JPH10272528A - 熱交換器の製造装置 - Google Patents

熱交換器の製造装置

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JPH10272528A
JPH10272528A JP7706797A JP7706797A JPH10272528A JP H10272528 A JPH10272528 A JP H10272528A JP 7706797 A JP7706797 A JP 7706797A JP 7706797 A JP7706797 A JP 7706797A JP H10272528 A JPH10272528 A JP H10272528A
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JP
Japan
Prior art keywords
hairpin
receiver
heat exchanger
tube
main body
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JP7706797A
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English (en)
Inventor
Kenji Tokura
謙治 戸倉
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Kyoshin Kogyo KK
Original Assignee
Kyoshin Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヘアピン管の拡管を行う場合、レシーバから
の離脱を阻止し、マンドレルの衝突を防止できる熱交換
器の製造装置を提供する。 【解決手段】 熱交換器の製造装置本体に、ヘアピン管
12のヘアピン部12aを受けるレシーバ1が設けられ、且
つレシーバ本体1a又はレシーバ本体1a近傍には、拡管時
に前記本体にセットされるべくレシーバ1に向かって移
動する熱交換器14のヘアピン部12a と当接することでレ
シーバ1へ向かうヘアピン管12のヘアピン部12a の軌道
内より逃避し、且つ該ヘアピン部12a が前記レシーバ1
に到達した際には、前記軌道内に進出してヘアピン部12
a のレシーバ1からの離脱を阻止するヘアピン部キャッ
チ体3が設けられた点にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器の製造装
置、更に詳しくは、熱交換器を構成すべく複数重合され
た放熱フィンに挿通されたヘアピン管のヘアピン部を保
持するレシーバを備えた熱交換器の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器の製造装置としては、例
えば、図5に示す様に、基台7上に立設された一対の支
柱7a間にシリンダー8を設け、且つ該シリンダー8の伸
縮を介して昇降自在な往復作動体9の裏面側9aに、複数
の拡管用マンドレル10を挿着し、且つ該拡管用マンドレ
ル10の先端方向には、複数枚の放熱フィン11に略U字状
のヘアピン部12a を有したヘアピン管12を前記拡管用マ
ンドレル10に対向すべく挿通し、且つ該ヘアピン管12が
挿通された放熱フィン11の両端に所望のエンドプレート
13a 、13b を装着した熱交換器14がセットされ、しかも
前記往復作動体9がシリンダー8を介して下降すること
によりマンドレル10が前記ヘアピン管12内へ圧入されて
前記エンドプレート13a 、13b と前記複数枚の放熱フィ
ン11との夫々を該ヘアピン管12の拡管によって一体的に
固着させ熱交換器を製造することが出来るものである。
【0003】尚、上記構成からなる熱交換器の製造装置
15の製造装置本体15a には、上記熱交換器14の下方側の
エンドプレート13b より突出したヘアピン管12のヘアピ
ン部12a を、該ヘアピン部12a の夫々に対向すべく上記
基台7上に設けられた熱交換器載置台16の上面部に複数
配設され、且つ該ヘアピン部12a の管径や曲率等に適し
た断面視略半円状のヘアピン部受け部を有したレシーバ
17の該ヘアピン部受け部に嵌入させて支持することで拡
管を行う熱交換器14を製造装置本体15a に確実にセット
することが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の如
く熱交換器のレシーバを備えた熱交換器の製造装置に於
いては下記の様な問題点があった。
【0005】即ち、上記構成からなる熱交換器の製造装
置本体15a には、拡管を行う熱交換器14を該製造装置本
体15a に確実にセットすべく熱交換器14に挿通されたヘ
アピン管12のヘアピン部12a を支持するレシーバ17が設
けられてはいるが、如何せん、拡管前の熱交換器14は複
数重合された放熱フィン11と、該放熱フィン11の両端側
に設けられたエンドプレート13a 、13b との夫々に複数
のヘアピン管12が所定の間隔で挿通されただけの硬性の
ない状態であることから、例えば拡管時においてシリン
ダー8や下降する往復作動体9の駆動時の振動等が熱交
換器14に伝わった際に、何れかのヘアピン管12が放熱フ
ィン11内を前記振動等を介して摺動つつ移動しレシーバ
17よりヘアピン部12a を離脱させる場合もある。
【0006】よって、レシーバ17よりヘアピン部12a を
離脱させるべく移動した状態のヘアピン管12に拡管用マ
ンドレル10が圧入されると、ヘアピン管12は放熱フィン
11内を拡管用マンドレル10の圧入方向に沿って前記レシ
ーバ17側に押し戻されるべく移動すると共に、前記ヘア
ピン部12a をレシーバ17のヘアピン部受け部に衝突して
その移動を停止することになる。
【0007】従って、ヘアピン部12a がレシーバ17のヘ
アピン部受け部に衝突することでヘアピン部12a に変形
や傷が発生するおそれがある。
【0008】更に、上記構成からなる熱交換器の製造装
置本体15a は、ヘアピン管12の管口より前記拡管用マン
ドレル10が所定の寸法で圧入された際、該拡管が終了し
たヘアピン管12の管口近傍を各種の保持装置(図示せ
ず)によって保持し、その後ヘアピン管12のヘアピン部
12a 近傍まで拡管用マンドレル10を圧入するものである
が、拡管を行うヘアピン管12の材料厚や内径及び拡管用
マンドレル10の先端に具備された拡管ビレットの外径と
の相互関係により、拡管時におけるヘアピン管12の全長
が所定寸法の範囲内で(各ヘアピン管12毎の縮み寸法に
は若干の相違がある)縮むこととなり、よって通常はそ
の縮み寸法を予めヘアピン管12の全長にプラスしてはい
るが、如何せん、熱交換器14には多数のヘアピン管12が
使用されることから、その縮み寸法分を予めプラスした
ヘアピン管の材料コストが高騰するという問題が生じて
いた。
【0009】然して、本発明は、上記の問題を全て解決
するものであり、熱交換器の製造装置本体に設けられた
レシーバに熱交換器に挿通されたヘアピン管のヘアピン
部を支持させて熱交換器を製造装置本体にセットし、そ
の後ヘアピン管の拡管を行うべくシリンダーや往復作動
体を駆動させて製造装置本体に振動を発生させた場合で
あっても、一旦レシーバに支持されたヘアピン部の該レ
シーバからの離脱を阻止することが可能となり、よって
ヘアピン管の管口から拡管用マンドレルが圧入された場
合でもヘアピン管のヘアピン部がレシーバのヘアピン部
受け部に衝突するのを防止してヘアピン管をスムーズに
拡管することが出来るだけでなく、レシーバからのヘア
ピン部の離脱を阻止することにより、拡管時において拡
管が終了したヘアピン管の管口近傍を各種の保持装置
(図示せず)によって保持し、その後ヘアピン管のヘア
ピン部近傍まで前記拡管用マンドレルを圧入した場合で
あっても各ヘアピン管の全長の縮みを可能な限り防止す
ることが出来、しいては予めヘアピン管の全長にプラス
する縮み寸法分を必要最少限にとどめて熱交換器の材料
コストも低減することが出来る熱交換器の製造装置を提
供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、全く新しい熱交換器の製造装置を開発
し、以下のような技術的手段を講じたものである。
【0011】第一の技術的手段として本発明は、所定間
隔を有して複数重合された放熱フィン11に挿通されたヘ
アピン管12を拡管するための拡管用マンドレル10を備え
た熱交換器の製造装置に於いて、該製造装置本体15a に
は、前記ヘアピン管12のヘアピン部12a を受けるレシー
バ1が設けられ、且つレシーバ本体1a又はレシーバ本体
1a近傍には、拡管時に前記本体15a にセットされるべく
レシーバ1に向かって移動する熱交換器14のヘアピン部
12a と当接することでレシーバ1へ向かうヘアピン管12
のヘアピン部12a の軌道内より逃避し、且つ該ヘアピン
部12a が前記レシーバ1に到達した際には、前記軌道内
に進出してヘアピン部12a のレシーバ1からの離脱を阻
止するヘアピン部キャッチ体3が設けられてなることか
ら、熱交換器の製造装置本体15a に設けられたレシーバ
1に、熱交換器14に挿通されたヘアピン管12のヘアピン
部12a を支持させただけで、簡単に熱交換器14を製造装
置本体15a に確実にセットすることが出来るだけでな
く、ヘアピン管12の拡管を行うべくシリンダー8や往復
作動体9を駆動させて製造装置本体15a に振動を発生さ
せた場合であっても、一旦レシーバ1に支持されたヘア
ピン部12a の該レシーバ1からの離脱を阻止することが
可能となり、よってヘアピン管12の管口から拡管用マン
ドレル10が圧入された場合でもヘアピン管12のヘアピン
部12a がレシーバ1のヘアピン部受け部に衝突するのを
防止してヘアピン管12をスムーズに拡管することが出来
る利点を有する。
【0012】更に、上記の如くレシーバ1からのヘアピ
ン部12a の離脱を阻止することにより、拡管時において
拡管が終了したヘアピン管12の管口近傍を各種の保持装
置(図示せず)によって保持し、その後ヘアピン管12の
ヘアピン部12a 近傍まで拡管用マンドレル10を圧入した
場合であってもヘアピン管12の全長の縮みをも可能な限
り防止することが出来、しいては予めヘアピン管12の全
長にプラスする縮み寸法分を必要最少限にとどめてヘア
ピン管12の材料コストも低減することが出来る利点を有
する。
【0013】更に、第二の技術的手段として本発明は、
ヘアピン部キャッチ体3が、前記ヘアピン管12のヘアピ
ン部12a の軌道内に所定の寸法で突出すべく常時付勢さ
れてなることから、熱交換器14に挿通されたヘアピン管
12のヘアピン部12a を製造装置本体15a に設けられたレ
シーバ1に支持するだけでヘアピン部12a を介してへア
ピン部12a の軌道内より逃避したヘアピン部キャッチ体
3を再び前記軌道内に所定の寸法で突出させてヘアピン
部12a のレシーバ1からの離脱を簡単に、且つ瞬時に阻
止することが出来る利点を有する。
【0014】更に、第三の技術的手段として本発明は、
ヘアピン部キャッチ体3の一方側に、製造装置本体15a
にセットされるべくレシーバ1に向かって移動する熱交
換器14のヘアピン部12a の管周円弧面12b が摺動するこ
とで該ヘアピン部キャッチ体3を前記軌道内より逃避さ
せるべく動かすための円弧面又は傾斜面の少なくとも何
れか一方が設けられてなることから、熱交換器14に挿通
されたヘアピン管12のヘアピン部12a をヘアピン部キャ
ッチ体3に当接させて摺動させる場合であってもよりス
ムーズに、しかも何ら余分な押圧力を熱交換器14に付す
ることなくヘアピン部12a をレシーバ1まで送り込んで
支持させることが出来る利点を有する。
【0015】又、第四の技術的手段として本発明は、ヘ
アピン部キャッチ体3の他方側に、本体15a にセットさ
れた熱交換器14を該本体15a より取り外すべくヘアピン
管12に所定以上の引張力を付した際、該ヘアピン管12の
ヘアピン部12a の管周円弧面12b が摺動することで該ヘ
アピン部キャッチ体3を前記軌道内より逃避させるべく
動かすための円弧面又は傾斜面の少なくとも何れか一方
が設けられてなることから、拡管終了後にレシーバ1か
らヘアピン部12a をよりスムーズに離脱させることが出
来る利点を有する。
【0016】更に、第五の技術的手段として本発明は、
製造装置本体15a に、ヘアピン部12a が前記レシーバ1
に到達した際、前記軌道内に進出したヘアピン部キャッ
チ体3の軌道内からの逃避を阻止するキャッチ体逃避阻
止手段が設けられてなることから、レシーバ1に支持さ
れたヘアピン部12a をより強固に保持することが出来る
利点を有する。
【0017】更に、第六の技術的手段として本発明は、
ヘアピン部キャッチ体3が、各ヘアピン部12a の夫々に
対すると共に、夫々が対向して一対設けられた構成にし
てなることから、ヘアピン部12a の管周円弧面12b を挾
持状態とすることが可能となり、レシーバ1に支持され
たヘアピン部12a をより確実に保持することが出来る利
点を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第一実施形態>以下、本発明の一実施形態を図面に従
って説明する。
【0019】尚、本発明の一実施形態における熱交換器
の製造装置の構成に関し、従来例の製造装置と重複する
箇所の説明は省略する。
【0020】図1に於いて、1は熱交換器載置台16の上
面部に複数配設されたレシーバを示すと共に、1aは拡管
を行う熱交換器14に挿通されたヘアピン管12の管径や曲
率等に適した断面視略半円状のヘアピン部受け部2を有
したレシーバ本体1aを示し、1bは各レシーバ1の開口部
周縁に設けられた面取部を示す。
【0021】3は拡管時において熱交換器の製造装置本
体15a にセットされるべく前記レシーバ1に向かって各
種の移送装置(図示せず)又は人手を介して移動する熱
交換器14のヘアピン部12a と当接することでレシーバ1
へ向かうヘアピン管12のヘアピン部12a の軌道(矢印
K)内より逃避し、且つ該ヘアピン部12a が前記レシー
バ1に到達した際には、前記軌道内に進出してヘアピン
部12a のレシーバ1からの離脱を阻止するヘアピン部キ
ャッチ体を示し、且つ該ヘアピン部キャッチ体3は、図
4に示すように、所定の厚みを有した板バネ材を略コの
字状に折曲したヘアピン部キャッチ体本体3aの折曲され
て対峙する両側面を、一方端を本体3aに残して夫々帯状
に切り抜くことによって対向して一対設けられた帯状の
可動片からなるものである。
【0022】更に、上記の如く対向して一対設けられた
ヘアピン部キャッチ体3の一方側には、夫々のヘアピン
部キャッチ体3を対向して接近させるべく前記本体3aに
つながるべく残った一方端を折曲することにより、前記
製造装置本体15a にセットされるべくレシーバ1に向か
って移動する熱交換器14のヘアピン部12a の管周円弧面
12b が摺動することで該ヘアピン部キャッチ体3を前記
軌道内より逃避させるべく動かすための上方の傾斜面3b
が設けられ、且つ該ヘアピン部キャッチ体3の他方側に
は、本体15a のレシーバ1にセットされて拡管が終了し
た熱交換器14を該本体15a より取り外すべく前記各種の
移送装置(図示せず)又は人手を介してヘアピン管12に
所定以上の引張力を付した際、該ヘアピン管12のヘアピ
ン部12aの管周円弧面12b が摺動することで該ヘアピン
部キャッチ体3を前記軌道内より逃避させるべく動かす
ための下方の傾斜面3cが設けられることによりヘアピン
部キャッチ体3は全体を略くの字状に形成されてなるこ
とから、ヘアピン部キャッチ体3は、前記ヘアピン管12
のヘアピン部12a の軌道内に所定の寸法で突出すべく常
時付勢された状態にある。
【0023】4は上記ヘアピン部12a が前記レシーバ1
のヘアピン部受け部2に到達した際、前記軌道(矢印
K)内に進出したヘアピン部キャッチ体3の軌道内から
の逃避を阻止するキャッチ体逃避阻止手段としてのキャ
ッチ体逃避阻止体を示し、前記ヘアピン部キャッチ体本
体3a内に往復動自在に位置決めされ、且つ各ヘアピン部
キャッチ体3の下方の傾斜面3cに沿った傾斜面を有する
傾斜部4aを夫々対向して備えたアーム部を有すべく全体
を略コの字状に形成され、しかも該各アーム部の最深部
(付け根近傍)には、製造装置本体15a の所定の箇所に
設けられたシリンダー又は電動機等の動力手段(図示せ
ず)によって伸縮する伸縮ロッド4dを介して前記キャッ
チ体逃避阻止体4が前記熱交換器14側へと移動した際、
夫々のヘアピン部キャッチ体3の先端曲部3f(下方の傾
斜面3cの先端)を動きを拘束する曲部当接凸部4bが夫々
の先端曲部3fに対応して設けられ、しかも該キャッチ体
逃避阻止体4及びヘアピン部キャッチ体本体3aはレシー
バ1内に設けられると共に、キャッチ体逃避阻止体4は
レシーバ1内に設けられたキャッチ体逃避阻止体スライ
ド用溝5に沿って往復動する構成にしてなる。
【0024】本発明の第一実施形態に於ける熱交換器の
製造装置は以上の構成からなるが、次にかかる製造装置
を用いて熱交換器に挿通されたヘアピン管を拡管する場
合について説明する。
【0025】先ず、図2(イ)に示す様に、製造装置本
体15a に設けられたレシーバ1に熱交換器14に挿通され
たヘアピン管12のヘアピン部12a を支持させるべくレシ
ーバ1内にヘアピン部12a を挿入(矢印B)するが、こ
の時前記キャッチ体逃避阻止体4は伸縮ロッド4dの縮引
を介して熱交換器14から最も離間した箇所に位置決めさ
れた状態にある。
【0026】次に、同図(ロ)に示す様に、上記ヘアピ
ン管12のヘアピン部12a が所定寸法でレシーバ1内に挿
入(矢印B)されると、該ヘアピン部12a の管周円弧面
12bはレシーバ1内に設けられたヘアピン部キャッチ体
3の上方の傾斜面3bを摺動しつつ前記各ヘアピン部キャ
ッチ体3を徐々に押し広げる(矢印C)ことになるが、
この時押し広げられたヘアピン部キャッチ体3の夫々
は、押し広げられた材料の伸び分を先端曲部3f方向に逃
がす(矢印D)ことによって容易にヘアピン部12a を通
過させることが出来る。
【0027】その後、同図(ハ)に示す様に、各ヘアピ
ン部キャッチ体3を押し広げつつレシーバ1内に挿入さ
れたヘアピン管12のヘアピン部12a はレシーバ1内のヘ
アピン部受け部2に到達して該ヘアピン部受け部2支持
されることになるが、夫々のヘアピン部キャッチ体3は
所定の厚みを有した板バネ材を略コの字状に折曲したヘ
アピン部キャッチ体本体3aの折曲されて対峙する両側面
を、一方端を本体3aに残して夫々帯状に切り抜くことに
よって対向して一対設けられた帯状の可動片からなり、
しかも夫々のヘアピン部キャッチ体3は上方の傾斜面3b
と下方の傾斜面3cから全体を略くの字状に形成され、し
かもヘアピン部キャッチ体3の夫々は、常時ヘアピン管
12のヘアピン部12a の軌道内に所定の寸法で突出すべく
付勢された状態にあることから、熱交換器14に挿通され
たヘアピン管12のヘアピン部12aを製造装置本体15a に
設けられたレシーバ1に支持するだけでヘアピン部12a
を介して一旦へアピン部12a の軌道内より逃避した各ヘ
アピン部キャッチ体3は再び前記軌道内に所定の寸法で
突出すべく移動(矢印E)して挾持状態で保持すること
となり、ヘアピン部12a のレシーバ1からの離脱を簡単
に、且つ瞬時に阻止することが出来る。
【0028】次に、上記の如くヘアピン部キャッチ体3
の夫々がヘアピン部12a の管周円弧面12b を挾持状態で
保持すべく対向して移動した後、前記キャッチ体逃避阻
止体4を伸縮ロッド4dの伸長(矢印F)を介して熱交換
器14側へと移動させることにより、キャッチ体逃避阻止
体4の各アーム部の最深部に設けられた曲部当接凸部4b
をヘアピン部キャッチ体3の先端曲部3fの先端に突出さ
せて夫々のヘアピン部キャッチ体3の先端曲部3fの動き
を拘束することが可能となり、しいてはヘアピン部12a
をヘアピン部キャッチ体3の夫々を介してレシーバ1に
より強固に保持することが出来る。
【0029】従って、熱交換器14の製造装置本体15a に
設けられたレシーバ1に、熱交換器14に挿通されたヘア
ピン管12のヘアピン部12a を支持させただけで、簡単に
熱交換器14を製造装置本体15a に確実にセットすること
が出来るだけでなく、ヘアピン管12の拡管を行うべくシ
リンダー8や往復作動体9を駆動させて製造装置本体15
a に振動を発生させた場合であっても、一旦レシーバ1
に支持されたヘアピン部12a の該レシーバ1からの離脱
を阻止することが可能となり、よってヘアピン管12の管
口から拡管用マンドレル10が圧入された場合でもヘアピ
ン管12のヘアピン部12a がレシーバ1のヘアピン部受け
部に衝突するのを防止してヘアピン管12をスムーズに拡
管することが出来る利点がある。
【0030】更に、上記の如くレシーバ1からのヘアピ
ン部12a の離脱を阻止することにより、拡管時において
拡管が終了したヘアピン管12の管口近傍を各種の保持装
置(図示せず)によって保持し、その後ヘアピン管12の
ヘアピン部12a 近傍まで拡管用マンドレル10を圧入した
場合であってもヘアピン管12の全長の縮みをも可能な限
り防止することが出来、しいては予めヘアピン管12の全
長にプラスする縮み寸法分を必要最少限にとどめてヘア
ピン管12の材料コストも低減することが出来る利点があ
る。
【0031】更に、上記第一実施形態に於いて、ヘアピ
ン部キャッチ体3の一方側には、製造装置本体15a にセ
ットされるべくレシーバ1に向かって移動する熱交換器
14のヘアピン部12a の管周円弧面12b が摺動することで
該ヘアピン部キャッチ体3を前記軌道内より逃避させる
べく動かすための傾斜面3bが設けられてなることから、
熱交換器14に挿通されたヘアピン管12のヘアピン部12a
をヘアピン部キャッチ体3に当接させて摺動させる場合
であってもよりスムーズに、しかも何ら余分な押圧力を
熱交換器14に付することなくヘアピン部12a をレシーバ
1内まで送り込んで支持させることが出来る利点がある
【0032】更に、上記第一実施形態に於いて、ヘアピ
ン部キャッチ体3の他方側には、製造装置本体15a にセ
ットされた熱交換器14を該本体15a より取り外すべくヘ
アピン管12に所定以上の引張力(熱交換器を持ち上げた
り移動させるに必要な力等)を付した際、該ヘアピン管
12のヘアピン部12a の管周円弧面12b が摺動することで
該ヘアピン部キャッチ体3を前記軌道内より逃避させる
べく動かすための傾斜面3cが設けられてなることから、
拡管終了後にキャッチ体逃避阻止体4を伸縮ロッド4dの
縮引(図示せず)を介して熱交換器14から離間する方向
に移動させることにより、所定以上の引張力(熱交換器
を持ち上げたり移動させるに必要な力)を付すだけでレ
シーバ1からヘアピン部12a をよりスムーズに離脱させ
ることが出来る利点がある。
【0033】更に、上記第一実施形態に於いて、ヘアピ
ン部キャッチ体3が所定の厚みを有した板バネ材を略コ
の字状に折曲したヘアピン部キャッチ体本体3aの折曲さ
れて対峙する両側面を、一方端を本体3aに残して夫々帯
状に切り抜くことによって対向して一対設けられた帯状
の可動片からなり、しかも夫々のヘアピン部キャッチ体
3は上方の傾斜面3bと下方の傾斜面3cから全体を略くの
字状に形成され、しかもヘアピン部キャッチ体3の夫々
は、常時ヘアピン管12のヘアピン部12a の軌道内に所定
の寸法で突出すべく付勢された状態にあることから、熱
交換器14に挿通されたヘアピン管12のヘアピン部12a を
製造装置本体15a に設けられたレシーバ1に支持するだ
けでヘアピン部12a を介してへアピン部12a の軌道内よ
り逃避したヘアピン部キャッチ体3を再び前記軌道内に
所定の寸法で自動的に突出させてヘアピン部12a のレシ
ーバ1からの離脱を簡単に、且つ瞬時に阻止することが
出来る利点がある。
【0034】<第二実施形態>更に、上記実施形態に於
いて、ヘアピン部キャッチ体3は、拡管を行う熱交換器
14に挿通された各ヘアピン管12のヘアピン部12a の夫々
に対すると共に、夫々が対向して一対設けられた構成に
してなることで、ヘアピン部12a の管周円弧面12b を挾
持状態に保持することが可能となるが、本発明における
ヘアピン部キャッチ体3は必ずしも上記の如く対向して
一対設けられる必要はなく、例えば、図3(イ)に示す
様に、ヘアピン部12a の管周円弧面12b の片側に一基の
ヘアピン部キャッチ体3と該ヘアピン部キャッチ体3に
対するアーム部及び曲部当接凸部4bを備えた一基のキャ
ッチ体逃避阻止体4とが設けられた構成であってもよ
く、この場合であっても熱交換器の製造装置本体15a に
設けられたレシーバ1内に、熱交換器14に挿通されたヘ
アピン管12のヘアピン部12a を挿入(矢印G)するだけ
で、簡単に熱交換器14を製造装置本体15a に確実にセッ
トすることが出来るだけでなく、ヘアピン管12の拡管を
行うべくシリンダー8や往復作動体9を駆動させて製造
装置本体15a に振動を発生させた場合であっても、一旦
レシーバ1に支持されたヘアピン部12a の該レシーバ1
からの離脱を阻止することが可能となり、よってヘアピ
ン管12の管口から拡管用マンドレル10が圧入された場合
でもヘアピン管12のヘアピン部12a がレシーバ1のヘア
ピン部受け部2に衝突するのを防止してヘアピン管12を
スムーズに拡管することが出来る利点を有する。
【0035】<第三実施形態>更に、図3(ロ)に示す
様に、レシーバ1内に対向する一対のヘアピン部キャッ
チ体3の夫々が、ヘアピン部受け部2側に位置する端部
の軸支部3gを介して回動自在(矢印H)に設けられ、且
つ該一対のヘアピン部キャッチ体3の一方端には前記面
取部1bの裏面側の縁部1cと当接することでヘアピン部12
a の軌道内への進出を阻止する当接部3hが設けられると
共に、前記一対のヘアピン部キャッチ体3は常時接近す
る方向に弾発体6を介して付勢(矢印I)され、且つ各
ヘアピン部キャッチ体3の裏面側には所定の駆動手段を
介して該裏面側に当接すべく突出(矢印J)することで
ヘアピン部キャッチ体3の裏面側への回動によるヘアピ
ン部12a の軌道内からの逃避を阻止するキャッチ体逃避
阻止体4cが設けられ、しかも各ヘアピン部キャッチ体3
の対向面の一方側には、製造装置本体15a にセットされ
るべくレシーバ1に向かって移動する熱交換器14のヘア
ピン部12a の管周円弧面12b が摺動することで該ヘアピ
ン部キャッチ体3を前記軌道内より逃避させるべく動か
すための円弧面3dが設けられ、且つ各ヘアピン部キャッ
チ体3の対向面の他方側には、本体15a にセットされた
熱交換器14を製造装置本体15a より取り外すべくヘアピ
ン管12に所定以上の引張力を付した際、該ヘアピン管12
のヘアピン部12a の管周円弧面12b が摺動することで該
ヘアピン部キャッチ体3を前記軌道内より逃避させるべ
く動かすための円弧面3eが設けられた構成であってもよ
い。
【0036】尚、上記構成の場合であっても、熱交換器
14に挿通されたヘアピン管12のヘアピン部12a をヘアピ
ン部キャッチ体3の円弧面3dに当接させて摺動させるだ
けでヘアピン部キャッチ体3の夫々を押し拡げてよりス
ムーズに、しかも何ら余分な押圧力を熱交換器14に付す
ることなくヘアピン部12a をレシーバ1まで送り込んで
支持させ、その後キャッチ体逃避阻止体4cの突出を介し
て各ヘアピン部キャッチ体3を拘束することで、より強
固にヘアピン部12a をレシーバ1に保持することが出
来、更に拡管終了後にキャッチ体逃避阻止体4cを退避さ
せた後、製造装置本体15a にセットされた熱交換器14を
該本体15a より取り外すべくヘアピン管12に所定以上の
引張力を付すことにより、該ヘアピン管12のヘアピン部
12a の管周円弧面12b をヘアピン部キャッチ体3の円弧
面3eに当接させて摺動させつつ該ヘアピン部キャッチ体
3をヘアピン部12a の軌道内より押し広げて逃避させレ
シーバ1からヘアピン部12a をよりスムーズに離脱させ
ることが出来る利点がある。
【0037】尚、上記第一及び第二実施形態に於いて、
ヘアピン部キャッチ体3は、所定の厚みを有した板バネ
材を略コの字状に折曲したヘアピン部キャッチ体本体3a
の折曲されて対峙する両側面を、一方端を本体3aに残し
て夫々帯状に切り抜くことによって対向して一対設けら
れた帯状の可動片からなり、しかも該ヘアピン部キャッ
チ体3の一方側には、夫々のヘアピン部キャッチ体3を
対向して接近させるべく前記本体3aにつながるべく残っ
た一方端を折曲することにより、前記製造装置本体15a
にセットされるべくレシーバ1に向かって移動する熱交
換器14のヘアピン部12a の管周円弧面12b が摺動するこ
とで該ヘアピン部キャッチ体3を前記軌道内より逃避さ
せるべく動かすための上方の傾斜面3bが設けられ、且つ
該ヘアピン部キャッチ体3の他方側には、本体15a のレ
シーバ1にセットされて拡管が終了した熱交換器14を該
本体15a より取り外すべく前記各種の移送装置(図示せ
ず)又は人手を介してヘアピン管12に所定以上の引張力
を付した際、該ヘアピン管12のヘアピン部12a の管周円
弧面12b が摺動することで該ヘアピン部キャッチ体3を
前記軌道内より逃避させるべく動かすための下方の傾斜
面3cが設けられることによりヘアピン部キャッチ体3は
全体を略くの字状に形成されると共に、ヘアピン管12の
ヘアピン部12a の軌道内に所定の寸法で突出すべく常時
付勢された状態にあるが、必ずしも上記構成に限定され
るものではなく、例えばヘアピン部キャッチ体3が、上
記第三実施形態の如くヘアピン部受け部2側に位置する
端部の軸支部3gを介して回動自在で、しかも該ヘアピン
管12のヘアピン部12a の管周円弧面12b の片側に1基の
み設けられた(図示せず)構成であってもよく、ヘアピ
ン部キャッチ体3の具体的な形状、材質、配設箇所や数
量等も決して限定されない。
【0038】更に、上記実施形態に於いて、製造装置本
体15a には、ヘアピン部12a がレシーバ1に到達した
際、前記軌道内に進出したヘアピン部キャッチ体3の軌
道内からの逃避を阻止するキャッチ体逃避阻止手段が設
けられることにより、レシーバ1に支持されたヘアピン
部12a をより強固に保持することが出来るが、キャッチ
体逃避阻止手段の具体的な構造、形状、数量、配設箇所
や駆動手段等の種類も決して限定されるものではない
が、必ずしもキャッチ体逃避阻止手段が製造装置本体15
a に設けられることが本発明の必須の要件でないのは言
うまでもない。
【0039】更に、上記実施形態に於いて、ヘアピン部
キャッチ体が設けられた熱交換器の製造装置は、所謂、
竪型拡管装置を用いてなるが、必ずしも竪型拡管装置に
限定されず、拡管用マンドレルを有した往復作動体を水
平方向に往復動させて熱交換器に挿通されたヘアピン管
を拡管する横型拡管装置であってもよく、拡管装置の具
体的な種類や機構及び拡管用マンドレルの往復作動体へ
の装着数量や配設パターン並びレシーバの形状、数量、
配設パターンも決して限定されず、例えば一基のレシー
バに複数のヘアピン部受け部2が並設されていてもよ
い。
【0040】然して、要は製造装置本体15a に、ヘアピ
ン管12のヘアピン部12a を受けるレシーバ1が設けら
れ、且つレシーバ本体1a又はレシーバ本体1a近傍には、
拡管時に該本体15a にセットされるべくレシーバ1に向
かって移動する熱交換器14のヘアピン部12a と当接する
ことでレシーバ1へ向かうヘアピン管12のヘアピン部12
a の軌道内より逃避し、且つ該ヘアピン部12a が前記レ
シーバ1に到達した際には、前記軌道内に進出してヘア
ピン部12a のレシーバ1からの離脱を阻止するヘアピン
部キャッチ体3が設けられていれば該ヘアピン部キャッ
チ体3の具体的な材質、形状、数量、配設箇所、駆動機
構等も決して限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は熱交換器の製造装
置本体に、熱交換器に挿通されたヘアピン管のヘアピン
部を受けるレシーバが設けられ、且つ該レシーバ本体又
はレシーバ本体近傍には、拡管時に前記本体にセットさ
れるべくレシーバに向かって移動する熱交換器のヘアピ
ン部と当接することでレシーバへ向かうヘアピン管のヘ
アピン部の軌道内より逃避し、且つ該ヘアピン部が前記
レシーバに到達した際には、前記軌道内に進出してヘア
ピンのレシーバからの離脱を阻止するヘアピン部キャッ
チ体が設けられてなることから、熱交換器の製造装置本
体に設けられたレシーバに、熱交換器に挿通されたヘア
ピン管のヘアピン部を支持させるだけで、簡単に、且つ
確実に熱交換器を製造装置本体にセットすることが出来
るだけでなく、ヘアピン管の拡管を行うべくシリンダー
や往復作動体を駆動させて製造装置本体に振動を発生さ
せた場合であっても、一旦レシーバに支持されたヘアピ
ン部の該レシーバからの離脱を阻止することが可能とな
り、よってヘアピン管の管口から拡管用マンドレルが圧
入された場合でもヘアピン管のヘアピン部がレシーバの
ヘアピン部受け部に衝突するのを防止してヘアピン管を
スムーズに拡管することが出来、よってヘアピン部に変
形や傷が発生するのを防止することが出来るだけでな
く、しいては拡管時におけるヘアピン管の不良率を低減
して熱交換器の生産性を向上させることが出来る効果を
有する。
【0042】更に、本発明における熱交換器の製造装置
本体によれば、レシーバからのヘアピン部の離脱を阻止
することにより、拡管時において拡管が終了したヘアピ
ン管の管口近傍を各種の保持装置(図示せず)によって
保持し、その後ヘアピン管のヘアピン部近傍まで拡管用
マンドレルを圧入した場合であってもヘアピン管の全長
の縮みも管口近傍及びヘアピン部の双方を共に保持する
ことにより可能な限り防止することが出来、よって予め
ヘアピン管の全長にプラスする縮み寸法分を必要最少限
にとどめることが可能となり、ヘアピン管の材料コスト
をも低減することが出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける熱交換器の製造装置のレシーバ
を示し、同図(イ)は拡大斜視図、同図(ロ)は同図
(イ)のA−A線断面図。
【図2】本発明の熱交換器の製造装置のレシーバの使用
状態を示し、同図(イ)、(ロ)、(ハ)はヘアピン部
が挿入される際の断面図。
【図3】本発明の熱交換器の製造装置のレシーバの他の
実施形態を示し、同図(イ)、(ロ)は要部拡大断面
図。
【図4】レシーバ内に収納されるヘアピン部キャッチ体
の斜視図。
【図5】従来の熱交換器の製造装置を示す正面図。
【符号の説明】
1…熱交換器の製造装置のレシーバ 1a…レシーバ本体 2…ヘアピン部受け部 3…ヘアピン部キャッチ体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を有して複数重合された放熱フ
    ィン(11)に挿通されたヘアピン管(12)を拡管するための
    拡管用マンドレル(10)を備えた熱交換器の製造装置に於
    いて、該製造装置本体(15a) には、前記ヘアピン管(12)
    のヘアピン部(12a) を受けるレシーバ(1) が設けられ、
    且つレシーバ本体(1a)又はレシーバ本体(1a)近傍には、
    拡管時に前記本体(15a) にセットされるべくレシーバ
    (1) に向かって移動する熱交換器(14)のヘアピン部(12
    a) と当接することでレシーバ(1) へ向かうヘアピン管
    (12)のヘアピン部(12a) の軌道内より逃避し、且つ該ヘ
    アピン部(12a) が前記レシーバ(1) に到達した際には、
    前記軌道内に進出してヘアピン部(12a) のレシーバ(1)
    からの離脱を阻止するヘアピン部キャッチ体(3) が設け
    られてなることを特徴とする熱交換器の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘアピン部キャッチ体(3) が、前記
    ヘアピン管(12)のヘアピン部(12a) の軌道内に所定の寸
    法で突出すべく常時付勢されてなることを特徴とする請
    求項1記載の熱交換器の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘアピン部キャッチ体(3) の一方側
    には、前記本体(15a)にセットされるべく前記レシーバ
    (1) に向かって移動する熱交換器(14)のヘアピン部(12
    a) の管周円弧面(12b) が摺動することで該ヘアピン部
    キャッチ体(3) を前記軌道内より逃避させるべく動かす
    ための円弧面又は傾斜面の少なくとも何れか一方が設け
    られてなることを特徴とする請求項1又は2記載の熱交
    換器の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘアピン部キャッチ体(3) の他方側
    には、前記本体(15a)にセットされた熱交換器(14)を該
    本体(15a) より取り外すべくヘアピン管(12)に所定以上
    の引張力を付した際に、該ヘアピン管(12)のヘアピン部
    (12a) の管周円弧面(12b) が摺動することで該ヘアピン
    部キャッチ体(3) を前記軌道内より逃避させるべく動か
    すための円弧面又は傾斜面の少なくとも何れか一方が設
    けられてなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    記載の熱交換器の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記製造装置本体(15a) には、ヘアピン
    部(12a) が前記レシーバ(1) に到達した際に、前記軌道
    内に進出したヘアピン部キャッチ体(3) の軌道内からの
    逃避を阻止するキャッチ体逃避阻止手段が設けられてな
    ることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の熱
    交換器の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘアピン部キャッチ体(3) が、各ヘ
    アピン部(12a) の夫々に対すると共に、夫々が対向して
    一対設けられた構成にしてなることを特徴とする請求項
    1乃至5の何れかに記載の熱交換器の製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102335696A (zh) * 2011-10-20 2012-02-01 中山市奥美森工业有限公司 组合式u型管锁紧装置
CN102380833A (zh) * 2011-10-21 2012-03-21 中山市科力高自动化设备有限公司 一种双夹式u型管锁紧装置
CN108031756A (zh) * 2017-11-30 2018-05-15 珠海格力智能装备有限公司 接收座安装机构及具有其的胀管机

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