JPH10259922A - 空調用送風装置 - Google Patents

空調用送風装置

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JPH10259922A
JPH10259922A JP9064240A JP6424097A JPH10259922A JP H10259922 A JPH10259922 A JP H10259922A JP 9064240 A JP9064240 A JP 9064240A JP 6424097 A JP6424097 A JP 6424097A JP H10259922 A JPH10259922 A JP H10259922A
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chamber
blower
discharge port
conditioning
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な吹出気流を窓等の寸法や施工工事に影
響されることなく生成でき、ランニングコストも低い空
調用送風装置を得る。 【解決手段】 モーター5により回転するプロペラ式の
羽根車6を備え、室内の空気を吸込む送風機7と、この
送風機7の吐出口8が底側の中間部において連絡し、そ
の吐出口8の対向側にはスリット状のカーテン流吹出口
9を有する容器構造の吹出チャンバー10とを備え、吹
出チャンバー10内には吐出口8に間隔をおいて対向
し、複数の整流孔17を有する吐出口8より広い平面積
を持つ整流板16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の熱負荷を処
理し、室内の空調雰囲気を改善する空調用送風装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】直接屋外に臨む建物の外壁や窓は、当該
外壁や窓に臨む居室における熱負荷を増加させる要因に
なる。即ち、夏期にあっては外壁からの熱の貫流や輻射
又は窓からの日射等により居室の冷房負荷は増加する。
また、冬季では居室側に臨む外壁や窓に接する空気が冷
却されコールドドラフトが生じ、居室の暖房負荷を増加
させる。このような建物の外壁や窓により生じる熱負荷
の増加は、ガラス張りの広い面積の窓を多くもつビル等
においては厄介な問題となる。
【0003】こうした居室側の窓周辺部分は、ペリメー
ターゾーンとも称され、ペリメーターゾーンの熱負荷の
処理技術が提唱されている。例えば、特開昭55―82
240号公報には、居室側の窓際の床上に送風装置を設
置し、空調された居室内の空気を送風装置により居室側
の窓面に沿ってカーテン状に天井に向って吹出させるよ
うにした建物における空気調和装置が示されている。こ
のように、室内の空気によるカーテン流を窓面や壁面に
沿って形成することはペリメーターゾーンの熱負荷の処
理には大変有効であり実効もあがっている。カーテン流
を形成する送風装置としては、多翼式の羽根車による遠
心式送風機や横断流式の羽根車によるラインフローファ
ンが多く適用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のペ
リメーターゾーンにカーテン流を形成する送風装置にお
いて、遠心式送風機によるものでは、ランニングコスト
が高いうえ、吹出気流が不均一になりやすく、施工性も
良くないといった問題点がある。即ち、この種の送風装
置では、遠心式送風機の吹出口にスリット状の吹出口を
持つダクトを接続する構成を採ることになり、遠心式送
風機の吹出口に対してダクトの吹出口の長さが長くなる
ため、遠心式送風機からの吹出し気流を整流することが
難しくなる。また、適用する建物の構造上の差異に応じ
て、ダクト長や羽根車径や遠心式送風機の個数が変るこ
とになるため、整流構造もその都度異ってしまうこと
も、吹出気流が不均一になりやすい原因の一つでもあ
る。
【0005】そして、遠心式送風機一個に対するダクト
長が長いため、必要な風量を得るための送風機の能力が
大きくなり、外形も質量も大きくなるためダクトに直接
送風機を吊り下げることはできず、壁に送風機の支持構
造を設けるか、床置きにするかしなければならない。従
って、外観性を向上させるために送風機をカウンター等
のケース体で覆うことになるが、送風機の取付けとケー
ス体の取付けが別々になり、ダクトの接続の工事も複雑
になる。
【0006】一方、ラインフローファンによるもので
は、窓一枚に対して送風機を一個設置できるので、吹出
気流の均一性は遠心式送風機によるものよりは改善され
るものの、電動機部分では気流の生成ができず、ライン
フローファンの長さと吹出口の長さが一致しない。そし
て、重量が大きなため遠心式送風機と同様に施工性は良
くなく、消費電力も多くランニングコストが高いといっ
た問題点がある。
【0007】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、均一
な吹出気流を生成でき、熱負荷処理機能の優れた空調用
送風装置を得ることであり、施工性の良い空調用送風装
置を得ることであり、メンテナンスがし易く、ランニン
グコストの低い空調用送風装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、モーターにより回転するプロペラ
式の羽根車を備え、室内の空気を吸込む送風機と、この
送風機の吐出口が底側の中間部において連絡し、その吐
出口の対向側にはスリット状の吹出口を有する容器構造
の吹出チャンバーとを備え、この吹出チャンバー内には
吐出口に間隔をおいて対向し、複数の整流孔を有する吐
出口より広い平面積を持つ整流部材を設け、この整流部
材により吹出チャンバー内に吐出口が臨む遠心ディフュ
ーザー風路を構成する手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、モーターにより回転するプロペラ式の羽根車を備
え、室内の空気を吸込む送風機と、この送風機の吐出口
が底側の中間部において連絡し、その吐出口の対向側に
はスリット状の吹出口を有する容器構造の吹出チャンバ
ーとを備え、この吹出チャンバー内には吐出口に間隔を
おいて対向し、複数の整流孔を有する隔壁を設け、この
隔壁により吹出チャンバー内に吐出口が臨むバッファー
を構成する手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、モーターにより回転するプロペラ式の羽根車を備
え、室内の空気を吸込む複数の送風機と、この各送風機
の各吐出口が底側の中間部においてそれぞれ連絡し、そ
れらの各吐出口の対向側にはスリット状の吹出口を有す
る容器構造の吹出チャンバーとを備え、この吹出チャン
バー内には各吐出口に間隔をおいて対向し、複数の整流
孔を有する各吐出口より広い平面積を持つ整流部材を設
け、この整流部材により吹出チャンバー内に吐出口が臨
む遠心ディフューザー風路を構成する手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、モーターにより回転するプロペラ式の羽根車を備
え、室内の空気を吸込む複数の送風機と、この各送風機
の各吐出口が底側の中間部においてそれぞれ連絡し、そ
れらの各吐出口の対向側にはスリット状の吹出口を有す
る容器構造の吹出チャンバーとを備え、この吹出チャン
バー内には各吐出口に間隔をおいて対向し、複数の整流
孔を有する隔壁を設け、この隔壁により吹出チャンバー
内に各吐出口が臨むバッファーを構成する手段を採用す
る。
【0012】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1〜請求項4までのいずれかに係る前記手段
における送風機を、吹出チャンバー内の底側に内設する
手段を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1〜請求項4までのいずれかに係る前記手段
における送風機の吐出口の口縁の両側に外方へ張り出す
フランジを設け、吹出チャンバーの底面にはフランジを
スライド可能に嵌合し得るガイド部材を設け、送風機を
そのフランジのガイド部材への抜き差しにより吹出チャ
ンバーに対して脱着可能にする手段を採用する。
【0014】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、請求項6に係る前記手段における送風機の吐出口の
口縁の前面側に上方へ突出するフランジを設け、このフ
ランジにおいて吹出チャンバーに送風機を着脱可能に取
付ける手段を採用する。
【0015】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、請求項1〜請求項7までのいずれかに係る前記手段
における送風機と吹出チャンバーとを、天板と前板を有
するケース体内に着脱可能に収め、このケース体の天板
には吹出チャンバーのスリット状の吹出口の臨むスリッ
ト状の開口部を設け、前板には室内に開口する通気口を
設ける手段を採用する。
【0016】前記課題を達成するために請求項9の発明
は、請求項8に係る前記手段における吹出チャンバーの
両側に、上部に吹出チャンバーの側面との間に隙間を形
成する受面を持ち、この受面と外側においてウェブ部に
より連結し、該受面に下方において対向する取付面を備
えた吊り金具を設け、ケース体内における天板に、吊り
金具の受面と吹出チャンバーの側面との間の隙間を潜り
抜けさせ得る張出量の外向きのフランジを下端に持つ取
付脚を吊り金具に対応させて垂下させ、各吊り金具の取
付面を各取付脚のフランジの下面に重ねてボルト・ナッ
トにより締付けて吹出チャンバーをケース体内に取付け
る手段を採用する。
【0017】前記課題を達成するために請求項10の発
明は、請求項8に係る前記手段における吹出チャンバー
の両側に、取付面が外方へ張出す吊り金具を設け、ケー
ス体内における天板に、吊り金具の取付面の下面に重ね
合わせ得る内向きのフランジを下端に持つ取付脚を吊り
金具に対応させて垂下させ、各吊り金具の取付面を各取
付脚のフランジの上面に重ねてボルト・ナットにより締
付けて吹出チャンバーをケース体内に取付ける手段を採
用する。
【0018】前記課題を達成するために請求項11の発
明は、請求項8に係る前記手段における吹出チャンバー
の両側に、ねじ挿通孔を有する取付面が外方へ張出す吊
り金具を設け、ケース体内における天板に、吊り金具の
取付面のねじ挿通孔に挿通させ得る吊りボルトを吊り金
具に対応させて垂下させ、この各吊りボルトに各吊り金
具の取付面のねじ挿通孔を挿通させ、その各吊りボルト
にナットをねじ嵌め固定して吹出チャンバーをケース体
内に取付ける手段を採用する。
【0019】前記課題を達成するために請求項12の発
明は、請求項8〜請求項11までのいずれかに係る前記
手段におけるケース体の天板の開口部と吹出チャンバー
の吹出口とをダクトにより連絡させる手段を採用する。
【0020】前記課題を達成するために請求項13の発
明は、請求項9〜請求項11までのいずれかに係る前記
手段における吹出チャンバーの吹出口とケース体の天板
の開口部とをダクトにより連絡させるとともに、吹出チ
ャンバーを吊り固定する取付脚又は吊りボルトにダクト
を支持する支持構造を併設する手段を採用する。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1に示すこの実施の形態1の空調用送
風装置は、直接屋外に臨む建物の外壁やガラス張りの窓
1の居室側の周辺部分であるペリメーターゾーンの熱負
荷を低減させるためのものであり、図2に示すように、
例えば窓1の居室側の面に沿って床側から天井に向う室
内空気によるカーテン状の吹出気流2を生成し、居室の
天井側において窓1やブラインド3の熱を奪った吹出気
流2を排気送風機4により吸込み、居室外へ排気して熱
負荷の処理を行なう方式におけるカーテン状の吹出気流
2の生成に係る装置である。
【0022】この空調用送風装置の特徴は、効率の良い
消費電力の少ない小型の軸流送風機により均一なカーテ
ン状の吹出気流2を生成することであり、図1,3に示
すようにモーター5により回転するプロペラ式の羽根車
6を備えた送風機7と、この送風機7の吐出口8が底側
の中央部において連絡し、その吐出口8の対向側にはス
リット状のカーテン流吹出口9を有する容器構造の吹出
チャンバー10とを主体として構成されている。
【0023】送風機7は、一端が吸込口11として開口
し、他端が吐出口8として開口した筒状の風胴12内の
中心線上にモーター5と、このモーター5により回転し
吸込口11から吐出口8に向う室内空気の空気流を形成
するプロペラ式の羽根車6を配設した構成である。風胴
12の吸込口11側には羽根車6を囲むように吸込ベル
マウス13が設けられている。風胴12の吐出口8の口
縁には、外方へ張出すフランジ14が形成され、送風機
7全体がこのフランジ14により吹出チャンバー10の
底面に取付けられている。
【0024】吹出チャンバー10は、例えば図3に示す
ように窓1一つの開口幅(一般住宅では900mm程度
である)の寸法にほぼ対応した横幅と適当な奥行きと高
さを持つ細長い六面体の箱体として構成され、その上面
の背面寄りの部分には直線スリット状のカーテン流吹出
口9が長手方向のほぼ全長にわたって形成されている。
送風機7が取付けられる底面の中央には送風機7の吐出
口8と連通する開口部15が設けられている。吹出チャ
ンバー10内には、その開口部15より平面積の大きい
整流部材としての整流板16が当該開口部15から離反
する対向位置に横断状に設けられている。整流板16は
吹出チャンバー10の前後の内壁面にその両端において
両持ち固定してもよいし、吹出チャンバー10の内底面
に取付脚を介して支持させてもよい。整流板16には送
風機7からの気流の吹出し方向に沿う穴形態又はスリッ
ト形態の整流孔17が開口率50%程度になるように複
数形成されている。
【0025】この整流板16により、整流板16の下面
とこれに対向する送風機7の吐出口8が臨む開口部15
の口縁との間には、開口部15に対して吹出チャンバー
10内へ半径方向に連絡する遠心ディフューザー風路1
8が構成されている。整流板16の左右の端縁は空気流
を円滑に流するためにR形状19に仕上げられ、空気流
の衝突により発生する騒音の低減が図られている。プロ
ペラ式の羽根車6による軸流送風機では、ある程度整流
板16と吐出口8との間隔を狭めても大きな送風量の減
少は生じにくいので、整流板16と吐出口8との間隔を
狭くすることにより装置の小型化も可能である。
【0026】本実施の形態の空調用送風装置は、図2,
3に示すように例えば居室側の窓下にカーテン流吹出口
9をその長手方向が窓1の開口幅方向に沿うように窓1
に近接させて天井に向くように設置することにより、窓
1の居室側の面に沿って床側から天井に向う室内空気に
よるカーテン状の吹出気流2を生成することができ、居
室の窓1等により生じる熱負荷の処理を行なう方式を容
易に実施することができる。
【0027】即ち、送風機7のモーター5に通電すれ
ば、風胴12内でプロペラ式の羽根車6が回転し、居室
の床側の空気が吸込口11から風胴12内に吸込まれ、
羽根車6の回転により速度と圧力が加えられ、吐出口8
から吹出チャンバー10内に吹出される。吹出チャンバ
ー10内に吹出された気流は急激な通過面積の拡大によ
り整流され、さらに遠心ディフューザー風路18により
左右に振り分けられる気流と、直進して整流板16の整
流孔17を通過する気流とに分けられることにより整流
されて吹出チャンバー10に充満し、吹出チャンバー1
0の上面に形成されたスリット状のカーテン流吹出口9
において通過面積が急縮小するため加圧され、整流され
てカーテン状の均一な吹出気流2として天井に向って吹
出される。
【0028】この空調用送風装置では、送風機7の風量
が十分あれば吹出チャンバー10の長さを変更しても均
一な吹出気流2を得ることができる。この種の装置とし
ては吹出チャンバー10の長さは1m程度以下が適用し
易く、窓列に対しては窓列の長さに応じて複数個の空調
用送風装置を直線状に配列する方が施工し易く、また、
窓1の寸法に影響されずに均一な吹出気流2が得られ
る。ただし、1mを越える長さの吹出チャンバー10を
構成する場合には、図4に示すように複数の送風機7及
び整流板16をほぼ当間隔に吹出チャンバー10に配設
すれば長いカーテン流吹出口9であっても均一な吹出気
流2を生成することが可能である。また、吹出チャンバ
ー10の長さを可変とし、その長さに応じて送風機7の
風量を可変コントロールすることにより、均一で同じ風
速の吹出気流2が得られ、適用に関する自由度の高い空
調用送風装置を構成することもできる。
【0029】実施の形態2.本実施の形態は、図5,6
に示すように実施の形態1で示した空調用送風装置にお
ける整流板16を吹出チャンバー10を上下に仕切る隔
壁20として構成し、遠心ディフューザー風路18をバ
ッファー21として構成したものであり、これに係る構
成以外は実施の形態1のものと同じである。従って、実
施の形態1のものと同じ部分については、同一の符号を
用いそれらについての説明は省略する。
【0030】本実施の形態の空調用送風装置は、図5,
6に示すように実施の形態1で示した整流板16を吹出
チャンバー10内を当該部において上下に仕切る隔壁2
0とし、この隔壁20により吹出チャンバー10内に送
風機7の吐出口8が臨むバッファー21を構成したもの
である。隔壁20における整流孔17による開口率は、
吐出口8近くは少なくし、吐出口8から離反する程多く
設定されている。こうした構成によっても、バッファー
21において吹出し気流が充満し整流孔17により整流
されてカーテン流吹出口9の全長に及ぶため、実施の形
態1で示したものと同様に均一なカーテン状の吹出気流
2を生成することができる。また、実施の形態1で述べ
たように複数の送風機7の設置にも図6に示すように対
応することができる。これ以外の機能や利点は実施の形
態1のものと同じである。
【0031】実施の形態3.本実施の形態は、実施の形
態1や実施の形態2で示した空調用送風装置の送風機7
を吹出チャンバー10に着脱可能に装着したものであ
り、空調用送風装置の基本的な構成は、実施の形態1,
2で示したものと同じである。従って、実施の形態1,
2のものと同じ部分については、同一の符号を用いそれ
らについての説明は省略する。
【0032】図7に示すように本実施の形態の空調用送
風装置の送風機7には、その風胴12の吐出口8の口縁
の左右両側に外方へ張り出すフランジ22が設けられて
いる。また、風胴12の吐出口8の口縁の前面側には上
方へ突出する取付フランジ23が設けられている。一
方、吹出チャンバー10の底面には開口部15を跨いで
送風機7の各フランジ22をスライド可能に嵌合させ得
るレールを形成するガイド部材24が設けられている。
送風機7は風胴12のフランジ22を吹出チャンバー1
0のガイド部材24のレールへ、前面側の取付フランジ
23が吹出チャンバー10の前面に当接する位置まで差
し込み、取付フランジ23において取付ネジ25で吹出
チャンバー10にねじ締めすることにより取付けられて
いる。
【0033】このような送風機7の取付構造を採ること
により、送風機7の係脱を前面からの操作だけで容易に
行なうことができ、送風機7のメンテナンスがし易くな
る。そして、送風機7の装着時には取付フランジ23が
位置決め機能を果たすので、単に送風機7をガイド部材
24のレールに押し込むことができる位置まで押し込め
ば、送風機7の吐出口8と吹出チャンバー10の開口部
15とは整合することになり、送風機7の装着作業はい
たって簡単になる。これ以外の機能や利点は実施の形態
1,2のものと同じである。
【0034】実施の形態4.本実施の形態は、図8に示
すように実施の形態1や実施の形態2で示した空調用送
風装置の送風機7を吹出チャンバー10内に内設したも
のであり、空調用送風装置の基本的な構成は、実施の形
態1,2で示したものと同じである。従って、実施の形
態1,2のものと同じ部分については、同一の符号を用
いそれらについての説明は省略する。
【0035】図8に示すように本実施の形態の空調用送
風装置は、送風機7が吹出チャンバー10に内設され、
送風機7の吸込口11が吹出チャンバー10の底面に臨
んで開口している。このような構成を採ることにより、
吹出チャンバー10の高さ寸法は若干大きくなるもの
の、全体が突出部のない六面体に構成できるので、扱い
易く外観性も向上する。これ以外の機能や利点は実施の
形態1,2のものと同じである。
【0036】実施の形態5.本実施の形態は、実施の形
態1,2,3,4で示した空調用送風装置を、キャビネ
ット型のケース体に組込んで外観性や施工性の良好な空
調用送風装置として構成したものであり、空調用送風装
置の本体部分の構成は、実施の形態1,2,3,4で示
したものと同じである。従って、実施の形態1,2,
3,4のものと同じ部分については、同一の符号を用い
それらについての説明は省略する。
【0037】本実施の形態の空調用送風装置は図9に示
すように、上記各実施の形態で示した空調用送風装置
を、窓下部分に設置する天板26と開閉可能の前板27
を有するキャビネット型のケース体28内に着脱可能に
収めたものである。ケース体28は、裏板や底板の有る
キャビネット構造でも良いが、窓下の構造を利用すれば
天板26と前板27があれば十分である。ケース体28
の天板26には図10に示すように、その後方寄りに吹
出チャンバー10のカーテン流吹出口9とほぼ同形同寸
法のスリット状の開口部29が設けられている。ケース
体28の前板27は開閉可能に構成され、その一部には
居室内に開口する通気口30が設けられている。
【0038】吹出チャンバー10のカーテン流吹出口9
の口縁には、図11に示すようにカーテン流吹出口9を
囲むように接続フランジ31が設けられている。また、
吹出チャンバー10の両側には吹出チャンバー10をケ
ース体28内に二本の取付脚32によって吊り支持する
ための、図12に示すような上部に吹出チャンバー10
の側面との間に隙間を形成する受面33を持ち、この受
面33と外側においてウェブ部34により連結し、受面
33に下方において対向する取付面35を備えた略コ状
の吊り金具36が固着されている。
【0039】取付脚32は、図13,14に示すように
ケース体28内の天板26の裏面の左右にそれぞれ垂下
状に取付けられ、吊り金具36の受面33と吹出チャン
バー10の側面との間の隙間を潜り抜けさせ得る張出量
の外向きのフランジ39を下端に有する。取付脚32の
フランジ39には、吊り金具36の取付面35に形成さ
れたボルト挿通孔40に挿通させ得るボルト41が下向
きに固着されている。また、各取付脚32の上部には図
13に示すようにダクト42を両側から両持ち支持する
支持構造43が併設され、一端がケース体28のスリッ
ト状の開口部29に接続されたダクト42が吊り状態に
支持されている。ダクト42の下端は吹出チャンバー1
0のカーテン流吹出口9の接続フランジ31に嵌合可能
な接続口として開口している。
【0040】吹出チャンバー10は、ケース体28に固
定された二本の取付脚32に次のようにして吊り固定さ
れる。まず、吹出チャンバー10を持ち上げて片方の吊
り金具36の受面33と吹出チャンバー10の側面との
隙間から取付脚32のフランジ39を潜り込ませ、もう
一方の吊り金具36についても同様にもう一つの取付脚
32のフランジ39を潜り込ませる。この状態で吹出チ
ャンバー10を支える力を除いても、図15に示すよう
に吹出チャンバー10は各吊り金具36の受面33を介
して各取付脚32の各フランジ39によって荷重が担わ
れ仮支持される。このとき、吊り金具36の受面33と
取付面35との間隔L1と、ボルト41の突出量L2
と、吹出チャンバー10の上面とダクト42の下端との
間隔L3と、接続フランジ31の上端とダクト42の下
端との間隔L4とは、L1>L2、L4<L1<L3の
関係に設定され、ダクト42の接続口と接続フランジ3
1とはL4だけ上下方向に離れている。
【0041】仮支持された吹出チャンバー10を持ち上
げ、各吊り金具36の取付面35から各取付脚32のフ
ランジ39のボルト41を抜け出させ、ボルト41にそ
れぞれナット44をねじ込んで、取付脚32のフランジ
39と取付面35とをナット44で締め付けることによ
り、吹出チャンバー10はケース体28内に吊り固定さ
れる。この固定作業とともに、吹出チャンバー10の接
続フランジ31がダクト42の接続口に嵌合し、カーテ
ン流吹出口9とケース体28のスリット状の開口部29
とがダクト42により連絡され、空調用送風装置は機能
態になる。
【0042】このような構成の空調用送風装置を図9に
示すように窓列を構成する建物の1スパン(一般的には
6.4m)に対し複数個並べて設置することにより、吹
出気流2が窓1の寸法に影響されることがなく、しかも
施工工事にも影響されない均一なカーテン状の吹出気流
2を窓1に沿って生成することができ、熱負荷処理機能
の優れた空調用送風装置を構成することができる。送風
機7や吹出チャンバー10のメンテナンスも、ケース体
28の前板27を開いて、前面からの操作で前述した操
作の逆手順で容易に取外して実施することができる。な
お、ダクト42については、ケース体28の開口部29
と吹出チャンバー10のカーテン流吹出口9を整合させ
得る場合には必ずしも必要な部材ではない。
【0043】また、吹出チャンバー10の吊り構造とし
ては、図16に示すように吹出チャンバー10の両側
に、取付面35が外方へ張出す吊り金具36を設け、ケ
ース体28内における天板26に、吊り金具36の取付
面35の下面に重ね合わせ得る内向きのフランジ45を
下端に持つ取付脚32を吊り金具36に対応させて垂下
させ、各吊り金具36の取付面35を各取付脚32のフ
ランジ45の上面に重ねてボルト・ナット46により締
付けるように構成しても良い。この構造の場合では、吹
出チャンバー10の上下方向の位置調整はできないもの
の、取付脚32により吹出チャンバー10を仮支持させ
ることはでき施工性は確保できる。
【0044】さらに、吹出チャンバー10の吊り構造を
図17に示すように、吹出チャンバー10の両側に、ね
じ挿通孔47を有する取付面35が外方へ張出す吊り金
具36を設け、ケース体28内における天板26に、吊
り金具36の取付面35のねじ挿通孔47に挿通させ得
る吊りボルト48を吊り金具36に対応させて垂下さ
せ、この各吊りボルト48に各吊り金具36の取付面3
5のねじ挿通孔47を挿通させ、その各吊りボルト48
にナット44をねじ嵌め固定する構成にすれば、吹出チ
ャンバー10の上下方向の位置調整は広い範囲について
可能になる。これ以外の機能や利点は実施の形態1,
2,3,4のものと同じである。
【0045】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように請求項
1の発明によれば、均一な吹出気流を窓等の寸法や施工
工事に影響されることなく生成でき、熱負荷処理機能が
優れランニングコストも低い空調用送風装置が得られ
る。
【0046】請求項2の発明によれば、窓等の寸法や施
工工事に影響されることなく均一な吹出気流を生成で
き、熱負荷処理機能が優れランニングコストも低い空調
用送風装置が得られる。
【0047】請求項3の発明によれば、窓等の寸法や施
工工事に影響されることなく均一な吹出気流を生成で
き、熱負荷処理機能が一層優れたランニングコストも低
い空調用送風装置が得られる。
【0048】請求項4の発明によれば、窓等の寸法や施
工工事に影響されることなく均一な吹出気流を生成で
き、熱負荷処理機能が一層優れたランニングコストも低
い空調用送風装置が得られる。
【0049】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4までのいずれかに係る前記効果とともに、凹凸のな
い施工性の良い空調用送風装置が得られる。
【0050】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項4までのいずれかに係る前記効果とともに、送風機の
着脱が容易なメンテナンス性の優れた空調用送風装置が
得られる。
【0051】請求項7の発明によれば、請求項6に係る
前記効果とともに送風機の装着が一層容易で前面におけ
る操作でメンテナンスが可能な空調用送風装置が得られ
る。
【0052】請求項8の発明によれば、請求項1〜請求
項7までのいずれかに係る前記効果とともに、外観性と
施工性の優れた空調用送風装置が得られる。
【0053】請求項9の発明によれば、請求項8に係る
前記効果とともに、より施工性とメンテナンス性の優れ
た空調用送風装置が得られる。
【0054】請求項10の発明によれば、請求項8に係
る前記効果とともに施工性とメンテナンス性の優れた空
調用送風装置が得られる。
【0055】請求項11の発明によれば、請求項8に係
る前記効果とともに、施工性とメンテナンス性の優れた
空調用送風装置が得られる。
【0056】請求項12の発明によれば、請求項8〜請
求項11までのいずれかに係る前記効果とともに、施工
性とメンテナンス性の優れた空調用送風装置が得られ
る。
【0057】請求項13の発明によれば、請求項9〜請
求項11までのいずれかに係る前記効果とともに施工性
とメンテナンス性の優れた空調用送風装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の空調用送風装置の構成を示す
縦断正面図である。
【図2】 実施の形態1の空調用送風装置の設置状態を
示す構成図である。
【図3】 実施の形態1の空調用送風装置の設置状態を
示す正面図である。
【図4】 実施の形態1の空調用送風装置の他の構成を
示す正面図である。
【図5】 実施の形態2の空調用送風装置の構成を示す
縦断正面図である。
【図6】 実施の形態2の空調用送風装置の他の構成を
示す正面図である。
【図7】 実施の形態3の空調用送風装置の構成を示す
要部についての斜視図である。
【図8】 実施の形態4の空調用送風装置の構成を示す
縦断正面図である。
【図9】 実施の形態5の空調用送風装置を設置状態で
示す斜視図である。
【図10】 実施の形態5の空調用送風装置を設置状態
で示す断面構成図である。
【図11】 実施の形態5の空調用送風装置の構成を示
す正面図である。
【図12】 実施の形態5の空調用送風装置の吊り金具
の構成を示す斜視図である。
【図13】 実施の形態5の空調用送風装置を示す要部
の縦断正面図である。
【図14】 実施の形態5の空調用送風装置の取付脚の
斜視図である。
【図15】 実施の形態5の空調用送風装置の組付け操
作を示す正面図である。
【図16】 実施の形態5の空調用送風装置の他の吊り
構造を示す要部の断面図である。
【図17】 実施の形態5の空調用送風装置のさらに他
の吊り構造を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
2 吹出気流、 5 モーター、 6 羽根車、 7
送風機、 8 吐出口、 9 カーテン流吹出口、 1
0 吹出チャンバー、 11 吸込口、 14フラン
ジ、 16 整流板、 17 整流孔、 18 遠心デ
ィフューザー風路、 20 隔壁、 21 バッファ
ー、 22 フランジ、 23 取付フランジ、 24
ガイド部材、 26 天板、 27 前板、 28
ケース体、29 開口部、 30 通気口、 31 接
続フランジ、 32 取付脚、33 受面、 34 ウ
ェブ部、 35 取付面、 36 吊り金具、 39フ
ランジ、 40 ボルト挿通孔、 41 ボルト、 4
2 ダクト、 43支持構造、 44 ナット、 45
フランジ、 46 ボルト・ナット、 47 ねじ挿
通孔、 48 吊りボルト。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターにより回転するプロペラ式の羽
    根車を備え、室内の空気を吸込む送風機と、この送風機
    の吐出口が底側の中間部において連絡し、その吐出口の
    対向側にはスリット状の吹出口を有する容器構造の吹出
    チャンバーとを備え、この吹出チャンバー内には前記吐
    出口に間隔をおいて対向し、複数の整流孔を有する前記
    吐出口より広い平面積を持つ整流部材を設け、この整流
    部材により前記吹出チャンバー内に前記吐出口が臨む遠
    心ディフューザー風路を構成した空調用送風装置。
  2. 【請求項2】 モーターにより回転するプロペラ式の羽
    根車を備え、室内の空気を吸込む送風機と、この送風機
    の吐出口が底側の中間部において連絡し、その吐出口の
    対向側にはスリット状の吹出口を有する容器構造の吹出
    チャンバーとを備え、この吹出チャンバー内には前記吐
    出口に間隔をおいて対向し、複数の整流孔を有する隔壁
    を設け、この隔壁により前記吹出チャンバー内に前記吐
    出口が臨むバッファーを構成した空調用送風装置。
  3. 【請求項3】 モーターにより回転するプロペラ式の羽
    根車を備え、室内の空気を吸込む複数の送風機と、この
    各送風機の各吐出口が底側の中間部においてそれぞれ連
    絡し、それらの各吐出口の対向側にはスリット状の吹出
    口を有する容器構造の吹出チャンバーとを備え、この吹
    出チャンバー内には前記各吐出口に間隔をおいて対向
    し、複数の整流孔を有する前記各吐出口より広い平面積
    を持つ整流部材を設け、この整流部材により前記吹出チ
    ャンバー内に前記吐出口が臨む遠心ディフューザー風路
    を構成した空調用送風装置。
  4. 【請求項4】 モーターにより回転するプロペラ式の羽
    根車を備え、室内の空気を吸込む複数の送風機と、この
    各送風機の各吐出口が底側の中間部においてそれぞれ連
    絡し、それらの各吐出口の対向側にはスリット状の吹出
    口を有する容器構造の吹出チャンバーとを備え、この吹
    出チャンバー内には前記各吐出口に間隔をおいて対向
    し、複数の整流孔を有する隔壁を設け、この隔壁により
    前記吹出チャンバー内に前記各吐出口が臨むバッファー
    を構成した空調用送風装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4までのいずれかに記
    載の空調用送風装置であって、送風機を吹出チャンバー
    内の底側に内設した空調用送風装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4までのいずれかに記
    載の空調用送風装置であって、送風機の吐出口の口縁の
    両側に外方へ張り出すフランジを設け、吹出チャンバー
    の底面には前記フランジをスライド可能に嵌合し得るガ
    イド部材を設け、前記送風機を、そのフランジの前記ガ
    イド部材への抜き差しにより前記吹出チャンバーに対し
    て脱着可能にした空調用送風装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の空調用送風装置であっ
    て、送風機の吐出口の口縁の前面側に上方へ突出するフ
    ランジを設け、このフランジにおいて吹出チャンバーに
    前記送風機を着脱可能に取付けた空調用送風装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7までのいずれかに記
    載の空調用送風装置であって、送風機と吹出チャンバー
    とを天板と前板を有するケース体内に着脱可能に収め、
    このケース体の前記天板には吹出チャンバーのスリット
    状の吹出口の臨むスリット状の開口部を設け、前記前板
    には室内に開口する通気口を設けた空調用送風装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の空調用送風装置であっ
    て、吹出チャンバーの両側に、上部に吹出チャンバーの
    側面との間に隙間を形成する受面を持ち、この受面と外
    側においてウェブ部により連結し、該受面に下方におい
    て対向する取付面を備えた吊り金具を設け、ケース体内
    における天板に、前記吊り金具の受面と吹出チャンバー
    の側面との間の隙間を潜り抜けさせ得る張出量の外向き
    のフランジを下端に持つ取付脚を前記吊り金具に対応さ
    せて垂下させ、前記各吊り金具の取付面を前記各取付脚
    のフランジの下面に重ねてボルト・ナットにより締付け
    て吹出チャンバーをケース体内に取付けた空調用送風装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の空調用送風装置であ
    って、吹出チャンバーの両側に、取付面が外方へ張出す
    吊り金具を設け、ケース体内における天板に、前記吊り
    金具の取付面の下面に重ね合わせ得る内向きのフランジ
    を下端に持つ取付脚を前記吊り金具に対応させて垂下さ
    せ、前記各吊り金具の取付面を前記各取付脚のフランジ
    の上面に重ねてボルト・ナットにより締付けて吹出チャ
    ンバーをケース体内に取付けた空調用送風装置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の空調用送風装置であ
    って、吹出チャンバーの両側に、ねじ挿通孔を有する取
    付面が外方へ張出す吊り金具を設け、ケース体内におけ
    る天板に、前記吊り金具の取付面のねじ挿通孔に挿通さ
    せ得る吊りボルトを前記吊り金具に対応させて垂下さ
    せ、この各吊りボルトに前記各吊り金具の取付面のねじ
    挿通孔を挿通させ、その各吊りボルトにナットをねじ嵌
    め固定して吹出チャンバーをケース体内に取付けた空調
    用送風装置。
  12. 【請求項12】 請求項8〜請求項11までのいずれか
    に記載の空調用送風装置であって、ケース体の天板の開
    口部と吹出チャンバーの吹出口とをダクトにより連絡さ
    せた空調用送風装置。
  13. 【請求項13】 請求項9〜請求項11までのいずれか
    に記載の空調用送風装置であって、吹出チャンバーの吹
    出口とケース体の天板の開口部とをダクトにより連絡さ
    せるとともに、前記吹出チャンバーを吊り固定する取付
    脚又は吊りボルトに前記ダクトを支持する支持構造を併
    設した空調用送風装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036510A (ja) * 2008-11-19 2009-02-19 Tadashi Tsunoda 冷暖房システム
JP2009210191A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2019190697A (ja) * 2018-04-23 2019-10-31 清水建設株式会社 パーソナル空調システム

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JP2019190697A (ja) * 2018-04-23 2019-10-31 清水建設株式会社 パーソナル空調システム

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