JPH10260524A - 感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性平版印刷版

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JPH10260524A
JPH10260524A JP6594197A JP6594197A JPH10260524A JP H10260524 A JPH10260524 A JP H10260524A JP 6594197 A JP6594197 A JP 6594197A JP 6594197 A JP6594197 A JP 6594197A JP H10260524 A JPH10260524 A JP H10260524A
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JP
Japan
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photosensitive
layer
uppermost
photosensitive layer
printing plate
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Pending
Application number
JP6594197A
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English (en)
Inventor
Shigeto Goto
成人 後藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポジ型感光性平版印刷版に要求される感度、
現像性、耐刷力に優れ、しかもボールペンやられ、ボー
ルペン残り等のボールペン適性に優れる感光性平版印刷
版の提供。 【解決手段】 支持体上に光、活性放射線、電子線によ
り酸又はラジカルを発生する化合物を含有する少なくと
も2層の感光層を有し、最上層の感光層と最上層以外の
少なくとも一層の感光層の下記物性値が異なることを特
徴とする感光性平版印刷版又は上記感光層に高分子化合
物を含有する感光性平版印刷版により達成。 超微小押し込み硬度、塑性変形量、ヤング率、
破断強度、破断伸度 更に上記高分子化合物を含有する感光層の高分子化合物
の最上層下記式値をD1、最上層以外の感光層の下記式
値をD2とするとき、D1とD2とが異なることを特徴
とする感光性平版印刷版。 (式)D=Σμm×Mm/100 μm:高分子化合物を構成する各モノマー単位の双極子
モーメント(D) Mm:高分子化合物を構成する各モノマー単位のmol
%比率

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性平版印刷
版、特にポジ型の感光性平版印刷版に関し、詳しくはボ
ールペンに対する適性を有するポジ型感光性平版印刷版
に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷は、水と油とが本質的には混じ
り合わない性質を巧みに利用した印刷方式である。ポジ
型感光性平版印刷版は、感光層に画像露光を施し、次い
で現像すると、露光部のインキ受容性である感光層は除
去されて親水性支持体の表面が露出する一方、露光され
ない部分のインキ受容性である感光層は支持体に残留し
てインキ受容層を形成する。
【0003】この感光性平版印刷版に求められる一般的
な性能に、感度、現像性、耐刷力があり、更に、平版印
刷版の製版作業時に、版上に、見当合わせや目印のため
にボールペンで印を付けることがあり、このためボール
ペンインキに対する耐性、露光・現像後にボールペンイ
ンキが溶出する性能も求められる。
【0004】以上のような性能全てを満足させることは
非常に困難であり、その解決が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題に対
して、本発明の課題は、ポジ型感光性平版印刷版に要求
される感度、現像性、耐刷力に優れ、しかもボールペン
やられ、ボールペン残り等のボールペン適性に優れる感
光性平版印刷版を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は下記
手段により達成される。
【0007】(1) 支持体上に光、活性放射線、電子
線により酸又はラジカルを発生する化合物を含有する少
なくとも2層の感光層を有し、最上層の感光層の超微小
押し込み硬度をH1(GPa)、最上層以外の少なくと
も一層の感光層の超微小押し込み硬度をH2(GPa)
とするとき、H1とH2の差が10.0〜400%の範
囲であることを特徴とする感光性平版印刷版。
【0008】(2) 上記(1)記載の感光層に於い
て、最上層の感光層の塑性変形量をP1(μm)、最上
層以外の少なくとも一層の感光層の塑性変形量をP2
(μm)とするとき、P1とP2の差が5.0〜300
%の範囲であることを特徴とする感光性平版印刷版。
【0009】(3) 支持体上に光、活性放射線、電子
線により酸又はラジカルを発生する化合物を含有する少
なくとも2層の感光層を有し、最上層の感光層のヤング
率をY1(Kgf/mm2)、最上層以外の少なくとも
一層の感光層のヤング率をY2(Kgf/mm2)とす
るとき、Y1とY2の差が5.0〜150.0%の範囲
であることを特徴とする感光性平版印刷版。
【0010】(4) 上記(3)記載の層に於いて、最
上層の感光層の破断強度をB1(Kgf/mm2)、最
上層以外の少なくとも一層の感光層の破断強度をB2
(Kgf/mm2)とするとき、B1とB2の差が1
0.0〜250.0%の範囲であることを特徴とする感
光性平版印刷版。
【0011】(5) 上記(2)、(3)又は(4)記
載の層に於いて、最上層の感光層の破断伸度をE1
(%)、最上層以外の少なくとも一層の感光層の破断伸
度をE2(%)とするとき、E1とE2の差が15.0
〜250.0%であることを特徴とする感光性平版印刷
版。
【0012】(6) 支持体上に光、活性放射線、電子
線により酸又はラジカルを発生する化合物及び高分子化
合物を含有する少なくとも2層の感光層を有し、最上層
の感光層に含有する高分子化合物の超微小押し込み硬度
をh1(GPa)、最上層以外の少なくとも一層の感光
層に含有する高分子化合物の超微小押し込み硬度をh2
(GPa)とするとき、h1とh2の差が10.0〜4
00%の範囲であることを特徴とする感光性平版印刷
版。
【0013】(7) 上記(6)記載の高分子化合物
が、最上層の感光層に含有する高分子化合物の塑性変形
量をp1(μm)、最上層以外の少なくとも一層の感光
層に含有する高分子化合物の塑性変形量をp2(μm)
とするとき、p1とp2の差が5.0〜300%の範囲
であることを特徴とする感光性平版印刷版。
【0014】(8) 支持体上に光、活性放射線、電子
線により酸又はラジカルを発生する化合物及び高分子化
合物を含有する感光性組成物層を含む2層以上の感光層
を有し、最上層の感光層に含有する高分子化合物のヤン
グ率をy1(Kgf/mm2)、最上層以外の少なくと
も一層の感光層に含有する高分子化合物のヤング率をy
2(Kgf/mm2)とするとき、y1とy2の差が
5.0〜150.0%の範囲であることを特徴とする感
光性平版印刷版。
【0015】(9) 上記(8)記載の高分子化合物
が、最上層の感光層に含有する高分子化合物の破断強度
をb1(Kgf/mm2)、最上層以外の少なくとも一
層の感光層に含有する高分子化合物の破断強度をb2
(Kgf/mm2)とするとき、b1とb2の差が1
0.0〜250.0%の範囲であることを特徴とする感
光性平版印刷版。
【0016】(10) 上記(8)又は(9)記載の高
分子化合物が、最上層の感光層に含有する高分子化合物
の破断伸度をe1(%)、最上層以外の少なくとも一層
の感光層に含有する高分子化合物の破断伸度をe2
(%)とするとき、e1とe2の差が15.0〜25
0.0%であることを特徴とする感光性平版印刷版。
【0017】(11) 支持体上に光、活性放射線、電
子線により酸又はラジカルを発生する化合物及び高分子
化合物を含有する少なくとも2層の感光層を有し、最上
層の感光層に含有する高分子化合物の下記式値をD1、
最上層以外の少なくとも一層の感光層に含有する高分子
化合物の下記式値をD2とするとき、D1とD2の差が
1〜70%の範囲であることを特徴とする感光性平版印
刷版。
【0018】(式)D=Σμm×Mm/100 μm:高分子化合物を構成する各モノマー単位の双極子
モーメント(D) Mm:高分子化合物を構成する各モノマー単位のmol
%比率 以下、本発明について具体的に説明する。
【0019】本発明は支持体上に2層以上の層を設けて
成り、その感光層の物性値、感光層中に含有する高分子
化合物の物性値を規定することにより、上記技術を達成
することができたのである。
【0020】本発明における各種物性値の測定方法を以
下に説明する。
【0021】(超微小押し込み硬度)厚さ8μmのポリ
エチレンテレフタレートベース(PET)8N33(東
レ[株]製)上に乾燥膜厚15μmの感光層を設けた試
料を薄膜硬度計MHA−400(NEC[株]製)を用
いて測定した。
【0022】本発明において、超微小押し込み硬度とは
次のように定義される。即ち下記の圧子を用い、下記の
条件で圧電アクチュエーターにより、ダイヤモンド三角
錐針を押し込む。
【0023】 圧子形状:対稜角80℃三角圧子、 荷重:最大50mg、 押し込み速度:21nm/sec、 測定環境:25℃、60%RH 押し込み深さ:表面から5μm以内 この時、荷重Wで押し込んだ時の押し込み深さをXとす
ると、深さεでの硬さH(ε)として次式が成り立つ。
【0024】
【数1】
【0025】硬さ変化のない均一材料であれば、W
(X)=1/2aHX2 従って、押し込み深さXの2乗に対する荷重W(X)の
グラフは直線となり、傾きより、H(超微小押し込み硬
度)を求めることができる。
【0026】本発明での超微小押し込み硬度は、表面か
ら0.5μmまでの深さについて求めた値である。
【0027】(塑性変形量)超微小押し込み硬度測定と
同条件のもとで、圧子を荷重が50mgになるまで押し
込んだあと、押し込み速度と同じ速度で荷重を解除して
ゆき、荷重0となったときの深さ(d)をフォトニック
センサーで計測する。押し込み開始時に荷重が掛かり始
まる深さをd0とするとき、塑性変形量はd−d0(μ
m)で表される。即ち、試料が完全弾性体であれば塑性
変形量は0となる。塑性変形量は当然、圧子形状の異な
る場合、例えば四角圧子、その他のものを使用すること
も可能である。この場合にも荷重押し込み速度、温度、
湿度条件及び押し込み深さを上記と同じようにした場合
には、ほぼ同様の結果が得られる。
【0028】(ヤング率、破断強度、破断伸度)感光層
のヤング率は、Tensilon(東洋ボールドウィン
[株]製)を使用して、1%伸びに対する応力を測定
し、その応力を歪み率(=0.01)で除した値として
求めることができる。
【0029】感光層の破断強度は、破断したときの応力
を測定したときの値である。
【0030】感光層の破断伸度は、破断したときの伸び
を測定したときの値である。
【0031】(試料:1cm×10cm、感光層厚さ1
5μm、引張り速度200mm/min) (双極子モーメント)双極子モーメントの測定方法に
は、誘電率による方法、分子線法による方法もあるが、
本発明で使用した測定方法はマイクロ波分光による測定
方法である。
【0032】この方法は、マイクロ波吸収スペクトルの
Stark効果による分裂の広がりから双極子モーメン
トを求める方法である。
【0033】(多層化の方法)多層化の方法は、感光層
の下層成分溶液を塗布乾燥した後、連続的に上層成分溶
液を塗布乾燥する方法や、下層成分溶液が湿潤状態にあ
る内にウエット−オン−ウエット方式で上層成分溶液を
塗布する方法などがあるが、特に限定されない。また、
上層,下層成分溶液の溶剤をそれぞれ必要に応じて変え
ることもできる。
【0034】(物性値の範囲) 1.最上層の感光層とそれ以外の感光層の物性値の差の
好ましい範囲は以下の通りである。(請求項1〜5) 超微小押し込み硬度:10.0〜400% 塑性変形量:5.0〜300% ヤング率:5.0〜300% 破断強度:10.0〜250% 破断伸度:15.0〜250%。
【0035】2.最上層の感光層とそれ以外の感光層に
含有する高分子化合物の物性値の差の好ましい範囲は以
下の通りである。(請求項6〜11) 超微小押し込み硬度:10.0〜400% 塑性変形量:5.0〜300% ヤング率:5.0〜300% 破断強度:10.0〜250% 破断伸度:15.0〜250% 双極子モーメント値D:1〜70%、更に好ましくは
5〜60%。
【0036】(請求項6〜11記載の物性値範囲とする
ための高分子化合物作成方法)本発明に用いられる高分
子化合物であるビニル系樹脂を構成するモノマーとして
次のような化合物が挙げられる。
【0037】ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メ
タ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレー
ト、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキ
シジエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノ
キシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、
フェノキシヘキサエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート、フェノキシ化リン酸(メタ)アクリレート、フタ
ル酸(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシフェニルメ
タクリルアミド等の環状構造を有する化合物。
【0038】(メタ)アクリル酸、イタコン酸等のカル
ボキシル基を有する化合物。
【0039】ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
ハーフエステル等の2塩基酸無水物。
【0040】アリル(メタ)アクリレート、ビスフェノ
ールAジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールSジ
(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、グリセロールジ(メタ)アクリレート、ジビニルベ
ンゼン等の1分子内にビニル基を2個有する化合物。
【0041】その他、アクリロニトリル、(メタ)アク
リル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)ア
クリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸イソブチル、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、オクタデシル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
ドデシル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチル
スチレン、(メタ)アクリルアミド、ダイアセトンアク
リルアミド、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メ
タ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸ブ
トキシエチル等を挙げることができる。
【0042】また、以下のような側鎖に酸による分解可
能なグラフト基を有するビニル系樹脂も用いることがで
きる。
【0043】幹ビニル共重合体は、従来公知のモノマー
によって構成することができる。最も好ましくは、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−アリルアルコー
ルの誘導体を構成単位としてもつものである。
【0044】また、好ましい分子量は重量平均で200
0〜200000、更に好ましくは5000〜1000
00である。
【0045】そのグラフト基は下記一般式(1)で表さ
れる。
【0046】
【化1】
【0047】一般式(1)において、Bは幹ビニル共重
合体を表し、Xは−CONH−、−CO2−又は−O−
を表し、R1及びR2は各々水素原子、炭素数1〜12の
アルキル基又は炭素数6〜18のアリール基を表し、R
3は炭素数1〜6のアルキル基を表し、R4は炭素数1〜
6のアルキル基又は炭素数6〜18のアリール基を表
す。
【0048】更に、一般式(1)中のR1及びR2は下記
一般式(2)又は(3)で表される構造であることが好
ましい。
【0049】
【化2】
【0050】一般式(2)において、一般式(1)のR
1とR2は環化しており、lは4〜12の整数である。
【0051】一般式(3)において、R1は水素原子、
メチル基、アルキル基であり、R5は水素原子、水酸
基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアル
キル基、スルホニルアミド基、カルボキシル基を表す。
【0052】更に、一般式(1)中のR3が炭素数2、
3又は4のアルキル基であり、R4がフェニル基又はナ
フチル基であり、Xが酸素原子であることが好ましい。
【0053】請求項8に係る本発明の高分子化合物とし
ては、例えば、ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキ
シフェニルメタクリルアミド/アクリロニトリル/メタ
クリル酸メチル/2−ヒドロキシエチルメタクリレート
の重量比10/30/20/30/10の共重合体から
なる幹樹脂に下記一般式(4)で表されるグラフト基を
有する化合物が挙げられる。
【0054】
【化3】
【0055】一般式(4)において、Bは一般式(1)
のBと同義である。
【0056】本発明の感光層を構成する光、活性放射
線、電子線により酸又はラジカルを発生する化合物とし
ては、例えばキノンジアジド化合物が挙げられる。
【0057】キノンジアジド化合物としては、ポジ型感
光性平版印刷版の感光層に感光性成分として用いられる
キノンジアジド化合物を適用することができる。そのよ
うな化合物として、例えば、フェノール、クレゾール及
び/又はピロガロール等の多価フェノールをホルマリ
ン、アセトン等の活性カルボニル化合物で重縮合させた
樹脂にo−キノンジアジドスルホン酸でエステル化した
もの、或いは、ポリヒドロキシベンゾフェノン類又はビ
スフェノール等のポリヒドロキシ多核化合物にo−ナフ
トキノンジアジドスルホン酸でエステル化したものが挙
げられる。
【0058】また、感光層にはアルカリ可溶性樹脂を含
有することができる。このような樹脂としては例えばノ
ボラック樹脂、アクリル系重合体、多価フェノールとア
ルデヒド又はケトンとの縮合樹脂等が挙げられる。
【0059】アクリル系重合体としては、アクリル酸及
びその誘導体を重合して得られる重合体であって、該重
合体にはアクリル酸及びその誘導体以外の単量体を共重
合したものも含まれる。
【0060】この感光性平版印刷版において、感光性組
成物からなる層又は感光性組成物を含有する層の単位面
積当たりの膜厚が、単位面積当たり重量で10〜18m
g/dm2の範囲であることが好ましい。膜厚が10m
g/dm2より薄いと耐刷力が十分でなくなり、一方、
18mg/dm2を越えると感度及び現像性が劣化す
る。
【0061】本発明の感光性平版印刷版の支持体として
は、感光性平版印刷版の支持体として使用されるもので
あればよい。代表的な支持体として、粗面化したアルミ
ニウム支持体が挙げられる。粗面化方法としては、機械
的に表面を粗面化する方法、電気化学的に粗面化する方
法、アルカリ又は酸或いはそれらの混合物からなるエッ
チング剤で表面を粗面化する化学的粗面化方法、及びこ
れらを組み合わせた方法を用いることができる。粗面化
処理されたアルミニウム支持体は必要により陽極酸化処
理及び封孔処理が施される。アルミニウム支持体には親
水性層を設けることができる。更に、感光性平版印刷版
を重ねたときの感光層への擦れ傷を防ぐため、及び現像
時、現像液中へのアルミニウム成分の溶出を防ぐため
に、支持体裏面に保護層を設けることができる。支持体
の詳細は英国特許公開第2,030,309A号明細書
等を参照することができる。
【0062】感光層には、キノンジアジド化合物及び高
分子化合物以外に通常使用される各種添加剤を含有する
ことができる。
【0063】(本発明の物性値範囲とするための感光層
作成方法)本発明の物性値範囲とするための手段として
は、 キノンジアジド化合物、アルカリ可溶性樹脂、アクリ
ル系重合体等の素材を物性値範囲に合うように選択す
る。
【0064】感光層中にフィラーを添加する。フィラ
ーは一般的に知られているものを使用することができ、
例えば、スズゾル、アルミナ、シリカ、酸化チタン等を
挙げることができる。
【0065】支持体上に感光層を設ける際の溶剤、乾
燥条件等の製造方法で制御する。溶剤としては沸点が1
00℃以下の溶剤、例えばアセトン、メチルエチルケト
ン、メタノール、エタノール等を好ましくは含んでお
り、第2以降の溶剤としては特願平07−337687
等に記載の溶剤を用いることができる。また、乾燥条件
としては、少なくとも2つ以上の異なった温度条件で乾
燥されるのが好ましく、乾燥の初期においては低い温度
で乾燥を行い、次いで高い温度で乾燥を行うのが好まし
い。これら乾燥条件としては、例えば、下記の乾燥条件
を挙げることができる。
【0066】(乾燥)乾燥条件の組み合わせは、感光層
を形成する素材によって異なるが、本発明の物性値の範
囲になるように調整して組み合わせる。
【0067】 条件(A) 温度;20〜60℃、好ましくは25〜55℃ 時間;10秒〜120秒、好ましくは15〜110秒 条件(B) 温度;45〜90℃、好ましくは50〜85℃ 時間;10秒〜120秒、好ましくは15〜110秒 条件(C) 温度;70〜150℃、好ましくは65〜145℃ 時間;10秒〜120秒、好ましくは15〜110秒 条件(D) 温度;150℃〜 時間;10秒〜120秒、好ましくは15〜110秒
【0068】
【実施例】以下実施例により本発明の効果を例証する。
【0069】実施例 (支持体の作成)厚さ0.3mmのアルミニウム板(材
質1050,調質H16)を、65℃に保たれた5%水
酸化ナトリウム水溶液中で1分間脱脂処理を行った後、
水洗し、25℃に保たれた10%硫酸水溶液中に1分間
浸漬し、中和し、更に水洗した。このアルミニウム板を
1.0wt%の塩酸水溶液中において、温度25℃、電
流密度100A/dm2、処理時間60秒の条件で交流
電流により電解粗面化を行った。次いで、5%水酸化ナ
トリウム水溶液中で60℃、10秒間のデスマット処理
を行い、その後、20%硫酸溶液中で、温度20℃、電
流密度3A/dm2、処理時間1分間の条件で陽極酸化
処理を行った。その後、80℃に保たれた1%酢酸アン
モン水溶液中に30秒間浸漬し、水洗後80℃で3分間
乾燥した。更に、85℃に保たれたカルボキシメチルセ
ルロースの水溶液(濃度0.1wt%)に30秒浸漬し
た後、80℃で5分間乾燥し、支持体を作成した。
【0070】 [請求項1〜7の実施例用試料] (感光液A) ノボラック樹脂(m−クレゾール/p−クレゾールのモル比が60/40、 重量平均分子量8000) 6.7g ピロガロールアセトン樹脂(重量平均分子量3000)と o−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリドの縮合物 (エステル化率30%) 1.5g ビクトリアピュアブルーBOH(保土ヶ谷化学[株]製) 0.08g 2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(p−メトキシスチリル)−S −トリアジン 0.15g FC−430(住友3M[株]製) 0.03g アセトン/乳酸メチル=50/50 100ml 高分子化合物1 0.2g [高分子化合物1] ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキシフェニルメタ
クリルアミド/アクリルニトリル/メチルメタクリレー
ト=10/33.5/5/51.5 Mw=30000 (感光液B)上記感光液Aの高分子化合物1を下記高分
子化合物2に変更した以外は感光液Aと同じとした。
【0071】[高分子化合物2] ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキシフェニルメタ
クリルアミド/アクリルニトリル/メチルメタクリレー
ト=10/33.5/20/36.5 Mw=3000
0 (感光液C)上記感光液Aに更に針状酸化チタンFTL
200(石原産業[株]製)を0.2g追加した。
【0072】(感光液D)上記感光液Aの高分子化合物
1を添加しない以外は感光液Aと同じ。
【0073】(感光液E)上記感光液Aのノボラック樹
脂及び高分子化合物1を添加せず、カルボキシメチルセ
ルロースを6.7g添加した以外は感光液Aと同じ。
【0074】 (乾燥条件) 条件A 40℃1分間乾燥、 条件B 60℃1分間乾燥、 条件C 110℃1分間乾燥、 条件D 160℃1分間乾燥、 (平版印刷版の作成)表1に作成条件、表2に感光層の
物性値の測定結果を記した。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】以下の方法で評価を行った。
【0078】[評価方法] (感度)試料に感度測定用ステップタブレット(イース
トマンコダック社製No.2、濃度差0.15づつで2
1段階のグレースケール)を密着して、4kWメタルハ
ライドランプ(大日本スクリーン[株]製vio Qu
ick)を光源として90cmの距離から露光した。次
に、この試料をSDR−1(コニカ[株]製)現像液を
水で6倍に希釈した現像液で27℃にて20秒間現像し
た。
【0079】上記ステップタブレットの3.0段が完全
にクリアになる露光時間をもって感度とした。
【0080】(現像性)試料に感度測定用ステップタブ
レット(イーストマンコダック社製No.2、濃度差
0.15づつで21段階のグレースケール)を密着し
て、4kWメタルハライドランプ(大日本スクリーン株
製vio Quick)を光源として90cmの距離か
ら露光した。次に、この試料をSDR−1(コニカ
[株]製)標準現像6倍希釈に対して、希釈倍率を増加
して現像する。
【0081】得られた平版印刷版をハイデルベルグ
[株]製印刷機GTOにかけ、コート紙,印刷インキ
(東洋インキ製造[株]製ニューブライト紅)及び湿し
水SEU−3;2.5%(コニカ[株]製)を使用し印
刷を行い、露光、現像処理しても感光層が完全に除去さ
れずに非画像部の汚れが発生する希釈倍率を確認し現像
性を評価した。
【0082】(耐刷力)試料に感度測定用ステップタブ
レット(イーストマンコダック社製No.2、濃度差
0.15づつで21段階のグレースケール)を密着し
て、4kWメタルハライドランプvio Quick
(大日本スクリーン[株]製)を光源として90cmの
距離から露光した。次に、この試料をSDR−1(コニ
カ[株]製)現像液を水で6倍に希釈した現像液で27
℃にて20秒間現像した。
【0083】得られた平版印刷版を印刷機GTO(ハイ
デルベルグ[株]製)にかけ、コート紙,印刷インキ
(東洋インキ製造[株]製ニューブライト紅)及び湿し
水SEU−3;2.5%(コニカ[株]製)を使用し印
刷を行い、印刷物の画像のベタ部に着肉不良が現れるか
又は非画線部にインキが着肉するまで印刷を続け、その
時の印刷枚数を数えた。
【0084】(ボールペンヤラレ)試料に荷重50gを
かけてパイロット製油性ボールペンを用いて描画する。
その後、この試料をSDR−1現像液(コニカ[株]
製)を水で4倍に希釈した現像液で27℃にて20秒間
現像した。ボールペンインキによる感光層のヤラレ具合
を目視評価した。
【0085】 ○:感光層がヤラレていない △:所々砂目が露出している ×:完全に砂目が露出している。
【0086】(ボールペン残り)試料に荷重50gをか
けてパイロット製油性ボールペンを用いて描画する。そ
の後、4kWメタルハライドランプvio Quick
(大日本スクリーン[株]製)を光源として90cmの
距離から露光した。次に、この試料をSDR−1現像液
(コニカ[株]製)を水で6倍に希釈した現像液で27
℃にて20秒間現像した。ボールペンインキの残り具合
を目視評価した。
【0087】 ○:完全にボールペンインキが残っていない △:所々ボールペンインキが残っている ×:完全にボールペンインキが残っている 請求項1〜7の実施例の評価結果を表3に示す。
【0088】
【表3】
【0089】表3の結果から、本発明の試料は、感度、
現像性、耐刷力に優れ、しかもボールペンやられ、ボー
ルペン残り等のボールペン適性に優れていることがわか
る。
【0090】[請求項8〜11の実施例用試料]下記高
分子化合物を使用した。
【0091】[高分子化合物3] ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキシフェニルメタ
クリルアミド/アクリロニトリル/メチルメタクリレー
ト=10/33.5/5/51.5 Mw=30000 [高分子化合物4] ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキシフェニルメタ
クリルアミド/アクリロニトリル/メチルメタクリレー
ト=10/33.5/50/6.5 Mw=30000 [高分子化合物5] ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキシフェニルメタ
クリルアミド/3−シアノフェニルメタクリルアミド=
30/30/40Mw=30000 [高分子化合物6] ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキシフェニルメタ
クリルアミド/4−シアノフェニルメタクリレート=3
0/30/40Mw=30000 [高分子化合物7] ベンジルメタクリレート/4−ヒドロキシフェニルメタ
クリルアミド/アクリロニトリル/メチルメタクリレー
ト=10/33.5/20/36.5 Mw=3000
0 これらの高分子化合物の物性値を表4に示す。
【0092】
【表4】
【0093】また、各構成単位モノマーと双極子モーメ
ントの値を表5に示す。
【0094】
【表5】
【0095】 (感光液F) ノボラック樹脂(m−クレゾール/p−クレゾールのモル比が60/40 重量平均分子量8000) 6.7g ピロガロールアセトン樹脂(重量平均分子量3000)と o−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリド の縮合物(エステル化率30%) 1.5g ビクトリアピュアブルーBOH(保土ケ谷化学[株]製) 0.08g 2,4−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジン 0.15g FC−430(住友3M[株]製) 0.03g アセトン/乳酸メチル=50:50 100ml 上記高分子化合物3 0.2g (感光液G〜J)感光液Fの高分子化合物3を高分子化
合物4〜7にそれぞれ変えた以外は上記感光液Fと同じ
とした。
【0096】(平版印刷版の作成)感光液F〜Jを用い
て表6に示す条件で試料14〜23を作成した。
【0097】
【表6】
【0098】尚上下層の高分子化合物の物性値の差異比
率を表7に示した。
【0099】
【表7】
【0100】これらの試料を用いて前記方法で評価を行
い、その結果を表8に示した。
【0101】
【表8】
【0102】表8の結果から、本発明の試料は、感度、
現像性、耐刷力に優れ、しかもボールペンやられ、ボー
ルペン残り等のボールペン適性に優れていることがわか
る。
【0103】
【発明の効果】本発明により、ポジ型感光性平版印刷版
に要求される感度、現像性、耐刷力に優れ、しかもボー
ルペンやられ、ボールペン残り等のボールペン適性に優
れる感光性平版印刷版を提供することができた。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に光、活性放射線、電子線によ
    り酸又はラジカルを発生する化合物を含有する少なくと
    も2層の感光層を有し、最上層の感光層の超微小押し込
    み硬度をH1(GPa)、最上層以外の少なくとも一層
    の感光層の超微小押し込み硬度をH2(GPa)とする
    とき、H1とH2の差が10.0〜400%の範囲であ
    ることを特徴とする感光性平版印刷版。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感光層に於いて、最上層
    の感光層の塑性変形量をP1(μm)、最上層以外の少
    なくとも一層の感光層の塑性変形量をP2(μm)とす
    るとき、P1とP2の差が5.0〜300%の範囲であ
    ることを特徴とする感光性平版印刷版。
  3. 【請求項3】 支持体上に光、活性放射線、電子線によ
    り酸又はラジカルを発生する化合物を含有する少なくと
    も2層の感光層を有し、最上層の感光層のヤング率をY
    1(Kgf/mm2)、最上層以外の少なくとも一層の
    感光層のヤング率をY2(Kgf/mm2)とすると
    き、Y1とY2の差が5.0〜150.0%の範囲であ
    ることを特徴とする感光性平版印刷版。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の層に於いて、最上層の感
    光層の破断強度をB1(Kgf/mm2)、最上層以外
    の少なくとも一層の感光層の破断強度をB2(Kgf/
    mm2)とするとき、B1とB2の差が10.0〜25
    0.0%の範囲であることを特徴とする感光性平版印刷
    版。
  5. 【請求項5】 請求項2、3又は4記載の層に於いて、
    最上層の感光層の破断伸度をE1(%)、最上層以外の
    少なくとも一層の感光層の破断伸度をE2(%)とする
    とき、E1とE2の差が15.0〜250.0%である
    ことを特徴とする感光性平版印刷版。
  6. 【請求項6】 支持体上に光、活性放射線、電子線によ
    り酸又はラジカルを発生する化合物及び高分子化合物を
    含有する少なくとも2層の感光層を有し、最上層の感光
    層に含有する高分子化合物の超微小押し込み硬度をh1
    (GPa)、最上層以外の少なくとも一層の感光層に含
    有する高分子化合物の超微小押し込み硬度をh2(GP
    a)とするとき、h1とh2の差が10.0〜400%
    の範囲であることを特徴とする感光性平版印刷版。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の高分子化合物が、最上層
    の感光層に含有する高分子化合物の塑性変形量をp1
    (μm)、最上層以外の少なくとも一層の感光層に含有
    する高分子化合物の塑性変形量をp2(μm)とすると
    き、p1とp2の差が5.0〜300%の範囲であるこ
    とを特徴とする感光性平版印刷版。
  8. 【請求項8】 支持体上に光、活性放射線、電子線によ
    り酸又はラジカルを発生する化合物及び高分子化合物を
    含有する感光性組成物層を含む2層以上の感光層を有
    し、最上層の感光層に含有する高分子化合物のヤング率
    をy1(Kgf/mm2)、最上層以外の少なくとも一
    層の感光層に含有する高分子化合物のヤング率をy2
    (Kgf/mm2)とするとき、y1とy2の差が5.
    0〜150.0%の範囲であることを特徴とする感光性
    平版印刷版。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の高分子化合物が、最上層
    の感光層に含有する高分子化合物の破断強度をb1(K
    gf/mm2)、最上層以外の少なくとも一層の感光層
    に含有する高分子化合物の破断強度をb2(Kgf/m
    2)とするとき、b1とb2の差が10.0〜25
    0.0%の範囲であることを特徴とする感光性平版印刷
    版。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の高分子化合物
    が、最上層の感光層に含有する高分子化合物の破断伸度
    をe1(%)、最上層以外の少なくとも一層の感光層に
    含有する高分子化合物の破断伸度をe2(%)とすると
    き、e1とe2の差が15.0〜250.0%であるこ
    とを特徴とする感光性平版印刷版。
  11. 【請求項11】 支持体上に光、活性放射線、電子線に
    より酸又はラジカルを発生する化合物及び高分子化合物
    を含有する少なくとも2層の感光層を有し、最上層の感
    光層に含有する高分子化合物の下記式値をD1、最上層
    以外の少なくとも一層の感光層に含有する高分子化合物
    の下記式値をD2とするとき、D1とD2の差が1〜7
    0%の範囲であることを特徴とする感光性平版印刷版。 (式)D=Σμm×Mm/100 μm:高分子化合物を構成する各モノマー単位の双極子
    モーメント(D) Mm:高分子化合物を構成する各モノマー単位のmol
    %比率
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