JPH10263980A - パネル位置決め装置 - Google Patents
パネル位置決め装置Info
- Publication number
- JPH10263980A JPH10263980A JP7096497A JP7096497A JPH10263980A JP H10263980 A JPH10263980 A JP H10263980A JP 7096497 A JP7096497 A JP 7096497A JP 7096497 A JP7096497 A JP 7096497A JP H10263980 A JPH10263980 A JP H10263980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- stopper
- transport
- driving
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
る。作業者の筋肉労働なし。位置決め所要時間の短縮。 【解決手段】 搬送テ−ブル1で送られるパネル2の先
端を止めるための拘止部材55、および、拘止部材をテ
−ブル1の搬送レベルPLに交わる位置と該レベルより
下方の退避位置に駆動するストッパ進退駆動手段52を
含み、テ−ブル1のパネル搬送方向yに直交する水平方
向xに配列された、複数個のストッパ装置5,6;およ
び、搬送レベルPLにあるパネル2をその厚みを横切る
方向に挟持するための一対の当て部材33f,34a,
当て部材の少くとも一方を他方に対して近付く方向に駆
動する挟持駆動手段33a1、および、の当て部材33
f,34aをy方向に駆動する寄せ駆動手段32aを含
む、複数個のパネル引寄せ装置3,4;を備えるパネル
位置決め装置。
Description
持されたパネルの一辺を基準線に揃えるパネル位置決め
装置に関し、特に、これに限定する意図ではないが、構
造材であるパネルを、それに加工を施すために基準線に
位置合せするパネル位置決め装置に関する。 例えば、
船底,デッキ,橋梁底板となるパネル(鋼板大板)にロ
ンジやリブを溶接するに際し、パネルの位置決めに用い
られる。
溶接する場合には、搬送ロ−ラを装備した定盤上に大板
を位置決めし、大板上にロンジあるいはリブを載せて大
板に対して位置合せをしてからロンジあるいはリブの、
大板に対する溶接が行なわれる。 大板は例えば20m
×30mと大きいものがある。このような鋼構造体の組
立においては、定盤に対する大板の位置決め、ならび
に、定盤又は大板に対するパネル又はリブの位置決め
が、組立精度に大きく影響する。そこで特開平2−34
370号公報に提示の溶接装置は、水平y方向に走行す
る門型架台にy方向と直交する水平x方向に延びるビ−
ムを装着し、このビ−ムに複数個nのキャリッジを並べ
て設け、各キャリッジには、1対の水平隅肉倣い溶接機
の他に、ロンジの側面を両側から押える倣いボ−ルなら
びにロンジの上端面を押す倣いロ−ラを備えている。特
開平6−344185号公報に提示の溶接装置は、押え
用のシュ−でロンジの上端を下方に押え、回動ア−ムの
先端のシュ−に対して対向側からパッドを突出して側面
を押して両者でロンジを挟んでロンジを保持する複数個
のキャリッジを有する。また、ロンジの長手軸をy方向
とした大板への配材のみならず、x方向とした配材も行
ない得るように、本出願人は、ビ−ムをx方向に平行な
姿勢とy方向に平行な姿勢に切換える機構を備える条材
の位置決め装置を提示した(特願平8−84939
号)。
ては、上部に搬送ロ−ラを備える搬送テ−ブルである定
盤上に、その隣りの給排搬送テ−ブルから大板が送り込
まれ、定盤の搬送ロ−ラに大板のほぼ全重量が移った後
に該搬送ロ−ラで大板を位置決めストッパまで送り、大
板の一辺がストッパに当るときに搬送ロ−ラの駆動を止
める。ところが、大板がストッパに当ると戻り方向には
ね返り、大板はその辺がストッパに接した状態では停止
しない。すなわちストッパで位置決めしようとする基準
線より手前側で大板が停止する。大板の辺がストッパに
当る手前で大板の搬送速度を極低速として、大板がスト
ッパに接する位置で完全停止するように、ストッパに当
る前に搬送駆動を停止しかつ搬送ロ−ラに制動を加える
ことにより、大板はストッパに極接近した位置で停止す
るか、かすかにストッパに当った後に停止する。しかし
いずれにしても、ストッパに接触した状態で停止するこ
とはなく、ストッパとの間にギャップを生ずる。このギ
ャップは大板の位置決め誤差となる。このギャップを実
質上零とするために、従来においては、大板の尾端側の
辺に横置きしたジャッキを当ててわずかづつ大板をスト
ッパ側に押し、ストッパへの接触を目視で確認しつつ少
しづつ押して行く作業が必要であり、大板の正確な位置
決めに多くの労力を要する。
置決めすることを第1の目的とし、これに関する作業者
の筋肉労働を実質上省略し、かつ所要時間を大幅に短縮
することを第2の目的とする。
(1)で水平搬送されるパネル(2)の先端を止めるための拘
止部材(55)、および、該拘止部材(55)を前記搬送テ−ブ
ル(1)のパネル搬送レベル(PL)に交わる位置と該レベル
より下方の退避位置に駆動するストッパ進退駆動手段(5
2)を含み、前記搬送テブル(1)のパネル搬送方向yに直
交する水平方向xに配列された、複数個のストッパ装置
(5,6);および、前記パネル搬送レベル(PL)にあるパネ
ル(2)をその厚みを横切る方向に挟持するための一対の
当て部材(33f,34a),該当て部材の少くとも一方を他方
に対して近付く方向に駆動する挟持駆動手段(33a1)、お
よび、前記一対の当て部材(33f,34a)をy方向に駆動す
る寄せ駆動手段(32a)を含む、複数個のパネル引寄せ装
置(3,4);を備える。なお、理解を容易にするためにカ
ッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の記
号を、参考までに付記した。
で拘止部材(55)をパネル搬送レベル(PL)に交わる位置
(拘止作用位置)に置いて搬送テ−ブル(1)でパネル(2)
を拘止部材(55)に向かう方向に送り、パネル(2)の先端
辺が拘止部材(55)に当る直前又は当ったときにパネル
(2)の送りを停止すると、パネル(2)の先端辺が拘止部材
(55)の直近位置となる。ここで挟持駆動手段(33a1)で当
て部材(33f,34a)を駆動して当て部材(33f,34a)でパネル
(2)を挟持し、寄せ駆動手段(32a)で当て部材(33f,34a)
をパネル(2)の先端辺が拘止部材(55)に当るまで駆動す
る。すなわち寄せ駆動する。これによりパネル(2)の先
端辺が拘止部材(55)に当る。すなわち基準線に合致す
る。この状態でパネル(2)に所要の加工、例えばロンジ
の配材と溶接、を施し、これが終ると、ストッパ進退駆
動手段(52)で拘止部材(55)を退避位置に駆動し、そして
搬送テ−ブルでパネル(2)を送り出す。
準線に対する位置合せが正確になる。 作業者がパネル
(2)を押す力仕事をする必要はなく、作業者の筋肉労働
が無くなり、かつパネル位置決めの所要時間が大幅に短
くなる。
−ブル(1)のパネル搬送方向yに直交する水平方向xに
配列され、パネル(2)の、ストッパ装置(5,6)が移動を止
める辺の端縁を挟持し該辺をストッパ装置(5,6)の拘止
部材(55)に突当てる方向にパネル(2)を引寄せる。
4)のそれぞれは、前記一対の当て部材(33f,34a)を前記
パネル搬送レベル(PL)にあるパネルを挟持する作用位置
と該パネル搬送レベル(PL)より下方の退避位置に駆動す
るクランパ進退駆動手段(33c1)を備える。
施した後、ストッパ進退駆動手段(52)で拘止部材(55)を
退避位置に駆動し、また、クランパ進退駆動手段(33c1)
で当て部材(33f,34a)を退避位置に駆動し、そして搬送
テ−ブルでパネル(2)を、寄せ駆動方向yと同方向に送
り出すことにより、パネル(2)が拘止部材(55)および当
て部材(33f,34a)の上方を通過し、搬送テ−ブル(1)の隣
りの給排搬送テ−ブルに排送される。この実施態様で
は、給排搬送テ−ブルから未加工のパネル(2)を、拘止
部材(55)および当て部材(33f,34a)の上方を通過する形
で搬送テ−ブル(1)に送り、そこで上述のようにパネル
(2)を基準線に合せて所要の加工を施し、そして、加工
済のパネル(2)を拘止部材(55)および当て部材(33f,34a)
の上方を通過する形で給排搬送テ−ブルに戻すという、
往復動形態でパネル(2)を給排搬送テ−ブルとの間でや
り取りできる。
前記拘止部材(55)を固着した回動部材(55b)、および、
該回動部材(55b)を、前記パネル搬送レベル(PL)より下
方の、y方向と平行もしくはやや傾斜した回転中心線を
中心に回転自在に支持する支持部材(5,58,59)、を含
み、前記ストッパ進退駆動手段(52)は前記回動部材(55
b)を、前記拘止部材(55)がパネル搬送レベル(PL)に交わ
る起立位置と該レベルより下方の倒伏位置に駆動する。
仮に拘止部材(55)を上下方向zに駆動して拘止作用位置
と退避位置に駆動する態様では、上下駆動機構が複雑な
メカニズムになるとか、拘止部材(55)の突出した先端部
にパネルが当るため、拘止部材に大きな回動(x軸廻り
の倒れる方向の)モ−メントが加わるのでこれに耐える
堅牢な上下スライドガイドが必要で、全体が縦置き型と
なり、パネル搬送レベル(PL)より下に深い配設スペ−ス
を要することになる。また仮に、拘止部材(55)をx軸を
中心に回動するものとすると、いわば横置き形となるの
でパネル搬送レベル(PL)の下の配設スペ−スは浅くて済
むが、パネル(2)が当るときに回動軸に直交方向の力が
加わるので、回動軸を太い強固のものにする必要があ
る。また、拘止部材(55)を拘止作用位置にて回動を拘止
する別途のストッパが必要である。
略平行な回動軸を中心に拘止部材(55)が回動するもので
あるので、横置き型であってパネル搬送レベル(PL)の下
方の配設スペ−スは浅くて済み、また、パネル(2)が拘
止部材(55)に当ることにより回動軸には、軸長方向に力
が加わり回動軸は小型で済む。また別途のストッパを格
別に必要としない。
起立位置から倒伏位置に回動するに伴ない拘止したパネ
ル(2)の端面から離れるように、y方向に対してやや傾
斜している。これによれば、拘止部材(55)を、それにパ
ネル(2)が当っているときに起立位置から倒伏位置へ駆
動するに要する力が小さくて済む。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
リアE2を示す。組立エリアE2の左方には、条材供給
エリアE1があり、右方には給排搬送テ−ブルRTがあ
る。 組立エリアE2には、定盤兼用の搬送テ−ブル1
が設置されている。搬送テ−ブル1は、x軸を中心に回
転する多数の搬送ロ−ラ(図示略)と、これらを正,逆
回転駆動する駆動機構(図示略)を含み、全搬送ロ−ラ
のパネル下支持点(ロ−ラとパネルとの接点)が分布す
るレベルがPL(図2,図4)であり、このPL面が、
定盤(1)のパネル下支え面(パネル支持面)である。
搬送テ−ブル1は、水平x,yに分布する多数のジャッ
キ(図示せず)を介して床面(FL)で支持されてお
り、各ジャッキの支持レベルの調整により、パネル支持
面が水平面に、またそのレベルPLが所定値に設定され
ている。
の間には、パネル(大板)2の一辺2frをy方向所定
位置のx方向に平行な基準線に合せるための2つのスト
ッパ装置5,6ならびに、ストッパ装置5,6の後述す
るパドル55(図2,図4)の近くに前記辺2frがあ
るときに該辺2frの端縁部をパネル2の厚み方向zで
挟持して給排搬送テ−ブルRT側に引き寄せる2つの引
寄せ装置3,4が配置されている。
給エリアE1にも及ぶ走行用レ−ル7,8がy方向に延
びて設置されており、この上をガントリ−台車9がy方
向に走行する。走行台車9a及び9bは門型を成すフレ
−ム9r1,9r2で相互に接続されて一体となり、ガ
ントリ−台車9を形成している。走行台車9a及び9b
には図示しないACサ−ボ同期モ−タが内蔵されてお
り、各々の車輪を駆動する。従って該モ−タを付勢すれ
ばガントリ−台車9全体が走行用レ−ル7,8上をy方
向に走行移動する。
梁(水平部)の上に横行台車10が配置されている。門
型を成すフレ−ム9r1,9r2の梁(水平部)は横行
用レ−ルを形成しており、このレ−ルに横行台車10の
走行台車10a及び10bが嵌め合わせてあり、走行台
車の各車輪は図示しないACサ−ボ同期モ−タにより駆
動される。従って該モ−タを駆動することにより横行台
車10は門型フレ−ム9r1,9r2の梁上をx方向に
走行移動することが出来る。
回転機構が支持枠11を支持している。支持枠11に
は、4つのキャリッジ支持ビ−ムがあり、各ビ−ムに4
台のキャリッジが装置されている。各キャリッジは、ロ
ンジ(縦材)を挟んで垂直姿勢に保持するクランパ,ロ
ンジを下方向に圧下する押え機構および複数の溶接ヘッ
ド等をそれぞれ支持する。この横行台車を使用して、条
件供給エリアE1で同時に4本のロンジをつかんで、こ
れらのロンジを、それらの長手方向をx方向又はy方向
としてパネル2上の所要位置に位置決め保持しそしてパ
ネル2に溶接することができる。このガントリ−台車9
およびそれに装備された各種機構は、前記特願平8−8
4939号に提示したものである。横行台車10が回転
機構を介して支持枠11を支持するので、4本のロンジ
を同時に、それらの長手方向をx方向又はY方向とし
て、図1に示すA方向,B方向あるいはC方向で、パネ
ル2に溶接することができる。
ずパネル2を、給排搬送テ−ブルRTから搬送テ−ブル
1に送り込む。そしてパネル2の尾端(2fr)を基準
線に合すようにパネル2の位置決めをする。この位置決
めに関しては詳細を後述する。 そしてガントリ−台車
9を条材供給エリアE1に駆動してそこで所要数のロン
ジを所要の向き(その長手方向がx方向かy方向)にし
て保持し、そしてガントリ−台車9を組立エリアE2に
駆動し、そして保持するロンジをパネル2上に降下させ
て所定位置に位置決めすると共にパネル2に押し付け、
そしてロンジをパネル2に溶接する。これが終わると、
ロンジの保持を解除してキヤリッジを上方に退避駆動し
そして搬送テ−ブル1で、パネル2を給排搬送テ−ブル
RTに送り出す。
を示し、図3に右側面図相当の図2のA−A線断面を示
し、図4の(a)に正面図を示す。なお、ストッパ装置
6も全く同様な構成である。ストッパ装置5の各要素は
床面に固定された下部ベ−ス51の上に取り付けられて
いる。
止部材)55は、パドルサポ−ト55bの端面に固着さ
れている。図4の(a)にパドル55を正面から示し、
(b)にパドル55の平面を拡大して示す。パドル55
は、パドルサポ−ト55bの側端面上部に配置してあ
り、ボルト55s1〜55s4によりパドルサポ−ト5
5bに固着されている。
cと一体であり、このスリ−ブ55cを軸56が貫通
し、該軸56がパドルベ−ス58,59で支持されてい
る。パドルサポ−ト55bは、軸56を中心として起立
位置(拘止作用位置)と格納位置(退避位置;図3に2
点鎖線で示す倒伏位置)に回動することが出来る。搬送
テ−ブル1でレベルPLに下支持され−y方向に送られ
るパネル2は、パドル55が起立位置にある時には、図
3,図4にに示す様な位置関係でパドル55に当る。パ
ドルサポ−ト55bと一体のスリ−ブ55cにはア−ム
57が固着されており、ア−ム57にはロッド54が連
結され、ロッド54は油圧シリンダ52のピストンと一
体であり、油圧シリンダ52でx方向に駆動される。
されたシリンダベ−ス53に取り付いている。油圧シリ
ンダ52を作動させてロッド54を突出すと、ロッド5
4がア−ム57の下端を+x方向に押し、パドルサポ−
ト55b(パドル55)を格納位置に倒す。パドルサポ
−ト55b(パドル55)を格納位置から起立位置に起
す時は、油圧シリンダ52を作動させてロッド54を引
込み、ア−ム57を−x方向に引く。
の同一水平面上への投影線は僅かに角度づれがあり、こ
れにより、パドル55が図3に実線で示す起立位置から
2点鎖線で示す格納位置に回動するとき、パドル55の
パネル対向面が、−y方向すなわちパネル2の端面より
退行する方向に移動する。ストッパ装置5のパドル55
を格納位置に戻す時、パネル2の右端(図4)がパドル
55に圧着していると摩擦力が大となり、パドル55を
格納位置に戻すには大きな駆動力を必要とするが、この
実施例では上述の角度ずれにより、パドル55が起立位
置から格納位置に回動するときパネル2の右端から離れ
るので、格納駆動に格別に大きな力を要しない。
示す。引寄せ装置4も3と全く同様な構成である。引寄
せ装置3の各要素はベ−スフレ−ム31の上に配置され
ておりベ−スフレ−ム31は床面に取り付けられてい
る。ベ−スフレ−ム31の上面には引寄せレ−ル31a
があり、このレ−ル上に引寄せフレ−ム32が配置され
ている。引寄せフレ−ム32の下部には、レ−ル31a
に乗り、y方向には移動しうるがx方向の移動はレ−ル
31aで拘止されたシュ−32b及び32cがある。引
寄せフレ−ム32は基部をベ−スフレ−ム31に固定し
た引寄せ用油圧シリンダ32aで駆動され、引寄せレ−
ル31a上をy方向に移動する。
ンダ33c1及び昇降ガイドバ−33d,33eが固着
されており、昇降フレ−ム33がガイドバ−33d,3
3eで昇降自在に案内され、この昇降フレ−ム33にロ
ッド33c2の先端が連結している。昇降フレ−ム33
の図5上の左側上面には、揺動ア−ム34があり、揺動
ア−ム34は昇降フレ−ム33に固定された支軸34c
を中心として揺動運動をすることが出来る。
片(当て部材)34aが取り付けられており、これと対
向して裏当て片33fが昇降フレ−ム33に装着されて
いる。 これらの当て片34aと33fでパネル2をグ
リップ(挟持)する。揺動ア−ム34の右側先端下部に
は滑り突起34bが取り付けられており、これを受ける
キャップ33bがロッド33a2の先端に固着されてい
る。ロッド33a2は、昇降フレ−ム33に基部を固定
された油圧シリンダ33a1により上方向に駆動され
る。揺動ア−ム34は自身の重心が支軸よりも右側にあ
り、ロッド33a2が下った状態では、自重により時計
方向に回転し、裏当て片33fと表当て片34aの間が
開いている。この回転(戻し回転)を確実にするため
に、揺動ア−ム34は、軸34cを支持する垂直ア−ム
と揺動ア−ム34に係合した図示しない廻しばねの力
で、時計方向に回動強制されているが、油圧シリンダ3
3a1がロッド33a2を上駆動すると、揺動ア−ム3
4が反時計方向に回動駆動されて、裏当て片33fに表
当て片34aが圧着する。両当て片間にパネル2がある
と、両当て片33f,34aでパネル2が挟まれる。
3c1でロッド33a2,33c2を下げ、油圧シリン
ダ32aで引寄せフレ−ム32を右方に引いているの
で、昇降フレ−ム33およびそれに装着された揺動ア−
ム34が、図5に示すレベルPLの下方の、2点鎖線で
示す位置にあり、それらの上方を、パネル2が通過しう
る。揺動ア−ム34が廻しばね力で時計方向に廻わされ
ており、2点鎖線で示すように、裏当て片33fと表当
て片34aの間が開いている。また、両当て片33f,
34aは、ストッパ装置5,6のパドル55の位置より
も給排搬送テ−ブルRT(図1)側に退避した位置にあ
る。
寄せ装置3,4を使用するパネル2の位置合せを説明す
る。給排搬送テ−ブルRTから搬送テ−ブル1にパネル
2を送り込むまでに、ストッパ装置5,6のパドル55
を格納位置に退避させておき、また引寄せ装置3,4を
上述の「退避状態」にしておく。次に給排搬送テ−ブル
RTおよび搬送テ−ブル1の搬送ロ−ラを、+y方向の
パネル送り方向に回転駆動してパネル2を給排搬送テ−
ブルRTから搬送テ−ブル1に送り出し、パネル2の尾
端(図1上で右端2fr)が、ストッパ装置5,6のパ
ドル55を通り過ぎたときに搬送テ−ブル1の+y方向
の搬送を停止し、次にストッパ装置5,6のパドル55
を起立位置に駆動する。そして搬送テ−ブル1の搬送ロ
−ラを、−y方向の低速度送り駆動して、パネル2の右
端2frがパドル55の直近になると搬送テ−ブル1の
搬送ロ−ラの搬送駆動を停止する。これによりパネル2
はパドル55に当る直前で停止する。
c1でロッド33c2を上駆動して昇降フレ−ム33
を、図5に実線で示す上昇位置に駆動する。そして油圧
シリンダ32aで引寄せフレ−ム32を+y方向に駆動
し、表,裏当て片34a,33fが、パネル2を挟持す
るに十分な距離分パネル2の上,下位置に達すると油圧
シリンダ32aによる+y方向の駆動を停止し、そこで
油圧シリンダ33a1で、ロッド33a2を上駆動す
る。上駆動状態で表,裏当て片34a,33fがパネル
2に当たると、揺動ア−ム34の反時計方向の回動が止
まるので、今度は油圧シリンダ32aで、引寄せフレ−
ム32を−y方向に駆動し、パネル2の右端2frがパ
ドル55に接触するときに油圧シリンダ33a2でロッ
ド33a2を下駆動する。これにより、パネル2の挟持
が解放されてパネル2はその右端2frをパドル55に
実質上接して停止する。引寄せフレ−ム32が右側の退
避位置に達すると油圧シリンダ32aによる引寄せフレ
−ム32の駆動を停止すると共に油圧シリンダ33c1
によるロッド33c2の下げ駆動を開始し、ロッド33
a2が下方の退避位置に達すると油圧シリンダ33a1
の下駆動を停止し、ロッド33c2が下方の退避位置に
達すると油圧シリンダ33c1の下駆動を停止する。
以上により引寄せ装置3,4は「退避位置」に戻る。
へのロンジの搬送,位置決めおよび溶接を行ない、これ
が終了すると、ストッパ装置5,6のパドル55を格納
位置に戻す。そして搬送テ−ブル1を−y方向に送り駆
動して、ロンジを溶接したパネル2を給排搬送テ−ブル
RTに送り出す。
ストッパ装置5及び6の間に引寄せ装置4を配置し、ス
トッパ装置5の外側(+x方向)に引寄せ装置3を配置
した。 引寄せ装置3及び4によりパネル2の右端2f
rをグリップ(挟持)し、ストッパ装置5及び6のパド
ル55に当接する様に引寄せ(−y方向)するので、パ
ネル2を正確かつ迅速に基準線(ストッパ装置5,6の
各パドル55のパネル受け面を結ぶ線)に対して正確に
位置決めすることができる。
ジを溶接で組付ける組立エリアE2の平面図である。
る。
である。
図、(b)は(a)に示すパドル55の拡大平面図であ
る。
る。
板) 2fr:パネルの右端辺 3,4:引寄せ装
置 5,6:ストッパ装置 7,8:走行用レ
−ル 9:ガントリ−台車 9a,9b:走行
台車 9r1,9r2:門型フレ−ム 10:横行台車 10a,10b:走行台車 11:支持枠 31:ベ−スフレ−ム 31a:引寄せレ
−ル 32:引寄せフレ−ム 32a:油圧シリ
ンダ 32b,32c:引寄せガイド 33:昇降フレ−
ム 33a1:揺動ア−ム用シリンダ 33b:キャップ 33c1:油圧シリンダ 33d,e:昇降
ガイドバ− 33f:裏当て片 34:揺動ア−ム 34a:表当て片 34b:滑り突起 34c:支軸 51:下部ベ−ス 52:油圧シリンダ 53:シリンダベ
−ス 54:ロッド 55:パドル 55b:パドルサポ−ト 55s1〜55s
4:ボルト 56:軸 57:ア−ム 58,59:パドルベ−ス E1:条材供給エ
リア E2:組立エリア FL:フロアレベ
ル PL:パネル搬送レベル RT:給排搬送テ
−ブル
Claims (5)
- 【請求項1】搬送テ−ブルで水平搬送されるパネルの先
端を止めるための拘止部材、および、該拘止部材を前記
搬送テ−ブルのパネル搬送レベルに交わる位置と該レベ
ルより下方の退避位置に駆動するストッパ進退駆動手段
を含み、前記搬送テ−ブルのパネル搬送方向yに直交す
る水平方向xに配列された複数個のストッパ装置;およ
び、 前記パネル搬送レベルにあるパネルをその厚みを横切る
方向に挟持するための一対の当て部材,該当て部材の少
くとも一方を他方に対して近付く方向に駆動する挟持駆
動手段、および、前記一対の当て部材をy方向に駆動す
る寄せ駆動手段を含む、複数個のパネル引寄せ装置;を
備えるパネル位置決め装置。 - 【請求項2】前記複数個のパネル引寄せ装置は、搬送テ
−ブルのパネル搬送方向yに直交する水平方向xに配列
され、パネルの、ストッパ装置が移動を止める辺の端縁
を挟持し該辺をストッパ装置の拘止部材に突当てる方向
にパネルを引寄せる、請求項1記載のパネル位置決め装
置。 - 【請求項3】前記複数個のパネル引寄せ装置のそれぞれ
は、前記一対の当て部材を前記パネル搬送レベルにある
パネルを挟持する作用位置と該パネル搬送レベルより下
方の退避位置に駆動するクランパ進退駆動手段を備え
る、請求項2記載のパネル位置決め装置。 - 【請求項4】前記ストッパ進退駆動手段は、前記拘止部
材を固着した回動部材、および、該回動部材を、前記パ
ネル搬送レベルより下方の、y方向と平行もしくはやや
傾斜した回転中心線を中心に回転自在に支持する支持部
材、を含み、前記ストッパ進退駆動手段は前記回動部材
を、前記拘止部材がパネル搬送レベルに交わる起立位置
と該レベルより下方の倒伏位置に駆動する、請求項1記
載のパネル位置決め装置。 - 【請求項5】前記回転中心線は、拘止部材が起立位置か
ら倒伏位置に回動するに伴ない拘止したパネルの端面か
ら離れるように、y方向に対してやや傾斜した、請求項
4記載のパネル位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07096497A JP3607452B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | パネル位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07096497A JP3607452B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | パネル位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10263980A true JPH10263980A (ja) | 1998-10-06 |
JP3607452B2 JP3607452B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=13446722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07096497A Expired - Fee Related JP3607452B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | パネル位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3607452B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110238569A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-09-17 | 华中科技大学 | 一种用于板材熔化焊接的夹紧装置 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP07096497A patent/JP3607452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110238569A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-09-17 | 华中科技大学 | 一种用于板材熔化焊接的夹紧装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3607452B2 (ja) | 2005-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3837607B2 (ja) | マスト用溶接位置決め治具 | |
JPS5827048B2 (ja) | H ガタコウヨウタジクセンコウキ | |
JPH10263980A (ja) | パネル位置決め装置 | |
JP2013107520A (ja) | 貨物搬送車両 | |
JPH11235617A (ja) | 板材の加工装置および加工方法 | |
JP6217927B2 (ja) | 台車式搬送装置 | |
US3154665A (en) | Welding machine and method | |
JP3184577B2 (ja) | 鋼板パネル自動溶接装置 | |
JP2001087826A (ja) | プレス金型移動装置における位置決め構造 | |
JPH09271990A (ja) | 条材の位置決め装置 | |
JP3111128B2 (ja) | 条材の位置決め装置 | |
JP2002263888A (ja) | 配材装置および鋼構造物組立設備 | |
JPS62230478A (ja) | タブ板自動溶接装置 | |
JP2019137513A (ja) | 搬送作業設備 | |
JP4489284B2 (ja) | シーム溶接装置 | |
JP2575725Y2 (ja) | 釘打機 | |
JP3014174B2 (ja) | 溶接装置 | |
KR100542554B1 (ko) | 성형물 반전장치_ | |
JP3226911B2 (ja) | 梱包用スキッドの製造装置 | |
JPH10272597A (ja) | 溶接装置 | |
JPH02200424A (ja) | ゴム状材料の端面接合装置 | |
JPS6326365Y2 (ja) | ||
JPH0255129B2 (ja) | ||
JPS6030973Y2 (ja) | 押出プレス用プラ−装置 | |
JPH0616941B2 (ja) | 板継ぎ溶接方法およびそれに使用する装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040331 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040520 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041007 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |