JPH10267497A - ラウンド型冷蔵ショーケース - Google Patents

ラウンド型冷蔵ショーケース

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JPH10267497A
JPH10267497A JP7554797A JP7554797A JPH10267497A JP H10267497 A JPH10267497 A JP H10267497A JP 7554797 A JP7554797 A JP 7554797A JP 7554797 A JP7554797 A JP 7554797A JP H10267497 A JPH10267497 A JP H10267497A
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JP
Japan
Prior art keywords
inner box
box
partition
side end
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP7554797A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Takiguchi
俊彦 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP7554797A priority Critical patent/JPH10267497A/ja
Publication of JPH10267497A publication Critical patent/JPH10267497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵ショーケースの内部の商品が、平均にか
つ効率よく冷却されるようにする。 【解決手段】 上面開口する箱状の外箱16内に、所要
の間隙を設けて内箱17を内設し、前記内箱17のほぼ
中央部に、少なくとも一方の側端が、対向する内箱17
の側端部の内面より離間する左右方向を向く中空の仕切
部17aを設け、仕切部17aの外周面の上部に複数の
吸気孔20を設け、かつ内箱17の側端部の内面上部及
び内箱17の前後の内面上部に、複数の冷気の吹出孔1
9を、内箱17の上縁に沿って設け、仕切部17aの吸
気孔20から、内箱17と外箱16との間を通って吹出
孔19に至る通気路22、21中に、送風機13と空気
冷却装置14とを配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陳列品を平均に冷
蔵しうる、熱効率のよいラウンド型冷蔵ショーケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】大型の食品売場においては、上面開口す
る横長のケーシングのほぼ中央に横長の仕切部が設けら
れ、その仕切部の少なくとも一方の側端とケーシングの
側端部との間に、仕切部の側端を取り囲むように商品陳
列部が形成されたラウンド型冷蔵ショーケースが、しば
しば使用される。
【0003】図4〜図6は、従来のラウンド型冷蔵ショ
ーケース(以下ショーケースという)を示すもので、台箱
(1)上に設置された上面開口する長方形のケーシング
(2)は、断熱材よりなる外箱(3)と、それより若干の間
隙を有する内箱(4)とよりなり、外箱(3)の底板(3a)の
ほぼ中央には、外箱(3)の長手方向を向く仕切板(5)が
立設されている。
【0004】内箱(4)の内側面上部には、内箱(4)を一
回りする多数の吸気孔(6)が内箱(4)の上縁に沿って設
けられている。内箱(4)のほぼ中央には、仕切板(5)を
取り囲むように、上端が閉塞された中空の仕切部(4a)が
設けられている。仕切部(4a)の上部の外周には、多数の
吹出孔(7)が設けられている。
【0005】外箱(3)と内箱(4)との間には、上端が閉
塞され、かつ吸気孔(6)に連通する通気路(8)が形成さ
れている。内箱(4)の仕切部(4a)と仕切板(5)との間に
は、吹出孔(7)に連通する通気路(9)が形成されてい
る。
【0006】内箱(4)の底部には、商品陳列用の棚板(1
0)が、高さ調節可能に嵌設され、かつ棚板(10)と外箱
(3)の底板(3a)との間には、両通気路(8)(9)に連通す
る機器収容室(11)が形成されている。
【0007】機器収容室(11)を通気路(8)(9)に連通さ
せる劃板(12)の適所には、通気路(8)内の空気を機器収
容室(11)へ導入する送風機(13)が取り付けられ、かつ劃
板(12)の内側には、通気路(9)へ通じる公知の空気冷却
装置(14)が設置されている。
【0008】上述のショーケースにおいて、矢印(E)で
示すように、送風機(13)により空気冷却装置(14)を通過
して冷却された冷気は、通気路(9)を経て仕切部(4a)の
吹出孔(7)より放射状に吹き出され、棚板(10)上の商品
(図示省略)を冷却した後、吸気孔(6)に吸引され、通
気路(8)を経て送風機(13)に戻って、内箱(4)内を循環
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のショーケースに
おいては、吹出孔(7)が横長の仕切部(4a)に沿っている
ため、冷気の大部分は仕切部(4a)と直角方向に噴出され
るので、ショーケースの側端部への噴出量は少なく、特
にショーケースの角部では、吹出孔(7)からの距離が長
く、かつ空気の通過量が小さいため、角部の冷却効果
は、他の個所に比して低い。
【0010】また、吹出孔(7)より噴出した冷気の一部
は、矢印(F)で示すように、内箱(4)の上方を通過し
て、外箱(3)の上端より外気中に散逸するので、商品の
冷却効果が悪い。
【0011】本発明は、ショーケース内の商品を、平均
に効率よく冷却しうるようにしたラウンド型冷蔵ショー
ケースを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上述の
課題は、次のようにして解決される。 (1) 上面開口する箱状の外箱内に、所要の間隙を設け
て内箱を内設し、前記内箱のほぼ中央部に、少なくとも
一方の側端が、対向する内箱の側端部の内面より離間す
る左右方向を向く中空の仕切部を設け、前記仕切部の外
周面の上部に複数の吸気孔を設け、かつ前記内箱の側端
部の内面上部及び内箱の前後の内面上部に、複数の冷気
の吹出孔を、内箱の上縁に沿って設け、前記仕切部の吸
気孔から、内箱と外箱との間を通って前記吹出孔に至る
通気路中に、送風機と空気冷却装置とを配設する。
【0013】(2) 上記(1)項において、吸気孔の高さ
を、吹出孔の高さより低くする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の一実施例
を示すもので、上述と同一の各部材には、同一の符号を
付して説明を省略する。
【0015】ケーシング(15)は、上面開口する箱状の外
箱(16)と、外箱(16)内に所要の間隙を設けて内設された
内箱(17)とよりなり、外箱(16)の中央には、上端の位置
が外箱(16)の上端よりも下位にある仕切板(18)が立設さ
れ、内箱(17)の中央には、仕切板(18)を取り囲むととも
に、両側端が対向する内箱(17)の側端部の内面より離間
し、上端が閉塞された左右方向を向く中空の仕切部(17
a)が設けられている。
【0016】仕切部(17a)の外周面、すなわち前後面と
両側端面の上部には、上記吹出口(7)と同様の複数の吸
気孔(20)が設けられている。また、内箱(17)の前後壁の
内面上部における仕切部(17a)と対向する部分と、内箱
(17)の左右の側壁の上部における前後方向の全長とに
は、吸気孔(20)より上位の複数の冷気の吹出口(19)が設
けられている。
【0017】外箱(16)と内箱(17)との間には、通気路(2
1)が形成されている。通気路(21)は吹出口(19)と連通し
ている。内箱(17)と仕切板(18)との間には、吸気孔(20)
と連通する通気路(22)が形成されている。内箱(17)の底
部には、棚板(10)が嵌設され、棚板(10)と外箱(16)の底
部との間には、通気路(21)と通気路(22)とを連通する機
器収容室(11)が形成されている。
【0018】機器収容室(11)を通気路(21)側と通気路(2
2)側に仕切る劃板(12)の適所には、送風機(13)が取り付
けられ、機器収容室(11)内には、空気冷却装置(14)が設
置されている。
【0019】上述のショーケースにおいて、矢印(G)で
示すように、送風機(13)により空気冷却装置(14)を通過
して冷却された冷気は、送風路(21)を経て、吹出孔(19)
より内箱(17)内に吹き出されて、棚板(10)上の商品(図
示省略)を冷却した後、吸気孔(20)に吸引され、通気路
(22)を経て、送風機(13)に戻って、内箱(17)内を、上述
した従来のショーケースとは反対方向に循環する。
【0020】なお、仕切部(17a)の一方の側端のみを内
箱(17)の側壁から離間させてラウンド部とし、仕切部(1
7a)の他方の側端は内箱(17)の側壁に連結しておいても
よい。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によると、冷気の吹出孔
を内箱の内面上部、特に側端部の内面上部に設け、吸気
孔を仕切部の外周面上部に設けたので、内箱の角部にも
冷気が十分に供給され、ラウンド部の商品を均一に冷却
することができるとともに、余剰の冷気は内箱の中央の
仕切部の上方に滞留するので、外箱の外周に洩れるおそ
れが少なく、冷却効率がよい。
【0022】請求項2の発明によると、吸気孔の高さが
吹出孔の高さより低いので、吹出孔より吹き出された冷
気は、下向きに傾斜して流れ、一部の冷気が矢印(H)で
示すように、正常のコースより若干上向きに流れても、
一時的に仕切部の上方に滞留した後、他の冷気の流れに
誘導されてともに吸気孔に吸い込まれて、ショーケース
外に洩れるおそれは少なく、前項の効果はさらに強化さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵ショーケースの平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大縦断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大縦断面図である。
【図4】従来の冷蔵ショーケースの平面図である。
【図5】図4のC−C線拡大縦断面図である。
【図6】図4のD−D線拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(1)台箱 (2)ケーシング (3)外箱 (3a)底板 (4)内箱 (4a)仕切部 (5)仕切板 (6)吸気孔 (7)吹出孔 (8)(9)通気路 (10)棚板 (11)機器収容室 (12)劃板 (13)送風機 (14)空気冷却装置 (15)ケーシング (16)外箱 (17)内箱 (17a)仕切部 (18)仕切板 (19)吹出孔 (20)吸気孔 (21)(22)通気路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口する箱状の外箱内に、所要の間
    隙を設けて内箱を内設し、前記内箱のほぼ中央部に、少
    なくとも一方の側端が、対向する内箱の側端部の内面よ
    り離間する左右方向を向く中空の仕切部を設け、前記仕
    切部の外周面の上部に複数の吸気孔を設け、かつ前記内
    箱の側端部の内面上部及び内箱の前後の内面上部に、複
    数の冷気の吹出孔を、内箱の上縁に沿って設け、前記仕
    切部の吸気孔から、内箱と外箱との間を通って前記吹出
    孔に至る通気路中に、送風機と空気冷却装置とを配設し
    たことを特徴とするラウンド型冷蔵ショーケース。
  2. 【請求項2】 吸気孔の高さを、吹出孔の高さより低く
    した請求項1記載のラウンド型冷蔵ショーケース。
JP7554797A 1997-03-27 1997-03-27 ラウンド型冷蔵ショーケース Pending JPH10267497A (ja)

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JP7554797A JPH10267497A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 ラウンド型冷蔵ショーケース

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