JPH10263185A - 遊技店監視ネットワークシステム - Google Patents

遊技店監視ネットワークシステム

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JPH10263185A
JPH10263185A JP9093224A JP9322497A JPH10263185A JP H10263185 A JPH10263185 A JP H10263185A JP 9093224 A JP9093224 A JP 9093224A JP 9322497 A JP9322497 A JP 9322497A JP H10263185 A JPH10263185 A JP H10263185A
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Kiyoshi Yasukawa
▲きよし▼ 安川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技装置に対して行なわれる不正行為を監視
する監視システムが提供されているが、多種多様な遊技
装置に応じて仕様変更が必要となる。 【解決手段】 パチンコ遊技装置P1からは、セキュリ
ティデータ及び遊技データが得られる。セキュリティデ
ータは、遊技データ補助収集装置TM1を介することな
く直接的に下位自律監視装置TMXへ入力される。下位
自律監視装置TMXは、遊技データ補助収集装置TM1
を介して入力された遊技データと直接入力されたセキュ
リティデータとからなる稼働データを中位自律監視装置
TPMへ出力し、中位自律監視装置TPMは管理対象下
にある下位自律監視装置TMXからの稼働データをスタ
ック優先順あるいはその情報内容に応じた優先順で上位
自律監視装置TM3へ出力する。従って監視システム
は、遊技データ補助収集装置TM1を変更するだけで多
種多様な遊技装置に適用することができ、夜間の給電機
器が限定された監視システムにおいても確実にパチンコ
遊技装置P1への不正検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク接続
された多数の遊技装置監視手段と集中監視手段とにより
遊技装置の状況を集中的に監視する遊技店監視ネットワ
ークシステムに関し、詳しくは監視対象となる遊技装置
の改造などの不正行為を確実かつ簡易に検出する不正検
出技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ装置などの遊技装置は、
電子化が広範に進められており、特定の入賞口への入賞
に伴って多桁の数字が一定時間回転し、多桁の数字の組
み合わせが特定の場合に、入賞口の可動片が入賞しやす
い位置に移動するといった制御が行なわれている。こう
した遊技条件は、CPUを中心とする算術論理演算回路
とこの回路で実行するプログラムとの組み合わせからな
る遊技装置用制御装置に設定されている。したがって、
パチンコ装置を例に取れば、変動入賞の確率などは、こ
の遊技装置用制御装置のプログラムを変更することによ
り、自在に設定することができる。
【0003】また、遊技装置の電子化に伴って、これら
の遊技装置を多数設置する遊技店の電子化も急速に進展
しており、遊技装置と遊技店に配置されるコンピュータ
とをネットワークにより接続することで、総ての遊技装
置の遊技状況などをコンピュータによりリアルタイムに
監視することも、技術的には可能な状況となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た遊技装置では、遊技規則の電子化に伴って、遊技装置
用制御装置のプログラムを改竄し、不正な遊技規則によ
り遊技装置を動作させるという新たな不正行為の可能性
を招致した。遊技規則は、通常ROMに書き込まれてい
るので、遊技装置用制御装置の基板上のROMを差し替
えることで、不正な遊技条件による遊技が可能となる。
実際には、通常あり得ないような特定の遊技条件の下で
遊技することにより、変動入賞の確率が極めて高くな
り、こうした不正な遊技条件を知悉しているものが、不
正に大量の賞品を入手できることになる。
【0005】この種の不正行為は、遊技最中に特殊な器
具を用いて行なわれるものではないため、その外観上も
通常の遊技装置と全く変わることがない。このため、従
来より遊技店に設置されている不正検出装置、例えば監
視カメラ、磁気センサや電波センサによっては摘発する
ことができない。しかも、この不正行為は、改竄された
遊技装置用制御装置により継続的に行なわれるため、そ
の他の不正行為による被害とは比べものにならないほど
の大きな損害が発生する。
【0006】また、遊技装置用制御装置のプログラムの
改竄は、専ら遊技店が閉店している休日や夜間に行なわ
れるため、これを摘発するためには24時間体制で警備
要員を雇用することなどが必要となり、遊技店の支出す
るセキュリティ費用は増加の一途をたどっている。
【0007】しかも、遊技装置の種類は多種多様であ
り、かつ、同一遊技店でさえも遊技装置を一定期間毎に
新機種に入れ替えることが一般的である。また、同一遊
技店内に複数の機種の遊技装置が例外なく設置される。
このため、たとえ特定の遊技店向けであっても、多種多
様な遊技装置を監視対象としなければならず、機種を限
定することなく不正に対処することができるセキュリテ
ィ装置を設計、提供することは極めて困難であった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、監視対象となる遊技装置の種類、変更にとらわれ
ずに不正行為を確実かつ簡易なシステムで検出すること
ができる遊技店監視ネットワークシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の遊技店監視ネットワークシステムは、遊技店に多
数設置される各遊技装置を監視する多数の遊技装置監視
手段をネットワーク接続し、該ネットワークを通じて前
記遊技装置監視手段と通信する集中監視手段により前記
遊技店における各遊技装置の状況を集中的に監視する遊
技店監視ネットワークシステムであって、前記遊技装置
監視手段は、前記各遊技装置の近傍に配置され、該各遊
技装置の少なくともセキュリティ情報を前記ネットワー
クを介して前記集中監視手段と通信する装置監視手段
と、前記各遊技装置に取り付けられ、前記装置監視手段
による情報収集および/または情報処理を補助する補助
監視手段とを備えることを要旨とする。
【0010】本発明の遊技店監視ネットワークシステム
の遊技装置監視手段は、遊技装置の監視を、装置監視手
段と補助監視手段との共働により実行している。すなわ
ち、装置監視手段は、遊技装置の近傍に配置されて遊技
装置の少なくともセキュリティ情報をネットワークを介
して集中監視手段と通信する主たる機能を実現する手段
であり、遊技店の遊技店監視ネットワークシステムとし
て、汎用の構成を用いることができる。ところで、この
装置監視手段の監視対象となる遊技装置は、遊技の多様
性に応じた各種の装置が提供されており、その総ての遊
技装置の遊技状況までも監視対象とするならば、装置監
視手段として汎用の構成を用いることは事実上不可能で
ある。そこで、少なくともセキュリティ情報を除く情報
通信のために、装置監視手段と遊技装置とのインターフ
ェイス機能を補助監視手段に委ねるのである。換言する
ならば、補助監視手段は、装置監視手段による情報収集
および/または情報処理を補助する機能に特化すること
で、多種多様な遊技装置と汎用の装置監視手段との情報
通信の整合を取るのである。これにより本発明の遊技店
監視ネットワークシステムは、総ての遊技店に適用・導
入することが可能となり、また一旦導入された遊技店に
おいて遊技装置の入れ替えなどが行なわれても、補助監
視手段を変更するだけで不変的に使用することができる
のである。もとより、補助監視手段が、コンピュータを
用いて実現される場合には、そのソフトウェアを変更す
るだけで足りる場合も多い。
【0011】しかも、この様に機能分化したので、時間
を特定できない不正行為に対処するため、監視機能を実
現する装置監視手段についてのみ継続的に電力を供給す
るだけでよく、極めて効率的に、確度の高いセキュリテ
ィシステムを構築することができる。すなわち、夜間に
行なわれる不正行為は、前述のごとくROMの取り替え
などのシステム改竄が主たるものである。そこで、この
様なシステム改竄に伴う行為の検出、例えばパチンコ遊
技台の金枠や木枠の無断開放などのセキュリティ情報を
装置監視手段の専属的な監視項目とし、その他の遊技状
況情報などは補助監視手段を補助的に利用した監視項目
とするように設計すれば、昼夜を問わないセキュリティ
システムを極めて効率的に構築することができる。
【0012】なお、補助監視手段を、遊技装置の遊技規
則を記憶しその遊技規則に基づいて遊技装置を制御する
遊技装置用制御手段と一体に構成して、遊技店監視ネッ
トワークシステムを設計することも可能である。前述の
ように遊技装置用制御手段はCPUを中心とした論理演
算回路として構成されるており、遊技装置自体の制御の
ために必要十分な機能を有する。一方、論理演算回路
は、遊技装置の制御用に特化したものが用いられること
はあっても、その汎用性は極めて高く、様々な制御が可
能である。従って、遊技装置用制御手段として用いられ
る論理演算回路には一般的に少なからず処理能力に余裕
が残されている。そこで、この処理能力の余裕部分を補
助監視手段として機能するように設計すれば、遊技店監
視ネットワークシステムをより簡便、安価に構成するこ
とができ、遊技装置の入れ替え対処なども簡単に行なえ
る効果がある。また、遊技装置用制御手段と補助監視手
段とを別々のプロセッサにより実現するものとし、両者
を同じボード上に組み込み、電源や必要な情報を共有す
る構成も可能である。更に、両者を実現する別個のプロ
セッサを同じチップ内に収納し、1チップ化することも
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は実施例である遊技店監視ネ
ットワークシステムの全体構成説明図、図2はその遊技
店監視ネットワークシステムのパチンコ遊技装置P1周
りの関係を表わした説明図である。なお、本実施例の遊
技店監視ネットワークシステムは、コーナー#1,#2
からなる1つの島を監視の構成基本単位としており、パ
チンコ遊技店内のそれぞれの島に対して同様の構成基本
単位を接続する拡張性を有している。
【0014】パチンコ遊技装置P1の裏面に取り付けら
れる遊技装置用制御装置PN1は、マイクロコンピュー
タからなる情報処理機器で、パチンコ遊技装置P1の遊
技規則を予め記憶しており、その遊技規則に従ってパチ
ンコ遊技装置P1を制御し、作動させる。このために、
遊技装置用制御装置PN1は、パチンコ遊技装置P1の
遊技状況を検出するための各種センサ、例えば各種入賞
口へのパチンコ玉の入賞を検出する入賞センサなどの検
出出力を入力し、遊技盤40に備えられる各種電動装
置、いわゆる役物、ランプや音源などへ制御信号を出力
する。
【0015】この遊技装置用制御装置PN1は、各パチ
ンコ遊技装置P1毎に設けられた遊技データ補助収集装
置TM1に接続されている。遊技データ補助収集装置T
M1には、後述する構成のプロセッサ12とインタフェ
ース回路15と通信ポート17とが備えられている。遊
技データ補助収集装置TM1は、IN/OUTのパチン
コ玉数や大当たりの発生を示す遊技装置用制御装置から
の出力など、パチンコ台の稼働実績データを収集した
り、さらにはパチンコ台との間の信号線の断線を検出す
る回路からの信号を収集するといった各種管理とこれに
伴う作業を行なう。また、パチンコ遊技装置P1には、
その金枠,木枠の開閉などを検出する各種のセキュリテ
ィ・センサが備えられているが、このセキュリティ・セ
ンサからの検出出力は後述する下位自律監視装置TMX
に直接入力される。
【0016】なお、パチンコ遊技装置P1は、図2に示
したように、受け皿38に供給した遊技球をハンドル3
9を操作することにより決定される弾発力で遊技盤40
に発射して、入賞口や変動入賞口に入れて景品球を獲得
する通常のものである。
【0017】遊技データ補助収集装置TM1の通信ポー
ト17は、第一のネットワークに相当する営業ネットワ
ークBNを構成する通信回線に接続されている。各コー
ナーのそれぞれに張り巡らされた営業ネットワークBN
には、図1に示すように、そのコーナーを構成するパチ
ンコ遊技装置P1に取り付けられた総ての遊技データ補
助収集装置TM1が接続されており、1.25Mbps
のスピードで各機器との中継を行なうネットワークコン
トロール用のルータRB及び下位自律監視装置TMXの
ネットワークをコントロールしているルータRAを介し
て基幹ネットワークSNに接続されている。
【0018】下位自律監視装置TMXは、パチンコ遊技
装置P1が設置される枠体の上部に設けられたトップラ
ンプに組み込まれている。下位自律監視装置TMXのプ
ロセッサ22には、遊技データ補助収集装置TM1のプ
ロセッサ12と同一のチップが採用されている。また、
下位自律監視装置TMXのインタフェース回路25は、
遊技データ補助収集装置TM1、パチンコ遊技装置P1
に遊技球を補給する玉補給装置32、パチンコ遊技装置
P1の間に設けられて硬貨やプリペイドカード等を投入
することにより遊技球を貸し出す玉貸出装置(いわゆる
サンド装置)35、前述したパチンコ遊技装置P1のセ
キュリティ・センサおよび大当たりやトラブル発生を示
すランプ群37などと接続され、これらの機器との通信
・制御に適合した電気回路より構成される。そして、パ
チンコ遊技装置P1の金枠および木枠の開閉状況、不正
検出のための磁力センサ、電磁波センサなどの監視によ
るイベント管理、大当たり時、呼出スイッチが操作され
たときのトップランプの点滅制御を行なっている。ま
た、インタフェース回路25には、パチンコ遊技装置P
1およびその遊技データ補助収集装置TM1に電源を供
給する電源回路も接続されており、下位自律監視装置T
MXは、パチンコ遊技装置P1および遊技データ補助収
集装置TM1の電源を、直接入り切りすることができ
る。
【0019】下位自律監視装置TMXの通信ポート27
は、第二のネットワークに相当する監視ネットワークC
Nを構成する通信回線に接続されている(図2参照)。
各コーナーのそれぞれに張り巡らされた監視ネットワー
クCNには、図1に示すように、その島を配置される総
ての下位自律監視装置TMXが接続されており、1.2
5Mbpsのスピードで各機器との中継を行なうネット
ワークコントロール用のルータRAを介して前述の営業
ネットワークBNに接続されている。また、下位自律監
視装置TMXが基本的に有する情報収集及び通信機能を
利用して、島毎に用意されているその他の機器、例えば
パチンコ玉カウンタ、島金庫、両替機、券売機、玉貸機
などに対してもこの下位自律監視装置TMXが用意され
ており、その使用状況やセキュリティ情報を上記監視ネ
ットワークCNに通信接続できる構成を採用している。
【0020】なお、各機器の中継を担当するルータR
A,RBや後述する中・上位自律監視装置やコーナーラ
ンプ制御装置などの他の機器も、遊技データ補助収集装
置TM1や下位自律監視装置TMXと同様のプロセッサ
を用いて構成され、各機器は自律的に稼働実績データあ
るいはイベント実績データを収集し、ログとして管理す
るようにプログラムされている。プロセッサの構成につ
いては後述する。
【0021】各島毎の監視ネットワークCNには中位自
律監視装置TPMが設置され、ルータRAを介して基幹
ネットワークSNに接続されている。中位自律監視装置
TPMとは、下位自律監視装置TMXの行なう通信の中
継を主たる機能として担当する機器であり、監視ネット
ワークCNのトラフィックを平準化するとともに通信情
報の内容により優先順位をつけた通信を行なう。また、
基幹ネットワークSNに接続される予備中位自律監視装
置TPMSは、何れかの中位自律監視装置TPMの機能
が不調となったときに下位自律監視装置TMXからの情
報を代替受付をするものである。
【0022】この様に各島に用意された2つのネットワ
ークBN,CNは、ルータRA,RBを介して基幹ネッ
トワークSNに接続され、遊技店を集中管理している上
位自律監視装置TM3,コンソールPCに接続される。
【0023】上位自律監視装置TM3とは、パチンコ遊
技店の全体を管理するホールコンピュータ機能を達成す
る装置であり、ネットワークを通じて全ての下位自律監
視装置TMXから送られてくるパチンコ遊技店全体のセ
キュリティイベント,稼働実績を集計、管理したり、こ
れらの結果のプリンタ出力を実行する。また、上位自律
監視装置TM3は、夜間監視中にセキュリティイベント
発生時に公衆回線を通じた第三者機関への通報を実行し
たり、後述するコンソールPCの機能不調時にこれに代
わって作動する。
【0024】コンソールPCは、上記監視システムの運
用パラメータの設定,各監視装置への識別データの設定
などのネットワーク環境の設定を行なうコンピュータ装
置であり、上位自律監視装置TM3を起動したり、営業
終了後の下位自律監視装置TMXからの最終稼働データ
の集計,日報,釘調整,上位自律監視装置TM3からの
稼働データ収集,日報などをプリンタ出力する。また、
コンソールPCは、打ち止め開放,稼働イベントの検出
上下限値などの運用上のパラメータ設定を下位の監視装
置にダウンロードする機能を有している。
【0025】なお、図1に斜線を付して示す機器、下位
自律監視装置TMX,中位自律監視装置TPM,補助中
位自律監視装置TPMS,ルータRAおよび上位自律監
視装置TM3は、遊技店の閉店時である店休日や夜間に
おいても電源供給が行なわれる機器であり、24時間体
制で所轄のデータ収集、通信、ログ記録を実行する。更
に、図1に*を付して示す上位自律監視装置TM3およ
び中位自律監視装置TPMは、バッテリバックアップ回
路を内蔵しており、商用電源の供給がストップした停電
時においてもその機能を発揮することができる。
【0026】遊技データ補助収集装置TM1のプロセッ
サ12は、図3に示すように、3個のプロセッサを内蔵
した1チップタイプのプロセッサであり、実施例では、
東芝製ニューロンチップTMON3120を使用した。
このプロセッサ12は、メディアアクセス(以下、MA
Cと呼ぶ)CPU41、ネットワークCPU42、アプ
リケーションCPU43の3つのCPUを内蔵してい
る。また、これらのCPU41,42,43が共通に接
続されているアドレスおよびデータのためのコモンバス
44には、共有メモリであるRAM45、不揮発性のメ
モリであるEEPROM47、プログラムなどを予め格
納したROM49が接続されている。また、外部との入
出力を司るネットワーク通信ポート50およびI/Oポ
ート52も、このコモンバス44に接続されている。ネ
ットワーク通信ポート50は、所定の通信プロトコルに
則ったデータ通信を具現化するポートである。I/Oポ
ート52は、パチンコ遊技装置P1などの各種電装機器
に接続されたインタフェース回路15とのデータの入出
力を司っている。
【0027】EEPROM47は、不揮発性のメモリで
あって、ネットワーク構成およびアドレスの指定情報、
48ビットの識別コード、制御用のプログラム等を記憶
している。48ビットの識別コード以外は、プログラム
により書き換え可能である。識別コードは、製造過程で
改変不能に書き込まれるものであり、各チップ毎に異な
るコードを書き込むことができる。本実施例では、遊技
データ補助収集装置TM1の識別に用いているが、例え
ば遊技装置用制御装置PN1と遊技データ補助収集装置
TM1とが一体に構成されているのであれば、合計48
ビットの識別コードをいくつかのグループに分け、遊技
用制御装置のメーカー、機種、製造番号、設置ホールな
どの情報を各グループに割り当てることができる。この
識別コードは、ネットワークを介して外部から読み出す
ことができるので、どの情報をどのプロセッサ12が
(即ちどの遊技装置用制御装置PN1または遊技データ
補助収集装置TM1が)出力したかを容易に知ることが
できる。なお、遊技データ補助収集装置TM1のプロセ
ッサは、通常のノイマン型コンピュータを用いることも
何等差し支えないが、プロセッサ毎に異なる識別コード
を備え、この識別コードが改変不能なものであることが
望ましい。
【0028】また、このEEPROM47のプログラム
により書き換え可能である部分およびROM49には、
パチンコ遊技装置P1のとのデータのやりとりに必要な
プログラムが記憶されている。なお、この遊技データ補
助収集装置TM1と、パチンコ遊技装置P1用の遊技装
置用制御装置PN1とを一体に構成した場合には、この
EEPROM47やROM48内に、そのパチンコ遊技
装置における遊技規則、パチンコ遊技装置P1の遊技状
態に基づいてパチンコ遊技装置P1の各電装機器を次に
どの様に制御するかの規則が記憶される。この場合に
は、3つのCPU41〜43は、この遊技規則に基づい
てパチンコ遊技装置P1を制御することで、パチンコ遊
技の電子制御を達成する。もとより、パチンコ遊技装置
P1を制御するCPUは、この3つのCPU41〜43
と別個のプロセッサとし、これを同じボード上に搭載し
て電源や信号などの供給を図ることで一体化してもよい
し、更に合計4個のプロセッサを1チップ化することで
一体化を図っても良い。
【0029】このほか、プロセッサ12には、各CPU
41ないし43のクロックやリセットなどの制御信号を
出力する制御回路54も内蔵されている。なお、本実施
例では、RAM45やEEPROM47を内蔵したタイ
プのプロセッサ12を使用するものとしたが、コモンバ
ス44が外部に引き出されており、RAMやEEPRO
Mなどを外づけできるタイプのプロセッサ12を用いる
ことも可能である。また、データを不揮発的に記憶する
記憶手段として、この実施例ではEEPROMを使用し
たが、これに代えて、フラッシュROMや磁気的な記憶
手段などを用いることもできる。
【0030】既述したように、遊技データ補助収集装置
TM1、下位自律監視装置TMX、中位自律監視装置T
PM、上位自律監視装置TM3およびルータRA,RB
のいずれも、同一のアーキテクチャを有するプロセッサ
12を使用している。このため、各プロセッサ12のI
Dの管理や通信プロトコルの整合性などを容易を行なう
ことができる。従って、多数の下位自律監視装置TMX
を接続した大規模なネットワークシステムの開発も容易
である。また、各プロセッサ12には、上述した識別コ
ードが付与されているので、大規模なネットワーク上で
あっても特定のプロセッサの識別が容易であり、ネット
ワーク全体のセキュリティの向上に資することができ
る。この識別コードを利用して、遊技店監視ネットワー
クシステムを構成している上記各種機器、例えば下位自
律監視装置TMXと対応する遊技データ補助収集装置T
M1とは、互いを認識する制御を行なっている。これ
は、パチンコ遊技装置P1の設置時に、組み合わされた
下位自律監視装置TMXと遊技データ補助収集装置TM
1とが、互いの識別コードを送りあい、その後の通信に
おいては、識別コードを通信プロトコルの一部に加える
ことにより行なわれる。識別コードの照合を行なう上位
の機器は、設置時に認識した識別コード以外の識別コー
ドを備えたデータが下位の機器から送られてくると、以
後のデータを受け付けず、組合せの異常としてこれを外
部に報知する。
【0031】図4は、この識別コードの検証を行なう各
機器の上下関係を図解した説明図である。図示するよう
に最上位に位置づけされる上位自律監視装置TM3は、
中位自律監視装置TPMへ識別コードを要求し、これら
の機器は識別コードをその要求に応じて返信する。ま
た、中位自律監視装置TPMは、自らが管理する島にあ
る全ての遊技データ補助収集装置TM1,下位自律監視
装置TMXに対して識別コードを要求し、これらの機器
から返される識別コードを検証する。この様な識別コー
ドの照合は、機器間のデータ通信時および一定周期で行
なわれ、特に遊技データ補助収集装置TM1に対しては
大当たりおよびパチンコ遊技装置P1のエラー発生時に
も行なってセキュリティに万全を期している。また、遊
技データ補助収集装置TM1など所定の機器は、図1に
て既述のごとく、休日や夜間においては電源供給がスト
ップするが、この期間には識別コードの照合動作は中断
される。
【0032】また図5は、パチンコ遊技装置P1から得
られるセキュリティデータ及び遊技データの監視ネット
ワーク上での情報の流れを示した説明図である。図示す
るようにパチンコ遊技装置P1からのセキュリティデー
タは、遊技データ補助収集装置TM1を介することなく
直接的に下位自律監視装置TMXへ入力される(図2参
照)。そして、下位自律監視装置TMXは遊技データ補
助収集装置TM1を介して入力された遊技データと直接
入力されたセキュリティデータとからなる稼働データを
一旦蓄えると共に中位自律監視装置TPMへ出力する。
これらのデータを受け取る中位自律監視装置TPMは、
管理対象下にある下位自律監視装置TMXからの稼働デ
ータを、受け取った順にスタックに入れて記憶し、この
稼働データを、スタックされた順あるいはその情報内容
に応じた優先順で上位自律監視装置TM3へ出力する。
これにより、夜間の給電機器が限定された監視システム
においても確実にパチンコ遊技装置P1のROMの改竄
などの不正の検出が可能となる。
【0033】なお、プロセッサ12の3個のCPU41
ないし43は、図6に示すように、RAM45やEEP
ROM47を共有メモリとして利用することにより、デ
ータを相互にやり取り可能である。アプリケーションC
PU43がI/Oポート52を介して、種々のデータを
機器が取り込み、これをバッファに書き込むと、ネット
ワークCPU42は、このバッファを参照することによ
り、これらのデータを読み出してネットワークバッファ
に書き込むことができる。ネットワークバッファに書き
込まれたデータは、MACCPU41から参照可能であ
り、MACCPU41は、これらのデータを通信ポート
50を介して外部に出力することができる。なお、逆の
経路を辿ることにより、通信ポート50を介してネット
ワーク上から読み込んだデータを、アプリケーションC
PU43を介して、パチンコ遊技装置P1の各種電装機
器(例えば遊技球発射装置)に出力することも可能であ
る。
【0034】以上の様に構成される本実施例の遊技店監
視ネットワークシステムにて実行される処理について次
に説明する。図7は、コンソールPCを操作して遊技店
監視ネットワークシステムの動作モードを営業時動作モ
ードあるいは非営業時動作モードに切り替える際、その
コンソールPCにて処理されるプログラムである。この
動作モードの切り替えは、遊技店監視ネットワークシス
テムのスーパバイザだけに許可されるものとするため、
コンソールPCに対して所定のパスワード入力あるいは
IDカード照会などを経た後に行なわれる。このプログ
ラム処理が開始されるとコンソールPCは、何れの動作
モードに移行するかを判断し(ステップ10)、その判
断結果に応じて営業時動作モード処理(ステップ20)
あるいは非営業時動作モード処理(ステップ30以降)
を択一的に選択して本プログラムを終了する。
【0035】ここで、ステップ10における動作モード
の判断は、コンソールPCへのキー入力により判断した
り、あるいはコンソールPCが電源立ち上げ時であれば
自動的に営業時動作モードと判断し、電源断時であれば
自動的に非営業時動作モードと判断するものとしてもよ
い。
【0036】ステップ20の営業時動作モード処理と
は、図1にて説明したように常時電源が投入されている
上位自律監視装置TM3,中位自律監視装置TPM,下
位自律監視装置TMX,ルータRAを除く遊技店監視ネ
ットワークシステムの構成機器、すなわちパチンコ遊技
装置P1、遊技データ補助収集装置TM1およびルータ
RBの電源を立ち上げ、これらの機器の初期化処理や内
部時計の時刻合わせなどの初期設定を行なって稼働状態
とすることである。これにより、遊技店監視ネットワー
クシステムは、一般のネットワークシステム同様にパチ
ンコ遊技装置P1の状態監視を集中的にかつリアルタイ
ムで行なうことができる。なお、営業時動作モード中
に、停電などによりシステムの電源供給が失われる場合
があり得るが、本実施例では、中位自律監視装置TPM
等がバッテリバックアップされているので、営業中のデ
ータの大部分は失われることがない。
【0037】一方、ステップ30以降の非営業時動作モ
ード処理とは、本実施例の遊技店監視ネットワークシス
テムに特有のモードであり、コンソールPCは上位自律
監視装置TM3に遊技データ補助収集装置TM1および
下位自律監視装置TMXに残っている稼働実績データお
よびイベント実績データを中位自律監視装置TPMを介
してポーリング収集することを命じ、上位自律監視装置
TM3からの返信を待つ(ステップ30)。そして、上
位自律監視装置TM3によるデータ収集が完了するとコ
ンソールPCは、パチンコ遊技装置P1、遊技データ補
助収集装置TM1、ルータRBの電源を切り(ステップ
32)、未だに稼働中である上位自律監視装置TM3、
中位自律監視装置TPMおよび下位自律監視装置TMX
に非営業時動作モードへ移行することを指令して自らの
電源を落とし(ステップ34)、本プログラムを終了す
る。
【0038】図8は遊技店監視ネットワークシステムが
非営業時動作モードへ移行したとき上位自律監視装置T
M3,中位自律監視装置TPMおよび下位自律監視装置
TMX(以下、これらを単に監視ノードTMという)に
て実行される通報要求プログラム、この通報要求プログ
ラムからの通報要求を受けて起動される通信プログラム
のフローチャートである。
【0039】前述のように夜間の非営業時には、監視ノ
ードTMは自律的に自身が所轄するパチンコ遊技装置P
1のセキュリティデータのみを収集し、これをログとし
て管理するための情報入力を行なう(ステップ10
0)。そして、ここで入力したセキュリティデータを所
定の基準に基づいて判断し(ステップ110)、そのデ
ータに、第三者機関への通報が必要と認められる異常が
含まれていると判定したときには、中位自律監視装置T
PMを介して上位自律監視装置TM3に対しその異常内
容と通報要求を出力する(ステップ120)。その後、
ステップ100にて入力したデータをログとして記憶、
管理する(ステップ130)。ここで、ステップ110
にいう第三者機関への通報が必要と認められるの異常と
は、遊技店が閉店している夜間・休日においては、下位
自律監視装置TMXがパチンコ遊技装置P1の金枠ある
いは機枠の開放を検出したとき、下位自律監視装置TM
Xあるいは中位自律監視装置TPMからの定時通信が不
通あるいは識別コードの照合が不調であるときである。
また、遊技店が営業中においては、何れかの監視ノード
TMの識別コードの照合が不調であるときである。
【0040】何れかの監視ノードTMから通報要求を受
けた上位自律監視装置TM3は、通信プログラムを起動
してその監視ノードTMから送信されてくる異常データ
を入力する(ステップ200)。そして、予め定められ
ている電話番号にオートログオンしてステップ200に
て入力した異常データに基づいた第三者通報を実行する
(ステップ210)。ここで第三者通報とは、本実施例
においては、公衆回線に接続されたパーソナルコンピュ
ータへの警報メッセージ送信または警備会社への電話機
による音声通告の2種類が用意されており、ステップ1
20の通報要求にて判断される異常内容に応じて何れか
の通報が自動選択される。
【0041】以上、説明したように、本実施例の遊技店
監視ネットワークシステムは、遊技店の営業データをリ
アルタイムに監視するために既設のネットワークを利用
し、このネットワークに接続される監視ノードTMを非
営業時動作モードにおいても動作させるという運用モー
ドを用意するだけで、パチンコ遊技装置P1に対して行
なわれる様々な不正(例えばROMの交換など)を、昼
夜を問わず検出することができる。ROMの交換といっ
た不正は、夜間などの非営業時間に行なわれることが多
いので、こうした監視システムの有用性は高い。
【0042】しかも、監視ノードTMは、自律的に所轄
の実績データおよびイベントデータを収集し、ログとし
て管理するようにプログラムされている。このため、遊
技店監視ネットワークシステムを構成する各ノードは、
それぞれが分散的に情報処理負荷を担うことになり、安
価なマイクロコンピュータを使用した廉価なシステムと
して構築することができる。また、実施例の遊技店の規
模に左右されず、より小規模から極めて大規模な遊技店
に適合した遊技店監視ネットワークシステムを簡単、廉
価に構築することができる。
【0043】また、監視ノードTMの中で各種の遊技装
置との相性が問題となる下位自律監視装置TMXは、パ
チンコ遊技装置P1からのセキュリティデータのみを直
接入力し、遊技装置や遊技規則毎にデータ形式が異なる
遊技データは遊技データ補助収集装置TM1を介して入
力する構成である。このため、本実施例の監視ネットワ
ークシステムは、パチンコ遊技店に設置される各種のパ
チンコ遊技装置に適合することが容易であり、パチンコ
遊技装置P1の機種変更にも簡単に対処することができ
る。また、パチンコ遊技店にパチンコ遊技装置ばかりで
なくスロットル遊技装置などが併設される場合であって
も、遊技装置とのインターフェイス部分を担当する遊技
データ補助収集装置TM1の改変のみで対応することが
できる。
【0044】また、監視ノードTMにより異常が検出さ
れたときには、その異常内容に応じて上位自律監視装置
TM3の通信プログラムが作動し、単に外部コンピュー
タにその異常内容を記録するに止めるか、あるいは警備
会社に通報するかを判断している。従って、遊技店が閉
店している夜間あるいは休日であっても、異常内容に応
じた適切な対処が可能となる。この結果、徒に監視員を
増員・配置する必要がない。
【0045】更に、監視ノードTMは、下位・中位・上
位の自律監視装置として階層化構成され、その一部を夜
間監視用、停電時のバッテリバックアップ回路内蔵にと
機能を分化させている。このため、実施例の遊技店監視
ネットワークシステムは、そのネットワーク接続の配線
も簡略化されると共に各機器間の通信負荷も大幅に軽減
され、遊技店の商用電源を落とすような大がかりな不正
や停電時においても確実に不正を検出することができ
る。
【0046】また、多数の遊技店監視ネットワークシス
テムを構成する各機器に識別コードが付与され、この識
別コードの照合をも異常判断の対象としているため、プ
ログラム改竄やCPU取り替えなどの極めて悪質な不正
行為も確実に検出することができる。
【0047】なお、本実施例では各島に営業ネットワー
クBNおよび監視ネットワークCNの二種類のネットワ
ークを配線する構成について説明したが、これはネット
ワーク通信が円滑に行なわれるように通信機器を分散化
した一例である。従って、遊技店監視ネットワークシス
テムを構成する各機器の通信速度、ネットワークの情報
伝送効率などが許す範囲においてネットワーク配線を単
純化してもよい。構成を単純化した実施例を図9に例示
する。この実施例では、図9に示したように、ルータR
Bを省略し、監視ネットワークCNおよび営業ネットワ
ークBNを直接ルータRAに接続する構成としている。
また、中位自律監視装置TPMを各監視ネットワークC
Nに接続する構成に代えて、基幹ネットワークSNに接
続する構成とし、必要なデータは、基幹ネットワークS
NおよびルータRAを介して取得するものとした。一つ
のルータRAがサポートできる端末の数が、CN,BN
に接続された下位自律監視装置TMX,遊技データ補助
収集装置TM1など、このネットワークに接続された端
末の合計数に対して充分であれば、かかる構成により、
第一実施例と同様の処理を行なうことができる。
【0048】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこの様な実施例になんら限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。例えば、パチンコ遊
技装置P1の裏面に取り付けられる遊技装置用制御装置
PN1と遊技データ補助収集装置TM1とを同一マイク
ロコンピュータにより構成してもよい。すなわち、両者
を同じボード上にまとめて電源や信号などを共有する構
成としても良いし、処理を行なうプロセッサを1チップ
化しても良い。あるいは、遊技規則などを記憶,実行す
る遊技装置用制御装置PN1に処理機能に余裕がある場
合、その余裕部分を利用して下位自律監視装置TMXと
の情報通信プロトコルの整合を取る遊技データ補助収集
装置TM1として機能させる構成としてもよい。この様
に構成すれば、総ての遊技装置に対して遊技店監視ネッ
トワークシステムは普遍の構成として適用することがで
きる。また、本発明は、スロットマシン等、他の遊技機
器の不正検出にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の遊技店監視ネットワークシステムの全
体構成図である。
【図2】その遊技店監視ネットワークシステムにおける
パチンコ遊技装置周りの機器構成の説明図である。
【図3】遊技データ補助収集装置TM1に用いたプロセ
ッサ12の内部構成を示すブロック図である。
【図4】監視ノード相互間にて行なわれる識別コード照
会の説明図である。
【図5】監視ノード相互間にて行なわれるセキュリティ
データと遊技データとの情報の流れ説明図である。
【図6】プロセッサ12内の3個のCPU41ないし4
3が共有メモリによりデータを共有する関係を示す説明
図である。
【図7】コンソールPCにて処理される遊技店監視ネッ
トワークシステムの動作モード切替プログラムのフロー
チャートである。
【図8】実施例の監視ノードおよび上位自律監視装置T
M3にて実行される処理を示したフローチャートであ
る。
【図9】ネットワークの構成を簡略化した実施例を示す
全体構成図である。
【符号の説明】
12…プロセッサ 15…インタフェース回路 17…通信ポート 22…プロセッサ 25…インタフェース回路 27…通信ポート 32…玉補給装置 37…ランプ群 38…受け皿 39…ハンドル 40…遊技盤 41…MACCPU 42…ネットワークCPU 43…アプリケーションCPU 44…コモンバス 45…RAM 47…EEPROM 48…ROM 49…ROM 50…ネットワーク通信ポート 52…I/Oポート 54…制御回路 BN…営業ネットワーク CN…監視ネットワーク P1…パチンコ遊技装置 PC…コンソール PN1…遊技装置用制御装置 RA…ルータ RB…ルータ SN…基幹ネットワーク TM…監視ノード TM1…遊技データ補助収集装置 TM3…上位自律監視装置 TMX…下位自律監視装置 TPM…中位自律監視装置 TPMS…補助中位自律監視装置 TPMS…予備中位自律監視装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店に多数設置される各遊技装置を監
    視する多数の遊技装置監視手段をネットワーク接続し、
    該ネットワークを通じて前記各遊技装置監視手段と通信
    する集中監視手段により前記遊技店における各遊技装置
    の状況を集中的に監視する遊技店監視ネットワークシス
    テムであって、 前記遊技装置監視手段は、 前記各遊技装置の近傍に配置され、該各遊技装置の少な
    くともセキュリティ情報を前記ネットワークを介して前
    記集中監視手段と通信する装置監視手段と、 前記遊技装置に取り付けられ、前記装置監視手段による
    情報収集および/または情報処理を補助する補助監視手
    段とを備える遊技店監視ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記補助監視手段は、前記遊技装置の遊
    技規則を記憶し、該遊技規則に基づいて該遊技装置を制
    御する遊技装置用制御手段と一体に設けられた請求項1
    記載の遊技店監視ネットワークシステム。
JP9093224A 1997-03-26 1997-03-26 遊技店監視ネットワークシステム Pending JPH10263185A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204878A (ja) * 2001-10-25 2002-07-23 Neuron:Kk 信号読取処理装置
JP2006314574A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Abilit Corp 遊技機

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JP2002204878A (ja) * 2001-10-25 2002-07-23 Neuron:Kk 信号読取処理装置
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