JPH10268005A - 半導体試験装置のタイミング発生装置 - Google Patents

半導体試験装置のタイミング発生装置

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JPH10268005A
JPH10268005A JP9071976A JP7197697A JPH10268005A JP H10268005 A JPH10268005 A JP H10268005A JP 9071976 A JP9071976 A JP 9071976A JP 7197697 A JP7197697 A JP 7197697A JP H10268005 A JPH10268005 A JP H10268005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 次周期のタイミングパルスまでの間隔に何ら
制限が設けられないモードが要求された場合、1ピン当
りに2個のタイミングジェネレータが必要となり、タイ
ミング発生装置が大形化し価格も上昇するという問題点
があった。 【解決手段】 1ピン当り1個のタイミングジェネレー
タ2およびフォーマッタ3とし、イネーブル回路5、イ
ネーブル信号作成回路8およびインターリーブ制御回路
9を備える。そして、特に上述のモードでは、周期毎に
順次異なるタイミングジェネレータ(例えば21)を選
択して当該タイミングジェネレータ21のみを動作可能
状態としかつその出力をフォーマッタ31、32へ並列
に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LSI試験装置
などの半導体試験装置の、特にそのタイミング信号を作
成するタイミング発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、例えば、オーム社発行LSI
ハンドブックP.651に記載された一般的なLSI試
験装置の回路構成を一部省略して示した図である。本装
置を使用してLSIの機能試験を行う場合の動作の概略
を示すと次の通りである。
【0003】即ち、CPUからの信号により、タイミン
グジェネレータはタイミング信号を作成し、パターン発
生器は入力パターン信号を作成する。これらタイミング
信号と入力パターン信号とを入力してマオーマッタ(フ
ォーマットコントローラ)が波形整形を行う。この波形
整形された試験パターンは、ピンエレクトロニクス部の
ドライバで電圧レベルが定められて、被測定デバイスの
入力ピンに印加される。そして、被測定デバイスからの
出力信号は、ピンエレクトニクス部の比較器(コンパレ
ータ)で高レベルか低レベルかのレベル比較が行われ、
この比較結果の信号はパターン比較器により期待値パタ
ーンとの論理比較が行われる。この比較を行うタイミン
グは、タイミングジェネレータからのストローブ信号を
入力して指定される。
【0004】本願は、図15で示すLSI試験装置にお
いて、被測定デバイスへの出力波形を整形するフォーマ
ッタへの、波形の立上りや立下りを規定するためのタイ
ミング信号や、パターン比較器へのストローブ信号を作
成するタイミングジェレータを構成要素の中心とするタ
イミング発生装置に関するもので、以下、この範囲の構
成および動作について説明する。
【0005】図16はLSI試験装置における従来のタ
イミング発生装置の一例を示す構成図である。図におい
て、1は基準信号発生部で、図15ではCPUに内蔵さ
れており、LSI試験装置の内部基準信号(周期など)
を形成する。21、22、・・・2NはN個のタイミン
グジェネレータで、基準信号発生部1からの基準信号お
よび図示はしないがCPUからの制御信号に基づきタイ
ミング信号を作成する。31、32、・・・3NはN個
のフォーマッタで、タイミングジェネレータ21等から
のタイミング信号と図示しない制御パターンに基づき必
要な波形整形を行い被測定デバイスの入出力端子である
ピン41、42、・・・4Nへ信号を出力する。以上の
ように、図16に示す回路では、1個のピン4(41、
42、・・・4Nの総称)に対して、それぞれ1個のタ
イミングジェネレータ2(21、22、・・・2Nの総
称)および1個のフォーマッタ3(31、32、・・・
3Nの総称)を備えている。
【0006】ところで、被測定デバイスとしては、マイ
コン等のデバイス、メモリ等のデバイス、また、マイコ
ン付メモリ等のデバイス等があるが、一般に、マイコン
等ではピン数が多いが、メモリ等ではピン数が少なく、
複数のデバイスに同時に信号を入力して試験する場合も
ある。また、タイミング信号は、読み込み、書き込みな
どの1つの処理単位を1周期として出力される。そし
て、試験パターンとして各周期におけるタイミング信号
のパルスの発生タイミングが変化しない場合もあるが、
このタイミングをリアルタイムに変化させる(タイミン
グオンザフライと称す)場合もある。前者の、タイミン
グが変化しない場合は、各タイミングジェネレータ2は
周期毎に所望のタイミング信号を発生し、特に問題は生
じない。しかし、後者の、タイミングが変化する場合は
問題が生じ得る。
【0007】即ち、タイミングジェネレータ2では、制
御信号等を入力してラッチ回路等を含む構成で指令され
たタイミング設定を行うが、これらの内部処理演算のた
めに必要な時間遅れTDが発生する。従って、周期毎の
パルスのタイミングの変化によっては、図17に示すよ
うに、周期iのタイミングパルスの出力処理が終了した
後、周期i+1で要求されるタイミングパルスのタイミ
ング迄の時間が上述の時間遅れTDに相当する時間より
短くなる範囲では周期i+1でのタイミングパルスのタ
イミング設定が不可能となる。即ち、同図にハッチング
で示すように、タイミングジェネレータ2の設定処理待
ち時間分のタイミング設定禁止領域(タイミングデッド
ゾーン)が生じる。勿論、周期毎にパルスのタイミング
が変化しても、パルスの間隔が上述の時間遅れTDを越
える範囲であれば、問題はない。
【0008】図18は上述したタイミングデッドゾーン
の問題を解消するべく考案されたタイミング発生装置の
構成図である。ここでは、1個のピン4(フォーマッタ
3)に対して一対の2個のタイミングジェネレータ2
a、2bを設けている。5(51a、51b、・・・5
Na、5Nbの総称)は入力されるイネーブル信号のレ
ベルによってタイミングジェネレータ2の動作可能状態
/動作停止状態の切換を行うイネーブル回路、6(6
1、・・・6Nの総称)は各一対のタイミングジェネレ
ータ2の切換を行うインターリーブ回路である。
【0009】図18のタイミング発生装置では、基準信
号発生部1からのチェンジ(Change)信号に基づき、動
作可能状態とするタイミングジェネレータ2として、周
期毎に2a、2bの一方を交互に切り換える。これによ
って、個々のタイミングジェネレータ2は、次に発生す
べきパルスのタイミングまでに少なくとも1周期分の時
間が確保されることになるので、タイミングデッドゾー
ンの問題が解消される訳である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の場合、図16に
示すタイミング発生装置では、タイミングジェネレータ
2の必要数を1ピンに対して1個にとどめることができ
るが、タイミングオンザフライで、次周期のタイミング
パルスまでの間隔に何ら制限が設けられない場合には、
タイミングデッドゾーンの存在のために、所望のタイミ
ング設定が不可能となる。一方、上記問題を解消する図
18に示すタイミング発生装置では、1ピン当り、2個
のタイミングジェネレータ2が必要となり、装置の基板
の実装部品数が増加して消費電力の増加、基板サイズの
増大を引き起こすとともに、装置の価格も上昇するとい
う問題点があった。
【0011】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、1ピン当りのタイミングジェネ
レータを1個とした構成で、一定の範囲でのタイミング
オンザフライによるタイミング設定を可能とするタイミ
ング発生装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体試
験装置のタイミング発生装置は、周期毎に所望のタイミ
ングパルスを発生するN(Nは2以上の整数)個のタイ
ミングジェネレータ、上記タイミングジェネレータ毎に
設けられ上記タイミングジェネレータからのタイミング
パルスを入力し所望の波形を形成して出力ピンに送出す
るN個のフォーマッタ、および上記タイミングパルスの
タイミングが上記周期毎に変化しないかまたは次周期の
タイミングパルスまでの間隔が所定の値以上となる範囲
で変化する第1のモードでは、上記全タイミングジェネ
レータを動作可能状態としかつ上記各タイミングジェネ
レータの出力を対応する各1個のフォーマッタへのみ送
出し、上記タイミングパルスのタイミングが次周期のタ
イミングパルスまでの間隔に何ら制限されることなく上
記周期毎に変化する第2のモードでは、上記周期毎に順
次異なるタイミングジェネレータを選択して当該1個の
タイミングジェネレータのみを動作可能状態としかつ上
記当該1個のタイミングジェネレータの出力を上記全フ
ォーマッタへ並列に送出する切換制御装置を備えたもの
である。
【0013】また、請求項2に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置は、請求項1において、その切換制御
装置は、タイミングジェネレータ毎に設けられイネーブ
ル信号の入力によって当該タイミングジェネレータを動
作可能状態とするイネーブル回路、第1のモードと第2
のモードとでそのレベルが変化するモード信号を発生す
るモード信号発生回路、周期毎にそのレベルが変化する
チェンジ信号を発生するチェンジ信号発生回路、上記モ
ード信号が第1のモードのレベルのときは上記全イネー
ブル回路にイネーブル信号を送出し、上記モード信号が
第2のモードのレベルのときは上記チェンジ信号のレベ
ルの変化毎に順次異なるイネーブル回路を選択し当該1
個のイネーブル回路にイネーブル信号を順次送出するイ
ネーブル信号作成回路、および上記タイミングジェネレ
ータ毎に接続され一方の入力端に当該タイミングジェネ
レータからの出力が入力され他方の入力端に上記モード
信号が入力されるN個のオア回路と上記タイミングジェ
ネレータ毎に接続され1個の入力端に当該タイミングジ
ェネレータからの出力が入力され残りの入力端に当該タ
イミングジェネレータを除く残りのタイミングジェネレ
ータに接続された上記オア回路からの出力が入力され出
力端が当該タイミングジェネレータに対応するフォーマ
ッタに接続されたN個のアンド回路とからなるインター
リーブ制御回路を備えたものである。
【0014】また、請求項3に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置は、請求項2において、タイミングジ
ェネレータ毎に設けられ当該タイミングジェネレータと
上記当該タイミングジェネレータに対応するフォーマッ
タとの間に挿入接続されたN個の第2のオア回路を備え
たものである。
【0015】また、請求項4に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置は、請求項1のNが3以上の場合にお
いて、切換制御装置は、タイミングジェネレータ毎に設
けられイネーブル信号の入力によって当該タイミングジ
ェネレータを動作可能状態とするイネーブル回路、第1
のモードと第2のモードとでそのレベルが変化するモー
ド信号を発生するモード信号発生回路、周期毎にそのレ
ベルが変化するチェンジ信号を発生するチェンジ信号発
生回路、上記モード信号が第1のモードのレベルのとき
は上記全イネーブル回路にイネーブル信号を送出し、上
記モード信号が第2のモードのレベルのときは上記チェ
ンジ信号のレベルの変化毎に順次異なるイネーブル回路
を選択し当該1個のイネーブル回路にイネーブル信号を
順次送出するイネーブル信号作成回路、および第n(n
は1からNまで変化する整数)番目を除く残り(N−
1)個の上記タイミングジェネレータからの出力が入力
されるN個の第1のアンド回路と上記第1のアンド回路
毎に設けられ一方の入力端に当該第1のアンド回路から
の出力が入力され他方の入力端に上記モード信号が入力
されるN個のオア回路と上記タイミングジェネレータ毎
に接続され一方の入力端に当該タイミングジェネレータ
からの出力が入力され他方の入力端に上記当該タイミン
グジェネレータからの出力がその入力から除かれている
上記第1のアンド回路に接続された上記オア回路からの
出力が入力され出力端が当該タイミングジェネレータに
対応するフォーマッタに接続されたN個の第2のアンド
回路とからなるインターリーブ制御回路を備えたもので
ある。
【0016】また、請求項5に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置は、請求項4において、タイミングジ
ェネレータ毎に設けられ当該タイミングジェネレータと
上記当該タイミングジェネレータに対応するフォーマッ
タとの間に挿入接続された、その入力端が互いに並列に
接続されたN個の第3のアンド回路および上記各第3の
アンド回路と直列に接続されたN個の第2のオア回路を
備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
タイミング発生装置を示す構成図である。図は2ピンに
出力するもので、従来と同一部分には同一符号を付すこ
とで個々の説明は省略する。図において、7は図示はし
ていないが、CPUからの制御信号に基づき第1のモー
ドか第2のモードかのモード信号を発生するモード信号
発生回路である。ここで、第1のモードは、モード信号
の”H”レベルが相当し、タイミングパルスのタイミン
グが周期毎に変化しないかまたは次周期のタイミングパ
ルスまでの間隔が所定の値(既述したTDが相当)以上
となる範囲で変化する場合が該当する。第2のモード
は、モード信号の”L”レベルが相当し、タイミングパ
ルスのタイミングが次周期のタイミングパルスまでの間
隔に何ら制限されることなく周期毎に変化する場合が該
当する。
【0018】8は、基準信号発生部1からのChange信号
(周期毎に”H”レベルと”L”レベルを交互に繰り返
す)とモード信号発生回路7からのモード信号とに基づ
き各イネーブル回路51、52にイネーブル信号を送出
するイネーブル信号作成回路で、NOT回路801およ
びNOR回路802、803を備えている。9はOR回
路901、902、903、904およびAND回路9
05、906からなるインターリーブ制御回路で、モー
ド信号発生回路7からのモード信号に基づき、タイミン
グジェネレータ21、22からのタイミングパルスをそ
のままそれぞれフォーマッタ31、32へ送出するイン
ターリーブOFFの信号伝送形態と、タイミングジェネ
レータ21、22のいずれかからのタイミングパルスを
両方のフォーマッタ31、32へ送出するインターリー
ブONの信号伝送形態との切換えを行う。
【0019】次に動作について説明する。先ず、第1の
モードで処理される場合の動作を図2、図3に基づいて
説明する。この場合、モード信号発生回路7からのモー
ド信号は第1のモードに該当する”H”レベルに固定さ
れる(図3(a)、また図2では点線で示す)。また、
イネーブル回路5はその入力信号が”L”レベルのとき
該当のタイミングジェネレータ2を動作可能状態(図2
ではTGONと表示)とする構成となっている。従っ
て、図3(c)(d)に示すように、この第1のモード
においては、イネーブル信号作成回路8はChange信号の
如何にかかわらず、両イネーブル回路51、52へは常
に”L”レベル信号を送出し、両タイミングジェネレー
タ21、22を常時動作可能状態としている。また、イ
ンターリーブ制御回路9では、そのOR回路901、9
02はいずれもその一方の入力端が”H”レベルに保た
れるので、両OR回路901、902の出力端は”H”
レベルに保たれる。
【0020】ところで、各タイミングジェネレータ2
1、22からのタイミング信号は、常時”H”レベル
で、パルスの部分が”L”レベルになる波形を設定して
いる。従って、図3に示すように、タイミングジェネレ
ータ21(TG NO.1)から出力されたタイミング
パルスはそのままフォーマッタ31に伝達され(図3
(g))、このフォーマッタ31で波形整形された信号
がピン41に送出される。また、タイミングジェネレー
タ22(TG NO.2)から出力されたタイミングパ
ルスはそのままフォーマッタ32に伝達され(図3
(h))、このフォーマッタ32で波形整形された信号
がピン42に送出される。そして、各タイミングジェネ
レータ21、22の出力は、互いに独立で、それぞれ独
自の異なる(勿論、同一でもよい)タイミングでの処理
が可能となる。
【0021】次に、第2のモードで処理される場合の動
作を図4、図5に基づいて説明する。この場合、モード
信号発生回路7からのモード信号は第2のモードに該当
する”L”レベルに固定される(図5(a))。従っ
て、図5(c)(d)に示すように、イネーブル信号作
成回路8はChange信号に応答し、周期毎に、イネーブル
回路51と52とへ送出するイネーブル信号を交互に”
L”レベルとするので、タイミングジェネレータ21と
22とが1周期づれてON/OFFの状態を繰り返す。
【0022】図5に示す周期1では、タイミングジェネ
レータ21(TG NO.1)がON、タイミングジェ
ネレータ22(TG NO.2)がOFFの状態にあ
る。ここで、TG NO.1がタイミングパルスを出力
すると(図5(e))、インターリーブ制御回路9の回
路構成からそのパルスはTG NO.1−OR回路90
3−AND回路905のルートでフォーマッタ31へ送
出される(図5(g))と同時に、TG NO.1−O
R回路901−AND回路906のルートでフォーマッ
タ32へ送出される(図5(h))。即ち、周期1では
1個のタイミングジェネレータ21からのタイミングパ
ルスが2個のフォーマッタ31、32に同時に送出され
る。同様の要領で、周期2では、ON状態である1個の
タイミングジェネレータ22からのタイミングパルスが
2個のフォーマッタ31、32に同時に送出される。周
期3以降も同様の動作を繰り返す。
【0023】従って、図5の特に周期1と2とで示すよ
うに、既述したタイミングオンザフライにより、発生す
べきタイミングパルスの間隔が必要な時間(TD)より
短くなる場合においても、個々のタイミングジェネレー
タ21または22から見れば必要な処理時間が確保され
ているので、所望のタイミングのパルスを発生させるこ
とができる。換言すれば、既述したタイミングデッドゾ
ーンが存在しない、自由度の高いタイミング設定が可能
となる。以上のように、この発明では、第2のモードに
おいて、両フォーマッタ31、32(ピン41、42)
に同一タイミングのパルスを送出することができる。な
お、このように、LSI試験において、両ピン41、4
2に同一タイミングのタイミング信号を送出するケース
としては、2個の被測定デバイスを同時に試験する場合
で両デバイスの同一ピンに信号を供給する場合や、メモ
リ等のデバイスにおけるアドレス信号用のX、Y一対の
ピンに信号を供給する場合等、多々存在し、本願発明は
これらのケースに活用されることになる。
【0024】ところで、従来の1個のピン当り1個のタ
イミングジェネレータ2を設けてそれぞれ独立に処理す
る場合、即ち、本願発明では図2に示したインターリー
ブOFFとした状態に相当するが、2ピンに同一タイミ
ングのパルスを送出しようとしても、既述したタイミン
グデッドゾーンの問題があり、タイミングパルスの発生
間隔に制限のない第2のモードでは所望の処理ができな
い。図6はこの様子を参考までに示したものである。ハ
ッチングの部分はタイミングデッドゾーンを示す。
【0025】なお、以上ではインターリーブ制御回路9
のOR回路903、904について特に説明をしなかっ
たが、特に、インターリーブON時、いずれか一方のタ
イミングジェネレータ2からのパルスが、当該タイミン
グジェネレータ2に対応するフォーマッタ3へ伝達され
るまでの時間遅れと他方のフォーマッタ3へ伝達される
までの時間遅れとを厳密に一致させるために挿入するも
のである。
【0026】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2におけるタイミング発生装置を示す構成図で、3ピ
ンに対応したものである。先の実施の形態1の場合と同
一または相当する部分については、同一符号を付して詳
細な説明は省略する。なお、3ピン構成が必要となるの
は以下の事情による。即ち、近年の被測定デバイスは、
高速動作の傾向にあり、LSI試験装置によるテストを
行う上で、周期の最小時間は増々小さくなる傾向にあ
る。従って、既述したタイミングデッドゾーンの時間帯
より周期が小さく設定するケースが生じ、このような場
合に3ピン構成が必要となる。
【0027】図において、10はチェンジ信号発生回路
で、基準信号発生部1からのD0(周期)信号に基づき
3個のChange信号Q1、Q2、Q3を作成してイネーブ
ル信号作成回路8へ送出する。図8はこのチェンジ信号
発生回路10の内部構成図で、3個のフリップフロップ
回路、2個のAND回路およびOR回路からなり、図9
に示すように、周期が進むにつれて、その”H”レベル
が順次ずれていくように、3個のChange信号Q1、Q
2、Q3を発生する。
【0028】また、イネーブル信号作成回路8は3個の
NOR回路804〜806から構成されている。更に、
インターリーブ制御回路9は6個のOR回路907〜9
12、および9個のAND回路913〜921から構成
されている。なお、この内、AND回路916〜918
およびOR回路910〜912は遅れ時間調整用であ
る。
【0029】次に動作について説明する。先ず、第1の
モードでは、図10、図11(a)に示すように、モー
ド信号発生回路7からのモード信号が”H”レベルに固
定される。従って、Change信号Q1、Q2、Q3のレベ
ルの如何にかかわらず、イネーブル信号作成回路8から
のイネーブル信号は”L”レベルとなり、各タイミング
ジェネレータ21、22、23はいずれもONとなる
(図11(e)〜(g))。また、インターリーブ制御
回路9では、そのOR回路907、908、909はい
ずれもその一方の入力端が”H”レベルに保たれるの
で、それらOR回路907、908、909の出力端
は”H”レベルに保たれる。
【0030】従って、タイミングジェネレータ21(T
G NO.1)からのタイミングパルスはそのままフォ
ーマッタ31に伝達され(図11(k))、タイミング
ジェネレータ22(TG NO.2)からのタイミング
パルスはそのままフォーマッタ32に伝達され(図11
(l))、またタイミングジェネレータ23(TGN
O.3)からのタイミングパルスはそのままフォーマッ
タ33に伝達される(図11(m))。以上のように、
3個のタイミングジェネレータ21、22、23の出力
は互いに独立で、それぞれ独自の異なるタイミングでの
処理が可能となる。
【0031】次に第2のモードでは、図12、図13
(a)に示すように、モード信号発生回路7からのモー
ド信号が”L”レベルに固定される。この結果、イネー
ブル信号作成回路8においては、チェンジ信号発生回路
10からChange信号が”H”レベルとなる出力に接続さ
れたイネーブル回路5へのイネーブル信号が”L”レベ
ルとなり、当該イネーブル回路5のタイミングジェネレ
ータ2が動作可能状態(ON)となる。
【0032】従って、図13に示す周期1では、TG
NO.1がON、TG NO.2、NO.3がOFFの
状態にある。ここで、TG NO.1がタイミングパル
スを出力すると(図13(h))、インターリーブ制御
回路9の回路構成からそのパルスはTG NO.1−A
ND回路916−OR回路910−AND回路919の
ルートでフォーマッタ31へ送出される(図13
(k))。そして、それと同時に、TG NO.1−A
ND回路913−OR回路907−AND回路920の
ルートでフォーマッタ32へ送出され(図13
(l))、また、TG NO.1−AND回路915−
OR回路909−AND回路921のルートでフォーマ
ッタ33へ送出される(図13(m))。即ち、周期1
では、1個のタイミングジェネレータ21からのタイミ
ングパルスが3個のフォーマッタ31、32、33に同
時に送出される。同様の要領で、周期2では、ON状態
である1個のタイミングジェネレータ22からのタイミ
ングパルスが、また、周期3では、ON状態にある1個
のタイミングジェネレータ23からのタイミングパルス
がそれぞれ3個のフォーマッタ31、32、33に同時
に送出される。
【0033】従って、図13に例示するように、タイミ
ングオンサフライにより、発生すべきタイミングパルス
の間隔が必要な時間(TD)より短くなる場合において
も、個々のタイミングジェネレータ21、22または2
3から見れば必要な処理時間が確保されているので、所
望のタイミングパルスを発生させることができる。換言
すれば、既述したタイミングデッドゾーンが存在せず自
由度の高い、3ピン同一タイミングの設定が可能となる
訳である。なお、図14は、インターリーブOFFのモ
ードで3ピンに同一タイミングのパルスを発生しようと
すると、いわゆるタイミングデッドゾーンが存在するこ
とを説明するもので、図6と同様の趣旨のものであり、
それ以上の説明は省略する。
【0034】なお、以上の実施の形態例では、それぞれ
2ピンまたは3ピンへタイミング信号を出力するタイミ
ング発生装置について説明したが、それより多いピン数
を備えたものへの適用も可能である。即ち、図1のタイ
ミング発生装置をN個のピン41〜4Nへ出力可能なも
のに拡張するには、タイミングジェネレータ2、イネー
ブル回路5、フォーマッタ3をそれぞれN個備えるとと
もに、イネーブル信号作成回路8としては、第1のモー
ドでは全タイミングジェネレータ2をON状態とし、第
2のモードでは周期毎に順次異なるタイミングジェネレ
ータ2をON状態とさせるイネーブル信号を発生するも
のとする。そして、インターリーブ制御回路9として
は、タイミングジェネレータ2毎に接続され一方の入力
端に当該タイミングジェネレータ2からの出力が入力さ
れ他方の入力端にモード信号が入力されるN個のOR回
路(図1では901、902が該当する)と、タイミン
グジェネレータ2毎に接続され1個の入力端に当該タイ
ミングジェネレータ2からの出力が入力され残りの入力
端に当該タイミングジェネレータ2を除く残りのタイミ
ングジェネレータ2に接続されたOR回路からの出力が
入力され出力端が当該タイミングジェネレータ2に対応
するフォーマッタ3に接続されたN個のAND回路(図
1では905、906が該当する)とを備えたものとす
ればよい。
【0035】また、図7のタイミング発生装置をN個の
ピン41〜4Nへ出力可能なものに拡張するには、上記
したと同様のタイミングジェネレータ2、イネーブル回
路5、フォーマッタ3およびイネーブル信号作成回路8
を備えるとともに、インターリーブ制御回路9として、
第n(nは1からNまで変化する整数)番目を除く残り
(N−1)個のタイミングジェネレータ2からの出力が
入力されるN個の第1のAND回路(図7では913〜
915が該当する)と、第1のAND回路毎に設けられ
一方の入力端に当該第1のAND回路からの出力が入力
され他方の入力端にモード信号が入力されるN個のOR
回路(図7では907〜909が該当する)と、タイミ
ングジェネレータ2毎に接続され一方の入力端に当該タ
イミングジェネレータ2からの出力が入力され他方の入
力端に当該タイミングジェネレータ2からの出力がその
入力から除かれている第1のAND回路に接続されたO
R回路からの出力が入力され出力端が当該タイミングジ
ェネレータ2に対応するフォーマッタ3に接続されたN
個の第2のAND回路(図7では919〜921が該当
する)とを備えたものとすればよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る半導体試
験装置のタイミング発生装置は、周期毎に所望のタイミ
ングパルスを発生するN(Nは2以上の整数)個のタイ
ミングジェネレータ、上記タイミングジェネレータ毎に
設けられ上記タイミングジェネレータからのタイミング
パルスを入力し所望の波形を形成して出力ピンに送出す
るN個のフォーマッタ、および上記タイミングパルスの
タイミングが上記周期毎に変化しないかまたは次周期の
タイミングパルスまでの間隔が所定の値以上となる範囲
で変化する第1のモードでは、上記全タイミングジェネ
レータを動作可能状態としかつ上記各タイミングジェネ
レータの出力を対応する各1個のフォーマッタへのみ送
出し、上記タイミングパルスのタイミングが次周期のタ
イミングパルスまでの間隔に何ら制限されることなく上
記周期毎に変化する第2のモードでは、上記周期毎に順
次異なるタイミングジェネレータを選択して当該1個の
タイミングジェネレータのみを動作可能状態としかつ上
記当該1個のタイミングジェネレータの出力を上記全フ
ォーマッタへ並列に送出する切換制御装置を備えたの
で、上記第1のモードでは、タイミングが相互に独立し
たN個のタイミング信号を各出力ピンへ送出することが
でき、上記第2のモードでは、タイミングデッドゾーン
が存在せず、自由な設定時間で同一タイミングのタイミ
ング信号をN個の各出力ピンへ送出することができる。
【0037】また、請求項2に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置の切換制御装置は、タイミングジェネ
レータ毎に設けられイネーブル信号の入力によって当該
タイミングジェネレータを動作可能状態とするイネーブ
ル回路、第1のモードと第2のモードとでそのレベルが
変化するモード信号を発生するモード信号発生回路、周
期毎にそのレベルが変化するチェンジ信号を発生するチ
ェンジ信号発生回路、上記モード信号が第1のモードの
レベルのときは上記全イネーブル回路にイネーブル信号
を送出し、上記モード信号が第2のモードのレベルのと
きは上記チェンジ信号のレベルの変化毎に順次異なるイ
ネーブル回路を選択し当該1個のイネーブル回路にイネ
ーブル信号を順次送出するイネーブル信号作成回路、お
よび上記タイミングジェネレータ毎に接続され一方の入
力端に当該タイミングジェネレータからの出力が入力さ
れ他方の入力端に上記モード信号が入力されるN個のオ
ア回路と上記タイミングジェネレータ毎に接続され1個
の入力端に当該タイミングジェネレータからの出力が入
力され残りの入力端に当該タイミングジェネレータを除
く残りのタイミングジェネレータに接続された上記オア
回路からの出力が入力され出力端が当該タイミングジェ
ネレータに対応するフォーマッタに接続されたN個のア
ンド回路とからなるインターリーブ制御回路を備えたの
で、その具体的な回路を実現して確実な動作が得られ
る。
【0038】また、請求項3に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置は、そのタイミングジェネレータ毎に
設けられ当該タイミングジェネレータと上記当該タイミ
ングジェネレータに対応するフォーマッタとの間に挿入
接続されたN個の第2のオア回路を備えたので、各フォ
ーマッタへの伝送時間の同一性がより確実となる。
【0039】また、請求項4に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置は、Nが3以上の場合において、切換
制御装置は、タイミングジェネレータ毎に設けられイネ
ーブル信号の入力によって当該タイミングジェネレータ
を動作可能状態とするイネーブル回路、第1のモードと
第2のモードとでそのレベルが変化するモード信号を発
生するモード信号発生回路、周期毎にそのレベルが変化
するチェンジ信号を発生するチェンジ信号発生回路、上
記モード信号が第1のモードのレベルのときは上記全イ
ネーブル回路にイネーブル信号を送出し、上記モード信
号が第2のモードのレベルのときは上記チェンジ信号の
レベルの変化毎に順次異なるイネーブル回路を選択し当
該1個のイネーブル回路にイネーブル信号を順次送出す
るイネーブル信号作成回路、および第n(nは1からN
まで変化する整数)番目を除く残り(N−1)個の上記
タイミングジェネレータからの出力が入力されるN個の
第1のアンド回路と上記第1のアンド回路毎に設けられ
一方の入力端に当該第1のアンド回路からの出力が入力
され他方の入力端に上記モード信号が入力されるN個の
オア回路と上記タイミングジェネレータ毎に接続され一
方の入力端に当該タイミングジェネレータからの出力が
入力され他方の入力端に上記当該タイミングジェネレー
タからの出力がその入力から除かれている上記第1のア
ンド回路に接続された上記オア回路からの出力が入力さ
れ出力端が当該タイミングジェネレータに対応するフォ
ーマッタに接続されたN個の第2のアンド回路とからな
るインターリーブ制御回路を備えたので、その具体的な
回路を実現して確実な動作が得られる。
【0040】また、請求項5に係る半導体試験装置のタ
イミング発生装置は、そのタイミングジェネレータ毎に
設けられ当該タイミングジェネレータと上記当該タイミ
ングジェネレータに対応するフォーマッタとの間に挿入
接続された、その入力端が互いに並列に接続されたN個
の第3のアンド回路および上記各第3のアンド回路と直
列に接続されたN個の第2のオア回路を備えたので、各
フォーマッタへの伝送時間の同一性がより確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるタイミング
発生装置を示す構成図である。
【図2】 図1の装置の第1のモードの動作を説明する
図である。
【図3】 図2における動作波形を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】 図1の装置の第2のモードの動作を説明する
図である。
【図5】 図4における動作波形を示すタイミングチャ
ートである。
【図6】 図1の装置において、インターリーブをOF
Fした状態で各ピンに同一タイミングの信号を出力する
場合の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるタイミング
発生装置を示す構成図である。
【図8】 図7のチェンジ信号発生回路10の内部構成
を示す図である。
【図9】 図8のチェンジ信号発生回路10の動作波形
を示すタイミングチャートである。
【図10】 図7の装置の第1のモードの動作を説明す
る図である。
【図11】 図10における動作波形を示すタイミング
チャートである。
【図12】 図7の装置の第2のモードの動作を説明す
る図である。
【図13】 図12における動作波形を示すタイミング
チャートである。
【図14】 図7の装置において、インターリーブをO
FFした状態で各ピンに同一タイミングの信号を出力す
る場合の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図15】 従来からの一般的なLSI試験装置の回路
構成を示す図である。
【図16】 従来のタイミング発生装置を示す構成図で
ある。
【図17】 タイミングデッドゾーンを説明するための
タイミングチャートである。
【図18】 インターリーブ回路を用いた従来のタイミ
ング発生装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 基準信号発生部、2.21〜2N タイミングジェ
ネレータ、3.31〜3N フォーマッタ、4.41〜
4N ピン、5.51〜5N イネーブル回路、7 モ
ード信号発生回路、8 イネーブル信号作成回路、9
インターリーブ制御回路、901,902,907〜9
09 オア回路としてのOR回路、903,904,9
10〜912 第2のオア回路としてのOR回路、90
5,906 アンド回路としてのAND回路、913〜
915 第1のアンド回路としてのAND回路、919
〜921 第2のアンド回路としてのAND回路、91
6〜918 第3のアンド回路としてのAND回路、1
0 チェンジ信号発生回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期毎に所望のタイミングパルスを発生
    するN(Nは2以上の整数)個のタイミングジェネレー
    タ、上記タイミングジェネレータ毎に設けられ上記タイ
    ミングジェネレータからのタイミングパルスを入力し所
    望の波形を形成して出力ピンに送出するN個のフォーマ
    ッタ、および上記タイミングパルスのタイミングが上記
    周期毎に変化しないかまたは次周期のタイミングパルス
    までの間隔が所定の値以上となる範囲で変化する第1の
    モードでは、上記全タイミングジェネレータを動作可能
    状態としかつ上記各タイミングジェネレータの出力を対
    応する各1個のフォーマッタへのみ送出し、上記タイミ
    ングパルスのタイミングが次周期のタイミングパルスま
    での間隔に何ら制限されることなく上記周期毎に変化す
    る第2のモードでは、上記周期毎に順次異なるタイミン
    グジェネレータを選択して当該1個のタイミングジェネ
    レータのみを動作可能状態としかつ上記当該1個のタイ
    ミングジェネレータの出力を上記全フォーマッタへ並列
    に送出する切換制御装置を備えた半導体試験装置のタイ
    ミング発生装置。
  2. 【請求項2】 切換制御装置は、タイミングジェネレー
    タ毎に設けられイネーブル信号の入力によって当該タイ
    ミングジェネレータを動作可能状態とするイネーブル回
    路、第1のモードと第2のモードとでそのレベルが変化
    するモード信号を発生するモード信号発生回路、周期毎
    にそのレベルが変化するチェンジ信号を発生するチェン
    ジ信号発生回路、上記モード信号が第1のモードのレベ
    ルのときは上記全イネーブル回路にイネーブル信号を送
    出し、上記モード信号が第2のモードのレベルのときは
    上記チェンジ信号のレベルの変化毎に順次異なるイネー
    ブル回路を選択し当該1個のイネーブル回路にイネーブ
    ル信号を順次送出するイネーブル信号作成回路、および
    上記タイミングジェネレータ毎に接続され一方の入力端
    に当該タイミングジェネレータからの出力が入力され他
    方の入力端に上記モード信号が入力されるN個のオア回
    路と上記タイミングジェネレータ毎に接続され1個の入
    力端に当該タイミングジェネレータからの出力が入力さ
    れ残りの入力端に当該タイミングジェネレータを除く残
    りのタイミングジェネレータに接続された上記オア回路
    からの出力が入力され出力端が当該タイミングジェネレ
    ータに対応するフォーマッタに接続されたN個のアンド
    回路とからなるインターリーブ制御回路を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の半導体試験装置のタイミング
    発生装置。
  3. 【請求項3】 タイミングジェネレータ毎に設けられ当
    該タイミングジェネレータと上記当該タイミングジェネ
    レータに対応するフォーマッタとの間に挿入接続された
    N個の第2のオア回路を備えたことを特徴とする請求項
    2記載の半導体試験装置のタイミング発生装置。
  4. 【請求項4】 Nが3以上の場合において、切換制御装
    置は、タイミングジェネレータ毎に設けられイネーブル
    信号の入力によって当該タイミングジェネレータを動作
    可能状態とするイネーブル回路、第1のモードと第2の
    モードとでそのレベルが変化するモード信号を発生する
    モード信号発生回路、周期毎にそのレベルが変化するチ
    ェンジ信号を発生するチェンジ信号発生回路、上記モー
    ド信号が第1のモードのレベルのときは上記全イネーブ
    ル回路にイネーブル信号を送出し、上記モード信号が第
    2のモードのレベルのときは上記チェンジ信号のレベル
    の変化毎に順次異なるイネーブル回路を選択し当該1個
    のイネーブル回路にイネーブル信号を順次送出するイネ
    ーブル信号作成回路、および第n(nは1からNまで変
    化する整数)番目を除く残り(N−1)個の上記タイミ
    ングジェネレータからの出力が入力されるN個の第1の
    アンド回路と上記第1のアンド回路毎に設けられ一方の
    入力端に当該第1のアンド回路からの出力が入力され他
    方の入力端に上記モード信号が入力されるN個のオア回
    路と上記タイミングジェネレータ毎に接続され一方の入
    力端に当該タイミングジェネレータからの出力が入力さ
    れ他方の入力端に上記当該タイミングジェネレータから
    の出力がその入力から除かれている上記第1のアンド回
    路に接続された上記オア回路からの出力が入力され出力
    端が当該タイミングジェネレータに対応するフォーマッ
    タに接続されたN個の第2のアンド回路とからなるイン
    ターリーブ制御回路を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の半導体試験装置のタイミング発生装置。
  5. 【請求項5】 タイミングジェネレータ毎に設けられ当
    該タイミングジェネレータと上記当該タイミングジェネ
    レータに対応するフォーマッタとの間に挿入接続され
    た、その入力端が互いに並列に接続されたN個の第3の
    アンド回路および上記各第3のアンド回路と直列に接続
    されたN個の第2のオア回路を備えたことを特徴とする
    請求項4記載の半導体試験装置のタイミング発生装置。
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