JPH10274397A - 容器弁のガス充填装置 - Google Patents
容器弁のガス充填装置Info
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- JPH10274397A JPH10274397A JP9076390A JP7639097A JPH10274397A JP H10274397 A JPH10274397 A JP H10274397A JP 9076390 A JP9076390 A JP 9076390A JP 7639097 A JP7639097 A JP 7639097A JP H10274397 A JPH10274397 A JP H10274397A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L29/00—Joints with fluid cut-off means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス充填作業を能率良く行う。
【解決手段】 圧力応答用の逆止弁10を備えた第1容
器弁1のガス取出し用の第1ノズル11内に逆止弁室2
6と逆止弁座27と出口孔28とを直線状に順に設け
る。その逆止弁室26に挿入した逆止部材29の外端部
分に、上記の出口孔28内へ突出される受け突起31を
設けて、その逆止部材29を逆止バネ30によって上記
の逆止弁座27へ付勢する。上記の第1ノズル11にガ
ス充填金具34を接続したときには、その金具34の先
端に設けた係合突起45が上記の逆止部材29を前記の
逆止弁座27から離間させる。また、上記の逆止弁10
を備えてない第2容器弁2のガス取出し用の第2ノズル
12に同上ガス充填金具34を接続したときには、同上
の係合突起45が上記の第2ノズル12の出口路13の
周壁13aに干渉しないように構成する。
器弁1のガス取出し用の第1ノズル11内に逆止弁室2
6と逆止弁座27と出口孔28とを直線状に順に設け
る。その逆止弁室26に挿入した逆止部材29の外端部
分に、上記の出口孔28内へ突出される受け突起31を
設けて、その逆止部材29を逆止バネ30によって上記
の逆止弁座27へ付勢する。上記の第1ノズル11にガ
ス充填金具34を接続したときには、その金具34の先
端に設けた係合突起45が上記の逆止部材29を前記の
逆止弁座27から離間させる。また、上記の逆止弁10
を備えてない第2容器弁2のガス取出し用の第2ノズル
12に同上ガス充填金具34を接続したときには、同上
の係合突起45が上記の第2ノズル12の出口路13の
周壁13aに干渉しないように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスボンベに取
付けた容器弁へガスを充填する装置に関する。
付けた容器弁へガスを充填する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスが取り出されて空になった
ガスボンベはガス充填所へ戻され、容器弁のガス取出し
ノズルにガス充填金具を接続して、その容器弁を介して
ガスボンベへ新たなガスを充填している。ところで、最
近の容器弁には、ガス取出し用ノズル内に圧力応答用の
逆止弁を備えたタイプと、その逆止弁を備えてないタイ
プとの二種類の容器弁が普及されている。従来では、逆
止弁付きの容器弁に対しては、開弁具付きのガス充填金
具を接続して、その開弁具によって逆止弁を強制開弁し
た状態でガスを充填し、逆止弁なしの容器弁に対して
は、開弁具なしのガス充填金具によってガス充填してい
た。
ガスボンベはガス充填所へ戻され、容器弁のガス取出し
ノズルにガス充填金具を接続して、その容器弁を介して
ガスボンベへ新たなガスを充填している。ところで、最
近の容器弁には、ガス取出し用ノズル内に圧力応答用の
逆止弁を備えたタイプと、その逆止弁を備えてないタイ
プとの二種類の容器弁が普及されている。従来では、逆
止弁付きの容器弁に対しては、開弁具付きのガス充填金
具を接続して、その開弁具によって逆止弁を強制開弁し
た状態でガスを充填し、逆止弁なしの容器弁に対して
は、開弁具なしのガス充填金具によってガス充填してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では次
の問題がある。ガス充填所に上記の二種類のタイプの容
器弁が混ざって入荷された場合には、逆止弁なしの容器
弁のノズルへ開弁具付きガス充填金具を接続しようとす
ると、その開弁具が上記ノズル内の出口路の奥壁や周壁
と干渉して、その充填金具を容器弁へ接続できない。こ
のため、ガスを充填するのに先立って、入荷されたガス
ボンベを容器弁のタイプごとに選別する必要があり、そ
の結果、ガス充填作業の作業能率が悪かった。本発明の
目的は、ガス充填作業を能率良く行えるようにすること
にある。
の問題がある。ガス充填所に上記の二種類のタイプの容
器弁が混ざって入荷された場合には、逆止弁なしの容器
弁のノズルへ開弁具付きガス充填金具を接続しようとす
ると、その開弁具が上記ノズル内の出口路の奥壁や周壁
と干渉して、その充填金具を容器弁へ接続できない。こ
のため、ガスを充填するのに先立って、入荷されたガス
ボンベを容器弁のタイプごとに選別する必要があり、そ
の結果、ガス充填作業の作業能率が悪かった。本発明の
目的は、ガス充填作業を能率良く行えるようにすること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、例えば、図1から図4、又は図
5と図6、若しくは図7示すように、容器弁のガス充填
装置を次のように構成した。
め、請求項1の発明は、例えば、図1から図4、又は図
5と図6、若しくは図7示すように、容器弁のガス充填
装置を次のように構成した。
【0005】圧力応答用の逆止弁10を備えた第1容器
弁1とその逆止弁を備えてない第2容器弁2との異なる
タイプの容器弁にガスを充填する装置であって、上記の
第1容器弁1のガス取出し用の第1ノズル11内に逆止
弁室26と逆止弁座27と出口孔28とを直線状に順に
設け、その逆止弁室26に挿入した逆止部材29を逆止
バネ30によって上記の逆止弁座27へ付勢し、ガス充
填金具34は、上記の第1ノズル11へ接続されるのに
適切に構成されると共に前記の第2容器弁2のガス取出
し用の第2ノズル12へ接続されるのに適切に構成され
ており、そのガス充填金具34の先端に係合突起45を
設け、上記ガス充填金具34を上記の第1容器弁1の上
記の第1ノズル11に接続したときには、上記の係合突
起45が上記の逆止部材29を押して同上の逆止部材2
9を前記の逆止弁座27から離間させるように構成し、
かつ、同上ガス充填金具34を前記の第2容器弁2の前
記の第2ノズル12に接続したときには、同上の係合突
起45が上記の第2ノズル12の出口路13の周壁13
aに干渉しないように構成したものである。
弁1とその逆止弁を備えてない第2容器弁2との異なる
タイプの容器弁にガスを充填する装置であって、上記の
第1容器弁1のガス取出し用の第1ノズル11内に逆止
弁室26と逆止弁座27と出口孔28とを直線状に順に
設け、その逆止弁室26に挿入した逆止部材29を逆止
バネ30によって上記の逆止弁座27へ付勢し、ガス充
填金具34は、上記の第1ノズル11へ接続されるのに
適切に構成されると共に前記の第2容器弁2のガス取出
し用の第2ノズル12へ接続されるのに適切に構成され
ており、そのガス充填金具34の先端に係合突起45を
設け、上記ガス充填金具34を上記の第1容器弁1の上
記の第1ノズル11に接続したときには、上記の係合突
起45が上記の逆止部材29を押して同上の逆止部材2
9を前記の逆止弁座27から離間させるように構成し、
かつ、同上ガス充填金具34を前記の第2容器弁2の前
記の第2ノズル12に接続したときには、同上の係合突
起45が上記の第2ノズル12の出口路13の周壁13
aに干渉しないように構成したものである。
【0006】上記の請求項1の発明は次の作用効果を奏
する。上記のガス充填金具の係合突起は、逆止弁付きの
第1容器弁へ接続するときには逆止弁を開弁させると共
に逆止弁なしの第2容器弁へ接続するときには出口路の
周壁に干渉しないように構成したので、そのガス充填金
具を上記の異なるタイプの容器弁に兼用できる。その結
果、ガス充填所でガスボンベを容器弁のタイプごとに選
別する必要がなくなり、ガス充填作業を能率良く行え
る。
する。上記のガス充填金具の係合突起は、逆止弁付きの
第1容器弁へ接続するときには逆止弁を開弁させると共
に逆止弁なしの第2容器弁へ接続するときには出口路の
周壁に干渉しないように構成したので、そのガス充填金
具を上記の異なるタイプの容器弁に兼用できる。その結
果、ガス充填所でガスボンベを容器弁のタイプごとに選
別する必要がなくなり、ガス充填作業を能率良く行え
る。
【0007】請求項2の発明は、前記の請求項1の構成
に次の構成を加えたものである。前記の逆止部材29の
外端部分に、前記の出口孔28内へ突出される受け突起
31を設けて、前記の第1ノズル11に前記のガス充填
金具34を接続したときには前記の係合突起45が上記
の受け突起31を押すのに対して、同上の第1ノズル1
1にガス取出し金具37を接続したときには、そのガス
取出し金具37が上記の受け突起31に接当しないよう
に構成した。
に次の構成を加えたものである。前記の逆止部材29の
外端部分に、前記の出口孔28内へ突出される受け突起
31を設けて、前記の第1ノズル11に前記のガス充填
金具34を接続したときには前記の係合突起45が上記
の受け突起31を押すのに対して、同上の第1ノズル1
1にガス取出し金具37を接続したときには、そのガス
取出し金具37が上記の受け突起31に接当しないよう
に構成した。
【0008】上記の請求項2の発明によれば、上記の受
け突起の突出長さに対応する長さだけガス充填金具の係
合突起を短くできる。このため、その係合突起が第2容
器弁の出口路の周壁と干渉するのをさらに確実に防止で
きる。
け突起の突出長さに対応する長さだけガス充填金具の係
合突起を短くできる。このため、その係合突起が第2容
器弁の出口路の周壁と干渉するのをさらに確実に防止で
きる。
【0009】請求項3の発明は、前記のガス充填金具に
前記の係合突起を着脱自在に固定したので、次の作用効
果を奏する。その係合突起が摩耗した場合であっても係
合突起だけを交換することにより、ガス充填金具を長期
間にわたって使用できる。なお、上記ガス充填金具は、
上記の係合突起を取り外した状態で逆止弁付きの第1容
器弁に接続することにより、ガス取出し金具としても使
用できる。このため、ガス充填金具とガス取出し金具と
の二種類の金具を造り分ける必要がなくなり、製作コス
トを低減できる。
前記の係合突起を着脱自在に固定したので、次の作用効
果を奏する。その係合突起が摩耗した場合であっても係
合突起だけを交換することにより、ガス充填金具を長期
間にわたって使用できる。なお、上記ガス充填金具は、
上記の係合突起を取り外した状態で逆止弁付きの第1容
器弁に接続することにより、ガス取出し金具としても使
用できる。このため、ガス充填金具とガス取出し金具と
の二種類の金具を造り分ける必要がなくなり、製作コス
トを低減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1から図4は、本発明の第1実
施形態を示している。まず、本発明が適用される容器弁
の概要を図2と図3とによって説明する。図2は、逆止
弁付きの第1容器弁1にガス取出し金具を取り付けた状
態の全体図である。図3は、上記の図2中の要部の詳細
図である。
施形態を示している。まず、本発明が適用される容器弁
の概要を図2と図3とによって説明する。図2は、逆止
弁付きの第1容器弁1にガス取出し金具を取り付けた状
態の全体図である。図3は、上記の図2中の要部の詳細
図である。
【0011】弁箱4から脚ネジ部5が下向きに突設され
ると共に同上の弁箱4の途中高さ部から第1ノズル11
が横向きに突設される。上記の脚ネジ部5がガスボンベ
(図示せず)の首部分に固定される。その脚ネジ部5の下
面が、入口路6と閉止弁7の閉止弁室8と出口路9とを
経て上記の第1ノズル11の先端面に連通されている。
上記の出口路9に圧力応答用の逆止弁10が装着されて
いる。
ると共に同上の弁箱4の途中高さ部から第1ノズル11
が横向きに突設される。上記の脚ネジ部5がガスボンベ
(図示せず)の首部分に固定される。その脚ネジ部5の下
面が、入口路6と閉止弁7の閉止弁室8と出口路9とを
経て上記の第1ノズル11の先端面に連通されている。
上記の出口路9に圧力応答用の逆止弁10が装着されて
いる。
【0012】上記の閉止弁室8に挿入した閉止部材14
が、スピンドル15とハンドル車16とによって、閉止
弁座17に対してほぼ垂直方向へ開閉移動される。これ
により、その閉止部材14の下部に取付けたシール部材
18が上記の閉止弁座17に接当および離間される。な
お、前記の入口路6から逃し路20が分岐され、その逃
し路20の終端部に安全弁21が取り付けられている。
が、スピンドル15とハンドル車16とによって、閉止
弁座17に対してほぼ垂直方向へ開閉移動される。これ
により、その閉止部材14の下部に取付けたシール部材
18が上記の閉止弁座17に接当および離間される。な
お、前記の入口路6から逃し路20が分岐され、その逃
し路20の終端部に安全弁21が取り付けられている。
【0013】前記の逆止弁10は、スリーブ24および
カップ部材25からなるカセット筒23を備える。その
カセット筒23内に、逆止弁室26と逆止弁座27と出
口孔28とが直線状に順に設けられる。上記の逆止弁室
26に挿入した逆止部材29が逆止バネ30によって上
記の逆止弁座27へ付勢される。上記の逆止部材29の
外端部分には、前記の出口孔28内へ突出される受け突
起31が設けられており、その受け突起31の先端に連
通孔32が開口されている。
カップ部材25からなるカセット筒23を備える。その
カセット筒23内に、逆止弁室26と逆止弁座27と出
口孔28とが直線状に順に設けられる。上記の逆止弁室
26に挿入した逆止部材29が逆止バネ30によって上
記の逆止弁座27へ付勢される。上記の逆止部材29の
外端部分には、前記の出口孔28内へ突出される受け突
起31が設けられており、その受け突起31の先端に連
通孔32が開口されている。
【0014】ガスボンベ内のガスを取り出すときには、
同上の図2と図3に示すように、前記の第1ノズル11
にガス取出し金具37を保密状に接続する。この接続状
態では、前記の逆止部材29の前記の受け突起31は上
記ガス取出し金具37に接当しないように構成されてい
る。なお、上記の第1ノズル11の外ネジ11aに袋ナ
ット38を螺合することにより、その締付力によって上
記ガス取出し金具37が第1ノズル11に固定されてい
る。
同上の図2と図3に示すように、前記の第1ノズル11
にガス取出し金具37を保密状に接続する。この接続状
態では、前記の逆止部材29の前記の受け突起31は上
記ガス取出し金具37に接当しないように構成されてい
る。なお、上記の第1ノズル11の外ネジ11aに袋ナ
ット38を螺合することにより、その締付力によって上
記ガス取出し金具37が第1ノズル11に固定されてい
る。
【0015】上記の接続状態で前記の閉止弁7を開く
と、上記ガスボンベ内のガスは、前記の入口路6と閉止
弁室8とを経て前記スリーブ24のスリット40へ流入
する。これにより、前記の逆止部材29は、Oリング4
1で封止されたガイド孔42の断面積に作用する圧力と
別のOリング43で封止された逆止弁座27の断面積に
作用する圧力との差圧力に相当する力よって、逆止バネ
30に抗して開かれて、上記ガスが出口孔28を通って
ユースポイントへ取出される。
と、上記ガスボンベ内のガスは、前記の入口路6と閉止
弁室8とを経て前記スリーブ24のスリット40へ流入
する。これにより、前記の逆止部材29は、Oリング4
1で封止されたガイド孔42の断面積に作用する圧力と
別のOリング43で封止された逆止弁座27の断面積に
作用する圧力との差圧力に相当する力よって、逆止バネ
30に抗して開かれて、上記ガスが出口孔28を通って
ユースポイントへ取出される。
【0016】上記ガス取り出し中において、何らかの原
因で異種の高圧ガスが出口孔28へ逆流してきた場合に
は、その逆流ガスが前記の連通孔32を通って前記ガイ
ド孔42へ流入して、その逆流ガスの圧力によって上記
の逆止部材29を逆止弁座27に閉止接当させる。これ
により、上記の逆流ガスがガスボンベへ侵入することを
防止できる。
因で異種の高圧ガスが出口孔28へ逆流してきた場合に
は、その逆流ガスが前記の連通孔32を通って前記ガイ
ド孔42へ流入して、その逆流ガスの圧力によって上記
の逆止部材29を逆止弁座27に閉止接当させる。これ
により、上記の逆流ガスがガスボンベへ侵入することを
防止できる。
【0017】また、上記ガス取り出しが進行してガスボ
ンベ内の残圧が低下すると、上記の逆止部材29が逆止
バネ30の付勢力によって逆止弁座27に閉止接当され
るので、上記ガスボンベ内に所定の残圧が保持される。
これにより、前記の閉止弁7を誤って開いたままにして
おいた場合であっても、雰囲気がガスボンベ内へ侵入す
るのを防止でき、そのガスボンベ内が汚染されるのを阻
止できる。
ンベ内の残圧が低下すると、上記の逆止部材29が逆止
バネ30の付勢力によって逆止弁座27に閉止接当され
るので、上記ガスボンベ内に所定の残圧が保持される。
これにより、前記の閉止弁7を誤って開いたままにして
おいた場合であっても、雰囲気がガスボンベ内へ侵入す
るのを防止でき、そのガスボンベ内が汚染されるのを阻
止できる。
【0018】空になったガスボンベ内へ新たなガスを充
填するときには、図1(A)に示すように、前記の第1ノ
ズル11にガス充填金具34を保密状に接続する。な
お、上記の第1ノズル11の外ネジ11aに袋ナット3
5を螺合することにより、その締付力によって上記ガス
充填金具34が第1ノズル11に固定される。
填するときには、図1(A)に示すように、前記の第1ノ
ズル11にガス充填金具34を保密状に接続する。な
お、上記の第1ノズル11の外ネジ11aに袋ナット3
5を螺合することにより、その締付力によって上記ガス
充填金具34が第1ノズル11に固定される。
【0019】上記の接続状態では、上記ガス充填金具3
4の先端に設けた係合突起45が前記の逆止部材29の
受け突起31を押圧して、その逆止部材29を逆止弁座
27から離間させる。その開き状態の逆止部材29と逆
止弁室26の底壁との間には隙間Cが形成されている。
その状態で前記の閉止弁7を開くと共に、上記ガス充填
金具34の充填路36から出口孔28へ充填ガスを供給
する。すると、その充填ガスは、逆止弁座27の内部空
間と前記スリット40と閉止弁室8と閉止弁座17の内
部空間と入口路6とを順に通ってガスボンベへ供給され
る。
4の先端に設けた係合突起45が前記の逆止部材29の
受け突起31を押圧して、その逆止部材29を逆止弁座
27から離間させる。その開き状態の逆止部材29と逆
止弁室26の底壁との間には隙間Cが形成されている。
その状態で前記の閉止弁7を開くと共に、上記ガス充填
金具34の充填路36から出口孔28へ充填ガスを供給
する。すると、その充填ガスは、逆止弁座27の内部空
間と前記スリット40と閉止弁室8と閉止弁座17の内
部空間と入口路6とを順に通ってガスボンベへ供給され
る。
【0020】上記ガス充填金具34の上記の係合突起4
5は、上記の図1(A)と図4に示すように、次のように
構成されている。図4(A)は係合突起45の立面図で、
図4(B)は右側面図、図4(C)は平面図である。上記の
係合突起45の左半部分にドリル加工によって中心孔4
6が形成されると共に右半部分の上下が切削加工され
る。これにより、係合突起45の右半部分の上面と下面
とに充填用出口47・47が開口される。符号48は係
合部分である。上記の係合突起45の外周に形成したオ
ネジ45aが前記ガス充填金具34のメネジ34aに着
脱自在に固定される。
5は、上記の図1(A)と図4に示すように、次のように
構成されている。図4(A)は係合突起45の立面図で、
図4(B)は右側面図、図4(C)は平面図である。上記の
係合突起45の左半部分にドリル加工によって中心孔4
6が形成されると共に右半部分の上下が切削加工され
る。これにより、係合突起45の右半部分の上面と下面
とに充填用出口47・47が開口される。符号48は係
合部分である。上記の係合突起45の外周に形成したオ
ネジ45aが前記ガス充填金具34のメネジ34aに着
脱自在に固定される。
【0021】上記ガス充填金具34の係合突起45は、
さらに次のように構成されている。図1(B)に示すよう
に、上述した図1(A)の逆止弁10を備えてないタイプ
の第2容器弁2の第2ノズル12に上記ガス充填金具3
4を取付けたときには、上記の係合突起45の係合部分
48が上記の第2ノズル12の出口路13の周壁13a
に干渉しないように、その係合突起45が構成されてい
る。なお、上記の第2容器弁2は、前記の第1容器弁1
と比べると、逆止弁10を備えてない点で異なるが、そ
の他の構成は第1容器弁1とほぼ同様である。
さらに次のように構成されている。図1(B)に示すよう
に、上述した図1(A)の逆止弁10を備えてないタイプ
の第2容器弁2の第2ノズル12に上記ガス充填金具3
4を取付けたときには、上記の係合突起45の係合部分
48が上記の第2ノズル12の出口路13の周壁13a
に干渉しないように、その係合突起45が構成されてい
る。なお、上記の第2容器弁2は、前記の第1容器弁1
と比べると、逆止弁10を備えてない点で異なるが、そ
の他の構成は第1容器弁1とほぼ同様である。
【0022】上述の第1実施形態において、上記の係合
突起45は、ガス充填金具34と別体に形成することに
代えて、その金具34と一体に形成することも可能であ
る。また、図2では、前記の第1ノズル11の軸心が閉
止弁室8の軸心と交差するように第1ノズルを配置して
あるが、これに代えて、そのノズル軸心が閉止弁室の軸
心と交差せずにオフセットするように同上の第1ノズル
を配置してもよい。
突起45は、ガス充填金具34と別体に形成することに
代えて、その金具34と一体に形成することも可能であ
る。また、図2では、前記の第1ノズル11の軸心が閉
止弁室8の軸心と交差するように第1ノズルを配置して
あるが、これに代えて、そのノズル軸心が閉止弁室の軸
心と交差せずにオフセットするように同上の第1ノズル
を配置してもよい。
【0023】図5及び図6と、図7とは、それぞれ第2
実施形態と第3実施形態を示している。これらの別の実
施形態においては、上記の第1実施形態と同じ構成の部
材には原則として同一の符号を付けて説明する。
実施形態と第3実施形態を示している。これらの別の実
施形態においては、上記の第1実施形態と同じ構成の部
材には原則として同一の符号を付けて説明する。
【0024】第2実施形態においては、図5(A)に示す
ように、前記の逆止弁付きの第1容器弁1へガスを充填
するときには、第1ノズル11の内ネジ11bに筒状ボ
ルト50が螺合され、その筒状ボルト50の締付力によ
って上記ガス充填金具34が上記の第1ノズル11に保
密状に固定される。
ように、前記の逆止弁付きの第1容器弁1へガスを充填
するときには、第1ノズル11の内ネジ11bに筒状ボ
ルト50が螺合され、その筒状ボルト50の締付力によ
って上記ガス充填金具34が上記の第1ノズル11に保
密状に固定される。
【0025】また、図5(B)に示すように、逆止弁なし
の第2容器弁2へガスを充填するときには、第2ノズル
12の内ネジ12bに上記の筒状ボルト50が螺合さ
れ、その筒状ボルト50の締付力によって上記ガス充填
金具34が上記の第2ノズル12に保密状に固定され
る。その接続状態では、前記の係合突起45の係合部分
48は、前記の出口路13の細径部内へ突入されてい
る。これにより、その係合部分48と上記の出口路13
の周壁13aとの干渉が防止される。
の第2容器弁2へガスを充填するときには、第2ノズル
12の内ネジ12bに上記の筒状ボルト50が螺合さ
れ、その筒状ボルト50の締付力によって上記ガス充填
金具34が上記の第2ノズル12に保密状に固定され
る。その接続状態では、前記の係合突起45の係合部分
48は、前記の出口路13の細径部内へ突入されてい
る。これにより、その係合部分48と上記の出口路13
の周壁13aとの干渉が防止される。
【0026】さらに、図6に示すように、ガス取出し時
には、上記の第1容器弁1の第1ノズル11の内ネジ1
1bに別の筒状ボルト51が螺合され、その筒状ボルト
51の締付力によってガス取出し金具37が上記の第1
ノズル11に保密状に固定される。その他の構成は、前
述の第1実施形態とほぼ同様である。
には、上記の第1容器弁1の第1ノズル11の内ネジ1
1bに別の筒状ボルト51が螺合され、その筒状ボルト
51の締付力によってガス取出し金具37が上記の第1
ノズル11に保密状に固定される。その他の構成は、前
述の第1実施形態とほぼ同様である。
【0027】第3実施形態の図7は、前記の図1(A)に
相当する図である。この場合、前記の係合突起45が前
記ガス充填金具34と一体に形成され、そのガス充填金
具34の先端部分に複数の充填孔53(ここでは2つだ
け示している)が貫通形成される。その他の構成は、前
述の第1実施形態と同様である。
相当する図である。この場合、前記の係合突起45が前
記ガス充填金具34と一体に形成され、そのガス充填金
具34の先端部分に複数の充填孔53(ここでは2つだ
け示している)が貫通形成される。その他の構成は、前
述の第1実施形態と同様である。
【0028】上記の各実施形態はさらに次のように変更
可能である。前記の第1容器弁1の逆止部材29の受け
突起31は省略可能である。この場合には、前記の係合
突起45の係合部分48の突出長さを大きくすればよ
い。前記カセット筒23を省略して、上記の逆止部材2
9を前記の第1ノズル11内に直接に組み込んでもよ
い。
可能である。前記の第1容器弁1の逆止部材29の受け
突起31は省略可能である。この場合には、前記の係合
突起45の係合部分48の突出長さを大きくすればよ
い。前記カセット筒23を省略して、上記の逆止部材2
9を前記の第1ノズル11内に直接に組み込んでもよ
い。
【図1】本発明の第1実施形態を示している。図1(A)
は、ガス充填金具を逆止弁付き容器弁に取付けた状態を
示す図である。図1(B)は、上記のガス充填金具を他の
タイプの容器弁に取付けた状態を示す図である。
は、ガス充填金具を逆止弁付き容器弁に取付けた状態を
示す図である。図1(B)は、上記のガス充填金具を他の
タイプの容器弁に取付けた状態を示す図である。
【図2】上記の逆止弁付き容器弁にガス取出し金具を取
り付けた状態の全体図である。
り付けた状態の全体図である。
【図3】上記の図2中の要部の詳細図である。
【図4】上記のガス充填金具に設けた係合突起を示して
いる。図4(A)は立面図で、図4(B)は右側面図、図4
(C)は平面図である。
いる。図4(A)は立面図で、図4(B)は右側面図、図4
(C)は平面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示している。図5(A)
は、前記の図1(A)に相当する図である。図5(B)は、
前記の図1(B)に相当する図である。
は、前記の図1(A)に相当する図である。図5(B)は、
前記の図1(B)に相当する図である。
【図6】上記の第2実施形態の逆止弁付き容器弁にガス
取出し金具を取り付けた状態を示し、前記の図3に相当
する図である。
取出し金具を取り付けた状態を示し、前記の図3に相当
する図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示し、前記の図1(A)
に相当する図である。
に相当する図である。
1…第1容器弁、2…第2容器弁、10…逆止弁、11
…第1ノズル、12…第2ノズル、13…第2ノズル1
2の出口路、13a…周壁、26…逆止弁室、27…逆
止弁座、28…出口孔、29…逆止部材、30…逆止バ
ネ、31…受け突起、34…ガス充填金具、37…ガス
取出し金具、45…係合突起。
…第1ノズル、12…第2ノズル、13…第2ノズル1
2の出口路、13a…周壁、26…逆止弁室、27…逆
止弁座、28…出口孔、29…逆止部材、30…逆止バ
ネ、31…受け突起、34…ガス充填金具、37…ガス
取出し金具、45…係合突起。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧力応答用の逆止弁(10)を備えた第1
容器弁(1)とその逆止弁を備えてない第2容器弁(2)と
の異なるタイプの容器弁にガスを充填する装置であっ
て、 上記の第1容器弁(1)のガス取出し用の第1ノズル(1
1)内に逆止弁室(26)と逆止弁座(27)と出口孔(2
8)とを直線状に順に設け、その逆止弁室(26)に挿入
した逆止部材(29)を逆止バネ(30)によって上記の逆
止弁座(27)へ付勢し、 ガス充填金具(34)は、上記の第1ノズル(11)へ接続
されるのに適切に構成されると共に前記の第2容器弁
(2)のガス取出し用の第2ノズル(12)へ接続されるの
に適切に構成されており、そのガス充填金具(34)の先
端に係合突起(45)を設け、 上記ガス充填金具(34)を上記の第1容器弁(1)の上記
の第1ノズル(11)に接続したときには、上記の係合突
起(45)が上記の逆止部材(29)を押して同上の逆止部
材(29)を前記の逆止弁座(27)から離間させるように
構成し、かつ、同上ガス充填金具(34)を前記の第2容
器弁(2)の前記の第2ノズル(12)に接続したときに
は、同上の係合突起(45)が上記の第2ノズル(12)の
出口路(13)の周壁(13a)に干渉しないように構成し
た、ことを特徴とする容器弁のガス充填装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した容器弁のガス充填装
置において、 前記の逆止部材(29)の外端部分に、前記の出口孔(2
8)内へ突出される受け突起(31)を設けて、前記の第
1ノズル(11)に前記のガス充填金具(34)を接続した
ときには前記の係合突起(45)が上記の受け突起(31)
を押すのに対して、同上の第1ノズル(11)にガス取出
し金具(37)を接続したときには、そのガス取出し金具
(37)が上記の受け突起(31)に接当しないように構成
した、ことを特徴とする容器弁のガス充填装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載した容器弁のガス
充填装置において、前記のガス充填金具(34)に前記の
係合突起(45)を着脱自在に固定した、ことを特徴とす
る容器弁のガス充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9076390A JPH10274397A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 容器弁のガス充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9076390A JPH10274397A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 容器弁のガス充填装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10274397A true JPH10274397A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13604006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9076390A Pending JPH10274397A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 容器弁のガス充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10274397A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004062733A1 (ja) * | 2003-01-10 | 2004-07-29 | Kawasaki Safety Service Industries, Ltd. | 急速開放調圧弁とそれを用いる消火装置、高圧ガスボンベ装置および流体の急速供給装置 |
JP2008121651A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-05-29 | Honda Motor Co Ltd | ガス燃料用配管装置 |
JP2023511475A (ja) * | 2020-01-30 | 2023-03-20 | ヒュドロテヒニーク ゲーエムベーハー | 流体システムの流体圧の検出のための並びに充填、排出及び排気のための流体システム用バルブ及び/又は測定-連結器のための接続継手 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9076390A patent/JPH10274397A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004062733A1 (ja) * | 2003-01-10 | 2004-07-29 | Kawasaki Safety Service Industries, Ltd. | 急速開放調圧弁とそれを用いる消火装置、高圧ガスボンベ装置および流体の急速供給装置 |
US7398793B2 (en) | 2003-01-10 | 2008-07-15 | Air Water Safety Service, Inc. | Rapidly opening pressure regulating valve, fire extinguishing apparatus using the same, high-pressure gas cylinder apparatus and apparatus for rapidly supplying fluid |
JP2008121651A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-05-29 | Honda Motor Co Ltd | ガス燃料用配管装置 |
JP2023511475A (ja) * | 2020-01-30 | 2023-03-20 | ヒュドロテヒニーク ゲーエムベーハー | 流体システムの流体圧の検出のための並びに充填、排出及び排気のための流体システム用バルブ及び/又は測定-連結器のための接続継手 |
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