JPH10269300A - 金融自動化機器を用いた振込取引処理方法および振込取引処理装置 - Google Patents

金融自動化機器を用いた振込取引処理方法および振込取引処理装置

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JPH10269300A
JPH10269300A JP7094597A JP7094597A JPH10269300A JP H10269300 A JPH10269300 A JP H10269300A JP 7094597 A JP7094597 A JP 7094597A JP 7094597 A JP7094597 A JP 7094597A JP H10269300 A JPH10269300 A JP H10269300A
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Atsushi Otsuki
篤 大槻
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融自動化機器を用いて振込取引の処理依頼
を行う際に、その振込取引の期日を事前に指定できるよ
うにする。 【解決手段】 振込取引に必要な振込情報及びその振込
取引の振込期日を金融自動化機器で入力させ(S10
3、S107)、入力された振込情報及び振込期日を振
込データとして記憶しておき(S111)、その後、記
憶している振込データの中で振込期日を迎える振込デー
タがあるか否かを判断し(S112)、振込期日を迎え
る振込データがあれば、その振込データに基づく振込取
引を実行する(S106)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Automati
c Teller Machine;現金自動預入支払機)等の金融自動
化機器を用いて振込取引を行うための振込取引処理方法
及び振込取引処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、金融機関の営業店や店外のキャッ
シュサービス(CS)コーナなどにおける金融自動化機
器の普及に伴い、この金融自動化機器を用いて振込取引
を行うことが可能になっている。このような振込取引
は、一般に、次に述べるような処理手順で行われる。す
なわち、振込取引の処理依頼として、金融自動化機器で
カードの挿入及び振込取引に必要な振込情報(例えば、
カード暗証番号、振込元や振込先の口座に関する情報、
振込金額等)の入力があると、その時点で、金融自動化
機器への現金の挿入を行わせるか、あるいはこの金融自
動化機器と接続するホスト装置が振込元の口座から振込
金額を引き落とし、その後、金融機関の翌営業日に、ホ
スト装置が指定された振込先への振込を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の振込取引では、ホスト装置が処理依頼のあった翌営
業日に振込先への振込を行うようになっている。つま
り、金融自動化機器から振込先への振込期日を指定する
ことができない。したがって、振込取引の処理依頼を行
う際に、金融自動化機器の利用者は、そのことを予め考
慮しなければならない。さらに、振込期日を指定するこ
とができないので、定期的(例えば月に一回)に行う振
込取引については、その都度、金融自動化機器で振込取
引の処理依頼を行う必要がある。つまり、従来の振込取
引では、金融自動化機器の利用者が処理依頼を行う際
に、煩わしさを感じてしまったり、振込期日を間違えて
しまう可能性がある。
【0004】そこで、本発明は、振込期日の指定を可能
にすることにより、利用者にとって従来よりも便利であ
る、金融自動化機器を用いた振込取引処理方法を提供す
ることを目的とする。さらに、本発明は、振込期日の指
定を可能にすることにより、利用者にとって従来よりも
便利である振込取引処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された振込取引処理方法で、金融自動
化機器を用いて振込取引を行うための方法であって、前
記振込取引に必要な振込情報を前記金融自動化機器で入
力させるとともに、前記振込取引の振込期日を前記金融
自動化機器で指定させ、前記振込情報の入力及び前記振
込期日の指定が行われると、その振込情報及びその振込
期日を振込データとして記憶しておき、記憶している振
込データの中で振込期日を迎える振込データがあるか否
かを判断し、振込期日を迎える振込データがあれば、こ
の振込データに基づく振込取引を実行することを特徴と
する。
【0006】このような手順による振込取引処理方法に
よれば、金融自動化機器で振込情報の入力及び振込期日
の指定が行われると、その振込情報及び振込期日は、振
込データとして一旦記憶される。そして、記憶された振
込データの中で、振込期日を迎える振込データがあれ
ば、その振込データに基づく振込取引が実行される。つ
まり、予め振込期日以前に、振込情報の入力及び振込期
日の指定を行っておけば、この振込期日を迎えた時点
で、その振込期日と共に入力された振込情報による振込
取引が実行される。したがって、この振込取引処理方法
を用いれば、金融自動化機器で振込取引の処理依頼を行
う際に、その振込取引の振込期日を、金融自動化機器か
ら事前に指定することができるようになる。
【0007】また、本発明は、金融自動化機器を備え、
この金融自動化機器を用いて振込取引を行う振込取引処
理装置であって、前記振込取引に必要な振込情報を前記
金融自動化機器で入力させるとともに、前記振込取引の
振込期日を前記金融自動化機器で指定させるデータ入力
手段と、前記データ入力手段で振込情報の入力及び振込
期日の指定が行われると、その振込情報及びその振込期
日を振込データとして記憶するデータ記憶手段と、前記
データ記憶手段が記憶している振込データの中で振込期
日を迎える振込データがあるか否かを判断するデータ管
理手段と、前記データ管理手段による判断の結果、振込
期日を迎える振込データがあれば、この振込データに基
づく振込取引を実行する処理実行手段とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
【0008】上記構成による振込取引処理装置では、金
融自動化機器で振込情報の入力及び振込期日の指定が行
われると、データ記憶手段がその振込情報及び振込期日
を振込データとして一旦記憶する。そして、データ記憶
手段が記憶した振込データの中で、振込期日を迎える振
込データがあるとデータ管理手段が判断すると、その振
込データに基づく振込取引を処理実行手段が実行する。
したがって、この振込取引処理装置では、予め振込期日
以前に、振込情報の入力及び振込期日の指定を行ってお
けば、この振込期日を迎えた時点で、その振込期日と共
に入力された振込情報による振込取引を実行する。つま
り、この振込取引処理装置を用いれば、金融自動化機器
で振込取引の処理依頼を行う際に、その振込取引の振込
期日を、金融自動化機器から事前に指定することができ
るようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る金融自動化機器を用いた振込取引処理方法および振込
取引処理装置について説明する。
【0010】〔第1の実施の形態〕ここでは、請求項1
記載の発明に係わる振込取引処理方法および請求項3記
載の発明に係わる振込取引処理装置について説明する。
図1は、本実施の形態における振込取引処理方法の手順
を示すフローチャートであり、図2は、この振込取引処
理方法を実行する振込取引処理装置1の機能構成を示す
ブロック図である。
【0011】図2に示すように、この振込取引処理装置
1は、金融自動化機器10と、ホスト装置20とから構
成されているものである。
【0012】金融自動化機器10は、金融機関の営業店
や店外のCSコーナなどに設置されたATM等からなる
ものであり、自動出金や自動入金といった現金取引の他
に、利用者が振込取引の処理依頼を行うためのものであ
る。そのために、金融自動化機器10は、利用者が操作
するためのタッチパネル部11と、ホスト装置20との
間の通信を行うインタフェース(以下、I/Fと略す)
部12と、この金融自動化機器10全体の動作制御を行
う中央処理部13とを備えている。
【0013】一方、ホスト装置20は、通信回線30を
介して金融自動化機器10と接続しているもので、この
金融自動化機器10における現金取引を管理するもので
ある。そのために、ホスト装置20は、金融自動化機器
10との間の通信を行うI/F部21と、振込取引を始
めとした現金取引を管理する中央処理部22と、この中
央処理部22での管理に必要なデータを記憶するデータ
ベース(以下、DBと略す)部23とを備えている。
【0014】このような構成の振込取引処理装置1にお
いて、金融自動化機器10のタッチパネル部11では、
利用者によって、振込情報の入力と振込期日の指定とが
行われるようになっている。つまり、タッチパネル部1
1は、本発明におけるデータ入力手段として機能するも
のである。ただし、入力された振込情報及び指定された
振込期日は、振込データとしてホスト装置20へ送信さ
れる。
【0015】また、この振込取引処理装置1において、
ホスト装置20のDB部23は、金融自動化機器10か
ら送信された振込データを、記憶するようになってい
る。つまり、DB部23は、本発明におけるデータ記憶
手段として機能するものである。
【0016】さらに、ホスト装置20の中央処理部22
では、DB部23が記憶している振込データの中で振込
期日を迎えるものがあるか否かを判断するとともに、振
込期日を迎える振込データがあれば、その振込データに
基づく振込取引を実行するようになっている。つまり、
中央処理部22は、本発明におけるデータ管理手段及び
処理実行手段としての機能を有しているものである。な
お、これらの機能は、中央処理部22での所定プログラ
ムの実行によって実現されるものである。
【0017】次に、以上のように構成された振込取引処
理装置1が実行する振込取引の手順、すなわち本実施の
形態における振込取引処理方法について、図1のフロー
チャート及び図3の操作画面の説明図を参照しながら説
明する。
【0018】金融自動化機器10の利用者が振込取引の
処理依頼を行う際に、タッチパネル部11は、先ず、取
引選択画面(図3(a)参照)を表示して、利用者に所
望する取引を選択させる(ステップ101、以下ステッ
プをSと略す)。ここで、振込取引の選択、すなわち
「振込キー」の押下があると(S102)、続いて、タ
ッチパネル部11は、振込情報の入力を利用者に行わせ
る(S103)。つまり、タッチパネル部11は、カー
ド振込または現金振込の選択画面(図3(b)参照)、
カード暗証番号入力や振込先指定(金融機関名、支店
名、科目、口座番号等)のための画面、及び振込金額入
力のための画面(図3(c)参照)をそれぞれ表示し
て、これらの画面により振込情報を入力させる。
【0019】振込情報が入力されると、次いで、タッチ
パネル部11は、振込期日指定の選択画面(図3(d)
参照)を表示して(S104)、振込期日を指定するか
否かを利用者に選択させる。ここで、利用者により「振
込日を指定しないキー」が押下されると(S105)、
金融自動化機器10及びホスト装置20は、従来と同様
に振込取引を実行する(S106)。
【0020】また、利用者によって「振込日を指定する
キー」が押下されると(S105)、タッチパネル部1
1は、振込期日の入力画面(図3(e)参照)を表示し
て、その画面上の「テンキー」により、例えば「××月
××日」あるいは「毎月××日」といった振込期日を利
用者に指定させる(S107)。ただし、この振込期日
の指定は、振込取引の処理依頼を行っている日の翌営業
日以降、すなわち金融機関等で定められている処理猶予
期間等の条件に合致するものだけを受け付ける。そし
て、振込期日の指定後に、タッチパネル部11は、振込
照会確認画面(図3(f)参照)を表示して、処理依頼
のあった振込取引の内容を利用者に確認させる。
【0021】このとき、金融自動化機器10の中央処理
部13では、タッチパネル部11で入力された振込情報
及び振込期日から、振込データを生成する。つまり、中
央処理部13は、振込情報と振込期日とを所定フォーマ
ットに変換して、これを振込データとする(S10
8)。そして、利用者による振込取引の内容の確認の結
果、振込照会確認画面上の「確認キー」が押下される
と、金融自動化機器10のI/F部12では、中央処理
部13によって生成された振込データを、通信回線30
を介してホスト装置20へ送信する(S109)。
【0022】一方、ホスト装置20では、金融自動化機
器10から振込データが送信されると、I/F部21が
その振込データを受信するとともに(S110)、受信
した振込データをDB部23が記憶する(S111)。
このようにして、DB部23には、金融自動化機器10
から振込データが記憶蓄積される。
【0023】ここで、ホスト装置20の中央処理部22
では、定期的に(例えば、1回/日)DB部23内に記
憶された振込データに対するチェックを行い、これらの
中で振込期日を迎えるものがあるか否かを判断する(S
112)。詳しくは、チェック時点の翌営業日に振込期
日となる振込データが、DB部23内にあるか否かを判
断する。
【0024】この判断の結果、翌営業日に振込期日とな
る振込データがあれば、中央処理部22は、この時点
で、その振込データによる振込取引のために事前に必要
な処理、例えば振込元の口座からの振込金額の引き落と
し等を行う。そして、翌営業日となった時点、すなわち
振込期日となった時点で、中央処理部22は、その振込
データによって指示される振込先への振込を実行する
(S106)。なお、振込期日が「××月××日」と指
定された場合に、中央処理部22がその振込取引を実行
すると、その振込取引の基となった振込データは、DB
部23内から削除される。
【0025】以上のように、本実施の形態によれば、金
融自動化機器10の利用者が事前に依頼した振込取引
を、指定された振込期日になった時点で、ホスト装置2
0が実行するようになっている。よって、金融自動化機
器10の利用者は、予め振込期日を指定して振込取引を
依頼することが可能になる。これにより、金融自動化機
器10の利用者は、従来のように依頼後の翌営業日に振
込取引が行われることを考慮する必要がなくなるので、
煩わしさを感じてしまったり、振込期日を間違えてしま
うといったことがなくなる。
【0026】つまり、本実施の形態の振込取引処理方法
あるいは振込取引処理装置1を用いれば、金融自動化機
器10の利用者にとって、振込取引の処理依頼が従来よ
りも便利なものとなる。特に、定期的に同じ口座に同じ
金額を振り込むような場合には、振込期日を「毎月××
日」と指定すればよいので、非常に有効である。例え
ば、毎月支払う家賃のように長期にわたる定期的な振込
取引については、金融自動化機器10における一度の操
作(事前登録)によって対応することが可能になるの
で、その都度、振込取引の処理依頼を行う必要がなくな
り、利用者の困難解消に役立つ。さらに、例えば海外へ
赴く場合など利用者が長期間不在になることがあって
も、振込取引の事前登録を行っておけば、定期的に振込
取引が実行されるので、支障が生じてしまうことがな
い。
【0027】〔第2の実施の形態〕次に、請求項3記載
の発明に係わる振込取引処理方法および請求項4記載の
発明に係わる振込取引処理装置について説明する。
【0028】本実施の形態における振込取引処理装置1
は、上述した第1の実施の形態と同様に構成されている
ものである(図2参照)。ただし、本実施の形態では、
第1の実施の形態に加え、タッチパネル部11が取消デ
ータ指定手段としての機能も有している。つまり、タッ
チパネル部11では、一旦依頼した振込取引に対する取
り消し、すなわちホスト装置20へ送信した振込データ
の中から振込取引の実行を取り消す振込データの指定
が、利用者によって行われるようになっている。
【0029】さらに、本実施の形態では、ホスト装置2
0の中央処理部22が、本発明におけるデータ管理手段
及び処理実行手段としての機能に加えて、データ削除手
段としての機能も有している。つまり、中央処理部22
は、金融自動化機器10から振込取引の実行を取り消す
振込データの指定があると、指定された振込データをD
B部23の中から削除するようになっている。
【0030】このように構成された振込取引処理装置1
においても、第1の実施の形態と同様に、金融自動化機
器10の利用者が事前に依頼した振込取引について、指
定された振込期日になった時点で、その振込取引を実行
するようになっている。ただし、この振込取引処理装置
1では、一旦、金融自動化機器10から依頼した振込取
引に対する取り消しを行うことが可能になっている。つ
まり、この振込取引処理装置1では、DB部23内に記
憶されている振込データの中から、利用者が所望する振
込データを削除することができるようになっている。
【0031】ここで、この振込取引処理装置1におい
て、DB部23内の振込データを削除する場合の処理手
順について、図4のフローチャート及び図5の操作画面
の説明図を参照しながら説明する。
【0032】金融自動化機器10では、上述した振込取
引の処理依頼の場合と同様に、タッチパネル部11が取
引選択画面(図5(a)参照)を表示して、利用者に所
望する取引を選択させる。このとき、「振込キー」が押
下されると、続いて、タッチパネル部11は、振込取引
または振込取引取消の選択画面(図5(b)参照)を表
示する(S201)。
【0033】この選択画面上において、利用者により
「振込事前登録の取消キー」が押下されると(S20
2)、タッチパネル部11は、その利用者を特定するた
めの情報入力、すなわちカード暗証番号入力等のための
画面表示して、利用者の特定に必要な情報の入力を行わ
せる(S203)。利用者の特定に必要な情報が入力さ
れると、中央処理部13は、その情報に基づいて振込事
前登録の取消依頼を生成する。そして、I/F部12
は、その取消依頼をホスト装置20へ送信する(S20
4)。
【0034】一方、ホスト装置20では、金融自動化機
器10から取消依頼が送信されると、I/F部21がそ
の取消依頼を受信するとともに(S205)、中央処理
部22がその取消依頼を入力した利用者を特定し、さら
にその利用者によって依頼された振込データをDB部2
3の中から検索する(S206)。中央処理部22が該
当する振込データ(以下、該当データと称す)を検索す
ると、I/F部21は、その検索結果、すなわち該当デ
ータの項目を金融自動化機器10へ送信する(S20
7)。
【0035】ホスト装置20から該当データの項目が送
信されると、金融自動化機器10では、I/F部12が
その該当データの項目を受信する(S208)。そし
て、中央処理部13は、I/F部21が受信した該当デ
ータの項目を、一覧表の形式で、タッチパネル部11上
に表示させる(S209)。これにより、タッチパネル
部11は、該当データの項目を表示し(図5(c)参
照)、その中から削除する振込データ、すなわち取り消
す振込取引を利用者に選択させる。
【0036】ここで、利用者によって削除する振込デー
タが選択され、画面上の「振込データの項目キー」が押
下されると(S210)、I/F部12は、中央処理部
13からの指示に従って、その選択結果をホスト装置2
0へ送信する(S211)。金融自動化機器10から利
用者による選択結果が送信されると、ホスト装置20で
は、I/F部21がこれを受信するとともに(S21
2)、中央処理部22が受信した選択結果に該当する振
込データ、すなわち利用者によって選択された振込デー
タを、DB部23の中から削除する(S213)。
【0037】以上のように、本実施の形態によれば、金
融自動化機器10の利用者が事前に依頼した振込取引に
ついて、その振込取引の取消依頼があると、その振込取
引の基となる振込データを、DB部23内から削除する
ようになっている。よって、事前登録した振込取引を、
後の時点で、利用者が金融自動化機器10から取り消す
ことが可能となる。これにより、例えば事前登録した振
込取引の内容に変更が生じたような場合であっても、利
用者が金融機関の窓口へ赴いたり、取引内容を変更する
ための書類を準備したりする必要がなく、金融自動化機
器10から容易に対処することができるので、利用者に
とっては便利なものとなる。
【0038】なお、上述した第1及び第2の実施の形態
では、振込データを記憶するDB部23(データ記憶手
段としての機能)がホスト装置20内に設けられている
ともに、このホスト装置20の中央処理部22が、振込
期日の管理及びDB部23からの振込データの削除を行
う(データ管理手段及びデータ削除手段としての機能を
有する)場合を例に挙げて説明したが、本発明は、これ
に限定されるものではない。例えば、金融自動化機器1
0が、これらの機能を有していてもよい。また、通信回
線30上に新たにサーバ装置を設け、このサーバ装置内
にこれらの機能を設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の振込取
引処理方法及び振込取引処理装置によれば、振込取引の
処理依頼を行う際に、その振込取引の振込期日を、金融
自動化機器から指定することができる。これにより、金
融自動化機器の利用者は、振込期日を事前に指定してお
けば、従来のように依頼後の翌営業日に振込取引が行わ
れることを考慮したり、振込取引の都度処理依頼を行っ
たりする必要がなくなるので、煩わしさを感じてしまっ
たり、振込期日を間違えてしまうといったことがなくな
る。つまり、利用者にとっては、振込取引の処理依頼が
従来よりも便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる振込取引処理方法の一例を示す
フローチャートである。
【図2】本発明に係わる振込取引処理装置の機能構成の
一例を示すブロック図である。
【図3】タッチパネル部に表示される操作画面の説明図
であり、(a)〜(f)はそれぞれ振込取引依頼時の操
作画面の具体例の説明図である。
【図4】本発明に係わる振込取引処理方法の他の例を示
すフローチャートである。
【図5】タッチパネル部に表示される操作画面の説明図
であり、(a)〜(c)はそれぞれ事前登録した振込取
引を取り消す場合の操作画面の具体例の説明図である。
【符号の説明】
1 振込取引処理装置 10 金融自動化機器 11 タッチパネル部 22 中央処理部 23 データベース部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融自動化機器を用いて振込取引を行う
    ための振込取引処理方法であって、 前記振込取引に必要な振込情報を前記金融自動化機器で
    入力させるとともに、前記振込取引の振込期日を前記金
    融自動化機器で指定させ、 前記振込情報の入力及び前記振込期日の指定が行われる
    と、該振込情報及び該振込期日を振込データとして記憶
    しておき、 記憶している振込データの中で振込期日を迎える振込デ
    ータがあるか否かを判断し、 振込期日を迎える振込データがあれば、該振込データに
    基づく振込取引を実行することを特徴とする金融自動化
    機器を用いた振込取引処理方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶している振込データの中から振
    込取引の実行を取り消す振込データを前記金融自動化機
    器で指定させるとともに、 振込取引の実行を取り消す振込データの指定があると、
    指定された振込データを、前記記憶している振込データ
    の中から削除することを特徴とする請求項1記載の金融
    自動化機器を用いた振込取引処理方法。
  3. 【請求項3】 金融自動化機器を備え、該金融自動化機
    器を用いて振込取引を行う振込取引処理装置であって、 前記振込取引に必要な振込情報を前記金融自動化機器で
    入力させるとともに、前記振込取引の振込期日を前記金
    融自動化機器で指定させるデータ入力手段と、 前記データ入力手段で振込情報の入力及び振込期日の指
    定が行われると、該振込情報及び該振込期日を振込デー
    タとして記憶するデータ記憶手段と、 前記データ記憶手段が記憶している振込データの中で振
    込期日を迎える振込データがあるか否かを判断するデー
    タ管理手段と、 前記データ管理手段による判断の結果、振込期日を迎え
    る振込データがあれば、該振込データに基づく振込取引
    を実行する処理実行手段とを備えてなることを特徴とす
    る振込取引処理装置。
  4. 【請求項4】 前記データ記憶手段が記憶している振込
    データの中から振込取引の実行を取り消す振込データを
    前記金融自動化機器で指定させる取消データ指定手段
    と、 前記取消データ指定手段で振込データの指定があると、
    指定された振込データを前記データ記憶手段の中から削
    除するデータ削除手段とが設けられたことを特徴とする
    請求項3記載の振込取引処理装置。
JP7094597A 1997-03-25 1997-03-25 金融自動化機器を用いた振込取引処理方法および振込取引処理装置 Pending JPH10269300A (ja)

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