JPH10268535A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置Info
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- JPH10268535A JPH10268535A JP13669997A JP13669997A JPH10268535A JP H10268535 A JPH10268535 A JP H10268535A JP 13669997 A JP13669997 A JP 13669997A JP 13669997 A JP13669997 A JP 13669997A JP H10268535 A JPH10268535 A JP H10268535A
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Abstract
ルベントクラック性を有する電子写真感光体、この電子
写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真
装置を提供する。 【解決手段】 支持体上に感光層を有する電子写真感光
体において、表面層が下記式(1)の構造を有するポリ
アリレート樹脂、及び下記(2)の構造を有するトリア
リールアミン化合物及び下記(3)の構造を有するスチ
リル化合物の一方を含有することを特徴とする電子写真
感光体、この電子写真感光体を有するプロセスカートリ
ッジ及び電子写真装置。
Description
プロセスカートリッジ及び電子写真装置に関し、詳しく
は特定の樹脂及び特定の電荷輸送材料を含有する感光層
を有する電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電
子写真装置に関する。
る電子写真感光体の開発が盛んに行われている。例え
ば、米国特許3837851号明細書にはトリアリルピ
ラゾリンを含有する電荷輸送層を有する感光体、米国特
許3871880号明細書にはペリレン顔料の誘導体を
含有する電荷発生層と3−プロピレンとホルムアルデヒ
ドの縮合体を含有する電荷輸送層とを有する感光体など
が記載されている。
感度を有する波長域が異なり、例えば特開昭61−27
2754号公報及び特開昭56−167759号公報に
は可視領域に高い感度を有する化合物が開示されてお
り、また特開昭57−19576号公報及び特開昭61
−228453号公報には赤外領域に高い感度を有する
化合物が開示されている。
ものは、レーザービームプリンター(以下LBPと略
す)やLEDプリンターに使用されその需要頻度は高く
なってきている。
は適用される電子写真プロセスに応じた感度、電気的特
性、機械的特性、更には光学的特性を備えていることが
要求される。
表面には、帯電、露光、現像、転写及びクリーニングな
どの電気的及び機械的外力が直接何度も加えられるた
め、それらに対する耐久性が要求される。
生するオゾンや窒素酸化物による劣化や、放電やクリー
ニングによる表面の摩耗や傷といった電気的及び機械的
劣化に対する耐久性が求められている。
し、光が照射していない部分と電位差が生じる現象も問
題であり、これはフォトメモリーと呼ばれる。
7−17826号公報及び特開昭58−40566号公
報に開示されるような電子写真感光体に接触配置された
帯電部材に電圧を印加することによって電子写真感光体
を帯電する接触帯電手段に起因する問題もある。
べ、オゾンの発生量が格段に少ない、スコロトロンが帯
電器に流す電流の80%前後がシールドに流れるのに対
して、接触帯電はこの浪費分がなく非常に経済的であ
る、などのメリットを持つ。
に接触しているため、電子写真感光体にはより優れた機
械的強度が要求される。
ため帯電安定性を向上させる目的で印加電圧として直流
電圧に交流電圧を重畳させた電圧を用いることが提案さ
れている(特開昭63−149668号公報)。
が、ACを重畳するために電子写真感光体に流れる電流
量は大幅に増大するために電子写真感光体の削れ量が増
加してしまうという問題が新たに生じてしまい、機械的
強度のみならず電気的強度も要求されるようになってき
た。
より生じるソルベントクラックに対する耐久性も要求さ
れている。
れた機械的耐久性及び優れた耐ソルベントクラック性を
有する電子写真感光体を提供することにある。
体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提
供することにある。
上に感光層を有する電子写真感光体において、該電子写
真感光体の表面層が下記式(1)で示される構成単位を
有する樹脂、及び下記式(2)で示されるトリアリ−ル
アミン化合物及び下記式(3)で示されるスチリル化合
物の少なくとも一方を含有することを特徴とする電子写
真感光体である。
は異なって水素原子、トリフルオロメチル基、置換もし
くは無置換のアルキル基または置換もしくは無置換のア
リール基を示す)、置換もしくは無置換のシクロアルキ
リデン基、置換もしくは無置換の、α,ω−アルキレン
基、単結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2
−を示し、R1 〜R12は同一または異なって水素原子、
ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または
置換もしくは無置換のアリール基を示す)
置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアルコキシ基
または
ゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または置換
もしくは無置換のアルコキシ基を示す)を示し、R15〜
R27は同一または異なって水素原子、ハロゲン原子、置
換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換の
アルコキシ基を示し、R28及びR29は同一または異なっ
て水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換も
しくは無置換のアラルキル基または置換もしくは無置換
のアリール基を示す)
示し、R30及びR31は同一または異なって置換もしくは
無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル
基、置換もしくは無置換のアリール基または置換もしく
は無置換の複素環基を示し、R32〜R39は同一または異
なって水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基また
は置換もしくは無置換のアルコキシ基を示し、Arは置
換もしくは無置換のアリーレン基または置換もしくは無
置換の複素環基を示す)
するプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
メチル基、エチル基、プロピル基、シクロヘキシル基及
びシクロヘプチル基などが挙げられる。アリール基とし
てはフェニル基、ナフチル基及びアンスリル基などが挙
げられる。シクロアルキリデン基としてはシクロヘキシ
リデン基、シクロヘプチリデン基及びフルオレニリデン
基などが挙げられ、炭素数が5〜11であることが好ま
しい。α,ω−アルキレン基としては、1,2−エチレ
ン基、1,3−プロピレン基及び1,4−ブチレン基な
どが挙げられ、炭素数が2〜10であることが好まし
い。ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子及び臭
素原子などが挙げられる。
フッ素原子、塩素原子及び臭素原子などのハロゲン原
子、メチル基、エチル基及びプロピル基などのアルキル
基、フェニル基、ナフチル基及びアンスリル基などのア
リール基、ベンジル基及びフェネチル基などのアラルキ
ル基、及びメトキシ基、エトキシ基及びプロポキシ基な
どのアルコシ基などが挙げられる。
直接結合していることを意味し、例えば後述の構成単位
例(1)−7、(1)−23及び(1)−24が挙げら
れる。
ルキル基、アルコキシ基、アラルキル基、アリール基と
しては上記と同様のものが挙げられる。アリーレン基と
してはフェニレン基、ナフチレン基及びビフェニレン基
などが挙げられる。複素環基としてはピリジン環基、フ
ラン環基、チオフェン環基及びキノリン環基などが挙げ
られる。
上記と同様のハロゲン原子、アルキル基、アリール基、
アラルキル基、アルコキシ基などが挙げられる。
ましい例を示すが、これらに限られるものではない。
(1)−2及び(1)−7が機械的特性及び電荷輸送材
料との相溶性の点で好ましく、特には構成単位例(1)
−1及び(1)−2が好ましい。更には構成単位例
(1)−1と(1)−2の共重合体が好ましい。
成単位を有する樹脂は、下記式(4)で示されるビスフ
ェノールを、通常溶解性を上げるためテレフタル酸塩化
物及びイソフタル酸塩化物の混合物とアルカリ下で溶媒
/水系中で攪拌し、界面重合を行うことにより得ること
ができる。
様)
物の比率は得られる樹脂の溶解性を考慮して決定される
ものである。但し、いずれかの塩化物が全塩化物に対し
30mol%以下になると合成した樹脂の溶解性が極端
に低下することがあるので、通常は1/1の比率で用い
るのが好ましい。
される構成単位を1種類のみ有していても、2種類以上
有していてもよい。また、本発明の効果を得られる範囲
で式(1)で示される構成単位以外の構成単位を有して
いてもよい。更には、式(1)で示される構成単位を有
する樹脂を2種類以上、あるいは該樹脂とそれ以外の樹
脂をブレンドして用いてもよい。
0〜200,000の粘度平均分子量を有することが好
ましく、特には10,000〜100,000の粘度平
均分子量を有することが好ましい。
アミン化合物の好ましい例を示すが、これらに限られる
ものではない。
4、(2)−6及び(2)−13、特には(2)−6が
感度及び樹脂との相溶性の点で好ましい。
54号公報などに記載された方法によって合成すること
ができる。
化合物の好ましい例を示すが、これらに限られるもので
はない。
0が感度及び樹脂との相溶性の点で好ましい。
60号公報などに記載された合成法によって合成するこ
とができる。
防止という点で、表面層が式(3)で示されるトリアリ
ールアミン化合物と式(3)で示されるスチリル化合物
の両者を含有することが好ましい。
層が電荷発生材料と電荷輸送材料を同一の層に含有する
単層型の場合はその層であり、電荷発生材料を含有する
電荷発生層と電荷輸送材料を含有する電荷輸送層を有す
る積層型の場合は電荷輸送層である。本発明において
は、電子写真特性の点から積層型であることが好まし
い。
脂、及び電荷輸送材料としての上記トリアリールアミン
化合物及びスチリル化合物の少なくとも一方を適当な溶
剤を用いて溶解した溶液を塗布し、乾燥することによっ
て形成することができる。電荷輸送材料とバインダーの
割合は重量比で1:0.5〜1:2であることが好まし
い。また、膜厚は5〜40μmであることが好ましく、
特には15〜30μmであることが好ましい。
の重量のバインダー及び溶剤とともにホモジナイザー、
超音波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンドミ
ル、アトライター、ロールミル及び液衝突型高速分散機
などの方法でよく分散した分散液を塗布し、乾燥するこ
とによって形成することができる。本発明に用いられる
電荷発生材料としてはセレン−テルル、ピリリウム、チ
アピリリウム系染料、フタロシアニン、アントアントロ
ン、ジベンズピレンキノン、トリスアゾ、シアニン、ジ
スアゾ、モノアゾ、インジゴ、キナクリドン及び非対称
キノシアニン系などの各顔料が挙げられる。また、膜厚
は5μm以下であることが好ましく、特には0.1〜2
μmであることが好ましい。
料及び電荷輸送材料を上記樹脂に分散及び溶解した溶液
を塗布し、乾燥することによって形成することができ
る。膜厚は5〜40μmであることが好ましく、特には
15〜30μmであることが好ましい。
潤滑剤を添加することもできる。
るものであればよく、アルミニウム及びステンレスなど
の金属、あるいは導電層を設けた金属、紙及びプラスチ
ックなどが挙げられ、形状はシート状または円筒状など
が挙げられる。
に、干渉縞の防止や支持体の傷の被覆を目的とした導電
層を設けてもよい。かかる導電層はカーボンブラック、
金属粒子及び金属酸化物粒子などの導電性粉体をバイン
ダー樹脂に分散した溶液を塗布し、乾燥することによっ
て形成することができる。導電層の膜厚は5〜40μm
であることが好ましく、特には10〜30μmであるこ
とが好ましい。
の間に、接着機能及びバリア機能を有する中間層を設け
ることができる。中間層の材料としてはポリアミド、ポ
リビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、エチルセ
ルロース、カゼイン、ポリウレタン及びポリエーテルウ
レタンなどが挙げられる。これらは適当な溶剤に溶解し
て塗布される。中間層の膜厚は0.05〜5μmである
ことが好ましく、特には0.3〜1μmであることが好
ましい。
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光などの像露光手段(不図示)からの画像露
光光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が
順次形成されていく。
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用され
る。なお、一次帯電手段3が帯電ローラーなどを用いた
接触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要では
ない。
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9などの構成要素のうち、複数のものをプロセスカート
リッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカー
トリッジを複写機やレーザービームプリンターなどの電
子写真装置本体に対して着脱可能に構成しても良い。例
えば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手
段9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持して
カートリッジ化し、装置本体のレール12などの案内手
段を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ
11とすることができる。
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動な
どにより照射される光である。
説明する。なお、実施例中「部」は重量部を示す。
シリンダー上に、以下の材料より構成される塗料を浸漬
コーティング法で塗布し、140℃で30分熱硬化する
ことによって膜厚が15μmの導電層を形成した。
ナイロン3部及び共重合ナイロン3部を、メタノール6
5部及びn−ブタノール30部の混合溶剤に溶解した溶
液を浸漬コーティング法で塗布し、乾燥することによっ
て、膜厚が0.5μmの中間層を形成した。
2θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.9°及
び27.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフ
タロシアニン4部、ポリビニルブチラール(商品名:エ
スレックBM2、積水化学製)2部及びシクロヘキサノ
ン60部を混合した溶液を、φ1mmガラスビーズを用
いたサンドミル装置で4時間分散した後、エチルアセテ
ート100部を加えて電荷発生層用分散液を調製した。
これを中間層上に浸漬コーティング法で塗布し、乾燥す
ることによって、膜厚が0.3μmの電荷発生層を形成
した。
及び表1に示される樹脂10部を、モノクロロベンゼン
30部及びジクロロメタン70部の混合溶剤に溶解し
た。
まず、所定のビフェノール(0.01mol)と、水酸
化ナトリウム(0.8g)及び塩化テトラメチルアンモ
ニウム(1g)を水100mlに溶解した溶液を1リッ
トルのミキサー中に投入した。次に、この溶液に1,2
−ジクロロエタン(30ml)にテレフタル酸塩化物
(0.005mol)及びイソフタル酸塩化物(0.0
05mol)を溶解した溶液を攪拌しながら投入し、1
0分間高速攪拌し、2時間放置後、1,2−ジクロロエ
タン液を回収した。回収した溶液に大量のヘキサンを投
入することによって目的の樹脂を得た。得られた樹脂に
は更に水洗浄、クロロホルム溶解及びメタノール滴下の
精製を行った。
グ法で塗布し、120℃で2時間乾燥することによっ
て、膜厚が25μmの電荷輸送層を形成した。
て評価した。
カード製LBP「レーザージェット4plus」(プロ
セススピード71mm/sec)の改造機に装着した。
改造は一次帯電の制御を定電流制御から定電圧制御とし
たというものである。この装置を用いて28℃、90%
RH下で通紙耐久試験を行った。画像はA4で、印字率
4%の格子パターンとした。また、シーケンスはプリン
ト1枚毎に1回停止する間欠モードとした。トナーがな
くなったならば補給し、画像に問題(カブリ)が発生す
るまで繰り返しプリントし、問題(カブリ)が発生した
ときの枚数を記録した。なお、観察は目視とした。
を用いたテーバー摩耗試験を行った。安田電機社製AB
RATION TESTERを用い15分摩耗させたと
きの重量減少を測定した。
00Luxの白色蛍光灯の光を10分間照射し、10分
間放置後明部電位を測定し、光が照射されていない部分
との明部電位の差をフォトメモリー値とした。なお、明
部電位は、上記と同様のLBPに表面電位測定装置を取
り付け、ベタ黒画像を形成する際の感光体の表面電位を
測定することによって得た。
を付着させて48時間放置し、顕微鏡観察によりソルベ
ントクラックの有無を観察した。クラックが認められな
かったものを○、認められたものを×とした。
電荷輸送材料として、表2に示される樹脂及び電荷輸送
材料を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光
体を作成し評価した。但し、比較構成単位例1、2及び
3及び比較電荷輸送材料1は以下の通りである。
試験においては6,000枚で、比較例4の耐久試験に
おいては2,000枚で電子写真感光体表面の傷に起因
する画像欠陥も発生した。
電気的耐久性、優れた機械的耐久性及び優れた耐ソルベ
ントクラック性を有する電子写真感光体、該電子写真感
光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を
提供することができた。
トリッジを備えた電子写真装置の概略構成を示す図であ
る。
Claims (12)
- 【請求項1】 支持体上に感光層を有する電子写真感光
体において、該電子写真感光体の表面層が下記式(1)
で示される構成単位を有する樹脂、及び下記式(2)で
示されるトリアリ−ルアミン化合物及び下記式(3)で
示されるスチリル化合物の少なくとも一方を含有するこ
とを特徴とする電子写真感光体。 【外1】 (式中、Xは−CR13R14−(R13及びR14は同一また
は異なって水素原子、トリフルオロメチル基、置換もし
くは無置換のアルキル基または置換もしくは無置換のア
リール基を示す)、置換もしくは無置換のシクロアルキ
リデン基、置換もしくは無置換の、α,ω−アルキレン
基、単結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2
−を示し、R1 〜R12は同一または異なって水素原子、
ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または
置換もしくは無置換のアリール基を示す) 【外2】 (式中、Yは水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無
置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアルコキシ基
または 【外3】 (R15′〜R24′は同一または異なって水素原子、ハロ
ゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または置換
もしくは無置換のアルコキシ基を示す)を示し、R15〜
R27は同一または異なって水素原子、ハロゲン原子、置
換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換の
アルコキシ基を示し、R28及びR29は同一または異なっ
て水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換も
しくは無置換のアラルキル基または置換もしくは無置換
のアリール基を示す) 【外4】 (式中、Zは−CH2 CH2 −または−CH=CH−を
示し、R30及びR31は同一または異なって置換もしくは
無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル
基、置換もしくは無置換のアリール基または置換もしく
は無置換の複素環基を示し、R32〜R39は同一または異
なって水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基また
は置換もしくは無置換のアルコキシ基を示し、Arは置
換もしくは無置換のアリーレン基または置換もしくは無
置換の複素環基を示す) - 【請求項2】 Xのシクロアルキリデン基が5〜11の
炭素数を有し、Xのα,ω−アルキレン基が2〜10の
炭素数を有する請求項1記載の電子写真感光体。 - 【請求項3】 式(1)で示される構成単位が下記式 【外5】 で示される請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 【請求項4】 表面層が式(2)で示されるトリアリー
ルアミン化合物と式(3)で示されるスチリル化合物の
両方を含有する請求項1乃至3のいずれかに記載の電子
写真感光体。 - 【請求項5】 トリアリールアミン化合物とスチリル化
合物が下記式 【外6】 で示される請求項1乃至4のいずれかに記載の電子写真
感光体。 - 【請求項6】 感光層が電荷発生層及び電荷輸送層を有
し、該電荷輸送層が表面層である請求項1乃至5のいず
れかに記載の電子写真感光体。 - 【請求項7】 電子写真感光体、及び帯電手段、現像手
段及びクリーニング手段からなる群より選ばれる少なく
ともひとつの手段を一体に支持し、電子写真装置本体に
着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、 該電子写真感光体が支持体上に感光層を有する電子写真
感光体であって、該電子写真感光体の表面層が下記式
(1)で示される構成単位を有する樹脂、及び下記式
(2)で示されるトリアリ−ルアミン化合物及び下記式
(3)で示されるスチリル化合物の少なくとも一方を含
有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 【外7】 (式中、Xは−CR13R14−(R13及びR14は同一また
は異なって水素原子、トリフルオロメチル基、置換もし
くは無置換のアルキル基または置換もしくは無置換のア
リール基を示す)、置換もしくは無置換のシクロアルキ
リデン基、置換もしくは無置換の、α,ω−アルキレン
基、単結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2
−を示し、R1 〜R12は同一または異なって水素原子、
ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または
置換もしくは無置換のアリール基を示す) 【外8】 (式中、Yは水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無
置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアルコキシ基
または 【外9】 (R15′〜R24′は同一または異なって水素原子、ハロ
ゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または置換
もしくは無置換のアルコキシ基を示す)を示し、R15〜
R27は同一または異なって水素原子、ハロゲン原子、置
換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換の
アルコキシ基を示し、R28及びR29は同一または異なっ
て水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換も
しくは無置換のアラルキル基または置換もしくは無置換
のアリール基を示す。 【外10】 (式中、Zは−CH2 CH2 −または−CH=CH−を
示し、R30及びR31は同一または異なって置換もしくは
無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル
基、置換もしくは無置換のアリール基または置換もしく
は無置換の複素環基を示し、R32〜R39は同一または異
なって水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基また
は置換もしくは無置換のアルコキシ基を示し、Arは置
換もしくは無置換のアリーレン基または置換もしくは無
置換の複素環基を示す) - 【請求項8】 Xのシクロアルキリデン基が5〜11の
炭素数を有し、Xのα,ω−アルキレン基が2〜10の
炭素数を有する請求項7記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項9】 帯電手段を有し、該帯電手段が接触帯電
手段である請求項7または8記載のプロセスカートリッ
ジ。 - 【請求項10】 電子写真感光体、帯電手段、露光手
段、現像手段及び転写手段を有する電子写真装置におい
て、 該電子写真感光体が支持体上に感光層を有する電子写真
感光体にであって、該電子写真感光体の表面層が下記式
(1)で示される構成単位を有する樹脂、及び下記式
(2)で示されるトリアリ−ルアミン化合物及び下記式
(3)で示されるスチリル化合物の少なくとも一方を含
有することを特徴とする電子写真感光体。 【外11】 (式中、Xは−CR13R14−(R13及びR14は同一また
は異なって水素原子、トリフルオロメチル基、置換もし
くは無置換のアルキル基または置換もしくは無置換のア
リール基を示す)、置換もしくは無置換のシクロアルキ
リデン基、置換もしくは無置換の、α,ω−アルキレン
基、単結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2
−を示し、R1 〜R12は同一または異なって水素原子、
ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または
置換もしくは無置換のアリール基を示す) 【外12】 (式中、Yは水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無
置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアルコキシ基
または 【外13】 (R15′〜R24′は同一または異なって水素原子、ハロ
ゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基または置換
もしくは無置換のアルコキシ基を示す)を示し、R15〜
R27は同一または異なって水素原子、ハロゲン原子、置
換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換の
アルコキシ基を示し、R28及びR29は同一または異なっ
て水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換も
しくは無置換のアラルキル基または置換もしくは無置換
のアリール基を示す) 【外14】 (式中、Zは−CH2 CH2 −または−CH=CH−を
示し、R30及びR31は同一または異なって置換もしくは
無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル
基、置換もしくは無置換のアリール基または置換もしく
は無置換の複素環基を示し、R32〜R39は同一または異
なって水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基また
は置換もしくは無置換のアルコキシ基を示し、Arは置
換もしくは無置換のアリーレン基または置換もしくは無
置換の複素環基を示す) - 【請求項11】 Xのシクロアルキリデン基が5〜11
の炭素数を有し、Xのα,ω−アルキレン基が2〜10
の炭素数を有する請求項10記載の電子写真装置。 - 【請求項12】 帯電手段が接触帯電手段である請求項
10または11記載の電子写真装置。
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JP13669997A JP3792835B2 (ja) | 1996-05-27 | 1997-05-27 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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JP13245996 | 1996-05-27 | ||
JP8-132459 | 1996-05-27 | ||
JP13669997A JP3792835B2 (ja) | 1996-05-27 | 1997-05-27 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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JPH10268535A true JPH10268535A (ja) | 1998-10-09 |
JP3792835B2 JP3792835B2 (ja) | 2006-07-05 |
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ID=26467029
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13669997A Expired - Lifetime JP3792835B2 (ja) | 1996-05-27 | 1997-05-27 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2010002697A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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-
1997
- 1997-05-27 JP JP13669997A patent/JP3792835B2/ja not_active Expired - Lifetime
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