JP3234985B2 - 複数の収納庫における施解錠制御装置 - Google Patents

複数の収納庫における施解錠制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動式のロック装置を備える複数の収納庫
における施解錠制御装置に関する。
〔従来の技術〕
電動式のロック装置を備えるキャビネット、ロッカ
ー、書庫等の収納庫を複数、任意のレイアウトで組合せ
て配置し、適所に設けた操作装置により、各収納庫の施
錠及び解錠を、集中的に制御し管理するようにしたユニ
ット収納システムがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のようなユニット収納システムにおいては、各収
納庫のロック装置は、操作装置の指令に基づいて、施錠
又は解錠させられるが、操作装置が存在する場所から、
すべての収納庫を視認できない場合がある。
このように、操作装置が存在する場所から視認できな
い収納庫の扉が、万一完全に閉じていない場合に、操作
装置により、その収納庫のロック装置を施錠させると、
その収納庫は扉が開いたまま放置されるおそれがあり、
管理上及び盗難防止上好ましくない。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に
鑑み、扉が開いている状態では、電動ロック装置の施錠
を無効とするとともに、ロック装置が施錠されなかった
ことを検知しうるようにした、複数の収納庫における施
解錠制御装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、電動駆動手段に
より、扉を自動的に施解錠しうるようにした電動ロック
装置を備える複数の収納庫の施解錠制御装置であって、
各収納庫に設けられ、電動ロック装置が施錠したことを
検知する施錠検知センサと、各収納庫に設けられ、扉が
閉じたことを検知する閉扉確認センサと、施錠操作スイ
ッチと、前記施錠検知センサ、電動駆動手段、閉扉確認
センサ、及び施錠操作スイッチに電気的に接続され、施
錠操作スイッチの作動により、電動駆動手段に施錠信号
を送る施錠制御回路と、施錠検知センサが作動し、かつ
閉扉確認センサが不作動のとき、電動駆動手段に解錠信
号を送るキャンセル回路とを有する制御装置とを備え、
前記キャンセル回路は、解錠信号の出力と同時に、各収
納庫のコード番号等を表示する表示装置に、エラー表示
信号を送るようになっている。
〔作 用〕
収納庫の扉が完全に閉じていない状態で、施錠操作ス
イッチが作動させられると、このとき閉扉確認スイッチ
は不作動であるので、電動駆動手段に施錠信号は送られ
ないか、又は一旦電動駆動手段に施錠信号が送られ、電
動ロック装置が施錠された直後に、キャンセル回路より
電動駆動手段に解錠信号が送られ、 いずれにしても、電動ロック装置は施錠されない。
このような場合、エラー検出回路、又はキャンセル回
路から表示装置へエラー表示信号が送られ、表示装置に
エラー状態であることが表示されるので、その誤作動状
態を操作者に知らせることができる。
〔実施例〕
第7図は、本発明の施解錠制御装置を内蔵したユニッ
ト収納システムを示し、(1)は、左右幅が小さい縦長
の制御ボックスで、制御装置(2)を内蔵し、前面に設
けた片開き扉(3)には、制御装置(2)の操作盤
(4)が設けられている。
正面から見た制御ボックス(1)の下端右側方には、
前後長が制御ボックス(1)のそれと等しい低寸の3個
の台枠(5)(5)(5)が、右方に並べて配置され、
各台枠(5)は、ケーブル(6)をもって制御装置
(2)に接続された中継装置(7)を内蔵している。
左端の台枠(5)上には、左右幅と前後長が台枠
(5)のそれと等しく、かつ高さが、台枠(5)の上面
より制御ボックス(1)の上面までの高さの3/4である
大型収納庫(8)が、制御ボックス(1)の右側面に添
って載設されている。
大型収納庫(8)は、前面に設けた両開き式の扉
(9)(9)の衝き合わせ部の上下両端を施解錠する施
解錠装置(A)(A)を内蔵しており、各施解錠装置
(A)を構成する電動ロック装置(B)と手動ロック装
置(C)(第1図ほか)のうちの電動ロック装置(B)
は、ケーブル(6)をもって、下方の中継装置(7)に
接続されている。
大型収納庫(8)の上面には、左右幅と前後長が収納
庫(8)と等長で、高さが収納庫(8)の高さの約1/3
である小型収納庫(10)が、制御ボックス(1)の右側
面に添って連設されている。
小型収納庫(10)は、その前面に設けた両開き式の扉
(11)(11)の上端を施解錠する施解錠装置(A)を内
蔵しており、その電動ロック装置(B)は、ケーブル
(6)をもって、下方の中継装置(7)に接続されてい
る。
中央の台枠(5)上には、左右幅と前後長が台枠
(5)のそれと等しく、高さが、大型収納庫(8)のそ
れの約2/3である上下2個の中型収納庫(12)(12)
が、前記収納庫(8)(10)の右側面に添って、重ねて
載設されている。
各中型収納庫(12)は、その前面に設けた両開き式の
扉(13)(13)の上端を施解錠する施解錠装置(A)を
内蔵しており、電動ロック装置(B)は、ケーブル
(6)をもって、下方の中継装置(7)に接続されてい
る。
右端の台枠(5)上にも、中央台枠(5)と同様に、
2個の中型収納庫(12)(12)が載設され、各収納庫
(12)の両開き式の扉(13)(13)の施解錠装置(A)
は、ケーブル(6)をもって、下方の中継装置(7)に
接続されている。
第7図における(14)は、扉開閉様のハンドルであ
る。
中型収納庫(12)の本体は、第8図に示すように、内
板(12a)と外板(12b)をもって2重とされ、上面の内
板(12a)および外板(12b)の前端同士は、階段状に屈
曲して下部が後方へ凹入する前板(12c)をもって閉塞
されている。扉(13)(13)は、閉じた際、前板(12
c)の凹入部に嵌合する。
第1図〜第5図は、中型収納庫(12)に設けた前記施
解錠装置(A)を示すもので、(B)は電動ロック装
置、(C)は手動ロック装置である。
(15)は、施解錠装置(A)が組み込まれ、かつ中型
収納庫(12)の上面の内板(12a)の上面中央に固定さ
れた箱体である。
箱体(15)の前壁における中央より若干右寄りの個所
には、中型収納庫(12)の前板(12c)を貫通する横長
の施状孔(16)が穿設され、かつその左右には、前方を
向く常開の押ボタンスイッチからなる閉扉確認センサ
(17)(17)が固定され、各センサ(17)の押ボタン
(17a)は、前板(12c)より前方へ突出するように付勢
されている。
箱体(15)内における施錠孔(16)の後方には、前後
方向に長い施解錠板(18)が、支持板(19)をもって前
後摺動自在に取り付けられている。施解錠板(18)の前
後両端には、それぞれ、前向突出片(18a)と起立片(1
8b)が連設されている。
施解錠板(18)の後方において、箱体(15)内には、
電動ロック装置(B)を構成するとともに、中継装置
(7)を介して制御装置(2)に接続された、前後方向
を向くソレノイド、すなわち電動駆動手段(20)が設置
されている。
電動駆動手段(20)における前方へ突出する駆動杆
(20a)は、左方を向く垂直の突出板(21)を挟んで、
施解錠板(18)の起立片(18b)の後面に固着されてい
る。突出板(21)の左端部直前には、常開のマイクロス
イッチよりなる施錠検知センサ(22)が固着されてい
る。
右方の扉(13)の遊端部内に設けた上下方向を向くハ
ンドル軸(24)の上端には、後方を向くフック(25)の
前端が固着されている。フック(25)は、ばね(図示
略)により、ハンドル軸(24)とともに第1図の反時計
回りに付勢され、その後端の鈎部は、常時、扉(13)の
裏面に穿設された横長孔(26)を貫通して、後方へ突出
している。
上記支持板(19)の上面には、押圧板(27)が重合さ
れ、その前部と後部に穿設した前後に長い長孔(28)
(28)を、支持板(19)に立設したピン(29)(29)に
係合することにより、押圧板(27)は、前後摺動自在に
案内されている。
また押圧板(27)は、支持板(19)の前部との間に張
設された引張りばね(30)により、前方に向けて付勢さ
れ、押圧板(27)の後端は、施解錠板(18)の垂直片
(18b)の前面に近接している。
押圧板(27)の上面前端には、直角三角柱状の押圧杆
(31)が立設され、その前面左側は、左方向に向かう傾
斜面(32)となっている。
第8図に示すように、収納庫(12)の前板(12c)の
中央上部には、前後方向を向くシリンダ錠(33)が貫設
され、第4図と第5図に示すように、キー(図示略)に
より回動させられるシリンダー錠(33)の後板(33a)
には、偏心するピン(34)が突設されている。
シリンダー錠(33)を包持する側面視前向U字形の支
持枠(35)の後端部には、側方を向く解錠板(36)が側
方移動自在に支持され、その中央に穿設された縦長孔
(37)は、シリンダー錠(33)のピン(34)に係合して
いる。
解錠板(36)の右端は、押圧杆(31)の傾斜面(31)
に近接しており、シリンダー錠(33)のキー操作によ
り、解錠板(36)は側方移動するようになっている。
かくして、シリンダー錠(33)及び解錠板(36)等に
より、手動ロック装置(C)が構成されている。
上述の施解錠装置(A)は、大型収納庫(9)の上下
両端の前部中央に、上下対称に設けてある。上述のユニ
ット収納庫は、正常時は、解錠板(36)が退避位置であ
る左限に位置し、押圧板(27)は、ばね(30)により前
限に押し出され、解錠板(36)の右端は、押圧杆(31)
の傾斜面(32)の後端部に近接もしくは当接している。
第1図に示すように、収納庫(12)の扉(13)(13)
が閉じている際には、施解錠板(18)は、ソレノイド
(20)の駆動枠(20a)とともに施錠位置である前限に
位置し、その前向突出片(18a)は、施錠孔(16)の左
縁に阻止しているフック(25)の右縁の側方に近接し
て、フック(25)の回動を係合している。
左右の閉扉確認センサ(17)(17)の押ボタン(17
a)(17a)は、閉じた扉(13)(13)に押圧されて閉
じ、施錠検知センサ(22)は、施解錠板(18)とともに
前進した突出板(21)に押圧されて閉じる。
第9図は、ユニット収納システム全体の制御回路のう
ち、制御装置(2)と、1個の収納庫(12)における1
個の施解錠装置(A)とを接続する回路の概略を示すブ
ロック図である。
制御装置(2)に接続されている操作盤(4)には、
施解錠しようとする任意の収納庫(8)(10)(12)、
又はそれらのグループを指定する暗証番号や、操作態様
を指定する暗証番号等を打込むためのキーボード(38)
と、施錠ボタン(39)と、解錠ボタン(40)と、表示装
置(41)とが設けられている。
表示装置(41)は、キーボード(38)により打込まれ
た暗証番号、もしくはその桁数、又はその他の数値情報
を表示する4桁の液晶表示部(42)と、指定された収納
庫(8)(10)(12)、又はそのグループの状態を表示
する状態表示部(43)とからなり、状態表示部(43)
は、施錠状態であることを示す施錠ランプ(44)と、解
錠状態であることを示す解錠ランプ(45)と、扉が開い
ていることを示す開扉ランプ(46)と、エラー状態を示
すエラーランプ(47)とを備えている。
制御装置(2)は、中継装置(7)を介して、施解錠
装置(A)におけるソレノイド(20)、各閉扉確認セン
サ(17)、施錠検知センサ(22)に接続され、それらの
間で信号の伝達が行なえるようになっている。
第10図は、第9図に示す回路より、施錠操作に関連す
るもののみを抽出し、簡略化した施解錠制御装置(2)
の実施例を示す。
(39a)は、施錠ボタン(39)を押すことにより作動
する施錠操作スイッチである。
施解錠制御装置(2)は、ソレノイド(20)と、2個
の閉扉確認センサ(17)(17)と、施錠検知スイッチ
(22)とからなる施解錠装置(A)と、表示装置(41)
と、施錠制御回路(50)と、キャンセル回路(51)を備
えている。
表示装置(41)は、エラー表示信号を受けたとき、エ
ラーランプ(47)を点灯させたり、液晶表示部(42)
に、エラーが生じた収納庫(8)(10)(12)に、予め
付されたコード番号、もしくはエラーの種類を表示する
コード番号、又はその両方を表示したりするようになっ
ている。
施錠制御回路(50)は、キーボード(38)の操作によ
り、所望の収納庫(8)(10)(12)が指定された後、
施錠ボタン(39)を押して、施錠操作スイッチ(39a)
を作動させたとき、対応する収納庫(8)(10)(12)
のソレノイド(20)に施錠信号を送るようになってい
る。
キャンセル回路(51)は、施錠検知センサ(22)が作
動し、かつ、いずれかの閉扉確認スイッチ(17)が不作
動となっているときに、ソレノイド(20)に解錠信号を
送るようになっている。
上記実施例において、キーボード(38)により、収納
庫(8)(10)(12)の中の施錠しようとするもの、又
はそのグループを指定した後、施錠ボタン(39)を押
し、施錠操作スイッチ(39a)を作動させたとき、指定
された各収納庫(8)(10)(12)の扉(9)(11)
(13)がすべて完全に閉じている場合には、ソレノイド
(20)に施錠信号が送られ、すべての電動ロック装置
(B)は、同時に、又は予め指定した順序で順次施錠さ
れる。
万一、いずれかの収納庫(8)(10)(12)のいずれ
かの扉(9)(11)(13)が完全に閉じておらず、わず
かでも開いていると、それに対応する閉扉確認センサ
(17)は不作動となり、図示しない選択制御回路等によ
り施錠信号は出力せず、その収納庫(8)(10)(12)
の電動ロック装置(B)は施錠されない。
この場合には、図示しない適宜のエラー検出回路によ
り、表示装置(41)へエラー表示信号が送られ、エラー
ランプ(47)が点灯したり、エラーが生じた収納庫
(8)(10)(12)や、エラーの種類を表示するコード
番号等が、液晶表示部(42)に表示されたりする。
指定された収納庫(8)(10)(12)におけるいずれ
かの閉扉確認センサ(17)が不作動の場合には、表示装
置(41)における扉開ランプ(46)が点灯し、施錠検知
センサ(22)が作動しているときは、施錠ランプ(44)
が点灯し、また施錠検知センサ(22)が不作動のとき
は、解錠ランプ(45)が点灯するようになっている。
なお、解錠操作、及びその他の操作に関しては、本発
明に直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
扉(9)(11)(13)が開いているときに、電動ロッ
ク装置(B)を施錠できないようにするだけで十分な場
合には、前記エラー検出回路を省略してもよい。
施錠ボタン(39)を押して、施錠操作スイッチ(39
a)を作動させると、対応する収納庫(8)(10)(1
2)における電動ロック装置(B)が一旦施錠され、こ
のとき、いずれかの扉(13)が開いていると、キャンセ
ル回路(51)により、ソレノイド(20)に解錠信号が送
られ、電動ロック装置(B)は即座に解錠される。
なお、キャンセル回路(51)から解錠信号が出力され
るのと同時に、キャンセル回路(51)から表示装置(4
1)へエラー表示信号が送られるようにしておくと、エ
ラー状態が生じたことを操作者に報知することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によると、次のような効果を奏する。
(a)施錠操作スイッチを作動させたとき、万一扉が開
いている場合には、その収納庫の電動ロック装置を施錠
することがなく、又は一旦施錠したとしても即座に解錠
することができ、扉が開いている状態で施錠するという
誤操作を防止することができる。
(b)扉が開いている状態で、誤って施錠操作した場
合、表示装置にエラー状態を表示しうるようにすること
により、エラー状態を操作者に報知することができ、収
納庫の扉を閉め直す等の対策を講じることができる。
(c)施錠ボタンを押して、施錠操作スイッチを作動さ
せると、対応する収納庫における電動ロック装置が一旦
施錠され、このとき、いずれかの扉が開いていると、キ
ャンセル回路により、ソレノイドに解錠信号が送られ、
電動ロック装置は即座に解錠されるので好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した収納庫の施解錠装置の閉扉
施錠時の状態を示す一部切欠平面図、 第2図は、第1図の一部の部材を省略したII−II線断面
図、 第3図は、解錠開扉時の状態を示す第1図と同様の平面
図、 第4図は、シリンダー錠と解錠板の常時の状態を示す後
面図、 第5図は、同じくシリンダー錠キー操作時の状態を示す
後面図、 第6図は、手動解錠開扉時の状態を示す第1図と同様の
平面図、 第7図は、本発明を適用したユニット収納システムの外
観を示す概略正面図、 第8図は、1個の収納庫の開扉状態を示す斜視図、 第9図は、ユニット収納システムの全体の回路構成の一
部を示すブロック図、 第10図は、本発明の施解錠制御装置の実施例の主要部の
回路構成を示すブロック図である。 (A)施解錠装置 (B)電動ロック装置 (C)手動解錠機構 (1)制御ボックス (2)制御装置 (3)片開き扉 (4)操作盤 (5)台枠 (6)ケーブル (7)中継装置 (8)大型収納庫 (9)扉 (10)小型収納庫 (11)扉 (12)中型収納庫 (12a)内板 (12b)外板 (12c)前板 (13)扉 (14)ハンドル (15)箱体 (16)施錠孔 (17)閉扉確認センサ (17a)押ボタン (18)施解錠板 (18a)前向突出片 (18b)起立片 (19)支持板 (20)電動駆動手段 (20a)駆動杆 (21)突出板 (22)施錠検知センサ (23)警告灯 (24)ハンドル軸 (25)フック (26)横長孔 (27)押圧板 (28)長孔 (29)ピン (30)ばね (31)押圧杆 (32)傾斜面 (33)シリンダー錠 (33a)後板 (34)ピン (35)支持枠 (36)解錠板 (37)縦長孔 (38)キーボード (39)施錠ボタン (39a)施錠操作スイッチ (40)解錠ボタン (41)表示装置 (42)液晶表示部 (43)状態表示部 (44)施錠ランプ (45)解錠ランプ (46)扉開ランプ (47)エラーランプ (50)施錠制御回路 (51)キャンセル回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−250177(JP,A) 特開 平1−169082(JP,A) 特開 昭63−55664(JP,A) 特開 昭63−181874(JP,A) 特開 平2−103374(JP,A) 特開 平2−248588(JP,A) 特開 昭60−126475(JP,A) 特開 昭55−95785(JP,A) 特開 昭64−31264(JP,A) 実開 昭62−193066(JP,U) 実開 昭63−173473(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 41/00 E05B 47/06 E05B 49/00 E05B 65/02 E05B 65/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動駆動手段により、扉を自動的に施解錠
    しうるようにした電動ロック装置を備える複数の収納庫
    の施解錠制御装置であって、 各収納庫に設けられ、電動ロック装置が施錠したことを
    検知する施錠検知センサと、 各収納庫に設けられ、扉が閉じたことを検知する閉扉確
    認センサと、 施錠操作スイッチと、 前記施錠検知センサ、電動駆動手段、閉扉確認センサ、
    及び施錠操作スイッチに電気的に接続され、施錠操作ス
    イッチの作動により、電動駆動手段に施錠信号を送る施
    錠制御回路と、施錠検知センサが作動し、かつ閉扉確認
    センサが不作動のとき、電動駆動手段に解錠信号を送る
    キャンセル回路とを有する制御装置とを備え、 扉の閉まっていない収納庫に対してのみ、キャンセル回
    路によって解錠信号が出力されるようにし、かつ 前記キャンセル回路は、解錠信号の出力と同時に、各収
    納庫のコード番号等を表示する表示装置に、エラー表示
    信号を送るようになっている、複数の収納庫における施
    解錠制御装置。
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