JPS62238098A - 長尺材溶接治具 - Google Patents

長尺材溶接治具

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JPS62238098A
JPS62238098A JP61081578A JP8157886A JPS62238098A JP S62238098 A JPS62238098 A JP S62238098A JP 61081578 A JP61081578 A JP 61081578A JP 8157886 A JP8157886 A JP 8157886A JP S62238098 A JPS62238098 A JP S62238098A
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clamp
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welding
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二▲はし▼ 岩雄
Naoki Noda
直樹 野田
Kazuhiro Sato
和広 佐藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/04Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work
    • B23K37/0426Fixtures for other work

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数本の長尺材を長手方向に溶接して長尺製品
を製造する際に、長尺材を所定の姿勢で固定する溶接治
具に関するものであり、特に仮付溶接と重付溶接との両
方に使用可能な治具に関するものである。
従来の技術 複数本の長尺材を長手方向に沿って溶接することにより
一本の長尺製品とすることが広く行われている。この場
合には、複数本の長尺材を所定の相対位置関係に固定し
て長手方向に隔たった複数点に仮付溶接を行い、その後
長手方向に連続した重付溶接を行うのが普通である。
例えば、貨物自動車のフレームは、第8図に示すように
左右一対のサイトレール10を複数本のクロスメンバ1
2により梯子状に結合して構成されることが多く、この
サイトレール10は第1)図に示すようにコの字形断面
のアウタチャンネル14に同じ(コの字形断面のインナ
チャンネル16を両者が向き合う状態で嵌め込み、スペ
ーサ18によって所定の間隔を保った状態で隅肉溶接部
20により結合して口の字形断面のものとすることが一
般的に行われているが、この溶接によってサイトレール
10が第9図に二点鎖線で示すように湾曲する溶接歪が
発生することを避は得ない。
そのため、仮付溶接後の半製品に第9図に破線で示すよ
うな逆反りを与えた状態で重付溶接を行うのが普通であ
る。
実開昭6(1−28994号公報には上記のように半製
品に逆反りを与えた状態で固定する溶接治具が記載され
ている。これは半製品の長手方向に沿って配列された3
個以上の固定クランプ具と、それら固定クランプ具の各
々に対向して設けられて各固定クランプ具と共同して半
製品を両側から挟む可動クランプ具とを含む3組以上の
クランプユニットを備え、かつ、固定クランプ具の少な
くとも1つがクランプ方向に平行な平面内で回動可能な
回動ベースに支持されたものである。回動ベースの回動
により、その回動ベースに支持された固定クランプ具の
他の固定クランプ具に対する相対位置が変わり、それに
よって半製品に与えられる逆反り量が変えられるのであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記公報に記載された溶接治具において
は、回動ベースの回動中心が長尺材からそれの長手方向
に直角な方向に外れた位置に設定されている。すなわち
、回動ベースはそれ自体とほぼ同じ高さの位置に配設さ
れた回動軸を中心に回動し得るようにされており、その
回動ヘースに相当な高さの支持台を介して固定クランプ
具が固定されていて、その固定クランプ具が長尺材をク
ランプするのであるから、長尺材と回動ベースの回動軸
との間には相当な距離があるのである。
したがって、回動ベースの回動に伴って固定クランプ具
の高さが変わるのみならず、長尺材の長平方向における
位置も変わることとなり、そのためにこの溶接治具は逆
歪の微調整を行うのには適しているが、板付溶接用と重
付溶接用とに共用することができない。回動ベースを基
準位置に固定して、それに支持された固定クランプ具に
長尺材をクランプさせて仮付溶接を行い、その後に回動
ベースを所定角度回動させれば長尺材に溶接歪を打ち消
すための逆反りを与えることができ、溶接治具を仮付溶
接用と本付熔接用とに共用し得るのであるが、前記公報
に記載された溶接治具においては、回動ベースの回動に
伴って固定クランプ具の位置が長尺材の長手方向におい
て変わるため、長尺材をクランプしたままで回動ベース
を回動させればクランプ具と長尺材との間に大きな滑り
が生じてクランプユニットが損傷し易いのである。
クランプユニットによる長尺材のクランプを一旦解除し
た後に回動ベースを回動させ、再びクランプさせれば上
記滑りの問題は解消し得るのであるが、長尺材が真っ直
ぐなものではない場合や長尺材の断面形状が長手方向に
変化する場合には仮付溶接時と本付熔接時とでクランプ
位置が変わることは許されず、同一の治具を仮付溶接用
と重付溶接用とに共用することができないのである。
問題点を解決するための手段 本発明は、回動ベースの回動に伴う固定クランプ具の長
尺材長手方向における位置の変化を防止し、仮付溶接用
と重付溶接用とに共用し得る溶接治具を得るために為さ
れたものであり、第一発明の要旨とするところは、回動
ベースの回動中心を長尺材上に設定したことにある。
また、第二発明の要旨とするところは、第一発明と同様
に回動ベースの回動中心を長尺材上に設定した上、その
回動ベースを長尺材の長手方向に沿って移動可能な長手
方向移動台に支持させ、さらにその長手方向移動台の移
動によりそれに支持された固定クランプ具が他の固定ク
ランプ具から遠ざかった状態でそれらクランプ具の間に
別のクランプ具を長尺材の長手方向と交差する方向から
進入させる交差方向移動台を設けたことにある。
また、第三発明の要旨とするところは、第一発明と同様
に回動ベースの回動中心を長尺材上に設定するとともに
、その回動ベース上に複数個ずつの固定クランプ具から
成る少なくとも2群の固定クランプ具群を設け、それら
2群の固定クランプ具群を前記長尺材の長手方向と交差
する方向に移動可能な交差方向移動台を介して回動ベー
スに取り付け、交差移動台の移動により複数群の固定ク
ランプ具群が択一的に長尺材をクランプする作用位置に
位置決めされるようにしたことにある。
作用 上記第一発明におけるように、回動台の回動中心を長尺
材上に設定すれば、回動台を回動させてもそれに支持さ
れた固定クランプ具は実質上長尺材の長手方向には移動
せず、単純に長手方向に直角な方向に移動するのみとな
る。
また、第二発明によれば、回動台の回動に伴う固定クラ
ンプ具の長尺材長手方向における位置の変化がなくなる
上、その回動ベースに支持された固定クランプ具の位置
を長手方向移動台の移動によって変更することが可能と
なり、長さの異なる長尺材をクランプすることが可能と
なる。しかし、長手方向移動台の移動に伴ってそれに支
持された固定クランプ具と移動しない他の固定クランプ
具との間隔が広くなれば、その間では長尺材がクランプ
されないこととなるため、第二発明においてはその間隔
が広がった部分に交差方向移動台によって別のクランプ
具が進入させられ、長尺材をクランプするようにされる
のである。
また、第三発明においては、回動ベースの回動に伴う固
定クランプ具の長尺材長手方向における位置の変化がな
くなる上、少なくとも2群の固定クランプ具群が交差方
向移動台の移動によって択一的に作用位置へ移動させら
れ、各群の固定クランプ具群が形状の異なる長尺材をク
ランプする。
発明の効果 第一発明によれば、回動ベースを回動させてもそれに支
持された固定クランプ具の位置が長尺材長手方向におい
て殆ど変わらないため、長尺材を逆反り付与の前後にお
いて同一の位置でクランプすることが可能となり、同一
の溶接治具を仮付溶接尾と本件溶接用とに共用すること
が可能となる。
仮付溶接治具と本件溶接治具とを別個に設ける場合には
設備の製造コストが高くなるとともに、設置スペースが
ほぼ2倍必要となり、さらに仮付溶接の行われた半製品
を仮付溶接治具から取り外して本件溶接治具にセントし
直す作業が必要となるのに対して、第一発明によればこ
れらの不都合が全て解消される効果が得られるのである
また、第二発明によれば、第一発明と同様な効果に加え
て、長さが異なる複数種類の長尺材に同一の溶接治具を
共用し得る効果が得られ、第三発明によれば、第一発明
と同様な効果に加えて、形状が異なる複数種類の長尺材
に同一の溶接治具を共用し得る効果が得られることとな
る。
実施例 以下、第一発明、第二発明および第三発明に共通の実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図および第2図は貨物自動車用フレームのサイトレ
ールを溶接するための治具を示す図であるが、この溶接
治具は門形の本体フレーム30を備えている。本体フレ
ーム30はベッド32に一対の支柱34により、上梁3
6が固定されたものであり、ベッド32側には第3図に
拡大して示す下クランプ具38が多数取り付けられる一
方、上梁36側には上クランプ具40が多数取り付けら
れている。上クランプ具40はそれぞれ回動可能な保持
板41に固定されており、保持板41が油圧シリンダ4
2により昇降させられることによって、下クランプ具3
8に対して接近・離隔させられ、長尺材としてのアウタ
チャンネル14およびインナチャンネル16を下クラン
プ具38と共同して上下両側からクランプする。本実施
例においては下クランプ具38が固定クランプ具であり
、上クランプ具40が可動クランプ具なのであって、こ
れらにより上下クランプユニットが構成されているので
ある。
第3図から明らかなように、上記上下クランプユニット
の他に横方向からアウタチャンネル14およびインナチ
ャンネル16をクランプするサイドクランプユニットも
多数設けられている。サイドクランプユニットを構成す
るサイドクランプ具44はベッド32に支持されたブラ
ケット46に回動アーム48を介して取り付けられてお
り、油圧シリンダ50によって互いに接近・離隔させら
れる。このサイドクランプ具44の接近限度はアジャス
トボルト52およびロックナツト54を備えたストッパ
56によって規定される。上下クランプユニットとサイ
ドクランプユニットとはほぼ同数設けられて、互いに近
接した位置においてチャンネル14.16をクランプす
るのであるが、中には上下クランプユニットが無くサイ
ドクランプユニットのみ設けられているところもある。
第1図において、はぼ中央部に設けられたクランプユニ
ットの下クランプ具38およびサイドクランプ具44は
ベッド32に固定の固定支持台60に支持され、これに
対向する上クランプ具40は上梁36に固定の固定支持
台62に支持されている。その左側の上クランプ具40
も別の固定支持台64に支持れれているが、それより左
側の上クランプ具40は長平方向移動台66に支持され
ている。長平方向移動台66は上梁36の長手方向、つ
まりチャンネル14.16の長手方向に移動可能とされ
ており、油圧シリンダ68によって移動させられる。ま
た、第1図において右方に示されている上クランプ具4
0も別の長平方向移動台70によって支持され、油圧シ
リンダ72によりチャンネル14.16の長手方向に移
動させられるようになっている。なお、油圧シリンダ7
4は長平方向移動台70を所定位置に固定するための位
置決めピンを駆動するものである。
上梁36の両側面にはそれぞれガイドレール76が設け
られて3個ずつのスライド78 (第1図においては1
 f[!ilのみ図示)を摺動可能に支持しており、各
スライド78に図示を省略する溶接ロボットが取り付け
られ、スライド78が送りねじ80によって送られるの
に伴い、溶接ロボットがチャンネル14.16の長手方
向に沿って移動して所定の溶接を行うようにされている
一方、ベッド32側においては、前記固定支持台60の
右側に2個の交差方向移動台9oがチャンネル14.1
6の長手方向と直交する方向に移動可能に設けられ、こ
の交差方向移動台90によって下クランプ具38が支持
されている。交差方向移動台90は第4図に示すように
リンク92゜94によってベッド32に取り付けられて
おり、ヘッド32、交差方向移動台90.リンク92゜
94によって平行リンクが構成され、リンク94が油圧
シリンダ96により回動させられることによって交差方
向移動台90が実線で示されている作用位置と、一点鎖
線で示されている退避位置とに移動させられる。交差方
向移動台90の作用位置はベッド32に立設されたスト
ッパ台98によって規定されるようになっている。
交差方向移動台90上には、第5図に示すブラケット1
00,102を介して下クランプ具38が固定されてい
る。ブラケット102にはさらに、第3図に示したクラ
ンプユニットと同様に回動アーム48を介してサイドク
ランプ具44が取り付けられ、さらに回動アーム104
およびリンク106を介して上クランプ具40が取り付
けられている。ブラケット102には溝カム108が固
定され、その溝カム108のカム溝1)0には回動アー
ム104に取り付けられたカムフォロワ1)2が係合さ
せられている。また、回動アーム1゜4にはブラケット
100に回動可能に取り付けられた油圧シリンダ1)4
のピストンロンドが連結されており、油圧シリンダ1)
4の作動により回動アーム104が実線で示されている
作用位置と、一点鎖線で示されている退避位置とに移動
させられるようになっている。
ベッド32の中央部に固定された前記固定支持台60よ
り第1図において左側に示されている下クランプ具38
およびサイドクランプ具44は回動ベース120に支持
されている。この回動ベース120上のクランプ具の大
半は、回動ベース120上をチャンネル14.16の長
手方向と直交する方向に移動可能な交差方向移動台12
2を介して回動ベース120に取り付けられている。交
差方向移動台122上には、第2図から明らかなように
2群のクランプ具が配設されている すなわち、各群は
それぞれ複数個の下クランプ具38と複数対のサイドク
ランプ具44とから成り、前部の形状が第10図に実線
と破線とで示すように2種類に異なるサイトレール10
を製造するためのチャンネル14.16をクランプし得
るようになっており、これら2群のクランプ具群が油圧
シリンダ124による交差方向移動台122の移動によ
って択一的に作用位置、すなわちチャンネル14.16
をクランプする位置に位置決めされるようになっている
のである。なお、チャンネル14.16の前端は、回動
アーム126および油圧シリンダ128によって作用位
置と退避位置とに移動させられる上クランプ具40によ
ってクランプされる。
第1図における右方のクランプ具38.44は回動ベー
ス130に支持されているが、この回動ベース130は
長手方向移動台132に支持されている。長手方向移動
台132は、油圧シリンダ134によってチャンネル1
4.16の長手方向に移動させられるものであり、この
長手方向移動台132の移動に伴って回動ベース130
に支持された多数のクランプ具38.44が一斉に長手
方向に移動し、第10図に実線と二点鎖線とで示すよう
に後部の形状は同一であるが中央直線部の長さが異なる
サイトレール10を製造するためのチャンネル14.1
6をクランプするようにされているのである。
回動ベース120と130とを回動させる機構はほぼ同
様なものであるため、回動ベース130を回動させる機
構を代表的に第6図に基づいて説明する。長手方向移動
台132上には溝カム140が固定されており、この溝
カム140のカム溝142.144には回動ベース13
0に固定されたカムフォロワ146がそれぞれ係合させ
られている。カム溝142および144は共通の点14
8を中心とし、半径が異なる2つの円弧に沿ってそれぞ
れ形成されており、点148はチャンネル14.16上
に、詳しくはチャンネル14.16が後述のように仮付
けされた半製品が湾曲させられる際の中立軸上に位置す
るようにされている。
また、回動ベース130に支持された複数の下クランプ
具38のうち、最も中央寄りのものの中央寄りの端が上
記点148と一致するようにされている。回動ベース1
30はさらに、2組の二部リンク150,152によっ
て長手方向移動台132に連結されており、これら二部
リンク150゜152が第6図に示すようにストッパ1
53に当接して真っ直ぐになっている状態において回動
ベース130が水平になるようにされている。そして、
これら二部リンク150,152がそれぞれ油圧シリン
ダ154.156によって屈曲させられるとき、カムフ
ォロワ146がそれぞれカム溝142.144内を移動
し、回動ベース130が点148を中心として回動させ
られるのであるが、この回動の限度は、回動ベース13
0に固定された当接部材158が支持台160に支持さ
れたストッパ162に当接することによって規定される
支持台160がべ・ノド32に固定されているのに対し
て、回動ベース130は長手方向移動台132の移動に
伴って第6図において左右方向に移動するのであり、支
持台160上には4個のストッパ162が設けられてい
て、当接部材158は回動ベース130の位置に応じて
4個のストッパ162のいずれかに択一的に当接するよ
うにされている。しかも、ストッパ162は第6図にお
いて右方のものほど低くなるように配設されているため
、回動ベース130が右方に移動して長いチャンネル1
4.16をクランプする状態になるほど、回動ベース1
30の回動量が増大することとなる。
次に本溶接治具の作動を説明する。
本溶接治具は中央直線部の長さが4種類に異なり、また
、前部の形状が2種類に異なる合計8種類のサイトレー
ルの溶接に使用し得るものである。
第1図および第2図は、最も長いサイトレールを製造す
る場合の状態を示すものであり、長手方向移動台70お
よび132がいずれも最も後退した位置にある。したが
って、長手方向移動台132に支持されたクランプ具3
8.44が固定支持台60に支持されたクランプ具38
.44から最も遠ざかった状態にあるが、これらの間に
は21[1i1の交差方向移動台90に支持されたクラ
ンプ具38゜44が進入させらており、チャンネル14
.16はその全長にわたってほぼ均等な間隔を隔てた部
位においてクランプされる。仮付溶接時においては、回
動ベース120及び130が共に水平状態に保たれ、そ
の水平な回動ベース120,130に支持された下クラ
ンプ具38.サイドクランプ具44と、それらの上方に
設けられた上クランプ具40とによって、チャンネル1
4.16が正規の形状に拘束されるのである。
なお、サイトレール10の前部の形状には前述のように
2種類があり、溶接されるべきものがそのいずれである
かによって交差方向移動台122が第2図に示されてい
る位置と、第2図において上方の位置とのいずれかに移
動させられ、2群のクランプ具のいずれかが選択される
。また、上クランプ具40については、その一部のもの
が長手方向移動台66の移動により第7図に実線で示さ
れている位置と一点鎖線で示されている位置とに移動さ
せられ、二点鎖線で示されているサイトレール10と破
線で示されているサイトレール10との上下方向のクラ
ンプを行う。この移動させられる上クランプ具40は第
7図の実線で示される位置においては、共通の保持板4
1に支持された2個の上クランプ具40のうち、右側の
ものがチャンネル14.16の傾斜した部分に当接し、
左側の上クランプ具40はチャンネル14.16の水平
な部分から浮き上がった状態となってクランプ作用を為
さないのであるが、一点鎖線で示される位置においては
両方の上クランプ具40が共にチャンネル14.16の
水平な部分に当接する。
また、第7図において最も左側に示されている上クラン
プ具40は、二点鎖線で示されているサイトレール10
の製造時には使用されない。上昇位置に保たれて下降さ
せられないのである。
上記のように、回動ベース120,130が水平な状態
でチャンネル14.16がクランプされ、各サイドクラ
ンプ具44によってクランプされた多数の部位に、上梁
36の両側に配設された3台ずつの溶接ロボットによっ
てスポット状の仮付熔接が行われる。そして、全ての仮
付溶接が終了したならば、回動ベース120,130が
それぞれストッパ162によって規定される位置まで回
動させられる。その結果、板付溶接後の半製品に溶接歪
を打ち消すのに通した逆反りが与えられるのであるが、
各回動ベース120および130の回動中心は前述のよ
うにそれら回動ベース120゜130に支持された下ク
ランプ具38の最も中央寄りのものの中央寄りの端に一
致させられているため、これら最も中央寄りの下クラン
プ具38の上面と固定支持台60および交差方向移動台
90に支持された下クランプ具38の上面との間に上下
方向の段差が生ずることがなく、半製品は滑らかに湾曲
させられる。
また、回動ベース120,130の回動に伴ってそれら
に支持された下クランプ具38およびサイドクランプ具
44の半製品の長手方向における位置は実質的に変化し
ないため、これらクランプ具38.44と半製品との間
に殆ど滑りが生ぜず、これらクランプ具が損傷し、ある
いは摩耗することが良好に回避される。
なお、回動ベース120,130にそれぞれ支持された
複数の下クランプ具38の上面は僅かに上に凸に湾曲し
た曲線に沿って配列されており、半製品は逆反りを与え
られた状態において滑らかに湾曲した形状となるように
されている。反面、回動ヘース120,130が水平な
姿勢に保たれてチャンネル14.16がクランプされた
場合には、回動ベース120および130に支持された
下クランプ具38によってクランプされる部分は上記曲
線に沿って撓まされることとなるが、この撓み量はごく
僅かであるためチャンネル14,16の位置決めに殆ど
悪影響を及ぼすことがない。
上記のように逆反りが与えられた状態で、上梁36の両
側に配設された3台ずつの溶接ロボットによって半製品
の全長にわたって連続的な重付溶接が行われる。そして
、この重付溶接の終了後、回動ヘース120,130が
水平な姿勢に戻され、サイドクランプ具44および上ク
ランプ具40が溶接終了後の製品たるサイトレール10
から離間させられ、本溶接治具による拘束が解除される
そして、サイトレール10が図示を省略するアンローダ
により第1図において後方へ取り出され、次に溶接され
るべきチャンネル14.16がローダにより手前側から
供給される。
溶接すべき長尺材が2番目に長いものである場合には、
第1図において右側の交差方向移動台90が退避位置へ
移動させられとるとともに、長手方向移動台70.13
2が一定距離前進させられる。したがって、回動ベース
130の回動限度は第1図において右から2番目のスト
ッパ162によって規定されることとなり、この場合に
は回動ベース130の回動量、つまり半製品に与えられ
る逆反りの量が前記量も長いサイトレール10の場合よ
り小さくなる。
溶接されるべきチャンネル14.16が3番目に長いも
のである場合には、もう1個の交差方向移動台90が退
避位置へ移動させられるとともに、長手方向移動台70
,132がさらに前進させられる。また、回動ベース1
30の回動量はさらに小さく規制される。
そして、溶接されるべきチャンネル14.16が最も短
いものである場合には、長手方向移動台70.132が
前進端まで移動させられ、回動ベース130の回動量は
最も小さく規制される。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、回動ベー
ス130等を回動させる機構は上記実施例のものに限定
されるわけではなく、例えば第12図および第13図に
示すものも採用が可能である。第12図に示すものは、
回動ベース130にチャンネル14.16上の点148
を中心とする部分歯車170が固定される一方、長手方
向移動台132に固定の支持台172に2個の歯車17
4が取り付けられ、これら歯車174と部分歯車170
とが噛み合わされたものである。回動ベース130には
、長手方向移動台132に回動可能に取り付けられた油
圧シリンダ176のピストンロッ′ドが連結されており
、この油圧シリンダ176の作動によって回動ベース1
30が点148を中心に回りJさせられる。この回動限
度は回動ヘース130に固定の当接部材158と、ベッ
ド32に固定のストッパ162とにより規定される。
また、第13図に示すものは平行リンクを利用したもの
であり、回動ベース130にリンク180.182,1
84等から成る平行リンクが取り付けられ、この平行リ
ンクが油圧シリンダ186゜188により作動させられ
ることによって、回動ベース130がチャンネル14.
16上の点148を中心に回動させられるのである。こ
の回動限度も回動ベース130に固定の当接部材158
 (位置のみ二点鎖線で示されている)とベッド32に
固定のストッパ162とにより規定される。
その他、いちいち例示することはしないが、本溶接治具
の各部の構成を変更し、あるいはサイトレール以外の長
尺製品の溶接治具に本発明を通用する等、当業者の知識
に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明を実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である長尺材溶接治具を示す
正面図であり、第2図は第1図におけるn−n断面図で
ある。第3図は上記溶接治具における代表的なりランプ
ユニットを示す側面断面図である。第4図は上記溶接治
具における交差方向移動台のみを取り出して示す側面図
である。第5図は上記交差方向移動台に支持されたクラ
ンプユニットを示す側面図である。第6図は上記溶接治
具における回動ベースの回動機構を取り出して示す正面
図である。第7図は上記溶接治具によって溶接可能なサ
イトレールの2種類に異なる前部の形状と上クランプ具
との位置関係を示す説明図である。第8図は上記溶接治
具によって製造されるサイトレールを含む貨物自動車用
フレームを示す斜視図である。第9図は上記サイトレー
ルの溶接歪およびそれを除くために与えられる逆反りを
誇張して示す説明図である。第10図は上記溶接治具に
よって製造可能な複数種類のサイトレールをぞれ本発明
の別の実施例における回動ベースの回動機構を略図的に
示す正面図である。 10:サイドレール  14:アウタチャンネル16:
インナチヤンネル20:隅肉溶接部30:本体フレーム
  32:ベッド 36:上梁      38二下クランプ具40:上ク
ランプ具  44:サイドクランプ具66.70:長手
方向移動台 90:交差方向移動台 120;回動ベース122:交
差方向移動台130:回動ベース132:長手方向移動
台140:溝カム146:カムフォロワ 150.152:三筒リンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の長尺材を長手方向に沿った溶接により一
    体の長尺製品とするための治具であって、長尺材の長手
    方向に沿って配列された3個以上の固定クランプ具と、
    その固定クランプ具の各々に対向して設けられて各固定
    クランプ具と共同して長尺材を両側から挟む可動クラン
    プ具とを含む3組以上のクランプユニットを備え、長尺
    材を長手方向に隔たった3箇所以上においてクランプす
    るとともに、前記固定クランプ具の少なくとも一つを支
    持する回動ベースが前記クランプユニットのクランプ方
    向に平行な平面内で回動させられることにより、溶接歪
    を打ち消すための逆反りを与えた状態で長尺材を保持す
    る溶接治具において、前記回動ベースの回動中心を前記
    長尺材上に設定したことを特徴とする長尺材溶接治具。
  2. (2)複数本の長尺材を長手方向に沿った溶接により一
    体の長尺製品とするための治具であって、長尺材の長手
    方向に沿って配列された3個以上の固定クランプ具と、
    その固定クランプ具の各々に対向して設けられて各固定
    クランプ具と共同して長尺材を両側から挟む可動クラン
    プ具とを含む3組以上のクランプユニットを備え、長尺
    材を長手方向に隔たった3箇所以上においてクランプす
    るとともに、前記固定クランプ具の少なくとも一つを支
    持する回動ベースが前記クランプユニットのクランプ方
    向に平行な平面内で回動させられることにより、溶接歪
    を打ち消すための逆反りを与えた状態で長尺材を保持す
    る溶接治具において、前記回動ベースを前記長尺材の長
    手方向に沿って移動可能な長手方向移動台に支持させる
    とともに、その回動ベースの回動中心を前記長尺材上に
    設定し、かつ、前記長手方向移動台の移動によりそれに
    支持された固定クランプ具が他の固定クランプ具から遠
    ざかった状態でそれらクランプ具の間に別のクランプ具
    を前記長尺材の長手方向と交差する方向から進入させる
    交差方向移動台を設けたことを特徴とする長尺材溶接治
    具。
  3. (3)複数本の長尺材を長手方向に沿った溶接により一
    体の長尺製品とするための治具であって、長尺材の長手
    方向に沿って配列された3個以上の固定クランプ具と、
    その固定クランプ具の各々に対向して設けられて各固定
    クランプ具と共同して長尺材を両側から挟む可動クラン
    プ具とを含む3組以上のクランプユニットを備え、長尺
    材を長手方向に隔たった3箇所以上においてクランプす
    るとともに、前記固定クランプ具の少なくとも一つを支
    持する回動ベースが前記クランプユニットのクランプ方
    向に平行な平面内で回動させられることにより、溶接歪
    を打ち消すための逆反りを与えた状態で長尺材を保持す
    る溶接治具において、前記回動ベースの回動中心を前記
    長尺材上に設定するとともに、その回動ベース上に複数
    個ずつの固定クランプ具から成る少なくとも2群の固定
    クランプ具群を設け、それら2群の固定クランプ具群を
    前記長尺材の長手方向と交差する方向に移動可能な交差
    方向移動台を介して前記回動ベースに取り付け、その交
    差方向移動台の移動により複数群の固定クランプ具群が
    択一的に前記長尺材をクランプする作用位置に位置決め
    されるようにしたことを特徴とする長尺材溶接治具。
JP61081578A 1986-04-09 1986-04-09 長尺材溶接治具 Granted JPS62238098A (ja)

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