JPH10134262A - 移動体管理装置 - Google Patents
移動体管理装置Info
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- JPH10134262A JPH10134262A JP28685096A JP28685096A JPH10134262A JP H10134262 A JPH10134262 A JP H10134262A JP 28685096 A JP28685096 A JP 28685096A JP 28685096 A JP28685096 A JP 28685096A JP H10134262 A JPH10134262 A JP H10134262A
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- gate
- passage
- person
- human body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外来電波の妨害等による誤検出を防止して、
十分な万引防止機能等を発揮する。 【解決手段】 管理対象の物体に特定周波数の電磁波に
共振するタグを取付け、前記物体の移動を検出する通路
の側面或いは上下に、特定周波数を送信する送信装置
と、電磁波を受信する受信装置と、人の通過を検知する
人体センサを設けた移動体管理装置であつて、通路を開
閉するゲ−トとゲ−トを開閉する開閉機構とがゲ−ト本
体に設けられ、前記通路に人と前記物体とを検知したと
き、ゲ−トは閉鎖状態のままで、人のみの通過を検知し
たとき、ゲ−トを開放すべく開閉機構を作動させるゲ−
ト制御手段が設けられている。
十分な万引防止機能等を発揮する。 【解決手段】 管理対象の物体に特定周波数の電磁波に
共振するタグを取付け、前記物体の移動を検出する通路
の側面或いは上下に、特定周波数を送信する送信装置
と、電磁波を受信する受信装置と、人の通過を検知する
人体センサを設けた移動体管理装置であつて、通路を開
閉するゲ−トとゲ−トを開閉する開閉機構とがゲ−ト本
体に設けられ、前記通路に人と前記物体とを検知したと
き、ゲ−トは閉鎖状態のままで、人のみの通過を検知し
たとき、ゲ−トを開放すべく開閉機構を作動させるゲ−
ト制御手段が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の万引防止等
の物品の保管、管理及び人の移動の監視、管理等に用い
られる、電磁波を利用した移動体管理装置に関する。
の物品の保管、管理及び人の移動の監視、管理等に用い
られる、電磁波を利用した移動体管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体管理装置には、管理対象の
物体に特定周波数の電磁波を送信する送信装置と、その
電磁波を受信する受信装置とを、通路の両側に設け、通
路を通行する人がタグが付された物体を持っていると
き、タグによる電磁波の変化から前記物体を検出するよ
うにしたものがあるが、従来のこの種の移動体管理装置
は、人がタグが付された物体を持って通路を通行すると
き、受信装置によってタグを検出して、警報器により警
報を発するようにしていた。
物体に特定周波数の電磁波を送信する送信装置と、その
電磁波を受信する受信装置とを、通路の両側に設け、通
路を通行する人がタグが付された物体を持っていると
き、タグによる電磁波の変化から前記物体を検出するよ
うにしたものがあるが、従来のこの種の移動体管理装置
は、人がタグが付された物体を持って通路を通行すると
き、受信装置によってタグを検出して、警報器により警
報を発するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の移動体
管理装置は、通路を通行する人がタグが付された物体を
持っているとき、単に警報を発するのみであるから、タ
グが付された物体を持った人が、そのまま通路を通行し
てしまうこともあり、威圧感に欠け十分な万引防止機能
を発揮することができなかった。
管理装置は、通路を通行する人がタグが付された物体を
持っているとき、単に警報を発するのみであるから、タ
グが付された物体を持った人が、そのまま通路を通行し
てしまうこともあり、威圧感に欠け十分な万引防止機能
を発揮することができなかった。
【0004】また従来の装置においては、外来電磁波の
妨害等により極めて容易に誤動作、誤検出が生じ、信頼
性が低く、場合によっては人権問題等をも招来する問題
点がある。
妨害等により極めて容易に誤動作、誤検出が生じ、信頼
性が低く、場合によっては人権問題等をも招来する問題
点がある。
【0005】また、特開平8−124044の万引防止
装置のように、通路にゲートを設けるものもあるが、こ
の装置においては通常ゲートは開いた状態になってお
り、万引者が強引にゲートを通行したり、万引防止への
威圧感が欠けるという問題がある。
装置のように、通路にゲートを設けるものもあるが、こ
の装置においては通常ゲートは開いた状態になってお
り、万引者が強引にゲートを通行したり、万引防止への
威圧感が欠けるという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するために、
十分な万引防止機能を発揮することができる移動体管理
装置を提供することを目的とする。
十分な万引防止機能を発揮することができる移動体管理
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の移動体管理装置においては、管理対象の
物体に特定周波数の電磁波に共振するタグを取付け、前
記物体の移動を検出する通路の側面或いは上下に、特定
周波数を送信する送信装置と、電磁波を受信する受信装
置と、人の通過を検知する人体センサを設けた移動体管
理装置であって、通路を開閉するゲートとゲートを開閉
する開閉機構とがゲート本体に設けられ、前記通路に人
と前期物体とを検知したとき、ゲ−トは閉鎖状態のまま
で、人のみの通過を検知したとき、ゲートを開放すべく
開閉機構を作動させるゲート制御手段が設けられてい
る。
めに、本発明の移動体管理装置においては、管理対象の
物体に特定周波数の電磁波に共振するタグを取付け、前
記物体の移動を検出する通路の側面或いは上下に、特定
周波数を送信する送信装置と、電磁波を受信する受信装
置と、人の通過を検知する人体センサを設けた移動体管
理装置であって、通路を開閉するゲートとゲートを開閉
する開閉機構とがゲート本体に設けられ、前記通路に人
と前期物体とを検知したとき、ゲ−トは閉鎖状態のまま
で、人のみの通過を検知したとき、ゲートを開放すべく
開閉機構を作動させるゲート制御手段が設けられてい
る。
【0008】また、本発明の移動体管理装置において
は、警報を発する警報器が設けられ、前記物体を検知し
たとき、警報器を作動する警報制御手段が設けられてい
る。
は、警報を発する警報器が設けられ、前記物体を検知し
たとき、警報器を作動する警報制御手段が設けられてい
る。
【0009】また、本発明の移動体管理装置において
は、信頼性を一層高めるため前記人体センサが赤外線セ
ンサ、体温センサ、焦電センサなどからなる。
は、信頼性を一層高めるため前記人体センサが赤外線セ
ンサ、体温センサ、焦電センサなどからなる。
【0010】通路を通行する人が、タグが付された物体
を持っているとき、送信装置および受信装置によりタグ
を検出して、閉鎖しているゲートが固定され開放されな
い。このためタグが付された物体を持っている人は通路
を通行することができなくなる。
を持っているとき、送信装置および受信装置によりタグ
を検出して、閉鎖しているゲートが固定され開放されな
い。このためタグが付された物体を持っている人は通路
を通行することができなくなる。
【0011】タグが付された物体を持っていない人が通
路に来ると、人体センサの検知により開閉機構を作動し
てゲートを開放するので通路を通行可能になる。通路を
通行する人がタグが付された物体を持っているとき、上
記の如くゲートが閉鎖すると同時に警報器による警報を
発し、人を威嚇すると共に、店員等に知らせることがで
きる。
路に来ると、人体センサの検知により開閉機構を作動し
てゲートを開放するので通路を通行可能になる。通路を
通行する人がタグが付された物体を持っているとき、上
記の如くゲートが閉鎖すると同時に警報器による警報を
発し、人を威嚇すると共に、店員等に知らせることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき、図1
ないし図8を参照して説明する。 (第1の形態)まず、本発明の実施の第1の形態につい
て、図1ないし図5を参照して説明する。
ないし図8を参照して説明する。 (第1の形態)まず、本発明の実施の第1の形態につい
て、図1ないし図5を参照して説明する。
【0013】図1ないし図5において、1は左右一対の
ゲート本体で、これらゲート本体1は金属板等によって
箱形に形成され、互いに間隔をおいて平行に配置され
て、両者間に出入口用の通路2を形成するようになって
いる。各ゲート本体1の前部側には、ゲート収納部3が
没入形成されている。
ゲート本体で、これらゲート本体1は金属板等によって
箱形に形成され、互いに間隔をおいて平行に配置され
て、両者間に出入口用の通路2を形成するようになって
いる。各ゲート本体1の前部側には、ゲート収納部3が
没入形成されている。
【0014】管理対象の物体である商品4に付されたタ
グ(電磁波共振素子)5を検出するため、特定周波数を
送信する第1送信装置6と第2送信装置7よりなる送信
装置8と、電磁波を受信する受信装置9とを備える。
グ(電磁波共振素子)5を検出するため、特定周波数を
送信する第1送信装置6と第2送信装置7よりなる送信
装置8と、電磁波を受信する受信装置9とを備える。
【0015】10は人体センサでありゲ−ト本体1の側
方に設けられ、物体の移動を検知する位置に、人体が入
った場合、人体センサ10による感知信号により、送信
装置8及び受信装置9を機能させるための電源を、オン
状態に作動させることができる。従って、物体の移動を
検知する位置に人体が入った場合のみ送信装置及び受信
装置が作動するから、送信装置及び受信装置が常時作動
状態にある従来の方法に比べ、外来電磁波による妨害や
電磁波に起因する干渉等による誤動作を防止することが
できる。なお、送信装置及び受信装置を常時作動状態に
することもできる。
方に設けられ、物体の移動を検知する位置に、人体が入
った場合、人体センサ10による感知信号により、送信
装置8及び受信装置9を機能させるための電源を、オン
状態に作動させることができる。従って、物体の移動を
検知する位置に人体が入った場合のみ送信装置及び受信
装置が作動するから、送信装置及び受信装置が常時作動
状態にある従来の方法に比べ、外来電磁波による妨害や
電磁波に起因する干渉等による誤動作を防止することが
できる。なお、送信装置及び受信装置を常時作動状態に
することもできる。
【0016】13は通路2を開閉する左右一対のゲート
で、ゲート13はゲート本体1に夫々縦軸14廻りに回
動自在に支持され、これにより各ゲート13は、ゲート
本体1から直角に内方突出して通路2を通常は閉鎖状態
とする。また正常な人が通過するときは、ゲ−ト13は
ゲート収納部3に収納され、通路2は開放状態となる。
15は各ゲート本体1内に夫々設けた左右一対のモータ
で、図示省略の減速機構及び連動アーム等からなる開閉
機構を介して左右一対のゲート13を夫々開閉するよう
になっている。即ち、モータ15の正転(又逆転)駆動
によりゲート13がゲート収納部3に収納されて通路2
を開放し、モータ15の逆転(又正転)駆動によりゲー
ト13がゲート本体1から直角方向に内方突出して通路
2を閉鎖するようになっている。
で、ゲート13はゲート本体1に夫々縦軸14廻りに回
動自在に支持され、これにより各ゲート13は、ゲート
本体1から直角に内方突出して通路2を通常は閉鎖状態
とする。また正常な人が通過するときは、ゲ−ト13は
ゲート収納部3に収納され、通路2は開放状態となる。
15は各ゲート本体1内に夫々設けた左右一対のモータ
で、図示省略の減速機構及び連動アーム等からなる開閉
機構を介して左右一対のゲート13を夫々開閉するよう
になっている。即ち、モータ15の正転(又逆転)駆動
によりゲート13がゲート収納部3に収納されて通路2
を開放し、モータ15の逆転(又正転)駆動によりゲー
ト13がゲート本体1から直角方向に内方突出して通路
2を閉鎖するようになっている。
【0017】16は警報器で、ゲート本体1内に設けら
れ、未支払いの商品(万引品)の持出しを検出したと
き、ゲートが閉じてその商品の所持者の物出し阻止又は
捕捉を行うとともに、警報器がブザー音で警報したりL
EDの点灯表示をなす。また、警報器をボイスレコーダ
ーにより構成すると、通路2を通行する人に対して音声
によって「商品をお確かめ下さい」と言う警報を発する
こともできる。
れ、未支払いの商品(万引品)の持出しを検出したと
き、ゲートが閉じてその商品の所持者の物出し阻止又は
捕捉を行うとともに、警報器がブザー音で警報したりL
EDの点灯表示をなす。また、警報器をボイスレコーダ
ーにより構成すると、通路2を通行する人に対して音声
によって「商品をお確かめ下さい」と言う警報を発する
こともできる。
【0018】17はゲート本体1内に設けた制御装置
で、マイクロコンピュータ等により構成されている。制
御装置17は、ゲート閉鎖制御手段とゲート開放制御手
段と警報制御手段などを有すると共に、受信装置9及び
人体センサ10からの出力信号を入力して、左右一対の
モータ15、警報器16を制御するように構成されてい
る。
で、マイクロコンピュータ等により構成されている。制
御装置17は、ゲート閉鎖制御手段とゲート開放制御手
段と警報制御手段などを有すると共に、受信装置9及び
人体センサ10からの出力信号を入力して、左右一対の
モータ15、警報器16を制御するように構成されてい
る。
【0019】ゲート閉鎖制御手段は人体センサ10が人
体を感知すると共に、受信装置9がタグ5を検出したと
き、ゲート13を閉鎖状態のままにしておく。そして、
レジカウンタ等で商品の代金の支払いを済ませた人など
のように、正常な人が通路2を通行しようとし、人体セ
ンサ10が人体のみを感知したとき、ゲート開放制御手
段がゲート13を開放すべくモータ15を作動させる。
体を感知すると共に、受信装置9がタグ5を検出したと
き、ゲート13を閉鎖状態のままにしておく。そして、
レジカウンタ等で商品の代金の支払いを済ませた人など
のように、正常な人が通路2を通行しようとし、人体セ
ンサ10が人体のみを感知したとき、ゲート開放制御手
段がゲート13を開放すべくモータ15を作動させる。
【0020】図5は本発明のブロック図であり、以下作
動状態を説明する。第1送信装置6は常時発振する基本
波の発振器を有し、この発振器の単一周波数の出力を逓
倍・増幅器により逓倍・増幅し、例えばHF〜VHF帯
の第1の周波数f1の信号を形成する。さらに、この信
号を変調回路を介して電力増幅器により適当に電力増幅
し、電力増幅器の電力をアンテナ位相器を介してアンテ
ナに給電し、アンテナから第1の周波数f1の電磁波を
輻射する。
動状態を説明する。第1送信装置6は常時発振する基本
波の発振器を有し、この発振器の単一周波数の出力を逓
倍・増幅器により逓倍・増幅し、例えばHF〜VHF帯
の第1の周波数f1の信号を形成する。さらに、この信
号を変調回路を介して電力増幅器により適当に電力増幅
し、電力増幅器の電力をアンテナ位相器を介してアンテ
ナに給電し、アンテナから第1の周波数f1の電磁波を
輻射する。
【0021】また、同一フロア或いは上、下階のフロア
等の近接した場所に設けた同種の移動体管理装置との間
の電磁波の相互の混信、干渉等に起因する誤検出を防止
するため、第1送信装置6に識別信号発生回路11が設
けられる。
等の近接した場所に設けた同種の移動体管理装置との間
の電磁波の相互の混信、干渉等に起因する誤検出を防止
するため、第1送信装置6に識別信号発生回路11が設
けられる。
【0022】そして、タグ5は例えば販売管理所のレジ
において、料金の支払いを条件に、共振作用を起こさな
いように不能化処理が施される。この処理は、例えばタ
グ5にパンチ孔を形成したりアルミ箔を貼付したりし
て、電磁波共振素子の回路断線、回路定数の変化を生じ
させるものである。
において、料金の支払いを条件に、共振作用を起こさな
いように不能化処理が施される。この処理は、例えばタ
グ5にパンチ孔を形成したりアルミ箔を貼付したりし
て、電磁波共振素子の回路断線、回路定数の変化を生じ
させるものである。
【0023】そして、図3に示すように通路2を通行す
る人がタグ5が付された商品4、即ち前記の不能化処理
が施されない商品4を持って通過しようとすると、商品
に取付けられた電磁波共振素子5が第1の周波数f1の
電磁波に共振する。
る人がタグ5が付された商品4、即ち前記の不能化処理
が施されない商品4を持って通過しようとすると、商品
に取付けられた電磁波共振素子5が第1の周波数f1の
電磁波に共振する。
【0024】この共振が生じると、第1送信装置6の電
磁波の輻射エネルギは一部が電磁波共振素子に吸収され
て低下し、この輻射エネルギの低下変動が第2送信装置
7の制御回路により監視、検出され、この検出に基づく
制御回路の制御により第2送信装置7の発振・増幅回路
が少なくとも周波数が第1の周波数f1と異なる電磁波
f2をアンテナから輻射する。
磁波の輻射エネルギは一部が電磁波共振素子に吸収され
て低下し、この輻射エネルギの低下変動が第2送信装置
7の制御回路により監視、検出され、この検出に基づく
制御回路の制御により第2送信装置7の発振・増幅回路
が少なくとも周波数が第1の周波数f1と異なる電磁波
f2をアンテナから輻射する。
【0025】そして、第1、第2の周波数f1,f2の
電磁波は受信装置9のアンテナを介してその高周波増幅
器に受信され、局部発振器、混合回路、中間周波増幅器
及び検波・復調器のスーパーヘテロダイン方式の検波に
より第1の周波数f1の電磁波の受信が検出されると、
検波・復調器から移動検出回路12に「f1検知」の受
信検出信号が供給される。
電磁波は受信装置9のアンテナを介してその高周波増幅
器に受信され、局部発振器、混合回路、中間周波増幅器
及び検波・復調器のスーパーヘテロダイン方式の検波に
より第1の周波数f1の電磁波の受信が検出されると、
検波・復調器から移動検出回路12に「f1検知」の受
信検出信号が供給される。
【0026】また、高周波増幅器の第2の周波数f2の
電磁波が検出器により検波されてその受信が検出される
と、検波器から移動検出回路12に「f2検知」の受信
検出信号が供給される。さらに、検波・復調器は内部の
識別信号復調回路により入力信号に多重された識別信号
を復調すると、例えばその復調出力を識別信号の受信検
出信号として移動検出回路12に供給する。
電磁波が検出器により検波されてその受信が検出される
と、検波器から移動検出回路12に「f2検知」の受信
検出信号が供給される。さらに、検波・復調器は内部の
識別信号復調回路により入力信号に多重された識別信号
を復調すると、例えばその復調出力を識別信号の受信検
出信号として移動検出回路12に供給する。
【0027】また、この例では検出の確度を一層高める
ため、人体センサ10により通路2に当該商品の所持者
等の人が接近したことを検出し、人が通路2に近づいた
ときにのみ人体センサ10から移動検出回路12に人体
検出信号を供給する。
ため、人体センサ10により通路2に当該商品の所持者
等の人が接近したことを検出し、人が通路2に近づいた
ときにのみ人体センサ10から移動検出回路12に人体
検出信号を供給する。
【0028】そして、移動検出回路12は論理回路等に
より形成され、例えば信号比較により復調回路の受信検
出信号が自装置の識別信号か否かを判別し、「f1検
知」、「f2検知」の受信検出信号及び自装置の識別信
号の受信検出信号が同時に入力され、しかも、人体セン
サ10の人体検出信号が入力され、複数の検出要素が全
て揃ったときにのみ、未支払いの商品(盗難品)4の売
場外への移動を検出し、移動検出信号を制御装置17及
び警報器16に供給する。この供給により、ゲ−ト13
を閉鎖状態のままにして商品4の所持者の出場阻止又は
捕捉を行うとともに、警報器16がLEDの点灯表示や
ブザ音等で警告する。 そして、正常な人が通路2を通
過しようとし、人体センサ10が人体のみを感知したと
き、ゲ−ト13が開放される。
より形成され、例えば信号比較により復調回路の受信検
出信号が自装置の識別信号か否かを判別し、「f1検
知」、「f2検知」の受信検出信号及び自装置の識別信
号の受信検出信号が同時に入力され、しかも、人体セン
サ10の人体検出信号が入力され、複数の検出要素が全
て揃ったときにのみ、未支払いの商品(盗難品)4の売
場外への移動を検出し、移動検出信号を制御装置17及
び警報器16に供給する。この供給により、ゲ−ト13
を閉鎖状態のままにして商品4の所持者の出場阻止又は
捕捉を行うとともに、警報器16がLEDの点灯表示や
ブザ音等で警告する。 そして、正常な人が通路2を通
過しようとし、人体センサ10が人体のみを感知したと
き、ゲ−ト13が開放される。
【0029】そして、図5の構成の場合、少なくとも、
第1送信装置6の電磁波共振素子に感応する電磁波と、
この感応に応動した第2送信装置7の少なくとも周波数
が異なる電磁波とを同時に受信することを商品4の移動
の検出条件にしているため、外来電磁波等により第1送
信装置6の電磁波と同じ電磁波が生じたりしても誤動作
することがなく、従来装置より外来電磁波の妨害等を受
けにくく、検出の確度が向上して信頼性が向上する。
第1送信装置6の電磁波共振素子に感応する電磁波と、
この感応に応動した第2送信装置7の少なくとも周波数
が異なる電磁波とを同時に受信することを商品4の移動
の検出条件にしているため、外来電磁波等により第1送
信装置6の電磁波と同じ電磁波が生じたりしても誤動作
することがなく、従来装置より外来電磁波の妨害等を受
けにくく、検出の確度が向上して信頼性が向上する。
【0030】しかも、第1送信装置或いは第2送信装置
の電磁波に移動体管理装置毎の識別信号が多重され、自
装置の識別信号の受信が商品4の移動の検出条件に加え
られるため、外来電磁波の妨害等を一層受けにくくなる
とともに、同一フロアや上、下階のフロア等の近接した
複数の場所で複数台の移動体管理装置を同時使用して
も、他の装置から輻射された電磁波に基づく誤検出が生
じることがなく、従来は不可能な複数台の移動体管理装
置の使用が可能になる。さらに、人体センサ10の人体
の接近検出も、商品4の移動の検出条件の1つとしたた
め、検出の確度がさらに一層向上する。
の電磁波に移動体管理装置毎の識別信号が多重され、自
装置の識別信号の受信が商品4の移動の検出条件に加え
られるため、外来電磁波の妨害等を一層受けにくくなる
とともに、同一フロアや上、下階のフロア等の近接した
複数の場所で複数台の移動体管理装置を同時使用して
も、他の装置から輻射された電磁波に基づく誤検出が生
じることがなく、従来は不可能な複数台の移動体管理装
置の使用が可能になる。さらに、人体センサ10の人体
の接近検出も、商品4の移動の検出条件の1つとしたた
め、検出の確度がさらに一層向上する。
【0031】(第2の形態)つぎに本発明の実施の第2
の形態について、図6を参照して説明する。送信装置8
及び受信装置9として長いアンテナを使用し、その送信
装置8及び受信装置9を左右一対のゲート本体1の側面
に夫々露出状態で取り付けるようにしたものである。そ
の他の点は前記実施形態と同様の構成である。また、送
信装置及び受信装置は通路の上下に設けることもでき
る。
の形態について、図6を参照して説明する。送信装置8
及び受信装置9として長いアンテナを使用し、その送信
装置8及び受信装置9を左右一対のゲート本体1の側面
に夫々露出状態で取り付けるようにしたものである。そ
の他の点は前記実施形態と同様の構成である。また、送
信装置及び受信装置は通路の上下に設けることもでき
る。
【0032】なお、前記実施形態では、1のゲート13
に対応して1のモータ15を設け、各ゲート13を夫々
のモータ15で開閉駆動しているが、これに代え、複数
のゲート13に対して1のモータ15を設け、1のモー
タ15で複数のゲート13を開閉駆動するようにしても
よい。また、前記実施形態では、ゲート13を開閉駆動
するための駆動装置をモータ15により構成している
が、これに代え、ゲート13を開閉駆動するための駆動
装置を油圧シリンダ等を有する油圧機構や電磁ソレノイ
ドその他により構成するようにしてもよい。また、ゲー
ト13の閉鎖を電気錠のような閉鎖機構としゲート13
の開放は通行する人が手で押し開けるようにすることも
できる。
に対応して1のモータ15を設け、各ゲート13を夫々
のモータ15で開閉駆動しているが、これに代え、複数
のゲート13に対して1のモータ15を設け、1のモー
タ15で複数のゲート13を開閉駆動するようにしても
よい。また、前記実施形態では、ゲート13を開閉駆動
するための駆動装置をモータ15により構成している
が、これに代え、ゲート13を開閉駆動するための駆動
装置を油圧シリンダ等を有する油圧機構や電磁ソレノイ
ドその他により構成するようにしてもよい。また、ゲー
ト13の閉鎖を電気錠のような閉鎖機構としゲート13
の開放は通行する人が手で押し開けるようにすることも
できる。
【0033】また、前記実施形態では、制御装置17を
マイクロコンピュータ等で構成しているが、これに代
え、制御装置17を、リレー回路等を用いたハード的な
回路で構成するようにしてもよい。
マイクロコンピュータ等で構成しているが、これに代
え、制御装置17を、リレー回路等を用いたハード的な
回路で構成するようにしてもよい。
【0034】(第3の形態)つぎに本発明の実施の第3
の形態について図7を参照して説明する。図7は複数の
ゲート本体1によって複数の通路2を連続的に形成する
と共に、ゲート本体に1個又は2個のゲート13を設
け、1つの通路2を2個のゲート13で開閉するように
構成したものである。また、ゲートの開閉は前後方向に
作動するように構成しているので、通路に人が通過する
ごとに開閉さすことができ、入場者数のカウント等の出
入管理をすることができる。
の形態について図7を参照して説明する。図7は複数の
ゲート本体1によって複数の通路2を連続的に形成する
と共に、ゲート本体に1個又は2個のゲート13を設
け、1つの通路2を2個のゲート13で開閉するように
構成したものである。また、ゲートの開閉は前後方向に
作動するように構成しているので、通路に人が通過する
ごとに開閉さすことができ、入場者数のカウント等の出
入管理をすることができる。
【0035】(第4の形態)つぎに本発明の実施の第4
の形態について図8を参照して説明する。図8は複数の
ゲート本体1によって複数の通路2を連続状に形成する
と共に、各通路2を複数のゲート本体1に1個ずつ設け
たゲート13によって、1つの通路2を1つのゲート1
3で開閉するように構成したものである。本実施形態で
は、ゲートの構成を簡素化することが可能となる。
の形態について図8を参照して説明する。図8は複数の
ゲート本体1によって複数の通路2を連続状に形成する
と共に、各通路2を複数のゲート本体1に1個ずつ設け
たゲート13によって、1つの通路2を1つのゲート1
3で開閉するように構成したものである。本実施形態で
は、ゲートの構成を簡素化することが可能となる。
【0036】ところで、管理対象の物体は売場の商品以
外の物品であってもよく、さらには、人体等であっても
よく、本発明の移動体管理装置は、商品の万引防止は勿
論種々の物品の倉庫等での保管、管理や人の入退場管理
等の種々の物体の移動管理に適用できる。
外の物品であってもよく、さらには、人体等であっても
よく、本発明の移動体管理装置は、商品の万引防止は勿
論種々の物品の倉庫等での保管、管理や人の入退場管理
等の種々の物体の移動管理に適用できる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、通常はゲートが閉鎖さ
れているので、店の外より見た万引者に、万引して出る
のは大変だという意識を与え、万引者より敬遠されやす
い。また、万引する意識がなく入店した人が万引したい
と思っても、ゲートが閉じているのを店の内より見ると
万引をやめようと思いやすいという効果もある。
れているので、店の外より見た万引者に、万引して出る
のは大変だという意識を与え、万引者より敬遠されやす
い。また、万引する意識がなく入店した人が万引したい
と思っても、ゲートが閉じているのを店の内より見ると
万引をやめようと思いやすいという効果もある。
【0038】ゲートを一人が通過するごとに開閉するの
で、入場者数のカウント等の出入管理をすることができ
る。
で、入場者数のカウント等の出入管理をすることができ
る。
【0039】人体センサを使用しており、人体と物体と
の両方より万引者を検出していると共に、第2の送信装
置、識別信号を用いるので、誤動作が起こり難い。さら
に、万引者が通路を通過しようとするときに、ゲートが
閉鎖すると共に、警報を鳴らすことができるので万引防
止をより確実になしうるなどの優れた効果を有する。
の両方より万引者を検出していると共に、第2の送信装
置、識別信号を用いるので、誤動作が起こり難い。さら
に、万引者が通路を通過しようとするときに、ゲートが
閉鎖すると共に、警報を鳴らすことができるので万引防
止をより確実になしうるなどの優れた効果を有する。
【図1】本発明の1実施形態を示す平面図である。
【図2】同ゲート本体の側面図である。
【図3】同ゲートが閉まった状態の斜視図である。
【図4】同ゲートが開放した状態の斜視図である。
【図5】同ブロック図である。
【図6】他の実施形態を示すゲート本体の側面図であ
る。
る。
【図7】他の実施形態を示す平面図である。
【図8】他の実施形態を示す正面図である。
1 ゲート本体 2 通路 3 ゲート収納部 4 管理対象の物体である商品 5 タグ(電磁波共振素子) 6 第1送信装置 7 第2送信装置 8 送信装置 9 受信装置 10 人体センサ 11 識別信号発生回路 12 移動検出回路 13 ゲート 14 縦軸 15 モータ 16 警報器 17 制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 管理対象の物体に特定周波数の電磁波に
共振するタグを取付け、前記物体の移動を検出する通路
の側面或いは上下に、特定周波数を送信する送信装置
と、電磁波を受信する受信装置と、人の通過を検知する
人体センサを設けた移動体管理装置であって、通路を開
閉するゲートとゲートを開閉する開閉機構とがゲート本
体に設けられ、前記通路に人と前記物体とを検知したと
き、ゲ−トは閉鎖状態のままで、人のみの通過を検知し
たとき、ゲートを開放すべく開閉機構を作動させるゲー
ト制御手段が設けられていることを特徴とする移動体管
理装置。 - 【請求項2】 警報を発する警報器が設けられ、前記物
体を検知したとき、警報器を作動する警報制御手段が、
設けられている請求項1記載の移動体管理装置。 - 【請求項3】 前記人体センサが赤外線センサ、体温セ
ンサ、焦電センサなどからなる請求項1記載の移動体管
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28685096A JPH10134262A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 移動体管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28685096A JPH10134262A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 移動体管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10134262A true JPH10134262A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17709846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28685096A Pending JPH10134262A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 移動体管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10134262A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008137767A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Nippon Otis Elevator Co | エレベータの防犯装置 |
CN102198901A (zh) * | 2010-03-24 | 2011-09-28 | 株式会社日立制作所 | 电梯的防范运行装置以及方法 |
JP2017513117A (ja) * | 2014-03-26 | 2017-05-25 | マリエラ ラベルズ オーワイ | 電子価格ラベルシステムにおける無線周波数干渉の影響を低減する構成、システムおよび方法 |
CN107648040A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-02-02 | 深圳市中新浩医学科技有限公司 | 一种艾球结构、加热装置、理疗设备及艾球加热的方法 |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP28685096A patent/JPH10134262A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008137767A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Nippon Otis Elevator Co | エレベータの防犯装置 |
CN102198901A (zh) * | 2010-03-24 | 2011-09-28 | 株式会社日立制作所 | 电梯的防范运行装置以及方法 |
JP2017513117A (ja) * | 2014-03-26 | 2017-05-25 | マリエラ ラベルズ オーワイ | 電子価格ラベルシステムにおける無線周波数干渉の影響を低減する構成、システムおよび方法 |
CN107648040A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-02-02 | 深圳市中新浩医学科技有限公司 | 一种艾球结构、加热装置、理疗设备及艾球加热的方法 |
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