JPH10272793A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH10272793A
JPH10272793A JP7786497A JP7786497A JPH10272793A JP H10272793 A JPH10272793 A JP H10272793A JP 7786497 A JP7786497 A JP 7786497A JP 7786497 A JP7786497 A JP 7786497A JP H10272793 A JPH10272793 A JP H10272793A
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JP
Japan
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image receiving
ink
layer
sheet
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP7786497A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kinoshita
洋 木之下
Katsuyuki Takeda
克之 竹田
Keisuke Kikuchi
恵介 菊地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】埃やチリ等のゴミがインクシート及び受像シー
トに付着し難くすると共に、受像シートの支持体への密
着性、さらに支持体上で積層保持されるインクシート及
び受像シート並びに支持体との密着性を維持しつつ、受
像シートの受像面が外側に巻かれた場合に発生し易い受
像面の傷を防止できる。 【解決手段】画像記録装置は、ロール状のインクシート
10と受像面が内側に巻回されたロール状の受像シート
20とを用い、それら両シートをそれぞれ所定長にカッ
トして、弧状の支持体41の内表面41aに積層保持し
た状態で光を照射することによって、インクシート10
上のインクを受像シート20の受像面に転移させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラープルーフ
を作成するのに適した画像記録装置に関し、更に詳しく
は、転写に際してインクシートと受像シートとの転写不
良を有効に防止することができる改良された画像記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラープルーフを作成する方式として様
々な方式が提案・実施されているが、例えばカラー原稿
に従ってYMC或いはYMCBKの各色の網点画像情報
をインクシート上に得て、このインクシートと受像シー
トとをドラム状の支持体に積層して露光し、インクシー
ト上に形成されている数マイクロメートルのドットで構
成される網点画像情報を受像シートに転写する方式が行
われている。
【0003】このような画像記録装置として、カットさ
れたインクシート及び受像シートをドラム状の支持体の
外表面上に受像シート、インクシートの順で積層保持し
て露光する装置が知られており、ドラム状の支持体に保
持される際に、支持体のカーブ面に適合しやすく、支持
体への送りや付着を容易にするために、ロール状に巻か
れた素材のカールを利用して、インクシートはインク面
を内側巻きに、且つ受像シートは受像面を外側巻きに捲
回されたロール状素材を使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロール状に
巻かれた受像シートの受像面が外側であると、この受像
面に傷がつき易く、その傷によって記録画像に欠陥が生
じることがあった。また、単に受像シートの受像面を内
側に巻き回した素材を用いると、受像シートのカールが
支持体のカーブ面と反対の向きになるため、受像シート
の支持体上での保持が困難になるという問題があった。
【0005】更に、ドラム状の支持体の外周面上で保持
され、支持体が高速に回転されるため、支持体周辺に散
在する埃やチリ等のゴミが受像シートの受像面に付着す
るといった問題もあった。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、請求項1乃至請求項4記載の発明は、埃やチリ等
のゴミがインクシート及び受像シートに付着し難くする
と共に、受像シートの支持体への密着性、さらに支持体
上で積層保持されるインクシート及び受像シート並びに
支持体との密着性を維持しつつ、受像シートの受像面が
外側に巻かれた場合に発生し易い受像面の傷を防止でき
る画像記録装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、『ロー
ル状のインクシートと受像面が内側に巻回されたロール
状の受像シートとを用い、それら両シートをそれぞれ所
定長にカットして、弧状の支持体の内表面に積層保持し
た状態で光を照射することによって、インクシート上の
インクを受像シートの受像面に転移させることを特徴と
する画像記録装置。』であり、受像シートやインクシー
トが弧状の支持体の内表面上に保持されて露光されるた
め、埃やチリ等のゴミがそれらシートに付着し難い。ま
た、受像シートの支持体への密着性、さらに支持体上で
積層保持されるインクシート及び受像シート並びに支持
体との密着性を維持しつつ、受像シートの受像面が外側
に巻かれた場合に発生し易い受像面の傷を防止できる。
【0008】請求項2記載の発明は、『前記支持体は固
定状態であり、レーザー光を照射する露光手段によって
主走査及び/又は副走査が行われることを特徴とする請
求項1記載の画像記録装置。』であり、弧状の支持体の
内表面に積層保持されたインクシートと受像シートの露
光が確実に行われる。
【0009】請求項3記載の発明は、『前記支持体の支
持面である内表面は、下に凸形状または上に凸形状であ
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像
記録装置。』であり、支持体の内表面が下に凸形状の場
合には、インクシートと受像シートの積層保持が容易で
あり、また上に凸形状の場合にはより一層ゴミ付着の影
響を防止できる。
【0010】請求項4記載の発明は、『前記インクシー
トはインク面が外側に巻回されていることを特徴とする
請求項1記載の画像記録装置。』であり、受像面が内側
に巻回されたロール状の受像シートを所定長さにカット
して搬送し、支持体の内表面に受像面を外側にして保持
し、この受像シートの受像面にインクシートのインク面
を重ねて積層保持して露光することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る画像記録装
置の実施の形態を添付の図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る画像記録装置で利用されるイン
クシート10と受像シート20の一例を示す断面図であ
る。
【0012】インクシート10は、ポリエチレンテレフ
タレー卜(PET)などで形成される透明な基体11の
一面側に、クッション層12、光熱変換層13を介して
インク層14が積層されており、他面側に、バックコー
ト層15が配置されている。
【0013】受像シート20は、ポリエチレンテレフタ
レー卜(PET)などで形成される透明な基体21の一
面側に、クッション層22、剥離層23を介して受像層
24が積層されており、他面側に、バックコート層25
が配置されている。
【0014】前記した層構成は1例であり、他の層構成
の採用を排除するものではない。なお、図1に示したイ
ンクシート10並びに受像シート20における各層の配
列は、搬送時並びに露光時の上下位置に従っている。
【0015】次いで、インクシート10並びに受像シー
ト20の各層について説明する。
【0016】<インクシート>インクシートは、基本的
に基体、クッション層、光熱変換層、インク層の構成を
有する。
【0017】インクシートの基体としては、特開昭63
−193886号公報2頁左下欄12〜18行に記載の
フィルム又はシートを使用することができる。特に、耐
熱性の高いポリエチレンテレフタレート(PET)、ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネー
ト(PC)、シンジオタクチックポリエチレン(SP
S)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のフィル
ムが好適に用いられる。これらのプラスチックフィルム
には寸法安定化、帯電防止等の各種加工を施すこともで
きる。また、後述の各層が良好に基体上に塗布されるた
めの下引層を設けることもできる。基体の厚みは特に規
制されるものではないが、25〜150μmのものが一
般的に扱い性が良く好適である。
【0018】インクシートが有するインク層は、レーザ
ー等の高照度の光を受けて光熱変換層の光熱変換作用に
より発生した熱により、溶融又は軟化して層ごと転写可
能である、着色剤と樹脂を含有する層を意味し、転写機
構は完全な溶融状態でなくてもよい。インクシートのイ
ンク層は、好ましくは、着色剤を20〜40重量部、融
点又は軟化点が40〜150℃の範囲にある樹脂を主成
分とするバインダーを40〜70重量部含有し、その膜
厚が0.4〜1.0μmのものである。
【0019】着色剤としては二酸化チタン、カーボンブ
ラック、グラファイト、酸化亜鉛、プルシアンブルー、
硫化カドミウム、酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウム及
びカルシウムのクロム酸塩等の無機顔料、及びアゾ系、
チオインジゴ系、アントラキノン系、アントアンスロン
系、トリフェンジオキサジン系の各顔料、バット染料顔
料、フタロシアニン顔料及びその誘導体、キナクリドン
顔料等の有機顔料、ならびに酸性染料、直接染料、分散
染料、油溶性染料、含金属油溶性染料又は昇華性色素等
の各染料を挙げることができる。
【0020】特に、印刷産業用カラープルーフ材料とし
て使用する場合、印刷インクに用いられている有機顔料
が好ましく用いられる。ブラックの再現には、カーボン
ブラックを主体として、要求によりシアン、ブルー、バ
イオレット等の顔料を加え、色を整えるのが好適であ
る。
【0021】好ましい着色剤の量はインク総量に対し2
0〜40重量%、好ましくは25〜35重量%含有され
る。着色剤の量が多過ぎるとインク層が強くなり、光熱
変換型の記録を行った場合に記録像の滑らかさが失われ
る。例えば、細線では、線の連続性が損なわれて「がさ
つき」が生じる。又印刷校正用の用途においては、網点
の形状が破壊され易くなる。一方、着色剤の量が少ない
場合には、このような欠陥は発生し難くなるが必要な着
色濃度を得ることが難しくなってしまう。インク層に含
有される着色剤は、バインダーと混合した後の平均粒径
がインク層の膜厚より小さく分散されていることが、イ
ンク層の表面性状の点から好ましい。
【0022】顔料を中心とする粒子の平均粒径がインク
層の膜厚より大きいと、塗布後のインク層表面の平滑性
が著しく損なわれる傾向にある。インク層表面の平滑性
が損なわれた場合、インク層と受像シートとの接触が不
均一になること、及び光熱変換層で発生された熱エネル
ギーが不均一に伝導することによる、転写ムラが発生し
易くなる。より好ましい顔料分散粒子の粒径は、平均粒
径として0.5μm以下であることが好ましい。インク
層に使用するバインダーとしては、熱溶融性物質、熱軟
化性物質、熱可塑性樹脂を挙げることができる。
【0023】インク層に用いるバインダーの主成分は、
好ましくは、融点又は軟化点が40〜150℃の樹脂で
ある。樹脂を主成分とすることで、凝集破壊の少ない、
均一なインク層の添加が行われる。特に、スチレン樹
脂、スチレンーアクリル系樹脂、スチレン−マレイン酸
樹脂等の非晶質樹脂を主成分とすると、インク層の転写
性が良好であることが確認された。更に、エチレン−酢
酸ビニル樹脂、アイオノマー樹脂を、バインダー成分の
1割程度加えると、インク画像の受像シート上での耐擦
過性が良好になることが判明した。これらの樹脂の併用
は、転写画像のエッジの滑らかさにも効果がある。
【0024】その他インク層には、可塑化により感度ア
ップを図る可塑剤の添加、塗布性を向上させる界面活性
剤の添加、ブロッキングを防止するための、インク層よ
り粒径の小さいマット材の添加等が可能である。界面活
性剤としては、弗素含有化合物を用いると薄層のインク
層を形成できる。
【0025】インク層の厚さは、0.4〜1.0μmが
好ましく、更に好ましくは0.5〜0.8μmである。
インクシートにおいて、インク層の膜厚は薄い方が感度
が向上し、特に1μm以下とすることで飛躍的に感度が
向上する。しかしながら、インク層が0.4μmより薄
くなると、特に、印刷用画像等の面積階調記録におい
て、小ドットや細線の転写不良が生じ、実質感度が低下
したり、インク層が過度に加熱されるためか、光熱変換
層の余計な転写が生じたり、インク層自体が焦げついて
所望の色を再現できなかったりするという問題が多発し
た。
【0026】インク層中に光熱変換物質を添加した構成
も従来から知られているが、このような構成の場合、光
熱変換された熱エネルギーを熱転写に用いる効率は高く
なるが、効率の良い光熱変換物質は実質的に透明でない
場合が多く、特に印刷用校正材料として用いようとする
場合に、その色再現に悪影響を与えるため、光熱変換機
能をインク層とは分離した光熱変換層として構成するこ
とが好ましい。
【0027】光熱変換層をインク層に隣接して設けると
非常に熱伝導率が高くなる。光熱変換層とインク層が隣
接する場合、光熱変換層で光熱変換された熱エネルギー
は、直接、インク層を、光熱変換層側の界面から加熱す
るため、光熱変換層とインク層の界面からインク層が剥
れ易くなり、効果的にインク層が転写される。
【0028】光熱変換物質は、光を吸収して効率良く熱
に変換する物質である。特に、カーボンブラックは、一
般的に使用できるあらゆる波長の光源に対し、ほぼ均一
な光熱変換作用を発現するため、光源を選ばないインク
シートの作成に有効である。
【0029】光熱変換層を構成する樹脂は、TGA法に
よる熱分解測定による窒素気流中、昇温速度10℃/分
での重量減少率が50%となる温度が360℃以上であ
る樹脂を、光熱変換層を構成する樹脂全体の70重量%
以上含有することが、光熱変換層の不要な転写の防止に
有効に役立ち、このような樹脂を用いることにより、使
用できる光吸収剤の選択肢が広くなった。
【0030】特に水溶性ポリマーを用いた光熱変換層
は、インク層との剥離性も良く、又、光照射時の耐熱性
が良く、過度な加熱に対してもアブレートが歩ない。水
溶性ポリマーを用いる場合には、カーボンブラックを水
溶性に変性したり、水系分散することが望ましい。イン
クシートが有する光熱変換層の膜厚は0.4〜1.2μ
mが好ましく、より好ましくは0.5〜1.0μmであ
る。光熱変換層におけるカーボンブラックの含有量は、
画像記録に用いる光源の波長での吸光度を、好ましくは
0.3〜3.0になるよう決める。更に好ましくは0.
7〜2.5になるように決めることができるが、照射光
の強度により、最適な範囲を決める必要がある。
【0031】光熱変換層は、薄い方が発生した熱エネル
ギーを有効にインク層に伝導し易くなるので好ましく、
その効果はl.2μm以下で飛躍的に向上する。しかし
ながら、光熱変換層を0.4μm未満にすると、有効な
光熱変換に必要なカーボンブラックを添加するために、
層全体の強度が脆くなり、光熱変換層の破壊が起き易く
なり、不要な転写が多発する。
【0032】インクシートの光熱変換層構成の場合、カ
ーボンブラックは、好ましくは層全体の40重量%以下
で好適な効果が得られるため、光熱変換層の不要な転写
が起こらない。クッション層はインクシートと受像シー
トとの密着を増す目的で設けられる。このクッション層
は熱軟化性又は弾性を有する層であり、加熱により充分
に軟化変形しうるもの、又は低弾性率を有する材料ある
いはゴム弾性を有する材料を使用すればよい。具体的に
は、後述の受像シートのクッション層に用いられるもの
と同様のポリマーを用いることができる。クッション層
はある程度の厚さを持たせるために、塗布あるいはラミ
ネート、フィルムの貼り合わせなどにより行い、更に表
面平滑性をだすために、塗布にて仕上げることもでき
る。
【0033】クッション層の形成方法としては、受像シ
ートの受像層の形成方法と同様の方法を用いることがで
きる。又、特殊なクッション層として熱軟化性あるいは
熱可塑性の樹脂を発泡させたボイド構造の樹脂層を用い
ることも可能である。表面平滑性が必須な目止めクッシ
ョン層を更に形成する場合、これは各種塗布方式によっ
てコーティングを行うことが望ましい。好ましいクッシ
ョン層の総厚は2μm以上、好ましくは4μm以上であ
る。光源のエネルギーを無駄なく光熱変換層に吸収させ
るために、基体及びクッション層の光源の波長に対する
透過率は70%以上が好ましく、更に好ましくは80%
以上がよい。このためには、透明性の良い基体及びクッ
ション層を使用すると共に、基体のバックコート面及び
基体とクッション層の界面での反射を少なくする必要が
ある。基体とクッション層の界面での反射を小さくする
ための方法としてはクッション層の屈折率を基体のそれ
に対して0.1以上小さくすることが好ましい。
【0034】インクシートは、クッション層、光熱変換
層、インク層という、機能も性質も異なる層を一つの基
体上に重ねて作成する必要がある。このような重層の作
成方法には、いくつかの方法が知られているが、インク
シートの性能を最も良好に発現させるためには、次のよ
うな方法が好ましい。
【0035】好ましい一つの方法は、クッション層、光
熱変換層、インク層を基体上に順次重ね塗布する方法で
ある。この場合、クッション層は、表面が粘着性のある
層であるため、エクストルージョン法や押出しラミネー
ト法などにより予め設けられたものでもよい。重要なこ
とは、光熱変換層がクッション層上に塗設された際の表
面のJIS Z−8741−1983規定の75度鏡面
光沢度が65以上となるように、平滑に層を形成するこ
とである。光熱変換層表面の平滑性が確保されていない
状態でインク層を形成すると、インク層表面が荒れてし
まい、最終画像の品質が低下してしまう。又、離型性の
表面を有する基体の離型面上にインク層を設け、インク
層の上に光熱変換層を設けた後、別の基体上に設けたク
ッション層と光熱変換層とを貼り合わせた後、離型性基
体を剥離してインクシートを作成する方法も考えられ
る。この方法は、形成されたインクシートのインク層表
面のJIS Z−8741−1983規定の75度鏡面
光沢度が80以上という、極めて平滑性の高いインクシ
ートを得るために好適である。
【0036】このようなインクシート作成方法において
は、離型面とインク層との間の剥離力F1はインク層と
光熱変換層との間の剥離力F2より小さくなるように選
択する必要がある。F1は10g/cm以下程度がイン
クシートの良好な作成に有効である。光熱変換層とクッ
ション層とを貼り合わせた後、離型性基体を剥離する際
には離型性基体の剥離時の曲率θが180°以下となる
ようにすると、良好に剥離できる。
【0037】離型性基体は、フィラー等の混入が少ない
平滑なプラスチックシートが好ましく、剥離作業性の点
から50μm以下の薄いフィルムが好ましい。離型性の
面は、このような基体上に、架橋されているか、実質的
にインク層の塗布溶剤に対し非溶解性であるか、弗素又
は長鎖アルキル化合物を有するような層を形成すること
で得ることができる。架橋された剥離層としては熱硬
化、紫外線硬化等、広範囲に可能性があるが、剥離後の
インク層の感度低下を考慮すると、非シリコーン系化合
物が好ましい。ただし、高級脂肪酸エステル変性シリコ
ーン、ポリエステル変性シリコーンなどは、例外的に、
感度低下がなく良好な離型面とすることができた。剥離
性の観点からは、インク層が溶剤系の場合、水溶性の樹
脂、即ち、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アンモニ
ウム基などを有するバインダーをメラミン化合物、イソ
シアネート化合物、グリオキザール誘導体等の架橋剤と
架橋させた層が好ましい。ホスファゼン樹脂も有効に用
いることができる。
【0038】<受像シート>受像シートは、基体上に、
少なくともクッション層と受像層、より詳しくは少なく
ともクッション層と熱溶融転写型インク層からの画像を
転写される受像層とを有する熱溶融転写型記録受像シー
トで、受像層膜厚が0.3〜3.0μmであり、この膜
厚より1.5〜5.5μm大きい平均粒径を有するマッ
ト剤を含有する受像シートである。受像層の支持体は、
インク層と同等のものを利用できる。
【0039】受像シートは、インク画像を受像した受像
層を、紙などの最終基体に再転写することができる。受
像層の膜厚を3.0μmより厚くすると、最終基体に転
写された画像が黄色味を帯び易く、0.3μm未満だと
層自体の強度が不足し、最終基体上に転写された後の擦
れ等による画像欠落が起こり易い。更に、印刷画像のド
ットゲインの再現ができなくなり、転写される最終基体
の選択の幅も狭くなる。マット剤の体積平均粒径は、受
像層のマット剤の存在しない部分の平均膜厚より1.5
〜5.5μm大きいものであることが好ましい。この粒
径のマット剤は、インクシートと受像シートの密着性を
維持しつつカブリがなく、転写後の受像層の印象が良好
である。
【0040】マット剤の素材としては、PMMA(ポリ
メチルメタクリレート)等のアクリル樹脂、弗素系樹
脂、シリコン樹脂などの公知の有機微粒子を用いること
ができる。有機微粒子は、粒子の強度、耐溶剤性などを
増す他に最終画像の光沢を良好にする効果がある。マッ
ト剤による受像層表面の突起は200〜2000個/m
2でぁることが、最終転写画像の光沢やインクの受容
性の点から好ましい。マット材による突起が少ないと、
受像シートとインクシートとを密着させる際にシート間
の空気が均一に吸引できず、空気溜りとなって転写不良
を引き起こすことがある。一方、突起が多すぎる場合に
は、転写されたインク層がマット材突起に橋掛け状に転
写され易いためか、転写画像の耐刷性が低下することが
あり、又、最終基体に転写した際の光沢が過度に抑えら
れ、特にプルーフに好ましい光沢が得られ難くなる。受
像層バインダーの具体例としては公知のあらゆるものを
用いることができ、特に、ポリアクリル酸エステル、ポ
リメタクリル酸エステル、ポリエチルアクリレート等の
アクリレール又はメタクリル系のラテックスが好まし
い。
【0041】これらの樹脂は、単独で用いることもでき
るが、数種を混合することも可能である。受像層には、
前記水系エマルジョン樹脂の他に、水溶性樹脂を適宜併
用することができる。これらの水溶性樹脂を併用する場
合には、受像層の主成分である水系エマルジョン樹脂に
対して30重量%以下の範囲で用いることが好ましい。
受像層とインク層との間の静止摩擦係数は、受像層上に
複数色の重ね印字を行う際のシートのズレによる色ズレ
を防止し、かつ画像形成が終了して受像シートとインク
シートとを剥離、搬送する際の搬送性を確保することの
2つが両立するために0.3〜0.7の範囲とすること
が好ましい。即ち、インク層と受像層の間の静止摩擦係
数が0.3より小さいと、重ね合わせ時にシート同士が
滑り易くなり、色ズレが生じ易い。又、静止摩擦係数が
0.7より大きいと、滑りが悪くなり、剥離搬送がスム
ーズに行われない。
【0042】クッション層を設けることで、画像記録時
に混入する微細なゴミによる画像転写不良が低減され
る。一般的な溶融熱転写方式の場合、インクシートの着
色剤層は2μm以上の膜厚を有し、溶融粘度も非常に低
く設計されているため、インクシートと受像シートとの
間に混入したゴミは溶融した着色層に覆われてしまい、
余り問題にならないが、特に前記のような薄膜の着色剤
層を利用する光熱変換型記録においては、インクシート
と受像シートとの間に混入したゴミは、明確な転写抜け
となるため問題であった。
【0043】受像シートに設けられるクッション層は、
25℃における弾性率が好ましくはl〜250Kg/m
2、更に好ましくは2〜150Kg/mm2であるよう
な層が好ましい。あるいは、JIS K2530−19
76に規定される針入度が15〜500、更に好ましく
は30〜300であるような層とすることができる。こ
のような性質のクッション層を設けることによりインク
シートと受像シートとを密着させた時の密着性が増し、
結果としてインクシートと受像シートとの間に不純物が
混入した場合にもシート間の浮きが低減され、転写画像
の欠陥が少なくなる。又、一方で、転写感度が上昇する
という効果も得られる。
【0044】クッション層を形成する素材は、ガラス転
移点(Tg)が低い各種ゴムや樹脂類を主成分とするこ
とが好ましい。一般的には、これらの中でも重量平均分
子量が100,000以下の低分子量のものが好適に用
いられるが、クッション層に要求される性質を満たすも
のであれば、より高い分子量のものも用いることができ
る。又、各種可塑剤を併用することにより樹脂の軟化点
を下げることでクッション層として好適な性能とするこ
ともできる。クッション層は、溶剤塗布により設けるこ
とができるが、ラテクッスやエマルジョンのような水系
の分散物の状態で塗布形成することも可能である。この
他、水溶性樹脂も使用できる。これらの樹脂は、必要に
よって単独又は混合して用いることができる。前記以外
の素材でも、各種添加剤を加えることによリクッション
層に好ましい特性が得られる。添加剤としては、ワック
スなどの低融点物質、可塑剤などが挙げられる。これら
添加剤の添加量はベースとなるクッション層素材との組
み合わせで好ましい物性を発現させるのに必要な量を選
択すればよく、特に限定されないが、一般的にクッショ
ン層素材量の10重量%以下、更に5重量%以下が好ま
しい。クッション層の好ましい膜厚は10μm以上であ
り、更に好ましくは20μm以上である。又、他の被転
写体(コート紙、上質紙などの紙類)に再転写する場合
には、更に30μm以上の膜厚が好ましい。クッション
層の膜厚が10μm未満になると、最終基体への再転写
の際、抜けや欠けが発生する場合がある。
【0045】更に、基体に、クッション層、剥離層、受
像層をこの順に設け、クッション層及び受像層のTMA
(Thermo mechanical Analys
is)により測定した軟化点が70℃以下であり、且つ
剥離層のTgが75℃以上であるか又は引っ張り強度が
3.5Kg/m2以上の膜である受像シートであること
が、インク層から画像をより有効に受容し、欠陥の少な
い画像を形成するのに有効である。
【0046】このような受像層及びクッション層として
は、前記各素材のうちから選択することができ、可塑剤
等の添加で軟化点を下げることも有用である。TMAに
より測定した軟化点が70℃以下の受像層を用いること
で、画像転写率が向上する。又、最終基体に、受像層上
に形成された画像を転写する際に、より安定した転写が
できることが確認された。クッション層にTMAにより
測定された70℃以下の素材を用いることは、勿論、ゴ
ミ等の異物への対応性を向上する点でも効果が高い。T
MA軟化点は、測定対象物を一定の昇温速度で、一定の
荷重を掛けながら昇温し、対象物の位相を観測すること
により求める。この発明においては、測定対象物の位相
が変化し始める温度を以てTMA軟化点と定義する。T
MAによる軟化点の測定は、理学電気社製Thermo
fiexなどの装置を用いて行うことができる。
【0047】剥離層のバインダーとしては、スチレン類
及びこれらの樹脂を架橋したもの、Tgが65℃以上の
熱硬化性樹脂及びそれら樹脂の硬化物が挙げられる。硬
化剤としてはイソシアナート、メラミン等の一般的硬化
剤を使用することができる。特に、ポリカーボネート、
アセタール、エチルセルロースが保存性の点で好まし
い。剥離層に導電性物質を含むことで、受像シートに転
写された画像を受像層ごと最終基体に転写する際に受像
層と剥離層の間で発生する剥離帯電が抑えられ、ゴミ等
のひき寄せも無く、作業性にも優れた受像シートを得る
ことができる。
【0048】一般的な帯電防止剤としてはカチオン系界
面活性剤、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性
剤、高分子帯電防止剤、導電性微粒子の他、「1129
0の化学商品」化学工業日報社、875〜876頁等に
記載の化合物などが広く用いられる。好適な導電性物質
は、帯電防止剤として知られる前記の物質の中でも特に
導電効果の高いものである。金属蒸着層は、クッション
層の特性を失わせる可能性が高く、使用には制限があ
る。受像層転写剥離時の帯電を防止するためには剥離層
の表面比抵抗を、23℃、湿度55%RHの環境で測定
した時に1×10 10Ω以下とすることが好ましい。
【0049】受像シートから受像層を最終基体に転写す
る場合には、ラミネーター等で加熱、加圧して受像層を
熱転写するため、受像シートも最終基体も非常に乾燥し
た状態におかれる。それ故、通常の帯電防止として広く
用いられている1×1010Ω程度では剥離帯電を防止し
切れないのである。
【0050】剥離層の形成方法としては、前記素材を溶
媒に溶解又はラテックス状に分散したものをブレードコ
ーター、ロールコーター、バーコータ、カーテンコータ
ー、グラビアコーターなどの塗布法、ホットメルトによ
る押出しラミネーション法などが適用でき、クッション
層上に塗布し形成することができる。あるいは、仮べー
ス上に前記素材を溶媒に溶解又はラテックス状に分散し
たものを前記の方法で塗布したものとクッション層とを
貼り合わせだ後に、仮ベースを剥離して形成する方法が
ある。
【0051】次に、この発明に係る画像記録装置につい
て説明する。図2はこの発明に係る画像記録装置の概略
図、図3は弧状の支持体の斜視図である。
【0052】YMC又はYMCBKの各色のインクシー
ト10はロール状のものがドラム状の供給装置30に用
意されており、また受像シート20もロール状のものが
ドラム状の供給装置30に用意されている。ロ−ル状の
インクシート10は、インク面が外側に巻回され、受像
シート20は受像面が内側に巻回されている。受像シー
ト20の受像面が傷付いたり、ゴミが付着することが防
止されている。この実施の形態では、インクシート10
が左巻きでインク面が外側にして装填され、受像シート
20は左巻きにして受像面を内側にして装填されている
が、右巻き、左巻きは供給装置30への装填方向によ
る。
【0053】各色のインクシート10や受像シート20
は供給装置30を時計方向或いは反時計方向に回動させ
ることにより所定の供給位置に案内され、引き出し手段
31により引き出される。インクシート10はインク面
を下側にし、受像シート20は受像面を上側にして引き
出され、カッター32により所定の長さに裁断されたシ
ート状のものが対ローラ33aによる搬送手段33によ
り搬送されて露光部40に移動される。露光部40に
は、弧状の支持体41が配置されている。
【0054】この弧状の支持体41は、内表面41aを
有し、支持体41の支持面である内表面41aは、下に
凸形状に配置されている。支持体41の内表面41aに
は、先ず所定の長さにカットした受像シート20が受像
面を上側にして保持され、ついで同様に所定の長さにカ
ットしたインクシート10のインク面を受像面に重ねる
ように積層保持した状態で露光手段51によりレーザー
光50を照射することによって、インクシート10のイ
ンクを受像シートの受像面に転移させる。受像シート2
0及びインクシート10の支持体41への積層保持は、
例えば支持体41に吸引孔を設け、この吸引孔から受像
シート20及びインクシート10を吸着保持するように
構成される。
【0055】また、支持体41は固定状態であり、レー
ザー光50を照射する露光手段51は、レーザー光源5
2、反射鏡53を有し、この露光手段51によって主走
査及び/又は副走査が行われる。即ち、主走査及び副走
査は、例えば露光手段51の反射鏡53等の揺動や回
転、また露光手段51の図面上の前後方向への移動によ
って行われ、弧状の支持体41の内表面41aに積層保
持されたインクシート10と受像シート20の露光が確
実に行われる。
【0056】このように、受像シート20やインクシー
ト10が弧状の支持体41の内表面41a上に保持され
て露光されるため、埃やチリ等のゴミがそれらシートに
付着し難い。また、受像シート20の支持体41への密
着性、さらに支持体41上で積層保持されるインクシー
ト10及び受像シート20並びに支持体41との密着性
を維持しつつ、受像シート20の受像面が外側に巻かれ
た場合に発生し易い受像面の傷を防止できる。また、支
持体41の内表面41aが下に凸形状の場合には、イン
クシート10と受像シート20の積層保持が容易であ
る。更に、露光手段51を内包し且つ支持体1を覆う上
部カバーを露光部40に設けるのが好ましく、それによ
り埃やチリなどのゴミが露光部40に侵入するのを効果
的に防止できる。
【0057】次に、この発明に係る画像記録装置の他の
実施の形態について説明する。図4はこの発明に係る画
像記録装置の概略図である。この実施の形態では、図2
及び図3の実施の形態と同じに構成されるものは、同じ
符号を付して説明を省略する。この実施の形態の画像記
録装置は、支持体41の支持面である内表面41aが、
上に凸形状であり、より一層ゴミ付着の影響を防止でき
る。
【0058】また、図5は露光手段51の他の様態を示
す斜視図である。レーザー光源52からのレーザー光
を、モータ55により回転される反射鏡53で反射する
とともに、光路中のレンズ56の集束作用により、弧状
の支持体41の内表面41aに積層保持され、受像シー
ト及びインクシート上で、ビーム光が主走査されるとと
もに、副走査機構57により、副走査が行われ、画像が
記録される。なお、副走査のためのモータや光変調素子
等、また図2及び図4で示した態様においては、更に集
束レンズや主走査のためのモータは、説明上の簡略化の
ため省略して示した。
【0059】このように、支持体41が傘状にその支持
面である内表面41aが上に凸となるよう配置される場
合には、例えば支持面である内表面41aに対向する位
置にガイド部材42を配置し、インクシート10と受像
シート20をガイドして支持面側に吸引させる。インク
シート10と受像シート20が支持面上に積層保持した
後は、レーザー露光を妨害しないようにガイド部材42
を支持面に対向する位置から逃すようにする。また、イ
ンクシート10及び受像シート20の幅を画像記録領域
よりも大きくし、その画像記録領域外の部分に対向して
ガイド部材42を設けることにより、ガイド部材42の
退避を不要とすることができる。なお、この発明の内表
面にインクシート及び受像シートを積層保持した状態で
光を照射する構成は、画像記録装置に装填される前に予
め所定の長さにカットされたインクシート及び/又は受
像シートを用いる場合にも適用でき、ゴミ付着の影響を
防止できる。
【0060】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、受像シートやインクシートが弧状の支持体の内表面
上に保持されて露光されるため、埃やチリ等のゴミがそ
れらシートに付着し難い。また、受像シートの支持体へ
の密着性、さらに支持体上で積層保持されるインクシー
ト及び受像シート並びに支持体との密着性を維持しつ
つ、受像シートの受像面が外側に巻かれた場合に発生し
易い受像面の傷を防止できる。
【0061】請求項2記載の発明では、支持体は固定状
態であり、レーザー光を照射する露光手段によって主走
査及び/又は副走査が行われ、弧状の支持体の内表面に
積層保持されたインクシートと受像シートの露光が確実
に行われる。
【0062】請求項3記載の発明では、支持体の内表面
が下に凸形状の場合には、インクシートと受像シートの
積層保持が容易であり、また上に凸形状の場合にはより
一層ゴミ付着の影響を防止できる。
【0063】請求項4記載の発明では、受像面が内側に
巻回されたロール状の受像シートを所定長さにカットし
て搬送し、支持体の内表面に受像面を外側にして保持
し、この受像シートの受像面にインクシートのインク面
を重ねて積層保持して露光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像記録装置で利用されるイン
クシートと受像シートの一例を示す断面図である。
【図2】この発明に係る画像記録装置の概略図である。
【図3】弧状の支持体の斜視図である。
【図4】この発明に係る画像記録装置の他の実施の形態
の概略図である。
【図5】露光手段の他の態様の斜視図である。
【符号の説明】
10 インクシート 20 受像シート 41 支持体 41a 支持体41の内表面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状のインクシートと受像面が内側に
    巻回されたロール状の受像シートとを用い、それら両シ
    ートをそれぞれ所定長にカットして、弧状の支持体の内
    表面に積層保持した状態で光を照射することによって、
    インクシート上のインクを受像シートの受像面に転移さ
    せることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記支持体は固定状態であり、レーザー光
    を照射する露光手段によって主走査及び/又は副走査が
    行われることを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】前記支持体の支持面である内表面は、下に
    凸形状または上に凸形状であることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記インクシートはインク面が外側に巻回
    されていることを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
JP7786497A 1997-03-28 1997-03-28 画像記録装置 Pending JPH10272793A (ja)

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