JPH07235187A - 半導体記憶装置、及びデータ処理装置 - Google Patents

半導体記憶装置、及びデータ処理装置

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JPH07235187A
JPH07235187A JP6049788A JP4978894A JPH07235187A JP H07235187 A JPH07235187 A JP H07235187A JP 6049788 A JP6049788 A JP 6049788A JP 4978894 A JP4978894 A JP 4978894A JP H07235187 A JPH07235187 A JP H07235187A
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Japan
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main amplifier
line
common
amplifier
lines
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JP6049788A
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Toshinori Taruishi
敏伯 垂石
Tomoyuki Shibata
友之 柴田
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、メモリセルデータの出力サ
イクルの高速化を図ることにある。 【構成】 メインアンププリチャージ回路101,10
2を設け、コモンI/O線のプリチャージとは別に、メ
インアンプI/O線MIO,MIO*を個別的にプリチ
ャージ可能とすることにより、リードサイクルを短くし
ても、メインアンプメインアンプI/O線のプリチャー
ジが円滑に行われるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置、さら
にはそれの動作速度の高速化技術に関し、例えばシンク
ロナスDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ)に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の一例とされるDRAM
は、アドレスバッファ、デコーダ、センス増幅器などの
周辺回路にはクロックに同期して動作するダイナミック
型の回路が用いられ、消費電力の低下が図られている。
このため、1〜3相の外部クロックが必要とされ、これ
らのクロックに基づいて内部回路クロックを発生させて
周辺回路を制御、あるいは駆動するようにしている。そ
のようなDRAMにおいては、ランダムアクセスが主体
であり、アクセス毎にロウアドレス、カラムアドレスの
読み込みを順次行うことにより、メモリセルが選択され
る。周辺回路の各部は、メモリセルの情報破壊を防ぐた
め、行選択、メモリセル情報の検出、列選択の手順に従
うように内部クロックによって制御される。
【0003】尚、DRAMについて記載された文献の例
としては、昭和59年11月30日に株式会社オーム社
から発行された「LSIハンドブック(第486頁
〜)」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】DRAMなどの半導体
記憶装置においては、メモリセルに結合されたデータ線
が選択的にコモンI/O(インプット/アウトプット)
線に結合されるようになっている。そして、コモンI/
O線は、MOSトランジスタを介してメインアンプI/
O線に結合され、このメインアンプI/O線の信号がメ
インアンプによって増幅されるようになっている。上記
コモンI/O線には、プリチャージ用のMOSトランジ
スタが結合され、このMOSトランジスタがプリチャー
ジタイミングに同期してオンされることにより、コモン
I/O線が、高電位側電源Vddなどのハイレベルにプ
リチャージされる。
【0005】そに対して、メインアンプI/O線のプリ
チャージは、MOSトランジスタを介してコモンI/O
線とメインアンプとが結合され、先にプリチャージされ
たコモンI/O線に、メインアンプI/O線が結合され
ることによって行われる。つまり、メモリセルからの読
出しデータ(メモリセルデータという)が、カラム選択
回路を介してコモンI/O線に伝達され、さらにそれが
メインアンプI/O線に伝達されると、このメインアン
プI/O線の信号レベルがメインアンプによって増幅さ
れるが、このとき、コモンI/O線とメインアンプI/
O線とが切離されてコモンI/O線のプリチャージが行
われ、このプリチャージの後にコモンI/O線とメイン
アンプI/O線とが結合されることによって、両I/O
線の電位レベルが等しくされることによって、メインア
ンプI/O線のプリチャージが行われる。
【0006】しかしながら、メモリセルデータの出力サ
イクルの高速化を図るため、リードサイクルを短くする
ことについて、本発明者が検討したところ、コモンI/
O線とメインアンプI/O線とを結合してメインアンプ
I/O線のプリチャージを行う前に、コモンI/O線
に、次のメモリセルデータが伝達されることによって、
コモンI/O線の電位レベルが変動され、メインアンプ
I/O線のプリチャージが実質的に不可能となる虞のあ
ることが、見いだされた。つまり、コモンI/O線とメ
インアンプI/O線とを結合してメインアンプI/O線
のプリチャージを行う従来方式では、リードサイクルの
短縮により、メインアンプのプリチャージが時間的に間
に合わなくなる虞がある。そのため、リードサイクルの
短縮化によって、メモリセルデータの出力サイクルの高
速化を図るのが困難になる。
【0007】本発明の目的は、メモリセルデータの出力
サイクルの高速化を図ることにある。また本発明の別の
目的は、メモリセルデータの出力サイクルの高速化によ
り、半導体記憶装置の動作の高速化を図ることにある。
さらに本発明の別の目的は、そのような半導体記憶装置
を備えたデータ処理装置を提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、コモンI/O線をプリチャージ
するためのコモン線プリチャージ回路とは別に、メイン
アンプI/O線をプリチャージするためのメインアンプ
プリチャージ回路を設けて半導体記憶装置を構成するも
のである。このとき、複数のダイナミック型メモリセル
が配列されて成るメモリセルアレイと、外部から入力さ
れたアドレスを初期アドレスとしてそれに続くカラムア
ドレスを生成するためのカラムアドレスカウンタと、生
成されたカラムアドレスに基づいて、データ線を選択的
にコモンI/O線に結合させるように構成することがで
きる。また、上記メインアンププリチャージ回路は、一
つのメインアンプI/O線毎に設けることができる。さ
らに上記メインアンププリチャージ回路は、上記メイン
アンプと上記コモンI/O線との切離しを指示するため
の信号によって動作制御される第1トランジスタと、上
記メインアンプの活性化を指示するための信号によって
動作制御される第2トランジスタとを直列接続すること
によって容易に構成することができる。このとき、半導
体集積回路のチップレイアウト面積の縮小を図るため
に、一つのメインアンプに結合されたメインアンプI/
O線対において、一つの第1トランジスタを共有させる
ことができる。また、中央処理装置と、それによってア
クセスされるメモリとを含むデータ処理装置の処理の高
速化を図るため、上記構成の半導体記憶装置を上記メモ
リに適用することができる。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、メインアンププリチャ
ージ回路は、コモンI/O線のプリチャージとは別に、
上記メインアンプI/O線を単独でプリチャージする。
このことが、コモンI/O線の電位レベルに依存しな
い、メインアンプI/O線の単独プリチャージを可能と
し、メモリセルデータの出力サイクルの高速化、ひいて
は、そのようなメモリセルデータの出力サイクルの高速
化により、シンクロナスDRAMのリード動作の高速化
を達成する。
【0012】
【実施例】図4には、本発明の一実施例であるデータ処
理装置が示される。
【0013】この装置は、システムバス400を介し
て、CPU(中央処理装置)400、DRAM制御部4
03、SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・
メモリ)406、ROM(リード・オンリ・メモリ)4
05、周辺装置制御部407、表示系410などが、互
いに信号のやり取り可能に結合されることによって、予
め定められたプログラムに従って所定のデータ処理を行
うコンピュータシステムとして構成される。
【0014】上記CPU401は、本システムの論理的
中核とされ、主として、アドレス指定、情報の読出しと
書込み、データの演算、命令のシーケンス、割り込の受
付け、記憶装置と入出力装置との情報交換の起動等の機
能を有し、演算制御部や、バス制御部、メモリアクセス
制御部などの各部から構成される。内部記憶装置とし
て、上記DRAM制御部403によって制御されるDR
AM402や、SRAM406、このSRAM406の
バックアップを制御するためのバックアップ制御部40
4、ROM405が設けられる。DRAM402やSR
AM406には、CPU401での計算や制御に必要な
プログラムやデータが格納される。ROM405は、読
出し専用であるため、通常は変更を要しないプログラム
が格納される。上記周辺装置制御部407は、特に制限
されないが、磁気記憶装置を一例とする外部記憶装置4
08や、キーボード409を一例とする入力装置などの
周辺装置のインタフェースとして機能する。上記表示系
410は、VRAM(ビデオ・ランダム・アクセス・メ
モリ)410A、及びそれの制御回路を含み、システム
バス400を介して転送された表示用データは、CRT
ディスプレイ装置412に同期して当該ディスプレイ装
置412に出力される。また、電源供給部411が設け
られ、ここで生成された各種電圧が、本実施例装置の各
部に供給されるようになっている。
【0015】このようなデータ処理装置において、上記
DRAM402は、本実施例システムのメインメモリと
して使用されるため、特に高速動作が要求される。その
ような意味で本実施例では、上記DRAM402として
高速動作可能なシンクロナスDRAMが適用される。
【0016】図3には上記DRAM402として上記デ
ータ処理装置に適用されるシンクロナスDRAMの全体
的な構成が示される。このシンクロナスDRAMは、C
PU401のクロックに同期してデータのリード・ライ
トが可能とされ、特に制限されないが、公知の半導体集
積回路製造技術により、単結晶シリコン基板などの一つ
の半導体基板に形成される。
【0017】図3に示されるように、このシンクロナス
DRAMは、特に制限されないが、Bank0,Ban
k1で示されるように、二つのメモリセルアレイ(メモ
リバンクと称される)312,313を有する。このメ
モリセルアレイ312,313は、それぞれダイナミッ
ク型メモリセルをアレイ状に配列して成る複数のメモリ
マットを有する。外部から取込まれたアドレスA0〜A
10がロウアドレスバッファを介してロウデコーダ30
8,309に伝達され、そこでデコードされることによ
って、それぞれメモリセルアレイ312,313のワー
ド線を選択的に駆動するための信号が生成されるように
なっている。
【0018】また、外部から取込まれたアドレスの一部
A0〜A8が、カラムアドレスバッファ315を介して
カラムアドレスカウンタ314に入力されるようになっ
ている。このカラムアドレスカウンタ314は、入力ア
ドレスを初期アドレスとしてそれに続くカラムアドレス
を歩進動作によって生成する。生成されたカラムアドレ
スは、カラムデコーダ304,306に伝達されるよう
になっている。このカラムデコーダ304,305は、
それぞれ入力アドレスをデコードすることによって、カ
ラム選択回路の動作信号を生成する。メモリセルアレイ
312,313には、それぞれセンスアンプ及びI/O
データバス303,307が結合される。このセンスア
ンプ及びI/Oバスには、メモリセルアレイ312,3
13のメモリセルに結合されたデータ線の微弱な電位差
(メモリセルデータ)を増幅するためのセンスアンプ
や、コモンI/O線(I/Oバスとも称される)、上記
カラムデコーダ304,306からの制御信号に基づい
て上記データ線を選択的にコモンI/O線に結合するた
めのカラム選択回路などが含まれる。
【0019】カラムデコード出力に基づきカラム選択回
路が動作されることによって、データ線が選択的にコモ
ンI/O線に結合されると、メモリセルへのデータ書込
み、又は当該メモリセルからのデータ読出しが可能とさ
れる。上記センスアンプで増幅されたメモリセルデータ
は、メインアンプMAを介して、外部出力可能とされ
る。また、外部からの書込みデータは、ライトアンプW
Aで増幅された後にコモンI/O線に伝達され、上記の
ようにカラムアドレスに基づいて選択されたデータ線を
介して、対応するメモリセルに伝達されることによっ
て、書込み可能とされる。上記メモリセルアレイ31
2,313は、特に制限されないが、入力されるアドレ
スの一部を利用することによって、選択的にリード・ラ
イトに関与するため、上記ライトアンプWAやメインア
ンプMA、及びデータバスDBUSは、上記メモリセル
アレイ312,313で共有されている。尚、ライトア
ンプWAやメインアンプMAのビット構成は、上記セン
スアンプ及びI/Oバスのビット構成に対応している。
例えば、上記コモンI/O線が、8ビット構成とされる
とき、上記ライトアンプWAやメインアンプMAも、そ
れに対応して8ビット構成とされる。
【0020】さらに、本実施例では、コントローラ30
5が設けられる。このコントローラ305は、基本クロ
ックCLK、チップセレクト信号CS*(*はローアク
ティブ又は信号反転を意味する)、ロウアドレスストロ
ーブ信号RAS*、カラムアドレスストローブ信号CA
S*、ライトイネーブル信号WE*など、外部から入力
される各種信号に基づいて、本実施例シンクロナスDR
AMにおける各部の動作制御信号を生成する。特に、こ
のシンクロナスDRAMの動作モードは、チップセレク
ト信号CS*、ロウアドレスストローブ信号RAS*、
ライトイネーブル信号WE*の論理状態の組合せによっ
て決定される。
【0021】図1には上記メインアンプMAの詳細な構
成例が示される。
【0022】メインアンプMAは上記のようにセンスア
ンプ及びI/Oバスのビット構成に対応するが、図1で
は、そのうちの1ビット構成について代表的に示され
る。同図に示されるように、メインアンプMAは、図3
のセンスアンプ及びI/Oバス303,307に属する
コモンI/O部111の後段に配置され、また、このメ
インアンプMAの後段にはドライバ部113が配置され
てている。
【0023】メインアンプMAは、特に制限されない
が、相補レベルのメインアンプI/O線MIO,MIO
*と、それの電位差を増幅するための増幅回路AMPと
を含む。メインアンプI/O線MIO,MIO*は、p
チャンネル型MOSトランジスタP4,P5を介してコ
モンIO部111に結合される。このpチャンネル型M
OSトランジスタP4,P5にはメインアンプカット信
号MACによって動作制御される。すなわち、メインア
ンプカット信号MACがハイレベルにアサートされた場
合に、MOSトランジスタP4,P5がオフされること
により、コモンIO部111とメインアンプMAとが電
気的に切離される。増幅回路AMPは、二つのインバー
タがリング状に結合されたものとされる。つまり、高電
位側電源Vddに結合されたpチャンネル型MOSトラ
ンジスタP6に、nチャンネル型MOSトランジスタN
1が直列接続されて成る第1インバータと、高電位側電
源Vddに結合されたpチャンネル型MOSトランジス
タP7に、nチャンネル型MOSトランジスタN2が直
列接続されて成る第2インバータとがリング状に結合さ
れて、一対のメインアンプI/O線MIO,MIO*の
電位差を増幅するための増幅回路AMPが形成される。
そしてそのようなメインアンプMAの動作制御のため
に、nチャンネル型MOSトランジスタN3が設けられ
る。このnチャンネル型MOSトランジスタN3は、増
幅回路AMPを形成するnチャンネル型MOSトランジ
スタN1,N2とグランドGNDとの間に設けられ、メ
インアンプイネーブル信号MAEがハイレベルにアサー
トされることによってメインアンプ動作が指示された場
合に、このnチャンネル型MOSトランジスタN3がオ
ンされることによって、増幅回路AMPがイネーブル状
態(活性状態)とされる。それとは逆にメインアンプイ
ネーブル信号MAEがローレベルにネゲートされた場合
には、nチャンネル型MOSトランジスタN3がオフさ
れるため、上記増幅回路AMPはディスエーブル状態
(非活性状態)とされる。
【0024】ここで、従来技術に従えば、メインアンプ
I/O線MIO,MIO*のプリチャージが、先にプリ
チャージされたコモンI/O線CIO,CIO*に、メ
インアンプI/O線が結合されることによって行われた
が、本実施例では、リードサイクルを短くしてもメイン
アンプI/O線のプリチャージを円滑に行うため、メイ
ンアンプMA専用のプリチャージ回路を設けている。す
なわち、一対のメインアンプI/O線MIO,MIO*
に、それぞれメインアンプI/O線MIO,MIO*を
プリチャージするためのメインアンププリチャージ回路
101,102が設けられている。
【0025】このメインアンププリチャージ回路101
は、メインアンプI/O線MIOに結合されたpチャン
ネル型MOSトランジスタP11と、高電位側電源Vd
dに結合されたpチャンネル型MOSトランジスタP1
0とが直列接続されて成る。同様にメインアンププリチ
ャージ回路102は、メインアンプI/O線MIO*に
結合されたpチャンネル型MOSトランジスタP9と、
高電位側電源Vddに結合されたpチャンネル型MOS
トランジスタP8とが直列接続されて成る。ここで、p
チャンネル型MOSトランジスタP9,P11にはメイ
ンアンプイネーブル信号MAEが入力され、上記pチャ
ンネル型MOSトランジスタP9,P11にはメインア
ンプカット信号MACがインバータ102で反転されて
から入力される。つまり、メインアンプイネーブル信号
MAEがローレベルの場合で、メインアンプカット信号
MCATがハイレベルの場合にのみ、pチャンネル型M
OSトランジスタP8,P9,P10,P11がオンさ
れることによって、メインアンプI/O線I/O,MI
O*がプリチャージされる。
【0026】そのようなメインアンプMAの前段に配置
されたコモンIO部111において、一対のコモンI/
O線CIO,CIO*には、それをプリチャージするた
めのコモン線プリチャージ回路115,116が設けら
れる。特に制限されないが、コモン線プリチャージ回路
115,116は、それぞれ高電位側電源Vddに結合
されたpチャンネル型MOSトランジスタP1,P2に
よって形成される。コモンI/O線プリチャージ信号I
OPC*がローレベルにアサートされた場合に、上記p
チャンネル型MOSトランジスタP1,P2がオンされ
て、高電位側電源Vddが、コモンI/O線CIO,C
IO*に供給されることによって、当該コモンI/O線
CIO,CIO*のプリチャージが行われる。尚、コモ
ンI/O線プリチャージ信号IOPC*がローレベルに
アサートされた場合、コモンI/O線CIO,CIO*
を橋絡するように設けられたイコライズ用のpチャンネ
ル型MOSトランジスタP3がオンされることにより、
コモンI/O線CIO,CIO*のイコライズが行われ
るようになっている。
【0027】また、上記メインアンプMAの後段に配置
されたドライバ部113は、上記メインアンプMAによ
り増幅された信号をデータバスDBUSを介して外部出
力可能とするもので、2入力ノア回路103,104、
インバータ104、pチャンネル型MOSトランジスタ
P12、nチャンネル型MOSトランジスタN4を含ん
で成る。高電位側電源Vddに結合されたpチャンネル
型MOSトランジスタP12と、グランドGNDに結合
されたnチャンネル型MOSトランジスタN4とは直列
接続されることによってインバータを構成する。このM
OSトランジスタP12,N4の直列接続箇所が、デー
タ出力ノードNとされ、上記メインアンプMAによって
増幅された信号が、このデータ出力ノードNを介してD
BUSに出力される。
【0028】ここで、上記データバスDBUSにおい
て、リードデータとライトデータとの衝突を避けるた
め、又はテストモードにおいて必要に応じてメインアン
プMAの出力を禁止する必要がある。そこで、本実施例
では、ノア回路103,105や、ナンド回路100が
設けられ、メインアンプ出力禁止信号MABS*、テス
ト信号TEST*のナンド論理に基づいてメインアンプ
MAの出力制御が行われるようになっている。例えば、
メインアンプ出力禁止信号MABS*がローレベルにア
サートされると、ノア回路103,105が非活性状態
とされることによって、メインアンプMAの外部出力が
禁止される。また、テストモードにおいて、テスト信号
TEST*がローレベルにアサートされた場合も同様で
ある。そのため、メインアンプ出力禁止信号MABS
*、テスト信号TEST*が、共にハイレベルの場合に
のみ、メインアンプMAによって増幅された信号の外部
出力が可能とされる。
【0029】図2には、図1に示される回路における主
要部の動作波形が示される。
【0030】本実施例シンクロナスDRAMのスタンバ
イ状態では、コモンI/O線CIO,CIO*、メイン
アンプI/O線MIO,MIO*が、高電位側電源Vd
dレベルにプリチャージされており、pチャンネル型M
OSトランジスタP12、及びnチャンネル型MOSト
ランジスタN4が共にオフ状態とされるため、データバ
スDBUSへのデータ出力ノードNは高出力インピーダ
ンス状態とされる。
【0031】コモンI/O線プリチャージ信号IOPC
*がハイレベルにネゲートされることによって、pチャ
ンネル型MOSトランジスタP1,P2,P3がオフさ
れるため、コモンI/O線CIO,CIO*のプリチャ
ージ状態が解除される。その状態で、データ線からコモ
ンI/O線CIO,CIO*にメモリセルデータが伝達
される。このコモンI/O線CIO,CIO*の電位差
が、所定レベル(例えば0.5V)に達した後に、メイ
ンアンプイネーブル信号MAEがハイレベルにアサート
される。それにより、nチャンネル型MOSトランジス
タN3がオンされ、メインアンプMAが活性化されるの
で、増幅回路AMPにより、メインアンプI/O線MI
O,MIO*の電位差増幅が開始される。
【0032】メインアンプ活性化タイミングより、わず
かに遅れて、メインアンプカット信号MACがハイレベ
ルにアサートされることにより、pチャンネル型MOS
トランジスタP4,P5がオフされ、それにより、メイ
ンアンプMAが、コモンI/O線CIO,CIO*から
切離される。メインアンプイネーブル信号MAEがハイ
レベルにアサートされている期間にメインアンプI/O
線MIO,MIO*の電位差増幅が増幅回路AMPによ
り行われ、その増幅出力に基づいて、データバスDBU
Sが駆動される。このデータバスDBUSの駆動期間
に、コモンI/O線CIO,CIO*がプリチャージさ
れる。
【0033】また、メインアンプイネーブル信号MAE
がローレベルにネゲートされ、且つ、メインアンプカッ
ト信号MACがハイレベルにアサートされた期間に、p
チャンネル型MOSトランジスタP8,P9,P10,
P11がオンされ、それによってメインアンプI/O線
MIO,MIO*がプリチャージされる。つまり、メイ
ンアンプI/O線MIO,MIO*が、コモンI/O線
*の電位レベルにかかわらず、メインアンププリチャー
ジ回路101,102によってプリチャージされる。そ
の後、メインアンプカット信号MACがローレベルにネ
ゲートされることによって、コモンI/O線CIO,C
IO*の次のデータがメインアンプI/O線MIO,M
IO*に伝達される。以降の動作は上記の通りである。
【0034】上記実施例によれば、以下の作用効果を得
ることができる。
【0035】(1)従来技術によれば、メインアンプI
/O線のプリチャージが、先にプリチャージされたコモ
ンI/O線に、メインアンプI/O線が結合されること
によって行われるのに対して、上記実施例では、メイン
アンププリチャージ回路101,102が設けられたこ
とにより、コモンI/O線のプリチャージとは別に、メ
インアンプI/O線MIO,MIO*が個別的にプリチ
ャージされるので、コモンI/O線の電位レベルに依存
しない、メインアンプI/O線の単独プリチャージが可
能とされる。そのため、メモリセルデータの出力サイク
ルの高速化を図るためにリードサイクルを短くしても、
メインアンプI/O線のプリチャージを円滑に行えるか
ら、リードサイクルの短縮化により、メモリセルデータ
の出力サイクルの高速化、ひいては、そのようなメモリ
セルデータの出力サイクルの高速化により、シンクロナ
スDRAMのリード動作の高速化を図ることができる。
【0036】(2)メインアンププリチャージ回路10
1,102は、メインアンプMAとコモンI/O線CI
O,CIO*との切離しを指示するためのメインアンプ
カット信号MACによって動作制御されるpチャンネル
型MOSトランジスタP8,P10と、メインアンプM
Aの活性化を指示するためのメインアンプイネーブル信
号MAEによって動作制御されるpチャンネル型MOS
トランジスタP9,P11とによって、容易に構成する
ことができる。
【0037】(3)上記のように高速化が図られたシン
クロナスDRAMがメインメモリなどとして搭載された
データ処理装置においては、CPU401によるメイン
メモリアクセス速度が高速化されるから、プログラムの
実行や、データのリード・ライトが高速化され、それに
より、システム全体としての処理の高速化を図ることが
できる。
【0038】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0039】例えば、図1に示されるpチャンネル型M
OSトランジスタP8を、メインアンププリチャージ回
路101,102で共有することにより、pチャンネル
型MOSトランジスタP10を省略するようにしても良
い。図5には、そのようにpチャンネル型MOSトラン
ジスタP8が共有された場合の構成が示される。このよ
うにpチャンネル型MOSトランジスタP8が共有され
ることにより、MOSトランジスタP10の省略が可能
となるので、半導体集積回路のチップ占有面積の縮小を
図る上で有利とされる。
【0040】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシンク
ロナスDRAMに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、VRAMやシン
クロナスSRAM(スタティック・ランダム・アクセス
・メモリ)、そして外部からのアドレスに応じてランダ
ムアクセス可能な非同期形のDRAMやSRAM、さら
にはシングルチップマイクロコンピュータなどに搭載さ
れる各種メモリなど、広く半導体記憶装置に適用するこ
とができる。
【0041】本発明は、少なくともメインアンプI/O
線を含むことを条件に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0043】すなわち、メインアンププリチャージ回路
により、コモンI/O線のプリチャージとは別に、メイ
ンアンプI/O線の単独プリチャージが可能とされるの
で、コモンI/O線の電位レベルに依存しないで、メイ
ンアンプI/O線のプリチャージを行うことができる。
そのため、リードサイクルの短縮化により、メモリセル
データの出力サイクルの高速化を図ることができ、ひい
ては、そのようなメモリセルデータの出力サイクルの高
速化により、シンクロナスDRAMなどの半導体記憶装
置のリード動作の高速化を図ることができる。また、そ
のように高速化が図られた半導体記憶装置を搭載するデ
ータ処理装置においては、中央処理装置によるメモリア
クセス速度が高速化されるから、データ処理の高速化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシンクロナスDRAM
におけるメインアンプ及びその近傍の主要構成例回路図
である。
【図2】上記シンクロナスDRAMにおける主要部の動
作波形図である。
【図3】上記シンクロナスDRAMの全体的な構成例ブ
ロック図である。
【図4】上記シンクロナスDRAMを備えたデータ処理
装置の構成例ブロック図である。
【図5】上記シンクロナスDRAMにおけるメインアン
プ及びその近傍の他の構成例回路図である。
【符号の説明】
101 メインアンププリチャージ回路 102 メインアンププリチャージ回路 111 コモンI/O部 113 ドライバ部 115 コモン線プリチャージ回路 116 コモン線プリチャージ回路 CIO,CIO* コモンI/O線 MIO,MIO* メインアンプI/O線 304 カラムデコーダ 305 コントローラ 306 カラムデコーダ 307 センスアンプ、及びI/Oバス 308 ロウデコーダ 309 ロウデコーダ 311 ロウアドレスバッファ 270 メモリセルアレイ 313 メモリセルアレイアレイ 314 カラムアドレスカウンタ 315 カラムアドレスバッファ MA メインアンプ WA ライトアンプ 401 CPU 402 DRAM 403 DRAM制御部 404 バックアップ制御部 405 ROM 406 SRAM 407 周辺装置制御部 408 外部記憶装置 409 キーボード 410 表示系 410A VRAM 411 電源供給部 412 CRTディスプレイ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/34 354 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルに結合されたデータ線が選択
    的に結合されるコモンI/O線と、このコモンI/O線
    をプリチャージするためのコモン線プリチャージ回路
    と、上記コモンI/O線に対応して設けられたメインア
    ンプI/O線と、上記コモンI/O線を介して上記メイ
    ンアンプI/O線に伝達された信号を増幅するための増
    幅回路とを含む半導体記憶装置において、上記コモン線
    プリチャージ回路とは別に、上記メインアンプI/O線
    をプリチャージするためのメインアンププリチャージ回
    路を設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のダイナミック型メモリセルが配列
    されて成るメモリセルアレイと、外部から入力されたア
    ドレスを初期アドレスとしてそれに続くカラムアドレス
    を生成するためのカラムアドレスカウンタとを有し、生
    成されたカラムアドレスに基づいて、上記データ線を選
    択的に上記コモンI/O線に結合させるように構成され
    た請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 一つのメインアンプI/O線毎に、上記
    メインアンププリチャージ回路が設けられて成る請求項
    1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記メインアンププリチャージ回路は、
    上記メインアンプと上記コモンI/O線との切離しを指
    示するための信号によって動作制御される第1トランジ
    スタと、上記メインアンプの活性化を指示するための信
    号によって動作制御される第2トランジスタとが直列接
    続されて成り、上記第1トランジスタ及び上記第2トラ
    ンジスタを介して高電位側電源がメインアンプI/O線
    に供給されるように構成された請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 一つの増幅回路に、相補レベルの一対の
    メインアンプI/O線が結合され、このメインアンプI
    /O線のそれぞれに設けられたメインアンププリチャー
    ジ回路において上記第1トランジスタが共有されて成る
    請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 中央処理装置と、それによってアクセス
    されるメモリとを含むデータ処理装置において、上記メ
    モリとして、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半
    導体記憶装置を適用して成ることを特徴とするデータ処
    理装置。
JP6049788A 1994-02-22 1994-02-22 半導体記憶装置、及びデータ処理装置 Withdrawn JPH07235187A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6084809A (en) * 1996-07-19 2000-07-04 Hitachi Ltd. Main amplifier circuit and input-output bus for a dynamic random access memory
US7457181B2 (en) 2005-11-17 2008-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device and method of operating the same

Cited By (2)

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