JPH10268923A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH10268923A
JPH10268923A JP7003497A JP7003497A JPH10268923A JP H10268923 A JPH10268923 A JP H10268923A JP 7003497 A JP7003497 A JP 7003497A JP 7003497 A JP7003497 A JP 7003497A JP H10268923 A JPH10268923 A JP H10268923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
control unit
output
data
buffer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7003497A
Other languages
English (en)
Inventor
Eizo Nakano
栄造 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値制御装置においてNC制御部がPLC制
御部を経由しないで直接I/O制御部と入出力を行なう
場合の信号の割り付けアドレスを変更可能にする。 【解決手段】 NC制御部10とI/O制御部30が直
接入出力を行なう場合に、パラメータテーブル50にお
ける信号の割り付けアドレスを参照し、該アドレスは変
更可能とすることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC制御部とPL
C制御部とがI/O制御部を共有する数値制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置では入出力制御は主として
PLC制御部(プログラマブル・ロジック・コントロー
ラ)の管轄であり、NC制御部がI/O制御部とデータ
のやりとりをする場合にも一旦PLC制御部を経由して
PLCプログラムによりデータ転送を行なう方法がとら
れる場合が多い。ところが、NC制御部において必要と
なる入力データおよび出力データのうちには、このよう
に一旦PLC制御部を経由する方法では都合の悪いデー
タが存在する。
【0003】例えば非常停止信号が入力された場合にP
LC制御部のプログラムに不具合があればNC制御部ま
でデータが伝達されないという問題が発生する。またP
LCプログラムのデバッグ中にPLCの動作を停止して
いる場合にも、操作パネルのキースイッチが押された場
合にはビープ音によりキーが押されたことをユーザに知
らせることが望ましい。
【0004】そこでNC制御部とI/O制御部とが直接
データをやりとりする方式が実現されている。NC制御
部はI/O制御部の入力バッファの特定のアドレスから
特定のデータ型でデータを読み出し、出力バッファの特
定のアドレスに特定の型でデータを書き込むことで直接
データをやりとりする。
【0005】図5は従来の数値制御装置の一例を示すブ
ロック図であり、NC制御部10と、PLC制御部20
と、I/O制御部30の関係を示している。NC制御部
10は、I/O制御部30における入力バッファ31の
特定のアドレスから特定のデータ型でデータを読みだ
し、NC出力バッファ32の特定のアドレスに特定のデ
ータ型でデータを書き込む。PLC制御部20は、I/
O制御部30における入力バッファ31のデータが確立
するとその値をPLC入力21にコピーして、PLCプ
ログラムが1スキャン実行する間データをラッチする。
またPLCプログラムが1スキャン実行した後のPLC
出力22を出力バッファ33にコピーしてPLCの出力
とする。I/O制御部30は、外部機器40からの入力
信号を入力バッファ31に取り込む入力処理、およびN
C出力バッファ32と出力バッファ33の値を合成して
外部機器40に出力する出力処理を行なう。NC出力バ
ッファ32と出力バッファ33の値の合成は、例えば両
者の論理和を取ることで行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の数値制
御装置では、NC制御部とI/O制御部とが直接データ
のやりとりをするにあたってNC制御部側がI/O制御
部の入力バッファおよび出力バッファのどのアドレスに
どのデータ型でアクセスするかという情報を固定的に持
っているため、実際の非常停止信号やブザー出力信号を
スイッチやブザーと配線する場合の位置は固定的に運用
するしかなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のような事
情からなされたものであり、本発明の目的は、I/O制
御部の入力バッファからアドレスとデータ型を指定して
データをNC制御部の入力データとして書き込むための
パラメータテーブル、およびNC制御部の出力データを
アドレスとデータ型を指定してI/O制御部の出力バッ
ファに書き込むためのパラメータテーブルを持ち、I/
O制御部は前記パラメータテーブルに従ってNC制御部
に対する入出力制御を行なうことにより、NC制御部に
おいて必要となる入力信号および出力信号のアドレスを
可変にする数値制御装置を提供することにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて具体的に説明する。
【0009】図1は、本発明の数値制御装置の一実施形
態を示すブロック図である。従来と同一箇所は同一符合
を付して説明を省略する。図1では、従来技術に比べて
NC入力11、NC出力12、パラメータテーブル50
が追加され、NC出力バッファ32が除去されている。
パラメータテーブル50には入力バッファ読込パラメー
タと出力バッファ書込パラメータの両方が格納されてい
る。このパラメータテーブル50のパラメータは、図示
しないパソコン上または数値制御装置の操作パネル上か
ら参照および設定可能となっている。
【0010】I/O制御部30は、パラメータテーブル
50の入力バッファ読込パラメータを参照して入力バッ
ファ31の指定アドレスおよび型のデータをNC入力1
1に対して転送する。またパラメータテーブル50の出
力バッファ書込パラメータを参照してNC出力12のデ
ータを出力バッファ33に転送する。本発明におけるN
C制御部10は、これらNC入力11およびNC出力1
2をそれぞれ従来における入力バッファ31およびNC
出力バッファ32の代わりとして動作する。
【0011】図2は、本発明の入力バッファ読込パラメ
ータ、および出力バッファ書込パラメータの一実施例を
示す表である。パラメータにはそれぞれ番号と信号名
称、その信号の有効/無効を示すフラグ、信号のデータ
型、信号のバッファ先頭からのオフセット、信号のビッ
ト位置を属性として持つ。これらのうち番号と信号名
称、信号のデータ型についてはパソコンまたは数値制御
装置の操作パネル上からは参照のみ可能で、設定不可能
な属性とする。
【0012】図3は、本発明におけるNC入力11、お
よびNC出力12のデータフォーマットの一実施例を示
す図である。一つの信号は32ビットの領域を持ち、デ
ータ型によって使用する領域は変化する。例えば図2に
示されるパラメータの場合は斜線で示した部分がデータ
が有効な領域である。
【0013】図4は、本発明においてI/O制御部30
が、入力バッファ31から図3に示したデータフォーマ
ットのNC入力11に対して、図2に示した入力バッフ
ァ読込パラメータを参照して、データを転送する際の動
作の一実施形態を示すフローチャートである。まず、入
力バッファ31の先頭アドレスおよびNC入力11の先
頭アドレスを獲得する(ステップS100〜S11
0)。次に入力バッファ読込パラメータにアクセスする
ための信号番号を初期化=1とする(ステップS12
0)。次に該当番号の信号が有効であるかを調べ(ステ
ップS130)、無効の場合はステップS180へ進
む。信号が有効であればその信号の入力バッファ31の
先頭からのオフセットを求め(ステップS140)、デ
ータ型がビットであるかを判定し(ステップS15
0)、ビットの場合はビット位置を求めてNC入力11
の該当信号番号位置にビットをセットする(ステップS
160)。データ型がビット以外の場合はその型のサイ
ズに相当するデータをNC入力11の該当信号位置に転
送する(ステップS170)。以上で1つの信号に対す
る処理が終了するので、信号番号をインクリメントし
(ステップS180)、次の信号が最終でなければステ
ップS130に戻って処理を継続する(ステップS19
0)。信号が最終の場合はデータの転送を終了する。
【0014】以上、入力処理について説明してきたが、
出力処理についてもほぼ同様である。ただし同じ信号を
NC制御部10とPLC制御部20が共通に使う場合は
従来と同様の合成処理(例えば両者の論理和をとる)が
必要である。
【0015】
【発明の効果】このようにNC入力11およびNC出力
12に対してI/O制御部30がデータ転送を行なう際
にパラメータテーブル50を参照することにより、NC
制御部10において必要となる入力信号および出力信号
の入力バッファ31上、または出力バッファ33上のア
ドレスおよびビット位置を可変にした数値制御装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値制御装置の一実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】 本発明の入力バッファ読込パラメータ、およ
び出力バッファ書込パラメータの一実施例を示す図であ
る。
【図3】 本発明におけるNC入力11、およびNC出
力12のデータフォーマットの一実施例を示す図であ
る。
【図4】 本発明においてI/O制御部30が、NC入
力11に対して、データを転送する際の動作の一実施形
態を示すフローチャートである。
【図5】 従来の数値制御装置の一例を示すブロック図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御を行なうNC制御部と、論理制
    御を行なうPLC制御部と、外部機器に対する入出力制
    御を行なうI/O制御部とから構成される数値制御装置
    において、I/O制御部の入力バッファからアドレスと
    データ型を指定してデータをNC制御部の入力データと
    して書き込むためのパラメータテーブル、およびNC制
    御部の出力データをアドレスとデータ型を指定してI/
    O制御部の出力バッファに書き込むためのパラメータテ
    ーブルを持ち、I/O制御部は前記パラメータテーブル
    に従ってNC制御部に対する入出力制御を行なうことを
    特徴とする数値制御装置。
JP7003497A 1997-03-24 1997-03-24 数値制御装置 Pending JPH10268923A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7003497A JPH10268923A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 数値制御装置

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JP7003497A JPH10268923A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 数値制御装置

Publications (1)

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JPH10268923A true JPH10268923A (ja) 1998-10-09

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ID=13419917

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JP7003497A Pending JPH10268923A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 数値制御装置

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JP (1) JPH10268923A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519859A (ja) * 2000-01-10 2003-06-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 汎用運動制御システム
JP2003519858A (ja) * 2000-01-10 2003-06-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 汎用運動制御システム
JPWO2021157660A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12

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JPWO2021157660A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12
WO2021157660A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 ファナック株式会社 動作制御装置及びプログラム

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20040217

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