JPH10270828A - プリント基板の表面処理用保持治具 - Google Patents

プリント基板の表面処理用保持治具

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JPH10270828A
JPH10270828A JP8745797A JP8745797A JPH10270828A JP H10270828 A JPH10270828 A JP H10270828A JP 8745797 A JP8745797 A JP 8745797A JP 8745797 A JP8745797 A JP 8745797A JP H10270828 A JPH10270828 A JP H10270828A
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JP
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printed circuit
circuit board
frame
elastic bodies
frame body
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JP8745797A
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Tadayuki Suzuki
忠行 鈴木
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Toshiba Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄く反りやすいプリント基板を安定して保持
することのできるプリント基板の表面処理用保持治具の
提供にある。 【解決手段】 複数の平行するプリント基板(P) に直交
する面を形成する第1の枠体(1) と、上記第1の枠体の
面上に互いに間隔を設けて配置されるとともに耐薬品性
に優れた複数の弾性体(3) とを具備し、図1(a)のよ
うに、隣接弾性体の上記間隔にプリント基板(P) を装着
した後、図1(b)のように、第1の枠体(1) を弾性体
(3) に押し当て、押し当てられ変形して上記間隔を閉ざ
した隣接弾性体(3) が、上記プリント基板(P) を保持す
ることを特徴とするプリント基板の表面処理用保持治具
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板の表
面処理工程で用いられるラック等においてプリント基板
を保持するプリント基板の表面処理用保持治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の製造過程における銅やハ
ンダ等のメッキ処理、レジスト処理後の現像、レジスト
剥離、エッチング、黒化処理等の一連の表面処理工程に
おいては、まとまった数のプリント基板をラック等に収
容し、このラックごとプリント基板を各処理プロセスに
搬送して各表面処理を行っている。
【0003】プリント基板を保持するための治具として
は、プリント基板をより安定に保持ができ、そのうえ、
プリント基板の着脱が容易なものであることが望まれ
る。
【0004】しかしながら、近年では、従来の技術では
保持が困難なプリント基板も開発され、そのようなプリ
ント基板の処理においてはラックから脱落したり、隣接
するプリント基板どうしが接触したりして、表面処理を
良好に行うことができない事態が発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のプリ
ント基板の表面処理用治具では、薄く反りやすいプリン
ト基板等を安定して保持することができず、また、プリ
ント基板の装着作業を効率よく行うことができないとい
う問題があった。
【0006】本発明の目的は、このような課題を解決す
るためのもので、薄く反りやすいプリント基板を安定し
て保持することのできるプリント基板の表面処理用保持
治具の提供にある。
【0007】また、本発明の別の目的は、従来のプリン
ト基板の表面処理用ラックにおいてても、薄く反りやす
いプリント基板の表面処理を行うことができる補助用保
持治具の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプリント基板表面処理治具は、請求項1に
記載されるように、プリント基板に直交する面を形成す
る枠体と、その枠体に押し当てられてプリント基板を保
持する複数の弾性体とから構成され、隣接する弾性体
は、通常一定の間隔を保ち、プリント基板を挟む時は、
枠体に押し当て、間隔をなくし、プリント基板を保持す
る。
【0009】すなわち、請求項1の発明は、複数の平行
するプリント基板に直交する面を形成する第1の枠体
と、上記第1の枠体の面上に互いに間隔を設けて配置さ
れるとともに耐薬品性に優れた複数の弾性体とを具備
し、隣接弾性体の上記間隔にプリント基板を装着した
後、第1の枠体を弾性体に押し当て、押し当てられ変形
して上記間隔を閉ざした隣接弾性体が、上記プリント基
板を保持することを特徴とするプリント基板の表面処理
用保持治具である。
【0010】請求項1の表面処理用治具によれば、プリ
ント基板は、厚さや反りに関わらず、一定の間隔を保っ
て保持姿勢が保たれる。
【0011】また、請求項2のように、簡単な機構の第
2の枠体を組み込めば、ワンタッチで保持部の開閉が行
える。
【0012】すなわち、請求項2の発明は、複数の平行
するプリント基板に直交する面を形成する第1の枠体
と、上記第1の枠体の面上に互いに間隔を設けて配置さ
れるとともに耐薬品性に優れた複数の弾性体と、上記弾
性体をそれぞれ軸に挿通して保持する第2の枠体と、第
1の枠体を附勢するために上記第1及び第2の枠体の間
に設けたバネ材とを具備し、隣接弾性体の上記間隔にプ
リント基板を装着した後、バネ材の附勢により第1の枠
体を弾性体に押し当て、押し当てられ変形して上記間隔
を閉ざした隣接弾性体が、上記プリント基板を保持する
ことを特徴とするプリント基板の表面処理用保持治具で
ある。
【0013】さらに、このユニットを現行のラックや治
具に組み込めば、上下左右各方向からの保持が可能にな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。
【0015】図1(a )は、実施例に係る表面処理用治
具がプリント基板を保持する前の装着状態を説明する概
略図、図1(b )はプリント基板の保持状態を説明する
概略図である。
【0016】図1(a )において、1は第1の枠体、2
は第2の枠体、3は弾性体、4は弾性体3に挿通される
とともに該弾性体3を保持するように第2の枠体2に固
定された軸、5は第1の枠体と第2の枠体の間の軸4に
装着されたバネ材である。複数のプリント基板Pは、枠
体に対して直交するように、基板端面がそれぞれ隣接す
る弾性体3の間に装着され、その後、図1(b )に示さ
れるように、バネ材5が第1の枠体1を附勢して弾性体
3は第1の枠体1により押し潰され、その弾力を用いて
プリント基板Pを傷つけることなく、しかも、瞬時に全
プリント基板の端面を確実に保持する。
【0017】さらに、図2のように、従来のラック7等
のプリント基板表面処理用治具の追加治具として本発明
の表面処理治具8を用いれば、プリント基板のより安定
した表面処理が行える。この場合、上部のみならず側面
や下部にも本発明の表面処理治具を設けることにより、
全方向からの支持が可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリント
基板の表面処理用治具によれば、プリント基板の端部を
プリント基板の厚さに関わらず保持でき、これにより、
表面処理時に外圧をうけてプリント基板が反っても、保
持姿勢がほぼ一定に保たれるので、プリント基板が脱落
する危険が大幅に軽減され、薄く反りやすいプリント基
板等でも安定して保持することができる。
【0019】また、本発明によれば、バネ機構を用いる
ことで、複数のプリント基板を同時に着脱することがで
き、しかも確実に保持することができる。
【0020】さらに、本発明によれば、従来のラック等
のプリント基板表面処理用治具の追加治具として用いれ
ば、プリント基板の側面および下面を保持した状態で、
上部を保持することができる。しかも、保持状態に移行
するとき、隣接する弾性体は機構上プリント基板に張力
をかける方向の作用があるので、プリント基板の保持状
態はさらに良好になる。側面や底面にこの治具を設置で
きる空間を設ければ、プリント基板が処理できないこと
は皆無になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a )は、本発明の実施態様である表面処
理治具のプリント基板装着状態を示す説明図、図1(b
)は、プリント基板保持状態を示す説明図である。
【図2】図2は、本発明の表面処理治具を従来のラック
に組み込んだ斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の枠体 2 第2の枠体 3 弾性体 4 軸 5 バネ材 7 ラック 8 本発明の表面処理治具 P プリント基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の平行するプリント基板に直交する
    面を形成する第1の枠体と、上記第1の枠体の面上に互
    いに間隔を設けて配置されるとともに耐薬品性に優れた
    複数の弾性体とを具備し、隣接弾性体の上記間隔にプリ
    ント基板を装着した後、第1の枠体を弾性体に押し当
    て、押し当てられ変形して上記間隔を閉ざした隣接弾性
    体が、上記プリント基板を保持することを特徴とするプ
    リント基板の表面処理用保持治具。
  2. 【請求項2】 複数の平行するプリント基板に直交する
    面を形成する第1の枠体と、上記第1の枠体の面上に互
    いに間隔を設けて配置されるとともに耐薬品性に優れた
    複数の弾性体と、上記弾性体をそれぞれ軸に挿通して保
    持する第2の枠体と、第1の枠体を附勢するために上記
    第1及び第2の枠体の間に設けたバネ材とを具備し、隣
    接弾性体の上記間隔にプリント基板を装着した後、バネ
    材の附勢により第1の枠体を弾性体に押し当て、押し当
    てられ変形して上記間隔を閉ざした隣接弾性体が、上記
    プリント基板を保持することを特徴とするプリント基板
    の表面処理用保持治具。
  3. 【請求項3】 構成部材をラックに組み込み、上記ラッ
    クに平行して収容された複数のプリント基板を保持でき
    るようにする請求項1又は請求項2記載のプリント基板
    の表面処理用保持治具。
JP8745797A 1997-03-21 1997-03-21 プリント基板の表面処理用保持治具 Expired - Lifetime JP2875796B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006141742A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機における基板取り付け部材
KR101135197B1 (ko) * 2009-10-09 2012-04-16 박경이 도금용 바스켓장치
KR101332344B1 (ko) * 2012-02-28 2013-11-26 주식회사 동원하이텍 대형 펠리클 프레임 아노다이징 지그
KR101407029B1 (ko) * 2012-08-23 2014-06-12 삼성전기주식회사 도금용 바스켓 장치 및 기판 도금 방법
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KR20190107992A (ko) * 2018-03-13 2019-09-23 김상진 피막처리물을 거치하기 위한 캐리어바의 반송시스템 및 그 방법

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