JPH10274140A - エンジン始動装置 - Google Patents

エンジン始動装置

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Publication number
JPH10274140A
JPH10274140A JP7805397A JP7805397A JPH10274140A JP H10274140 A JPH10274140 A JP H10274140A JP 7805397 A JP7805397 A JP 7805397A JP 7805397 A JP7805397 A JP 7805397A JP H10274140 A JPH10274140 A JP H10274140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starter motor
temperature
terminal
starter
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP7805397A
Other languages
English (en)
Inventor
Michinao Takahashi
橋 道 尚 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】夏場の始動不良を防止する。 【解決手段】空調装置を駆動するエンジンを定常運転に
移行するためのスタータモータ39を備え、前記スター
タモータ39の温度が所定値を越えたときに前記スター
タモータ39へ供給される電圧を高位電圧としたエンジ
ン始動装置10を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、エンジン始動装置
に関し、特に空調装置を駆動するエンジンの始動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジン駆動式空調装置において
は、エンジン水温が低下した場合にのみ、エンジン始動
装置のスタータモータに高位電圧が供給されるようにな
っている。そして、それ以外の場合には、スタータモー
タへは低位電圧が供給されている。したがって、夏場に
おいては、スタータモータへは低位電圧が供給されるこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、夏場の外気
温度の上昇により、スタータ機構の内部温度が上昇し、
スタータモータおよび/または関連電子素子(例えばリ
レーコイル)内部抵抗が高くなる。そうすると、スター
タモータへ低位電圧が供給された場合、スタータモータ
が作動せず、エンジンの始動不良となるおそれがある。
【0004】それ故に、本発明は、かかる不具合を除去
したエンジン始動装置を提供することを、技術的課題と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために請求項1記載の発明において講じた技術的手段
は、空調装置を駆動するエンジンを定常運転に移行する
ためのスタータモータを備え、前記スタータモータの温
度が所定値を越えたときに前記スタータモータへ供給さ
れる電圧を高位電圧とした、エンジン始動装置を構成し
たことである。
【0006】
【作用】上記した構成においては、スタータモータの温
度が所定値を越えたときにスタータモータへ供給される
電圧を高位電圧としたので、温度上昇に伴う内部抵抗の
増加にかかわらず、スタータモータの始動を円滑に行え
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエンジン始動
装置の一実施形態を添付図面にもとづいて説明する。
【0008】図1において、エンジン始動装置10は、
交直変換器11を備える。交直変換器11のトランス1
2の一次巻線の一方端子12aと他方端子12bの中間
からは中間タップ12cが延出されており、リレー13
の可動端子たる一方端子は、後述するように、制御装置
50のポートp1からの信号により、トランス12の一
次巻線の一方端子12aおよび中間タップ12cの何れ
か一方と接続されるようになっている。リレー13の他
方端子は、メインスイッチ14を介して、交流電源15
の一方の端子に接続されている。そして、交流電源15
の一方の端子は、トランス12の一次巻線他方端子12
bと接続されている。
【0009】トランス12の2次巻線の一方端子12d
および他方端子12eは、夫々、第1ダイオード17の
陽極側および第2ダイオード18の陽極側と接続されて
おり、第1ダイオード17の陰極側および第2ダイオー
ド18の陰極側の双方は、電圧供給線19に接続されて
いる。トランス12の2次巻線の一方端子12dと他方
端子12eの中間からは中間タップ12fが延出されて
おり、この中間タップ12fはアースされている。ま
た、電圧供給線19とアースとの間には、コンデンサ2
0が介装されている。
【0010】しかして、メインスイッチ14がオンされ
ると、交流がトランス12の一次巻線の一方端子12a
と他方端子12bの間(中間タップ12cと他方端子1
2bの間)に印加され、これが昇圧されて、2次巻線の
一方端子12dおよび他方端子12eとの間に低位(高
位)電圧が生成される。そして、この低位(高位)電圧
が、第1ダイオード17および第2ダイオード18で全
波整流された後、直流電圧として、電圧供給線19を介
して、スタータ機構の負荷回路30に供給されるように
なっている。
【0011】スタータ機構の負荷回路30においては、
電圧供給線19とアースとの間に、直列接続されたスイ
ッチ31および制御リレー32のコイル部32aが介装
されている。また、直列接続された制御リレー32の接
点部32bおよびスタータモータ39が、同様に、電圧
供給線19とアースとの間介装されている。しかして、
制御装置50のポートp2からスイッチ31に開信号
(オフ信号)が発せられている間は、スイッチ31は開
かれたままとなっているが、ポートp2からスイッチ3
1に閉信号(オン信号)が発せられると、制御リレー3
2の接点部32bが閉じられ、スタータモータ39が回
転するようになっている。しかして、この回転は、制御
装置50のポートp2からスイッチ31に、再度、開信
号(オフ信号)が発せられる迄継続するようになってい
る。
【0012】また、負荷回路30においては、電圧供給
線19とアースとの間に、直列接続されたスイッチ33
およびアクチュエータ34、スイッチ35およびアクチ
ュエータ36ならびにスイッチ37およびアクチュエー
タ38が介装されている。そして、制御装置50のポー
トp4・p5・p6からの作動信号がスイッチ33・3
5・37に発せられると、アクチュエータ34・36・
38が駆動されるようになっている。
【0013】図2に示されるように、スタータモータ3
9は、空調装置40を駆動するエンジン41の駆動機構
に連結されており、エンジン41の回転が定常状態に達
する迄の間、スタータモータ39が回転するようになっ
ている。メインスイッチ14の閉成の後、所定時間経過
後、エンジン41の回転が定常状態に達すると、その旨
の信号が、タイマー42から、制御装置50のポートp
3に伝えられ、制御装置50のポートp2からスイッチ
31に、再度、開信号(オフ信号)が発せられて、制御
リレー32の接点部32bが開かれ、スタータモータ3
9への給電が遮断され、スタータモータ39が停止する
ようになっている。エンジン41には温度センサ43が
装架されており、エンジン水温を測定し、制御装置で刻
々伝送するようになっている。なお、タイマー42に代
えて、エンジン回転センサを用いても良い。
【0014】図3を参照して、エンジン始動装置10の
作動を説明する。まず、メインスイッチ14がオンされ
る(ステップ1)と、初期化が行なわれる(ステップ
2)。次いで、温度センサ43の温度が制御装置50に
てチェックされ(ステップ3)、もし摂氏10度以下で
あれば、制御装置50はポートp1から信号を発し、リ
レー13の可動端子たる一方端子をして、トランス12
の一次巻線の中間タップ12cと接続せしめる。しかし
て、かような場合、トランス12の一次側と2次側の巻
線比は大きくなるので、2次巻線の一方端子12dおよ
び他方端子12eとの間には、高位電圧が生成される
(ステップ4)。そして、この高位電圧が、第1ダイオ
ード17および第2ダイオードで全波整流された後、直
流電圧として、電圧供給線19を介して、スタータ機構
の負荷回路30のスタータモータ32に供給されるよう
になっている(ステップ5)。
【0015】ステップ3の検証の結果、もし温度センサ
43の温度(エンジン水温)が摂氏10を越えている場
合、次に、ステップ6において、スタータ機構の負荷回
路30の内部抵抗の大小がチェックされる。もし、スタ
ータモータ32の内部抵抗が大であれば、ステップ4・
5が実行され、スタータモータ39に高位電圧が供給さ
れる。高位電圧が供給されたスタータモータ39は、仮
令、内部抵抗が大きくなっていても、確実に駆動する。
【0016】もしステップ6の検証結果、スタータ機構
の負荷回路30内部抵抗が小さい判断された場合、制御
装置50はポートp1から信号を発し、リレー13の可
動端子たる一方端子をして、トランス12の一次巻線の
一方の端子12aと接続せしめる。しかして、かような
場合、トランス12の一次側と2次側の巻線比は小さく
なるので、2次巻線の一方端子12dおよび他方端子1
2eとの間には、低位電圧が生成される(ステップ
7)。そして、この低位電圧が、第1ダイオード17お
よび第2ダイオード18で全波整流された後、直流電圧
として、電圧供給線19を介して、スタータ機構の負荷
回路30のスタータモータ39に供給されるようになっ
ている(ステップ8)。
【0017】尚、スタータモータ39の内部抵抗の大小
の基準は、スタータモータ39のケーシングの温度、外
気温度およびスタータモータ39が隣接するエンジンル
ームの温度の何れか一を、夫々、センサ45、46およ
び47を用いて判定するものとする。これら3者は、相
関関係にあるからである。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スタータモー
タの温度が所定値を越えたときにスタータモータへ供給
される電圧を高位電圧としたので、温度上昇に伴う内部
抵抗の増加にかかわらず、スタータモータの始動を円滑
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン始動装置の回路図であ
る。
【図2】本発明に係るエンジン始動装置のスタータモー
タとエンジンとの配置関係を示す図である。
【図3】本発明に係るエンジン始動装置の作動手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 エンジン始動装置 11 交直変換器 12 トランス 15 交流電源 39 スタータモータ 41 エンジン 43 温度センサ 50 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調装置を駆動するエンジンを定常運転
    に移行するためのスタータモータを備え、前記スタータ
    モータの温度が所定値を越えたときに前記スタータモー
    タへ供給される電圧を高位電圧とした、エンジン始動装
    置。
JP7805397A 1997-03-28 1997-03-28 エンジン始動装置 Pending JPH10274140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7805397A JPH10274140A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 エンジン始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7805397A JPH10274140A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 エンジン始動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10274140A true JPH10274140A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13651119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7805397A Pending JPH10274140A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 エンジン始動装置

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JP (1) JPH10274140A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000038286A (ko) * 1998-12-05 2000-07-05 에릭 발리베 차량의 시동전동기 과열방지장치

Cited By (1)

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KR20000038286A (ko) * 1998-12-05 2000-07-05 에릭 발리베 차량의 시동전동기 과열방지장치

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Effective date: 20060627

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20061017

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