JP2019058932A - 自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム - Google Patents

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【課題】ワークをクランプ保持するワーククランプ治具とワーク同志の嵌合部の隙間を詰めるクランプ治具を、それぞれロボット操作により簡便化して軽量化を図り、正確な組み付け作業と溶接作業を行える自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムを提供する。【解決手段】ワークWをクランプ保持しながらワーク姿勢を揺動変位可能に構成したワーククランプ治具と、ワーククランプ治具により姿勢の変動を行いながらワークを構成する二個のフレーム要素の嵌合隙間を隙詰治具30により詰めてワーク仮付けを行う隙詰治具とをそれぞれ別体に構成すると共に、各治具に近接して本付けのためのアーク溶接ロボットを配置したことを特徴とする自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム1。【選択図】図6

Description

この発明は、自動車のシャシーにブラケットを介して装着するサスペンションメンバー等の自動車のフレームメンバーの構成部材を組み立て溶接する際に用いる自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムに関する。
従来、自動車のシャシーにブラケットを介して装着するサスペンションメンバー等の自動車フレームメンバーには、単体の部材からではなくいくつかの構成部材の組み合わせからなっている構造を有するものが多い。例えば、上記した自動車のシャシーにブラケットを介して装着するサスペンションメンバーは、平面視略H型のメインフレームより構成され、該メインフレームはアッパーパネルとロアパネルの部品の上下組み合わせよりなる。
アッパーパネルとロアパネルの部品は断面コ字状の開口部を突き合わせた嵌合構造とし嵌合隙間をクランプ治具で詰めて溶接することにより、各パネル部品からなるサスペンションメンバーが完成する。
かかる各パネル部品よりなるサスペンションメンバーの組み付け溶接作業には、特定の製造治具が必要とされる。まずアッパーパネルとロアパネルよりなるメインフレームの特定形状に合わせた定盤固定治具が使用される。すなわち、フレーム要素(ワーク)となるアッパーパネルとロアパネルをクランプし固定するための定盤固定治具を基本として、定盤固定治具上のフレーム要素をサスペンションメンバーの構造に組み付けて仮付けするための多数のクランプ機構が必要とされ、同時に最終的な本付けの溶接(本溶接)に必要なアーク溶接ロボットが付加構成される。
従来、かかる定盤固定治具や多数のクランプ機構は一体に装置化され、特に多数のクランプ機構は仮付け個所に対応してワークの全周辺部に位置するように定盤固定治具上に配置構成されている。従って、定盤固定治具に装着された各フレーム要素は定盤固定治具と一体のクランプ機構によるクランプ仮付け工程を経てサスペンションメンバーとしての基本構造が形成される。その後、最終的な本溶接をロボットにより行い、所定のサスペンションメンバーが完成する。
このように定盤固定治具に装着され一体化された多数のクランプ機構は、ワーク周辺の多数の仮付けポイント位置毎にそれぞれ多数配置されていることになる。なお、特許文献1には、スポット溶接ロボットで仮付けを行い、その後アーク溶接ロボットでアーク溶接を行う溶接ロボットシステムにおいて、非接触式センサからなる溶接部位検出器を使用せずにギャップ長を算出することができる溶接ロボットシステムが記載されている。
特開2012−254472号公報
ところが、上述したような従来のフレーム要素の組み合わせからなるサスペンションメンバーの完成には、組み付け工程を遂行する治具、特に定盤固定治具やワーク周辺位置で仮付け工程を遂行する多数のクランプ機構が必要になる。すなわち、定盤固定治具に一体装置化された多数のクランプ機構がワーク周辺部にそれぞれ設けられ画一的にクランプ作動するため、クランプ環境としてのフレーム要素の板厚や湾曲面等に対応する能力が高く確実なフレーム要素の一体接合が可能な反面、構造が複雑となり軽量化が困難であった。当然に製造コストは高価となりメンテナンスも複雑となり各ワーク固有のフレーム構造となり汎用性に乏しいという欠点があった。
しかも、ワーク周辺部に個別に多数配置したクランプ機構はそれぞれが同時に画一的なクランプ作動を行いにくくフレーム要素の隙間詰めの精度低下を生起していた。
この発明は、上記の課題を解決するために、ワークをクランプ保持するワーククランプ治具とワーク同士の嵌合部に形成される嵌合隙間を詰めるクランプ治具を別体として構成し、それぞれをロボット操作で実施できるようにすることにより構造を簡便化して軽量化を図り正確な組み付け作業を可能として溶接作業を確実に行える自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムを提供せんとするものである。
この発明に係る自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムは、ワークをクランプ保持しながらワーク姿勢を揺動変位可能に構成したワーククランプ治具と、ワーククランプ治具により姿勢の変動を行いながらワークを構成する二個のフレーム要素の嵌合隙間を詰めてワーク仮付けを行う隙詰治具とをそれぞれ別体に構成すると共に、各治具に近接して本付けのためのアーク溶接ロボットを配置したことを特徴とするものである。
また、この発明の他の態様の自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムは、ワーククランプ治具と隙詰治具とはそれぞれ別体のロボットに装着することにより別体で作動することにも特徴を有する。
また、この発明の他の態様の自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムは、二個のフレーム要素の嵌合隙間は、断面コ字状フレームの開口部を突き合わせた嵌合構造により形成すると共に嵌合隙間は隙詰治具としてのクランプ治具のロボット操作により隙間詰めすることにも特徴を有する。
また、この発明の他の態様の自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムは、二個のフレーム要素において、断面コ字状フレームの開口部突き合わせによる嵌合隙間はサスペンションメンバーのアッパーパネルとロアパネルとにより形成される嵌合隙間であることにも特徴を有する。
本発明によれば、ワークをクランプ保持しながらワーク姿勢を揺動変位可能に構成したワーククランプ治具と、ワーククランプ治具により姿勢の変動を行いながらワークを構成する二個のフレーム要素の嵌合隙間を詰めてワーク仮付けを行う隙詰治具とをそれぞれ別体に構成すると共に、各治具に近接して本付けのためのアーク溶接ロボットを配置したことにより、ワーククランプ治具の構造が簡素化され軽量化が図れ、治具の取扱いも簡便化できると共に、別個に隙詰治具を設けたので自在に必要な個所を選んでクランプすることができ確実な仮付け作業を行える効果がある。
請求項2、3、4に係る発明によれば、ワーククランプ治具と隙詰治具とはそれぞれ別体のロボットに装着することにより別体で作動するようにし、また、二個のフレーム要素の嵌合隙間は、断面コ字状フレームの開口部を突き合わせた嵌合構造により形成すると共に嵌合隙間は隙詰治具としての隙詰治具のロボット操作により隙間詰めするように構成し、また、二個のフレーム要素において断面コ字状フレームの開口部突き合わせによる嵌合隙間は、サスペンションメンバーのアッパーパネルとロアパネルとにより形成される嵌合隙間としたので、各治具を独立して駆動操作することができ作業効率を向上することができると共に、ワークの固定状態と嵌合隙間の詰めの仮付け状態との作業手順を目視で確認しながら時系列に区分して作業が行えるため確実な組み付け作業が行える効果がある。更には、特に仮付けを行う際にフレーム要素の板厚や反りや湾曲等の個別の状況を確認しながらそれぞれ個別のクランプ位置で確実に仮付けのクランプ作業が行える効果がある。
本発明の一実施形態に係るワークを示す平面図である。 図1におけるA−A断面図である。 本発明の一実施形態に係るワーククランプ治具を示す図である。 本発明の一実施形態に係るワーククランプ治具のワーククランプ状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る隙詰治具を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムの構成を示す図である。
この発明の要旨は、ワークをクランプ保持しながらワーク姿勢を揺動変位可能に構成したワーククランプ治具と、ワーククランプ治具により姿勢の変動を行いながらワークを構成する二個のフレーム要素の嵌合隙間を詰めてワーク仮付けを行う隙詰治具とをそれぞれ別体に構成すると共に、各治具に近接して本付けのためのアーク溶接ロボットを配置したことを特徴とする自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システムである。
また、ワーククランプ治具と隙詰治具とはそれぞれ別体のロボットに装着することにより別体で作動することにも特徴を有する。
また、二個のフレーム要素の嵌合隙間は、断面コ字状フレームの開口部を突き合わせた嵌合構造により形成すると共に嵌合隙間は隙詰治具としての隙詰治具のロボット操作により隙間詰めすることにも特徴を有する。
また、二個のフレーム要素において、断面コ字状フレームの開口部突き合わせによる嵌合隙間はサスペンションメンバーのアッパーパネルとロアパネルとにより形成される嵌合隙間であることにも特徴を有する。
この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
本発明の実施例における自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム(以下「本システム」ともいう。)1に用いるワークWは、自動車のサスペンションメンバー10であり、図1はその平面図である。
ワークWとしてのサスペンションメンバー10は中央部分に中央空間を有する略方形枠状のフレーム本体部を有し、フレーム本体部の四隅にはサスペンションメンバー10の上下のフレーム要素を連結するためのホルダ突起11を四方に伸延している。サスペンションメンバー10は、フレーム本体部及び4箇所の突起11により、平面視略H型をなす。
図2に示すように、サスペンションメンバー10の上下のフレーム要素は、それぞれ断面コ字状フレームであるアッパーパネル50及びロアパネル51である。サスペンションメンバー10は、各フレーム要素のコ字状の開口部を突き合わせ、一方のフレーム要素のコ字状フレーム内に他方のフレーム要素のコ字状フレームを嵌入させ、全体として中空箱体形状に構成されている。
なお、サスペンションメンバー10においては、当然に一方のフレーム要素であるコ字状フレーム(ロアパネル51)の内面幅員は、他方のフレーム要素であるコ字状フレーム(アッパーパネル50)の外面幅員よりも大きく、各コ字状フレームが互いに遊嵌状態となるように構成されていると共に、遊嵌状態ではコ字状の各フレーム要素の側壁間には所定のクリアランスとしての嵌合隙間Sが形成されている。
従って、最終製品のサスペンションメンバー10に形成する工程では、フレーム要素間のクリアランスを解消して各フレーム要素が一体接合形態となるように、後述する隙詰治具30によりスポット的にクランプして一体嵌着状態とする。
本システム1においては、ワークWを保持しながら揺動してワークWの姿勢を変位可能に構成したロボット操作のワーク固定治具20に載置固定される。
図3に示すように、ワーク固定治具20は、方形枠23とその間に架設した補助枠24とにより構成されている。方形枠23の四隅の角部には、ワークWを構成するための上下フレーム要素を一体に合体してワーク固定治具20上に固定するためのワーク固定機構21が設けられている。また、ワーク固定治具20の略中央部には、ワーク押圧部26が搭載されている。
なお、ワーク固定治具20の方形枠23はワークWの外形よりも大きい型枠として方形枠23の上にワークWを載置固定できるように構成し、特にワークWの四隅角部から伸延したホルダ突起11は方形枠23の四隅に位置するように構成している。ワーク固定機構21を介してワークWのホルダ突起11が方形枠23に固定される。さらに、ワーク固定治具20の平面視略中央部には、ワーク押圧部26を配設しており、ワーク押圧部26がワーク固定機構21の動作と連動して載置したワークWを押圧固定する構造となっている。
ワーク固定機構21は、油圧又は空圧作動するシリンダ機構29を備えている。シリンダ機構29は、シリンダ部29aと、シリンダ部29aから出没するロッド部29bとを有し、上下方向を伸縮方向とするように設けられている。シリンダ機構29のロッド部29bには、アーム部21−1が回動可能に支持されている。アーム部21−1は、ロッド部29bに対する支持部を基端部とし、平面視において方形枠23の略中央部に配設されたワーク押圧部26に向けて延設されている。アーム部21−1の先端部には固定ピン22が設けられており、固定ピン22の近傍であってアーム部21−1の基端部寄りの位置にはワーク固定部25が配設されている。
アーム部21−1は、方形枠23の四隅に配設された略方形状のアーム支持部21−3により、長手方向の略中央部に設けられたアーム支承部21−2を中心として、平面視で長手方向に直交する方向を回動軸方向としてシーソーの如く回動可能に支持されている。シリンダ機構29がロッド部29bを昇降させて伸縮動作する際にはアーム支承部21−2が枢軸部となり、両端部を上下動させるアーム部21−1の回転運動の中心となる。
固定ピン22はアーム部21−1の先端部下方に形成し、ワークWのホルダ突起11に形成したピン孔12に挿貫自在としている。固定ピン22は、シリンダ機構29の伸長動作にともなうアーム部21−1の基端部側を上昇させる回動動作に連動して、ワークWのピン孔12に挿入され、ワークWの横方向(水平方向)への移動を規制する。
また、ワーク固定部25は、略円筒形の弾性体である上筒25−1と下筒25−2で構成されている。
上筒25−1はワーク固定機構21のアーム部21−1から下方に突設しており、シリンダ機構29の伸縮動作にともなうアーム部21−1の回動動作と連動して上下に移動し、アーム部21−1が降下動作時にワークWを上下から押圧して固定する。
また、下筒25−2はワーク固定治具20の方形枠23の四隅に載置固定されており、その上面にワークWを載置する。
このように構成されたワーク固定部25によってワークWは上下方向に挟持され上下方向から押圧固定される。
また、ワーク固定治具20の方形枠23において、ワーク固定治具20に固定される略方形状のワークWのフレーム本体部の中央空間部分に相当する位置に、ワーク押圧部26が配設されている。
ワーク押圧部26は、方形枠23に連接した支持基部26−1と、支持基部26−1に回動昇降自在に立設した押圧支柱26−2と、押圧支柱26−2の頭部に横架した押圧アーム26−3と、で構成されている。
支持基部26−1は、枠体23の平面視略中央部に設けられた支持板26−5上に立設されており、柱状の部分である。
押圧支柱26−2は、支持基部26−1上に上方に向けて突出された柱状の部分であり、上下方向を回動軸として回動可能、かつ昇降可能に設けられている。さらに、押圧支柱26−2は、互いに反対側の2側面にそれぞれ押圧アーム26−3を設けている。
押圧アーム26−3は、押圧支柱26−2から枠体23の短手方向に向かって設けられた長手状の部分である。押圧アーム26−3の先端部の下側には、弾性体で形成された押圧部26−4が設けられている。
このように構成されたワーク押圧部26は、ワーク固定部25の昇降動作と連動して押圧支柱26−2を昇降動作させ、ワーク固定部25の上筒25−1の降下動作、つまりアーム部21−1の先端側を下降させる回動動作にともなって、押圧部26−4によってワークWを押圧固定する。
図3に示すように、枠体23の背面略中央には、ワーク固定治具20を固定用ロボットアーム28の先端に装着するための連結部27が設けられている。つまり、固定用ロボットアーム28の先端部には、連結部27を介してワーク固定治具20が装着される。連結部27は、固定用ロボットアーム28の先端部の連結を受けるチャック機構等を含む
固定用ロボットアーム28は、ワーク固定治具20を支持した状態でワーク固定治具20の位置および姿勢を変化させるハンドリング用途のロボットである。図6に示すように、固定用ロボットアーム28は、ベース部28aと、ベース部28a上に設けられるアーム部28bとを有し、様々な位置および角度に姿勢制御されるフレキシブルなロボットアーム(多関節ロボット)として構成されている。固定用ロボットアーム28、例えば6軸ロボットである。
なお、ワーク固定治具20は、本実施例では固定用ロボットアーム28の先端に装着して前後左右に揺動自在としているが、後述する隙詰治具30及びアーク溶接装置40と連動できる位置関係にあれば良い。
上記の構成によりロボット操作により操作作動するワーク固定治具20はワークWを載置保持しながら揺動してワークWの姿勢を自在に変位しながら次のクランプ仮付け作業工程へと進行する。
ワーク固定治具20の近傍には、別体に構成した隙詰治具30が配設されている。
隙詰治具30はアッパーパネル50とロアパネル51の各フレーム要素の嵌合隙間Sをクランプして詰めることにより各フレーム要素の仮付け作業を行うためのクランプ治具である。
隙詰治具30は、図6に示すように、ワーク固定治具20の近傍に位置する隙詰用のロボットアーム36の先端に装着されている。
具体的には、図5に示すように、隙詰治具30は、治具フレーム31と、断面コ字状のアッパーパネル50及びロアパネル51のフレーム要素を開口部対向状態で遊嵌してその外側面を挟圧するアクチュエータとしての挟圧シリンダ32と、シリンダ作動のための機能部33とを備えて構成されている。
治具フレーム31は、水平方向に延設された水平部31aと、水平部31aの先端部から下方に向けて垂設された垂下部31bとを有し、側面視で略「L」字状をなすように構成されている。治具フレーム31の垂下部31bの反対側には、狭圧シリンダ32を支持するシリンダ支持部38が、垂下部31bと対向するように垂下状に設けられている。シリンダ支持部38の垂下部31b側(図5において左側)に、狭圧シリンダ32が支持される。
狭圧シリンダ32は、シリンダ部32aと、シリンダ部32aから出没するピストンロッド部32bとを有し、治具フレーム31の水平部31aの延設方向に沿うように、水平方向を伸縮方向とするように、シリンダ支持部38に支持された状態で設けられている。狭圧シリンダ32は、治具フレーム31の水平部31aの下方の位置において、ピストンロッド部32bの先端側を、治具フレーム31の垂下部31bに対向させるように設けられている。ピストンロッド部32bの先端部には、ピストンヘッド34が設けられている。
垂下部31bの下部において、ピストンヘッド34に対向する位置には、対向受け部35が設けられている。対向受け部35は、ピストンヘッド34とともに、上下方向に互いに嵌合した状態のアッパーパネル50及びロアパネル51をその幅方向両側から挟持する。
機能部33は、狭圧シリンダ32とともに電動シリンダ式アクチュエータを構成する。機能部33は、駆動源としてのモータと、モータの回転をピストンロッド部32bの往復直線運動に変換するボールネジ等を含む変換機構とを有する。機能部33が有するモータは、例えばサーボモータやステッピングモータ等である。機能部33は、図示せぬ制御部に接続されており、かかる制御部により、モータの動作が制御され、狭圧シリンダ32の動作、つまりピストンロッド部32bの位置が制御される。
挟圧シリンダ32のピストンヘッド34とその対向受け部35とは、互いの間に断面コ字状のフレーム要素を挟んでクランプし、開口部対向状態で遊嵌した断面コ字状のアッパーパネル50及びロアパネル51のフレーム要素をその外側面から挟圧して各フレーム要素間に形成された遊嵌間隙を圧縮して隙間詰めを行い緊密な嵌着状態のサスペンションメンバー10の外形を形成する。すなわち、隙詰治具30による各フレーム要素の嵌着作業は、サスペンションメンバー10のアッパーパネル50及びロアパネル51の各フレーム要素を仮付けする作業となり、次工程のフレーム要素同士の溶接による本付け作業工程に対する前工程となる。
このような隙詰治具30による各フレーム要素の嵌着作業においては、その場のフレーム要素の遊嵌状況を勘案して、例えば斜め方向からのクランプ作動やクランプ力の調整等が状況に応じて個別に適応することができる。かかる適応状態のクランプ作動は隙詰治具30のロボット操作によるところが大きい。
隙詰治具30は、固定用ロボットアーム28とは別途設けられた隙詰用のロボットアーム36に装着されて操作される。このため、治具フレーム31の水平部31aの上側には、隙詰治具30をロボットアーム36の先端に装着するための連結部37が設けられている。つまり、ロボットアーム36の先端部には、連結部37を介して隙詰治具30が装着される。連結部37は、ロボットアーム36の先端部の連結を受けるチャック機構等を含む
ロボットアーム36は、隙詰治具30を支持した状態で隙詰治具30の位置および姿勢を変化させるハンドリング用途のロボットである。図6に示すように、ロボットアーム36は、ベース部36aと、ベース部36a上に設けられるアーム部36bとを有し、様々な位置および角度に姿勢制御されるフレキシブルなロボットアーム(多関節ロボット)として構成されている。隙詰用のロボットアーム36、例えば6軸ロボットである。
また、図6に示すように、本システム1において、上記したロボット操作の隙詰治具としての隙詰治具30装置とは別体にその近傍には、アーク溶接装置40が溶接用ロボットアーム41に装着されて配設されている。
すなわち、溶接用ロボットアーム41の先端に装着したアーク溶接装置40は、上記したようにサスペンションメンバー10のアッパーパネル50及びロアパネル51の各フレーム要素を隙詰治具30のクランプにより押圧した後にクランプ両端部を仮溶接し、ワークW全体の仮溶接の実施後、本溶接として各フレーム要素の嵌着接合縁部を溶接する。
溶接作業に際しては、ワークWを載置固定したワーク固定治具20を溶接に最適の姿勢に変位することによりワークWの溶接箇所に的確に溶接用ロボットアーム41を操作して溶接作業が行えるようにしている。ここで、アーク溶接装置40とワークW(ワーク固定治具20)との相対的な位置関係は、アーク溶接装置40を移動操作する溶接用ロボットアーム41、及びワークWを移動操作する固定用ロボットアーム28の少なくともいずれか一方の動作により変化させられる。
本システム1における作業手順について説明する。
まず、ワークWとなるフレーム要素としてのアッパーパネル50及びロアパネル51を上下に重ねて互いの断面コ字状開放部を対向させて突き合わせ形態として一方を他方に遊嵌する。かかる状態では中空のサスペンションメンバー10の外観型が完成する。
次いで、ワークWとなるサスペンションメンバー10をワーク固定治具20に載置固定する(この工程は当初からワーク固定治具20の上でアッパーパネル50及びロアパネル51を上下に重ねて互いの断面コ字状開放部を対向させて突き合わせ形態とすることにより省略することもできる)。
ワーク固定治具20においては、ワークWとなる各フレーム要素の四隅角部のピン孔12にワーク固定機構21のアーム部21−1の先端部に形成された固定ピン22を挿貫する。また、ワーク押圧部26が、押圧支柱26−2の回動動作及び昇降動作によって押圧アーム26−3を動作させ、押圧部26−4によってワークWを押圧固定する。その結果、固定ピン22の近傍に形成したワーク固定部25が固定ピン22の動作と連動して各フレーム要素を押圧すると共に、ワーク押圧部26によっても各フレーム要素が押圧されることでワーククランプ治具上において両フレーム要素を一体組み付け状態で固定する。
なお、ワーク固定機構21のアーム部21−1は、シリンダ機構29の伸縮動作に従ってアーム支持部21−2を枢軸とした回転動作により固定ピン22及びワーク固定部25の昇降動作を実施する。すなわち、シリンダ機構29が伸長動作としてロッド部29bを上昇させることで、アーム部21−1がその先端部側を降下させるように回動してワークWを固定し、シリンダ機構29が収縮動作としてロッド部29bを降下させることで、アーム部21−1がその先端部側を上昇させるように回動してワークWを解放する。
次いで、サスペンションメンバー10の形に組み付けられた各フレーム要素を仮付けするために、ワーク固定治具20とは別体の構成装置とした隙詰治具30を用いる。すなわち、隙詰治具30はロボットアーム36の先端に装着されてアクチュエータとしての挟圧シリンダ32によりフレーム要素の外側面を左右から圧潰する。
遊嵌状態の断面コ字状の2個のフレーム要素は両外側方から挟圧クランプされると、各フレーム要素間に形成された遊嵌間隙は隙間詰めされて緊密な嵌着状態となり、クランプ装置30の両端部をアーク溶接装置40によってアーク溶接することで仮付けされた所定形状を有するサスペンションメンバー10となる。
なお、ワークWとなるフレーム要素としてのアッパーパネル50及びロアパネル51の接合縁部に沿って隙詰必要箇所をクランプして仮付けすることにより、サスペンションメンバー10がその略外周部及び中央空間の本溶接が可能な状態となる。
次いで、溶接用ロボットアーム41の先端に装着したアーク溶接装置40によりアッパーパネル50及びロアパネル51の仮付け接合縁部を溶接してサスペンションメンバー10を完成する。
その後、サスペンションメンバー10の四方端部に挿貫した固定ピン22がワーク固定機構21によって抜去され、サスペンションメンバー10が、ワーク固定治具20から取り外される。ワーク固定治具20から取り外されたサスペンションメンバー10は、アーム取付用ブラケットの溶接組付けを受けた後、ブラケットを介して自動車シャシーの車輪軸機構部分に装着される。
以上のような本実施形態に係る自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム1によれば、ワークWをクランプ保持しながらワーク姿勢を揺動変位可能に構成したワーククランプ治具20と、ワーククランプ治具20により姿勢の変動を行いながらワークWを構成する二個のフレーム要素(アッパーパネル50とロアパネル51)の嵌合隙間Sを詰めてワーク仮付けを行う隙詰治具30とをそれぞれ別体に構成すると共に、各治具(20,30)に近接して本付けのためのアーク溶接ロボットを配置したことにより、ワーククランプ治具20の構造の簡素化及び軽量化を図ることができ、治具の取扱いも簡便化できると共に、別個に隙詰治具30を設けたので自在に必要な個所を選んでクランプすることができ確実な仮付け作業を行うことができる。
また、本実施形態に係る自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム1によれば、ワーククランプ治具20と隙詰治具30とはそれぞれ別体のロボットに装着することにより別体で作動するようにし、また、二個のフレーム要素の嵌合隙間Sは、断面コ字状フレームの開口部を突き合わせた嵌合構造により形成すると共に嵌合隙間Sは隙詰治具のロボット操作により隙間詰めするように構成し、また、二個のフレーム要素において断面コ字状フレームの開口部突き合わせによる嵌合隙間Sは、サスペンションメンバー10のアッパーパネル50とロアパネル51とにより形成される嵌合隙間としたので、各治具を独立して駆動操作することができ、作業効率を向上することができると共に、ワークWの固定状態と嵌合隙間Sの詰めの仮付け状態との作業手順を目視で確認しながら時系列に区分して作業が行えるため確実な組み付け作業を行うことができる。更には、特に仮付けを行う際にフレーム要素の板厚や反りや湾曲等の個別の状況を確認しながらそれぞれ個別のクランプ位置で確実に仮付けのクランプ作業を行うことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、公知発明並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、等も含まれる。また、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
W ワーク
10 サスペンションメンバー
11 ホルダ突起
12 ピン孔
20 ワーククランプ治具
21 ワーク固定機構
21−1 アーム部
21−2 アーム支承部
21−3 支持固定部
22 固定ピン
23 方形枠
24 補助枠
25 ワーク固定部
25−1 上筒
25−2 下筒
26 ワーク押圧部
26−1 支持基部
26−2 押圧支柱
26−3 押圧アーム
26−4 押圧部
27 連結部
28 固定用ロボットアーム
28a ベース部
28b アーム部
29 シリンダ機構
29a シリンダ部
29b ロッド部
30 隙詰治具
31 治具フレーム
31a 水平部
31b 垂下部
32 狭圧シリンダ
32a シリンダ部
32b ピストンロッド部
33 機能部
34 ピストンヘッド
35 対向受け部
36 ロボットアーム
37 連結部
40 溶接装置
41 溶接用ロボットアーム
50 アッパーパネル
51 ロアパネル
52 フレーム要素


Claims (4)

  1. ワークをクランプ保持しながらワーク姿勢を揺動変位可能に構成したワーククランプ治具と、ワーククランプ治具により姿勢の変動を行いながらワークを構成する二個のフレーム要素の嵌合隙間を詰めてワーク仮付けを行う隙詰治具とをそれぞれ別体に構成すると共に、各治具に近接して本付けのためのアーク溶接ロボットを配置したことを特徴とする自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム。
  2. ワーククランプ治具と隙詰治具とはそれぞれ別体のロボットに装着することにより別体で作動することを特徴とする請求項1に記載の自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム。
  3. 二個のフレーム要素の嵌合隙間は断面コ字状フレームの開口部を突き合わせた嵌合構造により形成すると共に、嵌合隙間は隙詰治具のロボット操作により隙間詰めすることを特徴とする請求項1及び2に記載の自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム。
  4. 二個のフレーム要素において、断面コ字状フレームの開口部突き合わせによる嵌合隙間はサスペンションメンバーのアッパーパネルフレームとロアパネルとにより形成される嵌合隙間であることを特徴とする請求項1及び2に記載の自動車のフレームメンバーの支持及び溶接システム。
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