JP2000234847A - プレハブ低温貯蔵庫 - Google Patents

プレハブ低温貯蔵庫

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JP2000234847A
JP2000234847A JP11035977A JP3597799A JP2000234847A JP 2000234847 A JP2000234847 A JP 2000234847A JP 11035977 A JP11035977 A JP 11035977A JP 3597799 A JP3597799 A JP 3597799A JP 2000234847 A JP2000234847 A JP 2000234847A
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JP
Japan
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panel
temperature storage
skid
low
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP11035977A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Masuda
信之 増田
Shigeo Matsuzawa
茂夫 松沢
Yutaka Kurihara
豊 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレハブ低温貯蔵庫に簡便に後付けすること
ができ、床パネルの下面への結露を防止することができ
るものを提供する。 【解決手段】 天井パネル、側板パネル5及び床パネル
7で箱型に組み立てられた低温貯蔵庫本体1をスキッド
9を介して基礎11上に設置したプレハブ低温貯蔵庫に
おいて、スキッド9と床パネル7と基礎11との間に形
成される低温貯蔵庫の床下空間13に外気を送風するた
めの防露ファン15を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレハブ低温貯蔵庫
に係り、特に床パネルへの結露を防止したプレハブ低温
貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、断熱パネルからなる天井パネ
ル、側板パネル及び床パネルで箱型に組み立てられた低
温貯蔵庫本体をスキッドを介して基礎上に設置したプレ
ハブ低温貯蔵庫が知られている。この種のプレハブ低温
貯蔵庫では、立地条件によって床パネルの下面(庫外
面)に結露が発生するという問題がある。この結露によ
って結露水が基礎上に流れ出すと、基礎の床面がぬれる
し、基礎上にダンボール箱が設置されていれば、そのダ
ンボール箱がぬれて、商品価値がなくなってしまう、等
の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のプレハブ低温貯蔵庫では、床パネルの下面が結露する
か否かを、予め推測することは困難である。プレハブ低
温貯蔵庫を設置して初めて結露するということが判明す
るのが実状である。従来では、結露防止のために除湿機
を取り付けるか、或いは防露ヒータを取り付けるか等し
ているが、前述したように、床パネルの下面への結露は
立地条件によって異なるため、すべてのプレハブ低温貯
蔵庫に除湿機、或いは防露ヒータを取り付けるのは、コ
ストアップにつながるため好ましくなく、さりとて除湿
機或いは防露ヒータを、プレハブ低温貯蔵庫の設置後、
結露状況を確認した後にプレハブ低温貯蔵庫に後付けす
るのは技術的に困難である。
【0004】そこで、本発明の目的は、プレハブ低温貯
蔵庫に簡便に後付けすることができ、床パネルの下面へ
の結露を防止することができる結露防止手段を備えたプ
レハブ低温貯蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、断熱パネルからなる天井パネル、側板パネル及び床
パネルで箱型に組み立てられた低温貯蔵庫本体をスキッ
ドを介して基礎上に設置したプレハブ低温貯蔵庫におい
て、前記スキッドと前記床パネルと前記基礎との間に形
成される低温貯蔵庫の床下空間に外気を送風するための
防露ファンを設けたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
ものにおいて、前記防露ファンを前記スキッドの外側に
並設し、当該防露ファンの吹出口をスキッドに設けられ
た開口部に指向させたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
ものにおいて、前記防露ファンからの外気を前記スキッ
ドの開口部に案内する風向板を設けたことを特徴とする
ものである。
【0008】これらの発明では、プレハブ低温貯蔵庫を
基礎上に設置した後、床パネルの下面への結露が確認さ
れた場合、低温貯蔵庫の床下空間に外気を送風するため
の防露ファンを後付けで設置することができる。この防
露ファンによって床下空間に外気が送風されると、床下
空間を流れる風速が速くなり、従って、床パネルの下面
への結露が防止される。
【0009】この発明では、防露ファンをスキッドの外
側に並設し、当該防露ファンの吹出口をスキッドに設け
られた開口部に指向させるだけでよいので、プレハブ低
温貯蔵庫に簡単に後付けすることができる。
【0010】好ましくはスキッドの開口部に防露ファン
からの送風を案内するための風向板が設けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1において、1は冷蔵庫本体(低温貯蔵
庫本体)を示している。この冷蔵庫本体1は、断熱パネ
ルからなる天井パネル3、側板パネル5、及び床パネル
7を使用して箱型に気密に組み立てられている。8は断
熱扉である。この冷蔵庫本体1の庫内には、冷凍サイク
ルに接続された、図示を省略した冷却器が取り付けら
れ、この冷却器によって当該庫内が冷蔵温度帯に冷却さ
れている。
【0013】この冷蔵庫本体1は、スキッド9を介して
例えばコンクリートの基礎11上に設置されている。こ
のスキッド9は、図2に示すように、断面略C形の軽量
鉄骨材で四方枠状に形成されており、このスキッド9に
は内外を連通するように複数の矩形状の開口部9a(図
1参照)が形成されている。
【0014】このスキッド9と床パネル7と基礎11と
の間には空気の対流の起こりにくい床下空間13が形成
されている。この床下空間13には、後述するように、
防露ファン15によって外気が送風されるように構成さ
れている。
【0015】この防露ファン15はユニットケース17
を備え、このユニットケース17内にはクロスフローフ
ァン19が回転自在に収納されている。このクロスフロ
ーファン19は図示を省略したモータに連結され、この
モータによってクロスフローファン19が駆動される
と、図3に示すように、ユニットケース17の天面の吸
込口21を通じて外気が吸引され、風向板23に案内さ
れ、図1に示すように、当該外気が床下空間13に向け
て送風され、これにより床下空間13に対流が発生す
る。この風向板23は、スキッド9の開口部9aの大き
さに合せて、防露ファン15からの外気が効率よく床下
空間13に送り込まれように配置される。
【0016】つぎに、この実施形態の動作を説明する。
【0017】この実施形態では、プレハブ低温貯蔵庫を
基礎11上に設置した後、例えば試運転して、床パネル
7の下面(庫外面)への結露を確認する。立地条件によ
って床パネル7の下面への結露が確認されない場合に
は、それ以上のコストをかける必要がないので、防露フ
ァン15を設置しないで運転すればよい。
【0018】庫内への結露が確認された場合、低温貯蔵
庫の床下空間13に外気を送風するための防露ファン1
5が後付けで設置される。
【0019】この後付け工事としては、スキッド9の外
側に防露ファン15を並設し、この防露ファン15の吹
出口を当該スキッド9に設けられた開口部9aに指向さ
せるだけでよい。この防露ファン15によって床下空間
13に外気が送風されると、床下空間13を流れる風速
が速くなるので、床パネル7の下面への結露が防止され
る。従って、結露水が基礎11上に流れ出すことがな
く、基礎11の床面がぬれることがない。よって、基礎
11上にダンボール箱が設置されていても、そのダンボ
ール箱はぬれることがない。
【0020】従来では、すべてのプレハブ低温貯蔵庫
に、結露防止のために除湿機を取り付けるか、或いは防
露ヒータを取り付けるか等している。
【0021】この実施形態では、立地条件によって床パ
ネル7の下面への結露が確認された場合にのみ、簡単構
造の安価な防露ファン15を設置すればよいので、全体
的なコストダウンが図られる。
【0022】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明
らかである。
【0023】上記の実施形態では、一つの防露ファン1
5を設置しているが、これに限定されず、複数の防露フ
ァンを設置してもよいことは明らかである。
【0024】
【発明の効果】本発明では、プレハブ低温貯蔵庫を基礎
上に設置した後、床パネルの下面への結露が確認された
場合にのみ、床下空間に外気を送風するための防露ファ
ンを後付けで設置すればよく、床パネルの下面への結露
を後付けで防止することができる。この後付け工事とし
ては、例えば防露ファンをスキッドの外側に並設し、当
該防露ファンの吹出口をスキッドに設けられた開口部に
指向させるだけでよいので、簡単に後付けが可能にな
る。スキッドの開口部に防露ファンからの送風を案内す
る風向板を設ければ、効率のよい送風が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプレハブ低温貯蔵庫の一実施形態
を示す斜視図である。
【図2】防露ファンの取付状態を示す断面図である。
【図3】防露ファンの斜視図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体(低温貯蔵庫本体) 3 天井パネル 5 側板パネル 7 床パネル 9 スキッド 9a 開口部 11 基礎 13 床下空間 15 防露ファン 23 風向板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱パネルからなる天井パネル、側板パ
    ネル及び床パネルで箱型に組み立てられた低温貯蔵庫本
    体をスキッドを介して基礎上に設置したプレハブ低温貯
    蔵庫において、前記スキッドと前記床パネルと前記基礎
    との間に形成される低温貯蔵庫の床下空間に外気を送風
    するための防露ファンを設けたことを特徴とするプレハ
    ブ低温貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記防露ファンを前記スキッドの外側に
    並設し、当該防露ファンの吹出口をスキッドに設けられ
    た開口部に指向させたことを特徴とする請求項1記載の
    プレハブ低温貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記防露ファンからの外気を前記スキッ
    ドの開口部に案内する風向板を設けたことを特徴とする
    請求項2記載のプレハブ低温貯蔵庫。
JP11035977A 1999-02-15 1999-02-15 プレハブ低温貯蔵庫 Pending JP2000234847A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003042606A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機の結露防止構造
JP2006162191A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
EP1855063A3 (en) * 2006-05-08 2009-04-22 Munters Europe AB Method for reducing the moisture content of air of a defined space
JP2018136037A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 ホシザキ株式会社 組立式プレハブ冷却貯蔵庫

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