JP2019171828A - シンク一体型カウンターの製造方法、及びシンク一体型カウンター - Google Patents
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Abstract
【課題】製造にかかる時間の短縮化を図ることができる、シンク一体型カウンターの製造方法、及びシンク一体型カウンターを提供する。【解決手段】シンク一体型カウンターの製造方法は、配置工程、カウンター成形工程、及びシンク成形工程を備える。配置工程は、第一空洞部52と第二空洞部53と空洞部52,53に繋がる中間空洞部54を有する金型5を用い、中間空洞部54に継部材4を配置し、空洞部52,53を継部材4で仕切る工程である。カウンター成形工程は、継部材4で第二空洞部53から仕切られた第一空洞部52に、第一樹脂20を注入してカウンター2を成形する工程である。シンク成形工程は、継部材4で第一空洞部52から仕切られた第二空洞部53に、第二樹脂30を注入してシンク3を成形する工程である。【選択図】図3
Description
本開示は、シンク一体型カウンターの製造方法、及びシンク一体型カウンターに関する。
従来、シンクが一体化したカウンターを製造する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の製造方法では、成形したシンクをカウンターの型内に載置した後、熱硬化性樹脂組成物を型に注入して硬化させ、シンク付きカウンターを得る。
ところで、特許文献1に記載の製造方法では、シンクを成形する工程と、成形したシンクをカウンターの型まで搬送する工程と、カウンターを成形する工程とを行う必要があり、製造に時間がかかるといった問題がある。
ここで、シンクは、比較的容量が大きくて重いため、搬送に手間がかかるうえ、搬送時のきず付きを防ぐために、梱包が必要となる場合もある。
上記事情に鑑みて、本発明は、製造にかかる時間の短縮化を図ることができる、シンク一体型カウンターの製造方法、及びシンク一体型カウンターを提供することを、目的とする。
本開示に係る一態様のシンク一体型カウンターの製造方法は、配置工程と、カウンター成形工程と、シンク成形工程と、を備える。前記配置工程は、カウンター成形用の第一空洞部と、シンク成形用の第二空洞部と、前記第一空洞部と前記第二空洞部に繋がる中間空洞部と、を有する金型を用い、前記中間空洞部に継部材を配置し、前記第一空洞部と前記第二空洞部を前記継部材で仕切る工程である。前記カウンター成形工程は、前記継部材で前記第二空洞部から仕切られた前記第一空洞部に、第一樹脂を注入してカウンターを成形する工程である。前記シンク成形工程は、前記継部材で前記第一空洞部から仕切られた前記第二空洞部に、第二樹脂を注入してシンクを成形する工程である。
また、本開示に係る一態様のシンク一体型カウンターは、樹脂製のシンクと、樹脂製のカウンターと、前記シンクと前記カウンターとを仕切るように位置し、前記シンクと前記カウンターのそれぞれに接合した継部材と、を備える。
本開示は、製造にかかる時間の短縮化を図ることができる、シンク一体型カウンターの製造方法、及びシンク一体型カウンターを提供することができる。
本開示は、シンク一体型カウンターの製造方法、及びシンク一体型カウンターに関し、より詳細には、シンクとカウンターのそれぞれが樹脂で成形される、シンク一体型カウンターの製造方法、及びシンク一体型カウンターに関する。
(一実施形態)
(1)概要
図1には、本実施形態のシンク一体型カウンターの製造方法(以下「製造方法」と記載)によって製造されるシンク一体型カウンター1の一例が示されている。シンク一体型カウンター1は、厨房装置や洗面台に用いられる。
(1)概要
図1には、本実施形態のシンク一体型カウンターの製造方法(以下「製造方法」と記載)によって製造されるシンク一体型カウンター1の一例が示されている。シンク一体型カウンター1は、厨房装置や洗面台に用いられる。
図1及び図2に示すように、シンク一体型カウンター1は、樹脂製のカウンター2と、樹脂製のシンク3と、カウンター2とシンク3を仕切るように位置し、カウンター2とシンク3のそれぞれに接合した継部材4と、を備える。
図3A、図3B及び図3Cに示すように、本実施形態の製造方法は、金型5内に継部材4を配置した後、金型5内に樹脂(第一樹脂20と第二樹脂30)を注入して、継部材4と樹脂(第一樹脂20と第二樹脂30)とを一体化させるインサート成形である。
この製造方法は、金型5内に継部材4を配置する配置工程と、金型5内に第一樹脂20を注入してカウンター2を成形するカウンター成形工程と、金型5内に第二樹脂30を注入してシンク3を成形するシンク成形工程と、を備える。
(2)詳細
(2−1)配置工程
配置工程は、金型5内に継部材4を配置する工程である。
(2−1)配置工程
配置工程は、金型5内に継部材4を配置する工程である。
金型5は、第一金型50と、第一金型50に対向するように配置される第二金型51とを有する。金型5はさらに、カウンター成形用の第一空洞部52と、シンク成形用の第二空洞部53と、第一空洞部52と第二空洞部53に繋がる中間空洞部54と、を有する。第一金型50と第二金型51とを対向するように配置した状態で、第一金型50と第二金型51との間に、第一空洞部52と第二空洞部53と中間空洞部54が形成される。
第一金型50と第二金型51のうち少なくとも一方には、第二空洞部53に繋がる注入孔(図示せず)が形成されている。
図1及び図2に示すように、継部材4は、平面視環状の部材である。継部材4は、内周面と外周面の形状がそれぞれ略矩形状であり、内周面と外周面のそれぞれの4隅が曲面である。継部材4は、上下方向に厚みを有する。継部材4の厚みは、カウンター2の厚み(第一空洞部52の厚み)と略同じである。継部材4の内周面の形状は、シンク3の周壁32の内周面の形状と略同じである。
図2及び図3Bに示すように、継部材4は、カウンター成形用の第一樹脂20に接合する第一接合面40と、シンク成形用の第二樹脂30に接合する第二接合面41とを有する。第一接合面40と第二接合面41とは、継部材4のうちの互いに異なる面である。継部材4の外周面が、第一接合面40であり、継部材4の裏面(厨房装置等として利用する際に露出しない下側を向く面)が、第二接合面41である。第一接合面40と第二接合面41のそれぞれは、アンカー効果を発揮する凹凸42を有する。
継部材4は、第一樹脂20と第二樹脂30の少なくとも一方と同一の樹脂で成形された樹脂成形品である。継部材4の材質としては、熱硬化アクリル等の熱硬化性樹脂や、熱可塑アクリル、熱可塑ABS等の熱可塑性樹脂が挙げられる。継部材4の色は、カウンター2と同色であることが好ましく、例えば白色である。継部材4は、金型5とは別の専用の金型で成形される。
図3Aに示すように、配置工程では、中間空洞部54に継部材4を配置し、継部材4で第一空洞部52と第二空洞部53とを仕切る。
詳しくは、まず、第二金型51を対向させて配置する前の、第一金型50に対して、継部材4を取り付ける。継部材4は、第一金型50に対して嵌め込まれて位置決めされる。その後、第一金型50に対して第二金型51を対向する位置に配置する(型締めする)。これにより、継部材4は、金型5の中間空洞部54に配置される。
中間空洞部54に継部材4を配置した状態で、継部材4の第一接合面40が、第一空洞部52に面し、継部材4の第二接合面41が、第二空洞部53に面する。継部材4は、第一空洞部52と第二空洞部53の間での樹脂の移動を阻止する堰として機能する。
(2−2)カウンター成形工程
カウンター成形工程は、図3Bに示すように、継部材4で第二空洞部53から仕切られた第一空洞部52に、第一樹脂20を注入して、カウンター2を成形する工程である。カウンター成形工程は、第一樹脂20を注入する注入工程と、第一樹脂20を硬化する硬化工程と、を含む。カウンター成形工程は、配置工程の後で行う。
カウンター成形工程は、図3Bに示すように、継部材4で第二空洞部53から仕切られた第一空洞部52に、第一樹脂20を注入して、カウンター2を成形する工程である。カウンター成形工程は、第一樹脂20を注入する注入工程と、第一樹脂20を硬化する硬化工程と、を含む。カウンター成形工程は、配置工程の後で行う。
第一樹脂20は、熱硬化アクリル、熱硬化ビニルエステル等の熱硬化性樹脂に、顔料等を混合したものである。第一樹脂20の色は、例えば白色であり、継部材4と同色である。なお、第一樹脂20は更に柄材を混合したものであってもよい。
カウンター成形工程では、第一金型50と第二金型51の少なくとも一方に設けられた注入孔を通じて、または、第一空洞部52のうち金型5の外側に露出する部分を通じて、第一空洞部52に第一樹脂20が注入される。注入された第一樹脂20は、第一空洞部52を埋め、継部材4の第一接合面40に接し、凹凸42の凹部内に入り込む。
第一樹脂20が注入された後、第一金型50と第二金型51を加温することによって、第一樹脂20を硬化し、カウンター2を成形する。カウンター2は、図1に示すように、平面視矩形枠状の板体に成形される。カウンター2は、継部材4に対して接合した状態で成形される。
(2−3)シンク成形工程
シンク成形工程は、図3Bに示すように、継部材4で第一空洞部52から仕切られた第二空洞部53に、第二樹脂30を注入して、シンク3を成形する工程である。シンク成形工程は、第二樹脂30を注入する注入工程と、第二樹脂30を硬化する硬化工程とを含む。シンク成形工程は、配置工程の後で行う。シンク成形工程は、例えば、カウンター成形工程と同時に開始される。
シンク成形工程は、図3Bに示すように、継部材4で第一空洞部52から仕切られた第二空洞部53に、第二樹脂30を注入して、シンク3を成形する工程である。シンク成形工程は、第二樹脂30を注入する注入工程と、第二樹脂30を硬化する硬化工程とを含む。シンク成形工程は、配置工程の後で行う。シンク成形工程は、例えば、カウンター成形工程と同時に開始される。
第二樹脂30は、熱硬化アクリル、熱硬化ビニルエステル等の熱硬化性樹脂に、顔料等を混合したものである。第二樹脂30の色は、例えば淡紅色である。なお、第二樹脂30は更に柄材を混合したものであってもよい。
シンク成形工程では、第一金型50または第二金型51に設けられた注入孔を通じて、第二空洞部53に、第二樹脂30が注入される。注入された第二樹脂30は、第二空洞部53を埋め、継部材4の第二接合面41に接し、凹凸42の凹部分内に入り込む。
第二樹脂30が注入された後、第一金型50と第二金型51を加温することによって、第二樹脂30を硬化し、シンク3を成形する。
シンク3は、図1及び図2に示すように、平面視略L字状の底壁31と、底壁31の周縁から上方に突出した周壁32と、周壁32の上端の周縁から水平方向外側に突出したフランジ33と、を備える。フランジ33の一部は、継部材4よりも内側に位置し、この一部に水栓6が設置される。底壁31の一部に、上下方向に貫通する排水孔34が形成される。
シンク成形工程の第二樹脂30を硬化する工程と、カウンター成形工程の第一樹脂20を硬化する工程とは、同じタイミングで行われてもよいし、別々のタイミングで行われてもよい。
(2−4)その他
本実施形態の製造方法は、図3Cに示すように、金型5(第一金型50及び第二金型51)から、成形品(カウンター2、シンク3及び継部材4)を取り外す脱型工程を更に含む。脱型工程は、カウンター成形工程及びシンク成形工程の後で行う。
本実施形態の製造方法は、図3Cに示すように、金型5(第一金型50及び第二金型51)から、成形品(カウンター2、シンク3及び継部材4)を取り外す脱型工程を更に含む。脱型工程は、カウンター成形工程及びシンク成形工程の後で行う。
(3)作用効果
以上説明した、配置工程、カウンター成形工程、シンク成形工程、及び脱型工程を行うことで、例えば、図1に示すシンク一体型カウンター1が製造される。シンク一体型カウンター1は、例えば、カウンター2が白色の熱硬化アクリル製であり、シンク3が淡紅色の熱硬化アクリル製であり、継部材4が白色の熱硬化アクリル製である。
以上説明した、配置工程、カウンター成形工程、シンク成形工程、及び脱型工程を行うことで、例えば、図1に示すシンク一体型カウンター1が製造される。シンク一体型カウンター1は、例えば、カウンター2が白色の熱硬化アクリル製であり、シンク3が淡紅色の熱硬化アクリル製であり、継部材4が白色の熱硬化アクリル製である。
カウンター2と継部材4は、材質及び色がいずれも互いに同じであるため、繋ぎ目(接合部分)が目立ちにくくて、1枚の板状の外観を呈することができる。また、カウンター2と継部材4は、材質が互いに同じであるため、接合力が高くて、熱膨脹率の差を原因としたひび割れ等が繋ぎ目に生じにくい。また、継部材4とシンク3は、材質が互いに同じであるため、接合力が高くて、熱膨脹率の差を原因としたひび割れが繋ぎ目に生じにくい。
また、本実施形態の製造方法によれば、1つの金型5を用い、継部材4で仕切られた別々の空洞部52,53でカウンター2とシンク3の成形をそれぞれ行えるため、カウンター2とシンク3の成形を同じタイミングで行え、製造時間の短縮化を図ることができる。また、本実施形態の製造方法によれば、従来例のようにシンク3を成形した後でシンク3を搬送する作業が不要であり、この点で、製造時間の短縮化や、製造の合理化を図ることができる。
また、本実施形態の製造方法によれば、継部材4が第一接合面40と第二接合面41のそれぞれに、アンカー効果を発揮する凹凸42を有するため、カウンター2とシンク3のそれぞれに対する継部材4の接合力を高めることができる。
(4)変形例
以上説明した本実施形態の製造方法の変形例について説明する。
以上説明した本実施形態の製造方法の変形例について説明する。
継部材4は、第一樹脂20と第二樹脂30のいずれとも異なる樹脂によって成形された樹脂成形品であってもよい。また、継部材4は、樹脂成形品に限らず、金属等のその他の材料で形成されたものであってもよい。
継部材4は、第一接合面40と第二接合面41の少なくとも一方に、凹凸42を有すればよく、第一接合面40のみ、あるいは第二接合面41のみに、凹凸42を有してもよい。
第一樹脂20と第二樹脂30は、材質及び色が、互いに同じであってもよい。
継部材4の配置は、図2に示す位置に限定されず、例えば、図4に示す変形例のように、カウンター2の下側に位置してもよい。この場合、カウンター2と継部材4の接合部分の露出を抑えることができる。
また、継部材4は、第一空洞部52と第二空洞部53とを仕切るように構成されればよく、環状に組み合わさる複数のパーツで構成されてもよい。
また、シンク一体型カウンター1の材質の組み合わせは、上記の組み合わせに限定されない。例えば、シンク一体型カウンター1は、カウンター2が白色の熱硬化アクリル製であり、シンク3が淡紅色の熱硬化アクリル製であり、継部材4が白色の熱可塑アクリル製であってもよい。また、シンク一体型カウンター1は、カウンター2が白色の熱硬化ビニルエステル製であり、シンク3が淡紅色の熱硬化アクリル製であり、継部材4が白色の熱硬化アクリル製であってもよい。また、シンク一体型カウンター1は、カウンター2が白色の熱硬化ビニルエステル製であり、シンク3が淡紅色の熱硬化ビニルエステル製であり、継部材4が白色の熱可塑ABS製であってもよい。
(まとめ)
以上説明した一実施形態及びその変形例の製造方法のように、第一態様の製造方法は、下記の構成を備える。
以上説明した一実施形態及びその変形例の製造方法のように、第一態様の製造方法は、下記の構成を備える。
すなわち、第一態様の製造方法は、配置工程と、カウンター成形工程と、シンク成形工程と、を備える。配置工程は、カウンター成形用の第一空洞部52と、シンク成形用の第二空洞部53と、中間空洞部54と、を有する金型5を用い、中間空洞部54に継部材4を配置し、第一空洞部52と第二空洞部53を継部材4で仕切る工程である。中間空洞部54は、第一空洞部52と第二空洞部53に繋がる空洞部である。カウンター成形工程は、継部材4で第二空洞部53から仕切られた第一空洞部52に、第一樹脂20を注入してカウンター2を成形する工程である。シンク成形工程は、継部材4で第一空洞部52から仕切られた第二空洞部53に、第二樹脂30を注入してシンク3を成形する工程である。
上記構成を備えることで、第一態様の製造方法では、1つの金型5を用いて、カウンター2とシンク3の成形が同じタイミングで行え、製造時間の短縮化を図ることができる。また、第一態様の製造方法では、継部材4で第一空洞部52と第二空洞部53を仕切るため、第一樹脂20と第二樹脂30が混ざることを防ぐことができる。
また、一実施形態及びその変形例の製造方法のように、第二態様の製造方法は、第一態様の製造方法の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第二態様の製造方法では、継部材4は、第一樹脂20と第二樹脂30の少なくとも一方と同一の樹脂によって成形された樹脂成形品である。
上記構成を備えることで、第二態様の製造方法では、継部材4とカウンター2の繋ぎ目、または、継部材4とシンク3の繋ぎ目に、熱膨張率の違いによってひび割れ等が生じることを抑制することができる。
また、一実施形態及びその変形例の製造方法のように、第三態様の製造方法は、第二態様の製造方法の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第三態様の製造方法では、継部材4は、第一樹脂20が接合する第一接合面40と、第二樹脂30が接合する第二接合面41とを有する。第一接合面40と第二接合面41の少なくとも一方は、アンカー効果を発揮する凹凸42を有する。
上記の構成を備えることで、第三態様の製造方法では、カウンター2とシンク3の少なくとも一方に対する、継部材4の接合力を高めることができる。
また、一実施形態及びその変形例の製造方法のように、第四態様の製造方法は、第一〜第三のいずれかの態様の製造方法の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第四態様の製造方法では、第一樹脂20と第二樹脂30とは、材質と色の少なくとも一方が互いに異なる。
上記構成を備えることで、第四態様の製造方法では、カウンター2とシンク3の外観を変えることができ、意匠性の向上を図ることができる。
また、一実施形態及びその変形例のシンク一体型カウンター1のように、第五態様のシンク一体型カウンター1は、下記の構成を備える。
すなわち、第五態様のシンク一体型カウンター1は、樹脂製のシンク3と、樹脂製のカウンター2と、シンク3とカウンター2とを仕切るように位置し、シンク3とカウンター2のそれぞれに接合した継部材4と、を備える。
上記構成を備えることで、第五態様のシンク一体型カウンター1では、製造にあたり、1つの金型5内に継部材4を挿入して、継部材4で仕切られた別々の空洞部にカウンター成形用とシンク成形用の樹脂をそれぞれ注入し、硬化させるといった方法を採用できる。そのため、第五態様のシンク一体型カウンター1では、カウンター2とシンク3の成形を同時に行うことができるため、製造時間の短縮化を図ることができる。
以上、本開示を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本開示は上記の実施形態に限定されるものではなく、本開示の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 シンク一体型カウンター
2 カウンター
20 第一樹脂
3 シンク
30 第二樹脂
4 継部材
40 第一接合面
41 第二接合面
42 凹凸
5 金型
52 第一空洞部
53 第二空洞部
54 中間空洞部
2 カウンター
20 第一樹脂
3 シンク
30 第二樹脂
4 継部材
40 第一接合面
41 第二接合面
42 凹凸
5 金型
52 第一空洞部
53 第二空洞部
54 中間空洞部
Claims (5)
- カウンター成形用の第一空洞部と、シンク成形用の第二空洞部と、前記第一空洞部と前記第二空洞部に繋がる中間空洞部と、を有する金型を用い、前記中間空洞部に継部材を配置し、前記第一空洞部と前記第二空洞部を前記継部材で仕切る配置工程と、
前記継部材で前記第二空洞部から仕切られた前記第一空洞部に、第一樹脂を注入してカウンターを成形するカウンター成形工程と、
前記継部材で前記第一空洞部から仕切られた前記第二空洞部に、第二樹脂を注入してシンクを成形するシンク成形工程と、を備える、
シンク一体型カウンターの製造方法。 - 前記継部材は、前記第一樹脂と前記第二樹脂の少なくとも一方と同一の樹脂によって成形された樹脂成形品である、
請求項1のシンク一体型カウンターの製造方法。 - 前記継部材は、前記第一樹脂が接合する第一接合面と、前記第二樹脂が接合する第二接合面とを有し、
前記第一接合面と前記第二接合面の少なくとも一方は、アンカー効果を発揮する凹凸を有する、
請求項1または2のシンク一体型カウンターの製造方法。 - 前記第一樹脂と前記第二樹脂とは、材質と色の少なくとも一方が互いに異なる、
請求項1〜3のいずれかのシンク一体型カウンターの製造方法。 - 樹脂製のシンクと、
樹脂製のカウンターと、
前記シンクと前記カウンターとを仕切るように位置し、前記シンクと前記カウンターのそれぞれに接合した継部材と、を備える、
シンク一体型カウンター。
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