JPH1026406A - 湯量制御装置 - Google Patents

湯量制御装置

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JPH1026406A
JPH1026406A JP8183054A JP18305496A JPH1026406A JP H1026406 A JPH1026406 A JP H1026406A JP 8183054 A JP8183054 A JP 8183054A JP 18305496 A JP18305496 A JP 18305496A JP H1026406 A JPH1026406 A JP H1026406A
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JP
Japan
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hot water
amount
bathtub
flow rate
water amount
Prior art date
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Application number
JP8183054A
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English (en)
Inventor
Katsunori Murata
勝則 村田
Mitsuaki Nagamine
光昭 長嶺
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズの異なる浴槽であっても正確に湯量の
調整を行う。 【解決手段】 湯張り量設定スイッチ35は湯張りの際
の設定湯量Qを7段階に設定する。設定スイッチ37
は、設定湯量Qの基準値と設定間隔とを3段階に設定す
る。湯量制御部32は、湯張りの場合には、湯張り量設
定スイッチ35の設定値Nと設定スイッチ37の設定値
iとに基づいて設定湯量QiNを求める一方、足し湯の場
合には、設定スイッチ37の設定値iに基づいて足し湯
量QTiを求める。そして、流量センサ3からの累積パ
ルス数Pに基づく積算流量QPが設定湯量QiNまたは足
し湯量QTiに至ると湯張りまたは足し湯を停止する。
こうして、浴槽12のサイズが種々異なっても広い範囲
できめ細かく設定湯量Qや足し湯量QTを設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽等に湯張り
を行う場合の湯量を制御する湯量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、給湯機からの湯を浴槽に張る
場合には、湯量センサを用いて湯量を検知している。こ
うして、一定量の出湯を正確に得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、湯量センサによって湯量を検知する場合に
は、湯量センサが検知する設定湯量と浴槽の最適水位と
が合致する場合には一定量の出湯を正確に得ることがで
き、サイズの合った浴槽という限定した範囲では適量の
出湯を制御可能である。ところが、浴槽の面積や深さは
種々あり、湯量センサが検知する設定湯量と浴槽の最適
水位とが常に合致するとは限らない。したがって、湯量
センサのみでは常に適量の出湯を制御できないのであ
る。したがって、市販の自動風呂湯沸かし機等では、湯
量センサに加えて浴槽内における適当な湯面の位置を検
知するための水位センサを設けており、コスト高である
という問題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、サイズの異な
る浴槽であっても適正に湯量を設定できる湯量制御装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、貯湯タンクから浴槽に供給
される湯の量を制御する湯量制御装置であって、湯張り
時における設定湯量を複数段に切り換え設定する湯張り
量設定スイッチと、上記湯張り量設定スイッチによって
複数段に設定される設定湯量の基準値を複数段に切り換
え設定する設定スイッチと、貯湯タンクから浴槽に送湯
する管路に設けられて,この管路の流量を検出する流量
センサと、上記湯張り量設定スイッチの設定値と上記設
定スイッチの設定値とに基づく設定湯量と上記流量セン
サの出力に基づく積算流量とを比較し,上記積算流量が
上記設定湯量に至ると上記浴槽への湯張りを停止する湯
張り制御部を備えたことを特徴としている。
【0006】上記構成において、湯張り制御部によっ
て、設定スイッチの設定値に基づいて設定湯量の基準値
が設定され、湯張り量設定スイッチの設定値と上記基準
値とに基づいて設定湯量が決定される。そして、貯湯タ
ンクから浴槽に送湯する管路に設けらた流量センサの出
力に基づく上記浴槽への積算流量と上記設定湯量とが比
較され、上記積算流量が上記設定湯量に達すると上記浴
槽への湯張りが停止される。こうして、上記浴槽の容積
に応じて上記設定スイッチによって設定湯量の基準値を
設定することによって、上記湯張り量設定スイッチによ
る設定値との組み合わせで広い範囲できめ細かく湯量が
設定され、上記浴槽の容積が異なっても適正に湯量が設
定される。
【0007】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の湯量制御装置において、足し湯を指令する足
し湯スイッチと、上記足し湯スイッチから足し湯が指令
されると,上記設定スイッチの設定値に基づく足し湯量
と上記流量センサの出力に基づく積算流量とを比較し,
上記積算流量が上記足し湯量に至ると上記浴槽への給湯
を停止する足し湯制御部を備えたことを特徴としてい
る。
【0008】上記構成によれば、足し湯制御部の制御に
よって、設定スイッチの設定値に基づいて設定された足
し湯量分だけ足し湯が行われる。こうして、上記浴槽の
容積に応じて上記設定スイッチによって足し湯量を設定
することによって、上記浴槽の容積が異なっても上記浴
槽の容積に応じて適正に足し湯量が設定される。
【0009】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明の湯量制御装置において、上記設定スイッチ
は、上記設定湯量の基準値に加えて、上記設定湯量の設
定間隔をも設定可能になっていることを特徴としてい
る。
【0010】上記構成によれば、設定スイッチによって
設定湯量の設定間隔が設定されるので、上記浴槽の容積
に応じて、上記湯張り量設定スイッチによる設定湯量の
設定間隔が適正に設定される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は本実施の形態の湯量制
御装置が適用された給湯機の構成図である。この湯量制
御装置は、リモコン1と制御部2と流量センサ3とから
なる。そして、リモコン1側で設定された設定値と制御
部2側で設定された設定値と湯量センサ3からの出力に
基づいて、制御部2によって出湯量を制御する。
【0012】図2は、図1に示す給湯機の一例を示す具
体的回路図である。この給湯機はヒートポンプ給湯機で
あり、圧縮機,四路切換弁,室外熱交換器,電動膨張弁等
を有する室外ユニットと、室内熱交換器を有する室内ユ
ニットと、給湯熱交換器を有する給湯ユニットを有して
いる。図2には、このうちの給湯ユニット31のみを示
している。
【0013】上記ヒートポンプ給湯機は、室外ユニット
における圧縮機からの高温高圧のガス冷媒を二重管熱交
換器でなる給湯熱交換器5の外管に供給し、給湯熱交換
器5からの液冷媒を電動膨張弁に供する。つまり、給湯
熱交換器5を凝縮器として使用する一方、室外熱交換器
を蒸発器として使用するのである。また、給湯熱交換器
5の内管の一方はポンプ6および電動三方弁7を介して
貯湯タンク8の底部に接続されており、他方は電動三方
弁9を介して貯湯タンク8の中央部に接続されている。
そして、ポンプ6を駆動することによって貯湯タンク8
内の水が、電動三方弁7,ポンプ6,給湯熱交換器5の内
管,電動三方弁9および貯湯タンク8を循環し、給湯熱
交換器5で発生した凝縮熱が貯湯タンク8内の水に蓄積
される。
【0014】上記貯湯タンク8には出湯口10が設けら
れ、出湯パイプ11によって例えば台所等に出湯され
る。また、出湯パイプ11からは浴槽12に給湯するた
めの給湯パイプ13が分岐しており、この給湯パイプ1
3の先端は電動三方弁14に接続されている。また、浴
槽12の給排口19には、上記電動三方弁14,ポンプ
15,二重熱交換器16の内管および上記流量センサ3
が順次介設された追焚きパイプ18の両端が接続されて
いる。そして、二重熱交換器16の外管の両端には、室
外ユニットの圧縮機と給湯ユニットの給湯熱交換器5と
を接続する配管20が接続されている。こうして、上記
貯湯タンク8から浴槽12に供給される湯は、ポンプ1
5の駆動によって、給湯パイプ13,電動三方弁14,ポ
ンプ15,二重熱交換器16,流量センサ3を通過して浴
槽12に供給されるのである。その際に、供給される湯
の量は、湯量センサ3によって検知される。
【0015】尚、上記ポンプ15および二重熱交換器1
6の内管を追焚きパイプ18で連ねてなる回路を追焚き
回路21と言う。この追焚き回路21の二重熱交換器1
6で発生した凝縮熱によって、浴槽12に供給される湯
の温度が設定温度よりも低い場合には追い焚きされる。
【0016】上記貯湯タンク8の底部には、電動三方弁
22および減圧逆止弁23が介設された給水パイプ24
が接続され、電動三方弁22と貯湯タンク8の中間部と
が給水パイプ25で接続されている。さらに、給水パイ
プ24は、分岐パイプ26によって給湯パイプ13のミ
キシングバルブ27に接続されおり、この分岐パイプ2
6,給湯パイプ13,電動三方弁14,追焚き回路21お
よび流量センサ3を介して浴槽12に給水できるように
なっている。
【0017】図1において、上記流量センサ3は、単位
流量Q0でパルスを湯量制御部32に出力する。そうす
ると、湯量制御部32は、流量センサ3からのパルスの
数をカウントし、その累積カウント値Pに基づく積算流
量QPが予め設定された設定湯量Qになると、例えばブ
ザー(図示せず)によって報知したり、弁駆動部38に制
御信号を出力して電動三方弁14の方向を換えて浴槽1
2への給湯を停止したりする。本実施の形態における特
徴は、上記設定湯量Qを段階的に変更可能にして浴槽1
2の容積変化にも対応可能にしていることである。
【0018】上記リモコン1には、上記貯湯タンク8か
ら浴槽12への湯張りを指示する湯張りスイッチ33
と、浴槽12内の湯量が減少した際の足し湯を指示する
足し湯スイッチ34と、湯張り時における設定湯量Qを
段階的に設定するための湯張り量設定スイッチ35と、
湯張り量設定スイッチ35による設定結果等が表示され
る表示部36が設けられている。尚、リモコン1の具体
的な外観は図3に示すようになっており、表示部36に
は上記設定された設定湯量Qや設定温度や時刻が表示さ
れるようになっている。
【0019】また、上記制御部2にはスライド式の設定
スイッチ37を設けており、この設定スイッチ37によ
って、湯張り量設定スイッチ35によって7段階に設定
される設定湯量Qの基準値と設定間隔とを3段階に設定
できるようなっている。こうして、上記リモコン1側の
湯張り量設定スイッチ35によって設定湯量Qを7段階
に設定し、給湯ユニット31側の設定スイッチ37によ
って設定湯量Qの基準値と上記設定間隔とを設定するこ
とによって、図4に示すように、設定湯量Qを19段階
に設定できるのである。
【0020】すなわち、図4において、設定スイッチ3
7を「1」に設定すれば、設定湯量QがQ1(-3),…,Q13
の範囲で設定される。その際における設定湯量Qの基準
値QS1はQ10であり、設定湯量Qの設定間隔はΔQS
1である。また、設定スイッチ37を「2」に設定すれ
ば、設定湯量QがQ2(-3)(=Q13),…,Q23の範囲で設
定される。その際における基準値QS2はQ20であり、
設定間隔はΔQS2である。また、設定スイッチ37を
「3」に設定すれば、設定湯量QがQ3(-3)(=Q23),…,
33の範囲で設定される。その場合における基準値QS
3はQ30であり、設定間隔はΔQS3である。尚、湯張
り量は人数の変化に応じて日々設定し直す必要がある。
そのために、湯張り量設定スイッチ35はリモコン1側
に設けている。これに対して、上記湯張り量の基準値や
設定間隔は浴槽12の大きさによって決まり、ヒートポ
ンプ給湯機あるいは浴槽12を設置する際に設定すれば
事足りる。そこで、設定スイッチ37は給湯ユニット3
1側に設けている。
【0021】上記湯量制御部32は、上記湯張り量設定
スイッチ35の設定値と設定スイッチ37の設定値とに
よって、設定湯量Qを算出する。その場合の設定湯量Q
の算出は、次のように行われる。 すなわち、N:湯張り量設定スイッチ35の設定値(−
3,…,0,…,3) i:設定スイッチ37の設定値(1,2,3) とすると、基準値はQSiとなり設定間隔はΔQSiと
なるから、上記設定湯量QiNは次式で算出できる。 QiN=QSi+N×ΔQSi 但し、QS1<QS2<QS3 ΔQS1<ΔQS2<ΔQS3
【0022】上記湯量制御部32は、図5に示すフロー
チャートに従って、以下のような湯張り時湯量制御処理
動作を実行する。ステップS1で、上記湯張りスイッチ
33がオンであるか否かが判別される。その結果、オン
であればステップS2に進む。ステップS2で、上記湯張
り量設定スイッチ35の設定値Nと設定スイッチ37の
設定値iとが読み出される。ステップS3で、上記設定
値Nと設定値iとに基づいて、上記式によって設定湯量
iNが算出される。ステップS4で、上記電動三方弁1
4が湯張り開始側に切り換えられる。ステップS5で、
上記流量センサ3から送出されてくるパルス数がカウン
トされて累積パルス数Pが得られる。ステップS6で、
上記流量センサ3の単位流量Q0と累積パルス数Pとか
ら、累積パルス数Pでの積算流量QPが算出される。ス
テップS7で、上記算出され積算流量QPが上記設定湯量
iN以上か否かが判別される。その結果、QiN以上であ
ればステップS8に進み、そうでなければ上記ステップ
S5に戻ってパルス数のカウントが継続される。ステッ
プS8で、上記電動三方弁14が湯張り停止側に切り換
えられて、湯張り時湯量制御処理動作を終了する。
【0023】こうすることによって、上記ヒートポンプ
給湯機の設置先の浴槽12のサイズが150l〜400
lで種々異なっても、広い範囲できめ細かく設定湯量Q
を設定できる。したがって、湯張り対象の浴槽12のサ
イズが異なっても、上記流量センサ3のみによる低コス
トで最適な出湯量を得ることができるのである。
【0024】また、上記湯量制御部32は、上記リモコ
ン1の足し湯スイッチ34が操作された場合には、足し
湯量QT分の湯を上記湯張りの場合と同じ経路で浴槽1
2に供給する。その場合の足し湯量QTも、給湯ユニッ
ト31側の設定スイッチ37の設定値i(=1,2,3)に
応じて、次の値に設定される。 QT1<QT2<QT3
【0025】そして、上記湯量制御部32による足し湯
時湯量制御動作は、図6に示すフローチャートに従って
行われる。ステップS11で、上記足し湯スイッチ34が
オンであるか否かが判別される。その結果、オンであれ
ばステップS12に進む。ステップS12で、上記設定スイ
ッチ37の設定値iが読み出される。ステップS13で、
上記設定値iに基づいて、足し湯量QTiが設定され
る。ステップS14で、上記電動三方弁14が足し湯開始
側に切り換えされる。ステップS15で、上記流量センサ
3から送出されてくるパルス数がカウントされて累積パ
ルス数Pが得られる。ステップS16で、上記流量センサ
3の単位流量Q0と累積パルス数Pとから、累積パルス
数Pでの積算流量QPが算出される。ステップS17で、
上記算出された積算流量QPが足し湯量QTi以上か否
かが判別される。その結果、QTi以上であればステッ
プS18に進み、そうでなければ上記ステップS15に戻っ
てパルス数のカウントが継続される。ステップS18で、
上記電動三方弁14が足し湯停止側に切り換えられて、
足し湯時湯量制御処理動作を終了する。
【0026】以上のごとく、本実施の形態においては、
リモコン1には湯張りの際の設定湯量Qを7段階に設定
するための湯張り量設定スイッチ35を設け、給湯ユニ
ット31には設定湯量Qの基準値と設定間隔とを3段階
に設定する設定スイッチ37を設ける。また、貯湯タン
ク8から浴槽12への給湯経路に流量センサ3を設け
る。そして、上記湯量制御部32によって、リモコン1
の湯張りスイッチ33あるいは足し湯スイッチ34がオ
ンされると、湯張りの場合には、湯張り量設定スイッチ
35の設定値Nと設定スイッチ37の設定値iとに基づ
いて設定湯量QiNを算出する。一方、足し湯の場合に
は、設定スイッチ37の設定値iに基づいて足し湯量Q
Tiを設定する。そして、流量センサ3からの累積パル
ス数Pでの積算流量QPが設定湯量QiNあるいは足し湯
量QTiに至ると湯張りあるいは足し湯を停止する。
【0027】このように、上記湯張り量設定スイッチ3
5によって湯張りの際の設定湯量Qを7段階に設定し、
設定スイッチ37によって設定湯量Qの基準値と設定間
隔とを3段階に設定することによって、浴槽12のサイ
ズが150l〜400lで種々異なっても、広い範囲で
きめ細かく設定湯量Qや足し湯量QTを設定できるので
ある。また、水位センサ等の新たなセンサを設けること
なく流量センサ3のみの低価格装置で、サイズが異なる
浴槽12で最適な出湯量を得ることができるのである。
【0028】尚、上記実施の形態においては、この発明
の湯量制御装置をヒートポンプ給湯機に適用した場合を
例に説明しているが、ガス給湯機等に適用しても何ら差
し支えない。
【0029】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の湯量制御装置は、湯張り量設定スイッチによっ
て設定湯量を複数段に切り換え設定し、設定スイッチに
よって上記複数段に設定される設定湯量の基準値を複数
段に切り換え設定し、湯張り制御部によって、湯張り量
設定スイッチの設定値と上記設定スイッチの設定値とに
基づいて設定湯量を決定するので、上記湯張り量設定ス
イッチによる設定数段をnとし、上記設定スイッチによ
る設定数段をmとすると、最大n×mの湯量を設定でき
る。したがって、広い範囲できめ細かく湯量を設定で
き、上記浴槽の容積が異なっても適正に湯量を設定でき
るのである。そのために、湯張り時の適正水位を検知す
るための水位センサ等を必要とはせず、安価な装置で最
適に湯張り量を制御できる。
【0030】また、請求項2に係る発明の湯量制御装置
は、足し湯制御部によって、上記設定スイッチの設定値
に基づいて足し湯量を設定するので、上記浴槽の容積に
応じで1回分の足し湯量を適正に設定できる。
【0031】また、請求項3に係る発明の湯量制御装置
は、上記設定スイッチによって、上記湯張り量設定スイ
ッチによる設定湯量の設定間隔を設定できるので、上記
浴槽の容積に応じで上記設定間隔を適正に設定できる。
すなわち、この発明によれば、上記浴槽の容積が大きい
場合には上記設定間隔を大きくして素早く湯量を設定
し、上記浴槽の容積が小さい場合には上記設定間隔を小
さくして精度よく湯量を設定できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の湯量制御装置が適用された給湯機の
構成図である。
【図2】図1に示す給湯機の具体例を示す回路図であ
る。
【図3】図1におけるリモコンの外観図である。
【図4】図1における設定スイッチの各設定値での設定
湯量の範囲の説明図である。
【図5】図1における流量制御部によって行われる湯張
り時湯量制御処理動作のフローチャートである。
【図6】図1における流量制御部によって行われる足し
湯時湯量制御動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1…リモコン、 2…制御部、3…
流量センサ、 5…給湯熱交換器、8
…貯湯タンク、 12…浴槽、14…電
動三方弁、 15…ポンプ、16…二重
熱交換器、 21…追焚き回路、31…給
湯ユニット、 32…流量制御部、33…
湯張りスイッチ、 34…足し湯スイッチ、
35…湯張り量設定スイッチ、 36…表示部、3
7…設定スイッチ、 38…弁駆動部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯タンク(8)から浴槽(12)に供給さ
    れる湯の量を制御する湯量制御装置であって、 湯張り時における設定湯量を複数段に切り換え設定する
    湯張り量設定スイッチ(35)と、 上記湯張り量設定スイッチ(35)によって複数段に設定
    される設定湯量の基準値を複数段に切り換え設定する設
    定スイッチ(37)と、 貯湯タンク(8)から浴槽(12)に送湯する管路(18)に
    設けられて、この管路(18)の流量を検出する流量セン
    サ(3)と、 上記湯張り量設定スイッチ(35)の設定値と上記設定ス
    イッチ(37)の設定値とに基づく設定湯量と上記流量セ
    ンサ(3)の出力に基づく積算流量とを比較し、上記積算
    流量が上記設定湯量に至ると上記浴槽(12)への湯張り
    を停止する湯張り制御部(32)を備えたことを特徴とす
    る湯量制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の湯量制御装置におい
    て、 足し湯を指令する足し湯スイッチ(34)と、 上記足し湯スイッチ(34)から足し湯が指令されると、
    上記設定スイッチ(37)の設定値に基づく足し湯量と上
    記流量センサ(3)の出力に基づく積算流量とを比較し、
    上記積算流量が上記足し湯量に至ると上記浴槽(12)へ
    の給湯を停止する足し湯制御部(32)を備えたことを特
    徴とする湯量制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の湯量制御装置におい
    て、 上記設定スイッチ(37)は、上記設定湯量の基準値に加
    えて、上記設定湯量の設定間隔をも設定可能になってい
    ることを特徴とする湯量制御装置。
JP8183054A 1996-07-12 1996-07-12 湯量制御装置 Pending JPH1026406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100746894B1 (ko) * 2005-03-24 2007-08-07 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 히트 펌프 급탕 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100746894B1 (ko) * 2005-03-24 2007-08-07 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 히트 펌프 급탕 장치

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