JPH10271386A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

Info

Publication number
JPH10271386A
JPH10271386A JP10036568A JP3656898A JPH10271386A JP H10271386 A JPH10271386 A JP H10271386A JP 10036568 A JP10036568 A JP 10036568A JP 3656898 A JP3656898 A JP 3656898A JP H10271386 A JPH10271386 A JP H10271386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
signal
shutter
memory card
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10036568A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Sasaki
佐々木  実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10036568A priority Critical patent/JPH10271386A/ja
Publication of JPH10271386A publication Critical patent/JPH10271386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の電子カメラにおいて、ストロボ撮影をす
る際に、不要なフラッシュ光の漏れ込みが生じ、固体撮
像素子の垂直転送部に不要な電荷が蓄積されるという問
題があった。 【解決手段】撮影のためのシャッターパルスの立ち下が
りに従いフラッシュ光を発光させ、この発光されたフラ
ッシュ光により固体撮像素子の垂直転送部に流れ込んだ
不要な電荷を、予め設定されたシャッター時間の終了す
る直前に掃き出すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静止画を記録す
るメモリーカードを用いた電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、写真フィルムの感光を利用したカ
メラに代わるものとして、CCD等の固体撮像素子と回
転磁気記録体とを用いた電子カメラが提唱されている。
この電子カメラは、レンズ、絞り、光学シャッタを介し
て像をCCDにて光電変換し、その像信号を信号処理回
路により輝度信号、色差信号に分離し、記録回路により
磁気記録に適する信号処理(PM変調等)を行い、磁気
ヘッドを介して回転磁気記録媒体(磁気シート)に記録
する如く構成される。
【0003】又、この静止画の再生には磁気シートより
信号を読み出し再生回路により映像信号に変換しTVモ
ニタにより再生させるというものである。この説明から
も明らかなように、この方式ではカメラ内に磁気シート
の駆動装置を設けねばならない。しかしながら通常カメ
ラの使用状況は振動、温度条件等環境条件が厳しい場合
が多く、磁気シートを安定に回転させるのは技術的に問
題が多かった。そこで、このような駆動装置を用いずに
電子カメラを構成したものがある。例えば、特開昭57
−28480号公報に見られるような磁気バブルメモリ
を内蔵したものや、特開昭57−123768号公報に
見られるような磁気バブルメモリをフィルムの如く着脱
できるようにしたものである。
【0004】つまりこれらは回転モータなどの可動部品
を全く用いていないために、信頼性の面でより優れた方
法であると思える。特に後者(特開昭57−12376
8号公報)のものは、着脱可能である点でも優れている
と思えるが、磁気バブルメモリの構成上、記録した円筒
状磁区(バブル磁区)を転送するため多数のコイルを必
要とし、現在の技術下においても磁気バブルメモリ用パ
ッケージで6mmもの厚さを有する。前者(特開昭57
−28480号公報)の如く、カメラ本体に内蔵したも
のについては、それほど気にならないが、この磁気バブ
ルメモリを着脱し、フィルムの如く使用するには、全く
使い勝手がよくない。つまり、信頼性に優れ、使い勝手
のよい電子カメラを実現させることが、この分野の技術
的課題であると言える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、電子カメ
ラに問題となる駆動装置を用いず、しかも使い勝手のよ
い電子カメラを実現させることがこの分野の技術的課題
であった。
【0006】この発明はこのような技術的課題を解決し
た新規な電子カメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮像される
画像を光電変換し画像信号を蓄積する撮像手段と、この
撮像手段に蓄積された画像信号を第1の読みだし速度,
第1の読みだし速度より遅い第2の読みだし速度で読み
出す手段と、この読み出す手段で第1の読みだし速度で
読み出された画像信号を表示する表示手段と、この表示
手段で表示された画像信号のうち、記録すべき画像信号
を記録するためのシャッターパルスを生成する手段と、
この手段で生成されたシャッターパルスの立ち下がり
後、設定されたシャッタ時間内に前記撮像手段に蓄積さ
れた記録すべき画像信号を、前記読み出す手段で第2の
読みだし速度で読み出して記録する記憶手段とを有する
電子カメラであって、前記シャッターパルスを生成する
手段で生成されたシャッターパルスの立ち下がりに従い
フラッシュ光を発光させる発光手段と、この発光手段で
発光されたフラッシュ光により前記撮像手段に流れ込ん
だ電荷を、前記シャッター時間の終了する直前に掃き出
す手段とを有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による電子スチルカメラシ
ステムは、電子カメラ部と、電子アルバム部とで構成さ
れる。前者は、記録媒体として半導体メモリカードを使
用した電子カメラであり、後者は再生装置であり、電子
カメラで撮像され、メモリカードに記録された画像情報
をメモリカードから読出し、TV受像機等のモニタに表
示させるとともに大容量の光ディスクに画像情報をファ
イルさせる機能を有する。
【0009】以下、画面を参照して本発明の一実施例に
よる電子カメラを詳述する。
【0010】電子カメラの後方から見た斜視図を示す図
1を参照すると、通常のカメラと同じ機能を有する部分
の説明は省略するが、電子カメラ(以下、単にカメラと
いう)の本体10にレリーズ(シャッタボタン)11、
撮影を失敗したときに用いる取り直し(retake)
ボタン12、撮影枚数表示部13が配置されている。
【0011】本体10には、本発明の電子カメラに特有
な半導体メモリカード15が右方から挿入できるように
挿入口14が設けられている。
【0012】メモリカード15の表面にはカメラへの挿
入方向を示す矢印15a、及び色表示部15bが設けら
れている。色表示部15bは、カードがカメラに挿入さ
れていることを使用者に確認させるために使用される。
このために、カメラ本体10には色表示部15bに対応
してカード確認用窓16が設けられている。カメラのフ
ァインダ部の上にはストロボ用ホットシュー17が通常
のカメラと同時に設けられる。参照番号18はシャッタ
速度選択ダイアルを示す。
【0013】図2は本発明による電子カメラの基本構成
を示す。このカメラシステムは動画モードと静止画モー
ドで動作する。撮影に際しては、通常のカメラと同様
に、レンズ系21によりフォーカシングが、シャッタ速
度選択ダイアル18によりシャッタ速度が、絞り22が
調節される。この電子カメラでは電子式シャッタシステ
ムが利用される。これによればレンズ系21を介して被
写体の像が結像されるCCDアレイの電荷蓄積時間が制
御される。
【0014】まず、レリーズ11が半押しされると、電
源(電池)23からの電源電圧が各電子回路に供給さ
れ、そしてシャッタ制御回路24が駆動回路25を動作
させ、これによりカメラは動画モードで動作する。駆動
回路25は、基本クロック信号、テレビジョンシステム
の垂直同期信号及び水平同期信号、CCD駆動用の垂直
転送パルス、水平転送パルス及びフィールドシフトパル
ス(垂直転送パルスに重畳される)、およびCCD26
からの信号を処理するための前処理回路27に対する制
御信号を発生する。
【0015】動画モードにおいては駆動回路25はCC
D26に実時間駆動パルス(TVシステムの1フレーム
当り1/30秒)を供給する。前処理回路27がCCD
26からの出力信号を処理して、例えば液晶ディスプレ
イのようなモニタあるいはビューファインダ30に供給
して動画を表示させる。動画モードの動作は通常のビデ
オカメラの動作と同じである。
【0016】レリーズ11が全押しされると動作は静止
画モードに移行する。静止画モードにおいてはシャッタ
制御回路24がシャッタパルスを発生し、これに応答し
て駆動回路25は前処理回路27から出力された画像情
報信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路28に
対する制御信号及びA/D変換回路28からのデジタル
画像情報信号を記録する半導体メモリカード15に対す
るアドレス信号を含む制御信号を供給する。これにより
撮影された静止画情報信号がデジタル信号に変換され、
そして半導体メモリカード15に記憶される。
【0017】駆動回路25は、静止画モードにおいて、
設定されたシャッタ時間(速度)に応じてCCD26の
電荷蓄積時間を制御する。シャッタ時間に関する情報は
シャッタ速度選択ダイアル18を介してシャッタ制御回
路24に与えられる。シャッタの全押しと同時にシャッ
タ制御回路24から絞り値とシャッタ速度値が読み出さ
れ、これらはデータ記録回路29を介して日付および時
刻等のデータとともにメモリカード15に記録すること
ができる。またストロボ撮影時には、駆動回路25はス
トロボ発光信号をホットシュー17に供給してストロボ
装置をして閃光を被写体に照射する。データがメモリカ
ードに記録される各回路に対する電源電圧の供給が停止
される。
【0018】本発明のカメラの他の特徴はCCD26か
らの画像情報信号の読出し速度が動画モードと静止画モ
ードとで異なることである。すなわち、動画モードでは
駆動回路は実時間の駆動パルス(垂直同期信号、水平同
期信号、垂直転送パルス、水平転送パルス)を供給して
CCDから画像情報信号をTVシステムで規定される速
度で読出し、一方静止画モードでは駆動回路25はCC
Dに供給される駆動パルスの周波数を低減し、これによ
りCCDから静止画を示す画像情報信号を動画モードに
おけるよりも遅い速度で読み出す。これはA/D変換器
の変換速度及びメモリカードの書込み速度が低速で良い
ことを意味する。このため低速のA/D変換器および半
導体メモリが使用できる。
【0019】動画モードではCCD26は通常のビデオ
カメラの場合と同様に動作するが、静止画モードでは次
のように動作する。
【0020】レリーズ11の全押し直後の垂直同期信号
に同期してシャッタ制御回路24がシャッタパルスを発
生し、そして駆動回路25がシャッタパルスの立ち下が
りに同期して静止画モードに於ける第1のフィールドシ
フトパルスを発生する。このフィールドシフトパルスに
よりCCDの各画素の電荷が垂直転送部に読み出され、
この読み出された電荷が続く垂直転送部の段数に等しい
個数の垂直転送パルスに同期して掃き出される。この掃
き出される電荷は使用されない。その後、駆動回路は第
2のフィールドシフトパルスをCCDに供給して各画素
の電荷を垂直転送部に読み出す。
【0021】次にシャッタ制御回路は駆動回路に供給さ
れるクロック信号の周波数を例えば、半分に低減する。
この結果駆動回路は駆動パルスの周波数を半減する。こ
のため、CCDからは動画モードの半分の速度で静止画
像情報信号が読み出される。同時に、駆動回路A/D変
換器28およびメモリカード15に対する駆動信号の周
波数を半分にし、これにより低速でA/D変換およびメ
モリカードへの書込みが行われる。駆動パルスの周波数
の切換えは水晶制御発振器の出力信号を駆動回路へ供給
する分周器の分局比を切換えパルスにより切換えること
により容易になし得る。カメラ組立て中、あるいは調節
時にもクロックパルスの周波数を切換えて動画の絵出し
確認、A/D変換器およびメモリーカードのタイミング
調整等を行うことができる。
【0022】本発明の特徴の1つを構成する半導体メモ
リカードはデータ保存用のバックアップ電池を内蔵す
る。メモリカードがカメラ本体に装填された後は、メモ
リカード15はカメラ本体に組込まれた電池23から電
源電圧の供給を受ける。これによりメモリカードに内蔵
された電池の寿命を長くすることができる。図3を参照
してメモリカード15の基本構成を述べる。
【0023】メモリカードは、現在開発が進められてい
るICカードの製造技術を用いて容易に製造できる。こ
のメモリカードではプリント基板上に複数のスタチック
RAM(random access memory)
チップが実装され、カードの端部にはデータ端子、アド
レス端子、制御端子を含む外部端子32及び電源端子3
3が設けられる。メモリカードはカメラ本体に装填され
たときにこれ等端子を介して信号及び電源電圧の供給を
受ける。メモリカードは専用の電池34を内蔵してい
る。電源切換え回路35が設けられてカード15がカメ
ラ本体に装填されることによりRAMチップ33に供給
される電源を内蔵の電池34からカメラ本体の電池23
に切換える。
【0024】図4(A)および(B)には電源切換え回
路35の例が示される。図4(A)の例においては、カ
メラにメモリカードが装填されていない状態では、内部
電池34の電源電圧Vaがトランジスタ41を介してR
AMチップ32に結合される。メモリカードがカメラに
装填され電源端子33に電源電圧Vc(Va<Vc)が
印加されると、Vcはトランジスタ42を介してRAM
チップ32に結合され、この結果トランジスタ41は閉
じる。この結果、RAMチップ32はカメラ本体の電池
23から電圧供給を受ける。
【0025】図4(B)はMOSトランジスタを用いた
構成の例であり、メモリカードがカメラに装填されてい
ないときにはRAMチップ32はトランジスタ43を介
して電池34から電圧供給を受ける。一方、メモリカー
ドがカメラに装填されるとカメラの電池23の電源電圧
Vcが電源端子33およびトランジスタ44を介してR
AMチップ32に供給される。これによりトランジスタ
43が閉じる。
【0026】メモリカードがカメラに確実に装填される
ときに電池23がメモリカード15の電源端子33に結
合される。そのための構成を図5に示す。メモリカード
15が矢印の方向に挿入され、カメラ本体のコネクタ5
1に確実に装填されると発光ダイオード52から受光ダ
イオード53への光照射が遮断される。これに応答して
受光ダイオード53が電池23をコネクタ51との間の
スイッチ54をターンオンする。これによりメモリカー
ドは電池23から電源電圧の供給を受ける。変更例とし
てメモリカード上に反射板を設け、これからの反射光を
フォトディテクタにより検出することによりスイッチ5
4を切換えることもできる。
【0027】図6を参照して、1個のインターライント
ランスファー型CCDアレイを用いた固体撮像素子につ
いて記述する。
【0028】この素子においては、フォトダイオードの
ような光電変換素子から成る画素61が2次元に配列さ
れ、各画素上にはR(red)、G(green)、B
(blue)の光成分を分離するための光学フィルタの
1つが配置される。光学フィルタの種々の構成例が知ら
れている。本発明のカメラにおいては光学フィルタの配
列は特別のものに限定されない。カメラの場合、高画質
が要求されるため本実施例のCCDアレイは、例えば、
水平800画素および垂直500画素の計40万画素を
有する。各画素は入射光量に応じた電荷を蓄積する。垂
直方向に配列された各行の画素に対応して垂直転送部6
2が設けられる。垂直転送部62の段数は、各行の画素
数の半分の250である。
【0029】垂直転送部62の端部に隣接して水平転送
部63が設けられる。水平転送部63にはCCDアレイ
からの蓄積電荷を逐次読み出すための出力増編器64が
結合される。
【0030】垂直転送部62には垂直転送パルスφV
が、水平転送部63には水平転送パルスφHが供給され
る。垂直同期信号に同期して垂直転送パルスにはフィー
ルドシフトパルスFSPが重畳される。フィールドシフ
トパルスFSPに応答して各画素の蓄積電荷は対応する
垂直転送部62に移動される。垂直転送部62に移され
た電荷は、その後250発の垂直転送パルスφVにより
矢印で示すように水平転送部63に向けて転送される。
水平転送部63に転送された電荷は、水平転送パルスφ
Hにより水平転送部中を転送され、そして出力増幅器6
4から読み出される。実際には、垂直転送パルスφVは
4相のものであり、また水平転送パルスφHは2相のも
のである。このようなCCDアレイの駆動方法は本発明
の電子カメラに独特のものではなく、ビデオカメラで良
く知られた技術に属する。CCDアレイの出力電気信号
は、図2に示すように、前処理回路27を経てカメラ本
体に設けられたモニタ30に印加されて動画を表示し、
またA/D変換器28に印加され、ここで静止画モード
においてメモリカードへの記録のためデジタル信号に変
換される。この信号処理が、図2より詳しく図7に示さ
れる。
【0031】図7において、駆動回路25がCCDアレ
イ26に駆動パルス(垂直及び水平転送パルス、フィー
ルドシステムパルスおよび出力増幅器64をリセットす
るリセットパルスを含む)を供給すると、CCDアレイ
26の出力信号が出力増幅器64を介して取り出され、
これはプリアンプ27aを介して処理回路27bに印加
される。この処理回路27bはCCDアレイ26から取
出されたR、G、Bのカラー信号を含むセリアルな信号
IDをR、G、B信号に分離し、これ等の信号にホワイ
トバランス補正およびガンマ補正を施す機能を有する。
ホワイトバランス補正を施されたRD、GD、BD信号
は動画表示用の液晶モニタ30に導かれる。モニタ30
には駆動回路25から垂直同期信号Vおよび水平同期信
号Hが供給される。液晶モニタ30により撮像画像をモ
ニタし、静止画を撮像するための絞り値、画角等を決め
ることができる。
【0032】以上が動画をモニタする場合の説明である
が、レリーズが全押しされると後述するように駆動回路
25に印加されるクロック周波数が低下して駆動回路か
ら出力される信号周波数が低下する。このためCCDア
レイ26から静止画情報が出力される。動画モードの場
合と同様に、処理回路27bからR2、G2、B2信号
が取出される。これ等の出力信号は混合回路27cに印
加されてR、G、Bの直列信号DIに変換される。この
直列信号A/D変換器28に印加されて、例えば8ビッ
トのデジタル信号に変換されてメモリカード15のデー
タ端子に印加される。駆動回路25はメモリカード15
のデジタル信号が記憶されるべきRAMチップのアドレ
ス情報をアドレス端子に印加する。
【0033】図8、図9は、それぞれ図7の処理回路2
7bおよび混合器27cの構成を示す。図10、図7の
処理回路27b、混合器27cおよびA/D変換器28
の動作のタイミイングチャートを示す。
【0034】図8において入力信号IDはサンプル/ホ
ールド回路81a、81b、81cに印加され、駆動回
路25から第10図に示す順次的なサンプルパルスSP
1、SP2、SP3によりサンプルされ、そしてホール
ドされる。入力信号IDは図10に斜線で示すように負
極性のR、G、B信号を直列に含む、サンプル/ホール
ド回路81a−81cの出力信号は反転アンプ82a−
82cにより増幅され、図10に示すように、正極性の
R0、G0、B0信号が得られる。R0、G0、B0信
号はそれぞれホワイトバランス回路83a−83cに印
加され、撮影時の照明光を考慮した振幅補正がなされ、
図10に示すR1、G1、B1信号を得る。
【0035】これ等のカラー信号は公知の液晶ディスプ
レイに印加される。R1、G1、B1信号は、静止画の
再生にCRTディスプレイが使用される場合には、それ
ぞれガンマ補正回路84a−84cに入力されてガンマ
補正された出力信号R2、G2、B2を得る。モニタ3
0がCRTディスプレイである場合には、モニタにはR
2、G2、B2信号が印加されるべきである。
【0036】R2、G2、B2信号は図9に示す混合器
27cに印加される。この混合器はアナログスイッチ9
1a−91cで構成される。これ等アナログスイッチは
図10に示す順次的な切換えパルスSD1−SD3によ
り切換えられて、図10に示すようにR、G、B信号成
分を順次含む出力信号DIを生成する。駆動回路25は
A/D変換器28にA/DサンプルクロックCPSを供
給し、図10に示すようなR、G、B成分のデジタルデ
ータDoR、DoG、DoBを直列に含むデジタル出力
信号Doを生成する。
【0037】液晶モニタ30としては周知の液晶ディス
プレイが使用できるが、このディスプレイの構成を図1
1(A)(B)を参照して記述する。この液晶ディスプ
レイはアクチブマトリクス型の液晶ディスプレイ110
を有する。このディスプレイでは各画素がマトリクス状
に配列されている。液晶ディスプレイの各画素を駆動す
るためにサンプル/ホールド回路111および垂直駆動
回路112が設けられる。サンプル/ホールド回路11
1には処理回路27bからの出力信号RD、GD、BD
および駆動回路25からのサンプルクロックCPD水平
同期信号Hが印加される。
【0038】垂直駆動回路112には、駆動回路25か
ら水平同期信号Hと垂直同期信号Vが印加される図11
(B)は、液晶ディスプレイの各画素の構成を示す。サ
ンプル/ホールド回路111からのRD、GD、BD信
号のうち対応するカラー信号がMOSトランジスタ11
3のドレインに印加され、垂直駆動回路112からタイ
ミングパルスがトランジスタ113のゲートに印加され
る。タイミングパルスによりトランジスタ113がター
ンオンすると、トランジスタのソースに接続された各画
素に相当する液晶115の容量114に対応するカラー
信号が書込まれる。
【0039】図12を参照すると本発明の特徴の1つで
ある半導体メモリカード15の構成が示される。
【0040】メモリカードは既存のカード型の電子装置
の製造技術を用いて容易に製造できる。図示の例では厚
さが2〜3mmのプリント回路基板上に24個の256
KbitsのスタチックRAMチップ322−3224
が配置される。RAMチップとして東芝製のTC552
57のチップが使用できる。24個のRAMチップは2
フレームの静止画に撮影に供される。RAMチップ32
2−3222 は一枚目の静止画の画像情報の記録に適
用され、RAMチップ3222−3224は二枚目の静
止画の画像情報の記録に供される。更に、 RAMチップ
321−323;3213−3218は奇数フィールド
の画像情報の記録に、またRAMチップ327−321
2;3213−3224は偶数フィールドの画像情報の
記録に適用される。
【0041】1フレームの静止画の記録に12個の25
6KbitsのRAMチップが必要な理由は次の通りで
ある。CCDアレイが水平768個×垂直491個の有
効画素を有し、1画素当りの信号に8bitが割当てら
れるとすれば1フレームの静止画を表わす映像信号には
3.017Mbitsが必要である。この容量のデータ
を記録するためには12個の256KbitRAMが必
要になることは明らかであろう。例えば、4Mbits
の大容量のRAMチップを使用すればより多くの枚数の
静止画を記録することができることが明らかである。
【0042】メモリカード15の端部には8ビットのデ
ータ端子321、アドレス情報A0−A18を受けるア
ドレス端子322、制御端子323および電源端子33
が形成される。電源端子33とメモリカード内蔵の電池
34との間には図4(A)に示した電源切換え回路ユニ
ット35が設けられる。データ端子は共通にRAMチッ
プ322−3224のデータ端子に結合される。A0−
A14のアドレス端子はRAMチップ322−3224
のアドレス端子に共通に結合される。
【0043】A15−A18のアドレス端子にはRAM
チップの選択に供されるアドレスデコーダ1211、1
212が接続される。アドレスデコーダとして東芝製の
デコーダ74HC154が使用できる。アドレスデコー
ダ1213は、アドレス情報A15−A18に応答して
12個のRAMチップ322−3224の1つを選択
し、一方アドレスデコーダ1212 はRAMチップ3
212−3224の1つを選択する。アドレスデコーダ
1211および1213 うちどれがエネーブルされる
かどうかは駆動回路25から供給されるチップセレクト
信号CSの論理レベルにより決定される。駆動回路25
からはRAMチップに共通に書込み信号WPとカードエ
ネーブル信号CEが印加される。すなわち、メモリカー
ドがカメラに装填されるとRAMチップはカードエネー
ブル信号CEによりエネーブルされ、そして静止画モー
ドで発生する書込み信号WPにより書込み状態になされ
る。
【0044】図13を参照すると駆動回路25に設けら
れるアドレス発生回路の構成が示される。アドレス発生
回路は第1および第2のカウンタ131、132、フリ
ップフロップ回路133およびup/downカウンタ
134を具備する。第1のカウンタ131は水平周期信
号H1と同じ周波数を有する周期信号H2によりクリア
されて、そしてそのクロック端子に印加されるCCD駆
動クロックと同一周波数のクロックCPUをカウントし
て水平方向におけるアドレス情報A0−A9を生成す
る。第2のカウンタ132は垂直周期信号V1と同一周
波数の同期信号V2によりクリアされ、第1のカウンタ
131をクリアする同期信号H2をカウントして垂直方
向のアドレス情報A10−A17を生成する。
【0045】フリップフロップ133は書込みパルスW
Pによりクリアされ、垂直同期信号V2によりクロック
される。フリップフロップ133はその出力Qからアド
レス情報A18を出力する。アドレス情報A18は第1
および第2フィールドを識別する。アドレス情報A18
は12個のRAMチップのうちの上半分のグループある
いは下半分のグループを選択するために供される。up
/downカウンタ134は、メモリカードがカメラに
装填されるとき発生するクリアパルスCLPによりクリ
アされ、静止画モードで発生する書込みパルスVPによ
りカウントアップされ、また撮り直しボタン12の操作
により発生する撮り直しパルスによりカウントダウンさ
れる。図12に示すようにメモリカード15が2枚の静
止画の撮影に供される場合にはカウンタ134はバイナ
リカウンタで良い。カウンタ134は前述のチップセレ
クト(ピクチュアセレクト)信号CSを生成する。撮り
直しボタンを操作することによりカウンタ134がダウ
ンカウントされ、同じRAMチップに同じ静止画を記録
し直すことができる。
【0046】図14はCCDアレイの画素配列とメモリ
カード上のアドレス空間との対応を示す。本実施例のC
CDアレイは808(H)×497(V)の画素で構成
されるが、その内768(H)×491(V)が有効画
素領域として利用される。斜線で示すその他の画素領域
はオプチカルブラック領域である。メモリカードには有
効画素領域の画素の配列に従った順序で画素データが記
録される。1フレームの画素情報を256Kbitsの
整数倍に収めてメモリを有効に活用するために、そして
アドレス発生回路の構成を簡単にするために、メモリカ
ードの記録領域は768(H)×512(V)に設定さ
れる。前述のアドレス発生回路で生成されるアドレス情
報A0−A9はメモリカードの水平768行(colu
an)の1つを選択する。アドレス情報A10−A17
はメモリカードの垂直512列(rov)の1つを選択
する。アドレス情報A0−A17が1フレームの画像に
対応する。メモリカードの画像情報が記録されない領域
にはデータ記録回路29から供給される日付、シャッタ
速度等の撮影データを記録することができる。このため
には、データ記録回路29の出力とA/D変換器29の
出力とが選択器を介してメモリカード15に結合され、
そして選択器がアドレス信号により制御される。即ちア
ドレス信号がメモリカードの画像記録領域を指定すると
きには選択器はA/D変換器の出力をメモリカード15
に統合するように制御される。
【0047】規定枚数の静止画が記録された後、又は記
録された静止画を再生するためには、メモリカード15
がカメラ10から引き抜かれる。RAMチップに蓄積さ
れた画像情報はメモリカード内蔵の電池34により保存
される。メモリカード15に記録された静止画を再生す
るためには専用の再生器(電子アルバム)が利用され
る。
【0048】図15を参照すると電子アルバムの概略的
構成が示される。
【0049】メモリカード15が、カメラと同様なメモ
リカード受入れ機構を有する再生器150に装填される
と、カメラの場合と同様に再生器の図示しない電源から
電圧を供給される。駆動回路151がメモリカード15
に読出し信号及びアドレス信号を供給し、その結果メモ
リカード15から画像情報信号が画素毎に逐次読み出さ
れる。読み出された画像情報信号は信号処理回路152
で適当な信号処理を受け、その後R、G、B信号毎にD
/A変換器153によりアナログ信号に変換される。ア
ナログ形式のR、G、B信号は駆動回路151からの同
期信号とともにR、G、B端子付きCRTモニタ154
に供給され、CRTスクリーン上に撮影された静止画を
表示する。再生器151は光ディスクユニット155を
備えることもでき、この光ディスクユニットは駆動回路
151からの光ディスク制御信号に応答してメモリカー
ド15から出力されるデジタルデータを光ディスク15
5aに記録する。また必要に応じて、プリント焼付け器
156を設けて静止画のハードコピーを出力することも
できる。
【0050】図16は第15図の信号処理回路152を
特に詳細に示している。メモリーカード15から画像情
報信号がR、G、Bの順序で出力される。直列に読みだ
されたR、G、B信号は、駆動回路151から出力され
る順次的なラッチ制御信号によりラッチ回路161a、
161b、161cにより順次ラッチされ、この結果
R、G、B信号が分離される。これ等R、G、B信号は
それぞれ独立のメモリ162a、162b、162cに
記憶された後、一枚の静止画を構成するR、G、B信号
の各々の全てのデータが対応するメモリに記憶される。
メモリ162a、162b、162cは駆動回路51か
ら読み出しモードになされる。読み出しクロックに応答
してメモリ162a、162b、162cから読み出さ
れたR、G、B信号はそれぞれD/A変換器153a、
153b、153cに印加され、CRTモニタ154へ
印加のためのアナログ形式のR、G、B信号を出力す
る。
【0051】次に、本発明の電子カメラの撮影方式を図
17及び図18を参照して記述する。図17は特に駆動
回路25を詳細に示し、また図18はカメラの撮影方式
の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。
【0052】静止画を撮影するためにレリーズ11が半
押しされると、電源回路から各回路に電源電圧が供給さ
れる。水晶制御発振器171が4×f SC(約14.
3MHz;f SCは3.58MHzの色副搬送周波
数)の周波数のクロックパルスを発生する。この4×f
SCの周波数は、800×500の画素のCCDアレ
イ26を実時間(1フレームが1/60second)
で駆動して動画を表示するために必要である。発振器1
71に接続された分周器172が出力クロックパルスC
Pを信号発生器173に供給する。分周器は動画モード
において1の分周比に設定される。信号発生器173は
クロックパルスCPに同期して垂直同期信号V1(60
Hz)、水平同期信号H1(15.75KHz)、フィ
ールドシフトパルスFSPおよびCCDアレイにおける
電荷掃き出し用の1MHzのクロックを生成する。フィ
ールドシフトパルスFSPは垂直同期信号に同期して生
成される。信号発生器173はまたV1、H1とは位相
がずれた同期信号V2、H2等を発生する。
【0053】分周器172の分周比Nは動画モードにお
いては1に設定され、これにより、CCD26は実時間
で駆動されて動画の画像情報を出力する。後述するよう
に、静止画モードにおいては分周比は2に設定され、こ
れによりクロックパルスCP及び信号発生器173で生
成される各種同期信号の周波数が半分になされる。この
結果CCDアレイ26からの画像情報信号の読み出し速
度が半分になされ、このためA/D変換及びメモリカー
ドへの画像情報の書き込みを遅い速度で行うことができ
るようになる。
【0054】信号発生器173は垂直同期信号V1、水
平同期信号H1、フィールドシフトパルスFSPを垂直
ドライバー174に供給して、4相の垂直パルスφVを
生成する。垂直転送パルスφVは、垂直同期信号V1の
一周期内に、CCDアレイ26の垂直転送部の250段
に対応して250発の15.75KHzのパルスの列を
有する。フィールドシフトパルスFSPは垂直同期パル
スに同期して第1相の垂直転送パルスφVに重畳され
る。
【0055】信号発生器173はクロックパルスCPと
水平同期信号H1を水平ドライバー175に供給して2
相の水平転送パルスφHを生成する。水平転送パルスφ
Hは4×f SCの周波数のクロック信号CPを水平同
期信号H1ゲートとすることにより生成される。すなわ
ち、水平転送パルスφHはクロック信号CPと同一の周
波数を有する。
【0056】レリーズ11が半押しされた後では、前述
のように垂直ドライバー174と水平ドライバー175
により生成された垂直転送パルスφVと水平転送パルス
φHによりCCDアレイ26が駆動されて60Hzの動
画情報信号を出力する。この動画情報信号は信号発生器
173により生成される制御信号により制御される信号
処理回路27bにおいて前述のように処理され、R、
G、B信号を出力する。R、G、B信号はカメラのモニ
タ(ビューファイダー)30に印加されて被写体の動画
を表示する。
【0057】モニタを見ながらカメラマンは画角をき
め、また必要なら焦点を合わせた後レリーズ11を全押
しする。するとシャッタ制御回路24がこれに応答して
シャッタパルスSTPを生成するシャッタ制御回路24
には信号発生器173から垂直同期信号V2および水平
同期信号H2が印加される。第18図に示すように、シ
ャッタパルスSTPはレリーズ11が全押しされた後の
最初の垂直同期信号181に同期して生成される。同時
にフィールドシフトパルス182が生成される。シャッ
タパルスSTPのパルス幅t v1はCCDアレイ26
の電子シャッタ時間を規定し、また水平同期信号のパル
ス間隔(53.5μ sec)の整数倍に設定される。
シャッタパルスSTPは信号発生器173に印加され、
これにより信号発生器173は、シャッタパルスSTP
の立下りの応答してフィールドシフトパルス183を生
成する。
【0058】シャッタパルスSTPの立下り後の最初の
垂直同期信号に同期してフィールドシフトパルス184
が生成される。フィールドシフトパルス183と184
との間の時間間隔がCCDアレイの電子シャッタ時間で
ある。このシャッタ時間内にCCDアレイ26に蓄積さ
れた電荷が静止画情報として取出される。フィールドシ
フトパルス182と184との間の時間間隔は垂直同期
信号の1周期(15.67msec)に等しいから、シ
ャッタ時間は16.67−tvlmsecで示される。
例えば、tvlは水平同期信号の周期の整数倍に設定さ
れるから、tvl=230×63.5μ secとすれ
ば、シャッタ時間は約2msec、シャッタ速度は約5
00分の1に相当する。シャッタパルスSTPの時間長
tvlはシャッタ制御回路24がシャッタダイアルの設
定値に基づいて規定する。
【0059】レリーズ11が全押しされた後の最初の垂
直同期信号またはフィールドシフトパルス184に同期
してシャッタ制御回路24が分周切換えパルスSWPお
よび書込みパルスWPを生成する。分周比切換えパルス
SWPはゲート176を介して分周器172へ印加さ
れ、これにより分周器172の分周比が2に切替わる。
この結果信号発生器173に印加されるクロックCPの
周波数が4×f scからf scに切替わり、信号発
生器173により生成される同期信号の周波数が半分に
低下する。
【0060】CCDアレイ26から静止画情報が低速に
読み出され、信号処理回路27で前述のように処理され
た後A/D変換機28に印加される。A/Dクロック発
生回路177が設けられ、これは書込みパルスWPによ
りクロックCPをgatingしてA/D変換クロック
CPSをA/D変換機28に供給する。アドレス発生回
路178は第3図に示されたように構成される。クロッ
クCP、垂直同期信号V及び水平同期信号Hの周波数が
半分に低下するのでメモリカードには静止画の画像情報
が低速に書込まれる。書込み時間、すなわち切換えパル
スSWP及び書込みパルスWPの持続時間は通常の状態
における垂直同期信号の4倍に設定される。
【0061】次にCCDアレイ26における電荷の掃き
出しについて記述する。第18図に示すように、シャッ
タパルスSTPの立上がりに同期してフィールドシフト
パルス182が生成される。これによりこれまでCCD
アレイ26の各画素に蓄積された電荷が対応する垂直転
送部に移される。フィールドシフトパルス182に続く
垂直転送パルスφV(185)を通常よりも数十倍の高
速、例えば、1MHzに設定する。これにより不要電荷
が時間tl内に高速に掃き出される。垂直転送部62が
250段を有するので掃出しに要する時間tlは250
μsecである。不要電荷の掃き出しとは水平転送部か
ら読み出される電荷を利用しないことを意味する。前述
したように、シャッタパルスSTPの立下りに同期して
フィールドシフトパルス183が生成される。フィール
ドシフトパルス182と183との間に各画素に蓄積さ
れた不要電荷は、垂直転送パルスφV(186)により
フィールドシフトパルス184が生成される直前に掃き
出される。不要電荷の掃き出しは、垂直転送パルスφV
を所定のタイミイングで15.75KHzから1MHz
に切換えることにより容易になし得る。
【0062】次にストロボ撮影について説明する。
【0063】シャッタ制御回路24が、図18に示すよ
うに、シャッタパルスSTPの立下りの直後にストロボ
トリガパルス187を生成する。ストロボトリガパルス
に応答して、カメラのホットシューに取付けられたエレ
クトロニックフラッシュが強力なフラッシュ光を放射す
る。このときフラッシュ光によりCCDアレイ26の垂
直転送部62への光の漏れ込みが生じる。このため垂直
転送部26に不要な電荷が蓄積される。この不要電荷は
垂直転送パルス186による電荷掃出しにより除去され
る。本実施例のカメラにおいては、フラッシュ光の発光
時間を50μsecとすると、約1/3000秒のシャ
ッタ速度までストロボ同調撮影が可能である。
【0064】シャッタ制御回路24の構成を図19を参
照して記述する。
【0065】図18に示すように、レリーズ11が半押
しされるとレリーズが解除されるまで“H”レベル制御
信号S1が出力され、これは図19のフリップフロップ
191のインヒビット端子に印加され、これによりフリ
ップフロップ191の禁止状態が解除される。続いてレ
リーズ11が全押しされると“H”レベルの制御信号S
2が出力される。これはフリップフロップ191のセッ
ト端子S2に印加され、フリップフロップ191をセッ
トする。この結果フリップフロップ191の端子Qから
制御パルスFが出力される。制御パルスFによりAND
ゲート192およびエネーブルされる。垂直同期信号V
2がアンドゲード192を介して3進カウンタ193の
クロック端子に印加される。制御信号Fによりエネーブ
ルされているアンドゲート194を介して垂直同期信号
V2がラッチ回路198に印加されてラッチされる。
【0066】この結果ラッチ回路198はhigh l
evelのシャッタパルスSTPを生成する。シャッタ
パルスSTPの立上がりはレリースが全押しされた後の
最初の垂直同期パルスに同期することが明らかであろ
う。この最初の垂直同期信号は水平同期信号H2を計数
するカウンタ195をクリアするシャッタダイアルによ
り設定されたシャッタ速度に関するデジタルデータがラ
ッチ回路196にラッチされ、これは比較器197に統
合される。この比較器197には水平周期信号を計数す
るカウンタ195のカウント出力が統合される。
【0067】比較器197は、ラッチ回路196とカウ
ンタ195の内容に一致を検出すると、ラッチ回路19
8をクリアする。この結果シャッタパルスSTPが
“L”になる。シャッタパルスSTPのパルス軸は水平
同期信号の間隔の整数倍であることが理解される。
【0068】3進カウンタ193は出力Q1、Q2、Q
3を有し、出力Q3がカウンタ191のリセット入力H
に統合される。このため、第20図に示すように、制御
信号Fが発生してから、言換えるとレリーズが全押しさ
れてから4個目の垂直同期信号によりリセットされる。
分周切換えパルスSWPおよび書込みパルスWPとして
カウンタ193の出力Q2を利用することができる。
【0069】図17に示すように、テストスイッチ17
9を設けて、これにより必要に応じ分周比切換え信号を
ゲート176を介して分周器172に供給するようにし
ても良い。これによりカメラの組立て中あるいは調整時
にクロックパルスの周波数を切換えてA/D変換器およ
びメモリのタイミング調整等を行うことができる。
【0070】これまで述べた実施例では、ファインダー
に表示する画像は、シャッタ速度に関係なく動画である
ファインダでシャッタ速度、絞りを確認しながら撮影を
行うこともできる。この実施例のタイミングチャートを
図21を参照して説明する。この実施例の先の実施例と
異なるところは動画モードにおいてもシャッタパルスS
TPが発生される。すなわち、シャッタ制御回路24が
レリーズ信号S1に応答してシャッタパルスSTPを発
生する。同時に信号発生回路173が、先の実施例と同
様に、シャッタパルスSTPの立下りに応答してフィー
ルドシフトパルスFSPを発生するとともに高速掃き出
しパルスを発生してファインダにシャッタ速度に応じた
画像を表示させる。
【0071】図21のタイミングチャートから明らかな
ように、シャッタパルスSTPの期間(シャッタ速度に
対応する)内に蓄積された不要電荷が、次のシャッタパ
ルスの直前に高速の垂直転送パルスφVにより掃き出さ
れ、そしてシャッタパルスの立下りから次のシャッタパ
ルスの立上がりまでに蓄積された電荷が読み出され、こ
の読み出し電荷に基くR、G、B信号がファインダに供
給される。これにより、動画モードにおいてシャッタ速
度に応じた画像が表示される。この実施例においてもレ
リーズが全押しされた後には先の実施例と同様に動作す
る。
【0072】これまでに述べた実施例は図6に示した構
成のインターライン転送型固体撮像素子を使用してい
る。現在のテレビジョン標準方式はインターレース方式
を使用しているためフレーム画像1/30秒で表示され
る。このため垂直転送部の段数は各コラムの画素数(5
00)の半分の250で良い。従って前述の固体撮像素
子を用いると、垂直解像度が半分のフィールド画像の静
止画が得られる。垂直転送部の段数を各コラムの画素数
分だけ設けた固体撮像素子を用いればフレーム画像が形
成可能である。
【0073】フレーム画像を形成するために、フレーム
インターライン型CCDアレイを用いたカメラについて
以下説明する。
【0074】図22は、フレームインターライン型CC
Dの一例を示す。この撮像素子では、フォトダイオード
のような光電変換素子から成る画素221が2次元に配
列される。各コラムの画素に隣接して250段の垂直転
送部222が設けられ、フィールドシフトパルスにより
各画素の電荷が対応する垂直転送部222に移され、そ
してトランスファーゲート223を介して電荷蓄積部
(フレームメモリ)224に転送される。蓄積部224
の信号電荷は水平転送部225を経て出力回路226か
ら電気信号として取出される。垂直転送部の他端には掃
き出し部(ov−erflow drain)227が
設けられる。
【0075】このCCDアレイは800coluans
×500rowsの画素から成り、そして各電荷蓄積部
624は対応するコラムの全画素の電荷を蓄積する容量
を有する。
【0076】この撮像素子を用いたカメラの撮影動作を
図23のタイミングチャートを参照して説明する。
【0077】レリーズ11が半押しされ、レリーズ信号
S1が出力されると、電源回路が投入され駆動回路25
が各極パルスを発生してCCDアレイ26を駆動する。
このときの信号発生器173に供給されるクロック周波
数は4×f scであり、このため垂直同期信号の周波
数は60Hzであり、水平同期信号の周波数は15.7
5KHzである。
【0078】この実施例においても、動画モードにおい
て垂直同期信号に同期してシャッタパルスSTPが生成
され、これはシャッタ速度に対応する時間経過後立ち下
がる。シャッタパルスSTPの立下りに同期してフィー
ルドシフトパルスが生成される。この実施例ではCCD
アレイの奇数列の画素の電荷を垂直転送部に読み出すた
めのフィールドシフトパルスFSP1と偶数列の画素の
電荷を垂直転送部に読み出すためのフィールドシフトパ
ルスFTP2が図示のように生成される。
【0079】シャッタパルスSTPの立下りに同期して
フィールドパルスFSP1(231)が発生し、奇数列
の画素の電荷を垂直転送部に読み出す。一定時間経過後
垂直転送パルスφV1(232)が発生して、垂直転送
部の電荷をオーバーフロードレイン227に掃き出す。
このときの垂直転送パルスφV1の周波数を、例えば水
平同期信号の周波数の64倍、約1MHzとすると掃き
出しに要する時間t1は約250μsecとなる(垂直
転送部の段数が250)。掃出し終了後フィールドシフ
トパルスFS1P(233)が再び発生されて奇数列の
画素の電荷を垂直転送部に読み出す。この直後に垂直転
送パルスφV1(234)とフレームメモリ転送パルス
φV2(235)とが発生されて奇数列の画素の電荷を
順次垂直転送部222を介してフレームメモリ224に
転送する。このときの垂直転送パルスφV1とフレーム
メモリ転送パルスφV2の周波数を約1MHzとすると
転送時間t2は約250μsecとなる。
【0080】次の垂直同期パルス(236)に同期して
15.75KHzの垂直転送パルスφV2(237)が
発生され奇数列画素の電荷をフレームメモリ224から
水平転送部227へ転送し、このため奇数列画素の電荷
は水平転送パルスφHに同期して水平転送部から読み出
される。この読み出し時間はt3である。水平転送部か
ら奇数列画素の電荷の読み出し開始とともにシャッタパ
ルスSTP(238)が再び立上がり、そして一定時間
後立ち下がる。この立下がりに同期してフィールドシフ
トパルスFSP2(239)が発生されて偶数列の画素
の電荷を垂直転送部に読み出す、一定時間経過後垂直転
送部は約1MHzの垂直転送パルスφV1(24)で駆
動されて偶数列の画素の電荷をオーバーフロードレイン
227に掃出す。掃出し終了後フィールドシフトパルス
FSP2(241)が再度生成されて偶数列の画素の電
荷を垂直転送部に読み出し、そして奇数列の画素の電荷
の場合と同様に垂直転送パルスφV1(242)とフレ
ームメモリ転送パルスφV2(243)とによりフレー
ムメモリ224に転送する。
【0081】次の垂直同期パルス(244)に同期して
15.75KHzのフレームメモリ転送パルスφV2
(245)が生成されてフレームメモリから偶数列の画
素の電荷を水平転送部に読み出す。このようにして動画
モードにおいては奇数フィールドと偶数フィールドの画
像情報が作交に水平転送部から読み出される。ファイン
ダでは1フレームの動画が表示される。
【0082】さて、画角、シャッタ速度、ピント等が確
認された後、レリーズ11が全押しされるとレリーズ信
号S2が出力される。レリーズ信号S2に同期して、先
の実施例と同様に、制御パルスFが生成され、この後の
最初の垂直同期パルス(244)に同期してシャッタパ
ルスSTP(241)が発生する。このシャッタパルス
のパルス幅をtv2とする。このパルスの立ち下がりに
同期してフィールドシフトパルスFSP1(247)が
発生されて奇数列の画素の電荷を垂直転送部へ読み出
す。
【0083】このフィールドシフトパルスFSP1から
約250μsec(この例では4H;Hは水平同期信号
間隔)遅れてフィールドシフトパルスFSP2(24
8)が発生され偶数列の画素の電荷を垂直転送部へ読み
出す。一定時間経過後垂直転送パルスφV1(249)
が垂直転送部へ供給され先に読み出された奇数および偶
数列画素の電荷をオーバーフロードレイン227へ掃出
す。その後フィールドシフトパルスFSP1(250)
が発生され奇数列の画素の電荷を垂直転送部へ読み出
し、続いて高速の垂直転送パルスφV1(251)とフ
レームメモリ転送パルスφV2(252)が発生されて
奇数列画素の電荷をフレームメモリ224へ転送する。
フィールドシフトパルスFSP1の発生から約250μ
sec後にフィールドシフトパルスFSP2(253)
が再度発生され、偶数列の画素の電荷を垂直転送部へ読
み出し、その後垂直転送パルスφV1(254)および
フレームメモリ転送パルスφV2(255)により偶数
列の画素の電荷がフレームメモリ224へ転送される。
【0084】このときのシャタパルスSTPのパルス幅
tv2は、 tv2=16.67msec−(t1+2t2)−シャ
ッタ時間 である。シャッタ時間を2msec、t1=t2=25
0μsecであるからtv2=13.92msecとな
り、水平同期パルスのパルス幅の約219倍である。
【0085】前述したようにフレームメモリ224へ全
画素の電荷が転送された後垂直同期信号256に同期し
て分周比切換えパルスSWPが発生する。この結果前の
実施例と同様に、信号発生器173により発生される各
種信号の周波数が半分になされる。この結果、フレーム
メモリ224に蓄積された画素電荷が逐次低速の垂直転
送パルスφV2で読み出され、そして低速の水平転送パ
ルスφHにより水平転送部225から読み出される。
【0086】以下静止画の再生装置の変更例について述
べる。
【0087】R、G、B端子を持たないTVモニタのた
めには図24に示す再生装置の使用が可能である。すな
わち、メモリカード15から読み出された画像信号を分
離回路301によりR、G、B信号に分離した後、マト
リクス演算回路302によりY、R−Y、B−Y信号に
合成する。これら等信号D/A変換器303a−303
cによりそれぞれアナログ信号に変換されてモニタに印
加される。
【0088】さらに、図25に示すように、R−Y信
号、B−Y信号をデジタルNTSC回路304により色
副搬送波で変調し、この後D/A変換器305でアナロ
グ信号に変換するとともに同期信号を付加して複合映像
信号として出力してTV受像機に印加することも可能で
ある。
【0089】前述の実施例では、メモリカードにCCD
アレイ26からの画像情報信号が出力順に記録された
が、図26に示すように、色データ毎にメモリエリアを
分割して画像情報信号を記録することもできる。これは
再生回路をより簡単にする。この図には撮影日付、シャ
ッタ速度等のデータを記録するエリアが示されている。
このデータエリアは図14に示したメモリカードの画像
データが記録されないエリアに相当する。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、駆動装置を用いずにカ
メラを構成でき、しかも使い勝手に優れた電子カメラを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子スチルカメラの斜
視図である。
【図2】図1のカメラの概略的な構成を示す図である。
【図3】本発明のカメラで使用される半導体メモリカー
ドの基本構成を説明するための図である。
【図4】それぞれ半導体メモリカードに組込まれる電源
切換え回路の実施例を示す図である。
【図5】半導体メモリカードがカメラに装填されたとき
の電源切換え回路の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の電子カメラで使用される固体撮像装置
の一例を示す図である。
【図7】図2の信号処理回路の構成を示す図である。
【図8】図7の処理回路の構成を示す図である。
【図9】図7の混合回路の構成を示す図である。
【図10】図7は処理回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートを示す図、
【図11】(A)はカメラに組込まれるビューファイン
ダの構成を示す図、(B)は(A)の一画素の構成を示
す図である。
【図12】本発明の電子カメラで使用される半導体メモ
リカードの一実施例を示す図である。
【図13】駆動回路に設けられるアドレス発生回路の構
成を示す図である。
【図14】CCDアレイの画素と半導体メモリカードの
アドレス空間との関係を示す図である。
【図15】半導体メモリカードに記録された静止画像を
再生する電子アルバムの構成を示す図である。
【図16】図15の信号処理回路の構成を示す図であ
る。
【図17】特に駆動回路の構成を示す図である。
【図18】本発明の電子カメラの一例の動作を説明する
ためのタイミングチャートを示す図である。
【図19】シャッタ制御回路の構成を示す図である。
【図20】図19に示すシャッタ制御回路の動作を説明
するためのタイミングチャートを示す図である。
【図21】本発明の電子カメラの動作の他の例を説明す
るタイミングチャートを示す図である。
【図22】奇数フィールドと偶数フィールドの画像から
成る1フレーム静止画を撮影するために適用されるCC
D固体撮像装置の構成を示す図である。
【図23】図22の固体撮像装置を使用した場合の本発
明の電子カメラの動作を説明するためのタイミングチャ
ートを示す図である。
【図24】再生装置の変更例を示す図である。
【図25】再生装置の変更例を示す図である。
【図26】メモリカードへの画像情報信号の記録方法の
他の例を示す図である。
【符号の説明】
本体 10 リレーズ 11 取り直しボタン 12 撮影枚数表示部 13 挿入口 14 半導体メモリカード 15 カード確認用窓 16 ストロボ用ホットシュー 17 シャッター速度選択ダイアル 18
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/907

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像される画像を光電変換し画像信号を蓄
    積する撮像手段と、 この撮像手段に蓄積された画像信号を第1の読みだし速
    度,第1の読みだし速度より遅い第2の読みだし速度で
    読み出す手段と、 この読み出す手段で第1の読みだし速度で読み出された
    画像信号を表示する表示手段と、 この表示手段で表示された画像信号のうち、記録すべき
    画像信号を記録するためのシャッターパルスを生成する
    手段と、 この手段で生成されたシャッターパルスの立ち下がり
    後、設定されたシャッタ時間内に前記撮像手段に蓄積さ
    れた記録すべき画像信号を、前記読み出す手段で第2の
    読みだし速度で読み出して記録する記憶手段とを有する
    電子カメラであって、 前記シャッターパルスを生成する手段で生成されたシャ
    ッターパルスの立ち下がりに従いフラッシュ光を発光さ
    せる発光手段と、 この発光手段で発光されたフラッシュ光により前記撮像
    手段に流れ込んだ電荷を、前記シャッター時間の終了す
    る直前に掃き出す手段とを有することを特徴とする電子
    カメラ。
JP10036568A 1986-07-14 1998-02-04 電子カメラ Pending JPH10271386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10036568A JPH10271386A (ja) 1986-07-14 1998-02-04 電子カメラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-163711 1986-07-14
JP16371186 1986-07-14
JP10036568A JPH10271386A (ja) 1986-07-14 1998-02-04 電子カメラ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16855687A Division JP3152393B2 (ja) 1986-07-14 1987-07-08 電子カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10271386A true JPH10271386A (ja) 1998-10-09

Family

ID=26375641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10036568A Pending JPH10271386A (ja) 1986-07-14 1998-02-04 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10271386A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4837628A (en) Electronic still camera for recording still picture on memory card with mode selecting shutter release
US5200863A (en) Image data recording system including memory card
JPH0580868B2 (ja)
JPH0514478B2 (ja)
JPH0315391B2 (ja)
US4750057A (en) De-interlacing circuit for simultaneous readout of paired fields
USRE38198E1 (en) Image data recording system including memory card
JPS59183592A (ja) 色分離情報を記憶させた電子スチルカメラ
US4754333A (en) Electronic still camera provided with an electrical viewing system
JPS60249480A (ja) 固体撮像装置
JPH01146476A (ja) 高感度テレビカメラ
JP3725912B2 (ja) 電子カメラ
JP3152393B2 (ja) 電子カメラ
JP2001352510A (ja) デジタルカメラ
JPH10271386A (ja) 電子カメラ
JP2000032332A (ja) 電子カメラ
JPS5917772A (ja) 撮像システム
JPH04356879A (ja) 固体撮像装置
JPH08154212A (ja) ビデオカメラにおける静止画像データの作成方法
JPH0799869B2 (ja) 電子的撮像装置
JPH0767157B2 (ja) 固体撮像装置
JP2001285688A (ja) デジタルカメラ
JP2589477B2 (ja) ビデオカメラ
JP2502103B2 (ja) 撮像装置
JP2809937B2 (ja) Ccd撮像装置