JPH10267980A - 多配線の布線検査装置 - Google Patents

多配線の布線検査装置

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JPH10267980A
JPH10267980A JP9071386A JP7138697A JPH10267980A JP H10267980 A JPH10267980 A JP H10267980A JP 9071386 A JP9071386 A JP 9071386A JP 7138697 A JP7138697 A JP 7138697A JP H10267980 A JPH10267980 A JP H10267980A
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voltage
board
connector
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JP9071386A
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Masamitsu Minamitani
昌満 南谷
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Advantest Corp
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 数千チャンネルの多配線布線回路、例えば半
導体試験装置のテストヘッドとIC用コネクタ間の布線
インターフェイスを検査する汎用の布線検査装置。 【解決手段】 テストプロセッサ2と連結して任意の電
圧電流を発生するVIG12と、電圧電流を測定するD
MM13と、TH制御部36と、TH制御部からのSW
制御信号でスイッチのオン・オフ制御をしてVIG12
からの電流をアダプタ40、被測定物の多配線布線回路
6、コネクタ7、接続ボード8、接続ケーブル9の特定
のラインに送電する疑似PE部38と、接続ケーブルで
送電された電流を対応するリレーを介して負荷抵抗に与
え接地する配線検査ボード14とから構成され、全チャ
ンネルを順次切り換えて電圧を測定し、電流印加電圧測
定法で検査する装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数配線された
布線の検査装置に関し、特に半導体試験装置のテストヘ
ッドに装着する被測定デバイスとの間の布線インターフ
ェイス部の千CH(チャンネル)を越える結線の良否を
検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配線される布線数が少ない場合には、人
手によって目視や結線間の導通テストを行うことによ
り、容易に布線チェックが可能である。しかしながら、
半導体試験装置のテストヘッドと被測定デバイス用コネ
クタとの間の布線インターフェイスのように、狭い空間
での数千CHの同軸線による布線では、目視はもとより
人手による導通テストは不可能になってくる。半導体I
Cの進歩は凄まじくパッケージのピン数は256ピンか
ら500ピンを越えるようになり、この半導体ICを同
時に2個以上を測定するために、インターフェイスの布
線数が数千CHに及ぶのである。しかも100MHzを
越える高周波のパルス列で駆動するので、同軸線が用い
られている。
【0003】従来の構成を半導体試験装置の例で説明す
る。従来は各種類毎の半導体試験装置を改造してICの
DCテストに準じた構成で行なっている。つまり、検査
装置本体のプログラマブル電圧電流発生器(以下、[V
IG」という)より電流あるいは電圧をテストヘッドの
改造ピンエレクトロニクス(以下、「改造PE」とい
う)を介して被測定物の布線インターフェイスのそれぞ
れの布線に電流電圧を順次与え、与えられた布線に対応
する他端のIC用コネクタ側を負荷抵抗を通して接地
し、各布線の導通・非導通やリーク電流を検査してい
る。いわゆる、電流印加電圧測定による方法、あるいは
電圧印加電流測定による方法で検査している。
【0004】図3に従来の多配線の布線検査装置を示
す。1はワークステーション(以下、「WS」とい
う)、2はテストプロセッサ、3は検査装置の本体、4
はテストヘッド(以下、「TH」という)、51 はパフ
ォーマンスボード、61 は被測定物である布線インター
フェイス、71 はIC用コネクタ、8は接続ボード、9
1 と92 は接続ケーブル、10は中継用コネクタボック
スである。これらは既存の半導体試験装置を改造したも
のである。
【0005】WS1とテストプロセッサ2で検査装置の
制御部を構成する。WS1を省略して、テストプロセッ
サ2のみで制御してもよい。本体3には、テストプロセ
ッサ2とテスタバス22を介してデータを送受するI/
F11と、I/F11からVI制御バス23を介して送
られる信号により任意の電圧や電流を発生するVIG1
2及び負荷抵抗Rの電圧や電流を測定する電圧電流測定
器(以下、「DMM」という)13と、リレーRLYi
(i=1〜n)や負荷抵抗RやリードスイッチSWi
(i=1〜m)等による配線検査ボード14を内蔵して
いる。配線検査ボード14は、多数の回線をリレーRL
Yiで順次切り換えて負荷抵抗Rに接続し、SWを通し
て接地するために設けたものである。
【0006】TH4にはI/F11からTHバス26を
介して送られる信号によりTH4を制御するTH制御部
30と、CAL/SIG部31と、TH制御部30及び
CAL/SIG部31からデータバス33を介して送ら
れる信号でもってVIG12からの電流をリードスイッ
チSWiで順次切り換えてパフォーマンスボード51
送電する改造PE部32を内蔵する。改造PE部32
は、従来の半導体試験装置のPE部からドライバやコン
パレータ等を取り除き、リードスイッチSWi等でマル
チプレクサの機能を持たし、指定する任意の回線に電流
を送電するようにしたものである。
【0007】パフォーマンスボード51 は改造PE部3
2からの電流を布線インターフェイス61 の選択された
回線を介してIC用コネクタ71 の所定のピンに送電す
る。IC用コネクタ71 に送電された電流は、このIC
用コネクタ71 とコンタクトできる接続ボード8と接続
ケーブル91 及び92 を介して本体3の配線検査ボード
14に送電される。中継用コネクタボックス10は、接
続ケーブル91 及び92 を使用上の便宜から脱着可能に
しているだけで、無くともよい。つまり、連続した接続
ケーブル9で送電してもよい。配線検査ボード14で
は、I/F11からの信号でIC用コネクタ71 の所定
のピンに相当するリレーRLYiを順次駆動して負荷抵
抗Rに接続し、負荷を介して接地する。以上の構成及び
手順によって、多配線の布線検査装置は各布線の良否を
検査している。
【0008】ところで、種類の異なる半導体試験装置の
パフォーマンスボード51 は、特定のパターン配置にな
っている。つまり半導体試験装置の機種毎にパフォーマ
ンスボード51 は異なっている。また、IC用コネクタ
1 のピン配列も特定のICで特定の配列になってい
る。従って、特定の半導体試験装置でもって各種のIC
を試験する場合には、ICの種類が変わる都度そのパフ
ォーマンスボード51 から配線の異なった布線インター
フェイス61 により接続されたIC用コネクタ7 1 を有
する特定のインターフェイスが必要となる。そして、そ
の布線数は1000CHを越え、しかも同軸線である。
布線検査装置はこの布線インターフェイス61 の結線の
良否を検査している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、半導
体試験装置は種類が異なるとパフォーマンスボードが異
なるので、各種IC用の布線インターフェイスの検査に
は、特定の半導体試験装置専用の布線検査装置が必要で
ある。つまり、いずれの半導体試験装置のパフォーマン
スボードにも使用できる汎用の布線検査装置は無かっ
た。従って、新しい半導体試験装置が開発される度に専
用の布線検査装置を作成する必要があった。
【0010】特に、ピン数が従来より多い半導体ICが
開発され、それを測定する半導体試験装置が大型化され
てIC用コネクタ7が多ピン化され、布線インターフェ
イスの配線数がより多くなる場合、その大型半導体試験
装置の開発を待って、その後にその大型半導体試験装置
を改良して多配線の布線検査装置を作成しなければなら
なかった。
【0011】半導体試験装置用布線インターフェイスの
検査装置は従来の物でも充分であるが、上述の不便さに
鑑み、この発明はいずれの半導体試験装置にも適用でき
る汎用の多配線の布線検査装置を提供するものである。
つまり、パフォーマンスボードが異なっても、IC用コ
ネクタのピン数が多くなっても少なくても検査ができる
汎用の布線検査装置である。しかも、設備費用は従来の
半分程度になり、配線検査可能の布線数は従来の10倍
以上にも及ぶものである。この明細書での説明は、半導
体試験装置用布線インターフェイスの良否検査について
述べるが、この発明はこれに限るものではなく、数百本
以上に及ぶ多数の布線回路の検査に全て及ぶものであ
る。例えば、電話交換機やデータ通信網等の多配線の布
線回路の検査にも用いることができる。この発明は、多
数配線された布線の結線状況を検査する汎用的な検査装
置の実現を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は従来の改造PE(改造ピンエレクトロニ
クス)に換えて、多配線の布線検査装置用に専用の疑似
PEを設ける。改造PEは、半導体試験装置のPE(ピ
ンエレクトロニクス)から不要のドライバやコンパレー
タ等を取り除いたもので、大きさが約300mm×200
mmのプリント基板に標準で27CH分のPEを搭載して
いる。このプリント基板を最大44枚並列に挿入して約
1,200CH分の改造PEを搭載できる。この発明の
疑似PEは、同じプリント基板のドライバやコンパレー
タ等の回路部分にもリードスイッチSWi等を高密度に
搭載し、同じ大きさのプリント基板に167CH分の疑
似PEを設けるものである。従って、同じ容積のPE部
に、167×44=7,348CH分の疑似PEを搭載
することができ、従来の約6倍になる。更にプリント基
板を大きくしたり、枚数を増やすことにより容易に10
倍以上にすることができる。
【0013】従来の改造PEを制御するのに、半導体試
験装置のPEを制御するように、TH制御部あるいはC
AL/SIG部からのデータバス33を介しての信号で
制御していた。この発明では、別途に設けた8ビットか
ら32ビットの専用の制御信号で疑似PEを制御する。
従来の半導体試験装置にも専用の制御信号であるコント
ロールワード(以下、「CW」という)という信号を取
り出せる端子を有する機種もある。CWとはユーザに開
放されたコントロール入出力信号で、リレーコントロー
ルや周辺回路のセットアップあるいは状態の制御や読み
取り等に使用する信号である。このCW端子がある筐体
ではこれを用いて構成してもよい。要は疑似PEを専属
で制御するSW制御信号のみが必要である。専用のSW
制御信号のみを使用すればよいのでTH制御部の構成は
簡単になり、その構成部品数は従来の15分の1程度に
なる。
【0014】次に、TH(テストヘッド)とパフォーマ
ンスボードとの関係であるが、従来は機種毎の専用布線
検査装置であったので一対一に対応していた。この発明
は一対一対応ではなく、いかなる機種のパフォーマンス
ボードにも適用させるようにした。一般の特定パターン
基板にも適用できるようにした。そこで、この両者間に
パターンの特定ポイントの位置を変換するためにアダプ
タを設置し、アダプタを交換することによりいかなるパ
フォーマンスボードでも特定パターン基板でも使用でき
るようにした。このアダプタは直流テストのみの検査に
用いるので、数10mAの電流を流すことができる細い単
線でもよく、プリント基板ででも構成することができる
ので、検査が容易であり、一度完成させると何回でも用
いることができる。ただ、機種の異なるパフォーマンス
ボード毎に用意する必要はある。逆に言うと、アダプタ
を交換することにより、いかなるパフォーマンスボード
での布線インターフェイスの検査が出来るようになっ
た。つまり、このアダプタを考案したことにより各種の
パフォーマンスボードに適応できる汎用布線検査装置が
開発されたと言えよう。
【0015】布線インタフェースは、半導体試験装置に
おいて100MHz以上の高周波パルスを伝送するの
で、やや太めの同軸線を用い、1,000CH以上の同
軸線をパフォーマンスボードとICコネクタとの間の狭
い空間に配線しているものである。従って目視検査や人
手による導通検査とリーク電流検査が不可能になってい
る。この発明では1万CHに及ぶ布線でも検査すること
が出来る。
【0016】その他の部分は、従来の機種毎専用の布線
検査装置と類似であるが、全般的に構成部品を削減する
ことができる。例えば、本体3のVIG(プログラマブ
ル電圧電流発生器)は、半導体試験装置の改良品である
従来の布線検査装置では32CH分のボード搭載のVI
Gを用いていたが、この発明では1〜4CH分で充分で
ある。以下、全体構成について説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1にこの発明の一実施例
の構成図を、図2にこの発明の布線検査における電流印
加電圧測定例の説明図を示す。図3の構成と対応する部
分には同一符号を付す。
【0018】図2で、1CHのISVM方法に基づき布
線インターフェイス61 を検査する一例を説明する。テ
ストプロセッサ2はテスタバス22を介して検査装置本
体のインターフェイスI/F11と信号を送受する。I
/F11は図1、図2に示すように一括してもよいし、
各部に分散してもよい。テストプロセッサ2からの信号
により、VIG12では20mAの電流Iを発生する。疑
似PE部38ではスイッチSW1のみオン(接続)し、
配線検査ボード14ではリレーのRLY1のみオンし、
スイッチSW100は接地側に接続する。スイッチSW
は理論的にはどのスイッチを用いてもよいが、現状で
は、高速度でリーク電流が最小で利用が容易なリードリ
レースイッチSWが最適である。
【0019】20mAの電流IはSW1を経由し、アダプ
タ40の選択されたラインを経由しパフォーマンスボー
ド51 の特定ポイントに送電される。電流Iは、この特
定ポイントから布線インターフェイス61 の選択された
布線を経由してIC用コネクタ71 の特定ピンに送電さ
れる。IC用コネクタ71 は接続ボード8とコンタクト
し、電流Iは接続ボード8と接続ケーブル9を経由して
配線検査ボード14の対応するリレーRLY1に伝送さ
れる。RLY1はオンされているので、電流Iは負荷抵
抗RからSW100を経由して接地される。
【0020】布線インターフェイス61 が正しく結線さ
れているとし、負荷抵抗Rの値を50Ωとし、電流Iを
20mAとすると負荷抵抗Rには1Vの電圧が発生する。
間違った結線をしていると電流Iは流れないので電圧は
プログラム上で設定可能なクランプ電圧になる。この電
圧を電流電圧測定器DMM13で測定し、テストプロセ
ッサ2に伝送し良否を判定する。テストプロセッサ2
は、各チャンネルCHi毎に対応する疑似PE部38内
のスイッチSWiと配線検査ボード14内のリレーRL
Yiとを順次切り換えて電圧電流を測定し、その測定値
を取り込み、各CHi毎に良否判定を行う。この検査動
作を数千CHにわたって順次行う。
【0021】また、配線検査ボード14にあるSW10
0の他端子から電圧1Vを印加し、負荷抵抗R、選択し
たリレーRLY1等を経由し、特定の布線を介して疑似
PE部38側で接地し、電流を測定して電圧印加電流測
定法で検査することもできる。チャンネル数が1万回線
ともなり精密検査を行うとすると、測定時間が長引くこ
とがある。この場合には全チャンネルCHiを数ブロッ
クに分割し、各ブロック毎にVIG12、DMM13、
負荷抵抗Rを割り当て、ブロック内では各チャンネルC
Hiを直列に検査し、各ブロック毎では並列同時測定を
行うことにより高速測定ができる。
【0022】図1を用いて全体の構成を説明する。ここ
で図1は、図3に示す従来の半導体試験装置用布線イン
ターフェイス61 を検査する装置に準じて、検査装置本
体3とTH4とに分割しているが、これに限る物ではな
く双方を統合しても、更に分割してもよい。半導体試験
装置用布線インターフェイス61 の検査では、図1の構
成が適する。また、テストプロセッサ2と制御信号等を
授受するインターフェイスは、図1のように、一括して
本体3のインターフェイスI/F11で行ってもよく、
あるいは各部でテストプロセッサ2と信号の授受を行っ
てもよい。
【0023】テストプロセッサ2は布線検査装置全体を
制御し、測定値を取り込み、データを処理し、表示した
りプリントアウトしたりして検査装置全体をとりまとめ
る。プログラマブル電圧電流発生器VIG12は、テス
トプロセッサ2からの制御信号で例えば20mAとか10
mAや、1Vとか2Vの任意の電圧電流を発生し、疑似P
E部38や配線検査ボード14に与える。電圧電流測定
器DMM13は、テストプロセッサ2と連携してVIG
12の出力電流や負荷抵抗Rの電圧電流を測定し、その
測定値をテストプロセッサ2に伝送する。TH制御部3
6は、テストプロセッサ2からの制御信号で疑似PE部
38のスイッチSWiを順次制御する8ビットから32
ビット程度の専用のSW制御信号を発生する。
【0024】疑似PE部38は、TH制御部36からの
SW制御信号を受け、VIG12から送電される電流を
スイッチSWiで順次切り換え、多配線のアダプタ40
の多ポイントに順次送電する。アダプタ40は、VIG
12からの任意の電流を疑似PE部38を介して多ポイ
ントに順次受電し、特定パターン基板5の特定ポイント
に順次送電する。特定パターン基板5は、半導体試験装
置においてはパフォーマンスボード51 に相当する。多
配線布線回路6は被測定物であり、特定パターン基板5
の特定ポイントとコネクタ7の特定ピンとの間を100
CH以上の多配線が布線されている回路である。多配線
布線回路6は半導体試験装置用の布線インターフェイス
1 に相当する。
【0025】コネクタ7は各ピンから目的の回線に電圧
電流信号を送受電する物であり、半導体試験装置用では
半導体ICとコンタクトするためのIC用コネクタ71
に相当する。一般的な多配線布線回路6の良否を検査す
る場合には、それに適するコネクタ7を用いるとよい。
このコネクタ7とコンタクトする接続ボード8と接続ケ
ーブル9とでもってこのコネクタ7の各ピンの出力電流
を配線検査ボード14に送出する。接続ボード8は、取
り扱いの便宜上ボードに、受けのコネクタを付けた物で
ある。ボードでなく、受けコネクタのみでもよい。ここ
では、コネクタ7とコンタクトできるものを接続ボード
8ということにする。接続ケーブル9は連続したケーブ
ルでよいが、取り扱いの便宜上から、図1に示すように
脱着可能な中継用コネクタボックス10を介して接続ケ
ーブル91 と接続ケーブル92 とに分割し、接続するよ
うにしてもよい。
【0026】配線検査ボード14は、疑似PE部38の
スイッチSWiやコネクタ7の各ピンに対応したリレー
RLYiを有しており、テストプロセッサ2からの信号
によりそれぞれのRLYiを駆動して選択された電流を
順次負荷抵抗Rに送電し、負荷抵抗Rを介して接地する
ようにする。また、図2に示すようにスイッチSW10
0を設けて、例えば1Vの電圧を印加し、電圧印加電流
測定法で良否判定をするようにもできる。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明は
多数配線された布線回路の結線の良否を検査する汎用の
検査装置であるので、従来の機種毎専用の検査装置に比
し次のような効果を有する。 直流テスト用のアダプタ40を考案し採用したことに
より、被測定物である多配線布線回路6のチャンネル数
が非常に多くなっても、また少なくても、1台の汎用の
布線検査装置で検査できるようになった。 従って、従来以上の多配線の布線インターフェイス6
1 が開発されても、事前に速やかに対応できるようにな
った。 従来の改造PE部32を疑似PE部38に換え、搭載
するプリント基板に高密度にリードスイッチSWiを配
置することができ、同一プリント基板に従来に比し約6
倍の疑似PEを搭載できるようになった。
【0028】疑似PE部38のオン・オフ制御に8ビ
ットから32ビット程度の専用のSW制御信号を用いる
ことにより、検査速度が速まるとともにプログラムの作
成が容易になった。 汎用の布線検査装置として見直し、コストダウンを図
ることにより、従来に比しVIG12やDMM13のチ
ャンネル数も削減することができ、従来に比し設備費は
半減できた。 被測定物である多配線布線回路6の布線チャンネルを
数ブロックに分割し、各ブロック毎に測定することによ
り、高速に検査することが可能になった。 半導体試験装置の布線インターフェイス61 の検査の
みでなく、データ通信網回線等の多配線布線回路6も検
査できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の疑似PEを用いた一実施例の構成図で
ある。
【図2】本発明の布線検査における電流印加電圧測定例
の説明図である。
【図3】従来技術の改造PEによる構成図である。
【符号の説明】
1 WS(ワークステーション) 2 テストプロセッサ 3 検査装置本体 4 TH(テストヘッド) 5 特定パターン基板 51 パフォーマンスボード 6 多配線布線回路 61 布線インターフェース 7 コネクタ 71 IC用コネクタ 8 接続ボード 9、91 、92 接続ケーブル 10 中継用コネクタボックス 11 I/F(本体のインターフェイス) 12 VIG(プログラマブル電圧電流発生器) 13 DMM(電圧電流測定器;デジタルマルチメー
タ) 14 配線検査ボード 22 テスタバス 25、27 VIライン(電圧電流ライン) 26 THバス(テストヘッドバス) 28 測定ライン 29、34 PE制御バス(ピンエレクトロニクス制
御バス) 30、36 TH制御部(テストヘッド制御部) 31 CAL/SIG部(信号キャリブレーション
部) 32 改造PE部(改造ピンエレクトロニクス部) 33 データバス 38 疑似PE部(疑似ピンエレクトロニクス部) 40 アダプタ R 負荷抵抗 SWi スイッチ(i=1〜m) RLYi リレー(i=1〜n)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】布線インターフェイス61 が正しく結線さ
れているとし、負荷抵抗Rの値を50Ωとし、電流Iを
20mAとすると負荷抵抗Rには1Vの電圧が発生する。
間違った結線をしてオープン状態になっていると電流I
は流れないので電圧はプログラム上で設定可能なクラン
プ電圧になる。この電圧を電流電圧測定器DMM13で
測定し、テストプロセッサ2に伝送し良否を判定する。
テストプロセッサ2は、各チャンネルCHi毎に対応す
る疑似PE部38内のスイッチSWiと配線検査ボード
14内のリレーRLYiとを順次切り換えて電圧電流を
測定し、その測定値を取り込み、各CHi毎に良否判定
を行う。この検査動作を数千CHにわたって順次行う。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストプロセッサ(2)からの制御信号
    で任意の電圧電流を発生し、疑似PE部(38)に与え
    るプログラマブル電圧電流発生器VIG(12)と、 テストプロセッサ(2)と連携してVIG(12)の出
    力電流や負荷抵抗(R)の電圧電流を測定する電圧電流
    測定器DMM(13)と、 テストプロセッサ(2)からの制御信号を受け、疑似P
    E部(38)のスイッチ(SWi)を順次制御するTH
    制御部(36)と、 TH制御部(36)からのSW制御信号を受け、VIG
    (12)から送電される電流をスイッチ(SWi)で順
    次切り換え、多配線のアダプタ(40)の多ポイントに
    順次送電する疑似PE部(38)と、 VIG(12)からの任意の電流を疑似PE部(38)
    を介して多ポイントに順次受電し、特定パターン基板
    (5)の特定ポイントに順次送電する多配線のアダプタ
    (40)と、 特定パターン基板(5)の特定ポイントから被測定物で
    ある多配線の布線回路(6)を介して特定ピンに電流を
    送られるコネクタ(7)と、 コネクタ(7)の各ピンと配線検査ボード(14)のリ
    レー(RLYi)とを接続する接続ボード(8)及び接
    続ケーブル(9)と、 テストプロセッサ(2)からの信号により、コネクタ
    (7)の各ピンに対応したリレー(RLYi)を駆動し
    て順次選択された電流を負荷抵抗(R)に送電し負荷抵
    抗(R)を介して接地する配線検査ボード(14)と、 を具備して多配線の布線回路(6)を検査することを特
    徴とする多配線の布線検査装置。
  2. 【請求項2】 テストプロセッサ(2)からの制御信号
    で任意の電圧電流を発生し疑似PE部(38)に与える
    プログラマブル電圧電流発生器VIG(12)と、VI
    G(12)の出力電流や負荷抵抗(R)の電圧を測定す
    る電圧電流測定器DMM(13)と、IC用コネクタ
    (71 )より送電される電流をテストプロセッサ(2)
    からの信号によりIC用コネクタ(71 )の各ピンに対
    応したリレー(RLYi)を駆動して順次選択された電
    流を負荷抵抗(R)に送電し負荷抵抗(R)を介して接
    地する配線検査ボード(14)と、から成る検査装置本
    体(3)と、 テストプロセッサ(2)からの制御信号を受け疑似PE
    部(38)のスイッチ(SWi)を順次制御するTH制
    御部(36)と、TH制御部(36)からのSW制御信
    号を受けVIG(12)から送電される電流をスイッチ
    (SWi)で順次切り換え多配線のアダプタ(40)の
    多ポイントに順次送電する疑似PE部(38)と、から
    成るテストヘッドTH(4)と、 VIG(12)からの任意の電流を疑似PE部(38)
    を介して多ポイントに順次受電し特定パターンのパフォ
    ーマンスボード(51 )の特定ポイントに順次送電する
    多配線のアダプタ(40)と、 特定パターンの特定ポイントのパフォーマンスボード
    (51 )から被測定物である多配線の布線インターフェ
    イス(61 )を介して多数ピンの特定ピンに電流を送電
    されるIC用コネクタ(71 )と、 IC用コネクタ(71 )の各ピンと配線検査ボード(1
    4)のリレー(RLYi)とを接続する接続ボード
    (8)及び接続ケーブル(9)と、 を具備して半導体試験装置の布線インターフェイス(6
    1 )を検査することを特徴とする多配線の布線検査装
    置。
  3. 【請求項3】 検査する多配線の布線回路のチャンネル
    (CHi)を数ブロックに分割し、各ブロック毎にVI
    G(12)とDMM(13)と負荷抵抗(R)とを割り
    当て、ブロック内での各チャンネルは直列に検査を、各
    ブロック毎は並列に検査を行うことを特徴とする請求項
    1又は2記載の多配線の布線検査装置。
JP9071386A 1997-03-25 1997-03-25 多配線の布線検査装置 Withdrawn JPH10267980A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010060403A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Ateikku:Kk ワイヤーハーネス検査装置
KR101050732B1 (ko) 2010-10-22 2011-07-20 엘아이지넥스원 주식회사 점화 신호 점검 장치 및 그 점검 방법
EP2743284A1 (de) 2012-12-13 2014-06-18 Basf Se Hydrolysestabiles Polyurethan zur Beschichtung von Elementen in maritimen Anwendungen
EP2743285A1 (de) 2012-12-13 2014-06-18 Basf Se Hydrolysestabiles Polyurethan zur Anwendung im off-shore Bereich
US9890895B2 (en) 2012-10-01 2018-02-13 Basf Se Pipeline with heat-storing properties

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