JPH09271990A - 条材の位置決め装置 - Google Patents

条材の位置決め装置

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JPH09271990A
JPH09271990A JP8084939A JP8493996A JPH09271990A JP H09271990 A JPH09271990 A JP H09271990A JP 8084939 A JP8084939 A JP 8084939A JP 8493996 A JP8493996 A JP 8493996A JP H09271990 A JPH09271990 A JP H09271990A
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川 良 二 春
Ryosuke Sugita
田 良 介 杉
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木 新 平 青
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル上へのロンジ材の配材とトランス材の
配材を1つの配材装置で兼用する。 【解決手段】 y走行台3;x走行台5;z昇降台7,
7f;z昇降台で回転自在に支持され、z軸に垂直な水
平方向に直線状に延びる回転フレームA1;フレームA
1に支持され、条材Wa1〜Wd1/Wa2〜Wd2を
挟圧保持する手段を含むクランパ20;条材の上端面を
押下するためのパッド46とパッドz駆動手段44を含
む、プッシャー40;z昇降台を昇降駆動するクランパ
z駆動手段;および、フレームA1をx走行台5に対し
てz軸を中心に回転駆動する回転駆動手段M8を備え
る。更に、固定フレ−ムA2および施錠装置90a〜c
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、条材を運搬し所要
位置に配置する装置に関し、特に、造船においてはパネ
ルに条材(ロンジ材あるいはトランス材)を、位置決め
配置する位置決め装置に関する。更に具体的には、これ
に限定する意図ではないが、鋼材パネルの平面上に鋼材
ロンジあるいはトランスを垂直に立てて位置決めしかつ
その下端をパネル上面に仮付溶接する仮付組立装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、船底,デッキ,橋梁等に、下パ
ネルの上平面に複数のロンジを垂直に立てて溶接し、ロ
ンジ上に上パネルを載せてそれらの間を溶接した鋼構造
体が用いられる。この鋼構造体の組立では、例えば20
m×30mのパネル(大板)上に、20m又は30mの
ロンジ(条材)を垂直に立てて位置決めし、ロンジの長
手方向各点で水平隅肉溶接により仮付溶接し、所要本数
のロンジを仮付けした後、本溶接を実施してロンジの全
長をパネルに溶接する。
【0003】このような鋼構造体の組立精度には、パネ
ル上へのロンジの最初の位置決め精度が大きく影響す
る。そこで特開平2−34370号公報に提示の仮付溶
接装置は、水平y方向に走行する門型架台(y方向走行
台)にy方向と直交する水平x方向に延びるビ−ムを装
着し、このビ−ムに複数個nのキャリッジを並べて設
け、各キャリッジには、1対の水平隅肉倣い溶接機の他
に、ロンジの側面を両側から押える倣いボ−ルならびに
ロンジの上端面を押下する倣いロ−ラを備える。n本の
ロンジが所定ピッチで、垂直に立ててパネル上に仮置き
され、x方向位置調整によりn個のキャリッジのそれぞ
れが各ロンジ位置に設定され、各キャリッジ毎に、倣い
ボ−ルでロンジの側面を両側から押えて挟圧してロンジ
を垂直に矯正し、かつロンジの上端面をロ−ラで圧下し
てロンジの下端をパネル上面に圧接し、門型架台をy方
向に駆動し、y方向所定ピッチで1対の水平隅肉倣い溶
接機でロンジをパネルに仮付溶接する。キャリッジのy
方向移動により、ロンジはy方向で一直線かつ垂直に矯
正され、かつ、パネル上面に密着し、その状態で上述の
仮付溶接が行なわれる。ロンジ間隔は、キャリッジのx
方向位置設定により定まり、x方向およびy方向共に組
立精度が高く、しかもロンジが正しく垂直となった仮付
溶接が実現する。
【0004】しかし、パネル上へのロンジの配置(配
材)は予め作業者が行なわなければならない。この配材
と仮付溶接の両者を行なう条材位置決め装置を、本出願
人は特開平6−344185号公報に提示した。この条
材位置決め装置は、クランパでロンジの垂直板部を左右
から挟圧し水平板部をパッドで押えてロンジを支持し
て、パネル上の組付位置に運搬する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば船体
の製造過程における仮付け溶接では、船体の構造及び製
造過程によりロンジ材(例:約30m)をパネルに溶接
する場合と、ロンジ材より短いトランス材(例:約17
m)をパネルに溶接する場合がある。全体の需要からす
れば、ロンジ材に対してトランス材は8:2の割り合い
で少量である。しかし、ロンジ材とトランス材は、パネ
ルに対しての組付姿勢が90度異る為に、ロンジ材の仮
付け溶接からトランス材の仮付け溶接へと移行する際、
あるいはその逆へと移行する際には、パネルを90度廻
して組付位置に置くように仮付溶接システムを組み換え
るか、それぞれ別にスペースを設けて溶接する条材の種
類によりシステムを選択する。条材の仮付溶接システム
を組み換えるには、多大な時間と人手を必要とし、その
間の生産効率が低下する。また、ロンジ材溶接用とトラ
ンス材溶接用と別に仮付け溶接システムを用意するに
は、広大な作業スペースを必要とする上、一方の仮付け
溶接システムを使用している間はもう一方の仮付け溶接
システムは使用されておらず、作業スペースの無駄使い
となる。作業スペースを合理化し、ロンジ材溶接からト
ランス材溶接への移行にかかる時間と手間を省くには、
ロンジ材の溶接システムと、トランス材の溶接システム
を共通化することが望ましい。
【0006】本発明は、組付姿勢が異なる配材が可能な
条材位置決め装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の条材の位置決め装置は、水平y方向に走
行するy走行台(3);y走行台(3)で支持されy走行台
(3)に対してy方向と直交する水平x方向に走行するx
走行台(5);x走行台(5)で支持されx走行台(5)に対し
てxおよびy方向と直交する垂直z方向に昇降するz昇
降台(7,7f);z昇降台(7,7f)でz軸を中心に回転自在に
支持され、垂直方向zに対して垂直な水平方向に直線状
に延びるフレーム(A1);該フレーム(A1)をz軸を中心に
回転駆動する駆動手段(80〜83);z昇降台(7,7f)に対し
て前記フレーム(A1)を、x方向およびy方向に対して所
定の角度で拘止するための、施錠手段(90a,90b);前記
フレーム(A1)で支持されそれが延びる方向に走行する複
数個のキャリッジ台車(10ya/10yb);キャリッジ台車(10
ya/10yb)に支持された、条材(Wa1,Wb1,Wc1,Wd1,Wa2,Wb
2,Wc2,Wd2)を水平方向に挟圧保持する手段を含む条材ク
ランパ(20);および、前記条材(Wa1,Wb1,Wc1,Wd1,Wa2,W
b2,Wc2,Wd2)の上端面を押下するためのパッド(46)と、
該パッド(46)をz方向に駆動するパッドz駆動手段(44)
を含む、前記キャリッジ台車(10ya/10yb)に支持された
プッシャー(40);を備える。なお、理解を容易にするた
めにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要
素又は相当部分の記号を、参考までに付記した。
【0008】これによれば、条材クランパ(20)およびプ
ッシャー(40)を介して、更に、キャリッジ台車(10ya/10
yb)を介して、条材がフレーム(A1)で保持され、z昇降
台(7,7f)で昇降駆動され、x走行台(5)およびy走行台
(3)でx,y駆動されて、置場(定盤WB)に置かれた
パネル(W)のx,y平面上に搬送され位置決めされる
が、z昇降台(7,7f)に対するフレーム(A1)の回転角によ
り、パネルのx,y軸に対する条材の角度を定めること
ができる。例えば、条材がロンジ材のときには、フレー
ム(A1)をy軸に平行な角度としてパネル上に配材し、条
材がトランス材のときには、フレ−ム(A1)を90度回転
させてx軸に平行な角度としてパネル上に配材すること
ができる。パネル上への条材の配材作業の間、施錠手段
(90a,90b)が、z昇降台(7,7f)に対して前記フレーム(A
1)を拘止するので、フレ−ム(A1)以下条材までの荷重は
大きく運動モ−メントが非常に大きいが、フレーム(A1)
の角度ずれを生じない。すなわちパネル(の基準線)に
対する条材の姿勢(角度)ずれを生じない。
【0009】
【発明の実施の形態】
(2)z昇降台(7,7f)で前記フレ−ム(A1)である第1フ
レ−ム(A1)と同一高さに支持され、第1フレ−ム(A1)が
y方向に平行な回転角度にあるとき、それと実質上連続
する位置にあってy方向に延びる第2フレーム(A2);第
2フレーム(A2)で支持されそれが延びる方向に走行する
第2組の複数個のキャリッジ台車(10yc/10yd);第2組
のキャリッジ台車(10yc/10yd)に支持された、条材を水
平方向に挟圧保持する手段を含む第2組の条材クラン
パ;および、前記条材の上端面を押下するためのパッド
と、該パッドをz方向に駆動するパッドz駆動手段を含
む、第2組のキャリッジ台車(10yc/10yd)に支持された
第2組のプッシャー;を更に備える。
【0010】これによれば、条材をy方向に平行な姿勢
で配材するときには、第1フレーム(A1)と第2フレ−ム
(A2)のそれぞれの条材クランパおよびプッシャーで長い
条材例えばロンジを保持することができる。短い条材例
えばトランス材をx方向に平行な姿勢で配材するときに
は、第1フレーム(A1)のみの条材クランパおよびプッシ
ャーで保持することができる。この場合、第1および第
2フレーム(A1,A2)の長さの和がロンジ材支持に充分な
長さに等しく、第1フレ−ム(A1)の長さがトランス材支
持に充分な長さに等しくすればよい。フレ−ム(A1)の回
転支持機構の支持荷重が小さくて良く、トランス材の配
材に要する作業空間が少くて済む。
【0011】なお仮に、第2フレ−ム(A2)を用いるこ
となく、第1フレ−ム(A1)をロンジ材の支持に十分な長
さとすると、ロンジ材より短いトランス材の配材のため
に第1フレ−ム(A1)を90度回転してx方向としたと
き、第1フレ−ム(A1)の長さトランス材に対して長過
ぎ、トランス材配材のために過大な作業空間(x方向に
平行な第1フレ−ム(A1)のy方向移動空間)を必要とす
ることになる。また、第1フレ−ム(A1)の回転支持機構
の支持荷重が大きい。
【0012】(3)第2フレ−ム(A2)に対して、y方向
に平行な回転角度にある第1フレーム(A1)を、拘止する
ための、第2施錠手段(90c);を更に備える。これによ
れば、第1施錠手段(90a,90b)でz昇降台(7,7f)に対し
て第1フレーム(A1)が拘止されるのに加えて、第2施錠
手段(90c)で第2フレ−ム(A2)に対して第1フレーム(A
1)が拘止されるので、第1フレーム(A1)と第2フレ−ム
(A2)がy方向に一直線に連接したロンジ配材作業におい
て、ロンジ材の支持安定性と支持精度が高い。
【0013】(4)キャリッジ台車(10ya/10yb)に、そ
の走行方向に直交する方向に位置調整可に装着された複
数個のキャリッジ(12x1〜4/12x5〜8)を備え、前記クラ
ンパ(20)およびプッシャー(40)を1対とする複数対のそ
れぞれを、該キャリッジの(12x1〜4/12x5〜8)のそれぞ
れで支持した。これにより、複数個の条材を平行に保持
して同時に配材できる。
【0014】(5)また、キャリッジ(12x1〜4/12x5〜
8)のそれぞれに、溶接トーチ(60L,60R),該溶接トーチ
(60L,60R)を支持する支持具(58a,58b,89a,59b),該支持
具(58a,58b,89a,59b)をz方向に駆動するト−チz駆動
手段(55,56)、および、前記支持具(58a,58b,89a,59b)を
駆動して溶接トーチ(60L,60R)の先端を前記条材(Wa1,Wb
1,Wc1,Wd1,Wa2,Wb2,Wc2,Wd2)から遠い位置から近い位置
とする支持具駆動手段(57)を含む溶接装置(50L,50R)
を、前記フレーム(A1)の延びる方向に直交する方向に並
べ、さらにフレーム(A1)の長手方向に移動自在に支持す
る。溶接装置をこのようにクランパ(20)およびプッシャ
ー(40)を備えたキャリッジ(12x1〜4/12x5〜8)に備える
ことにより、条材の配材に続いて溶接を自動的に行うこ
とができる。つまり、作業効率と生産効率が上昇する。
【0015】(6)クランパ(20)の、条材を挟圧保持す
る手段は、z軸を中心に回動可能な流体圧シリンダ,そ
のピストンロッドの先端に固着され条材(Wa1,Wb1,Wc1,W
d1,Wa2,Wb2,Wc2,Wd2)に当接するパッド(46)および該流
体圧シリンダを回動駆動する手段を含む。
【0016】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0017】
【実施例】図1〜3に、本発明の概要を示す。以下に参
照する図1〜図14において、z矢印方向を上とし、y
矢印方向を前とするとともに、x矢印方向を右とする。
図1はロンジ/トランス仮付けシステムの上面を示す平
面図、図3は図1の3A−3A矢印線の矢印方向に見た
断面図(主要部の左側面図)、図2は図1および図3の
2A−2A矢印線の矢印方向に見た平面図(後面)であ
る。なお図1〜6は、y走行台3を組立エリアE2(図
1)に置き、組立エリアE2に水平に配置されているパ
ネルW(例えば30m×20mの大板)上に位置決めし
たロンジWa1,Wb1,Wc1,Wd1を仮付溶接し
ているときの各溶接装置の位置および姿勢を示す。な
お、図1および図2に、2点鎖線で示したWa1,Wb
1,Wc1,Wd1は、組立エリアE2に搬送される以
前の条材供給エリアE1(図1)におけるロンジWa
1,Wb1,Wc1,Wd1の待機位置を示している。
【0018】図1〜3を参照すると、条材供給エリアE
1と組立てエリアE2に渡って、水平y方向に延びるy
方向レール1ya,1yb(図1)が敷設されており、
これらのレール1ya,1yb上に、走行機構2ya,
2yb(図2)を介して、門型架台であるy走行台3が
乗っており、y方向で往復移動する。
【0019】y走行台3には左右方向xに延びるx方向
レール4xa,4xb(図1)が敷設されており、これ
らのレール4xa,4xb上にx走向台5が乗ってい
る。x走行台5の下面には、レール4xa,4xb上を
移動する左右走行ローラが装着されており、これらの左
右走行ローラ3xa2,3xb1,3xb2(図2,図
3,右前方の走行ローラは図示せず)を介してx走行台
5がレール4xa,4xb上をx方向で往復移動する。
【0020】x走行台5の下面の角部には、4本の角柱
が垂直z方向に延びている。この4本の角柱どうしの間
には、横板が前後方向yと左右方向xとに渡され、角柱
の内側面に固着されており、角柱のゆがみやぐらつきを
抑制する。図示はしないが、x走行台5の前方左右の角
柱間に、左右方向xに渡された横板の後方側面と、後方
左右の角柱間に、左右方向xに渡された横板の前方側面
には、後述する昇降台7(図2,図3)に敷設されたレ
ールに案内されるスライダが固着されている。昇降台7
は、角材がz方向に長い直方体状に組まれた枠体であ
り、z方向に延びる前方2本の角材の前面にはそれぞ
れ、z方向に延びるレール6zb1(図3;右前方のレ
ールは図示せず)があり、前述のx走行台5の前方の横
板の後面に備えられたスライダを案内する。また、昇降
台7のz方向に延びる後方2本の角材の後面にはそれぞ
れ、z方向に延びるレール6za2(図2),6zb2
(図2,図3)があり、x走行台5の後方の横板の前面
に備えられたスライダを案内する。昇降台7はこれらの
レールとスライダを介して、x走行台5にz方向に昇降
自在に装着されている。
【0021】z昇降台7の下部には、支持枠7f(図
2,図3)が一体固着されている。x走行台5の上部に
は、電動スクリージャッキ8a,8bが搭載されてお
り、その駆動チェーンが支持枠7fを吊り下げ支持して
いる。電動スクリージャッキ8a,8bの駆動により支
持枠7fが引き上げ/降ろされ、支持枠7fに一体の昇
降台7がx走行台5に対してz方向に昇,降駆動され
る。この昇降手段は、油圧制御により駆動される油圧シ
リンダ等の別手段でもよい。支持枠7fの下面前端に
は、さらに前方に延びる固定アームA2(図3)が固着
され、支持されている。図4に、図3の4A−4A矢印
線より見た支持枠7f後端部の上視図を示す。図3およ
び図4を参照されたい。支持枠7fの後端には、リング
形で内周にギア(内歯)83b(図5)の設けられたリ
ングギア83がベアリングを介して水平方向に回転自在
に支持されている。また、リングギア83の下面には、
リングギア83の中心点83aを中心としてy方向(ロ
ンジ搬送時)に延びる回転フレ−ムA1が固着され、支
持されている。支持枠7fに対してリングギア83が回
転すると、それに伴い回転フレ−ムA1がxy平面に水
平に中心点83aを中心に回転する。支持枠7fの下方
には、リングギア83を中心に前後方向yおよび左右方
向xに十字にそれぞれ延びる2等辺三角形形状の位置決
めアーム8yf,8yb,8xa,8xb(図4)が固
着されている。
【0022】図5は、図4の5A−5A線による支持枠
7fの縦断面図である。リングギア83は、ベアリング
84を介して支持枠7fおよび各位置めアームに対して
回転自在に支持されている。リングギア83の内周に設
けられたギア83bには、平歯車である駆動ギア82が
噛み合っている。駆動ギア82は、電気モーターM8の
回転軸M8aに連結された駆動軸81の回転により回転
駆動される。モーターM8は、支持枠7fに固着支持さ
れている。
【0023】図3を参照すると、回転フレ−ムA1には
y方向で相対向する施錠装置90aおよび90bが装着
されており、固定フレ−ムA2には揃え施錠装置90c
が装着されている。
【0024】図6の(a)には、回転フレ−ムA1設置
された施錠装置90bの上面を、(b)には側面を示
す。施錠装置90bはフレ−ムA1の延びる方向に進退
可能なストッパヘッドとこれを進退駆動するエア−シリ
ンダを有し、ストッパヘッドの先端に、位置決めアーム
8yfの先端のストッパ受けの開口に進退するロ−ラが
ある。施錠装置90aは90bと同一構造であるが、図
3に示すように、回転中心83aに関して90bと対称
な姿勢である。揃え施錠装置90cも90bと同一構造
であり、図3に示すように90bと同一姿勢であるが、
固定フレ−ムA2に装備されている。図3を参照する
と、回転フレ−ムA1の左端部には、図6の(a)に示
す位置決めアーム8yfの先端のストッパ受けと同じ構
造の揃えストッパ受けが固着されている。
【0025】ロンジの配材のために、図3に示すよう
に、y方向に延びる固定フレ−ムA2と回転フレ−ムA
1とが一直線になるように回転フレ−ムA1の回転角を
定めたとき、施錠装置90aおよび90bのストッパヘ
ッドはそれぞれ位置決めアーム8ybおよび8yfのス
トッパ受けに対向し、揃え施錠装置90cのストッパヘ
ッドに、回転フレ−ムA1の左端部の揃えストッパ受け
が対向する。この状態で施錠装置90a〜90cのエア
−シリンダでストッパヘッドを突出すと、ヘッド先端の
ロ−ラがストッパ受けに進入し、このときロ−ラがその
中心にストッパ受けの中心を合わすように、進入方向と
直交する回転方向に力を及ぼすので、回転フレ−ムA1
が自動的に、y方向に正確に平行となるように微小回転
し、ロ−ラがストッパ受けに十分に進入すると、回転フ
レ−ムA1は固定フレ−ムA2と一直線になり、施錠装
置90a,90bおよび位置決めアーム8yb,8yf
を介して回転フレ−ムA1がy方向に延びる支持枠7f
に固定され、かつ、揃え施錠装置90cを介して固定フ
レ−ムA2に固定される。これがロンジ材の配材時のフ
レ−ムA1の設定状態である。
【0026】トランス材の配材姿勢に変更するときに
は、施錠装置90a〜90cを解錠して電気モ−タM8
を駆動して回転フレ−ムA1を90度分回転駆動し、施
錠装置90a,90bを施錠とする。このときには、施
錠装置90a,90bのストッパヘッドのロ−ラは、位
置決めアーム8xa,8xbの先端のストッパ受けに進
入し、回転フレ−ムA1は、固定フレ−ムA2に対して
90度の角度をなし、施錠装置90a,90bおよび位
置決めアーム8xa,8xbを介して支持枠7fに固定
される。
【0027】以下に、「1.ロンジ配材時」および、
「2.トランス配材時」の回転フレ−ムA1の姿勢設定
と配材動作を、順に各構成要素の構成および機能を含め
て説明する。
【0028】1.ロンジ配材 組立エリアE2(図1)にあるx走行台5を条材供給エ
リアE1に駆動してそこで条材(ロンジ4本Wa1〜W
d1)を保持し、次いでx走行台5を組立エリアE2に
戻し条材をパネルW上に降ろして圧下し、仮付溶接を行
ない、これを終了するまでの、1サイクルの工程を説明
する。
【0029】図2及び図3を参照されたい。図2及び図
3は、ロンジ材の仮付け溶接を行う場合の回転フレ−ム
A1の姿勢を示したものであり、回転フレ−ムA1は、
y方向で平行かつ固定フレ−ムA2と一直線をなし、施
錠装置90a,90bおよび90cで、支持枠7fおよ
び固定フレ−ムA2に係止すなわち施錠(ロック)され
る。回転フレ−ムA1の下面の左右端縁には、y方向に
延びるレール9ya,9ybがあり、これらのレール9
ya,9ybにx方向に渡されたキャリッジ台車10y
a,10ybが、y方向に移動自在に吊り下げられてい
る。
【0030】図11および図13を参照されたい。図1
3は、図3の13A部の拡大図であり、図11に1点鎖
線矢印13Aで示す方向より見た溶接装置13x4の左
側面を示す平面図である。図11は、図2の11A部の
拡大図であり、溶接装置13x1〜13x4の後面を示
す平面図である。ただし、溶接装置13x3,13x4
は、クランパ20の構造等を明確にする為に、溶接装置
13x1,13x2に示しているトーチホース及びその
巻きローラを省略している。実際には、溶接装置13x
3,13x4にも13x1,13x2と同様のトーチホ
ース及びその巻きローラが同様に備えられている。
【0031】キャリッジ台車10ya,10ybは同型
であり、それぞれに4機の同型の溶接装置が装着されて
いる。例えばキャリッジ台車10yaにおいていえば、
キャリッジ台車10yaには、全て同型の溶接装置13
x1,13x2,13x3,13x4が搭載されてい
る。キャリッジ台車10yaの下面には、前後の縁に沿
ってx方向に延びるレール11xb,11xa(図1
3)が固着されており、これらのレール11xb,11
xaに溶接装置13x1,13x2,13x3,13x
4のキャリッジ12x1,12x2,12x3,12x
4が吊り下げられている。キャリッジ12x1〜12x
4のうち、右から2番目のキャリッジ12x2は基準キ
ャリッジであり、そのx位置はキャリッジ台車10ya
に対して固定であるが、他の3台には、レール11x
b,11xaに案内されるスライダ(例:図13)が備
わっており、基準キャリッジに対してそれぞれのx方向
位置を調整しうる。
【0032】溶接装置13x4のキャリッジ12x4に
は、左右に対向配置された1組のクランパよリなる条材
クランプ装置20が備えられ、その後方には溶接トーチ
60L,60Rをそれぞれxy平面に水平に回転駆動可
能に支持した水平隅肉溶接機50L,50Rの一対が配
置されており、さらに水平隅肉溶接機50L,50Rの
間には、油圧シリンダ44および油圧シリンダ44によ
りそのピストンロッドを介して上下駆動される条材押さ
えパッド46よりなるプッシャー40が備えられてい
る。図11においては、プッシャー40のパッド46は
退避位置にある。油圧シリンダ44の2ポ−トのバルブ
を切換えると、パッド46が下降してロンジWd1の上
端面に圧接する。なお、油圧シリンダ44の下降側圧力
の高圧/低圧切換を行うことにより、搬送時は低圧圧接
とし、溶接時は高圧圧接とする。
【0033】溶接装置13x1,13x2,13x3の
各キャリッジ12x1,12x2,12x3にもキャリ
ッジ12x4と同様に同構成の条材クランプ装置,水平
隅肉溶接機および、プッシャーが備えられている。キャ
リッジ台車10ybにもキャリッジ台車10yaと同様
に4機の同型の溶接装置13x5〜13x8(13x8
のみ図1に示す)が装着されている。
【0034】固定フレ−ムA2の下面の左右にも、回転
フレ−ムA1と同様に、y方向に延びるレールがそれぞ
れ固着されており、これらのレールにキャリッジ台車1
0ya,10ybと同型のキャリッジ台車10yc,1
0ydが吊り下げられている。キャリッジ台車10y
c,10ydは、y方向に移動自在である。キャリッジ
台車10yc,10ydにも、キャリッジ台車10y
a,10ybと同様に、それぞれ4機の同型の溶接装置
が装着されている。
【0035】1−a.ロンジ材の搬送 図1を参照されたい。4本のロンジWa1,Wb1,W
c1,Wd1は最初、図1に2点鎖線で示すように、条
材供給エリアE1のロンジ材準備台車T1上にy軸に平
行に等間隔で載置されている。ロンジ材準備台車T1
は、y方向に延びる搬送レールT1a,T1bに載せら
れており、y方向に移動可能である。
【0036】まず、ロンジ材準備台車T1が図示しない
駆動手段により、搬送レールT1a,T1bに沿って、
y走行台3のy方向中央とロンジWa1,Wb1,Wc
1,Wd1のy方向中央が一致するまで移動する。これ
は、ロンジ材の長さにより、y走行台3がy方向に移動
してもよい。ロンジWa1,Wb1,Wc1,Wd1と
y走行台3のy方向中央が一致すると、x走行台5が、
x方向に並ぶ4台の溶接装置(例えば図2に示す13x
1〜13x4)がそれぞれロンジWa1,Wb1,Wc
1,Wd1上に配置されるまで、左方向に移動する。
【0037】この時、予めキャリッジ台車10ya〜1
0ydに吊り下げられた各溶接装置のx方向の間隔は、
各キャリッジにより、ロンジ材準備台車T1上に置かれ
ているロンジWa1,Wb1,Wc1,Wd1のx方向
の間隔と同じに調整してある。電動スクリージャッキ8
a,8bの駆動により昇降台7は、フレ−ムA1,A2
が支持する各溶接装置の下端がロンジ材の上端と接触し
ない位置までx走行台5に対して上方に退避している。
また、各溶接装置のプッシャーおよび水平隅肉溶接機は
退避位置にある。さらに、各キャリッジ台車10ya〜
10ydのy方向位置は、図7の(b)に示す位置にあ
る。
【0038】そして、各キャリッジ台車10ya〜10
ydの左端の溶接装置(例えば、キャリッジ台車10y
aの溶接装置13x4,キャリッジ台車10ybの溶接
装置13x8)は全てy方向に1直線に並んでロンジW
d1上に配置される。他の溶接装置も同様に、y方向に
並んだ溶接装置が1本のロンジ上に配置される。
【0039】ところで、ここで図13および図14を参
照されたい。図14は、図13に示す14A−14A線
より見た条材クランプ装置20部分を後方より見た簡略
図である。溶接装置13x4のキャリッジ12x4に
は、条材クランプ装置20が装備されている。図13に
実線で示す溶接装置13x4の条材クランプ装置20の
姿勢は、ロンジ材準備台車T1より搬送してきたロンジ
Wd1をW上に位置決めしている時のものである。条材
クランプ装置20は、左右に対向配置された1組のクラ
ンパよりなる。キャリッジ12x4のx方向両端には油
圧駆動のロ−タリアクチュエ−タ25Lおよび25Rの
シリンダが固着されており、これらのアクチュエ−タ2
5Lおよび25Rのロ−タには回動ア−ム26Lおよび
26Rが固着されている。一方の回動ア−ム26Lには
油圧シリンダ27Lが固着されており、油圧シリンダ2
7Lのピストンロッド28Lの先端にはz方向に延びる
レール29Lが固着されている。レール29Lには、シ
リンダ31Lにより上下駆動されるローラパッド30L
が昇降自在に装着されている。もう1つの回動ア−ム2
6Rの先端には回動ア−ム26Lと同様にして、油圧シ
リンダ27Rが固着されており、油圧シリンダ27Rの
ピストンロッド28Rの先端にはz方向に延びるレール
29Rが固着されている。レール29Rには、シリンダ
31Rにより上下駆動されるローラパッド30Rが昇降
自在に装着されている。
【0040】図13の実線部および図14においては、
ピストンロッド28L,28RがロンジWd1と実質上
直角な方向に延びてローラパッド30L,30Rがロン
ジWd1をその両側より押して挟圧保持している。ロー
ラパッド30L,30RがロンジWd1をその両側より
押して挟圧保持したままの状態でシリンダ31L,31
Rがローラパッド30L,30Rをレール29L,29
Rに沿って昇駆動すると、ロンジWd1が底面より持ち
上げられる。また、ピストンロッド28L,28Rをシ
リンダ27L,27Rに引込み、かつアクチュエ−タ2
5Lおよび25Rの2ポ−トのバルブを切換えると、ア
−ム26L,26Rが開き回動しロンジWd1と平行
(y方向と平行:図4の2点鎖線矢印20A)となる。
このようにア−ム26L,26Rを開くと、クランパ2
0は待機姿勢(図13の2点鎖線矢印20A)となる。
x走行台5がx方向に並ぶ4台の溶接装置(例えば図2
に示す13x1〜13x4)がそれぞれロンジWa1,
Wb1,Wc1,Wd1上にくるまで左方向に移動する
時、各溶接装置のクランパは待機位置にある。
【0041】なお、ローラパッド30L,30Rは、挾
持した条材の長手方向へと回転自在である。また、本実
施例においてクランプ装置20は、その取り付け位置を
キャリッジ12x4の後方に取り付けているが、キャリ
ッジ20の前方にも、後方と同様なクランパ支持具が備
えられており、図13に2点鎖線20Bで示すようにそ
の位置を付け変えることもできる。
【0042】溶接装置13x1〜13x3のキャリッジ
12x1〜12x3においても、キャリッジ12x4と
同様に同型の条材クランプ装置が搭載されており、それ
ぞれロンジWa1,Wb1,Wc1をクランプする。キ
ャリッジ台車10yb,10yc,10ydが吊り下げ
る各キャリッジのクランプ装置においても同様である。
【0043】さて、キャリッジ台車10ya〜10yd
の各溶接装置がロンジWa1,Wb1,Wc1,Wd1
上に配置されると、電動スクリージャッキ8a,8bが
昇降台7を、条材押さえパッド46がロンジWa1,W
b1,Wc1,Wd1の上端面より少し上の位置となる
まで降下させる。これにより、各溶接装置の条材クラン
プ装置のパッドの間に、その直下にあったロンジが挟ま
れる形で挿入される。そして、条材押さえパッド46を
ロンジWd1の上端面に当接するまで降ろす。ここで、
各溶接装置の条材クランプ装置が図13および図14に
示すようなクランプ位置に移動し、ロンジをクランプし
てわずかに持ち上げる。これを溶接装置13x4のクラ
ンプ装置20において詳しくいえば、下回動ア−ム26
L,26Rを略90度回転させる。次に、ローラパッド
30L,30Rを突き出しかつパッド46に更に圧下力
を加える。このとき油圧シリンダ27L,27Rが加え
る油圧は、ローラパッド30L,30RでロンジWd1
を挟圧保持し、ロンジWd1を吊り上げている間ロンジ
の滑り落ちや傾斜を生じないようにするのに十分な圧力
であり、油圧シリンダ44に加える油圧はロンジの傾斜
を阻止するに十分な圧力である。また、この時、シリン
ダ31L,31Rは、ローラパッド30L,30Rをそ
の昇降ストロークの上限まで上駆動している。
【0044】次にz昇降台7を、挟圧保持したロンジの
搬送に支障のない高さまで上駆動する。すなわちロンジ
を吊り上げる(図10の(b))。そしてx走行台5
を、吊り上げているロンジが組み立てエリアE2(図
1)のパネルW上の所要位置となるまでx方向に駆動
し、このとき位置合せの確認のため必要であればz昇降
台7を下げてロンジをパネルWの上面に近づける。ロン
ジをx方向所要位置に定めると、z昇降台7を下げる。
溶接装置13x4を例に説明すると、ロンジとパネルW
上面との距離が、条材クランプ装置20のシリンダ31
L,31Rの降下ストロ−ク未満となるとz昇降台7を
止める。そしてローラパッド30L,30Rを降下さ
せ、かつパッド46を下駆動する。これにより、ロンジ
Wd1の下端がパネルWに圧接する(図13,図1
4)。こうして、ロンジWa1〜Wd1がパネルW上に
位置決めされる。
【0045】1−b.ロンジ材の仮付け溶接 図12は、図11に2点鎖線12Aで示した溶接装置1
3x4を、トーチホース及びその巻きローラ省略せずに
示した拡大図である。溶接装置13x4には、一対の水
平隅肉溶接機50L,50Rが装備されている。キャリ
ッジ台車10yaの他の溶接装置13x1〜13x3に
も、溶接装置13x4に装備されているものと同様な水
平隅肉溶接機が同様に装備されており、キャリッジ台車
10yb〜10ydの溶接装置においても同様である。
【0046】再度図13も参照されたい。図12に1点
鎖線矢印13Aで示すように、図13は、溶接装置13
x4を左方向より見た図である。水平隅肉溶接機50L
について説明すると、溶接装置13x4のキャリッジ1
2x1の後方側面には、x方向に延びるx方向ガイド5
2a,52bが、それぞれ上下に固着されており、これ
らのx方向ガイド52a,52bには、スライダを介し
て水平隅肉溶接機50Lの溶接機ベース51がx方向に
移動可能に装備されている。溶接機ベース51の後方の
側面には、z方向に延びるz昇降ガイド54があり、z
昇降フレーム55が上下移動自在に装着されている。溶
接機ベース51の上面には、z昇降機構56が設置され
ており、その駆動軸は下方に突出して溶接機ベース51
の上面をz方向に移動自在に貫通し、z昇降フレーム5
5の上面に固着されている。
【0047】z昇降機構56が駆動軸を上方に引き込む
ことにより、z昇降フレーム55が上駆動される。逆
に、z昇降機構56が駆動軸を下方に押し出すことによ
り、z昇降フレーム55が下駆動される。z昇降フレー
ム55には、回転駆動機構57が支持されており、その
下部は回転キャリッジ58aに連結されている。回転キ
ャリッジ58aは、z方向に延びるトーチ支持軸58b
を支持しており、回転駆動機構57によりトーチ支持軸
58bをその周方向に90度だけ回転させる。これによ
り、溶接トーチ60Lがxy平面に水平に回転される。
【0048】トーチ支持軸58bにはト−チ支持具59
a,59bにより溶接ト−チ60Lが支持されている。
図12にはト−チ60a,60bを溶接位置に指向させ
た状態を示す。ト−チ支持具59a,59bにはさら
に、溶接倣いローラ59cが搭載されており、ト−チ6
0a,60bが溶接位置に指向されると、ロンジWd1
の左側面に沿ってy方向に倣い移動する。
【0049】この状態から、回転駆動機構57で回動キ
ャリッジ58a,トーチ支持軸58bを略90度回動駆
動するとト−チ60Lは図12紙面において表側に向う
方向に向う位置に退避し、更に、z駆動機構56により
z昇降フレーム55を上昇駆動すると、ト−チ60が図
12に示す位置より上方の待機位置に移動する。
【0050】溶接装置13x4のキャリッジ12x1の
後方側面の油圧シリンダ44を挟んで右側には、x方向
ガイド52a,52bと同様にx方向に延びるx方向ガ
イドが、それぞれ上下に固着されており、これらのx方
向ガイドにスライダを介して水平隅肉溶接機50Rの溶
接機ベースがx方向に移動可能に装備されている。水平
隅肉溶接機50Rは、水平隅肉溶接機50Lとその構成
が左右対称となっており、その動きも水平隅肉溶接機5
0Lに対して左右対称である。
【0051】さて、ロンジWa1〜Wd1がパネルW上
に位置決めされると、キャリッジ台車10yc以外のキ
ャリッジ台車10ya,10yb,10ydは、図7の
(a)に示す仮付け溶接位置への移動を開始する。キャ
リッジ台車10ya,10yb,10ydの各溶接装置
は、まず、油圧シリンダにより条材押さえパッドを上駆
動して、ロンジに沿って図7の(a)に示す仮付け溶接
位置へとy方向移動する。この時、条材クランプ装置の
ローラパッドは、挾持した条材の長手方向へと回転自在
であるので、キャリッジ台車10ya,10yb,10
ydは、各自の備える溶接装置のクランプ装置によるロ
ンジのクランプを解除することなく移動し得る。そし
て、所定の位置に来ると停止し、再び条材押さえパッド
を下駆動してロンジをパネルWの上面に圧下する。
【0052】そしてキャリッジ台車10ya〜10yb
の備える各溶接装置は、仮付け溶接を開始するが、この
様子を溶接装置13x4を例に取り説明すると、水平隅
肉溶接機50Lがz昇降フレーム55を降ろし、そして
回動キャリッジ58a,およびトーチ支持軸58bを回
転駆動して溶接トーチ60Lを溶接位置に対向させる。
水平隅肉溶接機50Rも同様にして溶接トーチ60Rを
ロンジWd1の右側面に対向させる。この状態で水平隅
肉溶接機50L,50Rにより、パネルWとロンジWd
1の間の隅を、y方向所要長に渡って仮付溶接する。
【0053】これを終わると水平隅肉溶接機50L,R
は、それぞれの回動キャリッジ(58a),およびトー
チ支持軸(58b)を戻し回転駆動して溶接トーチ60
L,Rを待機位置に戻し、z昇降フレーム55を上げ
る。そして油圧シリンダ27および44の油圧を切換え
てパッド29および46を退避位置に駆動し、そして回
動ア−ム26L,26Rを退避位置に回転駆動する。そ
してz昇降台7を、パネルW上に仮付溶接したロンジW
a1,Wb1,Wc1,Wd1に各溶接装置の部品が当
らない位置に、引き上げる。さらに、キャリッジ台車1
0ya,10yb,10ydが、次のロンジの搬送に備
えて、図7の(b)に示すロンジ搬送時の位置まで移動
する。
【0054】以上に説明した実施例では、4本のキャリ
ッジ台車10ya〜10ydをz昇降台7に装備し、各
キャリッジ台車10ya〜10ydに上述のクランパ2
0,プッシャ−40および水平隅肉溶接機50を備える
溶接装置を複数機装備し、同時に4本のロンジを挟圧保
持し、吊り上げ、パネルW上に位置決めし、そして各ロ
ンジに関して多点で同時に仮付溶接するようにしている
ので、パネルおよびロンジでなる鋼構造体の組立効率が
高い。
【0055】2.トランス配材 図8および図9は、トランス材をパネルW上に仮付け溶
接しているときの各溶接装置の位置および姿勢を示す。
図8は、ロンジおよびトランス仮付けシステムの主要部
の左側面図であり、図3に対応する。また、図9はロン
ジおよびトランス仮付けシステムの主要部の後面図であ
り、図2に対応する。図8,図9および再度図1も参照
されたい。
【0056】本発明のロンジおよびトランス仮付けシス
テムにおいて、トランス材をパネルW上に配材し仮付け
溶接する場合の、ロンジ材を配材し仮付け溶接する場合
との相異点は、ロンジ材に対し、パネルW上に溶接する
角度が90度異って、x方向に平行なトランス材を溶接
する為に、回転フレ−ムA1を90度回転駆動してx方
向に平行とし、回転フレ−ムA1に装備したクランパ,
プッシャ−および水平隅肉溶接機のみで、同時に4本
の、x方向に平行に配備されたトランス材を挟圧保持
し、吊り上げ、パネルW上に位置決めし、そして各トラ
ンス材に関して多点で同時に仮付溶接する点である。
【0057】具体的には、回転フレ−ムA1を90度回
転させ、キャリッジ台車10ya,10ybの溶接装置
13x1〜13x8のみを使用してトランス材の搬送お
よび仮付け溶接を行う。なお、固定フレ−ムA2に備え
られた溶接装置は使用しない。すなわち、固定フレ−ム
A2はそのままで、回転フレ−ムA1をz方向に向って
右ねじの方向に90度回転させ、回転フレ−ムA1の施
鎖装置90a,90bは、支持枠7fに固着されてx方
向に延びた位置決めアーム8xa,8xbに対して係合
し、回転フレ−ムA1をx方向に平行にロックする。
【0058】図8に示されている回転フレ−ムA1の左
側面は、ロンジの仮付け溶接時のフレ−ムA1の姿勢に
おいては前面であった面である。また、図9に示されて
いるフレ−ムA1の後面は、ロンジの仮付け溶接時のフ
レ−ムA1の姿勢においては左側面であった面である。
【0059】ところで、ロンジ材の仮付け溶接を行う際
には、回転フレ−ムA1の上面に装着されている施鎖装
置90a,90bは、位置決めアーム8yf,8ybに
係合している(図3)。この状態から回転フレ−ムA1
をトランス材の仮付け溶接を行う姿勢にする(図8〜図
10に示す姿勢)には、施鎖装置90a〜90cを解鎖
し、そしてモーターM8(図5)を正方向通電する。モ
ーターM8が正方向通電されると、その回転軸M8aが
図5において反時計廻りに回転する。これにより、駆動
ギア82がリングギア83を支持枠7fに対して図4に
おいて反時計廻りに回転駆動する。リングギア83には
回転フレ−ムA1が固着されており、リングギア83の
回転に伴い、図4において反時計廻り方向に回転する。
90度回転したときにモ−タ−M8の通電を停止し、施
鎖装置90a,90bを施鎖(ロック)とする。これに
より、施鎖装置90a,90bのストッパヘッドの先端
のロ−ラがアーム8xa,8xbの先端のストッパ受け
の開口に進入する。これにより、回転フレ−ムA1が正
確に90度回転した姿勢すなわちトランス材の配材およ
び仮付け溶接を行う姿勢(図8〜図10)となる。
【0060】再度図1を参照されたい。トランスWa
2,Wb2,Wc2,Wd2は、トランス準備台車T2
上にx方向に平行に並べられ、載置されている。1サイ
クルの工程を簡単に説明すると、y走行台3は、組立エ
リアE2から前方の条材供給エリアE1に移動してそこ
で条材(トランス4本:Wa2,Wb2,Wc2,Wd
2)を保持し、次いで組立エリアE2に戻り条材をパネ
ルW上に降ろして圧下し(図8,9)、右方向から左方
向に向って仮付溶接を行ない、これを終了する。トラン
ス材のクランプ,搬送,パネルWへの圧下および溶接に
おける各構成要素の動作は、ロンジ材の時と同じであ
り、その向きが90度異るのみであるので、説明を省略
する。
【0061】なお、図10の(c)には、トランスの溶
接を開始する時のキャリッジ台車10ya〜10ydの
x方向の位置を示し、(d)には、トランスを搬送中の
キャリッジ台車10ya〜10ydのx方向の位置を示
す。キャリッジ台車10ya〜10ydは、(c)に示
す仮付開始位置からトランスの溶接を開始し、トランス
の所定の仮付け溶接が終了すると、(d)に示すトラン
ス搬送用の位置にx方向レール9ya,9yb上を移動
して戻る。
【0062】以上に説明した実施例によれば、ロンジ材
を仮付け溶接する装置とトランス材を仮付け溶接する装
置が共通となるので、仮付け溶接する条材の種類により
システムを変更あるいは別に設備する必要が無く、作業
能率が上昇するとともに作業スペースの無駄を省くこと
ができる。
【0063】また、条材を支持するためのフレ−ムを、
固定フレ−ムA2+回転フレ−ムA1として、回転フレ
−ムA1の長さをトランス配材所要長とし、固定フレ−
ムA2の長さをロンジ配材所要長−トランス配材所要長
にしているので、回転フレ−ムA1の回転支持機構の負
荷は比較的に少く、90度旋回のための所要空間を少く
て済む。ロンジ配材のときには、フレ−ムA1とA2の
両者でロンジを支持するが、それらが施錠装置90a〜
90cで実質上一体にロックされるので、ロンジの支持
も安定である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の平面図である。
【図2】 図1に示した実施例の、図1の2A−2A矢
印線の矢印方向より見た後面図である。
【図3】 図1に示した実施例の、図1の3A−3A矢
印線の矢印方向に見た断面図である。
【図4】 図3の4A矢印線の矢印方向より見た一部分
の拡大平面図であり、支持枠7fの上面を示す。
【図5】 図4の5A−5A矢印線の矢印方向より見た
図であり、回転フレ−ムA1の回転機構部の縦断面図で
ある。
【図6】 (a)は、図3に示す施鎖装置90bの上面
を表す拡大平面図であり、(b)は、図3に示す施鎖装
置90bの拡大側面図である。
【図7】 図1に示した実施例の、図1の3A−3A矢
印線の矢印方向に見た側面図であり、(a)は、ロンジ
Wd1をパネルWに仮付け溶接中のフレ−ムA1の左側
面を示し、(b)は、ロンジWd1をパネルW上搬送中
のフレ−ムA1の左側面を示す。
【図8】 図3に示す位置決め装置がトランス材の仮付
け溶接姿勢である時に、図3と同方向より見た断面図で
ある。
【図9】 図3に示す位置決め装置がトランス材の仮付
け溶接姿勢である時に、図2と同方向より見た後面図で
ある。
【図10】 (c)は、トランス材をパネルWに仮付け
溶接中のフレ−ムA1の左側面であり、(d)は、トラ
ンス材をパネルW上搬送中のフレ−ムA1の左側面図で
ある。
【図11】 図2に11Aで示す溶接装置13x1〜1
3x4の後面の拡大図である。
【図12】 図11に12Aで示す溶接装置13x4の
後面の拡大図である。
【図13】 図1に13Aで示す溶接装置13x4の左
側面の拡大図である。
【図14】 図13の14A−14A矢印線の矢印方向
より見た図であり、クランパ20の縦断面図である。
【符号の説明】
1ya,1yb:y方向レール 3:y走行台 2ya,2yb:走行機構 5:x走向台 4xa,4xb:x方向レール 3xa2,3xb1,3xb2:左右走行ローラ 7:z昇降台 6za2,6zb1,6zb2:レール 7f:支持枠 8yf,8yb,8xa,8xb:位置決めアーム 8a,8b:電動スクリージャッキ 83:リングギア 81:駆動軸 82:駆動ギア 83a:リングギア83の中心点 83b:内歯 84:ベアリング M8:アーム回
転モーター M8a:回転軸 A1:回転フレ−ム A2:固定
フレ−ム 9ya,9yb:レール 90a,90b:フローティングジョイント 10ya,10yb,10yc,10yd:キャリッジ
台車 13x1〜13x8:溶接装置 11xb,11xa:レール 12x1,12x2,12x
3,12x4:キャリッジ 20:条材クランプ装置 25L,25R:ロ−タリアクチュエ−タ 26L,26R:回動
ア−ム 27L,27R:油圧シリンダ 28L,28R:ピス
トンロッド 29L,29R:レール 30L,30R:ロー
ラパッド 31L,31R:シリンダ 40:プッシャ− 44:油圧シリンダ 46:条材押さえパッド 50L,50R:水平隅肉溶接機 51:溶接機ベース 52a,52b:x方
向ガイド 54:z昇降ガイド 55:z昇降フ
レーム 56:z昇降機構 57:回転駆動
機構 58a:回転キャリッジ 58b:トーチ支
持軸 60L,60R:溶接トーチ T1a,T1b:搬送
レール E1:条材供給エリア E2:組立エリ
ア T1:ロンジ材準備台車 T2:トランス
準備台車 Wa1,Wb1,Wc1,Wd1:ロンジ Wa2,Wb2,Wc2,Wd2:トランス W:パネル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 9/235 B23K 9/235 B 37/047 501 37/047 501C B63B 9/06 B63B 9/06 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平y方向に走行するy走行台;y走行台
    で支持されy走行台に対してy方向と直交する水平x方
    向に走行するx走行台;x走行台で支持されx走行台に
    対してxおよびy方向と直交する垂直z方向に昇降する
    z昇降台;z昇降台でz軸を中心に回転自在に支持さ
    れ、垂直方向zに対して垂直な水平方向に直線状に延び
    るフレーム;該フレームをz軸を中心に回転駆動する駆
    動手段;z昇降台に対して前記フレームを、x方向およ
    びy方向に対して所定の角度で拘止するための、施錠手
    段;前記フレームで支持されそれが延びる方向に走行す
    る複数個のキャリッジ台車;キャリッジ台車に支持され
    た、条材を水平方向に挟圧保持する手段を含む条材クラ
    ンパ;および、 前記条材の上端面を押下するためのパッドと、該パッド
    をz方向に駆動するパッドz駆動手段を含む、前記キャ
    リッジ台車に支持されたプッシャー;を備える条材の位
    置決め装置。
  2. 【請求項2】z昇降台で前記フレ−ムである第1フレ−
    ムと同一高さに支持され、第1フレ−ムがy方向に平行
    な回転角度にあるとき、それと実質上連続する位置にあ
    ってy方向に延びる第2フレーム;第2フレームで支持
    されそれが延びる方向に走行する第2組の複数個のキャ
    リッジ台車;第2組のキャリッジ台車に支持された、条
    材を水平方向に挟圧保持する手段を含む第2組の条材ク
    ランパ;および、前記条材の上端面を押下するためのパ
    ッドと、該パッドをz方向に駆動するパッドz駆動手段
    を含む、第2組のキャリッジ台車に支持された第2組の
    プッシャー;を更に備える請求項1記載の条材の位置決
    め装置。
  3. 【請求項3】第2フレ−ムに対して、y方向に平行な回
    転角度にある第1フレームを、拘止するための、第2施
    錠手段;を更に備える、請求項2記載の条材の位置決め
    装置。
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