JPH10266602A - プラントの建屋の建設方法及びその建設に用いられるモジュール構造物 - Google Patents

プラントの建屋の建設方法及びその建設に用いられるモジュール構造物

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JPH10266602A
JPH10266602A JP9066050A JP6605097A JPH10266602A JP H10266602 A JPH10266602 A JP H10266602A JP 9066050 A JP9066050 A JP 9066050A JP 6605097 A JP6605097 A JP 6605097A JP H10266602 A JPH10266602 A JP H10266602A
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constructing
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Masakado Takeda
将門 武田
Tadaaki Oikawa
忠彰 及川
Koichi Nochida
孝一 後田
Naoto Yoshida
直人 吉田
Hiroshi Takano
高野  博
Norihiko Nakamitsu
憲彦 中満
Kazuto Tatehora
和人 舘洞
Ryohei Miyahara
良平 宮原
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H5/00Buildings or groups of buildings for industrial or agricultural purposes
    • E04H5/02Buildings or groups of buildings for industrial purposes, e.g. for power-plants or factories
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/348Structures composed of units comprising at least considerable parts of two sides of a room, e.g. box-like or cell-like units closed or in skeleton form
    • E04B1/34807Elements integrated in a skeleton
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モジュール構造物を用いたプラントの建屋の建
設に際して、モジュール構造物の据え付けが容易で建設
工程を短縮することである。 【解決手段】プラントの建屋内の部屋の鉄骨柱1と天井
梁3の鉄骨と照明設備6やダクト7や配管5と壁面材と
しての鉄板2とを一体のモジュール構造物10とし、前
記部屋の床まで前記プラントの建屋の躯体が建設された
後に、前記モジュール構造物10を前記部屋の建設位置
へ吊り込んで前記鉄骨柱1と前記プラントの建屋の躯体
とを結合し、しかる後に、コンクリートを前記鉄板2を
型枠として打設することを特徴とするプラントの建屋の
建設方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所や火
力発電所等のプラントの建屋の建設に係わる技術分野に
属している。
【0002】
【従来の技術】原子力及び火力発電所プラントの建屋
は、一般的には鉄筋コンクリート構造となっており、建
屋壁工事においては、膨大な物量の鉄筋及び型枠を据え
付けした後コンクリートを打設し、その後型枠を撤去し
てコンクリートの仕上げ塗装を実施している。
【0003】また、建屋内に配置される機器,配管等は
建屋躯体工事の完了を待ってバラバラにして搬入し、建
築からエリア引渡し後、建築仮設足場等を設定し据え付
けを実施している。
【0004】このような部品単位の搬入据え付け作業に
よる建設工程の長期化を避ける方法として、特開平4−2
93864 号公報に開示されているような、部屋全体をコン
クリート部分を除いて内部設備を含んだ状態でルームモ
ジュール化し、そのルームモジュールをその部屋の据え
付け位置に吊り込む建設方法が存在する。しかし、この
ルームモジュールによる建設方法は部屋が大きくなると
ルームモジュールが大型重量化する上に、ルームモジュ
ールの床の下階への結合が難しくなることも手伝って、
据え付けに困難をきたす懸念が生じる。
【0005】そのために、部屋の天井部分だけをモジュ
ール化して据え付けを容易にした例が、特開昭57−5289
号公報及び特開平8−86037号公報に掲載されている。そ
れらの公知例によれば、その天井部分のモジュールは、
天井を構成する梁や鉄筋やデッキプレートの他に天井に
取り付く配管やダクト等の付属構造物を一体にしたモジ
ュール構造物を予め作成しておき、部屋の鉄筋コンクリ
ート製の側壁のコンクリートが固化して強度が充分でた
後に、その側壁の面から部屋の内側に突き出した受けに
天井のモジュール構造物をクレーンで吊り込んで搭載
し、デッキプレート上にコンクリートを打設してプラン
トの建屋内の部屋を建設している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プラントの建屋の躯体
工事において、鉄筋コンクリート構造によれば膨大な鉄
筋と型枠が必要となると共に鉄筋の据え付け及び型枠の
設定・解体、更には仕上げ塗装等に多くの労力と工程を
要している。
【0007】また、高所作業となることによる安全性の
確保,コンクリートの表面仕上げ作業における粉塵の発
生による環境改善に苦慮している。
【0008】一方、機器,配管等の工事においては、前
記の建屋工事の完了を待って、単品毎にバラバラの状態
で据え付けするため、効率面からも最適な工法とは言え
ず、その作業消化に多くの労力と工程を要している。
【0009】一方、ルームモジュールを採用する方法で
は、据え付け作業に困難を強いられる。
【0010】その点、天井だけをモジュール化した例で
は、据え付け作業の困難性が解消できるものの、部屋の
側壁面が強度的に本設強度評価並みにまで完成してから
でないと天井モジュールを据え付けできない上、側壁面
から天井モジュールを受ける高強度の受けを作る必要が
あった。このため、天井モジュールを据え付ける時期が
遅くなり、建設工程短縮に支障が生じる。
【0011】従って、本発明の目的は、据え付け作業の
困難性と建設工程の短縮とを同時に達成することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、プラントの
建屋の建設箇所に設置される鉄骨製の柱及び天井梁と前
記建設箇所に装備される機器設備と前記建設箇所の側壁
の壁面材とを一体化してモジュール構造物を構成し、前
記建設箇所の床まで前記プラントの建屋の躯体を構成す
る部材が建設された後に、前記モジュール構造物を前記
建設領域へ吊り込んで前記柱の下端部と前記部材とを結
合し、しかる後に、コンクリートを前記壁面材を型枠と
して打設してなるプラントの建屋の建設方法が採用さ
れ、その建設を成立させるために、本発明では、プラン
トの建屋の建設箇所の鉄骨製の柱及び天井梁と、前記建
設箇所に装備される機器設備と、前記建設箇所の側壁の
壁面材とを一体化したプラントの建屋の建設に用いるモ
ジュール構造物をも提供している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0014】図1に原子力発電所のプラントにおける部
屋を建設するためのモジュール構造物10の例を示す。
【0015】モジュール構造物10は図1のようにH型
鋼による鉄骨製の鉄骨柱1を用い、側壁面材は鉄骨柱1
の内側と外側の2枚の鉄板で構成される。
【0016】それぞれの鉄骨柱1と鉄板2とは本設強度
評価による計算によって設定されたものを用いる。
【0017】部屋の側壁の壁の厚みが鉄骨柱1として採
用したH型鋼の幅と同じ場合、鉄板2をそのH型鋼に直
接溶接して一体に取り付けることが可能であるが、H型
鋼の幅より大きい場合はIビームで鉄板2間をつなげた
り、セパ9で鉄板2間或いは鉄板2とH型鋼をつなぐ。
【0018】セパ9の代りにコンクリートとの密着性を
向上させるスタッドジベル9′をセパ9と同じ箇所に用
いてもよい。
【0019】鉄骨柱1とH型鋼の天井梁3とは互いに溶
接等で一体化される。
【0020】図1のように鉄骨柱1間に本設強度評価に
より設計された天井梁3をつなげたり、鉄板2間を天井
梁3でつなぐ方法により、部屋を構成する鉄骨部材が自
立できるように構成する。
【0021】天井梁3の上にはデッキプレート4を載せ
てその上に配筋8を施して天井のコンクリート壁内に埋
設される配管5を設定する。
【0022】さらには、天井に取り付けられる照明設備
や配管や空気調和設備のダクトが天井梁3で支持できる
ように設置される。
【0023】プラントの建屋の廊下を例にとると、天井
よりも下方に据え付けられる配管がある場合には、例え
ば図4のように、デッキプレート4の設定後、側壁面
材,天井梁3等にサポート12を連結して設定し、その
サポート12へ配管25,ケーブルトレイ26,ダクト
7の据え付けを行う。
【0024】デッキプレート4の上方には、天井の鉄筋
コンクリートの構成部品である配筋8が設定される。
【0025】また天井のデッキプレート4を設定する以
前にも配管等の据え付けは可能である。
【0026】天井壁面がコンクリート構造ではその配管
を据え付ける際には、コンクリートへの埋め込み金物の
設定が必要であったため、従来はコンクリート打設時の
埋め込み金物の設定後に配管の据え付けが行われていた
が、本実施例では、配管を据え付けるためのサポートを
コンクリートを打設する前のモジュールの段階で設定す
ることが可能であり、上記のようにルームモジュール化
することができる。
【0027】このようにして、モジュール構造物10が
構成される。
【0028】モジュール構造物10が製造されている間
も、プラントの建屋の建設は進められ、モジュール構造
物10を用いて建設する部屋の直下(下階)の部屋の天
井、即ちモジュール構造物10を用いて建設する部屋の
床に相当、が建設され、この実施例では、モジュール1
0を吊り込む前に図3のように下階の天井のコンクリー
トがすでに打設されている例を示している。
【0029】その下階の部屋にも当然に鉄骨柱がプラン
ト建屋の躯体を構成する部材として存在している。
【0030】図2〜図5にモジュール構造物10を用い
た建設施工方法を示す。
【0031】図2ではクレーン11によるモジュール構
造物10の吊り込み状況を示している。
【0032】モジュール構造物10は、製造乃至は組立
工場や原子力発電プラント建設現場でのヤードで組み立
てられ、それをクレーン11にてプラント建屋の建設す
る部屋の位置の所定位置に吊り込んで搬入する。
【0033】必要に応じて、モジュール構造物10の構
成メンバーである配管に対する洗浄や耐圧試験をモジュ
ール構造物10を吊り込む前に実施することによって、
吊り込み後に建屋の高所で洗浄や耐圧試験を行うという
手間と危険な作業とを軽減する。
【0034】その吊り込み前には、吊り上げた際に、或
いは降ろしたときに各鉄骨柱1間が設計間隔間以上に閉
じたり開いたりしないように鉄骨柱1間が鉄板2を介し
て互いに鉄骨製の梁15で連結されている。
【0035】モジュール構造物10にはクレーン11に
て吊り込み可能とするために、クレーンから吊ったワイ
ヤーが掛けられる吊フック等を取り付けておく。
【0036】また吊り込み時の強度確保のために必要に
応じて仮設部材,梁15等で補強する。
【0037】クレーン11で部屋の建設位置に吊り込ま
れたモジュール構造物10は、モジュール構造物10の
鉄骨柱1の下端がすでにでき上がった下階の建屋の鉄骨
柱1の上端へ溶接乃至はボルトによる機械的結合によっ
て連結されて据え付けられる。このように据え付けるこ
とによって、下階の鉄骨柱と上階の鉄骨柱とは直列に結
合されて一連の通し柱として機能する。
【0038】この際、側壁面を構成する鉄板2間に柱を
溶接したり、ボルトを締めるための必要なスペースが確
保されない場合、鉄骨柱1付近の鉄板2を必要面積分予
め切り欠いておき、溶接,ボルト締めが終わり次第切り
欠き部分を塞ぐように補修する。
【0039】また構造上モジュール構造物10の角以外
に柱がある場合も同様に予め鉄板2を切り欠いておく必
要がある。
【0040】次に、図4に示すように、モジュール構造
物10の側壁、即ち各鉄板2の間にコンクリートを打設
しておく。
【0041】この打設に際しては、鉄板2がコンクリー
ト打設作業の型枠として機能する。従来の建設方法であ
る鉄筋コンクリート造では側壁にコンクリートを打設す
る際には型枠を搬入して側壁面の位置に枠囲いする作業
をともない、通常この期間にはメーカ側の機器や設定等
の据え付けに伴う各工事等は行うことができない。しか
しモジュール構造物10を用いると側壁面材が型枠を兼
ねるようにモジュール構造物10に予め組み込まれて搬
入されているから、あらためて型枠の搬入と据え付け、
及び打設後の撤去とが必要がなく、この時期に床のベー
ス設定や機器の搬入,設定等のメーカー側の作業を行う
ことが可能である。
【0042】次に、或いは側壁のコンクリート打設作業
と並行して部屋の天井部の壁領域にコンクリートを打設
する。
【0043】図5にモジュール構造物10の天井部も壁
にコンクリートを打設した状況を示す。
【0044】通常のデッキプレート工法では天井部の壁
施工時にデッキプレート4の受け天井梁3を設定し、そ
の受け天井梁3上にデッキプレート4を施工するが、モ
ジュール構造物10を用いた工法では建屋内搬入時に既
にデッキプレート4を設定しているため、側壁のコンク
リート打設時に併せて天井部の壁のコンクリート打設が
可能である。
【0045】またデッキプレート工法であるため、床に
設置される機器をコンクリートを打設する前に床に先入
れを行うことも可能であり、先入れした場合には、デッ
キプレートが床にすでに搬入されている機器に対してコ
ンクリート打設作業時の悪影響を阻止する。
【0046】以上の実施例によれば、以下のような利益
が得られる。
【0047】床をモジュール構造物の構成メンバーから
外して、床下へのコンクリート注入作業や注入後の巣空
き存否の確認等、据え付けに伴う困難な作業が発生しな
い上、建屋の壁躯体工事におけるコンクリート打設用の
型枠の組立・解体作業がなくなると共に予め鉄骨と鉄板
を一体化して部屋単位で一括して据え付け位置に搬入す
るので、大幅な据付工数の低減,建設工程の短縮,安全
性の確保に貢献できる。
【0048】躯体工事において、予め、鉄骨,デッキプ
レート,鉄筋、更には埋設配管等を一体化して部屋単位
で一括して据え付け位置に搬入するので大幅な据付工数
の低減,建設工程の短縮,安全性の確保に貢献できる躯
体工事の建設が行える。
【0049】機器,配管等の支持構造物を鉄骨及び鉄板
に固定することにより、機器や配管据え付けに際して従
来必要とされたコンクリート内への埋込金物を不要とす
ることができるので大幅な据付工数の低減,建設工程の
短縮,安全性の確保に貢献できる。
【0050】配管に対する洗浄や耐圧試験を足場の不安
定な建屋内の高所で行う必要がなく、作業の安全性に貢
献することができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、据え付けの困
難性を伴う原因の床をモジュールメンバーから外し、且
つモジュール自体が鉄骨と鉄板との組立構造物の強度に
よって自立できるから、据え付けが容易で建設工程の短
縮効果が得られる。
【0052】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、モジュール構造物を構成する機器
の洗浄又は耐圧試験を安全且つ容易に行えて、一層安全
且つ建設工程が短縮できる。
【0053】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明による効果に加えて、現在建設中の領域と
隣接する領域の壁面材をも同時に搬入してより建設工程
を短縮することができる。
【0054】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
による効果に加えて、コンクリート打設箇所を内側と外
側との壁面材で囲ってコンクリート打設作業できるの
で、壁裏側の型枠を外側の壁面材が兼ねて建設工程が一
層短縮する。
【0055】請求項5の発明によれば、請求項1から請
求項4までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
下階との結合が柱同志によって行えるので結合箇所に配
筋を施す作業を低減して結合作業が容易となり、より一
層建設工程を短縮できる。
【0056】請求項6の発明によれば、請求項1から請
求項5までのいずれか一項の発明の効果に加えて、モジ
ュール構造物を吊り込み途中或いは吊り上げ時や吊り降
ろした時に、変形や崩れを発生することがないように補
強してあるから、変形や崩れを気にせずに迅速に吊り込
み作業ができて、一層建設工程短縮が可能となる。
【0057】請求項7の発明によれば、プラントの建屋
に据え付け易く、建設工程を短縮できるモジュール構造
物を提供できる。
【0058】請求項8の発明によれば、請求項7の発明
による効果に加えて、現在建設中の領域に隣接する領域
の壁面材も同時に搬入でき、且つ側壁のコンクリートを
打設する際に側壁表裏両面の型枠として両側の壁面材が
機能するから、建設工程が一層短縮できる。
【0059】請求項9の発明によれば、請求項7又は請
求項8の発明による効果に加えて、補強部材がモジュー
ル構造物の強度を上げるので、モジュール構造物を建設
目的位置に吊り込み据え付ける際のモジュール構造物の
変形や崩れを防止して、建設をはかどらせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるモジュール構造物の斜視
図である。
【図2】本発明の実施例によるモジュール構造物の吊り
込み作業状況を示す模式図である。
【図3】本発明の実施例によるモジュール構造物の据え
付け後の側壁面の断面図である。
【図4】本発明の実施例による廊下用のモジュール構造
物の据え付け及び側壁コンクリート打設後の断面図であ
る。
【図5】図4の天井壁のコンクリート打設後の断面図で
ある。
【符号の説明】
1…鉄骨柱、2…鉄板、3…天井梁、4…デッキプレー
ト、5…配管、6…照明設備、7…ダクト、8…配筋、
9…セパ、9′…スタッドジベル、10…モジュール構
造物、11…クレーン、12…サポート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 直人 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 高野 博 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 中満 憲彦 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 舘洞 和人 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 宮原 良平 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントの建屋の建設箇所に設置される鉄
    骨製の柱及び天井梁と前記建設箇所に装備される機器設
    備と前記建設箇所の側壁の壁面材とを一体化してモジュ
    ール構造物を構成し、前記建設箇所の床まで前記プラン
    トの建屋の躯体を構成する部材が建設された後に、前記
    モジュール構造物を前記建設領域へ吊り込んで前記柱の
    下端部と前記部材とを結合し、しかる後に、コンクリー
    トを前記壁面材を型枠として打設してなるプラントの建
    屋の建設方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、モジュール構造物を構
    成する機器の洗浄又は耐圧試験を吊り込む前に実施する
    ことを特徴とするプラントの建屋の建設方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、モジュー
    ル構造物の構成メンバーとして鉄骨の柱を挟んで内側と
    外側とに壁面材を有し、前記外側の壁面材を隣接する建
    設箇所の壁面材とすることを特徴とするプラントの建屋
    の建設方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、内側と外側との各壁面
    材の間にコンクリートを打設することを特徴とするプラ
    ントの建屋の建設方法。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4までのいずれか一項
    において、モジュール構造物の構成メンバーとして鉄骨
    の柱を有し、前記柱を前記モジュール構造物を据え付け
    る位置の下階の躯体を構成する鉄骨の柱に直列に結合し
    てプラント建屋の躯体とモジュール構造物の鉄骨柱とを
    結合することを特徴とするプラントの建屋の建設方法。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5までのいずれか一項
    において、モジュール構造物に補強を施して型くずれし
    ないように前記モジュール構造物を吊り込むことを特徴
    とするプラントの建屋の建設方法。
  7. 【請求項7】プラントの建屋の建設箇所の鉄骨製の柱及
    び天井梁と、前記建設箇所に装備される機器設備と、前
    記建設箇所の側壁の壁面材とを一体化したプラントの建
    屋の建設に用いるモジュール構造物。
  8. 【請求項8】請求項7において、壁面材は柱を挟んで両
    側に装備されていることを特徴とするプラントの建屋の
    建設に用いるモジュール構造物。
  9. 【請求項9】請求項7又は請求項8において、モジュー
    ル構造物を構成する複数の構成メンバーの間に補強部材
    が取り付けられていることを特徴とするプラントの建屋
    の建設に用いるモジュール構造物。
JP9066050A 1997-03-19 1997-03-19 プラントの建屋の建設方法及びその建設に用いられるモジュール構造物 Pending JPH10266602A (ja)

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KR1019980009188A KR19980080404A (ko) 1997-03-19 1998-03-18 플랜트 건물의 건설 방법 및 그 건설에 이용되는 모듈 구조물
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