JPH10272612A - 洗面ボウル付カウンターの鋳込成形方法 - Google Patents

洗面ボウル付カウンターの鋳込成形方法

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Publication number
JPH10272612A
JPH10272612A JP9469297A JP9469297A JPH10272612A JP H10272612 A JPH10272612 A JP H10272612A JP 9469297 A JP9469297 A JP 9469297A JP 9469297 A JP9469297 A JP 9469297A JP H10272612 A JPH10272612 A JP H10272612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
washbowl
counter body
wash bowl
washbasin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9469297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Fukuda
博明 福田
Kazuo Takeuchi
一男 竹内
Tadashi Ashizawa
忠 芦澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JPH10272612A publication Critical patent/JPH10272612A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗面ボウル付カウンターを成形するに際して、
大型且つ凹凸形状の形成型を必要とせず、また洗面ボウ
ルとカウンター本体との接合部が目立ったものとなって
外観品質を悪化させたり、接続部の強度が低くなったり
しないようにする。 【解決手段】洗面ボウル12及び洗面ボウル12と一体
の板状のカウンター本体14とを有する洗面ボウル付カ
ウンター10を泥漿の流し込みにより鋳込成形するに際
して、洗面ボウル12Aを先ず単体で成形した後、これ
をカウンター本体成形型18にセットし、次いで泥漿の
流し込みによってカウンター本体14を成形すると同時
にカウンター本体14と洗面ボウル12Aとを一体化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗面ボウル付カウ
ンターの成形方法、特に陶磁器製の洗面ボウル付カウン
ターの鋳込成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種洗面ボウル及び洗面ボウルと一体
の板状のカウンター本体とを有する洗面ボウル付カウン
ターの鋳込成形方法として、従来、洗面ボウル及びカウ
ンター本体をそれぞれ単独で別々に泥漿鋳込成形し、そ
れらを生素地状態で互いに接合して一体の洗面ボウル付
カウンターとする方法と、洗面ボウル成形部及びカウン
ター本体成形部を備えた1つの成形型を用い、洗面ボウ
ルとカウンター本体とを同時に一体に泥漿鋳込成形する
方法とが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者の成
形方法の場合、洗面ボウルとカウンター本体との接合に
熟練を要する問題がある外、それらの接合部の強度が必
然的に弱くなるし、また接合部が目立ったものとなって
外観品質を悪くし、また洗面ボウル付カウンターの成形
全体に要する手間が多くなるなどの問題がある。
【0004】他方後者の成形方法の場合、成形型が高価
且つ重量が重くなるとともに成形型が大型となって広い
保管スペースが必要になる問題があり、また洗面ボウル
とカウンター本体との組合せを変えることによって、洗
面ボウル付カウンターを様々なバリエーションで成形す
るといったことが難しく、洗面ボウルとカウンター本体
との組合せが一通りに限定されてしまう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の発明の成形方法は
このような課題を解決するために案出されたものであ
る。而して本願の洗面ボウル付カウンターの鋳込成形方
法は、洗面ボウル及び該洗面ボウルと一体の板状のカウ
ンター本体とを有する洗面ボウル付カウンターの鋳込成
形方法であって、(イ)前記洗面ボウル若しくはカウン
ター本体を泥漿鋳込みにより単体で成形する工程と、
(ロ)該単体の成形体を生素地状態でカウンター本体成
形型若しくは洗面ボウル成形型にセットし、次いで泥漿
を流し込んでカウンター本体若しくは洗面ボウルを成形
すると同時に該洗面ボウル若しくは該カウンター本体と
一体化することを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、洗面ボ
ウル若しくはカウンター本体を先ず泥漿鋳込みにより単
体で成形した上、その成形体をカウンター本体成形型若
しくは洗面ボウル成形型にセットし、その状態で泥漿鋳
込みを行ってカウンター本体若しくは洗面ボウルを成形
すると同時に、予めセットしてある洗面ボウル若しくは
カウンター本体と一体化するもので、本発明によれば、
洗面ボウル,カウンター本体をそれぞれ別々に成形して
おいてそれらを互いに接合する場合に比べて、接合のた
めに熟練を必要とするといった問題を解決でき、また接
合部の強度も強くなし得るとともに、接合部が目立って
成形品の外観品質を低下させる問題も解決できる。更に
洗面ボウル付カウンター全体の成形も簡単な操作で容易
に行うことができる。
【0007】また洗面ボウル成形型とカウンター本体成
形型との組合せを種々変えることによって、即ち洗面ボ
ウルとカウンター本体との組合せを種々変えることによ
って様々なバリエーションで洗面ボウル付カウンターを
成形できる利点が得られる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は本発明の適用対象である
陶磁器製の洗面ボウル付カウンターの一例を示したもの
で、洗面ボウル12及びこれと一体の板状のカウンター
本体14を備えている。
【0009】図2及び図3はこの洗面ボウル付カウンタ
ー10の本例の鋳込成形方法の手順を示したもので、図
示のように本例では、先ず石膏型等吸水性を有する洗面
ボウル成形型16を用いて泥漿の流し込みにより洗面ボ
ウル12Aを単体で鋳込成形する(図2(I),(I
I))。次にこれを生素地状態で、図2(III)に示して
いるように石膏型等の吸水性を有する材料からなるカウ
ンター本体成形型18にセットする。
【0010】ここでカウンター本体成形型18は、上面
(成形面)がフラットな下型20及び下型20との間に
成形キャビティ24(図3(IV))を形成する凹空間2
4Aを備えた上型22とからなっている。上型22は、
この例では水平方向の2分割方式とされており、各分割
型22A及び22Bの分割側に、下型20上に逆向きに
セットした洗面ボウル12Aの底部側を貫通させる穴2
6を有している。
【0011】図3(IV)は、このようにして洗面ボウル
12Aをセットし且つカウンター本体成形型18を閉じ
た状態を示したもので、本例の方法では、次にこの状態
においてカウンター本体成形型18の成形キャビティ2
4内に原料泥漿を流し込み、板状のカウンター本体14
を成形すると同時に洗面ボウル12Aと一体化する(図
3(V))。
【0012】ここにおいて洗面ボウル12及びこれと一
体のカウンター14を有する洗面ボウル付カウンター1
0を得ることができる。この成形品はその後乾燥され、
引き続き焼成されて製品となる。
【0013】上記のように本例の成形方法によれば、熟
練を要することなく洗面ボウル12とカウンター本体1
4とを一体化することができ、また接合部の強度も強く
なし得るとともに、接合部が目立って成形品の外観品質
を低下させることもなく、更に洗面ボウル付カウンター
10全体の成形を簡単な操作で容易に行うことができ
る。
【0014】また洗面ボウル12とカウンター本体14
との組合せを種々変えることによって、様々なバリエー
ションで洗面ボウル付カウンター10を成形することが
できる。例えば本例の成形方法によれば、洗面ボウル1
2とカウンター本体14とを別々の色で構成するといっ
たことも可能である。
【0015】更に本例の方法では、予め単体で成形され
た洗面ボウル12Aの下型20に対するセット位置を変
えるとともに上型22の穴26の位置を変えることによ
って、カウンター本体14に対する洗面ボウル12Aの
位置を適宜に変更することが可能である利点も有する。
【0016】以上は洗面ボウル12を単体で予め成形し
ておいて、その後にカウンター本体14を成形すると同
時に洗面ボウル12と一体化して洗面ボウル付カウンタ
ー10を得る場合の例であるが、これとは逆に、図4に
示しているように先ずカウンター本体14Aを単体で成
形しておき、これを洗面ボウル成形型28にセットして
その洗面ボウル成形型28の成形キャビティ30内に原
料泥漿を流し込んで、洗面ボウル12を成形すると同時
にカウンター本体14Aと一体化することも可能であ
る。
【0017】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象である洗面ボウル付カウンタ
ーの一例を示す図である。
【図2】図1の洗面ボウル付カウンター10の成形方法
の手順を示す図である。
【図3】同成形方法の図2に続く手順の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部工程を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 洗面ボウル付カウンター 12 洗面ボウル 12A (単体の)洗面ボウル 14 カウンター本体 14A (単体の)カウンター本体 16 洗面ボウル成形型 18 カウンター本体成形型 24 成形キャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面ボウル及び該洗面ボウルと一体の板
    状のカウンター本体とを有する洗面ボウル付カウンター
    の鋳込成形方法であって(イ)前記洗面ボウル若しくは
    カウンター本体を泥漿鋳込みにより単体で成形する工程
    と(ロ)該単体の成形体を生素地状態でカウンター本体
    成形型若しくは洗面ボウル成形型にセットし、次いで泥
    漿を流し込んでカウンター本体若しくは洗面ボウルを成
    形すると同時に該洗面ボウル若しくは該カウンター本体
    と一体化することを特徴とする洗面ボウル付カウンター
    の鋳込成形方法。
JP9469297A 1997-03-28 1997-03-28 洗面ボウル付カウンターの鋳込成形方法 Pending JPH10272612A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9469297A JPH10272612A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 洗面ボウル付カウンターの鋳込成形方法

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JP9469297A JPH10272612A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 洗面ボウル付カウンターの鋳込成形方法

Publications (1)

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JPH10272612A true JPH10272612A (ja) 1998-10-13

Family

ID=14117251

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JP9469297A Pending JPH10272612A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 洗面ボウル付カウンターの鋳込成形方法

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JP (1) JPH10272612A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117657A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Toto Ltd 洗面ボウルカウンター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117657A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Toto Ltd 洗面ボウルカウンター
JP4622810B2 (ja) * 2005-10-31 2011-02-02 Toto株式会社 洗面ボウルカウンター

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