JPH07124669A - 拡管装置 - Google Patents

拡管装置

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JPH07124669A
JPH07124669A JP27703093A JP27703093A JPH07124669A JP H07124669 A JPH07124669 A JP H07124669A JP 27703093 A JP27703093 A JP 27703093A JP 27703093 A JP27703093 A JP 27703093A JP H07124669 A JPH07124669 A JP H07124669A
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Japan
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heat exchanger
pressing plate
reciprocating
pressing
adjusting device
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Kenji Tokura
謙治 戸倉
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Kyoshin Kogyo KK
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Kyoshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】熱交換器を挾持して拡管時に於ける歪みを防止
出来る拡管装置を提供する。 【構成】複数のマンドレル10が挿着された往復作動体9
の往復動と交差する方向から位置決めされた熱交換器16
a を挟持する熱交換器挟持装置2を備え、且つ熱交換器
挟持体には、往復作動体の往復動と交差する方向に複数
の押圧プレート2cが具備されると共に、押圧プレートの
各々の間隔を前記往復作動体の往復動に沿った方向で拡
縮自在とする押圧プレート間隔調整装置3が設けられて
なり、しかも押圧プレート間隔調整装置には、逐次位置
決めされる各種熱交換器の一端側に装着され、且つ熱交
換器の少なくとも一面側へと突出するエンドプレート15
a の突出部15b の寸法を読み取り、押圧プレート間隔調
整装置を介してエンドプレート側へと移動する押圧プレ
ートをエンドプレートに当接させることなく熱交換器の
全長内で位置決め停止させる押圧プレート位置決め停止
装置6が具備される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器の拡管装置、
更に詳しくは熱交換器を構成する多数枚の放熱フィンと
該各放熱フィンに挿通された複数の管とを該管の拡管に
よって一体的に固着させるための拡管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の拡管装置としては、例え
ば、図5(イ)に示す様に、一対の倒立シリンダー8を
介して往復動自在で、且つ中央部に貫通孔9bが形成され
た略矩形状の往復作動体9の下面部9aに、係止用頭部10
a を有した複数の拡管用マンドレル10を挿着可能とする
複数の孔部9eが設けられたマンドレル係止体9cを有し、
且つ該マンドレル係止体9cと前記往復作動体9との間に
は、拡管時に前記拡管用マンドレル10の係止用頭部10a
を押圧するための押圧アタッチメント9dを挿脱自在に具
備し、且つ下方には拡管時に於ける熱交換器16からの管
14の突出長を決定するストリッパー11a を有したストリ
ッパープレート11を前記往復作動体9と連動して往復動
自在に具備した構成からなる拡管装置12が存在する。
【0003】即ち、上記構成からなる拡管装置12は、前
記ストリッパープレート11の下方に複数枚の放熱フィン
13に下端部14a が略U字状に形成されたヘアピン管14を
複数列同方向で挿通し、且つ該管14が挿通された放熱フ
ィン13の両端に所定形状のエンドプレート15を装着して
形成された熱交換器16を、複数のレシーバ17を介して支
持するものであり、しかも前記シリンダー8を介して前
記往復作動体9を降下させることによって、同図(ロ)
の様に、複数の拡管用マンドレル10を前記管14内に圧入
して該管14を拡管させ、前記エンドプレート15、放熱フ
ィン13及び前記管14の夫々を一体的に固着させることが
出来るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の構成からなる拡管装置に於いては下記の様な問題点が
あった。
【0005】即ち、上記従来の拡管装置は往復作動体に
挿通された拡管用マンドレルを前記熱交換器に挿通され
た管内に圧入して該管を拡管させるものである。
【0006】よって、前記管内に拡管用マンドレルを圧
入した場合には、該管の拡管にともなって熱交換器全体
に歪みが発生することとなる。
【0007】従って、拡管時に於ける熱交換器の歪みを
防止すべく該熱交換器を前記往復作動体の往復動方向と
交差する方向で挾持することによって拡管時の熱交換器
の歪みを防止することにはなるが、如何せん、熱交換器
を構成する複数の放熱フィンに挿通された管の挿通方向
での熱交換器の全長及び該熱交換器に装着されるエンド
プレートの大きさや形状等は、拡管される熱交換器の種
類によって千差万別であることから全長の異なる全ての
熱交換器に対応可能な熱交換器挾持体が必要であるとい
う極めて重大な問題が生じていた。
【0008】然して、本発明は上記の問題を全て解決す
るものであり、熱交換器を構成する複数の放熱フィンに
挿通された管の挿通方向での熱交換器の全長及び該熱交
換器に装着されるエンドプレートの大きさや形状等が、
該熱交換器の種類によって全く異なる場合であっても、
瞬時に、且つ正確に熱交換器を挾持して拡管時に於ける
該熱交換器の歪みを確実に防止することが出来る極めて
優れた拡管装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は拡管用の
複数のマンドレル10が挿着された往復作動体9の往復動
方向と交差する方向から位置決めされた熱交換器16a を
挟持する少なくとも一対の熱交換器挟持体を有した熱交
換器挟持装置2を備え、且つ前記熱交換器挟持体には、
前記往復作動体9の往復動方向と交差する方向に複数の
押圧プレート2cが具備されると共に、該押圧プレート2c
の各々の間隔を前記往復作動体9の往復動方向に沿った
方向で拡縮自在とする押圧プレート間隔調整装置3が設
けられてなり、しかも該押圧プレート間隔調整装置3に
は、逐次位置決めされる各種熱交換器16a の一端側に装
着され、且つ該熱交換器16a の少なくとも一面側へと突
出するエンドプレート15a の突出部15b の寸法を読み取
り、前記押圧プレート間隔調整装置3を介して前記エン
ドプレート15a 側へと移動する押圧プレート2cを前記エ
ンドプレート15a に当接させることなく前記熱交換器16
a の全長内で位置決め停止させる押圧プレート位置決め
停止装置6が具備された点にある。
【0010】更に、前記押圧プレート2cの夫々が、伸縮
手段を介して突出自在に設けられた点にある。
【0011】
【作用】上記構成からなる拡管装置に於いては、往復作
動体9の往復動方向と交差する方向で、拡管される熱交
換器16a を挟持可能な少なくとも一対の熱交換器挟持体
を備えた熱交換器挟持装置2が設けられ、且つ前記熱交
換器挟持体には、前記往復作動体9の往復動方向と交差
する方向に複数の押圧プレート2cが設けられてなり、し
かも前記熱交換器挟持体には、夫々隣接する押圧プレー
ト2cの各々の間隔を前記往復作動体9の往復動方向に沿
った方向で拡縮自在とする押圧プレート間隔調整装置3
が設けられてなり、しかも該押圧プレート間隔調整装置
3には、逐次位置決めされる各種熱交換器16a の一端側
に装着され、且つ該熱交換器16a の少なくとも一面側へ
と突出するエンドプレート15a の突出部15b の寸法を読
み取り、前記押圧プレート間隔調整装置3を介して前記
エンドプレート15a 側へと移動する押圧プレート2cを前
記エンドプレート15a に当接させることなく前記熱交換
器16a の全長内で位置決め停止させる押圧プレート位置
決め停止装置6が具備されてなることから、熱交換器16
a を構成する複数の放熱フィン13に貫挿された管14の貫
挿方向での熱交換器16a の全長が、拡管される熱交換器
16a の種類によって全く異なる場合であっても、又該熱
交換器16a に装着されるエンドプレート15a の大きさや
形状等が、該熱交換器の種類によって全く異なる場合で
あっても、該エンドプレート15a に前記押圧プレート2c
を当接させることなく瞬時に、且つ確実に該押圧プレー
ト2cを介して熱交換器16a を該熱交換器16a の全長内で
挾持することが出来る。
【0012】更に、押圧プレート2cの夫々が、伸縮手段
を介して突出自在に設けられてなることから、熱交換器
の厚みが種類又は所定品番等によって種々異なる場合で
あっても前記押圧プレートの突出によって確実に熱交換
器を挾持することが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0014】尚、本発明の一実施例に於ける拡管装置の
構成に関し、従来例の拡管装置と重複する箇所の説明は
以下省略する。
【0015】図1に於いて、1は基台1a上に立設した支
柱1bを介して立設された拡管装置本体を示す。
【0016】2は上記拡管装置本体1の下部に設けら
れ、且つ該拡管装置本体1を通り抜け自在で敷設された
搬送レール7a上を移動する熱交換器載置台7に載置され
て順次搬送される一列仕様の熱交換器16a を、該熱交換
器16a の前後方向で挾持する前面押えガイド2a並びに後
面押えガイド2bとから構成された熱交換器挾持体を備え
た熱交換器挾持装置を示す。
【0017】尚、上記熱交換器挾持装置2の熱交換器挾
持体の一方である前面押えガイド2aは、上記拡管装置本
体1の基台1aの前方側に向かって敷設された案内レール
1b上を該拡管装置本体1の前面に対面して移動自在(矢
印A)に設けられてなり、しかも該前面押えガイド2a並
びに前記後面押えガイド2bには、複数のシリンダー5が
設けられ、且つ該複数のシリンダー5の組み合わせによ
って前記往復作動体9の往復動方向と交差する方向、即
ち、前記拡管装置本体1の前後方向に沿った方向で突出
自在な押圧プレート2cが多段式に設けられてなる。
【0018】又、上記押圧プレート2cを突出させるシリ
ンダー5の各々は、図2(イ)に示す様に、該シリンダ
ー5を具備して隣接するシリンダーケース体5aの各々の
間隔を、所定の間隔で拡縮自在とするために所定の長さ
を有した棒体4と該棒体4に所定の間隔で取付けられた
シリンダーケース係止体4aとを介して多段に吊架可能に
連結されてなる。
【0019】更に、図1(ロ)に於いて、上記多段に、
且つ吊架可能に連結された一端側のシリンダーケース体
5aには、電動機3a並びに減速機3bが設けられ、しかも所
定の箇所に垂設又は垂下された螺旋棒3cを介して上記多
段に連結されたシリンダーケース体5aの夫々の間隔を自
動的に拡縮自在(矢印B)とするための押圧プレート間
隔調整装置3が設けられてなる。
【0020】尚、上記押圧プレート間隔調整装置3に
は、逐次位置決めされる各種熱交換器16a の一端側に装
着され、且つ該熱交換器16a の少なくとも一面側へと突
出するエンドプレート15a の突出部15b の寸法を赤外線
センサー(図示せず)によって読み取り、前記押圧プレ
ート間隔調整装置3を介して前記エンドプレート15a 側
へと移動する押圧プレート2cを前記エンドプレート15a
に当接させることなく前記熱交換器16a の全長内で位置
決め停止させる押圧プレート位置決め停止装置6が具備
されてなる。
【0021】本実施例における拡管装置は以上の構成か
らなるが、次にかかる装置を介して全長の異なる熱交換
器の拡管を行う場合について説明する。
【0022】先ず、予め拡管を行う熱交換器の品番、種
類等に応じた前記往復作動体9並びにストリッパープレ
ート11の下降寸法等を、上記拡管装置本体1に設けられ
た自動制御装置(図示せず)内の中央処理装置(図示せ
ず)に記憶させておく。
【0023】次に、図2(イ)に示す様に、所定長の熱
交換器16a を拡管する場合に於いて、該熱交換器16a の
品番等を前記自動制御装置(図示せず)に入力するだけ
で、該自動制御装置(図示せず)及び前記押圧プレート
間隔調整装置3を介して前記熱交換器挾持体の両押えガ
イドに隣接して設けられた押圧プレート2cの各々の間隔
を自動的に拡げ(矢印C)前記熱交換器16a の全長に応
じた間隔で前記押圧プレートの夫々を所定の位置でセッ
トすることが出来るが、この時、前記押圧プレート間隔
調整装置3には、押圧プレート位置決め停止装置6が具
備されてなることから、図3に示す様に、逐次位置決め
される各種熱交換器16a の一端側に装着され、且つ該熱
交換器16a の少なくとも一面側へと突出するエンドプレ
ート15aの突出部15b の寸法を読み取って、前記押圧プ
レート間隔調整装置3を介して前記エンドプレート15a
側へと移動する押圧プレート2cを前記エンドプレート15
aに当接させることなく前記熱交換器16a の全長内で位
置決め停止させることが出来る。
【0024】よって、図4(イ)に示す様に、前記拡管
装置本体1を通り抜け自在で敷設された搬送レール7a上
を熱交換器16a を載置した熱交換器載置台7が、前記拡
管装置本体1に設けられた往復作動体9(図示せず)及
びストリッパープレート11(図示せず)の真下の拡管領
域まで搬送(矢印D)されて所定の一時停止機構(図示
せず)を介して位置決めされた熱交換器9は、同図
(ロ)に示す様に、前記熱交換器挾持装置2の前面押え
ガイド2a並びに後面押えガイド2bに設けられたシリンダ
ー5の伸長(矢印E)による押圧プレート2cの突出によ
って確実に挾持されることとなる。
【0025】従って、上記熱交換器を構成する複数の放
熱フィンに挿通された管の挿通方向での熱交換器の全長
及び該熱交換器に装着されるエンドプレートの大きさや
形状等が、該熱交換器の種類によって全く異なる場合で
あっても、瞬時に、且つ正確に熱交換器を挾持して拡管
時に於ける該熱交換器の歪みを確実に防止することが出
来る。
【0026】尚、上記実施例に於いて、拡管を行うため
の熱交換器は、上記拡管装置本体の下部に設けられ、且
つ該拡管装置本体の側方の一方向から他方向へと通り抜
け自在で敷設された搬送レール上を移動する熱交換器載
置台に載置されて順次搬送されてくるが、要は拡管装置
本体に設けられた往復作動体に対面して位置決めされる
構成であれば、例えば、該拡管装置の前方から順次搬送
され、且つ拡管後に再び拡管装置の前方側に退いてもよ
く、又必ずしも熱交換器が、拡管装置本体に設けられた
搬送レール上を移動する熱交換器載置台に載置されて順
次搬送されてくる必要もなく、前記拡管装置本体の前方
に、該拡管装置本体と対向して接離自在に回動する熱交
換器セット台を介して間隔領域まで移送される構成であ
ってもよいのは言うまでもない。
【0027】更に、上記実施例に於いて、拡管装置本体
には、位置決めされた熱交換器を、該熱交換器の前後方
向で挾持する前面押えガイド並びに後面押えガイドとか
らなる熱交換器挾持体を有した熱交換器挾持装置が設け
られ、しかも前者前面押えガイドは、上記拡管装置本体
の基台の前方側に延出すべく敷設された案内レール上を
該拡管装置本体の前面に対面して移動自在に設けられ、
且つ該前面押えガイド並びに前記後面押えガイドには、
複数のシリンダーの組み合わせによって前記往復作動体
の往復動方向と交差する方向で突出する押圧プレートが
多段式に設けられてなるが、要は、前記往復作動体の往
復動方向と交差する方向で前記熱交換器を挟持可能な少
なくとも一対の熱交換器挟持体を備えた熱交換器挟持装
置が設けられ、且つ前記熱交換器挟持体には、前記往復
作動体の往復動方向と交差する方向に沿って分割された
押圧プレートが多段式に設けられ、しかも前記熱交換器
挟持体には、夫々隣接する押圧プレートの各々の間隔を
前記往復作動体の往復動方向に沿った方向で拡縮自在と
する押圧プレート間隔調整装置が設けられていれば、必
ずしも前記熱交換器挾持体を構成する前面押えガイド並
びに後面押えガイドに設けられた押圧プレートが、複数
のシリンダーの組み合わせによって前記往復作動体の往
復動方向と交差する方向で突出する必要はなく、押圧プ
レートの各々が前面押えガイド並びに後面押えガイドに
平面的に設けられ、且つ両押えガイドが前記熱交換器を
直接挾持すべく接離自在に設けられた構成であってもよ
いのは言うまでもなく、更に、該押圧プレートが、図4
に示す様に、往復作動体の往復動方向に沿った方向に複
数設けられていてもよい。
【0028】又、上記実施例に於いて、熱交換器挾持体
には、多段式に設けられた押圧プレートの各々の間隔を
前記往復作動体の往復動方向に沿った方向で拡縮自在と
するための押圧プレート間隔調整装置が、電動機、減速
機並びに螺旋棒等を介して設けられてなるが、要は、全
高の異なる熱交換器を確実に挾持すべく多段式に設けら
れた押圧プレートの各々の間隔を拡縮自在とすることが
出来るものであれば、必ずしも前記押圧プレート間隔調
整装置が、電動機、減速機並びに螺旋棒等を介して設け
られてなくともよく、例えば、ラックとピニオン、梃機
構、シリンダー等の組み合わせであってもよく、押圧プ
レート間隔調整装置の具体的な拡縮機構や数量、取付け
箇所等も決して限定されない。
【0029】更に、上記実施例に於いて、熱交換器挾持
体を構成する両押えガイドの一方の前面押えガイドは、
上記拡管装置本体の基台の前方側に延出すべく敷設され
た案内レール上を該拡管装置本体の前面に対面して移動
自在に設けられてなるが、要は搬送されてくる熱交換器
を挾持することが出来るものであれば、例えば、両押え
ガイドが前記熱交換器を挾持すべく回動自在に前記基台
上に設けられていてもよく、熱交換器挾持体の具体的な
形状、機構、数量、取付け箇所等の具体的な構成も決し
て限定されない。
【0030】更に、上記実施例に於いて、押圧プレート
間隔調整装置には、逐次位置決めされる各種熱交換器の
一端側に装着され、且つ該熱交換器の少なくとも一面側
へと突出するエンドプレートの突出部の寸法を赤外線セ
ンサーによって読み取り、前記押圧プレート間隔調整装
置を介して前記エンドプレート側へと移動する押圧プレ
ートを前記エンドプレートに当接させることなく前記熱
交換器の全長内で位置決め停止させる押圧プレート位置
決め停止装置が具備されてなるが、必ずしもエンドプレ
ートの突出部の寸法を赤外線センサーによって読み取る
必要はなく、例えば、リミットスイッチ等であってもよ
く、又予め各種熱交換器毎に装着されるエンドプレート
の突出部の大きさや形状等に対する逃避距離の各寸法等
を前記中央処理装置(図示せず)に記憶させておくこと
により、拡管を行う熱交換器の品番を前記拡管装置本体
に設けられた自動制御装置に入力するだけで熱交換器の
種類に対応して瞬時に、且つ正確に熱交換器を挾持すべ
く完全自動化を図ることが出来る。
【0031】更に、実施例に於いて、拡管装置は基台上
に立設した支柱を介して立設された所謂、竪型拡管装置
であるが、要は拡管用の複数のマンドレルが、熱交換器
に設けられた拡管対象の複数の管に圧入可能とすべく挿
着された往復作動体と、該往復作動体を往復動させて前
記複数の管を拡管するための往復動機構とを備えていれ
ば横型拡管装置であってもよいのは言うまでもなく、拡
管装置の具体的な形状、機構、構成等も決して限定され
るものではない。
【0032】然して、本発明に於ける熱交換器挾持装
置、押圧プレート間隔調整装置及び押圧プレート位置決
め停止装置の具体的な機構、機能、設置箇所の構成も全
て本発明の意図する範囲内で任意に設計変更自在であ
る。
【0033】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は往復作動体を往復
動させて熱交換器に貫挿された複数の管を拡管するため
の往復動機構を備えた拡管装置に於いて、該拡管装置本
体には、前記往復作動体の往復動方向と交差する方向で
前記熱交換器を挟持可能な少なくとも一対の熱交換器挟
持体を備えた熱交換器挟持装置が設けられ、且つ前記熱
交換器挟持体には、前記往復作動体の往復動方向と交差
する方向に沿って分割された押圧プレートが多段式に設
けられてなり、しかも前記熱交換器挟持体には、夫々隣
接する押圧プレートの各々の間隔を前記往復作動体の往
復動方向に沿った方向で拡縮自在とする押圧プレート間
隔調整装置が設けられ、且つ該押圧プレート間隔調整装
置には、逐次位置決めされる各種熱交換器の一端側に装
着され、且つ該熱交換器の少なくとも一面側へと突出す
るエンドプレートの突出部の寸法を読み取り、前記押圧
プレート間隔調整装置を介して前記エンドプレート側へ
と移動する押圧プレートを前記エンドプレートに当接さ
せることなく前記熱交換器の全長内で位置決め停止させ
る押圧プレート位置決め停止装置が具備されてなること
から、熱交換器を構成する複数の放熱フィンに貫挿され
た管の貫挿方向での熱交換器の全長が、拡管される熱交
換器の種類によって全く異なる場合であっても、又該熱
交換器に装着されるエンドプレートの大きさや形状等
が、該熱交換器の種類によって全く異なる場合であって
も、該エンドプレートに前記押圧プレートを当接させる
ことなく瞬時に、且つ確実に該押圧プレートを介して熱
交換器を該熱交換器の全長内で挾持することが出来る。
【0034】従って、拡管時に於ける熱交換器の歪みを
押圧プレートによって確実に防止することが出来る。
【0035】更に、押圧プレートの夫々が、伸縮手段を
介して突出自在に設けられた場合には、所定の幅を有し
て位置決めされた載置台上に載置された熱交換器の厚み
が種類又は所定品番によって異なる場合であっても前記
押圧プレートの突出によって確実に熱交換器を挾持する
ことが出来るという格別な効果をも有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に於ける拡管装置を示し、同
図(イ)は正面図、同図(ロ)は側面図。
【図2】本実施例に於ける拡管装置の押圧プレート間隔
調整装置を示し、同図(イ)は作動前の拡大側面図、同
図(ロ)は作動時の拡大側面図。
【図3】本実施例に於ける拡管装置の押圧プレート間隔
調整装置に具備された押圧プレート位置決め停止装置の
作動時の状態を示す押圧プレート間隔調整装置の拡大側
面図。
【図4】本実施例に於ける拡管装置の熱交換器挾持装置
を示し、同図(イ)は熱交換器挾持前の一部断面平面
図、同図(ロ)は熱交換器挾持後の一部断面平面図。
【図5】本実施例に於ける拡管装置の熱交換器挾持装置
の他の実施例を示す平面図。
【図6】従来の拡管装置を示し、同図(イ)は正面図、
同図(ロ)は拡管時に於ける熱交換器の一部拡大断面
図。
【符号の説明】
1…拡管装置本体 2…熱交換器挾持装置 2c…押圧プレート 3…押圧プレート間隔調整装置 6…押圧プレート位置決め停止装置 15a …エンドプレート 15b …突出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡管用の複数のマンドレル(10)が挿着さ
    れた往復作動体(9) の往復動方向と交差する方向から位
    置決めされた熱交換器(16a) を挟持する少なくとも一対
    の熱交換器挟持体を有した熱交換器挟持装置(2) を備
    え、且つ前記熱交換器挟持体には、前記往復作動体(9)
    の往復動方向と交差する方向に複数の押圧プレート(2c)
    が具備されると共に、該押圧プレート(2c)の各々の間隔
    を前記往復作動体(9) の往復動方向に沿った方向で拡縮
    自在とする押圧プレート間隔調整装置(3) が設けられて
    なり、しかも該押圧プレート間隔調整装置(3) には、逐
    次位置決めされる各種熱交換器(16a) の一端側に装着さ
    れ、且つ該熱交換器(16a) の少なくとも一面側へと突出
    するエンドプレート(15a) の突出部(15b) の寸法を読み
    取り、前記押圧プレート間隔調整装置(3) を介して前記
    エンドプレート(15a)側へと移動する押圧プレート(2c)
    を前記エンドプレート(15a) に当接させることなく前記
    熱交換器(16a) の全長内で位置決め停止させる押圧プレ
    ート位置決め停止装置(6) が具備されてなることを特徴
    とする拡管装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧プレート(2c)の夫々が、伸縮手
    段を介して突出自在に設けられた請求項1記載の拡管装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103357769A (zh) * 2012-04-09 2013-10-23 南通海利源船舶设备工程有限公司 一种拉胀装置
CN106424394A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 中山市中科智能制造研究院有限公司 一种用于翅片管的胀管设备

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