑音を除去するために
上記の置換を行うものである。すなわち、画像信号に演
算子を掛けると、生成された画像信号中でレイヤの境界
近傍にクロストークによる雑音が載るから、この雑音が
載った部分を雑音が載っていない近傍の部分と置き換え
るようにする。
【0166】図9は、本発明に係る画像記録再生装置の
一実施形態のブロック構成図である。本実施形態の画像
記録再生装置VP1は、画像編成手段VS1と、画像記
録手段12と、画像再生手段13とを必須構成要件とし
て備え、さらに奥行き距離検出手段10と、撮像手段1
1とを備える。
【0167】奥行き距離検出手段10は、前述した公知
の奥行き距離検出機構を具備し、ビットマップ形式の奥
行き信号z(x、y)を画像編成手段VS1へ出力す
る。
【0168】撮像手段11は、いずれも不図示の、光学
系により電子撮像素子に結像し光電変換された被写体像
に公知のデジタル変換を行い、この変換された電子画像
をビットマップ形式の撮像信号S(x、y)として画像
編成手段VS1へ出力する。
【0169】画像編成手段VS1の構成は前記実施形態
における画像編成手段VS1と同様である。画像編成手
段VS1の出力は画像記録手段12と、画像再生手段1
3のうちの少なくとも一方へ供給される。
【0170】画像記録手段12は、画像信号を書込・読
出しするための磁気式記録メディアまたは光学式記録メ
ディアへの書込・読出部(書込・読出ヘッドおよびヘッ
ド駆動回路など)および駆動部(回転機構など)と、書
込・読出のために画像信号を処理(データ・フォーメー
ション)する処理部を具備する。記録メディアは具体的
には、CD+RAMに代表されるCD系、MDに代表さ
れる光磁気ディスク系をはじめ、光記録型ディスク、さ
らに磁気記録系としてFDや、RHD(リムーバブル・
ハードディスク)などが適用される。
【0171】画像再生手段13は、画像を画面上に表示
するための、ディスプレイ装置やモニタ装置やプロジェ
クタ装置か、プリンタやプロッタおよび、これら画像表
示器または画像印刷手段を駆動するための画像信号増幅
回路やバッファや画像信号出力インタフェースを備え
る。
【0172】画像記録再生装置VP1の動作を説明する
と、撮像開始にともない、奥行き距離検出手段10が被
写体の奥行き距離を測定し、奥行き信号z(x、y)を
として画像編成手段VS1へ出力する。一方、撮像手段
11は撮像した電子画像を撮像信号S(x、y)として
画像編成手段VS1へ出力する。
【0173】画像編成手段VS1は、奥行き信号z
(x、y)に基づき、撮像信号S(x、y)に修飾を施
し、修飾された画像信号S’(x、y)を画像再生手段
13へ送り、画面表示させる。
【0174】あるいは画像編成手段VS1は、修飾され
た画像信号S’(x、y)を画像記録手段12へ送り、
画像記録手段12の備える記録メディアに読出し自在に
記録させる。
【0175】なお画像記録手段12から読出した画像信
号S’(x、y)を、画像編成手段VS1を経由して、
或いは画像編成手段VS1を経由することなく直接、画
像再生手段13へ画面表示させることも可能である。
【0176】さらに、前記において画像編成手段VS1
と画像記録手段12を必須構成要件として少なくとも具
備した、画像記録装置も実施可能である。この画像記録
装置の機能と動作は前記画像記録再生装置VP1の画像
記録に関わる部分の機能と動作に準ずる。
【0177】さらに、前記において画像編成手段VS1
と画像再生手段13を必須構成要件として少なくとも具
備した、画像再生装置も実施可能である。この画像再生
装置の機能と動作は前記画像記録再生装置VP1の画像
再生に関わる部分の機能と動作に準ずるものとなる。
【0178】さらに、前記において奥行き距離検出手段
10と撮像手段11と画像編成手段VS1と、さらに画
像記録手段12または画像再生手段13の少なくとも一
方を必須構成要件として備えた、撮像装置も実施可能で
ある。
【0179】次に、図10は、本発明に係る画像記録再
生装置の別の実施形態のブロック構成図である。本実施
形態の画像記録再生装置VP2は、データ形式変換手段
18と、画像編成手段VS1と、画像記録手段12と、
画像再生手段13とを必須構成要件として備える。
【0180】データ形式変換手段18は、外付けの奥行
き距離検出手段10および撮像手段11から信号伝送系
16を介して送付される、例えば圧縮データ信号などビ
ットマップ形式でない奥行き信号Az(x、y)と撮像
信号AS(x、y)を受け、これら信号に伸長・復調処
理を施してビットマップ形式の奥行き信号z(x、y)
と撮像信号S(x、y)にデータ変換し、画像編成手段
VS1へ送付する。以降の機能と動作は前記画像記録再
生装置VP1に準ずるものとなる。
【0181】この構成によれば、外付けの奥行き距離検
出手段10および撮像手段11として機能するカメラヘ
ッドがビットマップ形式でない圧縮データフォーマット
で信号を伝送する場合でも、画像編成手段VS1に適合
可能なビットマップ形式の信号に変換することができ
る。
【0182】ところで、上記の奥行き信号z(x、y)
および画像信号S(x、y)の記録・再生において、記
録上の処理効率向上と記録領域の削減、または再生上の
処理効率向上を図るべく、本発明においては記録データ
の構造に工夫を加えている。以下、本発明における記録
データの構造を、当該データが記録される記録媒体の実
施形態として説明する。
【0183】図11は、本発明に係るデータが記録され
たコンピュータが読み取り可能な記録媒体の一実施形態
の、記録データの構造図であり、データの論理的構成が
示されている。
【0184】画面がビットマップ構成であれば、ピクセ
ルは通常、x方向とy方向にラインをなして配列され、
このラインに沿って様々なレイヤ(奥行値)に属するピ
クセルが順に並ぶ。したがって再生時には、各ラインを
掃引するようにサーチして各ピクセルの奥行値zを順次
読出して所定のレイヤに属するかを確認し、レイヤに属
することが確認されたピクセルのみを順に抽出する処理
がなされる。したがって、この抽出処理はレイヤの数だ
け反復実行されることになるが、これは効率上得策とは
いえない。
【0185】そこで本実施形態に係るデータが記録され
たコンピュータが読み取り可能な記録媒体MeD1に
は、レイヤL1〜Lnの各々に対応して作成されたファ
イルF1〜Fnが記録され、これらファイルF1〜Fn
領域に、各レイヤに属するピクセルのデータが所定の順
序で順次記録される。さらに、これらファイルF1〜F
nに対応する誘導ファイルGFが記録され、さらにこの
誘導ファイルGFに、各レイヤL1〜Lnの各範囲を示
すデータと、各レイヤLiごとにポインタpiが対応し
て記録されている。ここで各ポインタpiは、前記各フ
ァイルFiの先頭アドレス(エントリ・ポイントEi)
を指す構造を有している。
【0186】レイヤL1〜Lnの各々に対応するファイ
ルF1〜Fnの作成は、データを記録する際のデータ・
フォーメーションの段階で為されるものであり、再生時
の効率向上を目的としている。
【0187】上記の記録データがコンピュータにより読
み取り処理される際に、どのように利用されるかを以下
に説明する。或るレイヤLkに属する画像信号を一括し
て処理する場合に、誘導ファイルGFを参照して、当該
レイヤLkに対応して記録されたポインタpkを読出
し、このポインタpkが示すエントリ・ポイントEkへ
飛ぶことにより、対応するファイルFkへ直ちにエント
リすることができ、ファイルF1〜Fnのサーチが効率
化される。
【0188】さらに、複数のフレーム画像から構成され
る場合に、所望のフレームの削除、または追加がなされ
ると、各ファイルF1〜Fnそれぞれ内のピクセルデー
タの削除、追加がなされ、よって各ファイルF1〜Fn
の容量に変更がある場合や、あるいはハードディスクで
常時実行されるダイナミック・アロケーションがなされ
て各ファイルF1〜Fnの配列に変更が発生する場合で
あっても、エントリ・ポイントのみを管理すればよく、
この結果システム管理が容易になる。
【0189】このように、本実施形態の記録媒体MeD
1は、データフォーメーションの段階で分離してデータ
編成し、記録するとともに、ファイルのアクセスポイン
トの管理をポインタにより行うものである。
【0190】この記録媒体MeD1は、DVD+RAM
等のDVD系、CD系、MDなど光磁気記録系をはじ
め、フレキシブル磁気ディスク媒体やリムーバブル磁気
ディスク媒体、さらにメモリスティック等のデータキャ
リア装置として実施可能である。
【0191】図12は、本発明に係るデータが記録され
たコンピュータが読み取り可能な記録媒体の他の実施形
態のデータ構造の説明図である。動画など、連続した複
数のフレーム画像から成る画像信号を記録する場合、隣
接するフレーム画像間で例えば背景などに変化がない場
合は、この変化のない部分をスキップさせると処理効率
が向上する。
【0192】そこで本実施形態では、各フレーム画像に
つき、ライン毎に、または複数のラインを纏めたブロッ
ク毎に、スキップするか否かを示すスキップ・フラグを
データ内に記録するようにする。
【0193】図12に示されるように、本実施形態に係
るデータが記録されたコンピュータが読み取り可能な記
録媒体MeD2には、各フレーム画像毎に、フレーム番
号F#、ライン番号L#、スキップ・フラグSf(1ビ
ット)、当該ラインを構成する第1ピクセルの奥行値
z、第1ピクセルの画像データ(R:8ビット、G:8
ビット、B:8ビット)、第2ピクセルの奥行値z、第
2ピクセルの画像データ、‥‥が、この順に並ぶフレー
ムデータとして記録されている。
【0194】あるフレーム画像の所定のラインと、一つ
前のフレーム画像の同じラインの画像が、変化が発生せ
ず同一か、または変化が生じて異なる画像となっている
かの判定は、二つのフレームデータ中の同一ラインのデ
ータを比較対照することで実行できる。したがって、本
実施形態ではデータの記録時にこの比較対照を行い、比
較結果をスキップ・フラグSfに書き込むようにする。
【0195】すなわち、着目するラインに変化がなけれ
ば、スキップ・フラグSfに「0」を入れ、また変化が
あれば、スキップ・フラグSfに「1」を立てる。
【0196】このように記録しておくことにより、再生
時にスキップ・フラグSfをみて「0」であれば、一つ
前のフレーム画像の同じラインと同一であるから、ビデ
オフレームメモリ(VRAM)上に展開されている当該
ラインのデータを更新する必要がない。従って、このラ
インの処理を全部スキップして次のラインの処理へ直ち
に移ることができ、処理時間を短縮できる。
【0197】さらに、複数のラインをまとめたブロック
単位でスキップ情報を記録する構成も有効である。この
場合のデータ構造は、ブロック番号B#、スキップ・フ
ラグSf(1ビット)、フレーム番号F#、ライン番号
L#、第1ピクセルの奥行値zおよび画像データ、第2
ピクセルの奥行値zおよび画像データ、‥‥、ライン番
号L#、第1ピクセルの奥行値zおよび画像データ、第
2ピクセルの奥行値zおよび画像データ、‥‥の順に並
ぶ。
【0198】このブロックに変化がなければ、スキップ
・フラグSfに「0」が入る。また変化があれば、スキ
ップ・フラグSfに「1」が立つ。これにより、再生時
にスキップ・フラグSfをみて「0」であれば、このブ
ロックの処理を全部スキップして次のブロックの処理へ
直ちに移ることができ、処理時間をさらに短縮すること
ができる。
【0199】上記に加え、さらに有効な構成として、ブ
ロック単位でスキップ情報を記録するとともに、さらに
各ライン単位でもスキップ情報を記録するようにする。
この場合のデータ構造は、ブロック番号B#、ブロック
・スキップ・フラグSfB(1ビット)、フレーム番号
F#、ライン番号L#、ライン・スキップ・フラグSf
L(1ビット)、第1ピクセルの奥行値zおよび画像デ
ータ、第2ピクセルの奥行値zおよび画像データ、‥
‥、ライン番号L#、ライン・スキップ・フラグSfL
(1ビット)、第1ピクセルの奥行値zおよび画像デー
タ、第2ピクセルの奥行値zおよび画像データ、‥‥の
順に並ぶ。
【0200】このブロックに変化がなければ、ブロック
・スキップ・フラグSfBに「0」が入る。また変化が
あれば、ブロック・スキップ・フラグSfBに「1」が
立つ。これにより、再生時にブロック・スキップ・フラ
グSfBをみて「0」であれば、このブロックの処理を
全部スキップして次のブロックの処理へ直ちに移ること
ができ、処理時間をさらに短縮することができる。
【0201】一方、ブロック・スキップ・フラグSfB
に「1」が立っている場合は、引き続きライン・スキッ
プ・フラグSfLを検査する。そしてライン・スキップ
・フラグSfLに「0」が立っているラインはスキップ
し、「1」が立っているラインのみ、ビデオフレームメ
モリ上に展開されている当該ラインのデータを更新す
る。
【0202】このように、スキップ・フラグを二段構え
で設けることにより、画像更新の処理時間をさらに短縮
することができる。
【0203】この記録媒体MeD2は、DVD+RAM
等のDVD系や、CD系、MDなど光磁気記録系をはじ
め、フレキシブル磁気ディスク媒体やリムーバブル磁気
ディスク媒体、さらにメモリスティック等のデータキャ
リア装置として実施可能である。
【0204】図13は、本発明に係る画像編成装置の他
の実施形態のブロック構成図である。同図に示される、
本発明に係る画像編成装置VS2は、異なるレイヤ毎に
掛けられる演算子の変化を穏やかなものとし、境界部で
の繋ぎを滑らかにするために加重処理を行うことを骨子
とする。なお図中で前記実施形態の画像編成装置と同じ
部分には同一符号を付けて説明は省略される。
【0205】画像編成装置VS2は、画像信号S(x、
y)がそれぞれ入力される第1演算手段T1と、第2演
算手段T2と、加重データR(z)が格納されているメ
モリDrと、奥行き信号z(x、y)を受けて該当する
加重データR(z)をメモリDrから読出し、加重値R
(z)および加重値(1−R(z))を発生させて2基
の乗算器へ夫々出力する加重信号発生手段Wgと、第1
演算手段T1からの出力に加重値R(z)を乗じる乗算
器Mpy1と、第2演算手段T2からの出力に加重値
(1−R(z))を乗じる乗算器Mpy2と、乗算器M
py1および乗算器Mpy2の出力信号を加算する加算
器Addを備える。
【0206】撮像対象には、原点Oにある撮像位置また
は基準位置からの奥行き距離、すなわち奥行き値をzと
して、被写体OBJ(図中で黒丸、または点線による丸
で示される)がzth1とzth2間に位置し、一方、
背景BGがzbに位置している。
【0207】ここで、加重データR(z)は、1を超え
ることがない正の値であり、被写体OBJが存在する位
置zth1とzth2間の値(図中、r1〜r2)は
1、位置zth2から背景BGが位置するzbに向かい
(図中、r2〜rb)徐々に減少し、位置zb(図中、
rb)で0となる。また、位置zth1から撮像位置に
向かい(図中、r1〜r0)徐々に減少するが、撮像位
置において0より大である。
【0208】したがって、加重値R(z)は、被写体O
BJが存在する位置では1となり、背景BGが存在する
位置では0となる。さらに、それ以外の位置では緩やか
に変化する。同様に、加重値(1−R(z))は、被写
体OBJが存在する位置では0となり、背景BGが存在
する位置では1となる。さらに、それ以外の位置では緩
やかに、但し加重値R(z)とは逆の変化をする。
【0209】第1演算手段T1は第1演算子として画像
信号S(x、y)に作用し、このように演算を施した信
号S(x、y)*T1を出力する。ここでT1は、前記
実施形態同様に「1」を掛ける処理を施すものとする。
【0210】第2演算手段T2は第2演算子として画像
信号S(x、y)に作用し、演算を施した信号S(x、
y)*T2を出力する。ここでT2は、画像信号S
(x、y)に一様に、 T2=((1+h〈−1〉)(1+v〈−1〉))**
2n/16 h〈−1〉は水平方向の1画素遅延 v〈−1〉は垂直方向の1画素遅延 に示されるように畳み込み演算を施して、「ぼかし」を
施し出力する。
【0211】つぎに動作を説明する。画像信号S(x、
y)が第1演算手段T1へ入力されると、被写体OBJ
のイメージIоbjおよび背景BGのイメージIbgの
両方に一様に、第1演算が施され、S(x、y)*T1
が出力される。前述のように第1演算手段T1は「1を
掛ける」作用をするから、S(x、y)がそのまま出力
される。
【0212】この出力は乗算器Mpy1において加重値
R(z)が乗じられる。乗算結果は、加重値R(z)が
1であるイメージIоbjはそのまま現れ、加重値R
(z)が0であるイメージIbgは現れない。また途中
の画像のイメージは、背景BGに近付くにつれ、強度が
徐々に低下する。
【0213】一方、画像信号S(x、y)が第2演算手
段T2へ入力されると、被写体OBJのイメージIоb
jおよび背景BGのイメージIbgの両方に一様に、第
2演算が施され、S(x、y)*T2が出力される。前
述のように第2演算手段T2は「ぼかし」作用をするか
ら、イメージIоbjおよびイメージIbgともに「ぼ
かし」が施されたイメージIоbj’およびイメージI
bg’として出力される。
【0214】この出力は乗算器Mpy2において加重値
(1−R(z))が乗じられる。乗算結果は、加重値
(1−R(z))が1であるイメージIbg’はそのま
ま現れ、加重値(1−R(z))が0であるイメージI
оbj’は現れない。また途中の画像のイメージは、被
写体OBJに近付くにつれ、強度が徐々に低下する。
【0215】ついで乗算器Mpy1および乗算器Mpy
2の出力信号が加算器Addで加算され、出力信号P
(x、y)となる。出力信号P(x、y)には、被写体
OBJのイメージIоbjが原像のまま鮮明に現れ、そ
の他の部分のうち、背景BGは「ぼかし」が施されたイ
メージIbg’として現れる。また被写体OBJと背景
BGとの間に位置する像については、原像のイメージと
「ぼかし」が施されたイメージが加重値に基づき混合さ
れたイメージIbg’’として現れることになる。
【0216】このように、本実施形態によれば、加重処
理によって境界部での繋ぎを滑らかにすることができ
る。
【0217】以上、詳説したように、本発明によれば様
々な利点を実現することができる。とりわけ、以下のよ
うな利点が得られる。 1.2次元画像に画素毎の奥行きに応じた映像効果を与
えることができ、所謂3次元もどき映像効果が得られ
る。 2.背景を意図的にぼかして、被写体を選択的に浮き立
たせる効果が得られる。この結果、撮影条件(絞りを左
右する要素)に無関係にぼかしの効果の強弱を選択でき
る。 3.背景を意図的に暗くして、被写体を選択的に浮き立
たせる効果を実現する。 4.小型サイズの撮像素子を用いると被写界深度が深く
なりすぎるために、好ましい「ぼかし」効果を得るのが
困難であるという問題を解決できる。
【0218】
【発明の効果】本発明に係る画像編成方法は、各画素の
奥行き方向の距離に応じて夫々異なる演算を各画素信号
に施すものであるから、奥行き方向の距離に応じて異な
る画像特性を有する画像を編成することができる。
【0219】或いは本発明に係る画像編成方法は、原画
像信号と、この原画像信号に一様にそれぞれ異なる演算
を施して得た少なくとも一つの導出画像信号とを使い、
各画素の奥行き方向の距離に応じて画素毎に、原画像信
号または各導出画像信号を切り分けて各画素を更新し、
更新画素から合成画像を編成するから、切り分けられた
夫々の画像特性を有する画像部分からなる合成画像を得
ることができる。
【0220】本発明に係る画像編成装置は、演算手段が
各画素の奥行き方向の距離に応じて夫々異なる演算を各
画素信号に施すものであるから、奥行き方向の距離に応
じて異なる画像特性を有する画像を編成することができ
る。
【0221】或いは本発明に係る画像編成装置は、原画
像信号と、演算手段がこの原画像信号に一様にそれぞれ
異なる演算を施すことで得られた少なくとも一つの導出
画像信号とを使い、各画素の奥行き方向の距離に応じて
画素毎に、原画像信号または各導出画像信号を切り分け
て各画素を更新し、更新画素から合成画像を編成するも
のであるから、切り分けられた夫々の画像特性を有する
画像部分からなる合成画像を得ることができる。
【0222】本発明に係る画像記録装置は、演算手段が
各画素の奥行き方向の距離に応じて夫々異なる演算を各
画素信号に施すことにより、奥行き方向の距離に応じて
異なる画像特性を有する画像を編成でき、且つこれを画
像記録手段によって記録メディアへ記録することができ
る。
【0223】或いは本発明に係る画像記録装置は、原画
像信号と、演算手段がこの原画像信号に一様にそれぞれ
異なる演算を施すことで得られた少なくとも一つの導出
画像信号とを使い、各画素の奥行き方向の距離に応じて
画素毎に、原画像信号または各導出画像信号を切り分け
て各画素を更新し、更新画素から合成画像を編成するも
のであるから、切り分けられた夫々の画像特性を有する
画像部分からなる合成画像を得ることができ、且つこれ
を画像記録手段によって記録メディアへ記録することが
できる。
【0224】本発明に係る画像再生装置は、演算手段が
各画素の奥行き方向の距離に応じて夫々異なる演算を各
画素信号に施すことにより、奥行き方向の距離に応じて
異なる画像特性を有する画像を編成でき、且つこれを画
像再生手段によって再生することができる。
【0225】或いは本発明に係る画像再生装置は、原画
像信号と、演算手段がこの原画像信号に一様にそれぞれ
異なる演算を施すことで得られた少なくとも一つの導出
画像信号とを使い、各画素の奥行き方向の距離に応じて
画素毎に、原画像信号または各導出画像信号を切り分け
て各画素を更新し、更新画素から合成画像を編成するも
のであるから、切り分けられた夫々の画像特性を有する
画像部分からなる合成画像を得ることができ、且つこれ
を画像再生手段によって再生することができる。
【0226】本発明に係る画像記録再生装置は、演算手
段が各画素の奥行き方向の距離に応じて夫々異なる演算
を各画素信号に施すことにより、奥行き方向の距離に応
じて異なる画像特性を有する画像を編成でき、且つこれ
を画像記録手段によって記録するか、または画像再生手
段によって再生するかの少なくとも何れかを実行するこ
とができる。
【0227】或いは本発明に係る画像記録再生装置は、
原画像信号と、演算手段がこの原画像信号に一様にそれ
ぞれ異なる演算を施すことで得られた少なくとも一つの
導出画像信号とを使い、各画素の奥行き方向の距離に応
じて画素毎に、原画像信号または各導出画像信号を切り
分けて各画素を更新し、更新画素から合成画像を編成す
るものであるから、切り分けられた夫々の画像特性を有
する画像部分からなる合成画像を得ることができ、且つ
これを画像記録手段によって記録するか、または画像再
生手段によって再生するかの少なくとも何れかを実行す
ることができる。
【0228】本発明に係る撮像装置は、少なくとも被写
体の奥行き方向の距離の測定手段と、各画素の奥行き値
に応じて夫々異なる演算を各画素信号に施す演算手段
と、を備えるものであるから、被写体の画素信号および
各画素の奥行き値を得て、さらに演算手段が各画素の奥
行き値に基づいた演算をすることで、奥行き方向の距離
に応じて異なる画像特性を有する画像を得ることができ
る。
【0229】あるいは、本発明に係る撮像装置は、少な
くとも被写体の奥行き方向の距離の測定手段と、原画像
信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して少なくとも
一つの導出画像信号とする演算手段と、原画像信号およ
び導出画像信号に基づき各画素の奥行き値に応じてこれ
ら原画像信号または前記各導出画像信号を切り分け、各
画素を更新する手段と、更新画素から合成画像を形成さ
せる手段を備えるから、被写体の画素信号および各画素
の奥行き値を得て、原画像信号に一様に演算を施した、
一様に変更された画像特性を有する少なくとも一つの導
出画像信号と、もとの画像特性を有する原画像信号とを
各画素毎に切り分けることで、元の各画素を更新し、よ
って切り分けた夫々の画像特性を有する画像部分から合
成画像をつくることができる。
【0230】本発明に係るデータが記録されたコンピュ
ータが読み取り可能な記録媒体は、奥行き距離で分割し
た複数のレイヤの各々に対応する複数のファイルを記録
し、且つファイルの各領域に、対応する各レイヤに属す
る画像信号データを所定順序で記録し、さらに各レイヤ
ごとのポインタを含む誘導ファイルを記録し、これら各
ポインタは、各ファイルの先頭アドレスを指す構造であ
るから、ポインタにより所望のファイル領域へ迅速に移
動ができる。またポインタによって各ファイルの更新管
理が容易になる。
【0231】或いは、本発明に係るデータが記録された
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、複数のフレ
ーム画像のフレームデータとしてフレーム番号と、ライ
ン番号と、スキップ・フラグと、このラインを構成する
各ピクセルのデータをこの順に記録し、一つ前のフレー
ム画像の同一ラインを構成する各ピクセルのデータが同
一で変化がない場合にスキップ・フラグに所定の値を記
録するものであるから、スキップ・フラグの値をみるこ
とによって、このラインの各ピクセルのデータ上の変化
の有無を瞬時に確認でき、各ピクセルのデータをアクセ
スして比較対照する必要がなくなり処理効率が向上す
る。
【0232】或いは、本発明に係るデータが記録された
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、複数のフレ
ーム画像のフレームデータとして、所定数のラインをま
とめたブロックの番号と、スキップ・フラグと、フレー
ム番号と、ライン番号と、このラインを構成する各ピク
セルのデータをこの順に記録し、一つ前のフレーム画像
の同一ブロックを構成する各ラインのデータが同一で変
化がない場合にスキップ・フラグに所定の値を記録する
ものであるから、スキップ・フラグの値をみることによ
って、このブロック内の各ラインの各ピクセルデータ上
の変化の有無を瞬時に確認でき、ブロック内の各ライン
の各ピクセルのデータをアクセスして比較対照する必要
がなくなり、処理効率が向上する。
【0233】或いは、本発明に係るデータが記録された
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、複数のフレ
ーム画像のフレームデータとして、所定数のラインをま
とめたブロックの番号と、ブロック・スキップ・フラグ
と、フレーム番号と、ライン番号と、ライン・スキップ
・フラグと、当該ラインを構成する各ピクセルのデータ
をこの順に記録し、一つ前のフレーム画像の同一ブロッ
クを構成するデータが同一で変化がない場合にブロック
・スキップ・フラグに所定の値を記録し、且つ、或るブ
ロックを構成するラインのデータが同一で変化がない場
合にライン・スキップ・フラグに所定の値を記録する。
【0234】したがって、ブロック・スキップ・フラグ
の値によってこのブロック内の各ラインの各ピクセルの
データ上の変化の有無を瞬時に確認でき、ブロック内の
各ラインの各ピクセルのデータをアクセスして比較対照
する過程を省略できる。さらに、ブロック・スキップ・
フラグの値によってこのブロック内の各ラインの何れか
のピクセルデータに変化があると、ライン・スキップ・
フラグの値を参照することによって、そのピクセルが存
するラインを直ちに特定でき、ピクセルのデータをアク
セスして比較対照する回数を大幅に削減できる。よって
処理効率がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像編成方法の一実施形態のブロ
ック構成図である。
【図2】本発明に係る画像編成装置の一実施形態のブロ
ック構成図である。
【図3】本発明において適用される演算子の例の説明図
である。
【図4】本発明において適用される演算子の他の例の説
明図である。
【図5】本発明におけるレイヤの概念の説明図である。
【図6】画像信号の演算処理で発生するクロストーク成
分の説明図である。
【図7】本発明における画像信号の前処理の説明図であ
る。
【図8】本発明における画像信号の水平方向前値補正処
理の説明図である。
【図9】本発明に係る画像記録再生装置の一実施形態の
ブロック構成図である。
【図10】本発明に係る画像記録再生装置の他の実施形
態のブロック構成図である。
【図11】本発明に係るデータが記録されたコンピュー
タが読み取り可能な記録媒体の一実施形態におけるデー
タの論理構造の説明図である。
【図12】本発明に係るデータが記録されたコンピュー
タが読み取り可能な記録媒体の他の実施形態におけるデ
ータの論理構造の説明図である。
【図13】本発明に係る画像編成装置の他の実施形態の
ブロック構成図である。
【符号の説明】
OBJ……被写体、BG……背景、O……原点、z……
奥行、za……奥行き値、zb……奥行き値、dpth
……奥行き計測操作、img……撮像操作、z(x、
y)……奥行き情報、T……信号処理、T1……信号処
理、T2……信号処理、S(x、y)……撮像信号、I
оbj……被写体イメージ、Ibg……背景イメージ、
P(x、y)……出力信号、Ibg’……「ぼかし」が
施された背景イメージ

Claims (244)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素
    信号から成る画像信号を編成する画像編成方法であっ
    て、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施すことを
    特徴とする画像編成方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成す
    る画像編成方法であって、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つの導出画像信号と、に基づ
    き、前記各画素の奥行き距離に応じて画素毎に、前記原
    画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分
    けることにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素
    に基づいて合成画像を形成させることを特徴とする画像
    編成方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素
    信号から成る画像信号を編成する画像編成方法であっ
    て、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 各画素を夫々の奥行き距離に基づき前記各レイヤに分類
    し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤにに属する前記各画素を表示する信
    号に施すことを特徴とする画像編成方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成す
    る画像編成方法であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算を設定し、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの導出画像信号
    と、に基づき、前記画素毎に前記原画像信号または前記
    各導出画像信号のいずれかを切り分けることにより、い
    ずれか一つの当該画像信号の各画素で合成画像を形成さ
    せることを特徴とする画像編成方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素
    信号から成る画像信号を編成する画像編成方法であっ
    て、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施すことを
    特徴とする画像編成方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成す
    る画像編成方法であって、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成されたビットマップ形式の少なくとも一つの導出画
    像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
    じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
    号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
    当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
    ことを特徴とする画像編成方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画素
    信号から成る画像信号を編成する画像編成方法であっ
    て、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに
    分類し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施すことを特徴とする画像編成方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも左右および上下方向に二次元
    配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成す
    る画像編成方法であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの種類のビット
    マップ形式の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に
    前記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを
    切り分けることにより、いずれか一つの当該画像信号の
    各画素で合成画像を形成させることを特徴とする画像編
    成方法。
  9. 【請求項9】 前記演算が、前記奥行き方向の距離によ
    ってパラメータが変化する畳み込み積分であることを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像編成方
    法。
  10. 【請求項10】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する非線形演算であることを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像編成方
    法。
  11. 【請求項11】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する線形演算であることを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像編成方法
  12. 【請求項12】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施すこ
    とを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載の画像
    編成方法。
  13. 【請求項13】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施すこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像編成方法。
  14. 【請求項14】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施すこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像編成方法。
  15. 【請求項15】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施すこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像編成方法。
  16. 【請求項16】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項12記載の画像編成方法。
  17. 【請求項17】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項13記載の画像編成方法。
  18. 【請求項18】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項14記載の画像編成方法。
  19. 【請求項19】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項15記載の画像編成方法。
  20. 【請求項20】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項12記載の画像編成方法。
  21. 【請求項21】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項13記載の画像編成方法。
  22. 【請求項22】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項14記載の画像編成方法。
  23. 【請求項23】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項15記載の画像編成方法。
  24. 【請求項24】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項12記載の画像編成方法。
  25. 【請求項25】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項13記載の画像編成方法。
  26. 【請求項26】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項14記載の画像編成方法。
  27. 【請求項27】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項15記載の画像編成方法。
  28. 【請求項28】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行うことを特徴とする請
    求項12記載の画像編成方法。
  29. 【請求項29】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行うことを特徴とする請
    求項13記載の画像編成方法。
  30. 【請求項30】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行うことを特徴とする請
    求項14記載の画像編成方法。
  31. 【請求項31】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行うことを特徴とする請
    求項15記載の画像編成方法。
  32. 【請求項32】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行することを特徴とする請求項12記載の画像編成
    方法。
  33. 【請求項33】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行することを特徴とする請求項13記載の画像編成
    方法。
  34. 【請求項34】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行することを特徴とする請求項14記載の画像編成
    方法。
  35. 【請求項35】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行することを特徴とする請求項15記載の画像編成
    方法。
  36. 【請求項36】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正することを特徴とする請求
    項3乃至8のいずれかに記載の画像編成方法。
  37. 【請求項37】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正することを特徴とする請求
    項9記載の画像編成方法。
  38. 【請求項38】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正することを特徴とする請求
    項10記載の画像編成方法。
  39. 【請求項39】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正することを特徴とする請求
    項11記載の画像編成方法。
  40. 【請求項40】 前記画像信号と奥行き距離が非ビット
    マップ形式の信号である場合に、ビットマップ形式に変
    換の後、前記演算を施すことを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の画像編成方法。
  41. 【請求項41】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を編成する画像編成装置であっ
    て、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す演算手
    段を備えることを特徴とする画像編成装置。
  42. 【請求項42】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像編成装置であって、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つの導出画像信号と、に基づ
    き、前記各画素の奥行き距離に応じて画素毎に、前記原
    画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分
    けることにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素
    に基づいて合成画像を形成させる手段を備えることを特
    徴とする画像編成装置。
  43. 【請求項43】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を編成する画像編成装置であっ
    て、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 各画素を夫々の奥行き距離に基づき前記各レイヤに分類
    し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段を備えることを特徴とする画像編成装置。
  44. 【請求項44】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像編成装置であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの導出画像信号
    と、に基づき、前記画素毎に前記原画像信号または前記
    各導出画像信号のいずれかを切り分けることにより、い
    ずれか一つの当該画像信号の各画素で合成画像を形成さ
    せる手段を備えることを特徴とする画像編成装置。
  45. 【請求項45】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を編成する画像編成装置であっ
    て、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記各画素の前記奥行き距離に基づき、当該距離に応じ
    て夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す手
    段を備えることを特徴とする画像編成装置。
  46. 【請求項46】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を編成する画像編成装置であっ
    て、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに
    分類し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段を備えることを特徴とする画像編成装置。
  47. 【請求項47】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像編成装置であって、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
    像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
    じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
    号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
    当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
    手段を備えることを特徴とする画像編成装置。
  48. 【請求項48】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像編成装置であって、奥行き方向の距離を分割し
    て複数のレイヤとし、当該各レイヤに適用される演算を
    それぞれ設定し、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの種類のビット
    マップ形式の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に
    前記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを
    切り分けることにより、いずれか一つの当該画像信号の
    各画素で合成画像を形成させる手段を備えることを特徴
    とする画像編成装置。
  49. 【請求項49】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する畳み込み積分であることを
    特徴とする請求項41乃至48のいずれかに記載の画像
    編成装置。
  50. 【請求項50】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する非線形演算であることを特
    徴とする請求項41乃至48のいずれかに記載の画像編
    成装置。
  51. 【請求項51】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する線形演算であることを特徴
    とする請求項41乃至48のいずれかに記載の画像編成
    装置
  52. 【請求項52】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項43乃至48のいず
    れかに記載の画像編成装置。
  53. 【請求項53】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項49記載の画像編成
    装置。
  54. 【請求項54】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項50記載の画像編成
    装置。
  55. 【請求項55】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項51記載の画像編成
    装置。
  56. 【請求項56】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項52記載の画像編成装置。
  57. 【請求項57】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項53記載の画像編成装置。
  58. 【請求項58】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項54記載の画像編成装置。
  59. 【請求項59】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項55記載の画像編成装置。
  60. 【請求項60】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項52記載の画像編成装置。
  61. 【請求項61】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項53記載の画像編成装置。
  62. 【請求項62】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項54記載の画像編成装置。
  63. 【請求項63】 前記置換が予測補正であることを特徴
    とする請求項55記載の画像編成装置。
  64. 【請求項64】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項52記載の画像編成装置。
  65. 【請求項65】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項53記載の画像編成装置。
  66. 【請求項66】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項54記載の画像編成装置。
  67. 【請求項67】 前記置換がミラー対称型補正であるこ
    とを特徴とする請求項55記載の画像編成装置。
  68. 【請求項68】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えることを
    特徴とする請求項52記載の画像編成装置。
  69. 【請求項69】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えることを
    特徴とする請求項53記載の画像編成装置。
  70. 【請求項70】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えることを
    特徴とする請求項14記載の画像編成装置。
  71. 【請求項71】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方向
    のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えることを
    特徴とする請求項55記載の画像編成装置。
  72. 【請求項72】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行する手段を備えることを特徴とする請求項52記
    載の画像編成装置。
  73. 【請求項73】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行する手段を備えることを特徴とする請求項53記
    載の画像編成装置。
  74. 【請求項74】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行する手段を備えることを特徴とする請求項54記
    載の画像編成装置。
  75. 【請求項75】 前記演算が水平方向の畳み込み積分で
    あれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が垂
    直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補正
    を実行する手段を備えることを特徴とする請求項55記
    載の画像編成装置。
  76. 【請求項76】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正する手段を備えることを特
    徴とする請求項43乃至48のいずれかに記載の画像編
    成装置。
  77. 【請求項77】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正する手段を備えることを特
    徴とする請求項49記載の画像編成装置。
  78. 【請求項78】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正する手段を備えることを特
    徴とする請求項50記載の画像編成装置。
  79. 【請求項79】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記演
    算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する異
    なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部分
    の画像信号によって置換補正する手段を備えることを特
    徴とする請求項51記載の画像編成装置。
  80. 【請求項80】 前記画像信号と奥行き距離が非ビット
    マップ形式の信号である場合に、ビットマップ形式に変
    換の後、前記演算を施す手段を備えることを特徴とする
    請求項41乃至48のいずれかに記載の画像編成装置。
  81. 【請求項81】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を記録する画像記録装置であっ
    て、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す演算手
    段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  82. 【請求項82】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像記録装置であって、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つの導出画像信号と、に基づ
    き、前記各画素の奥行き距離に応じて画素毎に、前記原
    画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分
    けることにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素
    に基づいて合成画像を形成させる手段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  83. 【請求項83】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を編成する画像記録装置であっ
    て、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 各画素を夫々の奥行き距離に基づき前記各レイヤに分類
    し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  84. 【請求項84】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像記録装置であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの導出画像信号
    と、に基づき、前記画素毎に前記原画像信号または前記
    各導出画像信号のいずれかを切り分けることにより、い
    ずれか一つの当該画像信号の各画素で合成画像を形成さ
    せる手段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  85. 【請求項85】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を編成する画像記録装置であっ
    て、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記各画素の前記奥行き距離に基づき、当該距離に応じ
    て夫々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す手
    段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  86. 【請求項86】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の画
    素信号から成る画像信号を編成する画像記録装置であっ
    て、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに
    分類し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  87. 【請求項87】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像記録装置であって、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
    像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
    じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
    号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
    当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
    手段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  88. 【請求項88】 少なくとも左右および上下方向に二次
    元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編成
    する画像記録装置であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの種類のビット
    マップ形式の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に
    前記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを
    切り分けることにより、いずれか一つの当該画像信号の
    各画素で合成画像を形成させる手段と、 画像信号を記録するメディアを具備する画像記録手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  89. 【請求項89】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する畳み込み積分であることを
    特徴とする請求項81乃至88のいずれかに記載の画像
    記録装置。
  90. 【請求項90】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する非線形演算であることを特
    徴とする請求項81乃至88のいずれかに記載の画像記
    録装置。
  91. 【請求項91】 前記演算が、前記奥行き方向の距離に
    よってパラメータが変化する線形演算であることを特徴
    とする請求項81乃至88のいずれかに記載の画像記録
    装置
  92. 【請求項92】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項83乃至88のいず
    れかに記載の画像記録装置。
  93. 【請求項93】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項89記載の画像記録
    装置。
  94. 【請求項94】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項90記載の画像記録
    装置。
  95. 【請求項95】 前記任意のレイヤの画像信号に前記演
    算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣接
    する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境
    界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す手
    段を備えることを特徴とする請求項91記載の画像記録
    装置。
  96. 【請求項96】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項92記載の画像記録装置。
  97. 【請求項97】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項93記載の画像記録装置。
  98. 【請求項98】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項94記載の画像記録装置。
  99. 【請求項99】 前記置換が前値補正であることを特徴
    とする請求項95記載の画像記録装置。
  100. 【請求項100】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項92記載の画像記録装置。
  101. 【請求項101】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項93記載の画像記録装置。
  102. 【請求項102】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項94記載の画像記録装置。
  103. 【請求項103】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項95記載の画像記録装置。
  104. 【請求項104】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項92記載の画像記録装置。
  105. 【請求項105】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項93記載の画像記録装置。
  106. 【請求項106】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項94記載の画像記録装置。
  107. 【請求項107】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項95記載の画像記録装置。
  108. 【請求項108】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項92記載の画像記録装置。
  109. 【請求項109】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項93記載の画像記録装置。
  110. 【請求項110】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項94記載の画像記録装置。
  111. 【請求項111】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項95記載の画像記録装置。
  112. 【請求項112】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項92
    記載の画像記録装置。
  113. 【請求項113】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項93
    記載の画像記録装置。
  114. 【請求項114】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項94
    記載の画像記録装置。
  115. 【請求項115】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項95
    記載の画像記録装置。
  116. 【請求項116】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項83乃至88のいずれかに記載の画像
    記録装置。
  117. 【請求項117】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項89記載の画像記録装置。
  118. 【請求項118】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項90記載の画像記録装置。
  119. 【請求項119】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項91記載の画像記録装置。
  120. 【請求項120】 前記画像信号と奥行き距離が非ビッ
    トマップ形式の信号である場合に、ビットマップ形式に
    変換の後、前記演算を施す手段を備えることを特徴とす
    る請求項81乃至88のいずれかに記載の画像記録装
    置。
  121. 【請求項121】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を再生する画像再生装置であ
    って、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す演算手
    段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  122. 【請求項122】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像再生装置であって、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つの導出画像信号と、に基づ
    き、前記各画素の奥行き距離に応じて画素毎に、前記原
    画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分
    けることにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素
    に基づいて合成画像を形成させる手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  123. 【請求項123】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を編成する画像再生装置であ
    って、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 各画素を夫々の奥行き距離に基づき前記各レイヤに分類
    し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  124. 【請求項124】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像再生装置であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの導出画像信号
    と、に基づき、前記画素毎に前記原画像信号または前記
    各導出画像信号のいずれかを切り分けることにより、い
    ずれか一つの当該画像信号の各画素で合成画像を形成さ
    せる手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  125. 【請求項125】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を編成する画像再生装置であ
    って、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す手段
    と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  126. 【請求項126】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を編成する画像再生装置であ
    って、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに
    分類し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  127. 【請求項127】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像再生装置であって、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
    像信号と、 に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応じて画素毎
    に、前記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれ
    かを切り分けることにより、いずれか一つの当該画像信
    号の各画素に基づいて合成画像を形成させる手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  128. 【請求項128】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像再生装置であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの種類のビット
    マップ形式の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に
    前記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを
    切り分けることにより、いずれか一つの当該画像信号の
    各画素で合成画像を形成させる手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  129. 【請求項129】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する畳み込み積分であること
    を特徴とする請求項121乃至128のいずれかに記載
    の画像再生装置。
  130. 【請求項130】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する非線形演算であることを
    特徴とする請求項121乃至128のいずれかに記載の
    画像再生装置。
  131. 【請求項131】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する線形演算であることを特
    徴とする請求項121乃至128のいずれかに記載の画
    像再生装置。
  132. 【請求項132】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項123乃至128
    のいずれかに記載の画像再生装置。
  133. 【請求項133】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項129記載の画像
    再生装置。
  134. 【請求項134】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項130記載の画像
    再生装置。
  135. 【請求項135】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項131記載の画像
    再生装置。
  136. 【請求項136】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項132記載の画像再生装置。
  137. 【請求項137】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項133記載の画像再生装置。
  138. 【請求項138】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項134記載の画像再生装置。
  139. 【請求項139】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項135記載の画像再生装置。
  140. 【請求項140】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項132記載の画像再生装置。
  141. 【請求項141】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項133記載の画像再生装置。
  142. 【請求項142】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項134記載の画像再生装置。
  143. 【請求項143】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項135記載の画像再生装置。
  144. 【請求項144】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項132記載の画像再生装置。
  145. 【請求項145】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項133記載の画像再生装置。
  146. 【請求項146】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項134記載の画像再生装置。
  147. 【請求項147】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項135記載の画像再生装置。
  148. 【請求項148】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項132記載の画像再生装置。
  149. 【請求項149】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項133記載の画像再生装置。
  150. 【請求項150】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項134記載の画像再生装置。
  151. 【請求項151】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項135記載の画像再生装置。
  152. 【請求項152】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項13
    2記載の画像再生装置。
  153. 【請求項153】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項13
    3記載の画像再生装置。
  154. 【請求項154】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項13
    4記載の画像再生装置。
  155. 【請求項155】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項13
    5記載の画像再生装置。
  156. 【請求項156】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項123乃至128のいずれかに記載の
    画像再生装置。
  157. 【請求項157】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項129記載の画像再生装置。
  158. 【請求項158】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項130記載の画像再生装置。
  159. 【請求項159】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項131記載の画像再生装置。
  160. 【請求項160】 前記画像信号と奥行き距離が非ビッ
    トマップ形式の信号である場合に、ビットマップ形式に
    変換の後、前記演算を施す手段を備えることを特徴とす
    る請求項121乃至128のいずれかに記載の画像再生
    装置。
  161. 【請求項161】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を記録再生する画像記録再生
    装置であって、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す演算手
    段と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  162. 【請求項162】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像記録再生装置であって、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つの導出画像信号と、に基づ
    き、前記各画素の奥行き距離に応じて画素毎に、前記原
    画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分
    けることにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素
    に基づいて合成画像を形成させる手段と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  163. 【請求項163】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を編成する画像記録再生装置
    であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 各画素を夫々の奥行き距離に基づき前記各レイヤに分類
    し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  164. 【請求項164】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像記録再生装置であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの導出画像信号
    と、に基づき、前記画素毎に前記原画像信号または前記
    各導出画像信号のいずれかを切り分けることにより、い
    ずれか一つの当該画像信号の各画素で合成画像を形成さ
    せる手段と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  165. 【請求項165】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を編成する画像記録再生装置
    であって、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記各画素の奥行き距離に基づき、当該距離に応じて夫
    々異なる演算を前記各画素を表示する信号に施す手段
    と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  166. 【請求項166】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素をそれぞれ表示する複数の
    画素信号から成る画像信号を編成する画像記録再生装置
    であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに
    分類し、 前記各レイヤ毎に、適用される演算を設定し、夫々の当
    該演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号
    に施す手段と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  167. 【請求項167】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像記録再生装置であって、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    形成された少なくとも一つのビットマップ形式の導出画
    像信号と、に基づき、前記各画素の前記奥行き距離に応
    じて画素毎に、前記原画像信号または前記各導出画像信
    号のいずれかを切り分けることにより、いずれか一つの
    当該画像信号の各画素に基づいて合成画像を形成させる
    手段と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  168. 【請求項168】 少なくとも左右および上下方向に二
    次元配列された複数の各画素を表示する原画像信号を編
    成する画像記録再生装置であって、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記各画素の少なくとも画像信号が、離散値で定義され
    るビットマップ形式であり、 前記原画像信号と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ前記設定された演算
    を施して形成された前記レイヤの数だけの種類のビット
    マップ形式の導出画像信号と、に基づき、前記画素毎に
    前記原画像信号または前記各導出画像信号のいずれかを
    切り分けることにより、いずれか一つの当該画像信号の
    各画素で合成画像を形成させる手段と、 画像信号を記録する画像記録手段と、 画像信号を再生する画像再生手段とを備えることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  169. 【請求項169】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する畳み込み積分であること
    を特徴とする請求項161乃至168のいずれかに記載
    の画像記録再生装置。
  170. 【請求項170】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する非線形演算であることを
    特徴とする請求項161乃至168のいずれかに記載の
    画像記録再生装置。
  171. 【請求項171】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する線形演算であることを特
    徴とする請求項161乃至168のいずれかに記載の画
    像記録再生装置
  172. 【請求項172】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項163乃至168
    のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  173. 【請求項173】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項169記載の画像
    記録再生装置。
  174. 【請求項174】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項170記載の画像
    記録再生装置。
  175. 【請求項175】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項171記載の画像
    記録再生装置。
  176. 【請求項176】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項172記載の画像記録再生装置。
  177. 【請求項177】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項173記載の画像記録再生装置。
  178. 【請求項178】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項174記載の画像記録再生装置。
  179. 【請求項179】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項175記載の画像記録再生装置。
  180. 【請求項180】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項172記載の画像記録再生装置。
  181. 【請求項181】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項173記載の画像記録再生装置。
  182. 【請求項182】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項174記載の画像記録再生装置。
  183. 【請求項183】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項175記載の画像記録再生装置。
  184. 【請求項184】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項172記載の画像記録再生装
    置。
  185. 【請求項185】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項173記載の画像記録再生装
    置。
  186. 【請求項186】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項174記載の画像記録再生装
    置。
  187. 【請求項187】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項175記載の画像記録再生装
    置。
  188. 【請求項188】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項172記載の画像記録再生装置。
  189. 【請求項189】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項173記載の画像記録再生装置。
  190. 【請求項190】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項174記載の画像記録再生装置。
  191. 【請求項191】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項175記載の画像記録再生装置。
  192. 【請求項192】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項17
    2記載の画像記録再生装置。
  193. 【請求項193】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項17
    3記載の画像記録再生装置。
  194. 【請求項194】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項17
    4記載の画像記録再生装置。
  195. 【請求項195】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項17
    5記載の画像記録再生装置。
  196. 【請求項196】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項163乃至168のいずれかに記載の
    画像記録再生装置。
  197. 【請求項197】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項169記載の画像記録再生装置。
  198. 【請求項198】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項170記載の画像記録再生装置。
  199. 【請求項199】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項171記載の画像記録再生装置。
  200. 【請求項200】 前記画像信号と奥行き距離が非ビッ
    トマップ形式の信号である場合に、ビットマップ形式に
    変換の後、前記演算を施す手段を備えることを特徴とす
    る請求項161乃至168のいずれかに記載の画像記録
    再生装置。
  201. 【請求項201】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素をそれ
    ぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号を得る撮
    像装置であって、 前記被写体の奥行き距離を測定して各画素の奥行き値と
    する手段と、 前記各画素の奥行き値に応じて夫々異なる演算を前記各
    画素を表示する信号に施す演算手段と、を備えることを
    特徴とする撮像装置。
  202. 【請求項202】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素を表示
    する原画像信号を得る撮像装置であって、 前記被写体の奥行き距離を測定して各画素の奥行き値と
    する手段と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    少なくとも一つの導出画像信号とし、 前記原画像信号および前記導出画像信号に基づき、前記
    各画素の奥行き値に応じて前記画素毎に、前記原画像信
    号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分け、切
    り分けられた当該各画素の信号に基づいて合成画像信号
    を形成させる手段と、を備えることを特徴とする撮像装
    置。
  203. 【請求項203】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素をそれ
    ぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号を得る撮
    像装置であって、 前記被写体の奥行き距離を測定する手段と、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに
    分類し、 前記各レイヤ毎に適用される演算を設定し、夫々の当該
    演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号に
    施す手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  204. 【請求項204】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素を表示
    する原画像信号を得る撮像装置であって、 前記被写体の奥行き距離を測定して各画素の奥行き値と
    する手段と、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、当該各
    レイヤに適用される演算をそれぞれ設定し、 前記原画像信号と、当該原画像信号に一様に、それぞれ
    前記設定された演算を施して形成された前記レイヤの数
    だけの導出画像信号とに基づき、前記画素毎に前記原画
    像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分け
    ることにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で
    合成画像を形成させる手段と、を備えることを特徴とす
    る撮像装置。
  205. 【請求項205】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素をそれ
    ぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号を得る撮
    像装置であって、 前記各画素の画像信号が、離散値で定義されるビットマ
    ップ形式であり、 前記被写体の奥行き距離を測定して各画素の奥行き値と
    する手段と、 前記各画素の奥行き値に応じて夫々異なる演算を前記各
    画素を表示する信号に施す演算手段と、を備えることを
    特徴とする撮像装置。
  206. 【請求項206】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素を表示
    する原画像信号を得る撮像装置であって、 前記各画素の画像信号が、離散値で定義されるビットマ
    ップ形式であり、 前記被写体の奥行き距離を測定して各画素の奥行き値と
    する手段と、 前記原画像信号に一様に、それぞれ異なる演算を施して
    少なくとも一つの導出画像信号とし、 前記原画像信号および前記導出画像信号に基づき、前記
    各画素の奥行き値に応じて前記画素毎に、前記原画像信
    号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分け、切
    り分けられた当該各画素の信号に基づいて合成画像信号
    を形成させる手段と、を備えることを特徴とする撮像装
    置。
  207. 【請求項207】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素をそれ
    ぞれ表示する複数の画素信号から成る画像信号を得る撮
    像装置であって、 前記各画素の画像信号が、離散値で定義されるビットマ
    ップ形式であり、 前記被写体の奥行き距離を測定する手段と、 奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤとし、 各画素を夫々の前記奥行き距離に基づき前記各レイヤに
    分類し、 前記各レイヤ毎に適用される演算を設定し、夫々の当該
    演算を当該レイヤに属する前記各画素を表示する信号に
    施す手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  208. 【請求項208】 被写体の撮像により少なくとも左右
    および上下方向に二次元配列された複数の各画素を表示
    する原画像信号を得る撮像装置であって、 前記各画素の画像信号が、離散値で定義されるビットマ
    ップ形式であり、 前記被写体の奥行き距離を測定して各画素の奥行き値と
    する手段と、奥行き方向の距離を分割して複数のレイヤ
    とし、当該各レイヤに適用される演算をそれぞれ設定
    し、 前記原画像信号と、当該原画像信号に一様に、それぞれ
    前記設定された演算を施して形成された前記レイヤの数
    だけの導出画像信号とに基づき、前記画素毎に前記原画
    像信号または前記各導出画像信号のいずれかを切り分け
    ることにより、いずれか一つの当該画像信号の各画素で
    合成画像を形成させる手段と、を備えることを特徴とす
    る撮像装置。
  209. 【請求項209】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する畳み込み積分であること
    を特徴とする請求項201乃至208のいずれかに記載
    の撮像装置。
  210. 【請求項210】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する非線形演算であることを
    特徴とする請求項201乃至208のいずれかに記載の
    撮像装置。
  211. 【請求項211】 前記演算が、前記奥行き方向の距離
    によってパラメータが変化する線形演算であることを特
    徴とする請求項201乃至208のいずれかに記載の撮
    像装置
  212. 【請求項212】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項203乃至208
    のいずれかに記載の撮像装置。
  213. 【請求項213】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項209記載の撮像
    装置。
  214. 【請求項214】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項210記載の撮像
    装置。
  215. 【請求項215】 前記任意のレイヤの画像信号に前記
    演算を実行するに先立って、当該レイヤの境界部分に隣
    接する異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの
    境界部分の画像信号によって置換補正する前処理を施す
    手段を備えることを特徴とする請求項211記載の撮像
    装置。
  216. 【請求項216】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項212記載の撮像装置。
  217. 【請求項217】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項213記載の撮像装置。
  218. 【請求項218】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項214記載の撮像装置。
  219. 【請求項219】 前記置換が前値補正であることを特
    徴とする請求項215記載の撮像装置。
  220. 【請求項220】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項212記載の撮像装置。
  221. 【請求項221】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項213記載の撮像装置。
  222. 【請求項222】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項214記載の撮像装置。
  223. 【請求項223】 前記置換が予測補正であることを特
    徴とする請求項215記載の撮像装置。
  224. 【請求項224】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項212記載の撮像装置。
  225. 【請求項225】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項13記載の撮像装置。
  226. 【請求項226】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項214記載の撮像装置。
  227. 【請求項227】 前記置換がミラー対称型補正である
    ことを特徴とする請求項215記載の撮像装置。
  228. 【請求項228】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項212記載の撮像装置。
  229. 【請求項229】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項213記載の撮像装置。
  230. 【請求項230】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項214記載の撮像装置。
  231. 【請求項231】 前記置換が水平方向のみ又は垂直方
    向のみの補正操作で全ての補正を行う手段を備えること
    を特徴とする請求項215記載の撮像装置。
  232. 【請求項232】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項21
    2記載の撮像装置。
  233. 【請求項233】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項21
    3記載の撮像装置。
  234. 【請求項234】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項21
    4記載の撮像装置。
  235. 【請求項235】 前記演算が水平方向の畳み込み積分
    であれば水平方向の前記置換補正を実行し、前記演算が
    垂直方向の畳み込み積分であれば垂直方向の前記置換補
    正を実行する手段を備えることを特徴とする請求項21
    5記載の撮像装置。
  236. 【請求項236】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項203乃至208のいずれかに記載の
    撮像装置。
  237. 【請求項237】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項209記載の撮像装置。
  238. 【請求項238】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項210記載の撮像装置。
  239. 【請求項239】 前記任意のレイヤの画像信号へ前記
    演算を施して形成された画像信号の境界部分に隣接する
    異なるレイヤの部分の画像信号を、当該レイヤの境界部
    分の画像信号によって置換補正する手段を備えることを
    特徴とする請求項211記載の撮像装置。
  240. 【請求項240】 前記画像信号と奥行き距離が非ビッ
    トマップ形式の信号である場合に、ビットマップ形式に
    変換の後、前記演算を施す手段を備えることを特徴とす
    る請求項201乃至208のいずれかに記載の撮像装
    置。
  241. 【請求項241】 着目する画像の奥行き距離に基づき
    分割された複数のレイヤの各々に対応する複数のファイ
    ルが記録され、 前記複数のファイルの各領域に、対応
    する前記各レイヤに属する画像信号データが所定の順序
    で順次記録され、 且つ、前記複数のファイルに対応する誘導ファイルが記
    録され、 前記誘導ファイルに、前記各レイヤの範囲を示すデータ
    と、各レイヤごとにポインタが対応して記録され、 前記各ポインタは、前記各ファイルの先頭アドレスを指
    す構造を有することを特徴とするデータが記録されたコ
    ンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  242. 【請求項242】 複数のフレーム画像のフレームデー
    タが記録され、 且つ各フレーム画像毎に、少なくともフレーム番号と、
    ライン番号と、スキップ・フラグと、当該ラインを構成
    する各ピクセルのデータが、この順に記録され、 一つ前のフレーム画像の同一ラインを構成する各ピクセ
    ルのデータが同一で変化がない場合に前記スキップ・フ
    ラグに所定の値が記録されたことを特徴とするデータが
    記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  243. 【請求項243】 複数のフレーム画像のフレームデー
    タが記録され、 且つ各フレーム画像毎に、少なくとも所定数のラインを
    まとめたブロックの番号と、スキップ・フラグと、フレ
    ーム番号と、ライン番号と、当該ラインを構成する各ピ
    クセルのデータが、この順に記録され、 一つ前のフレーム画像の同一ブロックを構成する各ライ
    ンのデータが同一で変化がない場合に前記スキップ・フ
    ラグに所定の値が記録されたことを特徴とするデータが
    記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  244. 【請求項244】 複数のフレーム画像のフレームデー
    タが記録され、 且つ各フレーム画像毎に、少なくとも所定数のラインを
    まとめたブロックの番号と、ブロック・スキップ・フラ
    グと、フレーム番号と、ライン番号と、ライン・スキッ
    プ・フラグと、当該ラインを構成する各ピクセルのデー
    タが、この順に記録され、 一つ前のフレーム画像の同一ブロックを構成するデータ
    が同一で変化がない場合に前記ブロック・スキップ・フ
    ラグに所定の値が記録され、 且つ、或るブロックを構成するラインのデータが同一で
    変化がない場合に前記ライン・スキップ・フラグに所定
    の値が記録されたことを特徴とするデータが記録された
    コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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