JPH10268981A - コンピュータシステムの電源遮断装置及び方法 - Google Patents

コンピュータシステムの電源遮断装置及び方法

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JPH10268981A
JPH10268981A JP10095401A JP9540198A JPH10268981A JP H10268981 A JPH10268981 A JP H10268981A JP 10095401 A JP10095401 A JP 10095401A JP 9540198 A JP9540198 A JP 9540198A JP H10268981 A JPH10268981 A JP H10268981A
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computer system
power
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signal
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JP10095401A
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Ji-Seob Yoon
智燮 尹
Kyung-Sang Lee
庚相 李
Hyun-Chul Kim
鉉哲 金
Seung-Ju Na
勝周 羅
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータシステムの終了処理およびシス
テム全体の電源の遮断を自動的におこなう機能を有する
電源遮断装置を提供する。 【解決手段】 コンピュータシステムの電源遮断装置で
あって,前記コンピュータシステムに電源を供給する電
源供給手段190と,オペレータにより入力されたシス
テム終了命令によりソフトウェア的に発生された電源遮
断命令により応じて,電源遮断信号を出力する電源遮断
信号発生手段180と,前記電源遮断信号に応じて,前
記電源供給手段の電源供給モードを前記コンピュータシ
ステムへの電源供給を遮断する電源遮断モードに切り替
えるモード変更信号を発生する電源供給制御手段180
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は,コンピュータシス
テムの電源遮断装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータシステムの発達に伴
い,コンピュータシステムに搭載されるオペレーティン
グシステム(Operating System,以
下,OSという。)等のソフトウェアも急速な勢いで発
展している。このような一般的なOSの一つにDOS
(Disk Operating System,以
下,DOSという。)がある。従来のパーソナルコンピ
ュータシステムには,一般的にDOSが搭載されてい
た。このDOSが搭載されているコンピュータシステム
の場合には,アプリケーション実行中には事実上休止状
態となるため,コンピュータを使用中に,コンピュータ
システムの電源を急に遮断してもハイドウェアに損傷を
与えるようなことはなかった。
【0003】しかしながら,コンピュータシステムにハ
ードディスクドライブなどが接続されている場合には,
コンピュータシステムの電源を急に遮断すると,磁気ヘ
ッドがハードディスクドライブのトラックに接触し,ハ
ードディスクドライブが損傷してしまうおそれがある。
そのため,電源を遮断する前にハードディスクドライブ
の磁気ヘッドを安全な位置に退避させる方法が採用され
ている。このように電源遮断時に,ハードディスクドラ
イブを保護するための動作を一般に「パーキング」と称
している。
【0004】このように,コンピュータシステムにハー
ドディスクドライブが搭載されている場合には,このパ
ーキング機能を遂行するプログラムを実行させてから,
コンピュータシステムの電源スイッチをオフすること
で,ハードディスクドライブなどのハードウェアに損害
を与えずに,電源を安全に遮断している。また,現在の
ハードディスクドライブには,パーキング機能を内蔵し
ているものもある。
【0005】一方,コンピュータシステムが急速に発展
してきたことに伴って,これに搭載されるOSは,大量
のシステム情報を必要とするようになってきている。例
えば,マイクロソフト社が提供しているWINDOWS
95(登録商標)がOSとして搭載されている場合に
は,OSは各種システムのハードウェア的な設定状態情
報とソフトウェア的な設定状態情報をシステム情報とし
て必要とする。
【0006】このWINDOWS95は,これらの情報
を利用してコンピュータシステムの各種制御を実行し
て,これらの情報を格納するための別途のシステムファ
イル有している。そして,上記コンピュータシステムの
各種設定状態が変更された場合には,変更された情報を
該当するシステムファイルに格納する。
【0007】また,コンピュータシステムに電源を入れ
る際には,システムファイルに格納されている情報に基
づいてシステムがブート(初期化)される。そして,コ
ンピュータの使用中に変更された情報は,該当するシス
テムファイルに適宜格納される。
【0008】一方,コンピュータシステムの電源を切る
際には,オペレータが入力したシステム終了命令によっ
て,現在のシステム状態を最終的にシステムファイルに
格納した後,コンピュータの電源をオフできる旨のメッ
セージをディスプレイ画面上に出力する。
【0009】WINDOWS95のようなOSが搭載さ
れた一般的なノート型コンピュータシステムを図8に示
す。図8において,ノート型コンピュータシステム10
0は,液晶表示装置(Liquid Crystal
Display;以下,LCDという。)パネル11
0,システム本体120などから構成されている。ま
た,システム本体120は,キーボード130,バッテ
リなどの充電可能な二次電源140等のほか,内部に不
図示の中央処理装置(Central Process
or Unit;以下,CPUという。),メモリ,ハ
ードディスクなどの大容量記憶装置などの装置を有して
いる。
【0010】上記ノート型コンピュータシステム100
にWINDOWS95を搭載している場合には,オペレ
ータがシステム終了命令を入力すると,LCDパネル1
10には,順次,図9に示すような表示がされる。
【0011】まず,オペレータは,システムを終了する
ために,図9(a)に示されるように,スタートボタン
を選択する。スタートボタンを選択すると,図9(b)
に示すように,選択メニューが画面上に表示される。オ
ペレータは,この選択メニューからシステム終了メニュ
ーを選択すると,WINDOWS95は,上述したよう
なシステム終了処理を実行する。
【0012】そして,システム終了処理が完了すると,
図9(c)に示すように,電源をオフできることを知ら
せるメッセージが画面上に出力される。オペレータは,
このメッセージを確認すれば,コンピュータシステムの
電源をオフにすることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,WIN
DOWS95がシステム終了のための処理を実行し,シ
ステムの電源オフが可能である旨のメッセージを出力す
るまでには,比較的長い時間を要する。このため,オペ
レータは,長時間の間コンピュータシステムの電源をオ
フにすることができない。このように,オペレータは,
システム終了命令を入力してからコンピュータシステム
の電源をオフするまで,必ず一定時間待機していなけれ
ばならないため,非常に不便であった。
【0014】この場合,オペレータが,上述のメッセー
ジがディスプレイ上に出力される前に,コンピュータシ
ステムの電源をオフしてしまうと,コンピュータシステ
ムに種々のエラーが発生するおそれがあるため,メッセ
ージが表示されるまで待たなければならなかった。
【0015】従って,本発明は,従来のコンピュータシ
ステムが有する上記問題点に鑑みてなされたものであ
り,コンピュータシステムの終了処理およびシステム全
体の電源遮断を自動的におこなう機能を有する,新規か
つ改良された電源遮断装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに,本発明の第1の観点によれば,請求項1に記載の
発明のように,コンピュータシステムの電源遮断装置で
あって,前記コンピュータシステムに電源を供給する電
源供給手段と,オペレータにより入力されたシステム終
了命令によりソフトウェア的に発生された電源遮断命令
により応じて,電源遮断信号を出力する電源遮断信号発
生手段と,前記電源遮断信号に応じて,前記電源供給手
段の電源供給モードを前記コンピュータシステムへの電
源供給を遮断する電源遮断モードに切り替えるモード変
更信号を発生する電源供給制御手段とからなることを特
徴とする電源遮断装置が提供される。
【0017】かかる構成によれば,コンピュータシステ
ムの電源を遮断しようと場合には,オペレータがソフト
ウェアにシステム終了命令を入力するだけで,コンピュ
ータシステムの電源を自動に遮断することができる。し
たがって,オペレータは,従来のように,システム終了
命令を入力した後,コンピュータシステムの電源供給を
遮断するまでの一定時間の間,待機している必要はな
い。
【0018】さらに,上記電源供給装置の電源供給制御
手段は,請求項2に記載のように,前記モード信号発生
後に,前記電源供給手段の動作モードを検知し,前記電
源供給手段が電源遮断モードに切り換わっていない場合
には,再度モード変更信号を発生するように構成するこ
とが可能である。かかる構成によれば,例えば周辺装置
などが稼働中であり,電源遮断動作が一回の指令で完了
しない場合であっても,周辺装置の動作が終了するまで
反復して電源遮断動作が行われるので,確実に電源遮断
を行うことが可能である。
【0019】さらに,上記電源供給装置の電源供給手段
は,請求項3に記載のように,前記電源供給手段から前
記コンピュータシステムへの電源供給の遮断を確認後,
前記コンピュータシステムに外部電源が接続されている
場合には,前記コンピュータシステムの二次電源に充電
を行う充電信号を発生するように構成することができ
る。かかる構成によれば,電源遮断動作後の空き時間に
自動的にバッテリなどの充電可能な二次電源に外部電源
から充電を行うので,ユーザフレンドリなコンピュータ
システムを提供できる。
【0020】なお,前記電源遮断信号は,請求項4に記
載のように,オペレータにより入力されたシステム終了
命令に応じてオペレーションシステムにより発生される
ように構成することも可能である。また,前記電源遮断
信号発生手段と前記電源供給制御手段を,請求項5に記
載のように,BIOSに組み込むことも可能である。か
かる構成によれば,コンピュータシステムに搭載される
アプリケーションシステムの種類にかかわらず,本発明
にかかる電源遮断動作を確実に行うことが可能である。
【0021】上記課題を解決するために,本発明の第2
の観点によれば,請求項6に記載のように,オペレータ
により入力されたシステム終了命令によりソフトウェア
的に発生された電源遮断命令に応じて,電源遮断信号を
出力する工程と,前記電源遮断信号に応じて,前記コン
ピュータシステムへの電源供給モードを電源遮断モード
に切り替えるモード変更信号を発生する工程と,前記モ
ード変更信号に応じて,前記コンピュータシステムへの
電源供給を遮断する工程を含むコンピュータシステムの
電源遮断方法が提供される。
【0022】かかる構成によれば,コンピュータシステ
ムの電源を遮断しようと場合には,オペレータがソフト
ウェアにシステム終了命令を入力するだけで,コンピュ
ータシステムの電源を自動に遮断することができる。し
たがって,オペレータは,従来のように,システム終了
命令を入力した後,コンピュータシステムの電源供給を
遮断するまでの一定時間の間,待機している必要はな
い。
【0023】さらに,上記電源遮断方法において,請求
項7に記載のように,前記モード信号発生後に,前記コ
ンピュータシステムへの電源供給モードを検知し,前記
電源供給モードが電源遮断モードに切り換わっていない
場合には,再度モード変更信号を発生する工程を含むよ
うに構成してもよい。かかる構成によれば,例えば周辺
装置などが稼働中であり,電源遮断動作が一回の指令で
完了しない場合であっても,周辺装置の動作が終了する
まで反復して電源遮断動作が行われるので,確実に電源
遮断を行うことが可能である。
【0024】さらに,上記電源遮断方法において,前記
コンピュータシステムへの電源供給が遮断された後に,
前記コンピュータシステムに外部電源が接続されている
か判断し,前記コンピュータシステムに外部電源が接続
されている場合には,前記コンピュータシステムの二次
電源に充電を行う工程を含むように構成してもよい。か
かる構成によれば,電源遮断動作後の空き時間に自動的
にバッテリなどの充電可能な二次電源に外部電源から充
電を行うので,ユーザフレンドリなコンピュータシステ
ムを提供できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,添付された図面を参照して
本発明にかかるコンピュータの電源遮断装置及び方法の
好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0026】本実施形態にかかる電源遮断方法において
は,オペレータが所定のソフトウェアを通じてシステム
終了命令を入力すると,BIOS(Basic Inp
ut/Output System;以下,BIOSと
いう。)に格納されている電源遮断プログラムが実行さ
れ,マイクロコントローラが電源供給部を制御してコン
ピュータシステムに供給している電源を遮断する。
【0027】まず,本実施形態にかかる電源遮断装置を
有するノート型コンピュータシステムの概略構成を図1
に示す。図1において,ノート型コンピュータシステム
100は,LCDパネル110,キーボード130,C
PU150,BIOS160,メインメモリ170,補
助メモリ175,マイクロコントローラ180などから
構成される。これらは,システムバス200を介して互
いに接続されている。
【0028】また,このシステム100には,充電可能
なバッテリ140,あるいは,AC(交流電源)アダプ
タ145が接続されており,システム100に必要な電
源が供給されている。
【0029】上記のノート型コンピュータシステムは,
従来ノート型コンピュータの構成とほぼ同一の構造であ
るが,上記BIOS160には,APM(Advanc
edPower Management)機能を実行す
る特定のサービスルーチンを含むプログラムが格納され
ている。この特定サービスルーチンは,システム電源遮
断ルーチンであり,APM機能を支援するソフトウェア
により呼び出され,CPU150が実行することによっ
て,自動電源遮断動作が開始される。
【0030】以上のようなノート型コンピュータシステ
ムにおいて,自動電源遮断機能が実行される時に,該当
する機能ブロック間に伝達される信号の体系を,図2に
示す。
【0031】まず,図2に示すように,自動電源遮断動
作が開始されると,マイクロコントローラ180は,B
IOS180に格納されているサービスルーチンを実行
して,電源遮断信号を出力する。そして,電源供給部1
90を制御して電源供給モードを変更し,システム10
0に供給されている電源を遮断する。マイクロコントロ
ーラ180は,電源供給部190の電源供給状態を感知
して電源供給が遮断されているかを否かを判断する。電
源供給が遮断されていない場合には,反復して電源供給
部190を制御してシステム100に供給されている電
源を遮断する。
【0032】もちろん,以上のような自動電源遮断機能
が実行されるためには,オペレーティングシステム等の
ソフトウェアがこの機能を実行できるようにプログラミ
ングされている必要がある。例えば,マイクロソフト社
で提供するオペレーティングシステムであるWINDO
WS95に,この機能を実行するルーチンがプログラミ
ングされていれば,WINDOWS95上でシステム終
了を選択すれば,自動的にコンピュータシステムの電源
供給を遮断することができる。
【0033】次に,マイクロコントローラの内部回路を
図3に示す。図3において,マイクロコントローラ18
0は,アキュムレータ181,インデクスレジスタ18
2,スタックポインタ183,コンディションコードレ
ジスタ184,プログラムカウンタ185,コントロー
ルユニット186,ALU(算術論理演算装置)18
7,および,プログラマブルROM(Read Onl
y Memory;以下,ROMという。)188など
から構成される。
【0034】プログラマブルROM188には,電源管
理制御(Power Management Cont
rol;以下,PMCという。)機能を遂行するための
プログラム188a,キーボード制御(Keyboar
d Control;以下,KBCという。)機能のた
めのプログラム188b,リアルタイムクロック(Re
al Time Clock;以下,RTCという。)
機能のためのプログラム188c等が格納されている。
【0035】このような回路構成を持つマイクロコント
ローラ180は,図4に示すように,各ブロックの主要
機能により機能ブロックを区分することができる。多く
は,記憶制御装置(Memory Control U
nit,以下,MCUという。)コアブロック281と
インタフェースブロック282で区分される。インタフ
ェースブロック282は,PMCインタフェースブロッ
ク282a,KBCインタフェースブロック282b,
RTCインタフェースブロック282c,ホストインタ
フェースブロック282dから構成される。
【0036】次に,電源供給部190の回路構成を図5
に示す。図5において,電源供給部190は,入力され
る電源をバッテリ140(図1)あるいはACアダプタ
145(図1)に選択するためのACアダプタ/バッテ
リ選択部191,システムに12V電源を供給するため
の第1スイッチング回路192,第1スイッチング回路
192のためのPWM−IC(Pulse Width
Modulation Integrated Ci
rcuit;以下,PWM−ICという。)193,マ
イクロコントローラ180用電源を供給するためのマイ
クロコントローラ電源回路195,システムに3.3V
の駆動電圧を供給するための第2スイッチング回路19
6,5.0Vを供給するための第3スイッチング回路1
97,第2スイッチング回路196および第3スイッチ
ング回路197のためのPWM−IC194,過電圧保
護回路198,低電圧遮断部199などから構成され
る。
【0037】なお,図5に示す回路において,第1〜第
3スイッチング回路192,196,197は,スイッ
チングレギュレータとして機能しており,それぞれ対応
するPWM−IC193,194から提供されるスイッ
チングパルス信号に応じて,出力される電源の電圧レベ
ルが調整可能なように構成されている。すなわち,より
詳細に説明すると,第1〜第3スイッチング回路19
2,196,197はバッテリ140またはACアダプ
タ145から電源の供給を受け,PWM−IC193,
194から提供されるスイッチングパルス信号のパルス
幅に応じて,その電源の電圧レベルをそれぞれ適切な電
圧レベル(12V,3.3V,5.0V)に変換して出
力している。
【0038】次に,このようなコンピュータシステムの
電源遮断方法を,図6及び図7を参照して詳細に説明す
る。この実施形態においては,ノート型コンピュータシ
ステムのAPM機能を具備したWINDOWS95が搭
載されているものとして説明する。
【0039】図6において,まず,ステップS100
で,オペレータは,WINDOWS95のスタートメニ
ューからシステムの終了ボタンを選択することにより,
システム終了命令を入力する(ステップS100)。そ
して,ステップS110に移行し,WINDOWS95
は,システム終了のための所定の処理を実行してから,
BIOS160のシステム電源遮断サービスルーチンを
呼び出す(ステップS110)。
【0040】CPU150によりシステム電源遮断サー
ビスルーチンが実行されると,ステップS120に移行
し,CPU150は,マイクロコントローラ180が待
機状態であるか否かを判断する(ステップS120)。
【0041】マイクロコントローラ180が待機状態で
あると,ステップS130に移行し,CPU180は,
マイクロコントローラ180に電源遮断命令を出力する
(ステップS130)。そして,ステップS140に移
行し,マイクロコントローラ180は,電源遮断命令に
より電源供給部190の電源供給モードを変更し,シス
テムに供給される電源を遮断する(ステップS14
0)。
【0042】このマイクロコントローラ180がコンピ
ュータシステムの電源を自動的に遮断する工程を,図7
に基づいて詳細に説明する。すなわち,図7に示すよう
に,CPU150から電源遮断命令が出力されると,ス
テップS141に移行し,マイクロコントローラ180
が電源遮断命令を受信する(ステップS141)。そし
て,ステップS142に移行し,マイクロコントローラ
180は,電源供給部190に電源遮断信号を出力する
(ステップS142)。
【0043】次いで,ステップS143に移行し,マイ
クロコントローラ180は,電源供給部190の電源供
給が遮断されたか否かを判断する(ステップS14
3)。この判断は,電源供給部190からシステムに供
給される何種類かの電源(3.3,5.0,12V)の
うちいずれか一つ電圧レベルの電源を入力して電源供給
/遮断状態を判断する。電源供給部190の電源供給が
遮断されていない場合には,ステップS142に戻り,
再び,マイクロコントローラ180から電源供給部19
0に,電源遮断信号が送られる。
【0044】一方,電源供給部190において,電源供
給が遮断されている場合には,ステップS144に移行
し,ACアダプタ145がシステムに接続されているか
否かを判断する(ステップS144)。ACアダプタ1
45が接続されており,電源供給部190にACアダプ
タ電源が入力されている場合には,ステップS145に
移行し,バッテリ140の充電ルーチンを遂行する。す
なわち,電源供給部190は,バッテリ140を充電す
るために,バッテリ140に充電電流を供給する(ステ
ップS145)。
【0045】一方,ACアダプタ145が接続されてい
ない場合には,ステップS146に移行して,マイクロ
コントローラ180は,省電力駆動モードに転換される
(ステップS146)。
【0046】以上のように,本実施形態にかかるコンピ
ュータの電源遮断方法および装置によれば,電源遮断信
号が入力されたマイクロコントローラ180は,電源供
給部190を制御してコンピュータシステムに供給して
いる電源を遮断する。
【0047】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かるコンピュータの電源遮断方法および電源遮断装置の
好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例
に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記
載された技術的思想の範疇内において各種の変更例また
は修正例に想到しうることは明らかであり,それらにつ
いても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解さ
れる。
【0048】例えば,上記実施形態においては,ノート
型コンピュータを例に挙げて本発明にかかる電源遮断方
法および装置について説明したが,本発明はかかる例に
限定されず,デスクトップ型コンピュータ,タワー型コ
ンピュータ,パーム型コンピュータなど各種コンピュー
タの電源遮断時に適用することができる。
【0049】また,上記実施の形態においては,OSと
してWINDOWS95が搭載されたコンピュータを例
に挙げて説明したが,本発明はかかる例に限定されず,
WINDOWS98,WINDOWS NT,UNI
X,OS/2などの各種のオペレーティングシステムに
適用できることは言うまでもない。
【0050】さらにまた,上記実施の形態においては,
電源遮断サービスルーチンをBIOSに格納した例を示
したが,本発明はかかる例に限定されず,電源遮断サー
ビスルーチンは,ROMに予め組み込んだり,あるいは
別途実行ファイルを用意したりすることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
コンピュータシステムの電源を遮断しようと場合には,
オペレータがオペレーションシステムにシステム終了命
令を入力するだけで,コンピュータシステムの電源供給
を自動的に遮断することができる。したがって,オペレ
ータは,従来のように,システム終了命令を入力した
後,コンピュータシステムの電源供給を遮断するまでの
一定時間の間,待機している必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる電源遮断装置を有するノー
ト型コンピュータシステムの概略構成を示したブロック
図である。
【図2】本実施形態にかかる電源遮断装置における電源
遮断機能のブロック信号伝達過程を示したブロック図で
ある。
【図3】本実施形態にかかるマイクロコントローラの内
部回路の構成を示したブロック図である。
【図4】本実施形態にかかるマイクロコントローラの主
要機能を示したブロック図である。
【図5】本実施形態にかかる電源供給部の回路構成を示
したブロック図である。
【図6】本実施形態にかかる電源遮断装置において実行
されるプログラムを示したフローチャートである。
【図7】本実施形態にかかる電源遮断方法においてマイ
クロコントローラが実行するプログラムを示したフロー
チャートである。
【図8】従来の一般的なノート型コンピュータシステム
の外観構成を示した斜視図である。
【図9】従来のコンピュータシステムの電源遮断時にお
ける液晶ディスプレイ画面の状態を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
100 ノート型コンピュータシステム 110 液晶ディスプレイパネル 120 システム本体 130 キーボード 140 バッテリ 145 ACアダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羅 勝周 大韓民国京畿道水原市勧善区勧善洞998− 14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムの電源遮断装置で
    あって,前記コンピュータシステムに電源を供給する電
    源供給手段と,オペレータにより入力されたシステム終
    了命令によりソフトウェア的に発生された電源遮断命令
    に応じて,電源遮断信号を出力する電源遮断信号発生手
    段と,前記電源遮断信号に応じて,前記電源供給手段の
    電源供給モードを前記コンピュータシステムへの電源供
    給を遮断する電源遮断モードに切り替えるモード変更信
    号を発生する電源供給制御手段とからなることを特徴と
    する,コンピュータシステムの電源遮断装置。
  2. 【請求項2】 前記電源供給制御手段は,前記モード信
    号発生後に,前記電源供給手段の動作モードを検知し,
    前記電源供給手段が電源遮断モードに切り換わっていな
    い場合には,再度モード変更信号を発生することを特徴
    とする,請求項1記載のコンピュータシステムの電源遮
    断装置。
  3. 【請求項3】 前記電源供給手段は,前記電源供給手段
    から前記コンピュータシステムへの電源供給の遮断を確
    認後,前記コンピュータシステムに外部電源が接続され
    ている場合には,前記コンピュータシステムの二次電源
    に充電を行う充電信号を発生することを特徴とする,請
    求項1または2に記載のコンピュータシステムの電源遮
    断装置。
  4. 【請求項4】 前記電源遮断信号は,オペレータにより
    入力されたシステム終了命令に応じてオペレーションシ
    ステムにより発生されることを特徴とする,請求項1,
    2または3にいずれかに記載のコンピュータシステムの
    電源遮断装置。
  5. 【請求項5】 前記電源遮断信号発生手段と前記電源供
    給制御手段はBIOSに組み込まれていることを特徴と
    する,請求項1,2,3または4のいずれかに記載のコ
    ンピュータシステムの電源遮断装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータシステムの電源遮断方法で
    あって,オペレータにより入力されたシステム終了命令
    によりソフトウェア的に発生された電源遮断命令に応じ
    て,電源遮断信号を出力する工程と,前記電源遮断信号
    に応じて,前記コンピュータシステムへの電源供給モー
    ドを電源遮断モードに切り替えるモード変更信号を発生
    する工程と,前記モード変更信号に応じて,前記コンピ
    ュータシステムへの電源供給を遮断する工程を含むこと
    からなることを特徴とする,コンピュータシステムの電
    源遮断方法。
  7. 【請求項7】 さらに,前記モード信号発生後に,前記
    コンピュータシステムへの電源供給モードを検知し,前
    記電源供給モードが電源遮断モードに切り換わっていな
    い場合には,再度モード変更信号を発生する工程を含む
    ことを特徴とする,請求項6記載のコンピュータシステ
    ムの電源遮断方法。
  8. 【請求項8】 さらに,前記コンピュータシステムへの
    電源供給が遮断された後に,前記コンピュータシステム
    に外部電源が接続されているか判断し,前記コンピュー
    タシステムに外部電源が接続されている場合には,前記
    コンピュータシステムの二次電源に充電を行う工程を含
    むことを特徴とする,請求項7または8に記載のコンピ
    ュータシステムの電源遮断方法。
JP10095401A 1997-03-21 1998-03-23 コンピュータシステムの電源遮断装置及び方法 Withdrawn JPH10268981A (ja)

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