JPH10268176A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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Publication number
JPH10268176A
JPH10268176A JP6952397A JP6952397A JPH10268176A JP H10268176 A JPH10268176 A JP H10268176A JP 6952397 A JP6952397 A JP 6952397A JP 6952397 A JP6952397 A JP 6952397A JP H10268176 A JPH10268176 A JP H10268176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
lens
outer peripheral
screw
lens group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6952397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Sasaki
久昇 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6952397A priority Critical patent/JPH10268176A/ja
Publication of JPH10268176A publication Critical patent/JPH10268176A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化での膨張収縮による焦点距離変化を
補正する鏡筒構造に関し、簡易な構造で焦点距離変化を
補正できるレンズ鏡筒を得る事。 【解決手段】 保持筒2をレンズホルダ部9及び外周筒
部10より構成し、保持筒2に収納するレンズのパワー
の正負により、ホルダネジ部5との螺合を、ホルダネジ
部5の外側の外周筒ネジ部11あるいは内側のネジ部と
する。また、保持筒2の動作範囲を規制するために外周
筒部10にストッパ部14を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度変化に基づく
膨張収縮による焦点距離変化を補正する鏡筒構造に特徴
を有するレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のレンズ鏡筒について説明す
る。
【0003】図3はこの従来のレンズ鏡筒を示す断面図
である。図において、1はレンズ群2は前記レンズ群を
収納した保持筒、3は保持筒2に形成した保持筒ネジ
部、4はCCDを取り付けるホルダ、5はホルダ4に形
成したホルダネジ部、6は保持筒2をホルダ4の所定位
置に固定する固定ネジ、7はCCDである。
【0004】以上のように構成されたレンズ鏡筒につい
て、以下その動作について説明する。
【0005】このレンズ鏡筒においてピントバック調整
を行う場合、保持筒ネジ部3とホルダネジ部5を螺合さ
せて保持筒2をCCD7に対して前後動させるとよく、
これによりピントバック位置を所要の位置状態に調整す
ることが可能となっている。
【0006】ピントバック調整後、保持筒2は固定ネジ
6により固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレンズ
鏡筒は、以上のように構成されているので、ピントバッ
ク調整後の温度変化に基づく鏡筒部品、レンズの膨張収
縮及びレンズの屈折率変化により焦点距離が変化すると
いう問題点があった。また、使用環境に合わせてピント
バック調整を行うためには、固定ネジを接着剤等で固着
せず固定ネジを緩めてから保持筒を前後動させることで
可能であるが、使い勝手が悪いと共に保持筒を簡単に取
り外せてしまうため品質保証上の問題点があった。
【0008】本発明は、上記のような問題を解決するレ
ンズ鏡筒を実現するものであり、簡易な構造で温度変化
に基づく焦点距離変化を補正でき、かつピントバック調
整を容易に実施できるレンズ鏡筒を得る事を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、保持筒をレンズホルダ部及び外周筒部より
構成し、保持筒に収納するレンズのパワーの正負によ
り、ホルダネジ部との螺合をレンズホルダ部または外周
筒部とするようにしたものである。また、保持筒の動作
範囲を規制するために外周筒部にストッパ部を形成した
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、CCDを取り付けるホルダと、前記ホルダに形成し
たホルダネジ部と、負のパワーを有するレンズ群と、前
記負のパワーを有するレンズ群を収納した保持筒と、前
記保持筒のレンズホルダ部と、前記レンズホルダ部と同
軸に形成した外周筒部と、前記外周筒部に形成した外周
筒ネジ部を備え、前記ホルダネジ部と前記外周筒ネジ部
を螺合させ前記保持筒を光軸方向へ移動させることでピ
ントバック調整を行う構成としているため、温度変化に
基づく鏡筒部品、レンズの膨張収縮及びレンズの屈折率
変化による焦点距離変化を補正できるという作用を有す
る。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、CCD
を取り付けるホルダと、前記ホルダに形成したホルダネ
ジ部と、正のパワーを有するレンズ群と、前記正のパワ
ーを有するレンズ群を収納した保持筒と、前記保持筒の
レンズホルダ部と、前記レンズホルダ部に形成したレン
ズホルダネジ部と、前記レンズホルダ部と同軸に形成し
た外周筒部を備え、前記ホルダネジ部と前記レンズホル
ダネジ部を螺合させ、前記保持筒を光軸方向へ移動させ
ることでピントバック調整を行う構成としているため、
温度変化に基づく鏡筒部品、レンズの膨張収縮及びレン
ズの屈折率変化による焦点距離変化を補正できるという
作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、CCD
を取り付けるホルダと、前記ホルダに形成したホルダネ
ジ部と、レンズを収納した保持筒と、前記保持筒と同軸
に形成した外周筒部と、前記外周筒部に形成した外周筒
ネジ部と前記外周筒部に形成したストッパ部を備え、前
記ホルダネジ部と前記外周筒ネジ部を螺合させ、前記保
持筒を光軸方向へ移動させることでピントバック調整を
行う構成としているため、容易にピントバック調整がで
きると共に、前記ストッパ部が外装シャーシ等と当接す
る構造とすることで前記保持筒の動作範囲を規制できる
という作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1
におけるレンズ鏡筒を示す断面図、図2は本発明の実施
の形態2におけるレンズ鏡筒を示す断面図である。
【0014】図1において、7はCCD、4はCCD7
を取り付けるホルダ、5はホルダ4に形成したホルダネ
ジ部、8は負のパワーを有するレンズ群、2は負のパワ
ーを有するレンズ群8を収納した保持筒、9は保持筒2
のレンズホルダ部、10はレンズホルダ部9と同軸に形
成した外周筒部、11は外周筒部10に形成した外周筒
ネジ部、14は外周筒部10に形成したストッパ部であ
る。
【0015】以上のように構成されたレンズ鏡筒につい
て、以下その動作について説明する。このレンズ鏡筒に
おいてピントバック調整を行う場合、ホルダ4に形成し
たホルダネジ部5と保持筒2のレンズホルダ部9と同軸
に形成した外周筒部10の外周筒ネジ部11を螺合さ
せ、保持筒2を光軸方向へ移動させる。ピントバック調
整後、温度環境が変化し常温より温度が上がった場合、
負のパワーを有するレンズ群8の焦点距離Fは温度上昇
と共に減少していく。また、ホルダネジ部5と外周筒ネ
ジ部11もCCD7から離れる方向に一体的に伸びてい
くが、レンズホルダ部9はCCD側が自由端となってい
るため変位方向はCCD7に近づく方向であるため、負
のパワーを有するレンズ群8の焦点距離減少とホルダネ
ジ部5と外周筒ネジ部11のCCD7から離れる方向へ
の変位による焦点距離移動Δf1に対応させて、レンズ
ホルダ部9のレンズ群8までの長さLを設定すること
で、全体的な焦点距離の変化を補正することができる。
【0016】また、レンズホルダ部9を外周筒ネジ部1
1と別の線膨張率の大きな材料とする事で、焦点距離F
の変化補正に対するレンズ群8までの長さMの依存度を
小さくすることができる。また、ピントバック調整の必
要が生じた場合でも容易にピントバック調整ができると
共に、ストッパ14により保持筒2の動作範囲を規制す
ることができる。
【0017】図2おいて、7はCCD、4はCCD7を
取り付けるホルダ、5はホルダ4に形成したホルダネジ
部、12は正のパワーを有するレンズ群、2は正のパワ
ーを有するレンズ群12を収納した保持筒、9は保持筒
2のレンズホルダ部、10は保持筒2のレンズホルダ部
9と同軸に形成した外周筒部、13はレンズホルダ部に
形成したレンズホルダネジ部である。
【0018】以上のように構成されたレンズ鏡筒につい
て、以下その動作について説明する。このレンズ鏡筒に
おいてピントバック調整を行う場合、ホルダ4に形成し
たホルダネジ部5と保持筒2のレンズホルダ部9に形成
したレンズホルダネジ部13を螺合させ、保持筒2を光
軸方向へ移動させる。ピントバック調整後、温度環境が
変化し常温より温度が上がった場合、正のパワーを有す
るレンズ群12の焦点距離は温度上昇と共に増大しΔf
2移動する。また、ホルダネジ部5とレンズホルダ部9
はCCD7から離れる方向に一体的に伸びていく。
【0019】よって、正のパワーを有するレンズ群12
の焦点距離Fの増大による焦点距離移動Δf2に対応さ
せて、ホルダネジ部5とレンズホルダ部9の材料を選定
することで、ホルダネジ部5とレンズホルダ部9の変位
量を制御でき、全体的な焦点距離の変化を補正すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明におけるレンズ鏡筒
は、ホルダネジ部5と外周筒ネジ部11を螺合させ保持
筒2を光軸方向へ移動させることでピントバック調整を
行う構成としているため、温度変化に基づく鏡筒部品、
レンズの膨張収縮及びレンズの屈折率変化による焦点距
離変化Δf1を補正できるため、温度が変化してもピン
トバック調整をする必要がなくなり、使い勝手が良くな
るという効果が得られる。
【0021】また、ホルダネジ部5とレンズホルダネジ
部13を螺合させ、保持筒2を光軸方向へ移動させるこ
とでピントバック調整を行う構成としているため、温度
変化に基づく鏡筒部品、レンズの膨張収縮及びレンズの
屈折率変化による焦点距離変化Δf2を補正できるた
め、温度が変化してもピントバック調整をする必要がな
くなるという効果が得られる。
【0022】また、ホルダネジ部5と外周筒ネジ部11
を螺合させ保持筒2を光軸方向へ移動させることでピン
トバック調整を行う構成としているため、ピントバック
調整の必要が起きた場合、容易に実施できると共に、ス
トッパ14により保持筒2の動作範囲を規制することが
できるため、保持筒2を取り外してしまう事がなくなる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるレンズ鏡筒を示
す断面図
【図2】本発明の実施の形態2におけるレンズ鏡筒を示
す断面図
【図3】従来のレンズ鏡筒を示す断面図
【符号の説明】
2 保持筒 4 ホルダ 5 ホルダネジ部 8 負のパワーを有するレンズ群 9 レンズホルダ部 10 外周筒部 11 外周筒ネジ部 12 正のパワーを有するレンズ群 13 レンズホルダネジ部 14 ストッパ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDを取り付けるホルダと、前記ホル
    ダに形成したホルダネジ部と、負のパワーを有するレン
    ズ群と、前記負のパワーを有するレンズ群を収納した保
    持筒と、前記保持筒のレンズホルダ部と、前記レンズホ
    ルダ部と同軸に形成した外周筒部と、前記外周筒部に形
    成した外周筒ネジ部を備え、前記ホルダネジ部と前記外
    周筒ネジ部を螺合させ前記保持筒を光軸方向へ移動させ
    るレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 CCDを取り付けるホルダと、前記ホル
    ダに形成したホルダネジ部と、正のパワーを有するレン
    ズ群と、前記正のパワーを有するレンズ群を収納した保
    持筒と、前記保持筒のレンズホルダ部と、前記レンズホ
    ルダ部に形成したレンズホルダネジ部と、前記レンズホ
    ルダ部と同軸に形成した外周筒部を備え、前記ホルダネ
    ジ部と前記レンズホルダネジ部を螺合させ前記保持筒を
    光軸方向へ移動させるレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 CCDを取り付けるホルダと、前記ホル
    ダに形成したホルダネジ部と、レンズを収納した保持筒
    と、前記保持筒と同軸に形成した外周筒部と、前記外周
    筒部に形成した外周筒ネジ部と前記外周筒部に形成した
    ストッパ部を備え、前記ホルダネジ部と前記外周筒ネジ
    部を螺合させ前記保持筒を光軸方向へ移動させ、前記ス
    トッパにより移動範囲を規制するレンズ鏡筒。
JP6952397A 1997-03-24 1997-03-24 レンズ鏡筒 Pending JPH10268176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6952397A JPH10268176A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 レンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

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JP6952397A JPH10268176A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 レンズ鏡筒

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Publication Number Publication Date
JPH10268176A true JPH10268176A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13405179

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6952397A Pending JPH10268176A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 レンズ鏡筒

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JP (1) JPH10268176A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282142A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Miyota Kk 固体撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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