JPH10263181A - 防犯機能付き台間玉貸し機及びそれを用いたパチンコ店の防犯システム - Google Patents

防犯機能付き台間玉貸し機及びそれを用いたパチンコ店の防犯システム

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JPH10263181A
JPH10263181A JP7008997A JP7008997A JPH10263181A JP H10263181 A JPH10263181 A JP H10263181A JP 7008997 A JP7008997 A JP 7008997A JP 7008997 A JP7008997 A JP 7008997A JP H10263181 A JPH10263181 A JP H10263181A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的な負担が少なく、犯行現場に極力近い
位置で不正行為を撮像可能な防犯機能付き台間玉貸し機
及びそれを用いたパチンコ店の防犯システムを提供す
る。 【解決手段】 パチンコ台1の側方に隣接配置される台
間玉貸し機2に、該パチンコ台1の周辺を撮像する撮像
手段5を設け、パチンコ台1と台間玉貸し機2の少なく
とも一方への不正行為に関連する操作を検出するための
検出手段からの出力に基づいて、不正行為がなされてい
るパチンコ台1の周辺を撮像手段5で撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ台や台間
玉貸し機に対する不正を取り締まるための防犯機能付き
台間玉貸し機及びそれを用いたパチンコ店の防犯システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパチンコ店では、席を離れずとも
玉を借りれるように、パチンコ台毎に専用の台間玉貸し
機を設け、利用者の利便性を図っている。通常、この種
の台間玉貸し機は、新装開店等のためパチンコ台を交換
する場合でも、交換しないで継続使用されている。
【0003】ところで、パチンコ台に対する不正行為と
して、パチンコ台に対して高出力の電波を作用させた
り、高電圧の電流を流したりして、パチンコ台を制御す
るためのCPUを誤動作させる不正行為や、パチンコ台
を制御するためのROMを、特定の変則的な打ち方(以
下、変則打ちという)により大当たりになるように改造
した、所謂セットROMに交換する不正行為が横行して
いる。
【0004】このようなことからパチンコ店の適所に防
犯カメラを設置して、不正行為の牽制や不正行為者の特
定に利用することが一般になされている。また、最近で
はパチンコ台自体に無線機等から出力される電波を受信
する受信手段を設け、受信手段で受信した電波が所定の
敷い値以上の場合には、電波による不正行為がなされて
いるとして、警告を発するように構成したり、セットR
OMによる不正行為を防止するため、セットROMを検
出するためのチェッカーを組み込んだりする、と言った
対策が講じられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、不正行為を
発見した場合には、防犯カメラで撮像した映像で、犯行
を立証することになるが、通常、防犯カメラは、天井付
近から店内を撮像するため、斜め上からの映像しか得ら
れないので、犯人を特定には十分ではないことがある。
また、今最も問題になっているセットROMへの交換に
よる不正行為においても、防犯カメラに実行犯が写らな
いようにするため、複数人で共謀して不正行為が行われ
ることもあり、熟練のゴト師になると、1分程度で交換
できるため、防犯カメラだけでは犯人を特定できないこ
とが多い。更に、ROM交換による不正行為は、パチン
コ店の内部事情に詳しい店員や警備員等を抱き込んで行
われることもあり、このようなケースにおいては、犯行
の立証が更に困難になる。一方、パチンコ台自体に防犯
カメラを組付けて、できるだけ近くで犯行現場を撮像す
ることも考えられるが、パチンコ台は例えば1年使用す
る毎に交換する関係上、このような防犯装置を組み込む
と、多大な経済的負担をパチンコ店の経営者に強いるこ
とになる。また、パチンコ台に対して新たな機器を組み
込む場合には、その都度認可を受ける必要があり、その
手続きが煩雑になると言う問題もある。
【0006】本発明の目的は、経済的な負担が少なく、
犯行現場に極力近い位置で不正行為を撮像可能な防犯機
能付き台間玉貸し機及びそれを用いたパチンコ店の防犯
システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
防犯機能付き台間玉貸し機は、パチンコ台の側方に隣接
配置される台間玉貸し機に、該パチンコ台の周辺を撮像
する撮像手段を設け、パチンコ台と台間玉貸し機の少な
くとも一方への不正行為に関連する操作を検出するため
の検出手段からの出力に基づいて、不正行為がなされて
いるパチンコ台の周辺を撮像手段で撮像するものであ
る。つまり、この台間玉貸し機では、検出手段からの出
力に基づいて、不正行為がなされているパチンコ台の周
辺を撮像手段で撮像し、撮像内容を確認することで、不
正行為者を特定することが可能となる。しかも、台間玉
貸し機はパチンコ台の側方に配置される関係上、例えば
遊戯者の目の高さ位置付近に撮像手段を設けることで、
不正行為者を鮮明に撮像することが可能となる。
【0008】請求項2記載のように、パチンコ台の右隣
に配置される台間玉貸し機の撮像手段で、該パチンコ台
の周辺を撮像するように構成してもよい。つまり、パチ
ンコ台は、通常右開きに構成されているので、撮像手段
をパチンコ台の右側に配置することで、開いたパチンコ
台に邪魔されることなく、パチンコ台の裏側を操作して
いる人を確実に撮像することが可能となる。
【0009】請求項3記載のように、パチンコ台を開放
したときにその開口部側に向くように、台間玉貸し機の
後部に撮像手段を設けてもよい。この場合には、パチン
コ台に組付けられた正規のROMをセットROM等に交
換するなどの、パチンコ台の裏面機器に対する不正行為
を撮像できる。また、この場合には、パチンコ台を開放
しないで行われる不正行為を撮像することはできない
が、撮像手段に対する悪戯等を防止できる。
【0010】請求項4記載のように、検出手段により、
異常電波、異常電圧、パチンコ台の開放、パチンコ台の
前面ガラスの開放、変則打ち、異常出玉、変造又は偽造
貨幣の使用、不正カード使用の少なくとも1つを検出す
ることが考えられる。つまり、異常電波、異常電圧に基
づいて、パチンコ台制御用の電子回路を誤動作させるこ
とによる不正行為を検出し、パチンコ台の開放操作に基
づいて、正規ROMからセットROMへの交換による不
正行為を検出し、パチンコ台の前面ガラスの開放操作に
基づいて、釘操作による不正行為を検出し、変則打ちに
基づいて、セットROMが不正に組付けられているパチ
ンコ台に対する不正行為を検出し、異常出玉に基づい
て、不正行為等によるパチンコ台の異常動作を検出し、
変造又は偽造貨幣の使用や不正カード使用に基づいて、
カードや貨幣による不正行為を検出することになる。
【0011】請求項5に係るパチンコ店における防犯シ
ステムは、請求項1〜4のいずれか1項記載の防犯機能
付き台間玉貸し機を備えたパチンコ店における防犯シス
テムであって、撮像手段で撮像した映像を録画する録画
手段と、検出手段からの出力信号を常時受けて、不正行
為が検出されたときに、撮像手段からの映像を録画手段
に順次録画させる制御手段とを備えたものである。この
防犯システムでは、検出手段により不正行為が検出され
たときに、録画手段を作動させて、不正行為が行われて
いるパチンコ台の周辺の映像を順次録画させることにな
る。録画手段は、各台間玉貸し機に個別に設けることも
可能であるが、同時に多数のパチンコ台で不正行為がな
されることはほとんどないので、少数の録画手段を共用
させることで、録画手段の設置台数を少なくできる。
【0012】請求項6記載のように、制御手段では、不
正行為を検出した台間玉貸し機を中心とした一定範囲内
の台間玉貸し機の撮像手段を作動させ、これら複数の撮
像手段からの映像を録画手段に夫々録画させることが好
ましい。つまり、セットROMの交換等は、1台のパチ
ンコ台を複数人で取り囲んで交換する場合があるので、
一定範囲内の台間玉貸し機の撮像手段を作動させること
で、種々の方向から不正行為者を撮像するこが可能とな
る。
【0013】請求項7記載のように、撮像手段からの映
像データを一定時間、順次更新しながら記憶する記憶手
段を各撮像手段に対応させて設け、検出手段により不正
行為が検出されると、記憶手段に記憶された映像データ
を録画手段に順次録画させることが好ましい。つまり、
撮像手段のレンズ部分を手で覆い隠したり、塗料等をス
プレー塗布した状態で、不正行為を行っても、不正行為
が検出される前からの映像データが記憶手段に記憶され
ているので、これに基づいて不正行為者を特定すること
が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1、図2に示すように、
パチンコ店の各島の壁部にはパチンコ台1と台間玉貸し
機2とが交互に設けられ、パチンコ台1に対しては左隣
の台間玉貸し機2から供給パイプ3を介してパチンコ玉
が供給されるように構成されている。また、図3に示す
ように、台間玉貸し機2にはパチンコ台1の前側を撮像
するための撮像手段5が設けられ、パチンコ台1や台間
玉貸し機2には不正行為に関連する操作を検出するため
の検出手段としての種々のスイッチや手段10〜17が
付設され、台間玉貸し機2やパチンコ店の制御手段4で
は、これらスイッチや手段10〜17からの出力に基づ
いて不正行為を見い出した場合には、撮像手段5により
該不正行為の発生したパチンコ台1付近を撮像させ、こ
れを録画手段6で録画するように構成されている。
【0015】撮像手段5は、電荷結合素子からなるCC
Dカメラを主体に構成され、図2に示すように左隣のパ
チンコ台1の前側を撮像し得るように台間玉貸し機2の
全面パネルに取付けられている。つまり、パチンコ台1
は右開きに壁部に取付けられる関係上、右隣のパチンコ
台1の前側を撮像手段5で撮像しようとすると、パチン
コ台1が撮像エリアEを遮って、開放したパチンコ台1
の裏面機器7を操作する人を撮像できないことがあるの
で、左隣のパチンコ台1の前側を撮像するように配置す
ることが好ましい。撮像手段5の高さは、遊戯者の略目
の高さ位置に設定することが、不正行為者の顔を鮮明の
撮像出来るので好ましい。但し、撮像方向を切り換えれ
るように構成してもよい。また、夜間に不正行為が発生
することも考えられるので、撮像手段5として暗視カメ
ラや赤外線カメラを用いることも可能である。更に、撮
像手段5のレンズとして、広角レンズを用いてもよい。
更にまた、1台の台間玉貸し機2に対して複数の撮像手
段5を設け、種々の方向から不正行為者を撮像してもよ
い。
【0016】録画手段6は、撮像手段5から出力される
動画像や静止画像を録画するためのもので、各台間玉貸
し機2に対して設けることも可能であるが、同時に多数
の不正行為が発生することはほとんどないので、例えば
10〜20台程度の録画手段6を設けて、録画手段6を
共用させることが経済的で好ましい。また、パチンコ店
の管理室等にこれら複数の録画手段6を設置して集中管
理させてもよい。
【0017】本実施例では、パチンコ台1や台間玉貸し
機2に対する不正行為として、次のような不正行為を検
出するように構成されている。 台間玉貸し機2に対して偽造や変造した硬貨や貨幣を
使用する不正行為 変造処理を施したプリペイドカードを使用する不正行
為 異常電波や異常電圧をパチンコ台1に作用させて、パ
チンコ台1の電子回路を誤動作させる不正行為 パチンコ台1に組付けられた正規のROMを不正処理
を施した裏ROMやセットROMに交換する不正行為 ポケット等に玉が入り易くなるようにパチンコ台1の
釘を調整する不正行為 既にセットROMが組み込まれてしまったパチンコ台
1に対して変則打ちを行う不正行為 パチンコ台1の動作不良等による異常出玉 但し、前述した以外に、パチンコ台1を叩いたり揺すっ
たりする等の種々の不正行為を見い出すように構成する
ことも可能である。
【0018】前述のような不正行為を検出するため、台
間玉貸し機2及びパチンコ台1は、次のように構成され
ている。図3のブロック図及び図4に示すように、台間
玉貸し機2は、紙幣や硬貨を判別するための現金判別手
段10と、プリペイドカードを判別するためのカード判
別手段11とを備えている。尚、台間玉貸し機2とし
て、現金専用やカード専用のものを用いることも可能で
ある。
【0019】現金判別手段10は、紙幣や硬貨を検査す
るための光センサーなどを備えた一般的な構成のもの
で、この現金判別手段10での不正行為が検出され
る。また、カード判別手段11は、プリペイドカードに
対する変造処理を検査するための、光センサーや磁気情
報を読み取るリーダーなどを備えた一般的な構成のもの
で、このカード判別手段11での不正行為が検出され
る。
【0020】パチンコ台1には、不正行為を検出するた
め、外部の無線機等から出力された電波を受信するため
の受信機12と、外部から受けた高電圧を検出するため
の電圧検出手段13と、パチンコ台1の開放を検出する
ためのマイクロスイッチ等からなる検出スイッチ14
と、パチンコ台1の前面ガラス8の開放を検出するため
のマイクロスイッチ等からなる検出スイッチ15等が付
設されている。また、パチンコ台1には、ハンドル9
(図1参照)の操作によりON状態となる遊戯スイッチ
16、出玉量を測定する測定手段17等が設けられてい
る。但し、受信機12と電圧検出手段13と検出スイッ
チ14は台間玉貸し機2に設けることも可能である。
【0021】の不正行為に関して;受信機12からの
出力が所定の敷い値以上になったときや、電圧検出手段
13で検出される電圧が所定電圧以上になったときに、
パチンコ台1の電子回路が誤動作するので、受信機12
と電圧検出手段13からの出力を用いて検出する。 の不正行為に関して;正規のROMを不正処理を施し
た裏ROMやセットROMに交換するためには、パチン
コ台1の開放する必要があるので、パチンコ台1の開放
を検出するための検出スイッチ14からの信号に基づい
て検出する。但し、ROM交換時には、パチンコ台1に
一時的に動作不良が発生するので、これに基づいて裏R
OMやセットROMの交換を検出させてもよい。この場
合には、店員が単にパチンコ台1の動作不良を調整する
ために、パチンコ台1を開放操作したときには、不正行
為と判定されないので、無駄な録画が少なくなり、録画
内容のチェックが楽になる。
【0022】の不正行為に関して;パチンコ台1の釘
を調整するためには、パチンコ台1の前面ガラス8を開
放する必要があるので、パチンコ台1の前面ガラス8の
開放を検出するための検出スイッチ15からの信号に基
づいて検出する。 の不正行為に関して;変則打ちでは、通常一定時間遊
戯を中断させる必要があるので、パチンコ台1が遊戯状
態にあるか否かを検出する遊戯スイッチ16からの信号
に基づいて検出する。但し、変則打ちには種々の弾球方
法が有るので、パチンコ玉を打つための弾球手段からの
信号を受けて、弾球方法が所定のパターンになった時
に、不正行為が発生していると判定させてもよい。の
不正行為に関しては、出玉量を測定する測定手段17か
らの信号を受けて、例えば大当たり状態でもないのに、
出玉が続く様な場合に不正行為が発生していると検出す
る。
【0023】これらの不正行為を検出するための手段や
スイッチ類の信号は、パチンコ店のメイン制御手段、各
島に設置されている制御手段、パチンコ台1や台間玉貸
し機2に設けた制御手段のいずれかの制御手段4に入力
されて、〜の不正行為であるか否かが判定され、不
正行為であると判定されると、不正行為が発生している
パチンコ台1に隣接配置した台間玉貸し機2の撮像手段
5で、該パチンコ台1の前側を撮像させて、録画手段6
により撮像内容を録画させ、必要に応じて店員に対して
警告を発することになる。そして、店員は、録画内容を
再生して、不正行為者を特定することになる。
【0024】尚、不正行為が発生している間だけ、撮像
手段5や録画手段6を作動させるように構成してもよい
が、異常電波や異常電流による不正行為は、一瞬で不正
行為が終わって仕舞うので、不正行為の発生後、一定時
間撮像手段5や録画手段6を作動させるようにしてもよ
い。また、不正行為が発生したパチンコ台1付近の複数
の撮像手段5を作動させ、種々の角度から不正行為者を
撮像してもよい。更にまた、台間玉貸し機2を経由して
パチンコ台1に給電するように構成し、不正行為が発生
したときには、店員によりリセットスイッチ(図示略)
が操作されるまで、パチンコ台1や台間玉貸し機2への
給電を切るように構成してもよい。但し、パチンコ台1
の開放や前面ガラス8の開放に基づいて不正行為を検出
する場合には、パチンコ台1の動作不良を直すために、
店員が行うパチンコ台1や前面ガラス8の開放操作が検
出されている可能性もあるので、給電状態を維持するよ
うに構成するこが好ましい。
【0025】ところで、前述のように撮像手段5を遊戯
者の手近に配置させると、撮像手段5のレンズを手で覆
ったり、塗料等をスプレー塗布して覆ったりした状態
で、不正行為がなされることも考えられるので、撮像手
段5に一定時間の映像データを順次更新しながら記憶す
る記憶手段を設け、検出手段で不正行為が検出されてか
ら、記憶手段に記憶された映像データを録画手段6に順
次記憶させ、レンズを覆った不正行為者を特定できるよ
うに構成してもよい。
【0026】また、図5に示すように、台間玉貸し機2
の後部に撮像手段5Aを設け、パチンコ台1が開放され
たときに、その開口部からパチンコ台1の裏面機器7を
操作する不正行為者を撮像するように構成してもよい。
この場合には、パチンコ台1の左側の撮像手段5Aで該
パチンコ台1の開口部側を撮像することが好ましい。こ
のように台間玉貸し機2の後部に撮像手段5Aを設ける
と、パチンコ台1を開放しないかぎり、撮像手段5のレ
ンズを覆うことが出来ないので、少なくともレンズが覆
われるまでの期間において、確実に不正行為者を撮像す
ることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る防犯機能付き台間玉貸し機
によれば、パチンコ台の台替えと無関係に継続使用され
る台間玉貸し機に撮像手段を設けてあるので、パチンコ
台自体に撮像手段を設けた場合と比較して、経済的な負
担が少なくなり、しかも犯行現場近くでの撮像となるの
で、不正行為者を鮮明に撮像することが可能となる。請
求項2記載のように構成すると、パチンコ台を閉鎖した
状態での不正行為を確実に撮像できるとともに、パチン
コ台を開いてその裏側を操作している人を、開いたパチ
ンコ台に邪魔されることなく、確実に撮像することが可
能となる。
【0028】請求項3記載のように構成すると、パチン
コ台を閉鎖した状態での不正行為は撮像できないが、パ
チンコ台を開放して行われる、セットROMや裏ROM
の交換などのパチンコ台の裏面機器に対する不正行為を
確実に撮像できる。また、パチンコ台を開放しないと、
撮像手段に触れることができないので、撮像手段に対す
る悪戯等も防止できる。請求項4記載のように構成する
と、パチンコ台や台間玉貸し機に対する種々の不正行為
を検出し、これら不正行為を行った不正行為者を撮像す
ることが可能となる。
【0029】請求項5に係るパチンコ店における防犯シ
ステムによれば、検出手段により不正行為が検出された
ときに、録画手段を作動させて、不正行為が行われてい
るパチンコ台の周辺の映像を順次録画させるので、録画
内容を確認することで、不正行為者を特定することが可
能となる。また、録画手段の台数を少なくすることが可
能となり、経済的負担を極力少なくできる。請求項6記
載のように構成すると、複数の撮像手段を同時に作動さ
せて種々の角度から不正行為を撮像できるので、不正行
為者が複数人の場合でも、容易にこれら複数の不正行為
者を特定することが可能となる。
【0030】請求項7記載のように構成すると、検出手
段により実際に不正行為が検出される前の映像データが
記憶手段に記憶されることになるので、撮像手段のレン
ズ部分を手で覆い隠したり、塗料等をスプレー塗布した
状態で、不正行為を行っても、記憶手段に記憶された映
像データを確認することで、不正行為者を特定すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ台及び台間玉貸し機の斜視図
【図2】 パチンコ台及び台間玉貸し機の平面図
【図3】 パチンコ台及び台間玉貸し機の制御系のブロ
ック図
【図4】 台間玉貸し機の斜視図
【図5】 撮像手段の取付け位置を変更した変形例に係
る図2相当図
【符号の説明】
1 パチンコ台 2 台間玉貸し機 3 供給パイプ 4 制御手段 5 撮像手段 6 録画手段 7 裏面機器 8 前面ガラス 9 ハンドル 10 現金判別手段 11 カード判別手段 12 受信機 13 電圧検出手段 14 検出スイッチ 15 検出スイッチ 16 遊戯スイッチ 17 測定手段 5A 撮像手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ台の側方に隣接配置される台間
    玉貸し機に、該パチンコ台の周辺を撮像する撮像手段を
    設け、パチンコ台と台間玉貸し機の少なくとも一方への
    不正行為に関連する操作を検出するための検出手段から
    の出力に基づいて、不正行為がなされているパチンコ台
    の周辺を撮像手段で撮像する防犯機能付き台間玉貸し
    機。
  2. 【請求項2】 パチンコ台の右隣に配置される台間玉貸
    し機の撮像手段で、該パチンコ台の周辺を撮像する請求
    項1記載の防犯機能付き台間玉貸し機。
  3. 【請求項3】 パチンコ台を開放したときにその開口部
    側に向くように、台間玉貸し機の後部に撮像手段を設け
    た請求項1又は2記載の防犯機能付き台間玉貸し機。
  4. 【請求項4】 検出手段により、異常電波、異常電圧、
    パチンコ台の開放、パチンコ台の前面ガラスの開放、変
    則打ち、異常出玉、変造又は偽造貨幣の使用、不正カー
    ド使用の少なくとも1つを検出する請求項1〜3のいず
    れか1項記載の防犯機能付き台間玉貸し機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の防犯
    機能付き台間玉貸し機を備えたパチンコ店における防犯
    システムであって、 撮像手段で撮像した映像を録画する録画手段と、 検出手段からの出力信号を常時受けて、不正行為が検出
    されたときに、撮像手段からの映像を録画手段に順次録
    画させる制御手段と、 を備えたパチンコ店における防犯システム。
  6. 【請求項6】 制御手段では、不正行為を検出した台間
    玉貸し機を中心とした一定範囲内の台間玉貸し機の撮像
    手段を作動させ、これら複数の撮像手段からの映像を録
    画手段に夫々録画させる請求項5記載のパチンコ店にお
    ける防犯システム。
  7. 【請求項7】 撮像手段からの映像データを一定時間、
    順次更新しながら記憶する記憶手段を各撮像手段に対応
    させて設け、検出手段により不正行為が検出されると、
    記憶手段に記憶された映像データを録画手段に順次録画
    させる請求項5又は6記載のパチンコ店における防犯シ
    ステム。
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