JPH1027477A - ゲート回路、半導体記憶装置、及びデータ処理装置 - Google Patents

ゲート回路、半導体記憶装置、及びデータ処理装置

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JPH1027477A
JPH1027477A JP8183534A JP18353496A JPH1027477A JP H1027477 A JPH1027477 A JP H1027477A JP 8183534 A JP8183534 A JP 8183534A JP 18353496 A JP18353496 A JP 18353496A JP H1027477 A JPH1027477 A JP H1027477A
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JP
Japan
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mos transistor
transistor
signal
channel mos
gate
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JP8183534A
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English (en)
Inventor
Etsuko Kawaguchi
恵津子 川口
Keiichi Higeta
恵一 日下田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号の立上がり時間(tr)、及び立下がり
時間(tf)を短縮を図ったゲート回路を提供すること
にある。 【解決手段】 入力論理に基づいて出力ノード(OU
T)を駆動するための第1トランジスタ(Q8〜Q1
0)と、クロック信号(CK,CK*)に同期して上記
第1トランジスタに動作用電源を供給する第2トランジ
スタ(Q1〜Q4)と、イコライズ信号に同期して上記
電源電圧のほぼ1/2のプリチャージ電圧を論理出力前
に上記出力ノードに供給するための第3トランジスタ
(Q5,Q6)を設け、出力ノードからの出力信号の振
幅をほぼVdd/2に狭めることで、ゲート出力信号の
立上がり時間tr,信号の立下がり時間tfの短縮を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲート回路、さら
にはそれにおける高速化技術に関し、例えばSRAM
(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)などの
半導体記憶装置及びデータ処理装置に関して有効な技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複数個のスタティック型メモリセ
ルをマトリクス配置して成るSRAMにおいては、メモ
リセルの選択端子がロウ方向毎にワード線に結合され、
メモリセルのデータ入出力端子がカラム方向毎に相補デ
ータ線(相補ビット線とも称される)に結合される。
【0003】ロウアドレスに基づいて一つのワード線が
選択レベルに駆動されると、それに結合される全てのメ
モリセルが、対応する相補データ線に結合される。それ
ぞれの相補データ線は、相補データ線に1対1で結合さ
れた複数個のカラム選択スイッチを含むカラム選択回路
を介して相補コモンデータ線に共通接続されている。複
数個のカラム選択スイッチは、カラムアドレスに基づい
て選択的にオンされる。
【0004】ロウアドレスをデコードするデコーダや、
カラムアドレスをデコードするカラムアドレスデコーダ
は、ナンドゲートやノアゲート、及び複数のデコード線
の組合わせによって構成される。ナンドゲートやノアゲ
ートは、CMOSスタティック構成とされ、低電位側電
源Vssを基準とする高電位側電源Vddが動作用電源
とされるとき、デコーダ内の信号振幅はこの電源電圧レ
ベルとされる。つまり、ローレベルが低電位側電源Vs
sレベルに等しく、ハイレベルが高電位側電源Vddレ
ベルに等しくされる。
【0005】一般に、デコーダのようにファンアウトが
多く、比較的負荷の重い回路では、信号振幅が大きい
と、信号の立上がり時間(tr)、及び立下がり時間
(tf)が遅くなる傾向にある。これは、デコーダ全体
の動作遅延を招き、メモリアクセス速度に影響する。
【0006】尚、SRAMについて記載された文献の例
としては、昭和59年11月30日にオーム社より発行
された「LSIハンドブック(第500頁〜)」があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】半導体記憶装置におけ
るデコーダのようにファンアウトが多く、比較的負荷の
重い回路では、信号振幅が大きいと、信号の立上がり時
間(tr)、及び立下がり時間(tf)が遅くなる傾向
にある。そのように信号の立上がり時間(tr)、及び
立下がり時間(tf)が遅くなると、信号伝達系におけ
る信号遅延を招来し、例えば、それが半導体記憶装置に
おけるデコード回路等の場合には、ワード線選択タイミ
ングの遅延や、相補データ線を選択的に相補コモンデー
タ線に結合するタイミングの遅延などから、メモリアク
セス速度の低下を生ずる。
【0008】本発明の目的は、信号の立上がり時間(t
r)、及び立下がり時間(tf)を短縮を図ったゲート
回路を提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、信号の立上がり時間
(tr)、及び立下がり時間(tf)を短縮したゲート
回路をデコーダに使用することで高速動作可能な半導体
記憶装置、さらにはそれを備えたデータ処理装置を提供
することにある。
【0010】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0012】すなわち、入力論理に基づいて出力ノード
(OUT)を駆動するための第1トランジスタ(Q7〜
Q10又はQ18〜Q20)と、クロック信号(CK,
CK*)に同期して上記第1トランジスタに動作用電源
を供給する第2トランジスタ(Q1〜Q4又はQ11〜
Q14)と、イコライズ信号(EQ,EQ*)を取込む
ための端子と、上記イコライズ信号に同期して上記電源
電圧のほぼ1/2のプリチャージ電圧を論理出力前に上
記出力ノードに供給するための第3トランジスタ(Q
5,Q6又はQ15,Q16)とを含んでゲート回路を
形成する。
【0013】また、入力論理に基づいて出力ノード(O
UT)を駆動するための第1トランジスタ(Q24,Q
25)と、クロック信号(CK,CK*)に同期して上
記第1トランジスタに動作用電源を供給する第2トラン
ジスタ(Q23,Q26)と、上記クロック信号に同期
して上記第1トランジスタへの動作用電源供給が遮断さ
れ期間に、上記出力ノードを上記電源電圧のほぼ1/2
にプリチャージするための第3トランジスタ(Q21,
Q22)とを含んでゲート回路を形成する。
【0014】上記した手段によれば、第3トランジスタ
は、出力ノードOUTをプリチャージして、出力ノード
OUTからの出力信号の振幅をほぼVdd/2に狭め
る。このことが、ゲート出力信号の立上がり時間tr,
信号の立下がり時間tfの短縮化を達成する。
【0015】さらに、半導体記憶装置において入力アド
レス信号をデコードするためのデコーダとして、上記ゲ
ート回路を適用することができる。また、そのような半
導体記憶装置を含んでデータ処理装置を形成することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図9には、本発明にかかるデータ
処理装置の一例が示される。
【0017】このデータ処理装置は、バスBUSを介し
て、CPU(中央処理装置)31、SRAM(スタティ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)33、ROM(リ
ード・オンリ・メモリ)34、周辺装置制御部35、表
示制御系36などが、互いに信号のやり取り可能に結合
され、予め定められたプログラムに従って所定のデータ
処理を行うコンピュータシステムとして構成される。上
記CPU31は、本システムの論理的中核とされ、主と
して、アドレス指定、情報の読出しと書込み、データの
演算、命令のシーケンス、割り込の受付け、記憶装置と
入出力装置との情報交換の起動等の機能を有し、演算制
御部や、バス制御部、メモリアクセス制御部などから構
成される。SRAM33、及びROM34は内部記憶装
置として位置付けられている。そして、SDRAM32
やSRAM33には、CPU31での計算や制御に必要
なプログラムやデータが格納される。周辺装置制御部3
5によって、外部憶装置38の動作制御や、キーボード
39などからの情報入力制御が行われる。また、上記表
示制御系36によって、CRTディスプレイ40への情
報表示制御が行われる。
【0018】図10には本発明の一例であるSRAMが
示される。同図に示されるSRAM33は、特に制限さ
れないが、公知の半導体集積回路製造技術によって単結
晶シリコン基板などの一つの半導体基板に形成される。
【0019】図10において6は、複数個のスタティッ
ク型メモリセルをマトリクス配置して成るメモリセルア
レイであり、メモリセルの選択端子はロウ方向毎にワー
ド線に結合され、メモリセルのデータ入出力端子はカラ
ム方向毎に相補データ線に結合される。それぞれの相補
データ線は、相補データ線に1対1で結合された複数個
のカラム選択スイッチを含むカラム選択回路9を介して
相補コモンデータ線に共通接続されている。
【0020】特に制限されないが、×36ビット構成と
され、外部から入出力端子Io0〜Io35に書込みデ
ータが与えられると、それが、入力バッファ15を介し
て書込みアンプ10に伝達される。そして、その書込み
データに従って相補コモンデータ線が駆動され、アドレ
ス信号によって選択された相補データ線を介して所定の
メモリセルに、そのデータに応ずる電荷情報が蓄積され
る。上記書込みアンプ10は、書込みパルス生成回路1
2によって制御される。この書込みパルス生成回路12
は、特に制限されないが、相補レベルの基本クロック信
号CLKに基づいて、書込みアンプを活性化するための
信号(書込みパルスWP)を生成する。特に制限されな
いが、この書込みパルスWPがアサートされた場合に、
上記書込みアンプ10へのデータ取込が可能とされ、そ
のとき、入出力端子Io0〜Io35に与えられたデー
タが、入力バッファ15、及び書込みアンプ10を介し
て上記相補コモンデータ線に伝達される。メモリセルへ
の書込み時間は、この書込みパルスWPの幅で決定され
る。また、外部からの書込み指示のためのライトイネー
ブル信号WE*(*はロウアクティブ又は信号反転を意
味する)に基づいて書込み信号を生成するためのWEド
ライバ3が設けられ、外部端子から入力されたライトイ
ネーブル信号WE*が、書込みパルス生成回路12から
の書込みパルスWPに同期されるようになっている。
【0021】外部より入力されるアドレス信号A0〜A
nのうちA0〜Amは、それに対応して配置されたアド
レスバッファ1−0〜1−mを介してロウデコーダ4に
伝達される。アドレス信号Am+1〜Anは、それに対
応して配置されたアドレスバッファ1−m+1〜1−m
を介してカラムデコーダ8に伝達される。ロウドライバ
5はロウデコーダ4のデコード出力に基づいて、入力ア
ドレス信号に対応するワード線を選択レベルに駆動す
る。所定のワード線が駆動されると、このワード線に結
合されたメモリセルが選択される。カラムドライバ2
は、カラムデコーダ8の出力信号に基づいて、対応する
カラム選択スイッチをオン動作させて、上記選択された
相補コモンデータ線に導通する。このとき相補コモンデ
ータ線の電位は、読出しアンプ11で増幅され、出力バ
ッファ14、及び入出力端子Io0〜Io35を介して
外部出力可能とされる。特に制限されないが、データ入
出力系が、×36ビット構成とされているため、読出し
アンプ11、及び出力バッファ14は、それぞれ入出力
端子Io0〜Io35に対応する36個のアンプ、及び
バッファから構成される。
【0022】図7には、アドレスバッファ1−0〜1−
m、ロウデコーダ4、及びロウドライバ5における主要
部の構成例が示される。
【0023】アドレスバッファ1−0〜1−mは、互い
に同一構成とされる。アドレスA0に対応するアドレス
バッファ1−0の構成例が代表的に示されるように、複
数のアドレスバッファは、それぞれpチャンネル型MO
SトランジスタQ56と、それに並列接続されたnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ57から成るCMOSト
ランスファゲートと、それの後段に配置されたインバー
タ47,48とを含んで成る。上記CMOSトランスフ
ァゲートは、クロック信号CKとそれをインバータ52
で反転した信号とによって駆動され、オンされたときに
アドレスA0の内部取込みが行われる。
【0024】上記インバータ47,48の出力信号は、
後段に配置されたデコード線71に結合される。このデ
コード線71には、複数のナンドゲート49が結合され
る。複数のナンドゲート49は、それぞれ2入力構成と
され、上記デコード線71のナンド論理を後段のデコー
ド線72に出力する。デコード線72には、複数のノア
ゲート50が結合される。この複数のノアゲート50
は、それぞれ2入力構成とされ、上記デコード線72の
ノア論理を後段のデコード線73に出力する。
【0025】上記デコード線73には、メモリセルアレ
イ6のワード線に対応して配置された複数のワードドラ
イバ51が結合される。図10におけるロウドライバ5
は、この複数のワードドライバ51によって形成され
る。複数のワードドライバ51によって、デコード線7
3のナンド論理が求められ、このナンド論理出力に基づ
いて上記ワード線が選択レベルに駆動される。
【0026】上記複数のナンドゲート49は互いに同一
構成とされ、そのうちの一つの構成例が図1に示され
る。
【0027】pチャンネル型MOSトランジスタQ1と
nチャンネル型MOSトランジスタQ2とが直列接続さ
れて、入力されたクロック信号CK*を反転するための
インバータが形成される。また、pチャンネル型MOS
トランジスタQ3とnチャンネル型MOSトランジスタ
Q4とが直列接続されて、入力されたクロック信号CK
を反転するためのインバータが形成される。上記pチャ
ンネル型MOSトランジスタQ1のソース電極は高電位
側電源Vddに結合され、nチャンネル型MOSトラン
ジスタQ4のソース電極には低電位側電源Vssに結合
される。
【0028】nチャンネル型MOSトランジスタQ2の
ソース電極、及びpチャンネル型MOSトランジスタQ
3のソース電極には、プリチャージ電圧Vdd/2(V
ddレベルの1/2の電圧レベル)が印加される。
【0029】pチャンネル型MOSトランジスタQ5と
nチャンネル型MOSトランジスタQ6とが並列接続さ
れてCMOSトランスファゲートが形成される。pチャ
ンネル型MOSトランジスタQ5のゲート電極、及びn
チャンネル型MOSトランジスタQ6のゲート電極に
は、それぞれ相補レベルのイコライズ信号EQ*,EQ
が入力される。イコライズ信号EQ,EQ*がアサート
されてnチャンネル型MOSトランジスタQ6,pチャ
ンネル型MOSトランジスタQ5がオンされると、プリ
チャージ電圧Vdd/2(Vddレベルの1/2の電圧
レベル)が、出力ノードOUTに印加されるようになっ
ている。
【0030】上記pチャンネル型MOSトランジスタQ
1、及びnチャンネル型MOSトランジスタQ2から成
るインバータの出力ノードには、pチャンネル型MOS
トランジスタQ7のソース電極、及びpチャンネル型M
OSトランジスタQ8のソース電極が結合されて、クロ
ック信号CK*の反転信号が伝達されるようになってい
る。pチャンネル型MOSトランジスタQ8にはnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ9,Q10が直列接続さ
れる。pチャンネル型MOSトランジスタQ8のゲート
電極、及びnチャンネル型MOSトランジスタQ9のゲ
ート電極には、入力データIN1が入力されるようにな
っている。pチャンネル型MOSトランジスタQ8,Q
7のドレイン電極、及びnチャンネル型MOSトランジ
スタQ9のドレイン電極は出力ノードOUTに結合され
る。pチャンネル型MOSトランジスタQ8のゲート電
極とnチャンネル型MOSトランジスタQ10のゲート
電極には、入力データIN2が入力されるようになって
いる。また、nチャンネル型MOSトランジスタQ10
のソース電極には、上記pチャンネル型MOSトランジ
スタQ3及びnチャンネル型MOSトランジスタQ4が
直列接続されて成るインバータの出力ノードが結合され
ることにより、クロック信号CKの反転信号が伝達され
るようになっている。
【0031】上記構成の動作について説明する。
【0032】クロック信号CKがハイレベル(CK*は
ローレベル)で、イコライズ信号EQがローレベル(E
Q*はハイレベル)のとき、図1に示される回路はナン
ドゲートとして機能し、入力データIN1,IN2のナ
ンド論理が出力ノードOUTから得られる。
【0033】また、クロック信号CKがローレベル(C
K*はハイレベル)で、イコライズ信号EQがハイレベ
ル(EQ*はローレベル)のとき、プリチャージ電圧V
dd/2が出力ノードOUTに印加されて、この出力ノ
ードOUTがVdd/2にプリチャージされる。
【0034】クロック信号CK,CK*の入力と同時又
はそれ以前に、イコライズ信号EQはローレベルに、イ
コライズ信号EQ*はハイレベルに、それぞれネゲート
される。イコライズ信号EQがローレベルにネゲートさ
れ、クロック信号CKがハイレベルのときに、入力デー
タIN1,IN2の信号論理に基づいて、出力ノードO
UTが、高電位側電源Vddレベル又は低電位側電源V
ssレベル相当のハイレベル又はローレベルとされる。
【0035】このように、出力ノードOUTは、イコラ
イズ信号EQ,EQ*に基づいてプリチャージされるこ
とにより、常にVdd/2レベルからハイレベル(Vd
dレベル)、又はローレベル(Vssレベル)に変化さ
れるため、出力ノードOUTからの出力信号の振幅はほ
ぼVdd/2になる。出力振幅がVdd/2とされるこ
とで、ゲート出力信号の立上がり時間tr,信号の立下
がり時間tfは、出力振幅がVddの場合に比べて短く
なるから、ナンドゲートの動作の高速化を図ることがで
きる。
【0036】図2には上記複数のノアゲート50のうち
の一つの構成例が示される。
【0037】pチャンネル型MOSトランジスタQ11
とnチャンネル型MOSトランジスタQ12とが直列接
続されて、入力されたクロック信号CK*を反転するた
めのインバータが形成される。また、pチャンネル型M
OSトランジスタQ13とnチャンネル型MOSトラン
ジスタQ14とが直列接続されて、入力されたクロック
信号CKを反転するためのインバータが形成される。上
記pチャンネル型MOSトランジスタQ11のソース電
極は高電位側電源Vddに結合され、nチャンネル型M
OSトランジスタQ14のソース電極には低電位側電源
Vssに結合される。
【0038】nチャンネル型MOSトランジスタQ12
のソース電極、及びpチャンネル型MOSトランジスタ
Q13のソース電極には、プリチャージ電圧Vdd/2
(Vddレベルの1/2の電圧レベル)が印加される。
【0039】pチャンネル型MOSトランジスタQ15
とnチャンネル型MOSトランジスタQ16とが並列接
続されてCMOSトランスファゲートが形成される。p
チャンネル型MOSトランジスタQ15のゲート電極、
及びnチャンネル型MOSトランジスタQ16のゲート
電極には、それぞれ相補レベルのイコライズ信号EQ
*,EQが入力される。イコライズ信号EQ*がローレ
ベルにアサートされてpチャンネル型MOSトランジス
タQ5がオンされ、イコライズ信号EQがハイレベルに
アサートされてnチャンネル型MOSトランジスタQ6
がオンされると、プリチャージ電圧Vdd/2(Vdd
レベルの1/2の電圧レベル)が、出力ノードOUTに
印加されるようになっている。
【0040】上記pチャンネル型MOSトランジスタQ
11、及びnチャンネル型MOSトランジスタQ12か
ら成るインバータの出力ノードには、pチャンネル型M
OSトランジスタQ8のソース電極が結合されて、クロ
ック信号CK*の反転信号が伝達されるようになってい
る。pチャンネル型MOSトランジスタQ18にはnチ
ャンネル型MOSトランジスタQ19,Q20が直列接
続される。pチャンネル型MOSトランジスタQ18の
ゲート電極、及びnチャンネル型MOSトランジスタQ
20のゲート電極には、入力データIN1が入力される
ようになっている。pチャンネル型MOSトランジスタ
Q19のドレイン電極、及びnチャンネル型MOSトラ
ンジスタQ20のドレイン電極は出力ノードOUTに結
合される。pチャンネル型MOSトランジスタQ19の
ゲート電極とnチャンネル型MOSトランジスタQ17
のゲート電極には、入力データIN2が入力されるよう
になっている。また、nチャンネル型MOSトランジス
タQ20のソース電極には、上記pチャンネル型MOS
トランジスタQ13及びnチャンネル型MOSトランジ
スタQ14が直列接続されて成るインバータの出力ノー
ドが結合されることにより、クロック信号CKの反転信
号が伝達されるようになっている。
【0041】上記構成の動作を説明する。
【0042】クロック信号CKがハイレベル(CK*は
ローレベル)で、イコライズ信号EQがローレベル(E
Q*はハイレベル)のとき、図2に示される回路はノア
ゲートとして機能し、入力データIN1,IN2のノア
論理が出力ノードOUTから得られる。
【0043】また、クロック信号CKがローレベル(C
K*はハイレベル)で、イコライズ信号EQがハイレベ
ル(EQ*はローレベル)のとき、プリチャージ電圧V
dd/2が出力ノードOUTに印加されて、この出力ノ
ードOUTがVdd/2レベルにプリチャージされる。
【0044】このように、出力ノードOUTは、上記し
たプリチャージにより常にVdd/2レベルからハイレ
ベル(Vddレベル)、又はローレベル(Vssレベ
ル)に変化されるため、出力ノードOUTからの出力信
号の振幅はほぼVdd/2になる。出力振幅がVdd/
2とされることで、ゲート出力信号の立上がり時間t
r,信号の立下がり時間tfが出力振幅がVddの場合
に比べて短くなるから、その分ノアゲートの動作の高速
化を図ることができる。
【0045】図8には上記複数のワードドライバ51の
うちの一つの構成例が示される。
【0046】デコード線73からの入力信号in1を取
込むためのpチャンネル型MOSトランジスタQ51、
及びnチャンネル型MOSトランジスタQ50が設けら
れ、それの後段に、pチャンネル型MOSトランジスタ
Q52,Q54、及びnチャンネル型MOSトランジス
タQ53,Q54が設けられる。pチャンネル型MOS
トランジスタQ52とnチャンネル型MOSトランジス
タQ53が直列接続されて成る第1インバータと、pチ
ャンネル型MOSトランジスタQ54とnチャンネル型
MOSトランジスタQ55とが直列接続されて成る第2
インバータとが並列接続されており、この第1インバー
タ及び第2インバータによって、出力端子outに結合
されるワード線が駆動される。
【0047】図13にはロウデコーダ4のシミュレーシ
ョン結果が示される。縦軸はロウデコーダ4にアドレス
信号が入力されてからワード線が駆動されるまでの時間
で、単位はps(ピコ秒)、横軸はパワーで単位はmW
(ミリワット)である。
【0048】図7に示されるナンドゲート49、及びノ
アゲート50として、図11に示されるナンドゲート、
及び図12に示されるノアゲートをそれぞれ適用した場
合のアドレス信号入力からワード線駆動までの時間は、
特性曲線131で示されるようにパワーが16mWを越
えてもあまり短くならない。しかしながら、図7に示さ
れるナンドゲート49、及びノアゲート50として、図
1に示されるナンドゲート、及び図2に示されるノアゲ
ートをそれぞれ適用した場合のアドレス信号入力からワ
ード線駆動までの時間は、特性曲線132で示されるよ
うにパワー増大に伴い急激に短縮され、パワーが24m
Wを越える場合に、図11に示されるナンドゲート、及
び図12に示されるノアゲートを適用した場合より短く
なり、出力ノードOUTのVdd/2プリチャージの効
果が顕著に現れる。
【0049】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
【0050】ナンドゲート49、及びノアゲート50と
して、図1に示されるナンドゲート、及び図2に示され
るノアゲートをそれぞれ適用した場合には、出力ノード
OUTがプリチャージにより常にVdd/2レベルから
ハイレベル(Vddレベル)、又はローレベル(Vss
レベル)に変化されるため、出力ノードOUTからの出
力信号の振幅はほぼVdd/2になり、ゲート出力信号
の立上がり時間tr,信号の立下がり時間tfが出力振
幅がVddの場合に比べて短くなるから、アドレス入力
からワード線駆動までの時間の短縮を図ることができ
る。また、それによって、CPU31によるSRAM3
3のアクセス時間の短縮を図ることができるので、デー
タ処理の高速化を図ることができる。
【0051】次に、ロウデコーダ4の他の構成例につい
て説明する。
【0052】図7に示される構成では複数のナンドゲー
ト49、及び複数のノアゲート50を適用したが、図1
4に示されるように、上記ナンドゲート49、及び上記
ノアゲート50に代えて、複数のアンドゲート491,
501や複数のオアゲート492,502を適用するこ
とができる。この場合の一つのアンドゲートは、高速動
作を可能とするため、図3や図5に示されるように構成
することができる。
【0053】図3に示されるアンドゲートについて説明
する。
【0054】入力データIN1,IN2を取込む2入力
ナンド回路45が設けられ、このナンド回路45の後段
に、当該ナンド回路45の出力信号をバッファリングす
るためのpチャンネル型MOSトランジスタQ24、及
びnチャンネル型MOSトランジスタQ25が配置され
る。pチャンネル型MOSトランジスタQ24、及びn
チャンネル型MOSトランジスタQ25は互いに直列接
続されており、その直列接続箇所がこのナンドゲートの
出力ノードとされる。
【0055】上記pチャンネル型MOSトランジスタQ
24のソース電極と高電位側電源Vddとの間にpチャ
ンネル型MOSトランジスタQ23が設けられる。クロ
ック信号CK*に同期して高電位側電源Vddをpチャ
ンネル型MOSトランジスタQ24に供給するため、p
チャンネル型MOSトランジスタQ23のゲート電極に
はクロック信号CK*が入力されるようになっている。
また、上記nチャンネル型MOSトランジスタQ25の
ソース電極と低電位側電源Vssとの間には、クロック
信号CKに同期して低電位側電源Vssをnチャンネル
型MOSトランジスタQ25に供給するため、nチャン
ネル型MOSトランジスタQ26が設けられる。このn
チャンネル型MOSトランジスタQ26のゲート電極に
はクロック信号CKが入力されるようになっている。
【0056】そして、nチャンネル型MOSトランジス
タQ21と、pチャンネル型MOSトランジスタQ22
とが並列接続されて、CMOSトランスファゲートが形
成され、このCMOSトランスファゲートを介してVd
d/2が出力ノードOUTに印加されるようになってい
る。
【0057】上記ナンド回路45は、図11に示される
ように、pチャンネル型MOSトランジスタQ57,Q
58,Q59が直列接続され、pチャンネル型MOSト
ランジスタQ57にpチャンネル型MOSトランジスタ
Q56が並列接続されて成る。pチャンネル型MOSト
ランジスタQ57のソース電極、及びpチャンネル型M
OSトランジスタQ56のソース電極が高電位側電源V
ddに結合され、nチャンネル型MOSトランジスタQ
59のソース電極が低電位側電源Vssに結合される。
pチャンネル型MOSトランジスタQ57のゲート電
極、及びnチャンネル型MOSトランジスタQ58のゲ
ート電極に入力データIN1が伝達され、pチャンネル
型MOSトランジスタQ56のゲート電極、及びnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ59のゲート電極に入力
データIN2が伝達される。
【0058】上記の構成において、クロック信号CKが
ローレベル(CK*はハイレベル)のとき、pチャンネ
ル型MOSトランジスタQ23及びnチャンネル型MO
SトランジスタQ26がオフされることにより、pチャ
ンネル型MOSトランジスタQ24、nチャンネル型M
OSトランジスタQ25への電源供給が停止され、この
電源停止期間において、nチャンネル型MOSトランジ
スタQ21、pチャンネル型MOSトランジスタQ22
がオンされることで、出力ノードOUTがVdd/2レ
ベルにプリチャージされる。そして、クロック信号CK
がハイレベル(CK*はローレベル)のとき、pチャン
ネル型MOSトランジスタQ23及びnチャンネル型M
OSトランジスタQ26がオンされて、入力データIN
1,IN2に基づく論理出力が出力ノードOUTから得
られる。このとき、nチャンネル型MOSトランジスタ
Q21、pチャンネル型MOSトランジスタQ22はオ
フされて、出力ノードOUTへのプリチャージ電圧Vd
d/2の供給が停止される。
【0059】このように、プリチャージ電圧Vdd/2
が出力ノードOUTに印加されて、この出力ノードOU
TがVdd/2レベルにプリチャージされるから、上記
構成例の場合と同様に、ゲート出力信号の立上がり時間
tr,信号の立下がり時間tfは、出力振幅がVddの
場合に比べて短くなるので、ゲート回路の動作の高速化
を図ることができる。
【0060】また、ナンド回路45の後段に、pチャン
ネル型MOSトランジスタQ24、及びnチャンネル型
MOSトランジスタQ25から成るバッファが配置され
ているため、ナンド回路45を形成するMOSトランジ
スタのゲートサイズを小さくすることができる。それに
よって、ナンド回路45の入力容量を小さく抑えること
ができるので、入力データIN1,IN2の立上がり、
立下がりの高速化を図ることができる。
【0061】図5に示されるアンドゲートについて説明
する。
【0062】図5に示される構成では、図3に示される
ナンド回路45がクロック同期式に変更されている。
【0063】すなわち、pチャンネル型MOSトランジ
スタQ32、nチャンネル型MOSトランジスタQ3
3,34が直列接続され、また、pチャンネル型MOS
トランジスタQ32にpチャンネル型MOSトランジス
タQ30が並列接続されることで、基本的なナンド論理
70が形成され、クロック信号CK,CK*に同期し
て、上記基本的なナンド論理70に電源を供給するため
のnチャンネル型MOSトランジスタQ35、及びpチ
ャンネル型MOSトランジスタQ31が設けられてい
る。また、クロック信号CK,CK*に同期して上記基
本的なナンド論理70の出力ノード74に、プリチャー
ジ電圧Vdd/2を供給するためのCMOSトランスフ
ァゲートとして、nチャンネル型MOSトランジスタQ
28及びpチャンネル型MOSトランジスタQ29が設
けられている。
【0064】このように、ナンド論理70がクロック同
期型とされ、クロック信号CK,CK*に同期してナン
ド論理70への電源供給が制御される回路構成を採用し
た場合には、図3に示される構成に比べて、出力ノード
74へのプリチャージ電圧Vdd/2の供給時におい
て、pチャンネル型MOSトランジスタQ32やnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ33に貫通電流が流れな
いで済むという利点がある。
【0065】図14に示されるオアゲート492,50
2は、図4や図6に示されるように構成することができ
る。
【0066】図4に示されるオアゲートについて説明す
る。
【0067】図4に示されるノアゲートは、基本的には
図3においてナンド論理45がノア論理46に置換えら
れたものである。
【0068】ノア論理46は、図12に示されるよう
に、pチャンネル型MOSトランジスタQ61,Q6
2、及びnチャンネル型MOSトランジスタQ63が直
列接続され、nチャンネル型MOSトランジスタQ63
にnチャンネル型MOSトランジスタQ60が並列接続
されて成る。入力データIN1は、pチャンネル型MO
SトランジスタQ61及びnチャンネル型MOSトラン
ジスタQ63のゲート電極に伝達され、入力データIN
2は、pチャンネル型MOSトランジスタQ62及びn
チャンネル型MOSトランジスタQ60のゲート電極に
伝達される。
【0069】図4に示される構成においても、pチャン
ネル型MOSトランジスタQ24のソース電極と高電位
側電源Vddとの間にpチャンネル型MOSトランジス
タQ23が設けられ、このpチャンネル型MOSトラン
ジスタQ23のゲート電極にはクロック信号CK*が入
力され、また、nチャンネル型MOSトランジスタQ2
5のソース電極と低電位側電源Vssとの間にnチャン
ネル型MOSトランジスタQ26が設けられ、このnチ
ャンネル型MOSトランジスタQ26のゲート電極には
クロック信号CKが入力されるようになっており、さら
に、nチャンネル型MOSトランジスタQ21と、pチ
ャンネル型MOSトランジスタQ22とが並列接続され
て、CMOSトランスファゲートが形成され、このCM
OSトランスファゲートを介してVdd/2が出力ノー
ドOUTに印加されるようになっている。従って、プリ
チャージ電圧Vdd/2が出力ノードOUTに供給され
て、この出力ノードOUTがVdd/2レベルにプリチ
ャージされるから、上記構成例の場合と同様に、ゲート
出力信号の立上がり時間tr,信号の立下がり時間tf
は、出力振幅がVddの場合に比べて短くなるので、ゲ
ート回路の動作の高速化を図ることができる。
【0070】図6に示されるオアゲートについて説明す
る。
【0071】図6に示される構成では、図4に示される
ノア回路46がクロック同期式に変更されている。
【0072】すなわち、pチャンネル型MOSトランジ
スタQ46,Q47、nチャンネル型MOSトランジス
タQ48が直列接続され、また、nチャンネル型MOS
トランジスタQ48にnチャンネル型MOSトランジス
タQ44が並列接続されることで、基本的なオア論理7
5が形成され、クロック信号CK,CK*に同期して、
上記基本的なオア論理75に電源を供給するためのnチ
ャンネル型MOSトランジスタQ49、及びpチャンネ
ル型MOSトランジスタQ45が設けられている。ま
た、クロック信号CK,CK*に同期して上記基本的な
オア論理75の出力ノード76に、プリチャージ電圧V
dd/2を供給するためのCMOSトランスファゲート
として、nチャンネル型MOSトランジスタQ42及び
pチャンネル型MOSトランジスタQ43の並列回路が
設けられている。
【0073】このように、オア論理75がクロック同期
型とされ、クロック信号CK,CK*に同期してオア論
理75への電源供給が制御される回路構成を採用した場
合には、図4に示される構成に比べて、出力ノード76
へのプリチャージ電圧Vdd/2供給時において、pチ
ャンネル型MOSトランジスタQ46,Q47やnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ48に貫通電流が流れな
いで済むという利点がある。
【0074】図3に示されるアンドゲートや図4に示さ
れるオアゲートの組合わせを使った場合のシミュレーシ
ョン結果は、図13の曲線133で示される。パワーを
28mW以上とすることで曲線131より良好な結果が
得られる。また、図5に示されるアンドゲートや図6に
示されるオアゲートの組合わせを使った場合のシミュレ
ーション結果は、図13の曲線134で示される。パワ
ーを16mW以上とした場合に曲線131よりも良好な
結果が得られる。
【0075】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0076】例えば、上記の説明ではロウデコーダ4を
形成するゲートについて説明したが、カラムデコーダ8
を形成するゲートについても上記と同様に適用すること
ができる。
【0077】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSRA
Mに適用した場合について説明したが、本発明はそれに
限定されるものではなく、各種半導体集積回路に広く適
用することができる。
【0078】本発明は、少なくとも入力論理に基づく論
理出力を得るための出力ノードを備えることを条件に適
用することができる。
【0079】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0080】すなわち、クロック信号に同期して上記第
1トランジスタに動作用電源を供給する第2トランジス
タと、イコライズ信号に同期して電源電圧のほぼ1/2
のプリチャージ電圧を論理出力前に出力ノードに供給す
るための第3トランジスタを含んでゲート回路を形成す
ることにより、また、クロック信号に同期して第1トラ
ンジスタに動作用電源を供給する第2トランジスタと、
クロック信号に同期して上記第1トランジスタへの動作
用電源供給が遮断され期間に、出力ノードを電源電圧の
ほぼ1/2にプリチャージするための第3トランジスタ
とを含んでゲート回路を形成することにより、出力ノー
ドOUTをプリチャージして、出力ノードからの出力信
号の振幅をほぼVdd/2にすることができるので、ゲ
ート出力信号の立上がり時間tr,信号の立下がり時間
tfの短縮化を図ることができる。そのようなゲート回
路を半導体記憶装置のデコーダに採用することにより、
半導体記憶装置において、アドレス入力からワード線駆
動までの時間の短縮を図ることができる。そのような半
導体記憶装置を含むデータ処理装置においては、メモリ
アクセス時間の短縮を図ることができるので、データ処
理の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるSRAMにおけるロウデコーダ
に含まれるナンドゲートの一例回路図である。
【図2】上記SRAMにおけるロウデコーダに含まれる
ノアゲートの一例回路図である。
【図3】上記SRAMにおけるロウデコーダに含まれる
アンドゲートの一例回路図である。
【図4】上記SRAMにおけるロウデコーダに含まれる
オアゲートの一例回路図である。
【図5】上記SRAMにおけるロウデコーダに含まれる
アンドゲートの一例回路図である。
【図6】上記SRAMにおけるロウデコーダに含まれる
オアゲートの一例回路図である。
【図7】上記SRAMにおけるロウデコーダの主要部の
一例回路図である。
【図8】上記SRAMにおけるワードドライバの構成例
回路回路図である。
【図9】上記SRAMを含むデータ処理装置の一例ブロ
ック図である。
【図10】上記SRAMの全体的な構成例ブロック図で
ある。
【図11】上記SRAMにおけるロウデコーダに適用可
能なナンド回路の構成例回路図である。
【図12】上記SRAMにおけるロウデコーダに適用可
能なノア回路の構成例回路図である。
【図13】上記SRAMにおけるロウデコーダについて
のシミュレーション結果の特性図である。
【図14】上記SRAMにおけるロウデコーダについて
の他の構成例回路図である。
【符号の説明】
1−0〜1−n アドレスバッファ 2 カラムドライバ 3 WEドライバ 4 ロウデコーダ 5 ロウドライバ 6 メモリセルアレイ 8 カラムデコーダ 9 カラム選択回路 10 書込みアンプ 11 読出しアンプ 12 書込みパルス生成回路 14 出力バッファ 15 入力バッファ 31 CPU 32 SDRAM 33 SRAM 34 ROM 35 周辺装置制御部 36 表示制御系 38 外部記憶装置 39 キーボード 40 CRTディスプレイ 49 ナンドゲート 50 ノアゲート 51 ワードドライバ Q1,Q3,Q5,Q7,Q8,Q11,Q13,Q1
5,Q18,Q19,Q22,Q23,Q24,Q2
9,Q30,Q31,Q32,Q43,Q45,Q4
6,Q47,Q51,Q52,Q54,Q56,Q6
1,Q62 pチャンネル型MOSトランジスタ Q2,Q4,Q6,Q9,Q10,Q12,Q14,Q
16,Q17,Q20,Q21,Q25,Q26,Q2
8,Q33,Q34,Q35,Q42,Q48,Q4
9,Q21,Q25,Q26,Q50,Q53,Q5
5,Q58,Q59,Q60,Q63,Q57 nチャ
ンネル型MOSトランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力論理に基づく論理出力を得るための
    出力ノードと、上記出力ノードを駆動するための第1ト
    ランジスタとを含むゲート回路において、 クロック信号に同期して上記第1トランジスタに動作用
    電源を供給する第2トランジスタと、 イコライズ信号に同期して上記電源電圧のほぼ1/2の
    プリチャージ電圧を論理出力前に上記出力ノードに供給
    するための第3トランジスタと、 を含むことを特徴とするゲート回路。
  2. 【請求項2】 入力論理に基づく論理出力を得るための
    出力ノードと、上記出力ノードを駆動するための第1ト
    ランジスタとを含むゲート回路において、 出力ノードを駆動するための第1トランジスタと、 クロック信号に同期して上記第1トランジスタに動作用
    電源を供給する第2トランジスタと、 上記クロック信号に同期して上記第1トランジスタへの
    動作用電源供給が遮断され期間に、上記出力ノードを上
    記電源電圧のほぼ1/2のレベルにプリチャージするた
    めの第3トランジスタと、 を含むことを特徴とするゲート回路。
  3. 【請求項3】 入力アドレス信号をデコードするための
    デコーダと、上記デコーダの出力信号に基づいて、対応
    するメモリセルからのデータ読出し、又は対応するメモ
    リセルへのデータ書込みを可能とする半導体記憶装置に
    おいて、 上記デコーダは、請求項1又は2記載のゲート回路を含
    んで成る請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体記憶装置と、それ
    をアクセス可能な中央処理装置とを含んで成るデータ処
    理装置。
JP8183534A 1996-07-12 1996-07-12 ゲート回路、半導体記憶装置、及びデータ処理装置 Withdrawn JPH1027477A (ja)

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