JPH10271785A - 永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents

永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10271785A
JPH10271785A JP8736697A JP8736697A JPH10271785A JP H10271785 A JPH10271785 A JP H10271785A JP 8736697 A JP8736697 A JP 8736697A JP 8736697 A JP8736697 A JP 8736697A JP H10271785 A JPH10271785 A JP H10271785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
magnetic pole
permanent magnet
coil
electromagnetic actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8736697A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Shimada
暁生 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8736697A priority Critical patent/JPH10271785A/ja
Publication of JPH10271785A publication Critical patent/JPH10271785A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 予めボビンに巻いたコイルを用いて組立て、
生産性の良い永久磁石回転型電磁アクチュエータを得
る。 【構成】 予めボビン32にコイル33を巻いてコイル
アセンブリを作り、このコイルアセンブリをポール34
にはめこみ、さらに上からポール31を挿入して、分割
型固定磁極を構成する。尚、補助ポール35をベース3
6に立て、ベアリングガイド38にポールが4点支持さ
れる様にして、安定性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は永久磁石回転型電磁アク
チュエータの特に空心コイルを固定磁極に挿入する構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1、図2は従来型の実施例を示し、1は
空心コイル、2は固定磁極、3はリード線、4は絶縁用樹
脂、8は永久磁石、9は可動磁極、10は保護カバー、11は
軸受、12は軸受保持器、13はシャフトである。従来の永
久磁石回転型電磁アクチュエータは空心コイル1を固定
磁極2に挿入する場合、空心コイル1と固定磁極2との絶
縁のために固定磁極2に絶縁材をコーティングするか、
または空心コイル1を絶縁テープでスパイラルに巻いて
絶縁してから空心コイル1を固定磁極2に挿入している。
【0003】しかし、絶縁材をコーティングする場合は
絶縁材のコーティングのピンホールの問題がありまた、
空心コイル1を絶縁テープでスパイラルに巻いて絶縁す
る場合は絶縁テープの破れなどの原因によって絶縁不良
が発生しやすいなどの欠点があった。
【0004】更に、空心コイル1と固定磁極2はその周辺
のクリアランスが非常に小さいため絶縁材のコーティン
グやテーピング作業に慎重さが要求される上にリード線
3の収納部などが考慮されておらず、リード線3の接続作
業性の悪さやリード線3及び空心コイル1の固定のために
流動性の絶縁用樹脂4を流し込む必要があるため、組み
立て作業に非常に時間が掛かってしまっていた。
【0005】そこでこの様な問題点を解決する為に、空
心コイルと固定磁極の絶縁を容易にし、更にリード線の
固定を容易に行えるようにした技術も提案されている。 (3)
【0006】すなわち、リード線収納部を設けた樹脂で
整形した絶縁材及びプレス加工によるリングを使用する
構造とすることでコイルの絶縁不良の発生を防いた。
【0007】図3、図4は図1、図2の問題点を解決した従
来技術の一例である。図に於いて、1は空心コイル、2は
固定磁極、3はリード線、5はインシュレータA、6はイン
シュレータB、7はリング、8は永久磁石、9は可動磁極、
10は保護カバ)11は軸受、12は軸受保持器、13はシャフ
トである。
【0008】この様に空心コイル1の上側からインシュ
レータA5、下側からインシュレータB6によって空心コイ
ル1を挟み込んで固定磁極2に挿入することによって固定
磁極2及びリング7との間の絶縁を確実なものとしてい
る。更に該インシュレータB6の下側にリード線3の収納
部を設けることによって、その接続作業性の向上とリー
ド線3の固定が確実になされる。
【0009】更にリング7を圧入して加締めることで空
心コイル1及びインシュレータA5及びインシュレータB6
の固定を行い耐振に対する信頼性を上げると共に、従来
型で行っていた流動性の絶縁用樹脂4の流し込みを省略
することができる。また、リード線取り出し部は溝にな
っているが、この溝はリングでかしめた時に潰れるよう
にしておけば、リード線の固定も容易にしかも確実に行
なうことができる。
【0010】絶縁用樹脂4は加熱によって硬化させなけ
ればならないが、そのための時間も必要としなくなるの
で、絶縁作業と合わせて大幅な作業時間の短縮が可能と
なる。
【0011】さらに、インシュレータA5-c及びインシュ
レータB6-dの先端部分を鋭角に面取りすることによっ
て、空心コイルの軸方向寸法が多少ばらついた場合でも
必ず該 (4) インシュレータの合わせ目がオーバーラップするように
して安定した絶縁性が確保できるようにした。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の様な従
来技術では、空心コイルを巻きこのコイルをインシュレ
ータの形状に合わせて成形しなければならない。さら
に、分割ポールの固定と共にコイルを固定する為のカシ
メを行う必要がある。 この為に製造工程が複雑となっ
た。
【0013】
【課題を解決する為の手段】そこで本発明は、ポールを
分割し、ボビン巻きコイルが使用出来る様にし、さらに
このコイルアセンブリを分割したポールと共に固定出来
る様にして、カシメ作業を省略した事を特徴とする。
【0014】又、磁極用ポールとは別に補助ポールを立
てて、ベアリングガイドの安定性を向上させる構造とし
た事を特徴とする。
【0015】
【実施例】本発明の構造を従来技術と対比して説明す
る。図5は、従来より行われている組立工程図である。
従来技術は、図5(a)に示す様に、空心コイル22を巻
いてからこの空心コイル22をインシュレータの形状に合
わせて成形する。そして、インシュレータB23にこの空
心コイル22をはめ込み、上からインシュレータA21を挿
入する。さらに、コイルアセンブリをポール24に挿入し
て、図5(b)に示す様に組立てる。
【0016】そして、2N極に分割したポール24毎にコイ
ル22を固定する為に、リング7をポ (5) ール24 に圧入してからポール24をカシメる。これによ
って、コイル22の抜け止めとなる。
【0017】又、図5(c)に示す様に、ベアリングガ
イド25に対して磁極ポール24を斜線部分で示す様に2ヶ
所で支持する。
【0018】又、図6は本発明の組立工程図である。本
発明は、図6(a)に示す様に、あらかじめボビン32に
コイル33を巻き、このコイルアセンブリを、ベース36と
一体化させたポール34に挿入する。そして、コイルアセ
ンブリの上からポール31をはめ込む。ポール31はポール
固定ネジ37によってベース36に固定する。又、ベース36
には、コイルアセンブリの外側に位置する様に補助ポー
ル35が一体化して立てられている。この様にして組立ら
れたソレノイドアセンブリは図6(b)の様になる。
【0019】この時、ポールを分割してボビン巻きコイ
ルが使用出来る様にしたので量産性が向上出来る。又、
分割したポールの固定と共にコイルの固定が出来るので
カシメが不要となる。
【0020】さらに、本発明では図6(c)に示す様
に、磁極分割ポール31,34とは別に補助ポール35を立て
て、ベアリングガイド38を、斜線で示す様に4ヶ所で支
持している。
【0021】図7(a),(b)に従来の構造と本発明
の構造の大きさの比較を示す。限られた外形寸法内の比
較では、本発明の構造の場合、発生トルクを大きくする
事が可能である。すなわち、ポール磁極径を大きくする
事が出来るので、対向する回転子のロータ径が、図に示
す様にφ40からφ48に大きくなり発生トルクが大き
くなる。 (6)
【0022】
【発明の効果】本発明は、ボビン巻きコイルが使用出
来、かつ、コイルを固定する為のカシメが不要となるの
で量産性に優れ、コスト低減が可能となる。さらに、絶
縁耐圧と信頼性が大幅に向上し、かつ安定性を向上させ
た構造の永久磁石回転型電磁アクチュエータを提供する
事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来型構造の縦断図面。
【図2】従来型構造の磁極部分横断図面。
【図3】その他の従来型構造の縦断図面。
【図4】その他の従来型構造の磁極部分横断図面。
【図5】(a)は従来型構造の組立工程図、(b)は完
成図、(c)は磁極ポールの支持状態を示す図。
【図6】(a)は本発明構造の組立工程図、(b)は完
成図、(c)は磁極ポールの支持状態を示す図。
【図7】(a)は従来型構造の断面図、(b)は本発明
構造の断面図。
【符号の説明】
1 空心コイル 2 固定磁極 3 リード線 4 絶縁用樹脂 (7) 5 インシュレータA 5-c 面取り部 6 インシュレータB 6-d 面取り部 7 リング 8 永久磁石 9 可動磁極 10 保護カバー 11 軸受 12 軸受保持器 13 シャフト 21 インシュレータA 22 空心コイル 23 インシュレータB 24 ポール 25 ベアリングガイド 31 ポール 32 ボビン 33 コイル 34 ポール 35 補助ポール 36 ベース 37 ポール固定ネジ 38 ベアリングガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトを持つヨークに、 互いに反対の極性2N極に分極着磁された薄形のディスク
    状永久磁石を固定して可動磁極を形成し、 前記シャフトに絶縁物質を介して固定磁極にコイルが挿
    入され、 かつ、前記固定磁極は前記可動磁極と向き合うようにし
    て挿入され、 前記コイルに通電すると前記固定磁極はシャフトを隔て
    て反対の極性に磁化され、 前記可動磁極側の永久磁石の磁界と相互に働き合って前
    記可動磁極が回転する永久磁石回転型電磁アクチュエー
    タにおいて、 前記固定磁極は分割ポールにより構成され、かつ、前記
    コイルは、予めボビンに巻回されていることを特徴とし
    た永久磁石回転型電磁アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の永久磁石回転型電磁アク
    チュエータにおいて、 前記固定磁極は補助ポールを備えている事を特徴とする
    永久磁石回転型電磁アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の永久磁石回
    転型電磁アクチュエータにおいて、 ベアリングガイドは、前記分割ポール及び前記補助ポー
    ルによって4点支持されている事を特徴とする永久磁石
    回転型電磁アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 シャフトを持つヨークに、互いに反対の
    極性の2N極に分極着磁された薄形のディスク状永久磁石
    を固定し形成し、あらかじめボビンに巻回したコイルを
    前記固定磁極に挿入し、前記コイル及び前記固定磁極を
    前記永久磁石と向き合うようにして、リングを固定磁極
    に圧入してコイルを固定したことを特徴とした永久磁石
    回転型電磁アクチュエータの製造方法。 (2)
JP8736697A 1997-03-21 1997-03-21 永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法 Pending JPH10271785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8736697A JPH10271785A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8736697A JPH10271785A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10271785A true JPH10271785A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13912906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8736697A Pending JPH10271785A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10271785A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120126653A1 (en) * 2010-11-23 2012-05-24 Industrial Technology Research Institute Axial-flux thin-plate motor
CN107378460A (zh) * 2017-07-25 2017-11-24 武汉源海博创科技有限公司 电磁作动器动子的永磁铁安装工装及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120126653A1 (en) * 2010-11-23 2012-05-24 Industrial Technology Research Institute Axial-flux thin-plate motor
CN107378460A (zh) * 2017-07-25 2017-11-24 武汉源海博创科技有限公司 电磁作动器动子的永磁铁安装工装及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7944109B2 (en) Stator of motor having an insulator with lead out guide portions
JP3911671B2 (ja) モータ
JP4291789B2 (ja) ステッピングモータ
JP2005033860A (ja) クローポール型ステッピングモータのモータ構造
WO2006046329A1 (ja) モータ
WO2018180720A1 (ja) 電動モータおよびその製造方法
JP2002238199A (ja) モータ
JP6824348B2 (ja) 単相ブラシレスモータ、単相ブラシレスモータの製造方法、単相ブラシレスモータを備えた電気掃除機、および電気掃除機の製造方法
US10826360B2 (en) Motor, rotor and shaft sleeve thereof
JPH10271785A (ja) 永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法
JP2005086985A (ja) ステータ及び該ステータを用いたブラシレスモータ
CN104917317B (zh) 线圈骨架、马达以及机器人
JP2950905B2 (ja) モータ用ステータ及びモータ
JP2002136027A (ja) 電磁機器
JP2001119874A (ja) 回転電機の固定子
JPH11332155A (ja) 電動機の固定子および密閉型電動圧縮機
JPH1083917A (ja) 永久磁石回転型電磁アクチュエータ及びその製造方法
JPH04312336A (ja) 電動機の固定子
JPH0970162A (ja) ブラシレスモータ
JPH06165467A (ja) ステッピングモータ
JPH0132325Y2 (ja)
JPH07327348A (ja) 超小形マイクロモータ
KR19990011653A (ko) 리니어 모터의 절연구조
KR940009463B1 (ko) 로터리 액튜에이터
JP2001128421A (ja) アウターローターモーター