JPH10262626A - 殺菌装置 - Google Patents
殺菌装置Info
- Publication number
- JPH10262626A JPH10262626A JP9073045A JP7304597A JPH10262626A JP H10262626 A JPH10262626 A JP H10262626A JP 9073045 A JP9073045 A JP 9073045A JP 7304597 A JP7304597 A JP 7304597A JP H10262626 A JPH10262626 A JP H10262626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- liquid
- heating
- heat exchanger
- cooling medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換器の被処理液側の圧力を加熱又は冷却
媒体側の圧力と比較して高圧に保持し、被処理液に媒体
が混入することのない安定した殺菌装置を提供する。 【解決手段】 加熱又は冷却媒体を媒体タンク６からポ
ンプにより熱交換器１の加熱又は冷却媒体側流路２へ送
り、被処理液を液タンク４から送液ポンプ５により熱交
換器１の被処理液側流路３を経て次工程へ送るように
し、伝熱板を介して被処理液を殺菌処理する殺菌装置に
おいて、熱交換器１の加熱又は冷却媒体側流路２へ媒体
を送る媒体ポンプ７を、媒体側流路を出た下流側に設け
たことを特徴とする殺菌装置。
媒体側の圧力と比較して高圧に保持し、被処理液に媒体
が混入することのない安定した殺菌装置を提供する。 【解決手段】 加熱又は冷却媒体を媒体タンク６からポ
ンプにより熱交換器１の加熱又は冷却媒体側流路２へ送
り、被処理液を液タンク４から送液ポンプ５により熱交
換器１の被処理液側流路３を経て次工程へ送るように
し、伝熱板を介して被処理液を殺菌処理する殺菌装置に
おいて、熱交換器１の加熱又は冷却媒体側流路２へ媒体
を送る媒体ポンプ７を、媒体側流路を出た下流側に設け
たことを特徴とする殺菌装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は牛乳や酒類、或いは
果汁類の液状食品の殺菌処理に使用する殺菌装置若しく
は２液混合を避けたい加熱又は冷却媒体用熱交換器に関
する。
果汁類の液状食品の殺菌処理に使用する殺菌装置若しく
は２液混合を避けたい加熱又は冷却媒体用熱交換器に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱交換器をもった殺菌装置は、図
２に示すように伝熱板を介して熱交換器１に加熱又は冷
却媒体側流路２と被処理液側流路３とを形成し、液タン
ク４から送液ポンプ５により被処理液を供給すると共に
媒体タンク６から加熱又は冷却媒体を媒体ポンプ８によ
り加熱又は冷却媒体側流路２へ供給して、被処理液が熱
交換器１を通過する間に加熱又は冷却するようにしてい
る。
２に示すように伝熱板を介して熱交換器１に加熱又は冷
却媒体側流路２と被処理液側流路３とを形成し、液タン
ク４から送液ポンプ５により被処理液を供給すると共に
媒体タンク６から加熱又は冷却媒体を媒体ポンプ８によ
り加熱又は冷却媒体側流路２へ供給して、被処理液が熱
交換器１を通過する間に加熱又は冷却するようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成にお
いて、熱交換器の伝熱板が破損すると、被処理液に加熱
又は冷却媒体が混入する危険があり、これを防止するた
め従来、被処理液側の圧力を加熱又は冷却媒体側の圧力
より高くし、万一伝熱板の破損があっても加熱又は冷却
媒体が被処理液側へ流入するのを防止していた。しか
し、殺菌処理の都合で被処理液の送液を停止すると、媒
体側の圧力が高くなり被処理液側へ混入し、品質が低下
するという問題点があった。
いて、熱交換器の伝熱板が破損すると、被処理液に加熱
又は冷却媒体が混入する危険があり、これを防止するた
め従来、被処理液側の圧力を加熱又は冷却媒体側の圧力
より高くし、万一伝熱板の破損があっても加熱又は冷却
媒体が被処理液側へ流入するのを防止していた。しか
し、殺菌処理の都合で被処理液の送液を停止すると、媒
体側の圧力が高くなり被処理液側へ混入し、品質が低下
するという問題点があった。
【０００４】本発明の目的は上記のような問題点を解消
するため、被処理液流路側を媒体流路側より高圧に保持
して加熱又は冷却媒体が被処理液に混合しないようにし
た殺菌装置を提供しようとするものである。
するため、被処理液流路側を媒体流路側より高圧に保持
して加熱又は冷却媒体が被処理液に混合しないようにし
た殺菌装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の殺菌装置では、加熱又は冷却媒体を媒体タ
ンクからポンプにより熱交換器の加熱又は冷却媒体側流
路へ送り、被処理液を液タンクから送液ポンプにより熱
交換器の被処理液側流路を経て次工程へ送るようにし、
伝熱板を介して被処理液を殺菌処理する殺菌装置におい
て、熱交換器の加熱又は冷却媒体側流路へ媒体を送る媒
体ポンプを、媒体側流路を出た下流側に設けるようにし
た。
め、本発明の殺菌装置では、加熱又は冷却媒体を媒体タ
ンクからポンプにより熱交換器の加熱又は冷却媒体側流
路へ送り、被処理液を液タンクから送液ポンプにより熱
交換器の被処理液側流路を経て次工程へ送るようにし、
伝熱板を介して被処理液を殺菌処理する殺菌装置におい
て、熱交換器の加熱又は冷却媒体側流路へ媒体を送る媒
体ポンプを、媒体側流路を出た下流側に設けるようにし
た。
【０００６】（作用）本発明では、熱交換器の加熱又は
冷却媒体側流路へ媒体を送る媒体ポンプを、媒体側流路
の下流側に設けることにより、媒体タンクからの押し込
み圧力と熱交換器の圧力損失の関係によっては、加熱又
は冷却媒体側の熱交換器内圧を負圧にすることができ
る。従って、媒体ポンプを運転しているかぎり、送液ポ
ンプの運転、停止の如何に関わらず、被処理液側の熱交
換器内圧を加熱又は冷却媒体側の圧力より高くすること
ができる。
冷却媒体側流路へ媒体を送る媒体ポンプを、媒体側流路
の下流側に設けることにより、媒体タンクからの押し込
み圧力と熱交換器の圧力損失の関係によっては、加熱又
は冷却媒体側の熱交換器内圧を負圧にすることができ
る。従って、媒体ポンプを運転しているかぎり、送液ポ
ンプの運転、停止の如何に関わらず、被処理液側の熱交
換器内圧を加熱又は冷却媒体側の圧力より高くすること
ができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明では、熱交換器の加熱又は
冷却媒体側流路を出た下流側に媒体ポンプを設けること
により、この媒体ポンプによる熱交換器内に負圧を生じ
ることができ、被処理液側を高圧に保持することを特徴
としている。
冷却媒体側流路を出た下流側に媒体ポンプを設けること
により、この媒体ポンプによる熱交換器内に負圧を生じ
ることができ、被処理液側を高圧に保持することを特徴
としている。
【０００８】
【実施例】以下、図面に示した実施例につき説明する。
図１において、１乃至６は従来例と同じである。７は媒
体を送る媒体ポンプで、加熱又は冷却媒体側流路を出た
下流側に設けた。従来例の媒体側の媒体ポンプ８が、加
熱又は冷却媒体側流路の上流側に設けられているのに対
して、本発明では加熱又は冷却媒体側流路を出た下流側
に媒体ポンプ７を設置したので、媒体タンク６からの押
し込み圧力と熱交換器１の圧力損失の関係によっては、
加熱又は冷却媒体側の熱交換器内圧を負圧にすることが
できる。
図１において、１乃至６は従来例と同じである。７は媒
体を送る媒体ポンプで、加熱又は冷却媒体側流路を出た
下流側に設けた。従来例の媒体側の媒体ポンプ８が、加
熱又は冷却媒体側流路の上流側に設けられているのに対
して、本発明では加熱又は冷却媒体側流路を出た下流側
に媒体ポンプ７を設置したので、媒体タンク６からの押
し込み圧力と熱交換器１の圧力損失の関係によっては、
加熱又は冷却媒体側の熱交換器内圧を負圧にすることが
できる。
【０００９】従って、媒体ポンプ７を運転しているかぎ
り、送液ポンプ５の運転、停止の如何に関わらず、被処
理液側の熱交換器内圧を加熱又は冷却媒体側の圧力より
高くすることができ、被処理液側へ加熱又は冷却媒体が
流入することを防止できるようになった。
り、送液ポンプ５の運転、停止の如何に関わらず、被処
理液側の熱交換器内圧を加熱又は冷却媒体側の圧力より
高くすることができ、被処理液側へ加熱又は冷却媒体が
流入することを防止できるようになった。
【００１０】
【発明の効果】本発明装置では、加熱又は冷却媒体側が
媒体ポンプにより負圧にすることができるので、被処理
液側の送液ポンプの運転又は停止の如何に関わらず、被
処理液側の内圧を加熱又は冷却媒体側より高く保持で
き、加熱又は冷却媒体が被処理液に混入するような不都
合が生じることなく、品質の良い被処理液の殺菌装置を
提供できた。
媒体ポンプにより負圧にすることができるので、被処理
液側の送液ポンプの運転又は停止の如何に関わらず、被
処理液側の内圧を加熱又は冷却媒体側より高く保持で
き、加熱又は冷却媒体が被処理液に混入するような不都
合が生じることなく、品質の良い被処理液の殺菌装置を
提供できた。
【図１】本発明装置のフロー説明図
【図２】従来例のフロー説明図
１ 熱交換器 ２ 加熱又は冷却媒体側流路 ３ 被処理液側流路 ４ 液タンク ５ 送液ポンプ ６ 媒体タンク ７ 媒体ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 加熱又は冷却媒体を媒体タンクからポン
プにより熱交換器の加熱又は冷却媒体側流路へ送り、被
処理液を液タンクから送液ポンプにより熱交換器の被処
理液側流路を経て次工程へ送るようにし、伝熱板を介し
て被処理液を殺菌処理する殺菌装置において、熱交換器
の加熱又は冷却媒体側流路へ媒体を送る媒体ポンプを、
媒体側流路を出た下流側に設けたことを特徴とする殺菌
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073045A JPH10262626A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073045A JPH10262626A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10262626A true JPH10262626A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13507013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9073045A Pending JPH10262626A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10262626A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102742913A (zh) * | 2011-04-01 | 2012-10-24 | 克朗斯公司 | 一种饮料加工系统的加热装置及其饮料加热方法 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9073045A patent/JPH10262626A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102742913A (zh) * | 2011-04-01 | 2012-10-24 | 克朗斯公司 | 一种饮料加工系统的加热装置及其饮料加热方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050401 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |