JP3542056B2 - 高速ic試験装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は半導体集積回路素子(以下ICと称す)の中の特に高速動作型ICが正常に動作するか否かを試験する高速IC試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に従来のIC試験装置の概要を示す。図中10A〜10Nはパターン発生器、20A〜20Zはそれぞれ試験パターン信号生成手段、30は被試験ICを示す。
パターン発生器10A〜10Nはそれぞれに独立して被試験ICで必要とする各種のパターンデータを格納している。試験パターン信号生成手段20A〜20Zは被試験IC30の各端子T0 ,T1 ,T2 …毎に設けられ、各パターン発生器10A〜10Nに格納したパターンデータの中から被試験IC30の各端子で必要とするパターンデータを選択的に取り出し、そのパターンデータに従ってH論理、或はL論理波形を持つ試験パターン信号を生成し、この試験パターン信号を被試験IC30の各端子T0 ,T1 ,T2 …に供給する。
【0003】
各試験パターン信号生成手段20A〜20Zはそれぞれパターン選択手段21と、フォーマットコントローラ22と、このフォーマットコントローラ22に所定のタイミングでクロックを与えるクロック発生器23と、フォーマットコントローラ22で生成されたパルス列信号のタイミングに従って試験パターン信号の実波形を生成する波形発生器24とによって構成される。
【0004】
パターン選択手段21は複数のパターン発生器10A〜10Nの中の任意のパターン発生器10A〜10Nに格納したパターンデータでも取り出すことができるように設定することができる。例えば試験パターン信号生成手段20Aのパターン選択手段21を、パターン発生器16Bからパターンデータを取り出すように設定すれば、テスト中はパターン選択手段21はパターン選択命令PTSに従ってパターン発生器10Bに格納したパターンデータの中から、任意のパターンデータを選択して取り出し、その選択した順序に従って試験パターン信号を生成する。
【0005】
このように、従来は基本的にはパターン選択手段21は1つのパターン発生器からパターンデータを取り込む動作を行なうが、場合によって他のパターン発生器からのパターンデータを取り込むこともある。例えば図5Aに示すように、XアドレスとYアドレスを交互に取り出す場合等では2つのパターン発生器例えば10Aと10BからXアドレスに関するパターンデータと、Yアドレスに関するパターンデータを交互に取り出すこともある。また図5Bに示すようにXアドレスパターンと、パターンデータDとをパターン発生器10Aと10Bから選択して取り出すように設定することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の試験パターン信号発生手段20A〜20Zは主に各1個のパターン選択手段21とフォーマットコントローラ22とによって構成されるため、被試験IC30が高速動作型ICの場合には、これらパターン選択手段21とフォーマットコントローラ22は被試験IC30の動作速度と同等の速度で動作しなければならない。またパターン発生器10A〜10Nも被試験IC30の動作速度と同等の速度でパターンデータを生成しなければならなくなる。
【0007】
更に加えて、最近の傾向として、被試験IC30の内部で高速信号を並列信号に変換し、並列信号によって回路を低速度で動作させる、いわゆるインターリーブ動作を行なわせる等の手法によって外見上ICを高速動作させる素子が開発されている。ICの内部で並列化処理を施し、外見上高速動作させるようにした場合、例えば書込データをICに転送する場合或は読出したデータを外部に転送しようとした場合、データの転送に先立って、各種の制御信号或はアドレス信号を被試験ICの各端子に与え、IC内部の条件を整えた上でデータの授受を行なわせる制御方法が採られる。
【0008】
このようなIC(例えばランバスメモリ)を試験する場合、被試験IC30にデータを書込むには予め多くの種類のパターンデータを被試験ICの各端子に時間軸方向に配列させて与えなくてはならない。
被試験IC30の各端子毎に1個のパターン選択手段21を配置したIC試験装置では高速で多種のパターンデータを取り込むことができないため、上述したような高速動作型IC(例えばランバスメモリ)を試験することができないことになる。
【0009】
この発明の目的は任意の種類の試験パターン信号を時間軸方向に配列して被試験ICの各端子に与えることができる高速IC試験装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
複数のパターン発生器と、複数のパターン発生器から所望のパターンデータを選択して取り込み、このパターンデータを実波形を持つ試験パターン信号に変換し、この試験パターン信号を被試験ICの各端子に供給する複数の試験パターン信号生成手段とを具備して構成されるIC試験装置において、
パターン発生器の数は被試験ICの動作速度に対応できる並列化数で決まる個数乃至はそれ以上の数に選定し、試験パターン信号生成手段にはそれぞれにパターン発生器と同数のパターン選択手段とフォーマットコントローラとを設け、これら複数のパターン選択手段によって時分割して複数のパターン発生器から任意のパターンデータを取り込み、これら任意のパターンデータをフォーマットコントローラにより時間軸方向に配列して試験パターン信号に変換し、この試験パターン信号を被試験ICの各端子に供給するように構成した高速IC試験装置を提供するものである。
【0011】
【作用】
この発明の構成によれば、パターン発生器の個数を試験すべき高速動作型ICの動作速度に対応できる並列化数で決まる個数乃至はそれ以上の数とし、更にパターン選択手段の数も被試験ICの各端子毎にパターン発生器の数と同数とし、これら複数のパターン選択手段によって時分割して複数のパターン発生器からパターンデータを取り込む構成としたから、パターン選択手段は充分に時間的余裕を持って各パターン発生器から任意のパターンデータを取り込むことができる。パターン選択手段に取り出されたパターンデータはフォーマットコントローラにおいて時間軸方向に配列され、波形発生器において実波形に変換されて被試験ICの端子に供給される。
【0012】
従って、この発明によればパターン発生器の数をNとすれば被試験ICの各端子にパターン選択手段のパターンデータの取り込み周波数のN倍の周波数を持ち、且つ任意の種類のパターンを配列した試験パターン信号を与えることができる。従って任意の種類の試験パターン信号を高速で被試験ICに与えることができ、高速動作型ICの試験を行なうことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1にこの発明の一実施例を示す。図1において図4と対応する部分には同一符号を付して示す。この発明ではパターン発生器の個数を被試験IC30の動作速度に対応できる並列化数で決まる個数乃至はそれ以上の数に選定する。被試験IC30の動作速度が例えば120MHz、パターン発生器とパターン選択手段の動作可能な速度が20MHzの場合には、パターン発生器とパターン選択手段の数を「6」又はこれ以上の数にすればよいことになる。
【0014】
20A〜20Zは被試験IC30の各端子の数に対応して設けた試験パターン信号生成手段を示す。各試験パターン信号生成手段20A〜20Zはパターン発生器10A〜10Fの数と同じ数のパターン選択手段21A〜21Fと、これらパターン選択手段21A〜21Fの各後段に設けたフォーマットコントローラ22A〜22Fと、各フォーマットコントローラ22A〜22Fにクロックパルスを与えるクロック発生器23A〜23Fと、各フォーマットコントローラ22A〜22Fから時間軸方向に配列されたタイミングで出力されるパターンデータを論理和して一つの系列の信号として取り出す波形合成器25と、この波形合成器25で取り出した直列パターンデータを実波形に変換する波形発生器24とによって構成することができる。
【0015】
パターン発生器10A〜10Fと各試験パターン信号生成手段20A〜20Zに設けたパターン選択手段21A〜21Fのそれぞれに第1、第2、第3…第6の順位番号を付すものとすると、第1パターン発生器10Aには各試験パターン信号生成手段20A〜20Zに設けた各第1パターン選択手段21Aを接続し、第2パターン発生器10Bには各試験パターン信号生成手段20A〜20Zに設けた各第2パターン選択手段21Bを接続し、……第6パターン発生器10Fには各試験パターン信号生成手段20A〜20Zに設けた第6パターン選択手段21Fを接続する。
【0016】
第1のタイミングで各試験パターン信号生成手段20A〜20Nに設けた全ての第1パターン選択手段21Aが第1パターン発生器10Aから、各パターン選択制御命令PTSに従って各種のパターンデータを選択的に取込む。第2のタイミングで各試験パターン信号生成手段20A〜20Zに設けた全ての第2パターン選択手段21Bが第2パターン発生器10Bから、各パターン選択制御命令PTSに従って各種のパターンデータを選択的に取込む。
【0017】
この動作が繰返されて、各試験パターン信号生成手段20A〜20Zに設けた第1パターン選択手段21A〜第6パターン選択手段21Fのそれぞれに被試験IC30の各端子T0 ,T1 ,T2 …で必要とするパターン信号のデータ(ディジタル信号)が取り出される。結局、各試験パターン信号生成手段20A〜20Zは各パターン発生器10A〜10Fに対して、パターン選択を独立して制御することができることになる。従って、各試験パターン信号生成手段20A〜20Zは各パターン発生器10A〜10Fから任意のパターンを選択することができることになる。
【0018】
図2にランバスメモリと呼ばれるICに印加するパターンの例を示す。図2に示すT33〜T49はランバスメモリと呼ばれるICの端子番号、BD0〜BD8及びBC,BEはそれぞれ各端子T33〜T49に付された端子の名称を示す。
端子T33には制御パターンデータC5、アドレスパターンデータY10,X7、制御パターンデータFH,FH,C7の順にパターン信号を与えることを表わしている。尚FHはフイックスド・ハイと呼ばれ、H論理に保持する制御信号を表わしている。
【0019】
端子T39にはアドレスパターンデータY8,X5、制御パターンデータFH,FH、サブパターンデータSD5,SD4の順に与えることを表わしている。また、端子T49にはパターン信号を与えない状態を示している。図2に示した各端子T33〜T42に与えるパターン信号はタイミングTG1で例えば第1パターン発生器10Aから各試験パターン信号生成手段20A〜20Zに設けた第1パターン選択手段21Aに各端子T33〜T42までの各パターンデータ、C5,Y3,Y4,Y5,Y6,Y7,Y8,Y9,C1,C3が取り出される。タイミングTG2では2段目のパターンデータY10,X0,…C4,C2が第2パターン選択手段21Bに取り出される。タイミングTG6で第6パターン発生器10Fから各第6パターン選択手段21Fが端子T33〜T42に対応してパターンデータC7,C8,C9,…FH,FHを取り込む。タイミングTG6の次のタイミングTG7では再び第1パターン発生器10Aに戻り、この第1パターン発生器10Aから第1パターン選択手段21Aが各パターンデータを取り込み、これが繰返される。
【0020】
各パターン選択手段21A〜21Fに取り込んだパターンデータはフォーマットコントローラ22A〜22Fでクロック発生器23A〜23Fから出力されるタイミング信号によって時間軸方向に配列され、波形合成器25で一系統の直列信号として取出される。図3にその直列信号の配列を示す。図3Aは端子T33に与えるパターン信号の配列、図3Bは端子T42に与えるパターン信号の配列を示す。この直列信号の繰返し周波数は各パターン発生器10A〜10Fからパターンデータを取り込む周波数の、この例では6倍の周波数となる。波形合成器25で取り出された直列信号は波形発生器24で実波形を持つ試験パターン信号に変換され、被試験IC30の各端子に供給される。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によればパターン発生器の個数を被試験ICの動作速度に対応できる並列化数で決まる個数乃至はそれ以上の数に選定し、更に、この各パターン発生器に対して被試験ICの各端子毎に独立してパターン発生器の数に等しい数のパターン選択手段21A〜21Fを設けたから、各端子毎に独立してパターン発生器10A〜10Fの数乃至はそれ以上の種類のパターンをパターン発生器から取り込むことができ、この取り込んだ多種のパターンを時間軸方向に配列させることができる。よって多種パターンを印加しなければ動作しない高速動作型ICを試験することができる実益が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この発明の一実施例を説明するためのブロック図。
【図2】
図1の動作を説明するための図。
【図3】
図1の動作を説明するための波形図。
【図4】
従来の技術を説明するためのブロック図。
【図5】
図4の動作を説明するための波形図。
【符号の説明】
10A〜10F パターン発生器
20A〜20Z 試験パターン信号生成手段
21A〜21F パターン選択手段
22A〜22F フォーマットコントローラ
23A〜23F クロック発生器
24 波形発生器
25 波形合成器
30 被試験IC
Claims (1)
- 複数のパターン発生器と、複数のパターン発生器から所望のパターンデータを選択して取り込み、このパターンデータを実波形を持つ試験パターン信号に変換し、この試験パターン信号を被試験ICの各端子に供給する複数の試験パターン信号生成手段とを具備して構成されるIC試験装置において、
上記パターン発生器の数は被試験ICの動作速度に対応できる並列化数で決まる個数乃至はそれ以上の数に選定し、上記試験パターン信号生成手段にはそれぞれに上記パターン発生器と同数のパターン選択手段とフォーマットコントローラとを設け、これら複数のパターン選択手段によって時分割して上記複数のパターン発生器から任意のパターンデータを取り込み、これら任意のパターンデータを上記フォーマットコントローラにより時間軸方向に配列して試験パターン信号に変換し、この試験パターン信号を被試験ICの各端子に供給するように構成したことを特徴とする高速IC試験装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09634896A JP3542056B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 高速ic試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09634896A JP3542056B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 高速ic試験装置 |
Publications (2)
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JPH09281191A JPH09281191A (ja) | 1997-10-31 |
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ID=14162508
Family Applications (1)
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JP09634896A Expired - Fee Related JP3542056B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 高速ic試験装置 |
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-
1996
- 1996-04-18 JP JP09634896A patent/JP3542056B2/ja not_active Expired - Fee Related
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