JPH10261149A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH10261149A
JPH10261149A JP6696397A JP6696397A JPH10261149A JP H10261149 A JPH10261149 A JP H10261149A JP 6696397 A JP6696397 A JP 6696397A JP 6696397 A JP6696397 A JP 6696397A JP H10261149 A JPH10261149 A JP H10261149A
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JP
Japan
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door
vending machine
signal
locking
state
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JP6696397A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Fukui
雅善 福井
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難に対するセキュリティを向上させること
ができる自動販売機を得ること。 【解決手段】 本発明は、錠が施錠状態にあるとき施錠
信号SK1を出力する施錠状態検知器12と、本体の右
側板の端縁部に取り付けられ、接客扉が全閉状態にある
とき扉閉信号SK2を出力する扉開閉状態検知器13
と、入力される施錠信号SK1および扉閉信号SK2に
基づいて、ブザー回路16を制御する制御部14と、ブ
ザー17に対して並列接続され、常開接点たる第1のリ
レー接点191と第1のリレー接点191を駆動する第1
のコイル201とから構成された第1の電磁リレー181
と、第1の電磁リレー181に対して直列接続され、常
開接点たる第2のリレー接点192と第2のリレー接点
192を駆動する第2のコイル202とから構成された第
2の電磁リレー182とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難防止機能を有
する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動販売機内の販売商品およ
び売上金の盗難を目的とした窃盗事件が発生している。
かかる窃盗事件を防止すべく、自動販売機には、盗難防
止装置が設けられている。この種の自動販売機は、交流
電源が装置に供給されているか否かを検知する交流電源
検知器と、接客扉の開閉状態を検知する扉開閉状態検知
器と、交流電源検知器により交流電源が供給されていな
い旨が検知された後、扉開閉状態検知器により接客扉が
開かれている旨が検知されたとき、ブザー警報を発する
警報制御部とを有している。
【0003】上記構成において、不法行為者により自動
販売機の電源コードが抜かれた後、扉がバールでこじ開
けられると、警報制御部は、異常、すなわち盗難事件が
発生していることを認識した後、ブザー警報を発する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
販売機においては、不法行為者により電源コードが抜か
れることなく、扉がバールでこじ開けられても、警報制
御部が異常と認識しないため、ブザー警報が発せられ
ず、したがって、盗難に対するセキュリティが低いとい
う欠点があった。本発明はこのような背景の下になされ
たもので、盗難に対するセキュリティを向上させること
ができる自動販売機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一側面が開放されてなる略箱形状の本体と、前記本
体の開口部の一端縁部にヒンジを介して開閉自在に取り
付けられ、前記開口部を塞ぐ略箱形状の扉と、前記扉を
施錠する施錠手段とを有する自動販売機において、前記
施錠手段が施錠状態にあるか否かを検知する施錠状態検
知手段と、前記扉が閉状態にあるか否かを検知する扉開
閉状態検知手段と、警報を発する警報発生手段と、前記
施錠状態検知手段が前記施錠手段が前記施錠状態にある
ことを検知し、かつ前記扉開閉状態検知手段が開状態に
あることを検知したとき、前記警報発生手段を駆動する
駆動手段とを具備することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動販売機において、前記施錠状態検知手段は、前記
施錠手段が前記施錠状態にあるとき第1の信号を出力
し、前記扉開閉状態検知手段は、前記扉が前記閉状態に
あるとき第2の信号を出力し、前記駆動手段は、前記第
1の信号が入力され、かつ前記第2の信号が入力されな
いとき、前記警報発生手段を駆動することを特徴とす
る。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の自動販売機において、前記施錠状態検知手段
は、マイクロスイッチであり、前記扉開閉状態検知手段
は、マイクロスイッチであることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の自動販売機において、装置各部に
対する交流電源の供給が絶たれた場合、前記装置各部へ
バックアップ電源を供給する予備電源手段を具備するこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、一側面が
開放されてなる略箱形状の本体と、前記本体の開口部の
一端縁部にヒンジを介して開閉自在に取り付けられ、前
記開口部を塞ぐ略箱形状の扉と、前記扉を施錠する施錠
手段とを有する自動販売機において、前記扉に取り付け
られ、前記施錠手段が施錠状態にあるとき施錠信号を出
力する一方、前記施錠手段が開錠状態にあるとき前記施
錠信号を出力しない施錠状態検知手段と、警報を発する
ブザーと、前記ブザーに対して直列接続され、常開接点
たるリレー接点およびコイルを有する電磁リレーと、前
記本体に取り付けられ、前記扉が開状態にあるときオン
とされる一方、前記扉が開状態にあるとき閉状態にある
ときオフとされ、かつ前記電磁リレーの前記リレー接点
に直列接続されたマイクロスイッチと、前記マイクロス
イッチおよび前記前記リレー接点を介して前記ブザーへ
直流電力を供給する直流電力供給手段と、前記施錠状態
検知手段より前記施錠信号が入力されたとき、前記電磁
リレーへ励磁電流を供給する励磁電流供給手段とを具備
することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>以下、図面を参照して本発明の実施形
態について説明する。図1は本発明の第1実施形態によ
る自動販売機の構成を示す斜視図であり、図2は、図1
に示す矢印X方向から見た自動販売機の構成を示す一部
裁断右側面図である。図1において、1は、同図正面が
開放されてなる略箱形状の本体であり、その内部には、
販売商品、売上金等が収容されている。
【0011】2は、本体1の正面開口部を塞ぐようにし
て設けられた接客扉であり、その同図背面が開放されて
なる略箱形状とされている。この接客扉2は、ヒンジ
3、3を介して本体1の左側板の端縁部に、同図に示す
矢印Y方向に開閉自在に取り付けられている。
【0012】4、4、・・・は、接客扉2に各々設けられ
た表示部であり、販売商品およびその価格を表示する。
5、5、・・・は、表示部4、4、・・・の下方に各々設けら
れた購入ボタンである。6は、接客扉2に設けられた硬
貨投入口である。7は、接客扉2に設けられた商品取出
口である。8は、釣銭返却口である。
【0013】図2に示す9は、接客扉2の右側板2aに
取り付けられた略切頭円錐状の錠であり、その表面に
は、図示しないキーが差し込まれる略C字状の鍵穴9a
が形成されている。また、錠9には、上記キーの回転に
連動して、同図に示す矢印Z1またはZ2方向へ回転する
回転軸(図示略)が取り付けられている。
【0014】10は、長辺部10aと該長辺部10aの
一端部より略直角方向へ延びる短辺部10bとを有する
略L字形状のロックレバーである。このロックレバー1
0の長辺部10aの他端部は、錠9の回転軸に直角に取
り付けられている。すなわち、ロックレバー10は、キ
ー(図示略)の回転に連動して同図に示す矢印Z1方向
または矢印Z2方向へ、回転軸を軸として回転する。図
2においては、ロックレバー10が同図に破線で示す位
置にあるとき施錠状態とされ、一方、ロックレバー10
が同図に2点鎖線で示す位置にあるとき開鍵状態とされ
る。
【0015】11は、ロックピンであり、本体1の右側
板1aに、直角方向であって、かつロックレバー10の
屈曲部が掛かるように取り付けられている。また、水平
方向においてロックピン11とロックレバー10の短辺
部10bとが重なり合う部分の、垂直方向の長さは、d
とされている。
【0016】12は、接客扉2の右側板2aの、ロック
レバー10近傍に設けられた施錠状態検知器であり、錠
9が施錠状態にあるか否かを検知する。この施錠状態検
知器12は、マイクロスイッチ等から構成されており、
錠9が施錠状態、すなわち、ロックレバー10が同図に
破線で示す位置にあるとき、該ロックレバー10により
オンとされ、施錠信号SK1(図3参照)を出力する。
一方、施錠状態検知器12は、錠9が開錠状態、すなわ
ちロックレバー10が同図に2点鎖線で示す位置にある
とき、オフとされ施錠信号SK1を出力しない。
【0017】13は、本体1の右側板1aの端縁部に取
り付けられた扉開閉状態検知器であり、接客扉2が全閉
状態にあるか否かを検知する。この扉開閉状態検知器1
3は、マイクロスイッチ等から構成されており、接客扉
2が全閉状態にあるとき、接客扉2によりオンとされ扉
閉信号SK2(図3参照)を出力する。一方、扉開閉状
態検知器13は、接客扉2が開かれた状態にあるとき、
オフとされ扉閉信号SK2を出力しない。
【0018】図3は、上述した第1実施形態による自動
販売機の電気的構成を示すブロック図である。この図に
おいて、図2の各部に対応する部分には、同一の符号を
付けその説明を省略する。図3に示す14は、入力され
る施錠信号SK1および扉閉信号SK2に基づいて、後
述するブザー回路16を制御する制御部であり、主とし
て異常(盗難)が発生しているか否かを判断する。この
制御部14の動作の詳細については、後述する。
【0019】15は、蓄電池であり、施錠状態検知器1
2、扉開閉状態検知器13、制御部14およびブザー回
路16に対する交流電源の供給が断となったとき、上記
施錠状態検知器12等へ電力を供給する。ブザー回路1
6は、制御部14の制御により、異常(盗難)が発生し
たときブザー警報を発する回路である。このブザー回路
16において、ブザー17は、ブザー警報を発生する。
【0020】181は、ブザー17に対して並列接続さ
れた第1の電磁リレーであり、常開接点たる第1のリレ
ー接点191と、第1の駆動信号SD1により励磁される
ことにより第1のリレー接点191を駆動する第1のコ
イル201とから構成されている。上記第1のリレー接
点191は、第1のコイル201に第1の駆動信号SD1
が入力されている間、オンとされ、一方、第1のコイル
201に第1の駆動信号SD1が入力されていない間、オ
フとされる。
【0021】182は、第1の電磁リレー181に対して
直列接続された第2の電磁リレーであり、常開接点たる
第2のリレー接点192と、第2の駆動信号SD2により
励磁されることにより第2のリレー接点192を駆動す
る第2のコイル202とから構成されている。上記第2
のリレー接点192は、第2のコイル202に第2の駆動
信号SD2が入力されている間、オンとされ、一方、第
2のコイル202に第2の駆動信号SD2が入力されてい
ない間、オフとされる。すなわち、ブザー17は、第1
の電磁リレー181および第2の電磁リレー182が共に
オンとされるアンド条件により駆動される。
【0022】次に、上述した第1実施形態による自動販
売機の動作について図4を参照しつつ説明する。図4
は、図3に示す制御部14の監視制御時の処理手順を示
すフローチャートである。通常時においては、図2に示
す錠9が施錠状態であって、かつ接客扉2が全閉状態と
されている。従って、施錠状態検知器12および扉開閉
状態検知器13からは、施錠信号SK1および扉閉信号
SK2が図2に示す制御部14へ各々出力されている。
また、通常時において、図3に示す第1のリレー接点1
91および第2のリレー接点192は、共にオフとされて
いる。
【0023】上述した通常時の状態において、制御部1
4は、図4に示すステップS1へ進み、施錠信号SK1
が入力されたか否かを判断する。言い換えれば、制御部
14は、錠9が施錠状態にあるか否かを判断する。今の
場合、施錠信号SK1が入力されているため、制御部1
4は、ステップS1の判断結果を「YES」としてステ
ップS2へ進む。一方、自動販売機の所有者により錠9
が適法に開錠された場合には、施錠信号SK1の出力が
停止される。これにより、制御部14は、ステップS1
の判断結果を「NO」として同判断を繰り返す。
【0024】ステップS2では、制御部14は、第1の
駆動信号SD1を第1のコイル201へ出力した後、ステ
ップS3へ進む。これにより、第1のコイル201が励
磁され、さらに第1のリレー接点191がオフからオン
とされる。すなわち、今の場合には、第1のリレー接点
191がオンとされ、一方、第2のリレー接点192がオ
フとされている。従って、ブザー17は駆動されない。
【0025】ステップS3では、制御部14は、施錠状
態検知器12より扉閉信号SK2が入力されたか否かを
判断する。言い換えれば、制御部14は、接客扉2が閉
状態とされているか否かを判断する。今の場合、接客扉
2が閉状態とされているので、制御部14は、ステップ
S3の判断結果を「YES」としてステップS1へ戻
り、上述した過程を繰り返す。
【0026】そして、今、不法行為者によって、電源コ
ードが抜かれることなく、バール等により図1に示す接
客扉2が上方向へ移動するようにしてこじ開けられる
と、図2に示す接客扉2およびロックレバー10は、共
に上方へ移動する。これにより、施錠が不法に解除され
接客扉2が開状態とされるとともに、施錠状態検知器1
2がオフとされ、扉閉信号SK2の出力が停止される。
【0027】この結果、制御部14は、ステップS3の
判断結果を「NO」として、ステップS4へ進む。ステ
ップS4では、制御部14は、第2の駆動信号SD2を
第2のコイル202へ出力した後、ステップS1へ戻
る。これにより、第2のコイル202が励磁され、さら
に第2のリレー接点192がオフからオンとされる。す
なわち、今の場合には、第1のリレー接点191および
第2のリレー接点192が共にオンとされ、ブザー17
からは、ブザー警報が発せられる。
【0028】なお、上述した第1実施形態による自動販
売機においては、不法行為者により、電源コードが抜か
れた後に接客扉2がバールによってこじ開けられた場合
や停電の場合であっても、蓄電池15により制御部14
等に対する電源がバックアップされるので、ブザー警報
が発せられる。
【0029】以上説明したように、上述した第1実施形
態による自動販売機によれば、交流電源の供給の有無に
かかわらず、異常(盗難)を検知することができるの
で、従来の自動販売機に比して盗難に対するセキュリテ
ィを向上させることができる。また、上述した第1実施
形態による自動販売機によれば、不法行為者により交流
電源の供給が絶たれた場合であっても、蓄電池15によ
り電源がバックアップされるので、信頼性を向上させる
ことができる。
【0030】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態による自動販売機の構成について説明する。この第
2実施形態による自動販売機の構成は、図1および図2
に示すものとほぼ同一である。ただし、第2実施形態に
よる自動販売機においては、図1および図2に示す扉開
閉状態検知器13に代えて、マイクロスイッチ35が設
けられている。このマイクロスイッチ35は、本体1の
右側板1aの端縁部に取り付けられており、接客扉2が
開かれた状態にあるとき、接客扉2によりオンとされる
一方、接客扉2が開かれた状態にあるとき、オフとされ
る。
【0031】図5は、本発明の第2実施形態による自動
販売機の電気的構成を示すブロック図である。この図に
おいて、30は、装置各部を制御する制御部であり、内
部スイッチを有している。この制御部30の動作の詳細
については、後述する。32は、蓄電池であり、制御部
30、施錠状態検知器12および電磁リレー33へ直流
電力を各々供給する。
【0032】施錠状態検知器12は、上述したように錠
9が施錠状態、すなわち、ロックレバー10が同図に破
線で示す位置にあるとき、該ロックレバー10によりオ
ンとされ、施錠信号SK1を出力する。一方、施錠状態
検知器12は、錠9が開錠状態、すなわちロックレバー
10が同図に2点鎖線で示す位置にあるとき、オフとさ
れ施錠信号SK1を出力しない。
【0033】電磁リレー33は、常開接点たるリレー接
点33aと、制御部30の制御により励磁電流Imが供
給されることにより、上記リレー接点33aを駆動する
コイル33bとから構成されている。34は、コイル3
3bに並列接続されたダイオードであり、励磁電流Im
の供給が停止されたときにコイル33bに発生する逆誘
導起電力から制御部30を保護する役目をする。
【0034】マイクロスイッチ35(図2参照)は、リ
レー接点33aに直列接続されている。36は、リレー
接点33aに直列接続されたブザーであり、異常(盗
難)が発生したときブザー警報を発生する。37は、上
述したブザー36、リレー接点33aおよびマイクロス
イッチ35からなる直列回路に直流電力を供給する乾電
池である。
【0035】次に、上述した第2実施形態による自動販
売機の動作について、図6を参照しつつ説明する。図6
は、第2実施形態による自動販売機の動作を説明するフ
ローチャートである。図5において、蓄電池32より装
置各部に直流電力が供給されると、制御部30は、図6
に示すステップSS1へ進み、内部変数等の初期化を行
った後、ステップSS2へ進む。
【0036】ステップSS2では、制御部30は、施錠
状態検知器12より施錠信号SK1が入力されているか
否かを判断する。今の場合、図2に示す錠9が施錠状態
であって、かつ接客扉2が全閉状態とされているものと
する。すなわち、施錠状態検知器12からは、施錠信号
SK1が出力されてり、かつマイクロスイッチ35は、
接客扉2によりオフとされている。
【0037】従って、ステップSS2では、制御部30
は、施錠信号SK1が入力されているため、判断結果を
「YES」として、ステップSS3へ進む。ステップS
S3では、制御部30は、内部スイッチ(図示略)をオ
ンとする。これにより、励磁電流Imが流れることによ
りコイル33bが励磁され、さらにリレー接点33aが
オン状態とされる。すなわち、今の場合には、リレー接
点33aがオンとされ、一方、マイクロスイッチ35が
オフとされている。従って、ブザー36は駆動されな
い。
【0038】一方、自動販売機の所有者により錠9が適
法に開錠された場合には、施錠信号SK1の出力が停止
される。これにより、制御部30は、ステップSS2の
判断結果を「NO」としてステップSS4へ進む。ステ
ップSS4では、制御部30は、内部スイッチをオフと
した後、ステップSS2へ戻る。これにより、コイル3
3bに対する励磁電流Imの供給が停止されることによ
り、リレー接点33aは、オン状態からオフ状態とされ
る。
【0039】そして、今、不法行為者によって、電源コ
ードが抜かれることなく、バール等により図1に示す接
客扉2が上方向へ移動するようにしてこじ開けられる
と、図2に示す接客扉2およびロックレバー10は、共
に上方へ移動する。これにより、施錠が不法に解除され
接客扉2が開状態とされるとともに、マイクロスイッチ
35がオンとなる(ステップSS5)。すなわち、今の
場合、上記マイクロスイッチ35およびリレー接点33
aが共にオン状態とされている。この結果、ブザー36
に乾電池37より直流電力が供給されるため、ブザー3
6からは、ブザー警報が発せられる。
【0040】以上説明したように、上述した第2実施形
態による自動販売機によれば、交流電源の供給の有無に
かかわらず、異常(盗難)を検知することができるの
で、従来の自動販売機に比して盗難に対するセキュリテ
ィを向上させることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、交
流電源の供給の有無にかかわらず、扉が不法行為者によ
りこじ開けられた場合に警報が発せられるので、従来の
自動販売機に比して、盗難に対するセキュリティを向上
させることができる。また、請求項4に記載の発明によ
れば、予備電源手段を設けたので、停電時においても警
報が発せられるので、信頼性を向上させることができ
る。また、請求項5に記載の発明によれば、直流電力供
給手段を設けたので、交流電源の供給の有無にかかわら
ず、扉が不法行為者によりこじ開けられた場合に警報が
発せられるので、従来の自動販売機に比して、盗難に対
するセキュリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による自動販売機の構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す矢印X方向から見た自動販売機の
構成を示す一部裁断右側面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態による自動販売機の電
気的構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す制御部14の監視制御時の処理手
順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第2実施形態による自動販売機の電
気的構成を示すブロック図である。
【図6】 同第2実施形態による自動販売機の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 接客扉 9 錠 12 施錠状態検知器 13 扉開閉状態検知器 14 制御部 15 蓄電池 16 ブザー回路 17 ブザー 181 第1の電磁リレー 191 第1のリレー接点 201 第1のコイル 182 第2の電磁リレー 192 第2のリレー接点 202 第2のコイル SK1 施錠信号 SK2 扉閉信号 SD1 第1の駆動信号 SD2 第2の駆動信号 30 制御部 32 バッテリ 33 電磁リレー 33a リレー接点 33b コイル 35 マイクロスイッチ 36 ブザー 37 乾電池 Im 励磁電流

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面が開放されてなる略箱形状の本体
    と、前記本体の開口部の一端縁部にヒンジを介して開閉
    自在に取り付けられ、前記開口部を塞ぐ略箱形状の扉
    と、前記扉を施錠する施錠手段とを有する自動販売機に
    おいて、 前記施錠手段が施錠状態にあるか否かを検知する施錠状
    態検知手段と、 前記扉が閉状態にあるか否かを検知する扉開閉状態検知
    手段と、 警報を発する警報発生手段と、 前記施錠状態検知手段が前記施錠手段が前記施錠状態に
    あることを検知し、かつ前記扉開閉状態検知手段が開状
    態にあることを検知したとき、前記警報発生手段を駆動
    する駆動手段と、 を具備することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記施錠状態検知手段は、前記施錠手段
    が前記施錠状態にあるとき第1の信号を出力し、 前記扉開閉状態検知手段は、前記扉が前記閉状態にある
    とき第2の信号を出力し、 前記駆動手段は、前記第1の信号が入力され、かつ前記
    第2の信号が入力されないとき、前記警報発生手段を駆
    動すること、 を特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記施錠状態検知手段は、マイクロスイ
    ッチであり、 前記扉開閉状態検知手段は、マイクロスイッチであるこ
    と、 を特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 装置各部に対する交流電源の供給が絶た
    れた場合、前記装置各部へバックアップ電源を供給する
    予備電源手段、 を具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 一側面が開放されてなる略箱形状の本体
    と、前記本体の開口部の一端縁部にヒンジを介して開閉
    自在に取り付けられ、前記開口部を塞ぐ略箱形状の扉
    と、前記扉を施錠する施錠手段とを有する自動販売機に
    おいて、 前記扉に取り付けられ、前記施錠手段が施錠状態にある
    とき施錠信号を出力する一方、前記施錠手段が開錠状態
    にあるとき前記施錠信号を出力しない施錠状態検知手段
    と、 警報を発するブザーと、 前記ブザーに対して直列接続され、常開接点たるリレー
    接点およびコイルを有する電磁リレーと、 前記本体に取り付けられ、前記扉が開状態にあるときオ
    ンとされる一方、前記扉が開状態にあるとき閉状態にあ
    るときオフとされ、かつ前記電磁リレーの前記リレー接
    点に直列接続されたマイクロスイッチと、 前記マイクロスイッチおよび前記前記リレー接点を介し
    て前記ブザーへ直流電力を供給する直流電力供給手段
    と、 前記施錠状態検知手段より前記施錠信号が入力されたと
    き、前記電磁リレーへ励磁電流を供給する励磁電流供給
    手段と、 を具備することを特徴とする自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104424704A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 富士电机株式会社 自动售货机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104424704A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 富士电机株式会社 自动售货机

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