JPH10270379A - レーザー照射装置およびレーザー照射方法 - Google Patents
レーザー照射装置およびレーザー照射方法Info
- Publication number
- JPH10270379A JPH10270379A JP9094605A JP9460597A JPH10270379A JP H10270379 A JPH10270379 A JP H10270379A JP 9094605 A JP9094605 A JP 9094605A JP 9460597 A JP9460597 A JP 9460597A JP H10270379 A JPH10270379 A JP H10270379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser beam
- cylindrical lens
- laser
- parallelogram
- linear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/09—Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
- G02B27/0938—Using specific optical elements
- G02B27/095—Refractive optical elements
- G02B27/0955—Lenses
- G02B27/0961—Lens arrays
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/02—Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
- B23K26/06—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
- B23K26/0604—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/02—Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
- B23K26/06—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
- B23K26/073—Shaping the laser spot
- B23K26/0732—Shaping the laser spot into a rectangular shape
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/09—Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/09—Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
- G02B27/0905—Dividing and/or superposing multiple light beams
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/09—Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
- G02B27/0938—Using specific optical elements
- G02B27/095—Refractive optical elements
- G02B27/0955—Lenses
- G02B27/0966—Cylindrical lenses
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B3/00—Simple or compound lenses
- G02B3/0006—Arrays
- G02B3/0037—Arrays characterized by the distribution or form of lenses
- G02B3/005—Arrays characterized by the distribution or form of lenses arranged along a single direction only, e.g. lenticular sheets
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B3/00—Simple or compound lenses
- G02B3/0006—Arrays
- G02B3/0037—Arrays characterized by the distribution or form of lenses
- G02B3/0062—Stacked lens arrays, i.e. refractive surfaces arranged in at least two planes, without structurally separate optical elements in-between
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/40—Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
- H01S5/4025—Array arrangements, e.g. constituted by discrete laser diodes or laser bar
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/40—Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
- H01S5/4012—Beam combining, e.g. by the use of fibres, gratings, polarisers, prisms
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
合における照射ムラを解消する。 【解決手段】 線状にビーム加工されたレーザービーム
をその幅方向に走査して照射する場合において、光学系
の配置される多シリンドリカルレンズを角度Xが90°
でなり平行四辺形とする。こうすることにより、光学干
渉による強弱のピークが重なることを抑制し、線状ビー
ムの長手方向に発生する島状の照射ムラを緩和すること
ができる。
Description
照射を行う技術に関する。例えば、レーザー光の照射に
よる半導体膜のアニール等を行う技術に関する。
た非晶質半導体膜や結晶性半導体膜(単結晶でない、多
結晶、微結晶等の結晶性を有する半導体膜)、すなわ
ち、非単結晶珪素膜に対し、レーザーアニールを施し
て、結晶化させたり、結晶性を向上させる技術が、広く
研究されている。上記半導体膜には、珪素膜がよく用い
られる。ガラス基板は、従来よく使用されてきた石英基
板と比較し、安価で加工性に富んでおり、大面積基板を
容易に作成できる利点を持っている。これが上記研究が
行われる理由である。また、結晶化に好んでレーザーが
使用されるのは、ガラス基板の融点が低いからである。
レーザーは基板の温度をあまり変えずに非単結晶膜にの
み高いエネルギーを与えることができる。
性珪素膜は、高い移動度を有するため、この結晶性珪素
膜を用いて薄膜トランジスタ(TFT)を形成し、例え
ば、一枚のガラス基板上に、画素駆動用と駆動回路用の
TFTを作製する、モノリシック型の液晶電気光学装置
等に盛んに利用されている。一般に結晶性珪素膜は多く
の結晶粒からできているため、多結晶珪素膜、あるいは
多結晶半導体膜と呼ばれる。
のパルスレーザービームを、被照射面において、数cm
角の四角いスポットや、数ミリ幅×数10cmの線状と
なるように光学系にて加工し、レーザービームを走査さ
せて(レーザービームの照射位置を被照射面に対し相対
的に移動させて)、レーザーアニールを行う方法が、量
産性が良く、工業的に優れているため、好んで使用され
る。
後左右の走査が必要なスポット状のレーザービームを用
いた場合とは異なり、線状レーザーの線方向に直角な方
向だけの走査で被照射面全体にレーザー照射を行うこと
ができるため、高い量産性が得られる。線方向に直角な
方向に走査するのは、それが最も効率のよい走査方向で
あるからである。この高い量産性により、現在レーザー
アニールには線状レーザービームを使用することが主流
になりつつある。
パルスレーザービームを走査させて、非単結晶半導体膜
に対してレーザーアニールを施すに際し、いくつかの問
題が生じている。その中でも特に深刻な問題の1つはレ
ーザーアニールが膜面全体に一様に為されないことにあ
った。線状レーザーが使われ始めた頃は、ビームとビー
ムの重なりの部分で縞ができてしまう現象が目立ち、こ
れらの縞の一本一本で膜の半導体特性が著しく異なって
いた。(図1a 参照。)
プレイを作成した場合、この縞が画面にそのまま出てし
まう不都合が生じた。この問題は、レーザーの照射対象
である非単結晶半導体膜 の改良や、線状レーザーの走
査ピッチ(隣り合う線状レーザービームの間隔。)を細
かくすることで、改善されつつある。本発明人の実験に
よると、走査のピッチは線状レーザービームのビーム巾
の10分の1前後が適当であった。
今度はビーム自身のエネルギー分布の不均一が目立つよ
うになってきた。一般に線状レーザービームを形成する
場合、元が長方形状のビームを適当なレンズ群に通して
線状に加工する。前記長方形状のビームはアスペクト比
が2から5程度であるが、例えば、図2、に示したレン
ズ群(これをビームホモジェナイザーと呼ぶ。)によ
り、アスペクト比100以上の線状ビームに変形され
る。その際、エネルギーのビーム内分布も同時に均質化
されるように、上記レンズ群は設計されている。エネル
ギー分布を一様化する方法は、元の長方形のビームを分
割後、各々拡大し重ね合わせて均質化するものである。
ムは、一見、分割が細かければ細かいほどエネルギーの
分布が均質になるように思える。しかしながら、実際に
このビームを半導体膜に照射すると分割の細かさにかか
わらず、図1 b 、に見られるような縞模様が膜にでき
てしまった。この縞模様は線状レーザービームの長手方
向に直交する様に無数に形成された。このような縞模様
の形成は、元の長方形ビームのエネルギー分布が縞状で
あることに起因するか、レンズ群に起因するかのいずれ
かである。
るのか、突き止めるべく簡単な実験を行った。本実験は
該レンズ群に長方形状のレーザービームが入射する前に
該レーザービームを回転させることにより上記縦縞がど
う変化するかを調べるものである。結果は全く変化しな
かった。よって、本縞模様の形成に関与しているものは
元の長方形ビームではなく、レンズ群であることが判明
した。本レンズ群は単一波長の位相の揃ったビーム(レ
ーザーは位相を揃えて強度を得るものであるから、レー
ザー光の位相は揃っている。)を分割再結合させること
により均質化を図るものであるから、該縞は光の干渉縞
であると説明できる。
路差をもって重なりあった場合の位相のずれにより、光
を強めあったり、弱めあったりする現象である。図3に
5つのスリット301を等間隔に開けた場合の干渉縞の
様子を光の強度Iを使って示した。
る場合、該スリット群の中央Aに干渉のピークがきて、
そのピークを中心にして干渉縞が形成される。これを図
4に示したシリンドリカルレンズ群401とシリンドリ
カルレンズ402とに当てはめて考える(図4は図2の
シリンドリカルレンズ群203とシリンドリカルレンズ
205に対応。)と線状ビームの中央Aは、上記スリッ
ト群の中央の部分Aに対応し、ここに干渉のピークがで
きる。該シリンドリカルレンズ群401によるビームの
分割数が、スリットの数に対応している。
強弱が周期的に形成され、図の点B,Cに到る。実際のレ
ーザーによる干渉縞はこのようにはっきりとした強弱を
示さないが、これは半導体膜中で熱伝導によるエネルギ
ーの分散が起こっているためと推測される。
レンズ群202とシリンドリカルレンズ204との組合
せは、シリンドリカルレンズ群203とシリンドリカル
レンズ205との組合せと全く同様の作用をレーザービ
ームに与えるものであるから、線状レーザービーム内の
ビーム巾方向にも同様の光干渉が起きていることがわか
る。
うな光学系から形成される線状レーザービーム601
は、そのビーム内に、格子状に干渉のピーク602(丸
印で表記)を分布させることが分かった。このことは、
図3の光干渉を2次元に拡張して考えると容易に理解で
きる。干渉のピークの間隔は、一様とはならない。なぜ
ならば、該線状ビームは球面波を線状に合成しているか
らである。(球面波を直線で切ると、同位相同士の間隔
は一定でないので。)
らば、平面波を線状に合成すればよい。(平面波を斜め
に直線で切ると、同位相同士の間隔は一定となるの
で。)このような光波を形成する光学系を図5に示す。
ビーム入射側のシリンドリカルレンズ群501が分割し
たレーザービームが、後続のシリンドリカルレンズ50
2により平行光線に加工されることである。このような
光学系は図4の前方のシリンドリカルレンズ群401と
後方のシリンドリカルレンズ402との間の距離を適当
に選ぶことにより簡単に得られる。
501で分割されたどのビームもシリンドリカルレンズ
502により平面波に加工される。本光学系により加工
されたビームを使用すると該縦縞の間隔は一定となっ
た。
ーム内に格子状に干渉のピークを分布させる。よって、
その格子に沿って線状レーザービームを重ねつつ走査さ
せる(本走査方向は線状レーザービームの線方向と直交
する。)と、ビーム内の干渉の強度の強いもしくは弱い
光が、繰り返し被照射物の同一箇所に照射されてしま
う。その結果、ビームの走査方向に沿って、強い光によ
る縞もしくは弱い光による縞が形成される。
直角な方向に分布する光干渉のピークが線状レーザーを
ビーム巾より十分細かいピッチで重ね合わせることによ
り強調されできるものである。線状レーザーに垂直に交
差する縞が形成される様子は図7に示した。線状レーザ
ービーム701はその線方向に光干渉に起因する周期的
エネルギーの強弱が見られる。(すでに述べたように線
状レーザービームは、その巾方向にも光干渉による周期
的エネルギーの強弱が見られるが、本発明にあまり影響
しない。)これらを図7に示すように重ね合わせると縞
が強調されてしまう。
状レーザービームを図8のように斜めに重ね合わせると
大変効果的であった。
同じ場所に何度も当たらないで、基板全体に一様に分布
させることができるからである。しかしながら、図8の
ような処理方法では、レーザービームの長さを最大限に
利用できない。以上の様な考察から、本発明人は以下の
結論に達した。
11、に示した平行四辺形状のものに変えることによ
り、線状レーザービーム内に形成される干渉のピークの
分布(図6参照。)を、図12、のような分布に変え
る。図11、に示したレンズ群の1つ1つは、放物面と
直線とで形成されるレンズの形(あるいは或特定の波長
をもつ2次元空間の平行光線を一点に集めることの出来
るレンズの断面形状)1101を斜めに引き延ばした物
である。
交している。図12、の様なエネルギー分布を持つ線状
レーザービーム1201を、線状ビームの線方向に直角
な方向(処理効率が最大の方向)に重ね合わせると、図
13、の様に重なり合うので、干渉のピークが何度も重
なり合うことがない。よって、線状ビーム内の光干渉の
ピークが半導体膜で強調されることがなく、縞模様がほ
とんど見えなくなる。本方法の利点は、図8の方法と比
較して、線状レーザーの処理効率を最大にできることに
ある。
図12の様な光干渉の分布が得られることは、平行四辺
形のユニットを持つ格子状のピンホール1401が形成
する光干渉の様子1402をレーザービームに当てはめ
て考えれば容易に理解できる。
渉の分布を持つレーザービームを作ることができる。例
えば、シリンドリカルレンズ群202を、図11、に示
した様なレンズ群に変更すると図15、に示すような光
干渉の分布が得られる。このような光干渉分布は、本発
明には有効でない。なぜならば、光干渉のピークが線状
レーザービームの線方向に直角な方向に並んでいるから
である。
とを直交させないで平行四辺形状レンズを作製しても線
状レーザービームを形成することが可能であるが、この
場合干渉のピークの配置の規則性が本発明にあまり適さ
ないものとなる。しなしながら、従来のレンズ群を使用
するよりは、形成される縞の数ははるかに少ないものと
なる。
リカルレンズ群の側面を形成する平行四辺形の内角の角
度は、線状レーザービームの線方向に分布する干渉のピ
ークの間隔と、ビーム幅とにより決定される。斜めにす
る角度の鋭角の方の値は、89度から30度程度でよか
った。好ましくは、87度から45度程度が適当であっ
た。
た場合、干渉のピークにあたるビームが1度だけ照射さ
れるもしくは1度も照射されないような角度に設定され
たものである。なお、上記の干渉のピークにあたるビー
ムが一度だけ照射される点は基板面内でできるだけ一様
に分布させた方がよい。
11の光学系にも適用できるので、図5に準じたレンズ
配置を採ることは、一様性の向上に寄与する。干渉のピ
ークの間隔が一定となるからである。
0.5 mm程度で一様に分布し、ビーム幅が0.4 mmの場
合、tanX=0.8で定義される角度Xを上記角度に決定すれ
ばよい。上記のものよりビーム幅の広い長方形状のビー
ムを上記線状ビームと同様の手段により形成し、レーザ
ーアニールに使用する場合は、ビーム幅が線状のものと
比較し広いので、角度Xを小さくできる。具体的には、
ビーム幅が5mm程度で干渉のピークの間隔が0.5 mm
程度の場合、tanX=0.1で定義される角度Xが適当であっ
た。
完全に理想的なビームが形成された場合に決定されるも
ので、実際には光学系を構成するレンズ群の配置の微妙
なズレや、レンズ自体の精度、レーザー光の波長等々に
より若干その最適値は前後する。
ので、図8のように走査方向を調整することにより、よ
り縞消しの効果が上がる。ただしこの場合の走査角度の
変更は、図8の角度と比較しほんの僅かでよい。具体的
には、線状レーザーの走査方向と線状レーザービームの
幅方向とのなす角度yを、|tan y|≦0.1 の範囲で変
化させれば、より縞消しの効果があがる角度が見つか
る。
クが基板全体に一様に分散化される目的で決定されたも
のであるが、実際に基板を照射すると、僅かな角度(1
度程度)から効果があった。これは、該シリンドリカル
レンズの角度Xを少し直角からずらすだけで、基板の或
る一点に干渉のピークが何度も当たることを防ぐことが
出来るからである。しかしながら、やはり、干渉のピー
クは基板全体に一様に当たる方がよりレーザーアニール
効果の基板面内均質性があがる。
リンドリカルレンズ群202とシリンドリカルレンズ2
04がなくてもその効果があった。(線状に収束させる
レンズはシリンドリカルレンズ207の1つだけでもよ
い。)前記シリンドリカルレンズ群202はビームを線
状レーザービームの幅方向に分割する役割を果たしてお
り、シリンドリカルレンズ204は該分割されたレーザ
ー光を再結合させるものである。この両者は該線状レー
ザービームの幅方向の均質性をより良くするためのもの
であるから、これらがなくても効果があることは当然で
ある。
行四辺形状のシリンドリカルレンズ群と、シリンドリカ
ルレンズとから構成されるビームホモジェナイザーであ
る。
い。本発明第一記載の平行四辺形の内角の1つは89度
から30度の範囲であると、線状レーザービームの加工
に適したものとなる。本発明第一記載の平行四辺形の内
角の1つは87度から45度の範囲であると、より線状
レーザービームの加工に適したものとなる。
れるレンズの形(あるいは或特定の波長をもつ2次元空
間の平行光線を一点に集めることの出来るレンズの形)
を斜めに平行移動させることにより形成される平行四辺
形状の形を持つシリンドリカルレンズ群と、他のシリン
ドリカルレンズとから構成されることを特徴とするビー
ムホモジェナイザーである。
れるレンズの形(あるいは或特定の波長をもつ2次元空
間の平行光線を一点に集めることの出来るレンズの形)
を斜めに平行移動させることにより形成される平行四辺
形状の形を持ちかつ、前記レンズの形と前記平行四辺形
とが直交しているシリンドリカルレンズ群と、他のシリ
ンドリカルレンズとから構成されることを特徴とするビ
ームホモジェナイザーである。
い。本発明第三記載の平行四辺形の内角の1つは89度
から30度の範囲であると、線状レーザービームの加工
に適したものとなる。本発明第三記載の平行四辺形の内
角の1つは87度から45度の範囲であると、より線状
レーザービームの加工に適したものとなる。
の方向に平行移動させることにより形成される形状を有
するシリンドリカルレンズを複数組み合わせたシリンド
リカルレンズ群を有し、前記シリンドリカルレンズ群
は、レーザー光の光路に挿入されており、前記断面形状
は、或特定の波長をもつ2次元空間の平行光線を一点に
集めることの出来る形状であり、前記シリンドリカルレ
ンズの焦点の集合で形成される線は、前記レーザー光の
光路に垂直な平面に含まれ、かつ前記断面形状を含む平
面に垂直でないことを特徴とする。
次元空間の平行光線を一点に集めることの出来る形状と
は、光学的な形状として定義される。
を所定の方向に平行移動させることにより形成される形
状を有する複数のシリンドリカルレンズを組み合わせた
シリンドリカルレンズ群を有し、前記シリンドリカルレ
ンズ群は、レーザー光の光路に挿入されており、前記断
面形状は、或特定の波長をもつ2次元空間の平行光線を
一点に集めることの出来る形状であり、前記シリンドリ
カルレンズの焦点の集合で形成される線は、前記レーザ
ー光の光路に垂直な平面に含まれ、かつ前記断面形状を
含む平面に垂直でなく、前記複数のシリンドリカルレン
ズの焦点の集合で形成される線のそれぞれは、互いに平
行であることを特徴とする。
レンズの焦点の集合で形成される線と断面形状を含む面
とがなす角度は89°〜30°であることを特徴とす
る。また、シリンドリカルレンズの焦点の集合で形成さ
れる線と断面形状を含む面とがなす角度は87°〜45
°であることを特徴とする。
段と、前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工
形状である線状レーザービームの線方向のエネルギー分
布を均一化させる役割を果たす上記説明の平行四辺形状
のシリンドリカルレンズ群とシリンドリカルレンズとか
ら構成されるビームホモジェナイザーと、該レーザービ
ームを線状に収束させるシリンドリカルレンズと、一方
向に動く移動テーブルと、から構成されることを特徴と
するレーザーアニール装置である。
段と、前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工
形状である線状レーザービームの線方向のエネルギー分
布を均一化させる役割を果たす上記説明の平行四辺形状
のシリンドリカルレンズ群とシリンドリカルレンズとか
ら構成されるビームホモジェナイザーと、該レーザービ
ームを分割後再結合させることにより線状に収束させる
役割を果たすシリンドリカルレンズ群とシリンドリカル
レンズとから構成されるビームホモジェナイザーと、一
方向に動く移動テーブルと、から構成されることを特徴
とするレーザーアニール装置である。
段と、前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工
形状である線状レーザービームの線方向のエネルギー分
布を均一化させる役割を果たす上記説明の平行四辺形状
のシリンドリカルレンズ群とシリンドリカルレンズとか
ら構成されるビームホモジェナイザーと、該レーザービ
ームを線状に収束させるシリンドリカルレンズと、移動
方向が可変である移動テーブルと、から構成されること
を特徴とするレーザーアニール装置である。
段と、前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工
形状である線状レーザービームの線方向のエネルギー分
布を均一化させる役割を果たす上記説明の平行四辺形状
のシリンドリカルレンズ群とシリンドリカルレンズとか
ら構成されるビームホモジェナイザーと、該レーザービ
ームを分割後再結合させることにより線状に収束させる
役割を果たすシリンドリカルレンズ群とシリンドリカル
レンズとから構成されるビームホモジェナイザーと、移
動方向が可変である移動テーブルと、から構成されるこ
とを特徴とするレーザーアニール装置である。
に対して線状のレーザー光を走査しつつ照射する工程
で、レーザービームを、上記発明の平行四辺形状ビーム
ホモジェナイザーを含む光学系によりレーザービームの
エネルギー分布を均質化しつつ線状レーザービームに加
工する工程と、該線状レーザービームを、該ビームの線
方向と直交しかつ該線状レーザービームが形成する平面
を含む方向に走査させながらレーザー処理する工程とを
特徴とする半導体デバイスのレーザー処理方法である。
に対して線状のレーザー光を走査しつつ照射する工程
で、レーザービームを、上記発明の平行四辺形状ビーム
ホモジェナイザーを含む光学系によりレーザービームの
エネルギー分布を均質化しつつ線状レーザービームに加
工する工程と、該線状レーザービームを、該ビームの線
方向と直交しかつ該線状レーザービームが形成する面を
含む方向より該平面内で角度yだけずれた方向に走査さ
せながらレーザー処理する工程とを特徴とし、前記角度
yは|tan y|≦0.1の範囲である、半導体デバイスの
レーザー処理方法である。
分割後再構成し線状に加工されたレーザービームを使用
してレーザーアニールを施し結晶化また結晶性を向上さ
せるに際し、該線状レーザービーム内に形成される光干
渉によるエネルギーの周期的不均一を、前記非単結晶半
導体膜に反映させないものである。
ズ群により形成される線状レーザービームのエネルギー
は、その線方向にエネルギーの強弱の周期的繰り返しが
見られる。
ザービームを、半導体膜に対し、線状レーザーの線方向
に直角な方向に重ねながら走査し照射すると、線状レー
ザービーム内のエネルギーの分布が該膜内で強調されて
しまう。
ムホモジェナイザーを使って線状レーザービーム内の干
渉の分布を従来のものより変化させることにより、該ビ
ーム内のエネルギーの最大の部分または最少の部分が繰
り返し半導体膜の同じ部分に当たらないようにする。こ
のようにすれば、線状レーザービーム内のエネルギー分
布が半導体膜内で分散化されて、より一様にレーザーア
ニールを行うことができる。
される膜の作製方法を示す。レーザー照射される膜は、
本明細書中で3種類である。いずれの膜に対しても、本
発明は効果的である。
127mm角のコーニング1737上に、下地膜として
の酸化珪素膜が2000Å、その上に非晶質珪素膜が、
500Å、共にプラズマCVD法にて、連続的に成膜さ
れる。該膜を今後、出発膜と呼ぶ。
熱浴に1時間さらす。本工程は非晶質珪素膜中の水素濃
度を減らすための工程である。膜中の水素が多すぎると
膜がレーザーエネルギーに対して耐えきれないので本工
程をいれた。
cm3オーダーが適当であった。この膜を非単結晶珪素膜
Aと呼ぶ。
ケル水溶液が、スピンコート法により、出発膜上に塗布
され、酢酸ニッケル層が形成される。酢酸ニッケル水溶
液には、界面活性剤を添加するとより好ましい。酢酸ニ
ッケル層は、極めて薄いので、膜状となっているとは限
らないが、以後の工程において問題はない。
基板に、600℃で4時間の熱アニールが施され、非晶
質珪素膜が結晶化し、非単結晶珪素膜である結晶性珪素
膜Bが形成される。
成長の核の役割を果たし、結晶化を促進させる。600
℃、4時間という低温、短時間で結晶化を行うことがで
きるのは、ニッケルの機能による。詳細については、特
開平6−244104号に記載されている。
子/cm3 であると好ましい。1×1019原子/cm3
以上の高濃度では、結晶性珪素膜に金属的性質が現れ、
半導体としての特性が消滅する。本実施例において、結
晶性珪素膜中の触媒元素の濃度は、膜中のおける最小値
で、1×1017〜5×1018原子/cm3 である。これ
らの値は、2次イオン質量分析法(SIMS)により分
析、測定したものである。
酸化珪素膜を700Å成膜する。成膜方法はプラズマC
VD法を用いた。次に該酸化珪素膜の一部をフォトリソ
パターニング工程によって完全に開孔する。さらに、該
開孔部に薄い酸化膜を形成するために酸素雰囲気中でUV
光を5分間照射する。この薄い酸化膜は、後に導入する
ニッケル水溶液に対する上記開孔部の濡れ性改善のため
に形成されるものである。
ピンコート法により、該膜上に塗布され、酢酸ニッケル
が上記開孔部分に入る。酢酸ニッケル水溶液には、界面
活性剤を添加するとより好ましい。
され、ニッケル導入部分から横方向に結晶が成長してゆ
く。このとき、ニッケルが果たす役割は膜Bと同様のも
のである。今回の条件では横成長量として40μm程度
が得られた。このようにして非晶質珪素膜が結晶化し、
非単結晶珪素膜である結晶性珪素膜Cが形成される。そ
の後、結晶性珪素膜上の酸化珪素膜をバッファーフッ酸
を用い剥離除去する。
A、B、Cを結晶化させる、あるいは、結晶性をさらに
高めるために、エキシマレーザーを用いてレーザーアニ
ールを行う。
テムを示す。図9は、レーザー照射システムの概観であ
る。
レーザー発振装置201から照射され、光学系901に
より断面形状が線状に加工されたパルスレーザービーム
を、ミラー206で反射させ、シリンドリカルレンズ2
07にて集光されつつ、被処理基板902に照射される
機能を有している。光学系901、ミラー206、及び
シリンドリカルレンズ207は図2に示した。ただし、
図2に示したレンズ群中、シリンドリカルレンズ群20
3は、平行四辺形状シリンドリカルレンズ群1101に
置き換えられている。該平行四辺形状シリンドリカルレ
ンズ群1101の平行四辺形の内角の1つは80度とし
た。
に入射する前のビームのエネルギー不均質を分割後重ね
合わせることにより平均化しつつ、ビーム形状を線状に
加工することが出来るからである。本発明で使用する線
状レーザービームはすべて図2記載の光学系にて線状に
加工されている。図2と異なる光学系にて線状レーザー
ビームを加工してもよいが、該線状ビーム内のエネルギ
ー分布は図2記載のものに準じていなければならない。
図2のようなタイプのレンズ群の役割を以下に記述す
る。
はビームを縦横に分割する役割を果たしている。該分割
された光束をシリンドリカルレンズ204、205が1
領域、本発明では線状の形を成す領域に集める役割を果
たしている。本実施例では、元のビームを横に7分割、
縦に7分割しているので49分割されたビームを一つに
することにより、ビームのエネルギー分布を平均化して
いる。ビームの縦横の長さの比はレンズ群の構造上、可
変であるが、レンズの大きさ、焦点距離の組合せによ
り、造りやすいビーム形状は制限される。なお、本光学
系においてビームの長辺の長さを変えることはできな
い。
載の配置のレンズ群を用いても効果があった。なお、シ
リンドリカルレンズ群202、1101は凸レンズ群で
あるが、凹レンズ群もしくは、凹凸混合のレンズ群を用
いても本発明の本質になんら影響しない。あるいは、凸
レンズ群凹レンズ群ともに、レンズの大きさが異なって
いても良い。
01を、同一作用を持つ凹凸混合のレンズ群に置き換え
ると、例えば図22に示すもののようになる。ただし、
凹凸混合レンズ群に代表されるような、互いに合同でな
いレンズ群を使用する場合は、それらのレンズで加工さ
れる平行光線の、加工後の拡がりの角度が同じであるレ
ンズ群で構成されなければならない。さもなければ、分
割したビームが再結合されるとき、個々のビームが異な
る大きさや形で重なり合い、ビームの輪郭が不明瞭とな
る。
eClエキシマレーザー(波長308nm)を発振する
ものを用いる。他に、KrFエキシマレーザー(波長2
48nm)等を用いてもよい。
れる。そして、台903は、移動機構1007によっ
て、線状レーザービームの線方向に対して
を含む。)に真っ直ぐに移動され、被処理基板902上
面に対しレーザービームを走査しながら照射することを
可能とする。
アンロード室1005に、被処理基板902が多数枚、
例えば20枚収納されたカセット1003が配置され
る。ロボットアーム1005により、カセット1003
から一枚の基板がアライメント室に移動される。
902とロボットアーム1004との位置関係を修正す
るための、アライメント機構が配置されている。アライ
メント室1002は、ロード/アンロード室1005と
接続されている。
基板搬送室1001に運ばれ、さらにロボットアーム1
004によって、レーザー照射室1006に移送され
る。図9において、被処理基板902上に照射される線
状レーザービームは、幅0.4mm×長さ135mmと
する。
れている。被照射面におけるレーザービームのエネルギ
ー密度は、100mJ/cm2 〜500mJ/cm2 の
範囲で、例えば300mJ/cm2 とする。台903を
1.2 mm/sで一方向に移動させながら行うことで、線
状レーザービームを走査させる。レーザーの発振周波数
は30Hzとし、被照射物の一点に注目すると、10シ
ョットのレーザービームが照射される。前記ショット数
は5ショットから50ショットの範囲で適当に選ぶ。
ロボットアーム1004によって基板搬送室1002に
引き戻される。被処理基板902は、ロボットアーム1
004によって、ロード/アンロード室1005に移送
され、カセット1003に収納される。
る。このようにして、上記工程を繰り返すことにより、
多数の基板に対して、連続的に一枚づつ処理できる。
から正方形状にいたるまでいずれのビーム形状を本発明
に使用しても本発明が特徴とする効果があった。
く消えない場合は、光学系の配置が適当でない為である
か、線状レーザービームの重ね合せの間隔が不適当か、
あるいは平行四辺形状シリンドリカルレンズ群1101
の角度Xが不適当であるかである。実際、光学系を設計
する段階で、干渉のピーク配置を計算し、いちいちその
条件に最適の角度を出していては、平行四辺形状シリン
ドリカルレンズ群はすべて、オーダーメイドで作成され
なければならない。これでは、該レンズ群が非常に高価
な物となってしまう。
の決定方法と、本発明の平行四辺形状シリンドリカルレ
ンズ群1101を組み合わせることで補うこととする。
1をふくむビームホモジェナイザーでできた干渉のピー
クの配置が図17A,B のようなものとなった場合、走査
方向変更装置904により基板の走査方向を微調整し、
図18A,B が示す走査方向を選択すれば、干渉のピーク
がより一様に基板に分散される。なお、図17、18は
誇張して傾斜を表現している。
光学系を用いて、非単結晶珪素膜A、B、Cを結晶化させ
る、あるいは、結晶性をさらに高めるために、エキシマ
レーザーを用いてレーザーアニールを行う。
ビームを横に分割する役割を果たしている。この分割さ
れた光束をシリンドリカルレンズ205が1領域に集め
る役割を果たしている。
することでビームのエネルギー分布を平均化している。
レーザービームを線状に集束させるレンズはシリンドリ
カルレンズ207である。理想的にはレーザー光を完全
な線に集束させることができるレンズだが、ここでは、
やや該シリンドリカルレンズ207の焦点を照射面から
わずかにずらし、ビーム幅0.3mmのビームを作っ
た。
トライプ状に形成される。なぜならば、本実施例はビー
ム幅方向の分割を行っていないからである。このような
干渉縞にたいしても、本発明である平行四辺形状シリン
ドリカルレンズ群が有効に作用することは言うまでもな
い。
て、線状ビームの走査方向側にある長辺を構成する輪郭
の直線性を高めるとより一様にレーザーアニールを行う
ことができた。線状レーザービームの走査方向にある側
のビームの長辺の直線性の方が、他の長辺の直線性より
も、レーザーアニールの一様性に寄与するところがはる
かに大きいことが経験的にわかっているので、レーザー
遮光板は1枚で十分である。しかしながら、レーザー発
振器から出されるレーザービームの形があまりにもいび
つな形状をしている場合は、スリットを用いて、レーザ
ービームを線状に整形しなければならない。
載の配置のレンズ群を用いても効果があった。なお、シ
リンドリカルレンズ群202、1101は凸レンズ群で
あるが、凹レンズ群もしくは、凹凸混合のレンズ群を用
いても本発明の本質になんら影響しない。詳細は実施例
1にて記載した。
eClエキシマレーザー(波長308nm)を発振する
ものを用いる。他に、KrFエキシマレーザー(波長2
48nm)等を用いてもよい。
れる。そして、台903は、移動機構1007によっ
て、線状レーザービームの線方向に対して直角方向(線
状レーザービームを含む平面を含む。)に真っ直ぐに移
動され、被処理基板902上面に対しレーザービームを
走査しながら照射することを可能とする。
アンロード室1005に、被処理基板902が多数枚、
例えば20枚収納されたカセット1003が配置され
る。ロボットアーム1005により、カセット1003
から一枚の基板がアライメント室に移動される。
902とロボットアーム1004との位置関係を修正す
るための、アライメント機構が配置されている。アライ
メント室1002は、ロード/アンロード室1005と
接続されている。
基板搬送室1001に運ばれ、さらにロボットアーム1
004によって、レーザー照射室1006に移送され
る。図9において、被処理基板902上に照射される線
状レーザービームは、幅0.4mm×長さ135mmと
する。本ビームは図5記載のレンズ配置で形成されてい
る。
ギー密度は、100mJ/cm2 〜500mJ/cm2
の範囲で、例えば300mJ/cm2 とする。台903
を1.2 mm/sで一方向に移動させながら行うことで、
線状レーザービームを走査させる。レーザーの発振周波
数は30Hzとし、被照射物の一点に注目すると、10
ショットのレーザービームが照射される。前記ショット
数は5ショットから50ショットの範囲で適当に選ぶ。
ロボットアーム1004によって基板搬送室1002に
引き戻される。
04によって、ロード/アンロード室1005に移送さ
れ、カセット1003に収納される。
る。このようにして、上記工程を繰り返すことにより、
多数の基板に対して、連続的に一枚づつ処理できる。
く消えない場合は、光学系の配置が適当でない為である
か、線状レーザービームの重ね合せの間隔が不適当か、
あるいは平行四辺形状シリンドリカルレンズ群1101
の角度Xが不適当であるかである。実際、光学系を設計
する段階で、干渉のピーク配置を計算し、いちいちその
条件に最適の角度を出していては、平行四辺形状シリン
ドリカルレンズ群はすべて、オーダーメイドで作成され
なければならない。これでは、該レンズ群が非常に高価
な物となってしまう。
の決定方法と、本発明の平行四辺形状シリンドリカルレ
ンズ群1101を組み合わせることで、おぎなうことと
する。すなわち、シリンドリカルレンズ群1101をふ
くむビームホモジェナイザーでできた干渉のピークの配
置が図20A,B のようなものとなった場合、走査方向変
更装置904により基板の走査方向を微調整し、図21
A,B が示す走査方向を選択すれば、干渉のピークがより
一様に基板に分散される。なお、図20、21は誇張し
て傾斜を表現している。
により、分割再結合によりレーザービームを均質化した
レーザービームによるレーザーアニールの効果の面内均
質性を大幅に向上させることができる。
ール技術のみではなく、大面積へのレーザー照射が必要
な技術に利用することができる。例えば、レーザー光を
利用した露光技術等に利用することができる。
素膜の写真。
系。
ムを分割、再結合させるときの光路。
ムを分割、再結合させるときの光路。
図。
様子を示す図。
図。
図。
り加工された線状レーザービーム内の光干渉の様子を示
す図。
の様子を示す図。
ホールが形成する光干渉の様子を表す図。
り加工された線状レーザービーム内の光干渉の様子を示
す図。
り加工された線状レーザービーム内の光干渉の様子を示
す図。
り加工された線状レーザービーム内の光干渉の様子によ
って変化する、最も光干渉を目立たなくするレーザービ
ームの走査方向を示す図。
り加工された線状レーザービーム内の光干渉の様子を示
す図。
り加工された線状レーザービーム内の光干渉の様子を示
す図。
り加工された線状レーザービーム内の光干渉の様子によ
って変化する、最も光干渉を目立たなくするレーザービ
ームの走査方向を示す図。
ズ群 203 レーザー光分割のためのシリンドリカルレン
ズ群 204 レーザー光、再結合のためのシリンドリカル
レンズ 205 レーザー光、再結合のためのシリンドリカル
レンズ 206 ミラー 207 線状ビームを集光するためのシリンドリカル
レンズ 301 スリット 401 レーザー光分割のためのシリンドリカルレン
ズ群 402 レーザー光、再結合のためのシリンドリカル
レンズ 501 レーザー光分割のためのシリンドリカルレン
ズ群 502 レーザー光、再結合のためのシリンドリカル
レンズ 601 線状レーザービーム 602 干渉のピーク位置 701 線状レーザービーム 901 光学系 902 被処理基板 903 台 904 走査方向変更装置 1001 基板搬送室 1002 アライメント室 1003 カセット 1004 ロボットアーム 1005 ロード/アンロード室 1006 レーザー照射室 1007 移動機構 1101 放物面と直線とで形成される図形(あるいは
平行光線を一点に集めることの出来るレンズの断面形
状) 1102 平行四辺形 1201 線状レーザービーム 1401 平行四辺形のユニットを持つ格子状のピンホ
ール 1402 平行四辺形のユニットを持つ格子状のピンホ
ールが形成する光干渉の様子1601 スリット 1901 光干渉のピーク位置
Claims (23)
- 【請求項1】平行四辺形状のシリンドリカルレンズ群
と、他のシリンドリカルレンズとから構成されることを
特徴とするビームホモジェナイザーを備えたレーザー照
射装置。 - 【請求項2】請求項1において、平行四辺形は長方形で
ないことを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項3】請求項1において、平行四辺形の内角の1
つは89度から30度の範囲であることを特徴とするレ
ーザー照射装置。 - 【請求項4】請求項1において、平行四辺形の内角の1
つは87度から45度の範囲であることを特徴とするレ
ーザー照射装置。 - 【請求項5】放物面と直線とで形成されるレンズの形、
あるいは或特定の波長をもつ2次元空間の平行光線を一
点に集めることの出来るレンズの形を斜めに平行移動さ
せることにより形成される平行四辺形状の形を持つシリ
ンドリカルレンズ群を備えたレーザー照射装置。 - 【請求項6】請求項5において、平行四辺形は長方形で
ないことを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項7】請求項5において、平行四辺形の内角の1
つは89度から30度の範囲であることを特徴とするレ
ーザー照射装置。 - 【請求項8】請求項5において、平行四辺形の内角の1
つは87度から45度の範囲であることを特徴とするレ
ーザー照射装置。 - 【請求項9】所定の断面形状を所定の方向に平行移動さ
せることにより形成される形状を有するシリンドリカル
レンズを複数組み合わせたシリンドリカルレンズ群を有
し、 前記シリンドリカルレンズ群は、レーザー光の光路に挿
入されており、 前記断面形状は、或特定の波長をもつ2次元空間の平行
光線を一点に集めることの出来る形状であり、 前記シリンドリカルレンズの焦点の集合で形成される線
は、前記レーザー光の光路に垂直な平面に含まれ、かつ
前記断面形状を含む平面に垂直でないことを特徴とする
レーザー照射装置。 - 【請求項10】所定の断面形状を所定の方向に平行移動
させることにより形成される形状を有する複数のシリン
ドリカルレンズを組み合わせたシリンドリカルレンズ群
を有し、 前記シリンドリカルレンズ群は、レーザー光の光路に挿
入されており、 前記断面形状は、或特定の波長をもつ2次元空間の平行
光線を一点に集めることの出来る形状であり、 前記シリンドリカルレンズの焦点の集合で形成される線
は、前記レーザー光の光路に垂直な平面に含まれ、かつ
前記断面形状を含む平面に垂直でなく、 前記複数のシリンドリカルレンズの焦点の集合で形成さ
れる線のそれぞれは、互いに平行であることを特徴とす
るレーザー照射装置。 - 【請求項11】請求項9または請求項10において、 シリンドリカルレンズの焦点の集合で形成される線と断
面形状を含む面とがなす角度は89°〜30°であるこ
とを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項12】請求項9または請求項10において、 シリンドリカルレンズの焦点の集合で形成される線と断
面形状を含む面とがなす角度は87°〜45°であるこ
とを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項13】レーザビームを発生させる手段と、 前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工形状で
ある線状レーザービームの線方向のエネルギー分布を均
一化させる役割を果たす平行四辺形状のシリンドリカル
レンズ群と、 シリンドリカルレンズとから構成されるビームホモジェ
ナイザーと、 レーザービームを線状に収束させるシリンドリカルレン
ズと、 一方向に動く移動テーブルと、 を備えたレーザー照射装置。 - 【請求項14】レーザビームを発生させる手段と、 前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工形状で
ある線状レーザービームの線方向のエネルギー分布を均
一化させる役割を果たす平行四辺形状のシリンドリカル
レンズ群と、 シリンドリカルレンズとから構成されるビームホモジェ
ナイザーと、 レーザービームを分割後再結合させることにより線状に
収束させる役割を果たすシリンドリカルレンズ群とシリ
ンドリカルレンズとから構成されるビームホモジェナイ
ザーと、 一方向に動く移動テーブルと、 を備えたレーザー照射装置。 - 【請求項15】レーザビームを発生させる手段と、 前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工形状で
ある線状レーザービームの線方向のエネルギー分布を均
一化させる役割を果たす平行四辺形状のシリンドリカル
レンズ群とシリンドリカルレンズとから構成されるビー
ムホモジェナイザーと、 該レーザービームを線状に収束させるシリンドリカルレ
ンズと、 移動方向が可変である移動テーブルと、 を備えたレーザー照射装置。 - 【請求項16】レーザビームを発生させる手段と、 前記レーザービームを分割後拡大しつつ最終加工形状で
ある線状レーザービームの線方向のエネルギー分布を均
一化させる役割を果たす平行四辺形状のシリンドリカル
レンズ群とシリンドリカルレンズとから構成されるビー
ムホモジェナイザーと、 レーザービームを分割後再結合させることにより線状に
収束させる役割を果たすシリンドリカルレンズ群とシリ
ンドリカルレンズとから構成されるビームホモジェナイ
ザーと、 移動方向が可変である移動テーブルと、 を備えたレーザー照射装置。 - 【請求項17】請求項13乃至請求項16において、 レーザービームを発生させる手段は、エキシマレーザー
であることを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項18】請求項13乃至請求項16において、平
行四辺形の内角の1つは89度から30度の範囲である
ことを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項19】請求項13乃至請求項16において、平
行四辺形の内角の1つは87度から45度の範囲である
ことを特徴とするレーザー照射装置。 - 【請求項20】被照射面に線状のレーザー光を走査しつ
つ照射する方法において、 レーザービームを、平行四辺形状ビームホモジェナイザ
ーを含む光学系によりレーザービームのエネルギー分布
を均質化しつつ線状レーザービームに加工する段階と、 該線状レーザービームを、該ビームの線方向と直交しか
つ該線状レーザービームが形成する平面を含む方向に走
査させながらレーザー処理する段階と、 を特徴とするレーザー照射方法。 - 【請求項21】被照射面に線状のレーザー光を走査しつ
つ照射する方法において、 レーザービームを、平行四辺形状ビームホモジェナイザ
ーを含む光学系によりレーザービームのエネルギー分布
を均質化しつつ線状レーザービームに加工する段階と、 該線状レーザービームを、該ビームの線方向と直交しか
つ該線状レーザービームが形成する面を含む方向より該
平面内で角度yだけずれた方向に走査させながらレーザ
ー処理する段階とを有し、 前記角度yは|tan y|≦0.1の範囲であることを特徴
とするレーザー照射方法。 - 【請求項22】請求項20または請求項21において、
平行四辺形の内角の1つは89度から30度の範囲であ
ることを特徴とするレーザー照射方法。 - 【請求項23】請求項20または請求項21において、
平行四辺形の内角の1つは87度から45度の範囲であ
ることを特徴とするレーザー照射方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09460597A JP4059952B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | レーザー光照射方法 |
US09/049,735 US6104535A (en) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Laser irradiation apparatus and method |
US09/542,430 US6304385B1 (en) | 1997-03-27 | 2000-04-04 | Laser irradiation apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09460597A JP4059952B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | レーザー光照射方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10270379A true JPH10270379A (ja) | 1998-10-09 |
JP4059952B2 JP4059952B2 (ja) | 2008-03-12 |
Family
ID=14114891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09460597A Expired - Lifetime JP4059952B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | レーザー光照射方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6104535A (ja) |
JP (1) | JP4059952B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6393042B1 (en) | 1999-03-08 | 2002-05-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer and laser irradiation apparatus |
WO2021181700A1 (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-16 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | レーザアニール装置およびレーザアニール方法 |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3917231B2 (ja) * | 1996-02-06 | 2007-05-23 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザー照射装置およびレーザー照射方法 |
JPH09234579A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-09-09 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | レーザー照射装置 |
JP4086932B2 (ja) | 1997-04-17 | 2008-05-14 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザー照射装置及びレーザー処理方法 |
JP3462053B2 (ja) | 1997-09-30 | 2003-11-05 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | ビームホモジェナイザーおよびレーザー照射装置およびレーザー照射方法および半導体デバイス |
JP4663047B2 (ja) | 1998-07-13 | 2011-03-30 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザー照射装置及び半導体装置の作製方法 |
US6246524B1 (en) | 1998-07-13 | 2001-06-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer, laser irradiation apparatus, laser irradiation method, and method of manufacturing semiconductor device |
EP1003207B1 (en) | 1998-10-05 | 2016-09-07 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, beam homogenizer, semiconductor device, and method of manufacturing the semiconductor device |
US20040007527A1 (en) * | 1998-11-23 | 2004-01-15 | Zenon Environmental Inc. | Membrane filtration device and process |
US6535535B1 (en) * | 1999-02-12 | 2003-03-18 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser irradiation method, laser irradiation apparatus, and semiconductor device |
JP2001023918A (ja) * | 1999-07-08 | 2001-01-26 | Nec Corp | 半導体薄膜形成装置 |
TW523791B (en) * | 2000-09-01 | 2003-03-11 | Semiconductor Energy Lab | Method of processing beam, laser irradiation apparatus, and method of manufacturing semiconductor device |
US6955956B2 (en) | 2000-12-26 | 2005-10-18 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of manufacturing a semiconductor device |
MY127193A (en) * | 2000-12-26 | 2006-11-30 | Semiconductor Energy Lab | Laser irradiation apparatus and method of laser irradiation |
TW558861B (en) | 2001-06-15 | 2003-10-21 | Semiconductor Energy Lab | Laser irradiation stage, laser irradiation optical system, laser irradiation apparatus, laser irradiation method, and method of manufacturing semiconductor device |
AU2002354820A1 (en) * | 2001-07-05 | 2003-01-21 | Hentze-Lissotschenko Patentverwaltungs Gmbh And Co. Kg | Arrangement for projecting the light emitted by a laser diode bar into a focal plane |
JP3977038B2 (ja) * | 2001-08-27 | 2007-09-19 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザ照射装置およびレーザ照射方法 |
TWI279052B (en) * | 2001-08-31 | 2007-04-11 | Semiconductor Energy Lab | Laser irradiation method, laser irradiation apparatus, and method of manufacturing a semiconductor device |
EP1400832B1 (en) * | 2002-09-19 | 2014-10-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer and laser irradiation apparatus and method of manufacturing semiconductor device |
US7387922B2 (en) * | 2003-01-21 | 2008-06-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser irradiation method, method for manufacturing semiconductor device, and laser irradiation system |
US7327916B2 (en) * | 2003-03-11 | 2008-02-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam Homogenizer, laser irradiation apparatus, and method of manufacturing a semiconductor device |
SG137674A1 (en) * | 2003-04-24 | 2007-12-28 | Semiconductor Energy Lab | Beam homogenizer, laser irradiation apparatus, and method for manufacturing semiconductor device |
JP4152806B2 (ja) * | 2003-05-28 | 2008-09-17 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザ光照射装置 |
US7245802B2 (en) * | 2003-08-04 | 2007-07-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer, laser irradiation apparatus and method for manufacturing semiconductor device |
US7169630B2 (en) * | 2003-09-30 | 2007-01-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer, laser irradiation apparatus, and method for manufacturing semiconductor device |
US7374985B2 (en) * | 2003-11-20 | 2008-05-20 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser irradiation apparatus and method for manufacturing semiconductor device |
TW200541078A (en) * | 2004-03-31 | 2005-12-16 | Adv Lcd Tech Dev Ct Co Ltd | Crystallization apparatus, crystallization method, device, optical modulation element, and display apparatus |
JP4579575B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2010-11-10 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザ照射方法及びレーザ照射装置 |
US7387954B2 (en) | 2004-10-04 | 2008-06-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer, laser irradiation apparatus, and method for manufacturing semiconductor device |
US7664365B2 (en) * | 2004-10-27 | 2010-02-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer, and laser irradiation method, laser irradiation apparatus, and laser annealing method of non-single crystalline semiconductor film using the same |
EP1708008B1 (en) * | 2005-04-01 | 2011-08-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer and laser irradition apparatus |
JP2007110064A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-04-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | レーザアニール方法及び装置 |
WO2007049525A1 (en) * | 2005-10-26 | 2007-05-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser irradiation apparatus and manufacturing method of semiconductor device |
US7563661B2 (en) * | 2006-02-02 | 2009-07-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Crystallization method for semiconductor film, manufacturing method for semiconductor device, and laser irradiation apparatus |
JP2008124149A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd | 光学装置および結晶化装置 |
JP5437079B2 (ja) * | 2008-01-07 | 2014-03-12 | 株式会社Ihi | レーザアニール方法及び装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4733944A (en) * | 1986-01-24 | 1988-03-29 | Xmr, Inc. | Optical beam integration system |
JP3562588B2 (ja) * | 1993-02-15 | 2004-09-08 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の製造方法 |
JPH07308788A (ja) * | 1994-05-16 | 1995-11-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 光加工法及び光起電力装置の製造方法 |
JP3917231B2 (ja) * | 1996-02-06 | 2007-05-23 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザー照射装置およびレーザー照射方法 |
JP3301054B2 (ja) * | 1996-02-13 | 2002-07-15 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | レーザー照射装置及びレーザー照射方法 |
JPH10244392A (ja) * | 1997-03-04 | 1998-09-14 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | レーザー照射装置 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP09460597A patent/JP4059952B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-03-26 US US09/049,735 patent/US6104535A/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-04-04 US US09/542,430 patent/US6304385B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6393042B1 (en) | 1999-03-08 | 2002-05-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Beam homogenizer and laser irradiation apparatus |
US6818568B2 (en) | 1999-03-08 | 2004-11-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of using beam homogenizer and laser irradiation apparatus |
WO2021181700A1 (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-16 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | レーザアニール装置およびレーザアニール方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6304385B1 (en) | 2001-10-16 |
US6104535A (en) | 2000-08-15 |
JP4059952B2 (ja) | 2008-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4059952B2 (ja) | レーザー光照射方法 | |
JP4086932B2 (ja) | レーザー照射装置及びレーザー処理方法 | |
JP3770999B2 (ja) | レーザー照射装置及びレーザー照射方法 | |
JP3462053B2 (ja) | ビームホモジェナイザーおよびレーザー照射装置およびレーザー照射方法および半導体デバイス | |
JP4056577B2 (ja) | レーザー照射方法 | |
JPH11186189A (ja) | レーザー照射装置 | |
JP4021135B2 (ja) | レーザ照射装置及び半導体装置の作製方法 | |
JP4748836B2 (ja) | レーザ照射装置 | |
KR101017848B1 (ko) | 빔 호모지나이저 및 레이저 조사 장치와 반도체 장치 제조 방법 | |
EP1687877A2 (en) | Laser thin film poly-silicon annealing system | |
JP4056684B2 (ja) | レーザー処理方法 | |
WO2006075568A1 (ja) | 多結晶半導体薄膜の製造方法および製造装置 | |
JP4190901B2 (ja) | レーザ照射装置および半導体装置の作製方法 | |
KR100611040B1 (ko) | 레이저 열처리 장치 | |
JP4223470B2 (ja) | ピッチxの決定方法、半導体装置の作製方法 | |
JP3537424B2 (ja) | レーザビーム均一照射光学系 | |
JP5235073B2 (ja) | レーザーアニール装置及びレーザーアニール方法 | |
JP2004134785A (ja) | ビームホモジナイザおよびレーザ照射装置、並びに半導体装置の作製方法 | |
JP2004103794A (ja) | シリコン結晶化方法及びレーザアニール装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040225 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071219 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |