JPH10268817A - 広告宣伝媒体 - Google Patents

広告宣伝媒体

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JPH10268817A
JPH10268817A JP9289797A JP9289797A JPH10268817A JP H10268817 A JPH10268817 A JP H10268817A JP 9289797 A JP9289797 A JP 9289797A JP 9289797 A JP9289797 A JP 9289797A JP H10268817 A JPH10268817 A JP H10268817A
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container
resin
packaging container
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JP9289797A
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Katsutoshi Konno
克俊 今野
Masaaki Momotome
公明 百留
Yoichiro Hirao
陽一郎 平尾
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告宣伝したい商品等について、一人一人が
手に持って、印刷表示媒体を通して、必然的に、確実に
見せることできる広告宣伝媒体を提供することである。 【解決手段】 商品を充填包装した包装容器の外面に、
該商品を表示する商品名、商標名、製造者、販売者、商
品説明事項等の商品を表示する文字、図形、記号、絵柄
等からなる印刷画像表示部を形成すると共に、該印刷画
像障子部以外の領域に、該包装容器内に充填包装された
商品と全く無関係の他の商品を広告宣伝する文字、図
形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部を形成したこ
とを特徴とする広告宣伝媒体に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,広告宣伝媒体に関
し、更に詳しくは、商品を購入した人に、広告宣伝した
い商品を確実に知らせ、その関心を引きつけることがで
きる広告宣伝媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、広告宣伝媒体としては、種々のも
のが開発され、提案されている。例えば、新聞、雑誌等
に広告欄を設け、ここに広告宣伝したい商品の商品名、
商標名、製造者、販売者、商品説明事項等の商品表示に
かかる文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示
を形成し、その商品の広告宣伝を行っている。あるい
は、商品に関するチラシ、カタログ等を作製し、これを
不特定多数の人に配布し、そこに掲載されている商品を
広く知らせて、人々の関心を引いて広告宣伝を行う場合
もある。更に、例えば、街頭のネオンサイン等を利用
し、主に、視覚を通して商品を広告宣伝する場合、更に
は、ラジオ、街頭放送等を利用し、主に、音声を通して
商品を広告宣伝する場合、あるいは、テレビ等を利用
し、主に、音声と映像等を通して商品を広告宣伝する場
合等もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような広告宣伝媒体による広告宣伝は、不特定多数の人
に向かって商品を広告宣伝するものであり、通常、一人
一人は、それを視覚を通して見ても、また、それを聴覚
をとおして聴いても、広告宣伝する商品について、それ
程関心を引くものではないものである。ましてや、人
は、近年、広告宣伝による喧騒、騒々しさ等に嫌悪感を
持ち、かつ、へきへきしており、それほどに関心のない
商品には、見たり、聴いたりすることを避け、チラシ、
カタロク等に至っては、見ないで、そのまま捨ててしま
い、その商品の広告宣伝に振り向かないのが実状であ
る。そこで本発明は、広告宣伝したい商品等について、
一人一人が手に持って、印刷画像表示媒体を通して、必
然的に、確実に見せることできる広告宣伝媒体を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究の結果、種々の商品を充
填包装する包装容器の外面に着目し、種々の商品を充填
包装する包装容器の外面に、まず、その充填包装する商
品の商品名、商標名、製造者、販売者、商品説明事項等
の通常の商品表示にかかる文字、図形、記号、絵柄等か
らなる印刷画像表示部を形成し、更に、該印刷画像表示
部以外の領域に、該包装容器内に充填包装された商品と
全く無関係の他の商品を広告宣伝する文字、図形、記
号、絵柄等からなる印刷画像表示部を形成した包装製品
を製造し、これを市場に供給したところ、その包装製品
を購入しようとする、あるいは、購入した一人一人は、
その包装製品を手に持って、その外面に施されている充
填包装されている商品と共に他の商品に関する印刷画像
表示部に目を落とし、必然的に、確実に、その印刷画像
表示部を見ることになり、これによって、極めて商品の
広告宣伝機能の高い広告宣伝媒体を製造し得ることを見
出して本発明を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、商品を充填包装した
包装容器の外面に、該商品を表示する商品名、商標名、
製造者、販売者、商品説明事項等の商品表示にかかる文
字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部を形成
すると共に、該印刷画像表示部以外の領域に、該包装容
器内に充填包装された商品と全く無関係の他の商品を広
告宣伝する文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像
表示部を形成したことを特徴とする広告宣伝媒体に関す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。まず、本発明にかかる広告宣伝媒体の
構成についてその一二例を例示して図面を用いて説明す
ると、図1および図2は、本発明にかかる広告宣伝媒体
の構成を示す概略的平面図であり、図3および図4は、
本発明にかかる別の形態にかかる広告宣伝媒体の構成を
示す概略的斜視図である。本発明にかかる広告宣伝媒体
は、図1および図2に示すように、包装容器が、プラス
チックフィルム製軟包装袋からなる場合を例示であり、
まず、例えば、菓子、キャンディ−等の商品1を充填包
装したプラスチック製軟包装袋2の表側Pの外面に、そ
の菓子、キャンディ−等の商品1を表示する事項、例え
ば、商品1の商標名a、商品1を表す絵柄b、商品1の
品名、中身、製造者、および販売者等を表す欄c、その
他、商品1の使用法、保存法等の所定の表示事項(図示
してない)等の商品1を表す文字、図形、記号、絵柄等
からなる印刷画像表示部3を形成し、更に、その印刷画
像表示部3以外の領域、例えば、プラスチック製軟包装
袋2の裏側Qの外面に、該プラスチック製軟包装袋2内
に充填包装されている菓子、キャンディ−等の商品1と
全く無関係である、例えば、テレビ、パソコン、その他
等の電気製品等の他の商品4を広告宣伝する他の商品4
の商標名x、その他の商品4を表す絵柄y、その他の商
品4の性能、製造者等を表示する欄z等の他の商品4を
表す文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部
5を形成して、本発明にかかる広告宣伝媒体Aを構成す
るものである。
【0007】次に、本発明にかかる広告宣伝媒体につい
て別の形態のものを挙げると、図3および図4に示すよ
うに、包装容器が、屋根型の紙製容器(ゲ−ベルトップ
シ−ル型液体紙容器)からなる場合を例示するものであ
り、まず、例えば、オレンジジュ−ス等の果汁飲料等の
商品11を充填包装した紙製容器12の表側Pの外面
に、そのオレンジジュ−ス等の果汁飲料等の商品11を
表示する事項、例えば、商品11の商標名a、商品11
を表す絵柄b、商品11の品名、中身、内容量、製造
者、および販売者等を表す欄c、その他、商品11の飲
料法、保存法等の所定の表示事項(図示してない)等の
商品11を表す文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷
画像表示部3を形成し、更に、その印刷画像表示部3以
外の領域、例えば、紙製容器12の裏側Qの外面に、該
紙製容器12内に充填包装されているジュ−ス等の果汁
飲料等の商品11と全く無関係である、例えば、ゴルフ
クラブ等の他の商品14を広告宣伝する事項、例えば、
他の商品14の商品名x、他の商品14を表す絵柄y、
他の商品14の性能、製造者、販売者等の他の商品14
を表示する欄z、その他、他の商品14の使用法、修理
法等の所定の事項(図示してない)等の他の商品14を
表す文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部
5を形成して、本発明にかかる広告宣伝媒体Bを構成す
るものである。
【0008】上記の例示は、本発明にかかる広告宣伝媒
体についてその一二例を例示したものであり、これによ
って本発明は限定されるものではない。本発明において
は、図示しないが、包装容器の形態としては、上記のよ
うなプラスチック製軟包装袋、紙製容器等の他に、例え
ば、プラスチック成形容器、金属製容器、ガラス製容
器、その他、紙とプラスチックとからなる複合容器等の
ものでもよく、また、その形態は、内容物である商品の
形態により、種々の形態のものを取り得るものである。
而して、本発明においては、上記のような広告宣伝媒体
により、その包装製品を購入しようとする、あるいは、
購入した一人一人は、その包装製品を手に持って、その
外面に施されている充填包装されている商品と共に他の
商品に関する印刷画像表示部に目を落とし、必然的に、
確実に、その印刷画像表示部を見ることになり、これに
よって、極めて高い商品の広告宣伝機能を発揮すること
ができるものである。
【0009】次に、本発明にかかる広告宣伝媒体につい
て、それを構成する材料、製造法等を説明すると、ま
ず、本発明において、包装容器が、プラスチック製軟包
装袋あるいは紙製容器等の場合には、それらを構成する
基材フィルムとしては、これが基本素材となることか
ら、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた
性質を有し、特に、強度を有して強靱であり、かつ耐熱
性を有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用すること
ができ、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の
強度を有し、強靱な樹脂のフィルムないしシ−ト、その
他等を使用することができる。而して、上記の樹脂のフ
ィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるい
は一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等の
いずれのものでも使用することができる。そのフィルム
の厚さとしては、5μmないし100μm位、好ましく
は、10μmないし50μm位が望ましい。
【0010】次にまた、本発明において、上記の基材フ
ィルムとしては、例えば、紙層を構成する各種の紙基材
も使用することができ、具体的には、本発明において、
紙基材としては、賦型性、耐屈曲性、剛性等を持たせる
ものであり、例えば、強サイズ性の晒または未晒の紙基
材、あるいは純白ロ−ル紙、クラフト紙、板紙、加工紙
等の紙基材、その他等を使用することができる。上記に
おいて、紙層を構成する紙基材としては、坪量約80〜
600g/m2位のもの、好ましくは、坪量約100〜
450g/m2 位のものを使用することが望ましい。勿
論、本発明においては、紙層を構成する紙基材と、上記
に挙げた基材フィルムとしての各種の樹脂のフィルムな
いしシ−ト等を併用して使用することができる。
【0011】而して、本発明においては、上記のような
基材フィルムの表面に、原反の状態において、予め、例
えば、文字、図形、記号、絵柄、模様等の所望の印刷絵
柄を通常の印刷法、例えば、オフセット印刷、グラビア
印刷、凸版印刷、シルクスクリ−ン印刷、転写印刷、そ
の他等によって表刷り印刷、あるいは裏刷り印刷等を行
うことにより、包装容器内に充填包装した商品を表示す
る商品名、商標名、製造者、販売者、商品説明事項等の
商品を表示する文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷
画像表示部を形成すると共に、該印刷画像表示部以外の
領域に、該包装容器内に充填包装された商品と全く無関
係の他の商品を広告宣伝する文字、図形、記号、絵柄等
からなる印刷画像表示部を形成することができるもので
ある。なお、本発明においては、上記のような印刷画像
表示部を形成するに際しては、印刷画像表示部を構成す
る文字、図形、記号、絵柄等を、通常の印刷インキを使
用して形成する代わりに、例えば、蛍光性インキ、示温
性インキ等を使用して印刷画像表示部を形成することも
でき、更には、その印刷画像表示部の構造を凹凸画像等
にすることもでき、更にまた、ホログラフィ−等を使用
して印刷画像表示部を形成してもよく、また、印刷イン
キの色数を増やして印刷画像表示部を形成することもで
きる。而して、上記のような印刷画像表示部を形成する
ことにより、その機能性、広告宣伝効果等を更に高める
ことが可能となるものである。
【0012】ところで、本発明において、上記のような
プラスチック製軟包装袋あるいは紙製容器等を構成する
場合、上記のような基材フィルムに、更に、製袋あるい
は製函する際に、ヒ−トシ−ル性フィルムを使用するも
のである。本発明において、上記のヒ−トシ−ル性フィ
ルムとしては、熱によって溶融し相互に融着し得る樹脂
のフィルムないしシ−トを使用することができ、具体的
には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−
メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル
共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペン
テンポリマ−、ポリブテンポリマ−、ポリエチレンまた
はポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ
−ル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸
変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ
(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その
他等の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することがで
きる。而して、上記のフィルムないしシ−トは、その樹
脂を含む組成物によるコ−ティング膜の状態で使用する
ことができる。その膜もしくはフィルムないしシ−トの
厚さとしては、5μmないし300μm位が好ましく
は、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
【0013】更に、本発明において、上記のようなプラ
スチック製軟包装袋あるいは紙製容器等を構成する場
合、必要ならば、例えば、遮光性、水蒸気、ガス等のバ
リア−性を有するアルミニウム箔、あるいはアルミニウ
ムの蒸着膜を有する樹脂のフィルム、水蒸気、ガス等の
バアリ−性を有する酸化ケイ素、酸化アルミニウム等の
無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、水蒸気、
水等のバリア性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体等の樹脂のフィルムないしシ−ト、あるいは、ガス、
水蒸気等に対するバリア性を有するポリ塩化ビニリデ
ン、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物等の樹脂のフィルムないしシ−ト、樹脂に
顔料等の着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練
してフィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂
のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。こ
れらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用
することができる。
【0014】なお、本発明においては、通常、包装容器
は、物理的にも化学的にも過酷な条件におかれることか
ら、包装容器を構成する包装材料には、厳しい包装適性
が要求され、変形防止強度、落下衝撃強度、耐ピンホ−
ル性、耐熱性、密封性、品質保全性、作業性、衛生性、
その他等の種々の条件が要求され、このために、本発明
においては、上記のような諸条件を充足する材料を任意
に選択して使用することができ、具体的には、例えば、
低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エ
チル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタクリル
酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテン系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポ
リ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン
共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリル
ニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリ
ル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体(ABS系樹脂)、
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ
−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体のケン化物、フッ素系樹脂、ジエン
系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、
ニトロセルロ−ス、その他等の公知の樹脂のフィルムな
いしシ−トから任意に選択して使用することができる。
その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使
用することができる。本発明において、上記のフィルム
ないしシ−トは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸さ
れたもの等のいずれのものでも使用することができる。
また、その厚さは、任意であるが、数μmから300μ
m位の範囲から選択して使用することができる。更に、
本発明においては、フィルムないしシ−トとしては、押
し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等
のいずれの性状の膜でもよい。
【0015】次に、上記の本発明において、上記のよう
な材料を使用し、例えば、ウエットラミネ−ション法、
ドライラミネ−ション法、無溶剤型ドライラミネ−ショ
ン法、押し出しラミネ−ション法、共押し出しラミネ−
ション法、インフレ−ション法、その他等の通常の積層
法等を利用して、所望の積層材を製造し、該積層材を使
用し、これを製袋ないし製函して、プラスチック製軟包
装袋あるいは紙製容器等の包装容器を製造することがで
きる。而して、本発明において、上記の積層を行う際
に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の
前処理をフィルムに施すことができ、また、例えば、イ
ソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン
系、ポリブタジェン系、有機チタン系等のアンカ−コ−
ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリル
系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、
セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト用接着剤等の公知
の前処理、アンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用すること
ができる。
【0016】次に、本発明において、上記のような積層
材を使用して製袋ないし製函する方法について説明する
と、例えば、包装容器がプラスチック製軟包装袋の場
合、上記のような方法で製造した積層材を使用し、その
内層のヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向させて、それを
折り重ねるか、或いはその二枚を重ね合わせ、更にその
周辺端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を設けて袋体を構
成することができる。而して、その製袋方法としては、
上記の積層材を、その内層の面を対向させて折り曲げる
か、あるいはその二枚を重ね合わせ、更にその外周の周
辺端部を、例えば、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方
シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼り
シ−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ
−ル型、角底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態に
よりヒ−トシ−ルして、本発明にかかる種々の形態のプ
ラスチック製軟包装袋を製造することができる。その
他、例えば、自立性包装袋(スタンディングパウチ)等
も製造することが可能であり、更に、本発明において
は、上記の積層材を使用してチュ−ブ容器等も製造する
ことができる。上記において、ヒ−トシ−ルの方法とし
ては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルト
シ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−
ル等の公知の方法で行うことができる。
【0017】次にまた、包装容器として、紙基材を含む
液体充填用紙製容器の場合、例えば、積層材として、紙
基材を積層した積層材を製造し、これから所望の紙容器
を製造するブランク板を製造し、しかる後該ブランク板
を使用して胴部、底部、頭部等を製函して、例えば、ブ
リックタイプ、フラットタイプあるいはゲ−ベルトップ
タイプの液体用紙容器等を製造することができる。ま
た、その形状は、角形容器、丸形等の円筒状の紙缶等の
いずれのものでも製造することができる。
【0018】次に、本発明において、包装容器が、プラ
スチック製成形容器の場合には、例えば、ポリエチレン
系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン−プロピレン
共重合体、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアクリルニトリ
ル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹
脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合
体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、その他等の公知の成形用樹脂を使用し、例え
ば、射出成形法、押し出し成形法、真空圧空成形等の熱
成形法、ブロ−成形法、その他等の公知の成形法を利用
して、種々のプラスチック製成形容器を製造することが
できる。
【0019】更にまた、本発明においては、包装容器と
しては、金属缶等の金属製容器、ガラス瓶等のガラス製
容器等も使用することができる。
【0020】次に、本発明において、包装容器に充填包
装した商品を表示する商品名、商標名、製造者、販売
者、商品説明事項等の商品表示にかかる文字、図形、記
号、絵柄等からなる印刷画像表示部、更には、該印刷画
像表示部以外の領域に、該包装容器内に充填包装された
商品と全く無関係の他の商品を広告宣伝する文字、図
形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部は、上記のよ
うに、通常は、包装容器の外面に設けるものであるが、
しかし、例えば、包装紙等の商品の外装材、あるいは、
包装容器の外面に貼り合わせるラベル等にも設けること
もでき、これによって、商品の外装材、あるいは、ラベ
ル等も、本発明にかかる広告宣伝媒体とすることもでき
るものである。
【0021】次に、本発明において、包装容器内に充填
包装する商品、あるいは、これと全く関係のない他の商
品としては、例えば、菓子、キャンディ−、果汁、酒、
油、調味料、その他等の各種の飲食品、洗剤、歯磨き
粉、その他等の日用品、雑貨品、テレビ、冷蔵庫、洗濯
機、掃除機、パソコン、ゲ−ム機、オ−ディオ製品、そ
の他等の各種の電気製品、医薬品、ゴルフクラブ、サ−
カ−ボ−ル、野球道具、その他等の各種の運動用具、そ
の他等の種々の商品を対象とすることができ、これらの
商品を任意に組み合わせて適用することができる。
【0022】
【実施例】次に、上記の本発明について以下に具体例を
挙げて更に詳しく本発明を説明する。 実施例1 厚さ20μmの2軸延伸ポリポリプロピレンフィルムの
裏面に、ポテトチップという商品名、ポテトチップを表
す絵柄、その品名、原材料名、内容量、賞味期限、製造
者、あるいは販売者等のポテトチップを表示する印刷画
像をグラビア印刷方式で印刷し、併せて、更に、上記の
ポテトチップを表示する印刷画像表示以外の領域に、該
ポテトチップと全く関係のない他の商品である冷蔵庫を
表示する文字、絵柄等を裏刷り印刷した。次に、上記の
印刷面に、ポリウレタン系2液硬化型接着剤を3g/m
2 (乾燥状態)の割合で塗工し、しかる後、その塗工面
に、厚さ300Åの酸化ケイ素の蒸着膜を有する厚さ2
0μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを、その酸化ケ
イ素の蒸着膜面を対向させて重ね合わせ、次いで、その
両者を貼り合わせ、更に、3日間エ−ジング処理して、
下記の層構成からなる積層材を製造した。厚さ20μm
の2軸延伸ポリプロピレンフィルム/印刷層/接着剤層
/厚さ300Åの酸化ケイ素の蒸着膜・厚さ20μmの
無延伸ポリプロピレンフィルム次に、上記で製造した積
層材を使用し、その無延伸ポリプロピレンフィルム面を
対向させて重ね合わせ、しかる後、通常のプラスチック
製軟包装袋を製造する製袋機により三方シ−ル型のプラ
スチック製袋を製造した。次いで、上記で製造したプラ
スチック製袋に、その開口部からポテトチップを充填
し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして包装製品
を製造した。上記の包装製品は、その表面に内容物であ
るポテトチップの印刷画像表示があり、また、その裏面
には、該ポテトチップと全く関係のない他の商品である
冷蔵庫を広告宣伝する印刷画像が表示されていた。
【0023】実施例2 坪量400g/m2 の紙の表面に、日本酒の商品名、日
本酒を表す絵柄、その品名、原材料名、内容量、賞味期
限、製造者、あるいは販売者等の日本酒を表示する印刷
画像をグラビア印刷方式で印刷し、併せて、更に、上記
の日本酒を表示する印刷画像表示以外の領域に、該日本
酒と全く関係のない他の商品であるテレビを表示する文
字、絵柄等を表刷り印刷し、次いで、上記の印刷面に、
低密度ポリエチレンを使用し厚さ20μmに押し出しラ
ミネ−トした。次に、上記の紙の非印刷面に、厚さ9μ
mのアルミニウム箔を、低密度ポリエチレンを使用して
厚さ20μmに押し出してサンドラミネ−トし、次い
で、該アルミニウム箔面に、ポリウレタン系2液硬化型
接着剤を3g/m2 (乾燥状態)の割合で塗工し、しか
る後、その塗工面に、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチ
レンテレフタレ−トフィルムを貼り合わせ、更にまた、
該二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム面に、
ポリウレタン系2液硬化型接着剤を3g/m2 (乾燥状
態)の割合で塗工し、しかる後、その塗工面に、厚さ6
0μmの低密度ポリエチレンフィルムを貼り合わせて、
下記の層構成からなる積層材を製造した。厚さ20μm
の低密度ポリエチレン層/印刷層/坪量400g/m2
の紙/厚さ20μmの低密度ポリエチレン層/厚さ9μ
mのアルミニウム箔/接着剤層/厚さ12μmの二軸延
伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム/接着剤層/厚
さ60μmの低密度ポリエチレンフィルム次に、上記で
製造した積層材を使用し、まず、該積層材から紙容器形
成用のブランク板を製造し、次いで、該ブランク板を使
用して、その端部を重ね合わせてその重合縁部を熱溶着
して紙容器形成用の角形胴部を製造し、しかる後、該角
形胴部の一方の開口部を折り込みヒ−トシ−ルして底部
を形成して紙容器を製造した。次いで、上記の紙容器の
上方の開口部から日本酒を充填し、しかる後、その開口
部を折り込みヒ−トシ−ルして屋根型の上方シ−ル部を
形成して、包装製品を製造した。上記の包装製品は、そ
の表面に内容物である日本酒の印刷画像表示があり、ま
た、その裏面には、該日本酒と全く関係のない他の商品
であるテレビを広告宣伝する印刷画像が表示されてい
た。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、種々の商品を充填包装する包装容器の外面に着目
し、種々の商品を充填包装する包装容器の外面に、ま
ず、その充填包装する商品の商品名、商標名、製造者、
販売者、商品説明事項等の通常の商品表示にかかる文
字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部を形成
し、更に、該印刷画像表示部以外の領域に、該包装容器
内に充填包装された商品と全く無関係の他の商品を広告
宣伝する文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像表
示部を形成した包装製品を製造し、これを市場に供給し
て、その包装製品を購入しようとする、あるいは、購入
した一人一人は、その包装製品を手に持って、その外面
に施されている充填包装されている商品と共に他の商品
に関する印刷画像表示部に目を落とし、必然的に、確実
に、その印刷画像表示部を見ることになり、これによっ
て、極めて商品の広告宣伝機能の高い広告宣伝媒体を製
造し得ることができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる広告宣伝媒体の構成を示す概略
的平面図である。
【図2】本発明にかかる広告宣伝媒体の構成を示す概略
的平面図である。
【図3】本発明にかかる広告宣伝媒体の構成を示す概略
的斜視図である。
【図4】本発明にかかる広告宣伝媒体の構成を示す概略
的斜視図である。
【符号の説明】
1 商品 2 プラスチック製軟包装袋 3 文字、図形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部 4 他の商品 5 他の商品を表す文字、図形、記号、絵柄等からなる
印刷画像表示部 P 表側 Q 裏側 a 商品の商標名 b 商品を表す絵柄 c 商品の品名、中身、製造者、および販売者等を表す
欄 x 他の商品の商標名 y 他の商品を表す絵柄 z 他の商品の性能、製造者等を表示する欄 11 商品 12 屋根型の紙製容器 14 他の商品 A 広告宣伝媒体 B 広告宣伝媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を充填包装した包装容器の外面に、
    該商品を表示する商品名、商標名、製造者、販売者、商
    品説明事項等の商品表示にかかる文字、図形、記号、絵
    柄等からなる印刷画像表示部を形成すると共に、該印刷
    画像表示部以外の領域に、該包装容器内に充填包装され
    た商品と全く無関係の他の商品を広告宣伝する文字、図
    形、記号、絵柄等からなる印刷画像表示部を形成したこ
    とを特徴とする広告宣伝媒体。
  2. 【請求項2】 包装容器が、プラスチックフィルム製軟
    包装袋からなることを特徴とする上記の請求項1に記載
    する広告宣伝媒体。
  3. 【請求項3】 包装容器が、プラスチック成形容器から
    なることを特徴とする上記の請求項1に記載する広告宣
    伝媒体。
  4. 【請求項4】 包装容器が、紙製容器からなることを特
    徴とする上記の請求項1に記載する広告宣伝媒体。
  5. 【請求項5】 包装容器が、金属製容器からなることを
    特徴とする上記の請求項1に記載する広告宣伝媒体。
  6. 【請求項6】 包装容器が、ガラス製容器からなること
    を特徴とする上記の請求項1に記載する広告宣伝媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003084698A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Toppan Printing Co Ltd 広告付き容器包装体およびその製造方法及び広告付き容器包装体の広告決定方法およびそのシステム
JP2006285062A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Dainippon Printing Co Ltd 広告宣伝媒体

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