JPH10260601A - 熱定着方法 - Google Patents

熱定着方法

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JPH10260601A
JPH10260601A JP6756397A JP6756397A JPH10260601A JP H10260601 A JPH10260601 A JP H10260601A JP 6756397 A JP6756397 A JP 6756397A JP 6756397 A JP6756397 A JP 6756397A JP H10260601 A JPH10260601 A JP H10260601A
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JP
Japan
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toner
silicone oil
molecular weight
roller
image
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JP6756397A
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English (en)
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Kazuya Isobe
和也 磯部
Akizo Shirase
明三 白勢
Yoshiaki Kobayashi
義彰 小林
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐オフセット性が良好で、且つOHP透過性
が良好である静電荷現像用トナーを用いる熱定着方法の
提供。 【解決手段】 表面にシリコンオイル塗膜を形成した回
動する定着ローラーと該定着ローラーに圧接する圧着ロ
ーラーの間をトナー像を担持した記録材を通過させ、該
トナー像を記録材に定着させる熱定着方法において、該
シリコンオイルが下記一般式(I)で示される構造単位
を有する含フッ素系シリコンオイルであり、且つ少なく
とも樹脂及び着色剤とからなる該トナーの160℃にお
ける貯蔵弾性率G′160が500〜1200dyn/c
2、160℃における損失弾性率G″160が1500〜
3000dyn/cm2であり、180℃における貯蔵
弾性率G′180が300〜1000dyn/cm2であ
り、180℃における損失弾性率G″180が800〜2
300dyn/cm2である静電荷現像用トナーである
ことを特徴とする熱定着方法。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナー像を記録材に
定着させる熱定着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法においては記録材上に
担持されたトナー像の熱効率が良く、高速定着に適する
等の理由から熱ローラー定着方法が賞用されてきた。こ
の熱ローラー定着方法は、加熱源を内蔵した定着ローラ
ーと圧着ローラーとの間をトナー像を担持した記録紙を
通過させ、トナーを記録紙へ熱溶融定着させる方法であ
る。
【0003】この熱ローラー定着方法は、上記長所を有
する反面、記録紙上のトナーが定着ローラーに転写紙、
回転後に記録紙の他の箇所に付着し、それが定着され、
得られた記録紙の画像を汚す、いわゆるオフセット現象
が発生するという短所を有している。
【0004】熱ローラー定着方法のオフセット現象防止
のため、従来定着ローラー表面にジメチルシリコンオイ
ルを供給する技術が提案されている。
【0005】この方法は、オフセット現象の防止には有
効であるが、反面シリコンオイル供給のための装置を必
要とし、また、発煙の問題を有していた。さらに、シリ
コンオイルの塗布により定着画像表面の平滑性が損なわ
れ、特にカラー画像の場合OHP透過性の低下を招く。
【0006】上記提案されている技術は、確かにオフセ
ット現象の防止には優れた効果を発揮しているが、定着
性が充分に発揮できない等の問題を有し、このため定着
ローラーの傷が発生したり、定着ローラーの寿命が短
く、長期に渡って安定した画像を得られない等の問題を
提起している。また、従来シリコンオイルは摩擦帯電性
としては正帯電性であり、定着ローラー表面は正帯電し
やすい。このため、負帯電性のトナーを使用した場合
は、記録紙が定着ローラーに巻き付く現象が生じやす
く、従来のシリコンオイルを定着ローラーに使用した場
合は、トナーの使用に制約があった。このことは、上記
と同様、定着ローラーにゴミ、チリが付着し、定着ロー
ラーに傷が発生し、長期に亘って画像欠陥が発生すると
いう問題を生じた。
【0007】一方、近年定着ローラーの代わりに固定さ
れた加熱体を使用して移動するフィルム材を介して圧着
ローラーに圧接し、その間をトナー像を担持した記録紙
を通過させ、熱定着する技術が例えば特開平5−119
530号に提案されている。
【0008】この定着方法は、熱効率の良い定着方法で
あるが、上述した熱ローラー定着方法と同様の諸問題を
提起している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は耐オフ
セット性が良好で、且つOHP透過性が良好である静電
荷現像用トナーを用いる熱定着方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は以下
の構成により達成される。
【0011】1.表面にシリコンオイル塗膜を形成した
回動する定着ローラーと該定着ローラーに圧接する圧着
ローラーの間をトナー像を担持した記録材を通過させ、
該トナー像を記録材に定着させる熱定着方法において、
該シリコンオイルが下記一般式〔I〕で示される構造単
位を有する含フッ素系シリコンオイルであり、且つ少な
くとも樹脂及び着色剤とからなる該トナーの160℃に
おける貯蔵弾性率G′16 0が500〜1200dyn/
cm2、160℃における損失弾性率G″160が1500
〜3000dyn/cm2であり、180℃における貯
蔵弾性率G′180が300〜1000dyn/cm2であ
り、180℃における損失弾性率G″180が800〜2
300dyn/cm2である静電荷現像用トナーである
ことを特徴とする熱定着方法。
【0012】
【化2】
【0013】(一般式〔I〕式中、Xは炭素数1〜4の
飽和炭化水素基又はアリール基を示し、Rfは炭素数2
〜10のフルオロアルキル基を示し、nは1〜4の整数
を示す。) 2.表面にシリコンオイル塗膜を形成した回動する定着
ローラーと該定着ローラーに圧接する圧着ローラーの間
をトナー像を担持した記録材を通過させ、該トナー像を
記録材に定着させる熱定着方法において、該シリコンオ
イルが前記一般式〔I〕で示される構造単位を有する含
フッ素系シリコンオイルであり、少なくとも樹脂及び着
色剤とからなる該トナーのテトラヒドロフラン(TH
F)溶解成分の分子量0.15万以上、8万未満の低分
子量成分の面積(SLp)と分子量8万〜100万の高
分子量成分の面積(SHp)の比(SLp/SHp)が
5〜15である静電荷現像用トナーであることを特徴と
する熱定着方法。
【0014】以下、本発明を更に詳細に述べる。
【0015】本発明の含フッ素系シリコンオイルは前記
一般式〔I〕で示される構造単位を有するシリコンオイ
ルである。
【0016】一般式〔I〕において、Xはメチル基等の
炭素数1〜4のアルキル基の飽和炭化水素基、フェニル
基等のアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフル
オロアルキル基である。
【0017】更に、Rfの好ましい態様としてはZ−
(CF2m−(Zは水素原子またはフッ素原子、mは前
述のフルオロアルキル基の如く2〜10、好ましくは2
〜8の整数である。)で表される基であり、nは1〜4
の整数を表す。
【0018】本発明の含フッ素系シリコンオイルは前述
の繰り返し単位を有していることが必要であるが、ジメ
チルシリコン、フェニルメチルシリコン又はジフェニル
シリコン等との共重合体構造を有していてもよい。
【0019】本発明における含フッ素系シリコンオイル
は使用時に於いて適度な粘度を有する液状のものである
ことが好ましい。このため、本発明のシリコンオイルで
は25℃に於ける粘度が20〜1000csが好まし
く、より好ましくは100〜500csの粘度を有する
ものがよい。
【0020】上記含フッ素系シリコンオイルの粘度の調
整は重合度を調整することで制御することができる。該
粘度は動的粘度を示し、ASTM D 445−46
T、あるいはJIS Z8803に準拠し、ウッベロー
デ粘度計により測定されるものである。
【0021】本発明の含フッ素系シリコンオイルが共重
合体である場合、本発明の諸目的達成度から、本発明の
一般式〔I〕で示される構造単位が20mole%以上
含まれていることが好ましい。20mole%未満であ
るとフッ素系シリコンオイルの効果が発揮されず、他の
成分の効果が顕著に発揮されてしまう。
【0022】本発明のフッ素系シリコンオイルの製造方
法は、通常のシリコンオイルの製造方法を参考にし、ジ
アルキル置換ジクロロシランを珪素と塩化アルキルとを
反応させ、得られた化合物を加水分解することでシロキ
サンとなし、ついで環状オリゴマーあるいは線状オリゴ
マーを形成した後にこれらを重合することで合成され
る。
【0023】本発明のフッ素系シリコンオイル化合物は
側鎖にフッ化アルキル基を有しているものであるが、こ
の場合には塩化アルキルの代わりに末端にクロロ基を有
するフッ素系化合物、例えば下記一般式(b)で示す構
造のものを用いることで容易に製造される。
【0024】一般式(b) Z−(CF2m(CH2nCl 一般式(b)において、mは2〜10の整数を示し、n
は1〜4の整数を示す。また、Zは水素又はフッ素元素
を示す。
【0025】一般式(b)で示される化合物の代表的具
体的を以下に挙げる。
【0026】(A)CF3CF2CH2Cl (B)CF3CF2CF2CH2Cl (C)CF3CF2CF2(CH22Cl (D)CF3CF2CF2CF2(CH22Cl (E)CF3CF2CF2CF2CF2CH2Cl (F)CF3CF2CF2CF2CF2(CH23Cl (G)CF3CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl (H)CF3CF2CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl (I)HCF2CF2CH2Cl (J)HCF2CF2CF2CH2Cl (K)HCF2CF2CF2(CH22Cl (L)HCF2CF2CF2CF2CH2Cl (M)HCF2CF2CF2CF2(CH22Cl (N)HCF2CF2CF2CF2(CH24Cl (O)HCF2CF2CF2CF2CF2(CH23Cl (P)HCF2CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl なお、本発明に於いてフッ化アルキル基以外のアルキル
基を導入する塩化アルキルとしては塩化メチル、塩化エ
チル、塩化プロピル、塩化ブチルをあげることができ
る。
【0027】本発明においては、上記フッ素化アルキル
置換されたシリコンオイルを用いることでフッ素系樹脂
被覆された定着ローラーに対する均一付着等の効果を発
揮するためにはこのフッ素原子数が大きな役割を奏して
いるものと推定される。
【0028】この場合、フッ素化アルキルの炭素数は1
〜10であり、珪素原子に直接結合する部分はメチレン
鎖であることが好ましい。さらに、好適なフッ素化アル
キルの炭素数範囲は2〜8である。このフッ素化アルキ
ル炭素数が過多となると熱が加わった場合、定着ローラ
ーの流動特性に問題を生じる。また、フッ素化アルキル
を有しない場合にはフッ素系樹脂を被覆した熱ロール表
面に対する濡れ性の向上が無く、均一なオイル膜の形成
ができない。
【0029】以下に、本発明の含フッ素系シリコンオイ
ルの代表的具体例の構造を下記に示す。
【0030】
【化3】
【0031】
【化4】
【0032】なお、上記化合物中で、a及びbは1以上
の整数を示し、好ましくは10〜2000の整数であ
り、より好ましくは100〜1000である。
【0033】次に本発明の静電荷現像用トナー(以下、
単に本発明のトナーともいう)について詳述する。
【0034】〈GPC測定方法〉本発明における樹脂の
分子量分布とは、トナーのテトラヒドロフラン(TH
F)可溶分とTHFを溶媒としたGPCによるクロマト
グラムの分子量分布により測定されるものであり、測定
は次の条件である。測定試料は以下のようにして作成す
る。
【0035】試料とTHFとを0.5〜5mg/ml
(例えば5mg/ml)の濃度で混合し、室温にて数時
間(例えば、5〜6時間)放置した後、十分に振とうし
THFと良く混合し(試料の合一体がなくなるまで)、
更に室温にて12時間以上(例えば、24時間)静置す
る。このとき、試料とTHFの混合時点から、静置終了
時点までの時間が24時間以上(例えば、24〜30時
間)となるようにする。
【0036】その後、サンプル処理フィルタ(ポアサイ
ズ、0.45〜0.5μm、例えば、マイショリディス
クH−25−5 東ソー社製、エキクロディスク25C
Rゲルマン サイエンスジャパン社製などが利用でき
る)を通過させたものをGPCの試料とする。試料濃度
は、トナー成分が0.5〜5mg/mlとなるように調
整する。
【0037】GPC測定装置において、40℃のヒート
チャンバ中でカラムを安定化させ、この温度におけるカ
ラムに、溶媒としてTHFを毎分1mlの流速で流し、
THF試料溶液を100μl注入して測定する。試料の
分子量測定に当たっては、試料の有する分子量分布を数
種の単分散ポリスチレン標準試料により作成された検量
線の対数値とカウント数との関係から算出する。
【0038】検量線作成用の標準ポリスチレン試料とし
ては、例えば、東ソー社製あるいは、昭和電工社製の分
子量が102〜107程度のものを用い、少なくとも10
点程度の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当であ
る。検出器にはRI(屈折率)検出器を用いる。カラム
としては、市販のポリスチレンジェルカラムを複数本組
み合わせるのが良く、例えば昭和電工社製のshode
x GPC KF−801、802、803、804、
805、806、807、800Pの組合せや、東ソー
社製のTSKgelG1000H(HXL)、G2000
H(HXL)、G3000H(HXL)、G4000H(H
XL)、G5000H(HXL)、G6000H(HXL)、
G7000H(HXL)、TSK guardcolum
nの組合せを挙げることができる。
【0039】〈粘弾性測定方法〉貯蔵弾性率G′及び損
失弾性率G″はレオメーター「ソリキッドメーター:M
R−500型」(日本レオロジー社製)を用いたコーン
プレート法によって測定された値(dyne/cm2
をいうものとする。ここに、測定条件としてはコーン角
を2.0deg、コーン径を4.0cm、周波数を1.
0Hz、ねじり角を0.5deg、ギャップ長を50μ
m、測定開始温度を100℃、昇温速度を毎分3℃とし
た。
【0040】160℃における貯蔵弾性率をG′160
160℃における損失弾性率をG″160とし、180℃
における貯蔵弾性率をG′180、180℃における損失
弾性率をG″180とする。
【0041】本発明においては、少なくとも樹脂及び着
色剤とからなるトナーの160℃における貯蔵弾性率
G′160が500〜1200dyn/cm2、160℃に
おける損失弾性率G″160が1500〜3000dyn
/cm2であり、180℃における貯蔵弾性率G′180
300〜1000dyn/cm2であり、180℃にお
ける損失弾性率G″180が800〜2300dyn/c
2である静電荷現像用トナーを使用する。
【0042】また、G′160>G′180、G″160>G″
180であることが必要である。
【0043】本発明においては160℃におけるトナー
の貯蔵弾性率G′160が1200dyn/cm2を越え、
160℃における損失弾性率G″160が3000dyn
/cm2を越えると画像表面の平滑性が不足し、画像と
してOHP透過性が低く彩度の低下を招く。
【0044】一方、160℃における貯蔵弾性率G′
160が500未満であり、160℃における損失弾性率
G″160が1500未満であると画像表面の平滑性は良
好であるが、オフセット等の問題を発生しやすい。
【0045】また、180℃における貯蔵弾性率G′
180が1000dyn/cm2を越え、180℃における
損失弾性率G″180が2300dyn/cm2を越えると
転写材へのぬれ性、接着性が低いものとなり定着アンダ
ー等の問題を生じやすい。
【0046】一方、180℃における貯蔵弾性率G′
180が300dyn/cm2未満であり、180℃におけ
る損失弾性率G″180が800dyn/cm2未満である
と上述したものと同様にオフセット等の問題を発生しや
すい。
【0047】さらに、G′160>G′180、G″160
G″180であることがOHP透過性を安定させるために
好ましい。
【0048】前記トナーのゲルパーミエーションクロマ
トグラフィー(GPC)によって測定されたクロマトグ
ラムに於いて、本発明のトナーは分子量0.15万以上
8万未満の低分子量成分の面積(SLp)と分子量8万
〜100万の高分子量成分の面積(SHp)の比(SL
p/SHp)が5〜15である。この場合SLp/SH
pが5未満であると熱ローラー定着において透過性の良
好なOHP画像を得ることは難しい。また、SLp/S
Hpが15を越えると耐ホットオフセット性を良好に保
つことは困難となる。
【0049】本発明に用いることができるビニル系結着
樹脂は帯電特性、粉砕性等トナーとしての基本特性を得
るためにスチレン系単量体、アクリル酸エステルもしく
はメタクリル酸エステル単量体を基本単位とすることが
好ましい。
【0050】上記スチレン単量体の具体例としては、ス
チレンの他にo−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレン、2,4
−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−t
er−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p
−n−オクチルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、
p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、P−ク
ロロスチレン、3,4−ジクロロスチレンなどが挙げら
れる。
【0051】本発明に用いられるアクリル酸エステルも
しくはメタクリル酸エステル単量体の具体例としては、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イ
ソブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ド
デシル、メタクリル酸ステアリルなどのアクリル酸また
はメタクリルのアルキルエステルの他、アクリル酸2−
クロロエチル、アクリル酸フェニル、α−クロロアクリ
ル酸メチル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメ
チルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチ
ル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸
グリシジン、ビスグリシジルメタクリレート、ポリエチ
レングリコールジメタクリレート、メタクリロキシエチ
ルホスフェートなどを挙げることができ、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロ
ピル、メタクリル酸ブチルなどが特に好ましく用いられ
る。
【0052】本発明に用いられるその他のビニル系単量
体としては、α−エチルアクリル酸、クロトン酸などの
アクリル酸及びそのα−あるいはβ−アルキル誘導体;
フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸など
の不飽和ジカルボン酸およびそのモノエステル誘導体お
よびジエステル誘導体;コハク酸モノアクリルロイルオ
キシエチルエステル、コハク酸モノメタクリロイルオキ
シエチルエステル、フマル酸モノアクリロイルオキシエ
チルエステルフマル酸モノメタクリロイルオキシエチル
エステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ア
クリルアミドなどを挙げることができる。
【0053】上記ビニル系結着樹脂にイオン架橋構造を
導入しても良い。イオン架橋導入においては、多価金属
を反応させれば良く、ビニル系結着樹脂のカルボキシル
基と金属イオンとの配位結合(イオン結合)によってイ
オン架橋構造が形成される。ここで、好ましい多価金属
化合物としては、例えばアルカリ土類金属、亜鉛族金属
の酢酸塩、酸化物等を挙げることができる。
【0054】また、本発明においては下記一般式(c)
で表される架橋剤を用いることが好ましい。
【0055】
【化5】
【0056】一般式(c)において、R1〜R8は水素原
子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の置換、無置換のア
ルキル基、シクロアルキル基又はアリール基を表す。R
9、R10は水素原子又は炭素数1〜6の鎖状、環状のア
ルキル基を表す。Xは炭素数1〜6の鎖状のアルキレン
基、ポリメチレン基、炭素数2〜6の鎖状、環状のアル
キリデン基又は単なる結合手を表す。nは1〜5の数で
ある。
【0057】一般式(c)で表される架橋剤においてn
が6以上であるとソフトセグメント化し過ぎてしまい十
分な機械的強度が得られなくなってしまう。
【0058】また、本発明においては下記一般式(d)
で表される架橋剤を用いることも好ましい。
【0059】
【化6】
【0060】一般式(d)において、R11、R12は水素
原子、炭素数1〜6の鎖状、環状のアルキル基を表す。
13、R14は水素原子、炭素数1〜10の置換、無置換
のアルキル基、シクロアルキル基又はアリール基を表
し、R13、R14は同じでも、異なっていても良い。さら
に、R13、R14は相互に結合を形成した環を形成しても
良い。mは3〜20の数である。
【0061】一般式(d)で表される架橋剤においてm
が2以下であると十分なソフトセグメントととはならず
脆さが顕在化してしまい、mが21以上であるとソフト
セグメント化し過ぎてしまい十分な機械的強度が得られ
なくなってしまう。
【0062】さらに、上記架橋剤の使用量としてはビニ
ル系結着樹脂成分中0.1〜10重量%が好ましく、よ
り好ましくは0.3〜6重量%である。0.1重量%未
満では充分な効果が得られず、10重量%を超えると、
架橋度が高くなり過ぎるために、溶融時に樹脂の自由度
が低くなり、低温定着性が損なわれる。
【0063】前記ビニル系結着樹脂は、凝集性の点から
ガラス転移点温度が45℃以上であることが望ましい。
該ビニル系結着樹脂の合成法としては、懸濁重合、乳化
重合、溶液重合、塊重合等が利用できる。
【0064】本発明のトナーには、従来公知の着色剤、
帯電制御剤等の添加剤を添加することができ、例えばカ
ーボンブラック、ニグロシン染料、含金属染料等の金属
キレート染料、アニリン染料、ナフトールイエロー、ピ
グメントイエロー、ベンジジンイエロー、パーマネント
イエロー、パーマネントレッド、ブリリアントカーミ
ン、パーマネントカーミン、ピラゾロンレッド、無金属
フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ウルト
ラマリンブルー、その他の染料、顔料または酸化金属粉
が用いられる。
【0065】さらに、本発明のトナーにはポリオレフィ
ンを含有させても良い。ポリオレフィンとしては、例え
ばエチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセ
ン、ヘプテン、オクテン、ノネン、デセン、3−メチル
−1−ブテン、3−メチル−2−ペンテン、3−プロピ
ル−5−メチル−2−ヘキセン等のオレフィン単量体の
重合体あるいは前記のようなオレフィン単量体とアクリ
ル酸、メタクリル酸、酢酸ビニル等との供重合体が該当
するが、特にポリプロピレンが好ましい。
【0066】これらポリオレフィンの含有量は本発明の
トナーの中に0.5〜10重量%が好ましく、特に1〜
5重量%配合されるのがより好ましい。
【0067】0.5重量%未満では定着強度、ヒートロ
ール定着方式におけるオフセット等の定着特性に劣る傾
向にある。一方、10重量%を超えた場合にはトナーの
流動性が劣る傾向にあるため、現像剤流動不良により画
像品質が低下したり、トナー及び現像剤の収容容器内で
材料が滞留を起こす等の問題が発生し易い。
【0068】さらに、流動化剤も添加することができ、
例えば表面を疎水化したSiO2、TiO2等の無機酸化
物、SiC等の無機微粒子、ステアリン酸亜鉛の金属石
鹸、公知のものを用いることができる。
【0069】本発明のトナーは、一成分現像剤または二
成分現像剤として用いられる。二成分現像剤として用い
る場合は、キャリアと混合して使用される。これらのキ
ャリアとしては、フェライト、酸化鉄粉、ニッケル等の
磁性金属粉キャリア、これらを樹脂でコートしたコート
キャリア、磁性粉分散型キャリア等、公知のものを用い
ることができる。
【0070】次に本発明に好適に適用される熱定着方法
について説明する。
【0071】上記熱定着方法を図1に従って説明する
と、表面2にテトラフルオロエチレンやポリテトラフル
オロエチレン−パーフルオロアルコキシビニルエーテル
共重合体類等を被覆した鉄やアルミニウム等で構成され
る金属シリンダー3内部に加熱源4を有する上ローラー
1とシリコンゴム等で形成された下ローラー5とから形
成されているものである。詳しくは、加熱源4として線
状のヒーターを有し、上ローラー1の表面温度を約12
0〜200℃程度に加熱するものである。この上ローラ
ー1と下ローラー5との間を本発明のトナー画像7を担
持した記録材6を通過させ、トナー画像7を記録材上に
熱溶融固着させる。従来の熱ローラー定着方法では、溶
融したトナーの一部が上ローラー1に融着し、一回転
後、この上ローラー1に融着したトナーが記録材の別の
部分に固着されるオフセット現象が発生し、甚だしき場
合は、上ローラー1に融着したトナーは、記録材から離
れず記録材とともに上ローラーに巻き付く、いわゆる巻
き付き現象が生じるとともに定着ローラーが汚れるとい
う問題を提起していた。定着部に於いては上ローラー1
と下ローラー5間に圧力を加え、下ローラー5を変形さ
せ、いわゆるニップを形成する。ニップ幅としては1〜
10mm、好ましくは1.5〜7mmである。定着線速
は40mm/sec〜400mm/secが好ましい。
ニップ幅が狭い場合には熱を均一にトナーに付与するこ
とができなくなり、定着のムラを発生し易くなる。一方
でニップ幅が広い場合には樹脂の溶融が促進され、オフ
セット現象が発生し易くなる。
【0072】本発明の熱定着方法においては、上ローラ
ー1の表面2上には本発明の含フッ素系シリコンオイル
塗膜が形成されており、この塗膜と本発明のトナーとの
相互作用によって、本発明の諸目的は効率的に達成され
る。この本発明の含フッ素系シリコンオイル塗膜の上ロ
ーラー1の表面2での形成は、一例として以下の通りに
行われる。
【0073】即ち、上ローラー1の長手方向の表面2に
は、含浸ローラー8が圧接され、矢印方向に回転してい
る。この含浸ローラー8はあらかじめ本発明の含フッ素
系シリコンオイルを含浸させておき、定着に際して、上
ローラー1の回転に従って極少量ずつ含浸ローラー8か
ら上ローラー1の表面に含フッ素系シリコンオイルが供
給されて、結果として上ローラー1の表面2には、本発
明の含フッ素系シリコンオイル塗膜が形成されることに
なる。
【0074】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下の配合における部数は全て重量部である。
【0075】トナー1 重合体(バインダー樹脂)の調製 温度計、撹拌器、窒素ガス導入管及び、流下式コンデン
サーを備えたセパラブルフラスコにトルエンを入れ、ガ
ス導入管より窒素ガスを導入して内部を不活性雰囲気下
とした後、油浴にて加熱しトルエンの環流温度にした。
次いでトルエン100部中にスチレン75部とメチルメ
タクリレート5部とn−ブチルアクリレート20部及び
重合開始剤としてのジt−ブチルパーオキサイド4部を
溶解した混合物を滴下しながら溶液重合を行い、高分子
量重合体を得た。
【0076】次に、前記高分子量重合体溶液を有するフ
ラスコ内にトルエン1000部中にスチレン700部と
メチルメタクリレート150部とn−ブチルアクリレー
ト150部及び下記構造式で示される化合物(1)20
部及び重合開始剤としてのジt−ブチルパーオキサイド
40部を溶解した混合物を滴下しながら溶液重合を行っ
た。滴下終了後さらにトルエンの沸騰する温度にて撹拌
しながら、5時間熟成し低分子量重合体を得た。その
後、系の温度を180℃まで徐々に上げながら減圧下に
てトルエンを脱溶剤し、さらに冷却、粉砕して目的とす
る樹脂Aを得た。
【0077】
【化7】
【0078】:顔料マスターバッチの調製 前記樹脂Aと、マゼンタ顔料「C.I.ピグメントレッ
ド122」とを、重量比が6:4となる割合で混合し、
フラッシング処理を行って顔料マスターバッチを調製し
た。
【0079】:トナーの製造 前記樹脂A100部と、上記で調製した顔料マスター
バッチ20部と、3,5−ジターシャリブチルサリチル
酸の亜鉛塩3部とをヘンシェルミキサーで混合し、つい
で、2軸型エクストルーダーで溶融混練し、冷却固化
し、粗砕した後、粒子衝突型の微粉粗砕機及び、気流式
分級機を用いて体積平均粒径8.5μmの着色粒子を得
た。得られた着色粒子の100部に対して、疎水性シリ
カ「R−972」(日本アエロジル社製)0.5部と、
疎水性チタニア「T−805」(日本アエロジル社製)
1.0部とを添加し、ヘンシェルミキサーを用いて混合
処理することにより本発明のトナー(T1)を製造し
た。
【0080】トナー2 トナー1において、低分子量重合体の樹脂組成をスチレ
ン350部、アクリル酸n−ブチル100部、メタクリ
ル酸メチル50部、下記構造式で示される化合物(2)
15部としたことを除いて他は同様にしてトナー(T
2)を作製した。
【0081】
【化8】
【0082】トナー3 トナー1において、低分子量重合体の樹脂組成をスチレ
ン700部、アクリル酸n−ブチル150部、メタクリ
ル酸メチル150部、下記構造式で示される化合物
(3)20部としたことを除いて他は同様にしてトナー
(T3)を作製した。
【0083】
【化9】
【0084】トナー4 トナー1において、低分子量重合体の樹脂構成をスチレ
ン380部、アクリル酸n-ブチル230部、メタクリル
酸メチル50部、下記構造式で示される化合物(4)1
5部としたことを除いて他は同様にしてトナー(T4)
を作成した。
【0085】
【化10】
【0086】比較用トナー1 トナー1において、低分子量重合体の樹脂組成をスチレ
ン1400部、メチルメタアクリレート300部、n−
ブチルアクリレート350部としたことを除いて他は同
様にしてトナー(H1)を作製した。
【0087】比較用トナー2 トナー1において、低分子量重合体の樹脂組成をスチレ
ン250部、メチルメタアクリレート50部、n−ブチ
ルアクリレート50部としたことを除いて他は同様にし
てトナー(H2)を作製した。
【0088】比較用トナー3 トナー1において、低分子量重合体の樹脂組成をスチレ
ン1300部、メチルメタアクリレート350部、n−
ブチルアクリレート350部とし、化合物(1)を用い
ないことを除いて他は同様にしてトナー(H3)を作製
した。
【0089】比較用トナー4 トナー1において、低分子量重合体の樹脂組成をスチレ
ン300部、メチルメタアクリレート75部、n−ブチ
ルアクリレート75部とし、化合物(1)を用いないこ
とを除いて他は同様にしてトナー(H4)を作製した。
【0090】
【表1】
【0091】〈キャリアの製造〉体積平均粒径が45μ
m、比重が5.0であるCu−Fe系のコア粒子表面
に、このコア粒子に対して2.0重量%となる割合で、
スチレン−メチルメタクリレート樹脂(4/6(モル
比))からなる樹脂被覆層を形成させて樹脂被覆キャリ
アを調製した。
【0092】〈現像剤の調製〉上記トナー(T1〜T4
及び、H1〜H4)の各々と、上記樹脂被覆キャリアと
をトナー濃度が7%となるよう、V型混合機を用いて混
合することにより、現像剤1〜4及び比較現像剤1〜4
を調製した。
【0093】〈評価条件〉実施例に於いては、画像形成
装置としてコニカ−9028改造機を用いて実写評価を
行った。装置の主な改造点及び主要な条件は以下の通り
である。
【0094】感光体表面電位=−550V DCバイアス =−250V ACバイアス =Vp−p:−50〜−450V Dsd =300μm なお、定着性能については、定着装置の構成を図1に示
すよう改造し、また上下ローラーともLTVゴム層を有
するように改造したフルカラー複写機「DC−902
8」(コニカ(株)製)を用いて定着画像を形成するこ
とにより行った。
【0095】なお、定着条件としては、プロセススピー
ド140mm/secとした。
【0096】なお、定着装置のクリーニング機構として
はフッ素系シリコンオイルを含浸したパッドを装着して
使用した。例示化合物(7)、(8)、(13)を用
い、これらをR−1、R−2、R−3とする。
【0097】また、定着装置の表面温度は可変(120
〜200℃)できるものを用いた。
【0098】一方、比較用定着装置として、ジメチルポ
リシロキサンからなるシリコンオイル(ジメチルシリコ
ンオイル)を前述の装置に用いたものと、側鎖のフッ化
アルキルが単なるトリフルオロメチルであるフッ素系シ
リコンオイル(FS−1265:ダウコーニング社製)
を用いたものを使用した。ジメチルシリコンオイル使用
熱ロール定着装置をR−比1、フッ素系シリコンオイル
を用いたものをR−比2とする。
【0099】〈評価〉得られたトナーにおいて以下の評
価を行った。その結果を表2に示した。
【0100】テストは本発明のトナーを用いた現像剤に
よって、上記画像形成方法によりOHP上に、透過画像
(OHP画像)を作成(定着温度は170℃)し、以下
に示す方法で評価した。なお、トナー付着量は0.7±
0.05(mg/cm2)の範囲で評価した。
【0101】透明性:OHP画像の透明性については下
記方法にて評価した。
【0102】日立製作所製「330型自記分光光度計」
によりトナーが担持されていないOHP用シートをリフ
ァレンスとして画像の可視分光透過率を測定し、570
nmでの分光透過率を求め、OHP画像の透明性の尺度
とした。
【0103】
【表2】
【0104】
【発明の効果】実施例で実証した如く、本発明による静
電荷現像用トナーを用いる熱定着方法は耐オフセット性
が良好で、且つOHP透過性が良好で優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す熱ローラー定着方法の概略
構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 上ローラー 4 加熱源 5 下ローラー 6 記録材 8 含浸ローラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にシリコンオイル塗膜を形成した回
    動する定着ローラーと該定着ローラーに圧接する圧着ロ
    ーラーの間をトナー像を担持した記録材を通過させ、該
    トナー像を記録材に定着させる熱定着方法において、該
    シリコンオイルが下記一般式〔I〕で示される構造単位
    を有する含フッ素系シリコンオイルであり、且つ少なく
    とも樹脂及び着色剤とからなる該トナーの160℃にお
    ける貯蔵弾性率G′160が500〜1200dyn/c
    2、160℃における損失弾性率G″160が1500〜
    3000dyn/cm2であり、180℃における貯蔵
    弾性率G′180が300〜1000dyn/cm2であ
    り、180℃における損失弾性率G″180が800〜2
    300dyn/cm2である静電荷現像用トナーである
    ことを特徴とする熱定着方法。 【化1】 (一般式〔I〕中、Xは炭素数1〜4の飽和炭化水素基
    又はアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフルオ
    ロアルキル基を示し、nは1〜4の整数を示す。)
  2. 【請求項2】 表面にシリコンオイル塗膜を形成した回
    動する定着ローラーと該定着ローラーに圧接する圧着ロ
    ーラーの間をトナー像を担持した記録材を通過させ、該
    トナー像を記録材に定着させる熱定着方法において、該
    シリコンオイルが前記一般式〔I〕で示される構造単位
    を有する含フッ素系シリコンオイルであり、少なくとも
    樹脂及び着色剤とからなる該トナーのテトラヒドロフラ
    ン(THF)溶解成分の分子量0.15万以上8万未満
    の低分子量成分の面積(SLp)と分子量8万〜100
    万の高分子量成分の面積(SHp)の比(SLp/SH
    p)が5〜15である静電荷現像用トナーであることを
    特徴とする熱定着方法。
JP6756397A 1996-10-30 1997-03-21 熱定着方法 Pending JPH10260601A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006002073A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 化合物、高分子化合物、ポジ型レジスト組成物およびレジストパターン形成方法
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US8741538B2 (en) 2004-04-13 2014-06-03 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Polymer compound, photoresist composition containing such polymer compound, and method for forming resist pattern

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