JPH10271021A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH10271021A
JPH10271021A JP7593997A JP7593997A JPH10271021A JP H10271021 A JPH10271021 A JP H10271021A JP 7593997 A JP7593997 A JP 7593997A JP 7593997 A JP7593997 A JP 7593997A JP H10271021 A JPH10271021 A JP H10271021A
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JP
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receiver
transmitter
signal
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JP7593997A
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Rie Yamada
理恵 山田
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Naldec Corp
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Naldec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の送信機を登録可能な受信機に、同一の
送信機を複数登録した場合の誤動作を防止できる受信機
の提供。 【解決手段】 受信機のRAMには、複数の受信機に対
応してエリアA,B,Cが設定されており、各エリアに
は受信した信号から求めたIDコード、カウント値の格
納部を有する。IDコードの登録モードにおいて、受信
機に同一の送信機のIDコードが複数登録された場合
は、その登録されたIDコードの記憶エリアのうち、エ
リアAだけの識別フラグを有効とする。受信モードにお
いて送信機からの信号受信時には、この識別フラグを参
照することにより、エリアB及びエリアCを無効にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の装置の起動
・停止及び動作制御等を遠隔操作するリモートコントロ
ールシステムの受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】外部の装置の起動・停止及び動作制御等
を遠隔操作により実現する所謂リモートコントロールシ
ステムが、幅広い分野で利用されている。このようなリ
モートコントロールシステムは、一般的に送信機に操作
用の複数のキースイッチを備えており、使用者が押下し
たキースイッチに応じたデータを、内蔵のマイクロコン
ピュータで信号処理することによりデジタル信号を生成
し、そのデジタル信号に基づいて高周波回路にて変調・
増幅してリモートコントロール用の制御信号としてアン
テナから受信機に送信する。一方、制御対象である外部
の装置は、自装置に備えられた受信機に該制御信号を受
信し、その信号に応じた動作を行なうように構成されて
いる。
【0003】近年では、制御対象である外部の装置とし
て、例えば車両のドアのロック・アンロックを行うキー
レスエントリシステムが普及しつつある。このようなキ
ーレスエントリーシステムでは、セキュリティを向上す
る1つの手法として、所謂ローリングコードが採用され
ている。このローリングコードは、送信機から送信すべ
き情報の内容が同一であっても、毎回の送信時に異なる
コードに変換してから送信し、そのコードを受信機にて
受信し、復元するものであり、第三者の電波のコピーに
よる車両の盗難防止を目的としたコード体系をいう。
【0004】図6は、従来例1としての送信機及び受信
機の動作の説明をする図である。ローリングコードを採
用する場合、送信機101では、生成するローリングコ
ードの基となる送信機の個体識別用のIDコードの格納
部と送信回数計数用のカウント値の格納部とを設定し、
ロック・アンロックのための操作スイッチが押される度
に、この送信回数計数用のカウント値を更新(+1加
算)する。このカウント値を使用してローリングコード
を生成することにより、毎回異なったコードを生成し、
送信する。一方、受信機102では、送信機から受信し
た信号を復元することにより、IDコードと送信回数計
数用のカウント値とを求め、その求めたIDコードが予
め記憶している送信機101のIDコードと一致し、且
つその求めたカウント値が前回のカウント値よりも大き
い場合(或は、前回のカウント値に所定値を加算した値
より小さい場合)に、今回受信した信号が正規の信号と
判断する。ここで、求めたカウント値が前回のカウント
値よりも大きい場合としたのは、実際の使用環境におい
ては、送信機と受信機との間の電波の送信環境が良好な
場合は少なく、また、送信機の操作が受信機に向けて行
われない場合(例えば、使用者が、手持ちぶさたで操作
スイッチを何度も押下するような場合等)も想定しなけ
ればならないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、図7のように複数の送信機に対応させ
た受信機を構成した場合、以下のような問題が生じる。
【0006】図7は、従来例2としての送信機及び受信
機の動作の説明をする図であり、受信機102を複数の
送信機に対応させるため、受信機の内部にそれぞれの送
信機に対応したIDコード及びカウント値の格納部(例
えば、記憶エリアA〜記憶エリアC)を設定可能な場合
を考える。
【0007】更に、この場合に受信機102には3つの
送信機のIDコードの登録が可能ではあるが、受信機1
02の仕様が1台の送信機のIDコードだけをエリアA
〜エリアCに登録した場合は、エリアAのカウント値だ
けが更新されるものとする。
【0008】同図に示すように、送信機101のIDコ
ードをエリアA〜エリアCに登録すると、送信機101
による送信動作が10回行われた場合、エリアAのカウ
ント値は+10更新されていることになる。ここで、送
信機101による10回の送信動作の間(図7では、カ
ウント値が07の場合)に、第3者が送信された電波を
コピーし、その電波を受信機102に送信した場合を考
える。すると、受信機102のエリアB及びエリアC
は、送信機101のIDコードの登録後は更新されてい
ないため、送信機101’からの電波を受信した受信機
102は受信した電波に含まれていたカウント値が07
であり、エリアB及びエリアCに記憶されているカウン
ト値よりも大きく、且つ登録されているIDデータとも
一致するため正規の信号と判断するという問題が生じ
る。
【0009】そこで本発明は、複数の送信機を登録可能
な受信機に、同一の送信機を複数登録した場合の誤動作
を防止できる受信機の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の送信機は、以下の構成を特徴とする。
【0011】即ち、受信した信号に所定の変換を行っ
て、所定のデータを検出する受信・検出手段と、前記信
号を送信する複数の送信機の個体識別コードを記憶する
ところの複数の記憶エリアを有するメモリ手段とを備
え、前記信号が該メモリ手段に記憶している送信機の個
体識別コードを含む場合に、接続された外部の装置を、
前記所定のデータに応じて制御する送信機であって、前
記メモリ手段の複数の記憶エリアに、同一の個体識別コ
ードが複数記憶された際、その記憶エリアの何れか1つ
を有効とする設定手段を備えることを特徴とする。
【0012】また、例えば前記受信・検出手段は、前記
所定のデータを検出する際、前記設定手段により設定さ
れた有効な記憶エリアの個体識別コードだけを参照する
とよい。
【0013】これにより、前記所定のデータに少なくと
も前記個体識別コードと前記メモリ手段に記憶している
送信機の送信回数とが含まれており、前記メモリ手段の
それぞれの記憶エリアに、該送信回数と前記個体識別コ
ードとを前記信号を送信する送信機毎に記憶している場
合において、前記受信・検出手段が、前記メモリ手段に
記憶している前記送信回数及び個体識別コードに基づい
て前記信号が正規の受信信号か否かを検出する際の誤判
断を防止する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る送信機を車両
のキーレスエントリシステムに適用した一実施形態を図
面を参照して詳細に説明する。はじめに、本実施形態の
概要を述べれば、複数の送信機のIDコードを登録可能
な受信機に、同一の送信機のIDコードを複数登録した
場合は、その登録されたIDコードの記憶エリア(以
下、エリア)のうち、1つだけを有効とするものであ
る。
【0015】次に、本実施形態におけるキーレスエント
リシステム全体の動作及び装置の概要を図1から図3を
参照して説明する。
【0016】[システム構成]図1は、本発明の一実施
形態としてのキーレスエントリシステムを示す図であ
る。
【0017】図中、101は送信機、200は受信側の
車両としての自動車である。送信機101には、2つの
押下式の操作キースイッチ(以下、操作キー)X、Yが
設けられ、操作キーXはドアのロックキー、操作キーY
はドアのアンロックキーである。
【0018】送信機101の操作キーX或いはYが押下
されと、送信機101が、所定のフォーマットの「ロッ
クコマンド」または「アンロックコマンド」、送信機1
01の個体識別番号である「IDコード」、並びに送信
機の送信回数を示す「カウント値」を、電波信号に変換
してアンテナ102を介して受信側に送出する。
【0019】受信側の自動車200は、送信機101か
らの電波信号を受信するアンテナ201、受信機20
2、そして不図示のドアロックアクチュエータを動作さ
せるドアロックコントロールユニット(以下、DCUと
略称する)203を備える。
【0020】次に、送信機101及び受信機202の回
路構成及び動作について説明する。
【0021】[送信機101の構成及び動作]図2は、
本発明の一実施形態としての送信機を示すブロック構成
図である。
【0022】図中、送信機101は、送信機101を駆
動する電池107のほかに、内部アンテナ102、不揮
発性の書き込み可能なメモリ103、高周波の発振回路
104、マイクロコンピュータ(以下、マイコン)10
5、リセット回路106、そして前記の操作キーを備え
る。尚、マイコン105は、CPU105A、RAM1
05BそしてROM105Cを備えており、CPU10
5Aは予めROM105Cに格納したプログラムに従っ
てマイコン105及び送信機101全体を動作させる。
【0023】次に、送信機101の動作について説明す
る。操作キーX、Yのいずれかが押下されると、リセッ
ト回路106はマイコン105に対してリセットパルス
を送る。リセットパルスが入力されると、マイコン10
5が起動して動作を開始し、初期設定を実行する。初期
設定終了後、マイコン105はリセット回路106を停
止させ、メモリ103から押下された操作キーに応じて
「ロックコマンド」または「アンロックコマンド」と
「IDコード」とを読み出し、マイコン105内部のR
AM105Bに格納する。次にマイコン105は、RA
M105Bに格納した「ロックコマンド」または「アン
ロックコマンド」と「IDコード」とを読み出してロー
リングコードに変換し、パルス幅変調(PWM)方式に
より変換する。そのパルスは、発振回路104に入力さ
れ、発振回路104は、入力されたマイコン105から
のパルスを変調・増幅して電波信号として送信する。
【0024】[受信機202構成及び動作]図3は、本
発明の一実施形態としての受信機を示すブロック構成図
である。
【0025】図中、受信機202は、車両本体のバッテ
リ211から電源を供給され、その電圧を電源回路20
8により定電圧化して使用する。また、受信機202
は、送信機101からの電波を受信するアンテナ20
1、受信した電波を検波復調する信号受信回路210、
電源投入時にマイコン207をリセットさせるリセット
回路209、「IDコード」や「カウント値」等を記憶
している不揮発性の書き込み可能なメモリ204、そし
てマイコンからの信号をDCU203に送信する出力回
路206を備える。尚、マイコン207は、CPU20
7A、RAM207BそしてROM207Cを備えてお
り、CPU207Aは予めROM207Cに格納したプ
ログラムに従ってマイコン207及び受信機202全体
を動作させる。
【0026】次に、受信機202の動作について説明す
る。メモリ204の不図示のエリアには、複数の「ID
コード」や「カウント値」が格納されており、マイコン
207のリセットスタートによりRAM207Bに読み
出されて使用される。
【0027】信号受信回路210は、アンテナ201が
受信した電波信号またはノイズをパルス幅変調(PW
M)方式により復調してデジタルデータに復号化し、マ
イコン207に送る。マイコン207では、信号受信回
路210からのデジタルデータをローリングコードから
の逆変換を行い、今回受信した電波信号自受信機宛か否
かを判断する。そのデジタルデータが自受信回路宛の場
合、マイコン207はマイコン207内のRAM207
Bの不図示のエリアに一旦記憶し、IDコードと送信回
数計数用のカウント値とに相当するデータを求め、その
求めたIDコードがRAM207Cに格納している何れ
かのIDコードと一致し、且つその求めたカウント値が
前回のカウント値よりも大きいか否かを判断する。その
際、IDコードの判断については、後述の処理により判
断するものとする。その結果、予め格納しているIDコ
ードを含んでいなければ、RAM207Bに一旦記憶し
た該デジタルデータを無視する。一方、予め記憶してい
るIDコードを該デジタルデータが含んでいる場合は、
該デジタルデータにおける所定のコマンドフィールド
が、1か0かを検出し、例えば、1であれば「ロックコ
マンド」、0であれば「アンロックコマンド」と判断す
る。このようにして受信した信号に含まれていたコマン
ドを検出できたら、そのコマンドに応じてドアをロック
またはアンロックさせるべく、DCU203に信号を出
力する。一方、該デジタルデータに所定のコマンドフィ
ールドが含まれていない場合等は、RAM207Bに一
旦記憶した該デジタルデータを無視する。
【0028】尚、本実施形態では、メモリ103,20
4にEEPROM(electrically erasable programable
ROM)を使用している。
【0029】次に、本実施形態における受信機202の
RAM207Bの動作を図4を参照して説明する。
【0030】図4は、本発明の一実施形態としての受信
機のRAMの動作を説明する図である。
【0031】図中、受信機202のRAM207Bに
は、複数の送信機に対応してエリアA〜エリアCが設定
されている。これらそれぞれのエリアには、受信した信
号から求めたIDコード、カウント値の格納部を有す
る。更に、マイコン207が後述の処理により、当該エ
リアが有効か無効かを表わす識別フラグ(ID識別フラ
グ)の格納部を有する(本実施形態では、識別フラグを
有効で1、無効で0とする)。登録モードにおいて、受
信機202に、同一の送信機のIDコードが複数登録さ
れた場合は、同図に示すように、その登録されたIDコ
ードの記憶エリアのうち、エリアAだけの識別フラグを
有効とする。受信モードにおいて、送信機からの信号受
信時に、この識別フラグを参照することにより、エリア
B及びエリアCのカウント値との比較を防止し、エリア
Aのデータにより受信データが正規の送信機からのもの
か否かを判断する。この判定処理を、図5を参照して説
明する。
【0032】図5は、本発明の一実施形態としての受信
データ判定処理を示すフローチャートである。受信機2
02は、予め定められた所定の操作を行うことにより、
受信機202の対応すべき送信機のIDコードを登録す
る登録モードに移行する。
【0033】図中、ステップS1のIDコードの登録モ
ードでは、IDコードと初期カウンタ値からなるデータ
を、例えば2回連続して送信し、それが登録の所定の条
件に適合していれば、そのIDコードと初期カウンタ値
が登録される。同様の手順によってIDコード3個分ま
で登録することができる。
【0034】ステップS2では、登録作業が終了した時
点で、登録された3個のIDコードを比較して、同一の
コードが無いかをチェックする。同一のコードが無けれ
ば受信モードに移行する。
【0035】ステップS3では、ステップS2で同一の
コードのエリアが有れば、そのエリアのうち、例えば各
エリアの先頭アドレスを示すポインタが一番小さいエリ
アの識別フラグだけを1に設定し、それ以外のエリアの
識別フラグは0に設定する。そして受信モードに移行す
る。
【0036】ステップS4以降は、データが正規のもの
かを判断する受信モードのルーチンであり、ステップS
4ではまず送信機からの信号の受信が完了したかを判断
する。
【0037】ステップS4でYES(受信完了)の場合
は、1つめのエリアのIDコードとの比較処理を行う
(ステップS5)。受信したIDコードが登録されてい
たIDコードと一致するかを判断し(ステップS6)、
一致していれば次に受信したカウンタ値と記憶している
カウント値との比較処理を行う(ステップS7)。その
比較の結果、受信したカウンタ値が、記憶している前回
のカウント値よりも大きいかを判断し(ステップS
8)、大きければ(YESの場合)ステップS31に進
む。またその際、前回のカウント値を、今回のカウント
値への記憶の更新も行う。
【0038】ステップS31からステップS33は、受
信したコマンドに応じた出力信号のDCU203への出
力処理であり、所定のコマンドフィールドが1か0かを
検出することにより「ロックコマンド」か「アンロック
コマンド」かを判断する(ステップS31)。そして、
その判断に応じてロック信号またはアンロック信号をD
CU203に出力し(ステップS32,ステップS3
3)、終了する。
【0039】ステップS11からステップS15では、
ステップS6でIDコードが一致しない場合、またはス
テップS8でカウント値が一致しない場合に、2つめの
エリアの記憶データを使用して、ステップS5からステ
ップS8と同様の処理を行う。その際、ステップS11
では、2つめのエリアが無効に設定されているかを、そ
のエリアの識別フラグの状態により判断する。そして、
ステップS11で2つめのエリアが無効に設定されてい
る場合は、2つめのエリアのIDコード及びカウント値
の判断処理を行わずにステップS21に進む。
【0040】同様に、ステップS21からステップS2
5では、3つめのエリアの記憶データを使用して、ステ
ップS11からステップS15と同様の処理を行う。そ
の際、ステップS21では、3つめのエリアが無効に設
定されているかを識別フラグの状態により判断する。そ
して、ステップS21で3つめのエリアが無効に設定さ
れている場合は、3つめのエリアのIDコード及びカウ
ント値の判定処理を行わずに終了する。
【0041】<実施形態の変形例>上述した実施形態の
変形例として以下の方法が考えられる。尚、以下の構成
以外は上述した実施形態と同様なため、説明は省略す
る。
【0042】(1)IDコードの登録モードにおいて、
同一のIDコードが複数個登録されたときには1つのI
Dコードだけ残し、残りのデータはオール0に更新する
等の処理を更に行い、1つのIDコード以外は無効にす
る。
【0043】(2)IDコードの登録モードにおいて、
同一のIDコードが複数個登録されたときには、受信モ
ードにおいて全エリアのカウンタ値をそれぞれ更新す
る。
【0044】尚、本実施形態では、送信機101と受信
機202との通信を無線通信としたが、これに限られる
ものではなく、例えば赤外線を利用した通信であっても
良いことは言うまでもない。
【0045】また、送信機によるリモートコントロール
の制御対象は、車両のドアのロック・アンロックには限
られず、例えば車両のエンジンの始動・停止を行っても
良いことは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の送信機を登録可能な受信機に、同一の送信機を複
数登録した場合の誤動作を防止できる受信機の提供が実
現する。即ち、複数の送信機のIDコードを登録可能な
受信機に、同一の送信機のIDコードを複数個登録した
場合は、その登録されたIDコードの記憶エリアのう
ち、1つだけを有効とすることにより、セキュリティを
向上することができる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのキーレスエントリ
システムを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態としての送信機を示すブロ
ック構成図である。
【図3】本発明の一実施形態としての受信機を示すブロ
ック構成図である。
【図4】本発明の一実施形態としての受信機のRAMの
動作を説明する図である。
【図5】本発明の一実施形態としての受信データ判定処
理を示すフローチャートである。
【図6】従来例1としての送信機及び受信機の動作の説
明をする図である。
【図7】従来例2としての送信機及び受信機の動作の説
明をする図である。
【符号の説明】
101 送信機 102,201 アンテナ 200 自動車 202 受信機 103,204 EEPROM 105,207 マイクロコンピュータ 106,209 リセット回路 107 電池 203 ドアロックコントロールユニット(DCU) 208 電源回路 210 信号受信回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した信号に所定の変換を行って、所
    定のデータを検出する受信・検出手段と、前記信号を送
    信する複数の送信機の個体識別コードを記憶するところ
    の複数の記憶エリアを有するメモリ手段とを備え、前記
    信号が該メモリ手段に記憶している送信機の個体識別コ
    ードを含む場合に、接続された外部の装置を、前記所定
    のデータに応じて制御する送信機であって、 前記メモリ手段の複数の記憶エリアに、同一の個体識別
    コードが複数記憶された際、その記憶エリアの何れか1
    つを有効とする設定手段を備えることを特徴とする受信
    機。
  2. 【請求項2】 前記受信・検出手段は、前記所定のデー
    タを検出する際、前記設定手段により設定された有効な
    記憶エリアの個体識別コードだけを参照することを特徴
    とする請求項1記載の受信機。
  3. 【請求項3】 前記所定のデータには、少なくとも前記
    個体識別コードと前記メモリ手段に記憶している送信機
    の送信回数とが含まれており、前記メモリ手段のそれぞ
    れの記憶エリアに、該送信回数と前記個体識別コードと
    を、前記信号を送信する送信機毎に記憶することを特徴
    とする請求項2記載の受信機。
  4. 【請求項4】 前記受信・検出手段は、前記メモリ手段
    に記憶している前記送信回数及び個体識別コードに基づ
    いて、前記信号が正規の受信信号か否かを検出すること
    を特徴とする請求項3記載の受信機。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、前記複数の記憶エリア
    の有効・無効をフラグにより設定することを特徴とする
    請求項1記載の受信機。
  6. 【請求項6】 前記受信機は、車両のキーレスエントリ
    システムにおける受信機であって、その車両のドアの施
    錠・解錠を制御することを特徴とする請求項1乃至請求
    項5の何れかに記載の受信機。
JP7593997A 1997-03-27 1997-03-27 受信機 Pending JPH10271021A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178323A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 マツダ株式会社 車両制御装置及び車両用パスワード設定方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178323A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 マツダ株式会社 車両制御装置及び車両用パスワード設定方法

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