JPH1025977A - 電動ブラインドのスラット角度調節装置 - Google Patents

電動ブラインドのスラット角度調節装置

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JPH1025977A
JPH1025977A JP8179463A JP17946396A JPH1025977A JP H1025977 A JPH1025977 A JP H1025977A JP 8179463 A JP8179463 A JP 8179463A JP 17946396 A JP17946396 A JP 17946396A JP H1025977 A JPH1025977 A JP H1025977A
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angle
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motor
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晋一 井端
Masaki Tenma
正樹 天満
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スラットの回動原点位置の初期設定時にスラッ
ト角度調節機構の損傷を未然に防止する。 【解決手段】スラット回動角度検出装置は、発光素子と
受光素子とからなり、発光素子から出力される光線を受
光素子で受光したか否かを検出する検出信号を出力する
センサー25と、センサー25の発光素子と受光素子と
の間で、スラット角度調節軸16とともに回転し、スラ
ット13の回動原点で発光素子からの光線を遮断するか
否かを切り替える端縁を備えた検出板26と、センサー
25による端縁の検出信号により、スラット13の回動
原点を認識して、スラット13の回動終点を演算すると
ともに、回動原点の初期設定時には、センサー25の検
出信号に基づいて、端縁を前記発光素子と受光素子との
間の発光位置に向かって回動させるようにモータを制御
する制御装置とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スラットの昇降
操作と角度調節操作とをそれぞれ独立したモータで行う
電動横型ブラインドのスラット角度調節装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電動横型ブラインドの一種類として、ヘ
ッドボックス内にスラット昇降用モータと、スラット角
度調節用モータとをそれぞれ備え、スラット昇降用モー
タの動作により、昇降コードを巻き上げ、あるいは巻き
戻して、スラットを昇降可能とし、スラット角度調節用
モータの動作によりラダーコードを介して各スラットを
同位相で角度調節可能としたものがある。
【0003】このような電動ブラインドでは、スラット
の原点位置として例えばスラットが水平状態にあること
を検出し、その原点位置からのモータの回転角度を検出
することにより、スラットの回動角度を制御している。
また、スラット角度調節用モータの過剰な回転動作によ
るスラット角度調節機構の損傷を防止するために、この
原点位置からの回転角度を検出することにより、スラッ
トが機械的許容回転範囲、すなわち垂直状態となるまで
回転されたとき、モータの回転を自動的に停止させるよ
うなスラット回動角度検出装置が備えられている。
【0004】このような回転角度検出装置の一例を図6
及び図7に従って説明する。ヘッドボックス内に回転可
能に支持されるスラット角度調節軸1は、例えば制御装
置により制御されるステッピングモータで構成されるス
ラット角度調節用モータ(図示しない)で回転駆動され
る。
【0005】前記スラット角度調節軸1には、チルター
2が取着され、そのチルター2からラダーコード3が吊
下支持されている。そして、前記ラダーコード3に多数
段のスラット4が支持されている。
【0006】従って、スラット角度調節用モータの動作
により、スラット角度調節軸1が回転されると、ラダー
コード3を介して各スラット4が同位相で角度調節され
る。前記スラット角度調節軸1には検出板5が嵌着さ
れ、その検出板5にはスリット6が一個所形成されてい
る。そして、スラット角度調節軸1が回転されると、検
出板5がともに回転される。
【0007】前記検出板5の下方には、センサー7が配
設される。そのセンサー7には溝部8が形成され、その
溝部8内に前記検出板5が挿通される。前記溝部8の一
方側面には発光素子が設けられ、他方側面には受光素子
が設けられ、発光素子から受光素子に向かって光が発せ
られる。
【0008】図7に示すように、両素子間の発光位置P
に前記スリット6が位置するとき、発光素子から発せら
れた光が受光素子で検出され、それ以外のときは、発光
素子から発せられた光は、検出板5で遮られて、受光素
子には届かない。従って、受光素子で発光素子からの光
を検出したとき、前記スリット6が両素子間に位置する
ことが検出され、その検出信号は前記制御装置に出力さ
れる。
【0009】前記スラット角度調節軸1に対するチルタ
ー2及び検出板5の取り付け角度は、スリット6が前記
両素子間の発光位置Pに位置するとき、スラット4が水
平方向に位置するように取着される。
【0010】このように構成された電動横型ブラインド
では、スラット4が水平方向に位置するとき、センサー
7でスリット6が検出され、その状態からスラット4が
回動されると、 前記制御装置により、モータの出力軸の
回転角度に基づいて、 スラット4の回動角度が認識さ
れ、 スラット4が回動終点すなわち垂直方向まで回動さ
れたとき、 モータの動作が自動的に停止されるように設
定されている。
【0011】従って、 スラット4の回動終点を機械的に
検出するための検出手段を必要とすることなく、スラッ
ト4の過剰な回動によるスラット角度調節機構の機械的
破損が未然に防止される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、 上記のよう
なスラット回動角度検出装置では、 初期設定動作時にお
いて、 スリット6を未だ検出していないとき、原点位置
を認識できていないため、スラット5をいずれの方向に
回動させれば、スリット6を検出することができるかが
わからない。そこで、 制御装置はモータをいずれかの方
向に回転させて、スリット6を検出しようとする。
【0013】このようなとき、 スラット4を水平方向に
向かって回動させれば、 スリット6を検出して原点位置
の設定が可能となるが、 スラット4を垂直方向に向かっ
て回動させた時は、 スラット4が垂直方向まで回動され
ても、 スリット6を検出することはできない。
【0014】従って、 スラット4はスリット6が検出さ
れるまで、 過剰に回動されることになり、スラット角度
調節機構が損傷することがある。このような不具合を防
止するためには、 スラット4の回動終点を機械的に検出
する検出手段を設け、その検出信号に基づいてモータの
作動を停止させれば、 スラット角度調節機構の損傷を未
然に防止することはできる。しかし、 このような構成で
は、 検出手段が別途必要となって、 部品点数が増大する
という問題点がある。
【0015】また、 スラット4が回動終点まで回動され
た後は、 モータの回転力がスラット角度調節軸には伝達
されないようなクラッチ装置をモータとスラット角度調
節軸との間に介在させれば、 スラット角度調節機構の損
傷を防止することができる。
【0016】ところが、 このような構成ではスラット4
が回動終点に達しない状態で何らかの障害物に当接して
も同様にクラッチ装置が作動するため、 モータの回転角
度により制御装置で認識されるスラットの回動角度と、
実際のスラットの回動角度との間にずれが生じる。この
ような場合には、 スラットの角度調節操作を正常に行う
ことができなくなるため、初期設定を再度行う必要があ
る。従って、その再設定操作が煩雑となるという問題点
がある。
【0017】この発明の目的は、スラットの角度調節操
作を専用のモータで行う電動ブラインドにおいて、 スラ
ットの回動終点を機械的に検出する検出手段及びスラッ
トの必要以上の回動を阻止するクラッチ装置を必要とす
ることなく、 スラットの回動原点位置の初期設定時にス
ラット角度調節機構の損傷を未然に防止し得るスラット
回動角度検出装置を備えたスラット角度調節装置を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1では、ヘッドボ
ックスからラダーコードを介して多数段のスラットを吊
下支持し、スラットを角度調節するための専用のモータ
を作動させて、ヘッドボックス内のスラット角度調節軸
を回転させることにより、前記ラダーコードを介して各
スラットを角度調節可能とし、前記ヘッドボックス内に
は、前記スラットの回動原点を検出するスラット回動角
度検出装置を備えた電動ブラインドにおいて、前記スラ
ット回動角度検出装置は、発光素子と受光素子とからな
り、発光素子から出力される光線を受光素子で受光した
か否かを検出する検出信号を出力するセンサーと、前記
センサーの発光素子と受光素子との間で、前記スラット
角度調節軸とともに回転し、前記スラットの回動原点で
発光素子からの光線を遮断するか否かを切り替える端縁
を備えた検出板と、前記センサーによる前記端縁の検出
信号により、スラットの回動原点を認識して、スラット
の回動終点を演算するとともに、回動原点の初期設定時
には、前記センサーの検出信号に基づいて、前記端縁を
前記発光素子と受光素子との間の発光位置に向かって回
動させるように前記モータを制御する制御装置とから構
成した。
【0019】請求項2では、前記検出板は、半円状に形
成して前記端縁を形成した。請求項3では、前記制御装
置は、前記回動原点の検出動作時には、前記検出板の同
一方向の回転に基づいて、前記端縁を前記センサーで検
出することにより、前記回動原点を認識する。
【0020】
【発明の実施の形態】図5に示す電動横型ブラインド
は、ヘッドボックス11から複数本のラダーコード12
を介して多数段のスラット13が吊下支持され、同ラダ
ーコード12の下端はボトムレール14に接続されてい
る。
【0021】前記ヘッドボックス11内には支持部材1
5が複数個配設され、その支持部材15にはスラット角
度調節軸16が挿通され、 かつ回転可能に支持される。
また、 支持部材15内において、 スラット角度調節軸1
6には、 チルター17が取着され、 そのチルター17か
ら前記ラダーコード12が吊下支持されている。
【0022】前記スラット角度調節軸16の一端には、
スラット角度調節用のモータ18が接続されている。こ
のモータ18は、パルスモータで構成され、ケーブル1
9を介して接続される制御装置28及び操作スイッチ2
9に基づいて制御される。
【0023】前記ヘッドボックス11から昇降コード2
0が吊下支持され、その昇降コード20は前記各スラッ
ト13を貫通し、その下端には前記ボトムレール14が
吊下支持されている。
【0024】前記昇降コード20の上端部は、前記ヘッ
ドボックス11内において巻取りパイプ21に巻き取ら
れている。前記巻取りパイプ21は、その一端がヘッド
ボックス11に固定されたネジ軸22に螺合され、他端
はスラット昇降用のモータ23の出力軸にその軸方向に
移動可能に連結されている。従って、モータ23により
巻取りパイプ21が回転されると、巻取りパイプ21は
回転しながらその軸方向に移動する。
【0025】そして、モータ23により巻取りパイプ2
1が昇降コード20の巻取り方向に回転されると、巻取
りパイプ21が図5において右方向に移動されて、昇降
コード20が巻取りパイプ21に螺旋状に巻き取られ、
ボトムレール14及びスラット13が引き上げられる。
【0026】また、巻取りパイプ21が昇降コード20
の巻戻し方向に回転されると、巻取りパイプ21が図5
において左方向に移動されて、昇降コード20が巻戻さ
れ、ボトムレール14及びスラット13が下降される。
【0027】前記スラット角度調節軸16一端部にはス
ラット角度検出装置24が設けられている。そのスラッ
ト角度検出装置24は、図1に示すように、スラット角
度調節軸16の下方に前記従来例と同様なセンサー25
が配設され、スラット角度調節軸16に嵌着された検出
板26が、センサー25の溝部内に挿通される。
【0028】前記検出板26は、図2に示すように、前
記スラット角度調節軸16を嵌挿する軸部を除いて半円
状に形成される。従って、スラット角度調節軸16の1
回転に対し、180度の範囲で検出板26がセンサー2
5の発光素子と受光素子との間の発光位置Pに位置して
光を遮り、残る180度の範囲では、センサー25の発
光素子と受光素子との間に検出板26が位置せず、発光
素子から発せられる光が受光素子に達する。
【0029】前記スラット角度調節軸16に対する前記
検出板26及びチルター17の取り付け角度は、半円状
の検出板26の一方の端縁27がセンサー25の発光位
置Pに位置するとき、各スラット13が水平方向に支持
されるように設定される。
【0030】前記制御装置28は、前記センサー25の
検出信号に基づいて、スラット13の回動原点を認識す
る。すなわち、センサー25の受光素子が発光素子から
発せられる光を受光する状態から、受光しない状態に切
り替わったとき、あるいは受光しない状態から受光する
状態に切り替わったとき、前記端縁27を検出して回動
原点として認識し、その回動原点からのモータ18の回
転角度により、スラット13の回動角度を演算する。そ
して、スラット13の回動角度があらかじめ設定されて
いる回動終点に達したとき、モータ18の同方向へのそ
れ以上の回転動作を自動的に停止させるように動作す
る。
【0031】前記制御装置28は、この電動ブラインド
の設置時において、前記回動原点の初期設定が必要な時
には、次のような動作を行うプログラムを備える。図2
に示すように、発光位置Pに検出板26が位置するとき
は、スラット駆動軸16を矢印A方向に回転させる。そ
して、端縁27を検出したとき、スラット13が水平方
向に位置するので、その位置を回動原点として認識す
る。
【0032】また、図3に示すように、発光位置Pに検
出板26が位置しないときは、スラット角度調節軸16
を矢印B方向に回転させる。そして、端縁27を検出し
たとき、スラット13が水平方向に位置するので、その
位置を回動原点として認識する。
【0033】すなわち、検出板26の端縁27が発光位
置Pに位置する状態から、スラット駆動軸16が矢印
A,B方向にそれぞれ90度回転されたとき、各スラッ
ト13が垂直方向となって回動終点に達するので、検出
板26は端縁27が発光位置Pに位置する状態からその
前後90度の範囲で回動される。
【0034】従って、図2に示すように発光位置Pに検
出板26が位置するときは、スラット角度調節軸16を
矢印A方向に回転させれば、スラット13をその回動終
点を超えて回動させることなく、端縁27すなわちスラ
ット13の回動原点を検出可能であり、図3に示すよう
に発光位置Pに検出板26が位置しないときは、スラッ
ト角度調節軸16を矢印B方向に回転させれば、スラッ
ト13をその回動終点を超えて回動させることなく、ス
ラット13の回動原点を検出可能である。
【0035】上記のように構成された電動横型ブライン
ドのスラット昇降装置では、次に示す作用効果を得るこ
とができる。 (1)検出板26の端縁27をスラット13の回動原点
として認識すれば、モータ18の回転角度によりスラッ
ト13の回動終点を認識することができるので、スラッ
ト13の回動終点を機械的に検出する検出手段、あるい
はスラット13の必要以上の回動を阻止するクラッチ装
置を必要とすることなく、スラット13が回動終点まで
回動されたときは、スラット13のそれ以上の回動を自
動的に阻止することができる。 (2)前記検出手段及びクラッチ装置を必要としないの
で、部品点数を削減することができる。 (3)回動原点の初期設定動作時には、スラット13を
回動終点を超えて回動させることなく、回動原点の初期
設定を行うことができる。従って、スラット角度調節機
構の機械的破損を未然に防止することができる。
【0036】上記のようなスラット回動角度検出装置で
は、通常のスラット角度調節操作時にスラット13の回
動方向によって、回動原点として認識するスラット13
の角度にずれが生じる。
【0037】すなわち、図2に示すように検出板26に
より受光素子への光が遮断されている状態から、スラッ
ト角度調節軸16を矢印A方向すなわち正回転させて、
端縁27を検出するときは、端縁27が発光位置Pを通
り過ぎて、受光素子に光が入る回動角度が回動原点とな
る。
【0038】一方、図3に示すように受光素子に光が入
っている状態から、スラット角度調節軸16を矢印B方
向すなわち逆回転させて、端縁27を検出するときは、
端縁27が発光位置Pを通り過ぎて、検出板26により
受光素子への光が遮断される回動角度が回動原点とな
る。
【0039】従って、検出板26を正回転させる場合
と、逆回転させる場合とで、回動原点として認識する回
動角度にずれが生じることがある。このような不具合を
解消するために、制御装置28で図4に示すような処理
動作を行うようにしてもよい。
【0040】すなわち、センサー25による受光チェッ
クを行い(ステップ1)、図2に示すように光線が遮蔽
されていれば、モーターを正回転させながら、受光チェ
ックを行う(ステップ2,3,4,5)。そして、光線
を受光すれば、モータ18の動作を停止させて(ステッ
プ6)、回動原点として認識するようにする。
【0041】また、センサー25による受光チェックを
行い(ステップ1)、図3に示すように光線が受光され
ていれば、モーターを逆回転させながら、受光チェック
を行う(ステップ7,8,9)。そして、光線が遮蔽さ
れれば、モータ18を正回転させながら受光チェックを
行い(ステップ3,4,5)、光線を受光すれば、モー
タ18の動作を停止させて(ステップ6)、回動原点と
して認識するようにする。
【0042】このような動作により、スラット13の回
動原点は、常に検出板26による光線の遮蔽状態から、
センサー25による光線の受光状態に移行する回動角度
となる。従って、回動原点を常に一定の回動角度で設定
することができるので、スラット13の角度調節操作の
精度を向上させることができる。
【0043】また、モータ18としてステッピングモー
タを使用する場合には、前記センサー25で、光線の遮
蔽状態から受光状態への移行を検出したとき、その受光
信号とステッピングモータの特定の励磁相とのAND論
理をとって、モータを停止させれば、回動原点をさらに
精度よく設定することができる。
【0044】なお、前記実施の形態では、スラット13
が水平方向となる状態を回動原点としたが、任意のスラ
ット角度を回動原点とする場合も同様である。上記実施
例から把握できる請求項以外の技術思想について、以下
にその効果とともに記載する。 (1)スラットの回動原点の前後で異なる検出信号を生
成し、前記回動原点の初期設定時には、前記検出信号に
基づいて、前記回動原点に近づく方向にスラット角度調
節軸を回転させるスラット回動原点の初期設定方法。ス
ラットをその回動終点を超えて回動させることなく、ス
ラットの回動原点の初期設定が可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明では、ス
ラットの角度調節操作を専用のモータで行う電動ブライ
ンドにおいて、 スラットの回動終点を機械的に検出する
検出手段及びスラットの必要以上の回動を阻止するクラ
ッチ装置を必要とすることなく、 スラットの原点位置の
初期設定時にスラット角度調節機構の損傷を未然に防止
し得るスラット回動角度検出装置を備えたスラット角度
調節装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態のスラット回動角度検出装置を
示す斜視図である。
【図2】 一実施の形態の動作を示す説明図である。
【図3】 一実施の形態の動作を示す説明図である。
【図4】 制御装置による回動原点の検出動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】 電動横型ブラインドを示す一部破断正面図で
ある。
【図6】 スラット回動角度検出装置の従来例を示す斜
視図である。
【図7】 従来例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
11 ヘッドボックス 12 ラダーコード 13 スラット 16 スラット角度調節軸 18 モータ 10 昇降コード 24 スラット回動角度検出装置 25 センサー 26 検出板 27 端縁 28 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックスからラダーコードを介し
    て多数段のスラットを吊下支持し、スラットを角度調節
    するための専用のモータを作動させて、ヘッドボックス
    内のスラット角度調節軸を回転させることにより、前記
    ラダーコードを介して各スラットを角度調節可能とし、
    前記ヘッドボックス内には、前記スラットの回動原点を
    検出するスラット回動角度検出装置を備えた電動ブライ
    ンドにおいて、 前記スラット回動角度検出装置は、 発光素子と受光素子とからなり、発光素子から出力され
    る光線を受光素子で受光したか否かを検出する検出信号
    を出力するセンサーと、 前記センサーの発光素子と受光素子との間で、前記スラ
    ット角度調節軸とともに回転し、前記スラットの回動原
    点で発光素子からの光線を遮断するか否かを切り替える
    端縁を備えた検出板と、 前記センサーによる前記端縁の検出信号により、スラッ
    トの回動原点を認識して、スラットの回動終点を演算す
    るとともに、回動原点の初期設定時には、前記センサー
    の検出信号に基づいて、前記端縁を前記発光素子と受光
    素子との間の発光位置に向かって回動させるように前記
    モータを制御する制御装置とから構成したことを特徴と
    する電動ブラインドのスラット角度調節装置。
  2. 【請求項2】 前記検出板は、半円状に形成して前記端
    縁を形成したことを特徴とする請求項1記載の電動ブラ
    インドのスラット角度調節装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、前記回動原点の検出動
    作時には、前記検出板の同一方向の回転に基づいて、前
    記端縁を前記センサーで検出することにより、前記回動
    原点を認識することを特徴とする請求項1記載の電動ブ
    ラインドのスラット角度調節装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006346125A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 超音波探触子
CN111622655A (zh) * 2020-04-17 2020-09-04 宿州市天艺钢化玻璃有限公司 一种百叶窗的百叶帘升降牵引装置

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JP2006346125A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 超音波探触子
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