JPH10274466A - ショーケースの集中管理装置 - Google Patents

ショーケースの集中管理装置

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JPH10274466A
JPH10274466A JP7998197A JP7998197A JPH10274466A JP H10274466 A JPH10274466 A JP H10274466A JP 7998197 A JP7998197 A JP 7998197A JP 7998197 A JP7998197 A JP 7998197A JP H10274466 A JPH10274466 A JP H10274466A
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JP
Japan
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defrosting
management device
showcase
setting
terminal
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JP7998197A
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English (en)
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Yoshiki Makishima
芳樹 巻島
Kazuyuki Kobashi
一之 小橋
Masahito Fukumoto
雅人 福元
Masanobu Takeuchi
正信 竹内
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のショーケースの霜取制御を効率的、
且つ、円滑に設定できる集中管理装置を提供する。 【解決手段】 上位管理装置と、複数台のショーケース
にそれぞれ設けられた端末側制御装置とを具備して構成
され、上位管理装置はショーケースの運転条件を入力す
る入力手段と、制御手段と、入力手段により入力された
運転条件に関するデータを送信する送信手段とを具備
し、端末側制御装置は上位管理装置にて入力された運転
条件に関するデータを受信する受信手段と、この運転条
件に基づいて機器の制御を実行する制御手段とを具備す
ると共に、上位管理装置の制御手段は、入力手段からの
指示に基づき、霜取の運転条件についてショーケースの
端末側制御装置を複数の集合に括り、各集合毎に共通し
た運転条件を設定し、且つ、複数の集合を相互に連結す
ることにより、連結された各集合の霜取について、同一
の運転条件とすることが可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のショーケ
ースの運転状態を一括して集中管理するためのショーケ
ースの集中管理装置に関するものである。
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗には複数台のショーケースが設置されてい
るが、従来各ショーケースはそれぞれ温度調節器や除霜
用のタイマーから構成される制御装置によって個別に制
御されているのが現状である。従って、ショーケースの
温度や除霜時間等の各種設定作業は、当該ショーケース
の設置されている場所において個々に行わなければなら
ない。そのため、季節や天候により設定を変更する場合
には作業が極めて煩雑となる。また、各種設定値やショ
ーケースの庫内温度等の運転状態を把握するためには、
ショーケースの設置されている場所に行って個々に調べ
る以外になく、ショーケースの運転状態に関するデータ
を容易に把握することができない問題があった。そのた
め、例えば特開平1−291085号公報(F25D2
1/06)では、マイクロコンピュータによって構成し
た集中管理装置に通信線によって各ショーケースの制御
装置を接続し、各ショーケースの各種設定作業を集中管
理装置の管理装置にて行い、且つ、ショーケースの運転
状態に関するデータを管理装置に収集して一括管理する
思想が示されている。また、出願人が出願した特開平5
−264149号公報(F25D11/00)では、集
中管理装置を、中央管理装置と、この中央管理装置に接
続された主制御装置と、この主制御装置に所定台数接続
可能とされた系統制御装置と、この系統制御装置に所定
台数接続可能とされ、各ショーケース等にそれぞれ設け
られた端末側制御装置にて構成し、中央管理装置及び主
制御装置にて各ショーケース等の運転条件を設定し、そ
の他、各ショーケース等の運転状態に関するデータを収
集し種々加工して管理できるようにしていた。
【発明が解決しようとする課題】ここで、スーパーマー
ケット等の各ショーケースには冷却器が設置されてお
り、この冷却器には着霜が成長するため霜取を行う必要
がある。一方、一台の冷凍機には通常複数台のショーケ
ースの冷却器が接続されているため、共通の冷凍機に接
続された複数台の冷却器は一緒に霜取を開始する必要が
ある。そこで、例えば一台の冷凍機に接続された複数台
のショーケースの霜取の開始時刻、周期などの運転条件
について、各ショーケースをグループ(集合)分けし、
グループに括られたショーケースは一緒に霜取を行うよ
うに設定できるようにすれば、霜取運転条件に関する設
定の手間が省けるが、メモリの設定データの保存領域の
浪費を防ぐために、グループ内に設定できるショーケー
スの台数は限られてくる(通常は12チャンネル程)。
そのため、特に大規模店舗において同一の霜取制御を行
うショーケースが何十台にも及ぶ場合には、複数のグル
ープに対して同一の霜取運転条件を設定しなければなら
なくなり、操作の煩雑さを解消できなくなると共に、過
誤の設定を行ってしまう危険性も大きい。本発明は、係
る従来の技術的課題を解決するために成されたものであ
り、複数台のショーケースの霜取制御を効率的、且つ、
円滑に設定できる集中管理装置を提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の集中管理
装置は、複数台のショーケースの運転状態を一括して管
理するものであって、この集中管理装置は上位管理装置
と、複数台のショーケースにそれぞれ設けられた端末側
制御装置とを具備して構成され、上位管理装置はショー
ケースの運転条件を入力する入力手段と、制御手段と、
入力手段により入力された運転条件に関するデータを送
信する送信手段とを具備し、端末側制御装置は上位管理
装置にて入力された運転条件に関するデータを受信する
受信手段と、この運転条件に基づいて機器の制御を実行
する制御手段とを具備すると共に、上位管理装置の制御
手段は、入力手段からの指示に基づき、霜取の運転条件
についてショーケースの端末側制御装置を複数の集合に
括り、各集合毎に共通した運転条件を設定し、且つ、複
数の集合を相互に連結することにより、連結された各集
合の霜取について、同一の運転条件とすることが可能と
されているものである。本発明によれば、上位管理装置
にて入力されたショーケースの運転条件に関するデータ
を各ショーケースに設けられた端末側制御装置に供給す
ると共に、端末側制御装置はこの運転条件に基づいて機
器の制御を実行するので、上位管理装置によって複数台
のショーケースを一括して管理することができるように
なる。また、上位管理装置の制御手段は、入力手段から
の指示に基づき、霜取の運転条件についてショーケース
の端末側制御装置を複数の集合に括り、各集合毎に共通
した運転条件を設定できるように構成されているので、
ショーケースの霜取の運転条件については、同一の霜取
制御が行われる複数台のショーケースを一つの集合と
し、その集合内の端末側制御装置全体をまとめて設定す
ることができるようになる。従って、複数台のショーケ
ースを管理する場合に、霜取の運転条件の設定の手間が
著しく省け、誤った設定を行う危険性も低下すると共
に、特別な電気配線を行う必要も無いので、効率的なシ
ョーケースの霜取運転管理を実現することができるよう
になる。特に、上位管理装置の制御手段は、複数の集合
を相互に連結することにより、連結された各集合の霜取
について、同一の運転条件とすることができるように構
成されているので、同一の霜取制御を行うショーケース
が多数にのぼる場合にも、上位管理装置のメモリ領域の
浪費を防止しながら、各ショーケースに対する霜取の運
転条件設定作業を簡素化することができるようになるも
のである。請求項2の発明のショーケースの集中管理装
置は、上記において上位管理装置は表示手段を備えてお
り、ショーケースの端末側制御装置を集合に括る際、上
位管理装置の制御手段は、表示手段に設定画面を表示す
ると共に、当該集合内、若しくは、連結された全集合内
の何れか一つの端末側制御装置を親機として設定するこ
とを条件とし、且つ、当該親機設定が成されない場合
は、表示手段の設定画面を警告画面に切り換え、入力手
段への所定の操作を条件として表示手段の表示を設定画
面に復帰させるものである。請求項2の発明によれば、
上記に加えて集合内、若しくは、連結された全集合内の
何れか一つの端末側制御装置を親機として設定すること
を条件としている場合に、上位管理装置の制御手段は前
記親機設定が成されないときは、表示手段の設定画面を
警告画面に切り換え、入力手段への所定の操作を条件と
して表示手段の表示を設定画面に復帰させるようにした
ので、設定者に設定漏れを確実に伝えることができるよ
うになり、過誤の設定を確実に防止して条件設定作業を
円滑化することができるようになるものである。請求項
3の発明のショーケースの集中管理装置は、請求項1に
おいて上位管理装置は表示手段を備えており、ショーケ
ースの端末側制御装置を集合に括る際、上位管理装置の
制御手段は、当該集合内、若しくは、連結された全集合
内の何れか一つの端末側制御装置を親機として設定する
ことを条件とし、且つ、当該親機設定が成されない場合
は、表示手段に所定の警告マークを表示するものであ
る。請求項3の発明によれば、請求項1に加えて集合
内、若しくは、連結された全集合内の何れか一つの端末
側制御装置を親機として設定することを条件としている
場合に、上位管理装置の制御手段は前記親機設定が成さ
れないときは、表示手段に所定の警告マークを表示する
ようにしたので、設定者は現在の親機の設定状況を簡単
に認識することができるようになり、設定漏れを防止し
て条件設定作業を円滑化することができるようになるも
のである。
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の集中管理装置1のシス
テム構成図である。本発明の集中管理装置1のシステム
は、パーソナルコンピュータ等から成る上位管理装置2
と、マイクロコンピュータによって構成された端末側制
御装置としてのコントローラ3・・とから構築される。
前記上位管理装置2は店舗の警備室等に設けられ、制御
手段としてのマイクロコンピュータ4と、表示手段とし
てのディスプレイ6と、入力手段としてのキーボード7
等を備えている。また、コントローラ3はショーケース
Sや、冷凍機(図示せず)にそれぞれ設けられており、
制御手段としてのマイクロコンピュータ8を備えてい
る。そして、上位管理装置2のマイクロコンピュータ4
と、各ショーケースSに設けられたコントローラ3のマ
イクロコンピュータ8とは、通信線11を介して接続さ
れ、相互にデータの授受を行うよう構成されている。こ
こで、ショーケースSの設置に際して各コントローラ3
には設定スイッチにより、例えばA〜Eまでの系統のそ
れぞれに1〜30までのチャンネルナンバー(例えばA
01)を割当てて設定する。更に、各コントローラ3は
霜取に関して同一の制御を行う後述する集合に分けら
れ、その中で親機が一台設定されると共に、その集合内
の他のコントローラ3は子機とされる。一方、上位管理
装置2においては、ディスプレイ6に設定画面が表示さ
れている状態で端末制御設定メニューを選択すると、キ
ーボード7によって各コントローラ3に前述の如く割り
当てられたチャンネルナンバー(例えばA01)毎に、
庫内設定温度、各種警報、霜取り復帰温度、水切り時間
に関する各種設定値、管理温度等、ショーケースS毎に
それぞれ独自に設定する必要がある運転条件を設定する
ことができる。そして、マイクロコンピュータ4は設定
された運転条件に関するデータを通信線11を介して各
コントローラ3・・・のマイクロコンピュータ8に配信
する。コントローラ3では自らのチャンネルナンバー
(例えばA01)宛ての運転条件に関するデータを受信
すると、マイクロコンピュータ8は当該データをメモリ
に保存する。マイクロコンピュータ8はセンサーを備え
ており、ショーケースSの庫内温度に関する出力と前記
運転条件に関するデータの内の庫内設定温度とを比較し
て膨張弁やコンプレッサモータを制御し、庫内温度を前
記庫内設定温度に制御する。また、霜取に関するデータ
に基づいてヒータを制御し、ショーケースSの霜取制御
を実行する。更に、機器の故障によって庫内温度が異常
に高くなり、或いは、低くなった場合には、所定の警報
出力を行う。このようなショーケースS等における庫内
温度、霜取、警報(異常高温・低温など)等の運転状態
に関するデータはマイクロコンピュータ8によってメモ
リに逐次保存され、更新されていく。そして、マイクロ
コンピュータ8は、上位管理装置2のマイクロコンピュ
ータ4からのポーリングに応じて当該運転状態に関する
データをマイクロコンピュータ4に送信する。上位管理
装置2のマイクロコンピュータ4はコントローラ3のマ
イクロコンピュータ8から運転状態に関するデータを受
け取ると、これをメモリに逐次保存し、更新していく。
これによって、上位管理装置2では各ショーケースSの
運転状況を把握し、管理することができるようになる。
また、上位管理装置2では前記設定画面においてグルー
プ制御設定メニューを選択すると、マイクロコンピュー
タ4はグループ制御設定メニューをディスプレイ6に表
示する。このグループ制御設定メニュー画面において、
霜取グループ設定を選択すると、マイクロコンピュータ
4は霜取グループ設定画面をディスプレイ6に表示す
る。この霜取グループ設定画面では、例えば冷却器が同
一の冷凍機に接続されており、同じタイミングで霜取を
行う必要がある複数台のショーケースSのコントローラ
3を図2〜図4に示す如く一つの集合(霜取グループ0
1、02・・。最大20グループ設定可能)に括り、一
つの集合当たり最大12台のショーケースSのコントロ
ーラ3のチャンネルナンバーと、共通して行う霜取時刻
(1日12回まで設定可能)、或いは、霜取周期(タイ
ムセーフは5分〜45分の間で設定可能)等を設定する
ことができる。係る設定により、マイクロコンピュータ
4は集合内のショーケースSの霜取りを同時に開始する
よう運転条件のデータを作成する。また、上位管理装置
2においては、各霜取グループ内において親機1台と他
の子機を設定し、親機(チャンネルナンバー)が前記画
面で設定されると子機も自動的に設定される。更に、異
なる複数の親機が設定された場合には先に設定された親
機を優先し、後に入力したものは誤設定として拒否す
る。更に、上位管理装置2においては、前記霜取グルー
プ設定画面で、図3或いは図4に示す如く例えば二つの
前記霜取グループ(例えば01と03、02と20)同
志を連結する連結設定(例えばグループ連結設定1、
2)を行うことができる。そして、連結された霜取グル
ープ(例えば01と03)内のコントローラ3には一回
の設定操作せ同一の霜取時刻或いは周期等が設定され
る。尚、図3では霜取グループ03内に親機コントロー
ラが存在するが、霜取グループ01と連結する場合に
は、これを子機に設定する必要がある。これにより、同
一の霜取制御を行うショーケースSが多数(12台以
上)にのぼる場合にも、上位管理装置2のメモリ領域の
浪費を防止しながら、各ショーケースSに対する霜取の
運転条件設定作業を簡素化することができるようにな
る。次ぎに、図5を参照しながら、上位管理装置2にお
ける具体的な霜取グループ設定手順について説明する。
図5は上位管理装置2のマイクロコンピュータ4のプロ
グラムのフローチャートを示している。マイクロコンピ
ュータ4はステップS1で霜取グループのチャンネル入
力があったか否か判断し、入力操作が成された場合に
は、ステップS2で入力確定操作が成されたか否か判断
し、成されたらステップS3で霜取グループ(01、0
2・・・20)内に親機コントローラ3の設定が成され
ているか否か判断する。そして、前述の如く親機コント
ローラ3が設定されている場合には、ステップS7に進
んで次のグループ設定画面に移行する。ステップS3で
親機コントローラ3が設定されていない場合には、ステ
ップS4で今度は連結された霜取グループ内の何れかに
親機コントローラ3が設定されているか否か判断し、設
定されている場合にはステップS7に進む。即ち、マイ
クロコンピュータ4は或る霜取グループ内に親機コント
ローラ3が設定されていなくとも(全て子機コントロー
ラ)、連結された他の霜取グループ内に設定されていれ
ばこれを許容する。次ぎに、連結された何れの霜取グル
ープにも親機コントローラ3が設定されていない場合に
は、ステップS4からステップS5に進んでマイクロコ
ンピュータ4は霜取グループ設定画面に変え、ディスプ
レイ6に親機無しグループであることの注意(警告)画
面を表示する。そして、ステップS6でキーボード7へ
の操作があったか否か判断し、あった場合にはステップ
S7に進んでディスプレイ6の表示を設定画面に復帰さ
せる。このようにグループ(集合)内、若しくは、連結
された全グループ内の何れか一つのコントローラ3を親
機として設定することを条件としている場合に、上位管
理装置2のマイクロコンピュータ4は親機設定が成され
ないときは、ディスプレイ6の設定画面を上記注意(警
告)画面に切り換え、キーボード7への所定の操作を条
件としてディスプレイ6の表示を設定画面に復帰させる
ようにしているので、設定者に設定漏れを確実に伝える
ことができるようになり、過誤の設定を確実に防止して
条件設定作業を円滑化することができるようになる。
尚、係る設定操作においては上記実施例の他に、図6に
示す如き制御を行っても良い。即ち、この場合にはマイ
クロコンピュータ4は霜取グループの設定画面におい
て、ステップS8で親機・子機の区別のあるコントロー
ラ3か否か判断し、その場合にはステップS9で親機が
設定されている否か判断する。そして、設定されていな
い場合にはステップS10でディスプレイ6に親機が存
在しない状態を示すマークを表示する。そして、親機が
設定されればステップS9からステップS11に進んで
当該マークをディスプレイ6から消すものである。この
場合、前述同様に連結グループがあるときには、連結さ
れた全グループ内の何れにも親機が設定されていないこ
とを条件としてマーク表示を行う。このように上位管理
装置2のマイクロコンピュータ4は前記親機設定が成さ
れないときは、ディスプレイ6に所定の警告マークを表
示するようにしたので、設定者は現在の親機の設定状況
を簡単に認識することができるようになり、設定漏れを
防止して条件設定作業を円滑化することができるように
なる。ここで、上位管理装置2のマイクロコンピュータ
4は図7に示す如くコントローラ3とのデータ通信と更
新を行いながら(ステップS12)、受信したデータ中
よりショーケースSが霜取中であることを判断すると
(ステップS13)、ステップS16に進んでディスプ
レイ6に当該ショーケースS(チャンネルナンバー)は
霜取中である旨の表示を行う。この表示は、水切り中
(ステップS14)や冷却待ち中(ステップS15)に
も継続される。尚、冷却待ちとは霜取グループ内で早く
霜取終了したショーケースSが他のショーケースSの霜
取終了を待っている状態を云う。これによって、上位管
理装置2において各ショーケースSの霜取状況を確認す
ることができるようになり、時間と労力の削減が図れ
る。また、上位管理装置2のマイクロコンピュータ4は
図8に示す如く全コントローラ3のマイクロコンピュー
タ8との通信処理を行っているときに(ステップS1
7)、ステップS18で通信異常のチャンネルがあるか
否か判断する。そして、存在する場合には、ステップS
19でディスプレイ6に通信エラーのあるチャンネルを
表示する。そして、ステップS20で通信処理の制限時
間が経過したか否か判断し、経過していなければステッ
プS17に進んでこれを繰り返す。そして、制限時間が
経過したら処理を終了するものであるが、ディスプレイ
6には最終的に通信異常が残っているチャンネルが表示
されていることになる。これにより、異常を調査し、修
理すべきコントローラ3が明確に分かるようになり、迅
速な対応をとることが可能となる。
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、上位
管理装置にて入力されたショーケースの運転条件に関す
るデータを各ショーケースに設けられた端末側制御装置
に供給すると共に、端末側制御装置はこの運転条件に基
づいて機器の制御を実行するので、上位管理装置によっ
て複数台のショーケースを一括して管理することができ
るようになる。また、上位管理装置の制御手段は、入力
手段からの指示に基づき、霜取の運転条件についてショ
ーケースの端末側制御装置を複数の集合に括り、各集合
毎に共通した運転条件を設定できるように構成されてい
るので、ショーケースの霜取の運転条件については、同
一の霜取制御が行われる複数台のショーケースを一つの
集合とし、その集合内の端末側制御装置全体をまとめて
設定することができるようになる。従って、複数台のシ
ョーケースを管理する場合に、霜取の運転条件の設定の
手間が著しく省け、誤った設定を行う危険性も低下する
と共に、特別な電気配線を行う必要も無いので、効率的
なショーケースの霜取運転管理を実現することができる
ようになる。特に、上位管理装置の制御手段は、複数の
集合を相互に連結することにより、連結された各集合の
霜取について、同一の運転条件とすることができるよう
に構成されているので、同一の霜取制御を行うショーケ
ースが多数にのぼる場合にも、上位管理装置のメモリ領
域の浪費を防止しながら、各ショーケースに対する霜取
の運転条件設定作業を簡素化することができるようにな
るものである。請求項2の発明によれば、上記に加えて
集合内、若しくは、連結された全集合内の何れか一つの
端末側制御装置を親機として設定することを条件として
いる場合に、上位管理装置の制御手段は前記親機設定が
成されないときは、表示手段の設定画面を警告画面に切
り換え、入力手段への所定の操作を条件として表示手段
の表示を設定画面に復帰させるようにしたので、設定者
に設定漏れを確実に伝えることができるようになり、過
誤の設定を確実に防止して条件設定作業を円滑化するこ
とができるようになるものである。請求項3の発明によ
れば、請求項1に加えて集合内、若しくは、連結された
全集合内の何れか一つの端末側制御装置を親機として設
定することを条件としている場合に、上位管理装置の制
御手段は前記親機設定が成されないときは、表示手段に
所定の警告マークを表示するようにしたので、設定者は
現在の親機の設定状況を簡単に認識することができるよ
うになり、設定漏れを防止して条件設定作業を円滑化す
ることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの集中管理装置のシステ
ム構成図である。
【図2】上位管理装置における霜取グループ設定を説明
する図である。
【図3】上位管理装置における霜取グループの連結設定
を説明する図である。
【図4】同じく上位管理装置における霜取グループの連
結設定を説明する図である。
【図5】霜取グループの親機設定に関する上位管理装置
のマイクロコンピュータのプログラムを示すフローチャ
ートである。
【図6】霜取グループの親機設定に関する上位管理装置
のマイクロコンピュータのもう一つのプログラムを示す
フローチャートである。
【図7】霜取中表示に関する上位管理装置のマイクロコ
ンピュータのプログラムを示すフローチャートである。
【図8】通信エラー表示に関する上位管理装置のマイク
ロコンピュータのプログラムを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 集中管理装置 2 上位管理装置 3 コントローラ(端末側制御装置) 4 マイクロコンピュータ 6 ディスプレイ(表示手段) 7 キーボード(入力手段) 8 マイクロコンピュータ 11 通信線 S ショーケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 正信 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のショーケースの運転状態を一括
    して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は上位管理装置と、前記複数台のショ
    ーケースにそれぞれ設けられた端末側制御装置とを具備
    して構成され、前記上位管理装置は前記ショーケースの
    運転条件を入力する入力手段と、制御手段と、前記入力
    手段により入力された運転条件に関するデータを送信す
    る送信手段とを具備し、前記端末側制御装置は前記上位
    管理装置にて入力された運転条件に関するデータを受信
    する受信手段と、この運転条件に基づいて機器の制御を
    実行する制御手段とを具備すると共に、前記上位管理装
    置の制御手段は、入力手段からの指示に基づき、霜取の
    運転条件について前記ショーケースの端末側制御装置を
    複数の集合に括り、各集合毎に共通した運転条件を設定
    し、且つ、複数の集合を相互に連結することにより、連
    結された各集合の霜取について、同一の運転条件とする
    ことが可能とされていることを特徴とするショーケース
    の集中管理装置。
  2. 【請求項2】 上位管理装置は表示手段を備え、ショー
    ケースの端末側制御装置を集合に括る際、前記上位管理
    装置の制御手段は、前記表示手段に設定画面を表示する
    と共に、当該集合内、若しくは、連結された全集合内の
    何れか一つの端末側制御装置を親機として設定すること
    を条件とし、且つ、当該親機設定が成されない場合は、
    前記表示手段の設定画面を警告画面に切り換え、入力手
    段への所定の操作を条件として前記表示手段の表示を前
    記設定画面に復帰させることを特徴とする請求項1のシ
    ョーケースの集中管理装置。
  3. 【請求項3】 上位管理装置は表示手段を備え、ショー
    ケースの端末側制御装置を集合に括る際、前記上位管理
    装置の制御手段は、当該集合内、若しくは、連結された
    全集合内の何れか一つの端末側制御装置を親機として設
    定することを条件とし、且つ、当該親機設定が成されな
    い場合は、前記表示手段に所定の警告マークを表示する
    ことを特徴とする請求項1のショーケースの集中管理装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122669A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Fuji Electric Co Ltd ショーケースの制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122669A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Fuji Electric Co Ltd ショーケースの制御装置

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