JPH10258881A - タバコ包装体 - Google Patents

タバコ包装体

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JPH10258881A
JPH10258881A JP8340997A JP8340997A JPH10258881A JP H10258881 A JPH10258881 A JP H10258881A JP 8340997 A JP8340997 A JP 8340997A JP 8340997 A JP8340997 A JP 8340997A JP H10258881 A JPH10258881 A JP H10258881A
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tobacco
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JP8340997A
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Inventor
Hirotaka Tsuchiya
博隆 土屋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する包装材料を極力削減し、省資源化を
可能とし、かつ、包装廃棄物の焼却時には、燃焼ゴミと
して問題のない包装材料で包装したタバコ包装体を提供
することである。 【解決手段】 紙基材と、該紙基材の一方の面に設けた
バリア−性基材とからなる積層材を使用し、これを製函
して紙製箱を構成し、更に、該紙製箱内にタバコを密閉
包装してなることを特徴とするタバコ包装体に関するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タバコ包装体に関
し、更に詳しくは、紙巻タバコを包装する際に、使用す
る包装材料を極力削減し、省資源化を可能とし、更に、
燃焼ゴミとして廃棄処理が可能な紙巻タバコ包装体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タバコ、特に、紙巻タバコを充填
包装した包装体としては、種々のものが開発され、提案
されているが、その代表的なものとしては、まず、紙と
アルミニウム箔とからなる積層材を使用し、これを内装
紙としてタバコを包装し、次に、内装紙で包装したタバ
コを、印刷等を施した紙製箱内に入れて充填包装し、更
に、タバコを充填包装した紙製箱を、ポリ塩化ビニリデ
ン系樹脂を含む組成物をコ−ティングした二軸延伸ポリ
プロピレンフィルムにより外装して、三重体からなる包
装製品として市場に出荷している。なお、上記の紙とア
ルミニウム箔とからなる積層材の代わりに、アルミニウ
ム蒸着紙が使用される場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、タバ
コ、特に、紙巻タバコは、三重体からなる包装製品とす
ることにより、タバコの芳香等の散逸を防止し、かつ、
外気からの異臭等の侵入も防止し、更に、外気からの湿
気等の吸着を防止して、その品質等の安定化を図ってい
るものである。しかしなが、上記のように三種類の包装
材料を使用し、三重体からなる包装製品とすることは、
過剰包装であるばかりではなく、廃棄物としてゴミ処理
する場合、個々においては少ないものであるが、できる
だけ包装ゴミを産出させないという現今のゴミ処理問題
の実情にそぐわないものである。また、上記のような包
装体においては、外装として、ポリ塩化ビニリデン系樹
脂を含む組成物をコ−ティングしたものを使用しいるこ
とから、ゴミ焼却時に有害な塩化水素を発生するという
問題点があり、そのために、廃棄ガス処理設備等を必要
とするという問題点がある。更に、上記においては、ア
ルミニウム箔あるいはアルミニウム蒸着膜等を包装材料
として使用していることから、焼却時にアルミニウムが
蒸気化し、焼却炉の内壁、細管等に付着するという問題
点もある。そこで本発明は、使用する包装材料を極力削
減し、省資源化を可能とし、かつ、包装廃棄物の焼却時
には、燃焼ゴミとして問題のない包装材料で包装したタ
バコ包装体を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究の結果、タバコの芳香等
の散逸、外気からの異臭等の侵入、更に、外気からの湿
気等の吸着等を防止するために、一種類の包装材料でそ
の機能をすべて兼ね備えさせることに着目し、紙製箱を
構成する紙基材に、タバコの芳香、外気からの異臭、外
気からの水蒸気等の湿気の吸着等を防止するバリア−性
基材を積層し、該紙基材とバリア−性基材とからなる積
層材を製造し、次に、該積層材を使用して製函して紙製
箱を製造し、而して、該紙製箱内にタバコを密閉包装し
たところ、タバコの芳香等の散逸、外気からの異臭等の
侵入、更に、外気からの湿気等の吸着等を防止して、そ
の品質の安定化を図ることができ、かつ、使用する包装
材料を極力削減し、省資源化を可能とし、かつ、包装廃
棄物の焼却時には、燃焼ゴミとして問題のない包装材料
で包装したタバコ包装体を製造し得ることを見出して本
発明を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、紙基材と、該紙基材
の一方の面に設けたバリア−性基材とからなる積層材を
使用し、これを製函して紙製箱を構成し、更に、該紙製
箱内にタバコを密閉包装してなることを特徴とするタバ
コ包装体に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。本発明にかかるタバコ包装体について
その二三を例示し図面を用いて更に詳しく説明すると、
図1、図2、図3および図4は、本発明にかかるタバコ
包装体を構成する積層材の層構成を示す概略的断面図で
あり、図5は、図3に示す積層材を使用し、製函してな
る紙製箱を構成するブランク板の一例を示す概略的平面
図であり、図6、図7および図8は、図5に示すブラン
ク板を使用して製函してなる紙製箱の構成を示す概略的
斜視図であり、図9は、図6、図7および図8に示す製
函によって製造した紙製箱内にタバコを密閉包装してな
るタバコ包装体を示す概略的斜視図である。
【0007】まず、本発明において、本発明にかかるタ
バコ包装体を構成する積層材についてその二三を例示す
ると、本発明にかかるタバコ包装体を構成する積層材と
しては、図1に示すように、紙基材1の一方の面に、バ
リア−性基材2を積層し、該紙基材1とバリア−性基材
2とからなる積層材Aを挙げることができる。本発明に
かかるタバコ包装体を構成する積層材について、更に具
体的に例示すると、図2に示すように、上記の図1に示
す積層材Aにおいて、紙基材1の一方の面に、バリア−
性基材2を積層するに際し、接着剤層3を介して積層
し、該紙基材1、接着剤層3およびバリア−性基材2と
からなる積層材Bを挙げることができる。更に、上記の
積層材について、より具体的に例示すると、図3に示す
ように、上記の図2に示す積層材Bにおいて、バリア−
性基材2の外側に、更に、ポリオレフィン系樹脂層4を
積層し、紙基材1、接着材層3、バリア−性基材2およ
びポリオレフィン系樹脂層4とからなる積層材Cを挙げ
ることができる。更にまた、上記の積層材について、具
体的に例示すると、図4に示すように、上記の図3に示
す積層材Cにおいて、紙基材1の外側に、更に、ポリオ
レフィン系樹脂層4′を積層し、ポリオレフィン系樹脂
層4′、紙基材1、接着材層3、バリア−性基材2およ
びポリオレフィン系樹脂層4とからなる積層材Dを挙げ
ることができる。上記において、図示しないが、紙基材
の表面には、例えば、所望の印刷模様等が形成されてい
てもよい。
【0008】次に、本発明において、上記のような積層
材を使用し、本発明にかかるタバコ包装体を構成する紙
製箱を製函するブランク板について、上記の図3で示す
積層材Cを使用した例を挙げて説明すると、かかるプラ
ンク板としては、図5に示すように、左側板11、前板
12、右側板13、後板14および貼着板15を、それ
ぞれ、縦折線X1 、X1 、X1 、X1 を介して連接し、
更に、該左側板11、前板12、右側板13および後板
14の上部に、横折線Y1 、Y1 、Y1 、Y1を介し
て、それぞれ、左上フラップ16、天板17、右上フラ
ップ18、天フラップ19を連接し、また、上記の左側
板11、前板12、右側板13および後板14の下部
に、横折線Y2 、Y2 、Y2 、Y2 を介して、それぞ
れ、左下フラップ20、底板21、右下フラップ22、
底フラップ23を連接し、更にまた、上記の左側板1
1、前板12および右側板13の上方部分に、開封用蓋
を構成する斜状ミシン目線L1 、直線状ミシン目線
2 、斜状ミシン目線L3 を連接して刻設し、更に、上
記の貼着板5に、上記の斜状ミシン目線L1 と重なる斜
状ミシン目線L4 を刻設し、また、上記の前板12に刻
設した直線状ミシン目線L2 には、該直線状ミシン目線
2 に連接して横長の四角形状になるミシン目線L5
刻設し、また、上記の後板14の上方部分に、上記の斜
状ミシン目線L3 と斜状ミシン目線L4 に連接する横折
線Y3 を刻設した構成からなるブランク板Eを挙げるこ
とができる。
【0009】而して、本発明において、上記のようなブ
ランク板Eを使用し、紙製箱を製函し、更に、タバコを
充填包装して、本発明にかかるタバコ包装体を製造する
方法についてその一例を例示して説明すると、まず、図
6に示すように、上記のブランク板Eの左側板1の面
に、例えば、ホットメルト系接着剤をスポット状に塗布
して、該ホットメルト系接着剤によるホットメルト系接
着剤層24、・・スポット状に設け、次いで、該スポッ
ト状に設けたホットメルト系接着剤層24、・・の面
と、貼着板15の面とを重ね合わせ、しかる後その両者
を貼り合わせて四角形状の筒状胴部Fを製造する。
【0010】次に、本発明においては、図7に示すよう
に、上記の四角形状の筒状胴部Fの底板21の面に、例
えば、ホットメルト系接着剤をスポット状に塗布して、
該ホットメルト系接着剤によるホットメルト系接着剤層
24、・・を形成し、次いで、左下フラップ20と右下
フラップ22とを内側に折り込み、更に、その上に、底
フラップ23を内側に折り込み、しかる後、その折り込
んだ底フラップ23の上に、上記の底板21を折り込
み、その底フラップ23の上に、スポット状のホットメ
ルト系接着剤層24、・・の面を重ね合わせ、しかる後
その両者を加熱加圧して貼り合わせ、四角形状の筒状胴
部Fの底部Gを形成する。
【0011】更に、本発明においては、上記で四角形状
の筒状胴部Fの底部Gを形成した後、該四角形状の筒状
胴部Fの他方の開口部からタバコ25等の内容物を所定
量充填し、次いで、その開口部を密閉すべく、上記の四
角形状の筒状胴部Fの天板17の面に、上記と同様に、
例えば、ホットメルト系接着剤をスポット状に塗布し
て、該ホットメルト系接着剤によるホットメルト系接着
剤層24、・・を形成し、次に、左上フラップ16と右
上フラップ18とを内側に折り込み、更に、その上に、
天フラップ19を内側に折り込み、しかる後、該折り込
んだ天フラップ19の面に、上記のスポット状に設けた
ホットメルト系接着剤層24、・・の面を重ね合わせ、
しかる後その両者を加熱加圧して貼り合わせて、四角形
状の筒状胴部Fの上部Hを形成することによって、図9
に示すように、タバコ25を充填包装した本発明にかか
るタバコ包装体Iを製造することができる。
【0012】而して、本発明においては、上記のような
タバコ25を充填包装したタバコ包装体Iにおいては、
図9に示すように、直線状ミシン目線L2 とミシン目線
5とで囲まれている横長の四角形状の開封片26の先
端の摘まみ部27を手に持って横方向に引き裂くことに
より、該開封片26が、直線状ミシン目線L2 とミシン
目線L5 とに沿って引きちぎられて前板12が開封し、
更に、上記で形成した四角形状の筒状胴部Fの上部Hを
手に持って上方に引き上げると、左側板11と右側板1
3に設けた斜状ミシン目線L1 、斜状ミシン目線L3
よび斜状ミシン目線L4 等の部分から左右両側板11、
13が引き裂かれて、上記の四角形状の筒状胴部Fの上
部Hが上方に開封し、これによって紙製箱を開封して、
タバコ25等の内容物を取り出して、喫煙等に供するこ
とができるものである。
【0013】上記の例は、本発明にかかるタバコ包装体
の一例を例示するものであり、これによって本発明は限
定されるものではない。本発明においては、紙製箱を構
成する紙基材に、タバコの芳香、外気からの異臭、外気
からの水蒸気等の湿気の吸着等を防止するバリア−性基
材を積層し、該紙基材とバリア−性基材とからなる積層
材を使用して製函してなる紙製箱であれば、いずれの形
態からなる紙製箱でも使用することができ、その形態が
限定されるものではない。また、上記の例においては、
タバコ等の内容物をそのまま紙製箱内に入れて充填包装
しているが、場合によっては、タバコ等の内容物を予め
プラスチックフィルムからなる軟包装袋に入れ、これを
紙製箱に入れて充填包装して、本発明にかかるタバコ包
装体を製造することもできる。上記のプラスチックフィ
ルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン系樹脂、あるいは、ポリエステル系
樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムを使用すること
ができる。
【0014】次に、本発明において、上記の紙製箱を開
封するためのミシン目線は、基本的には、紙製箱を製造
するために使用する積層材を構成する紙基材に貫通孔と
してミシン目状に刻設されていればよく、バリア性基
材、あるいは、最内層に位置するポリオレフィン系樹脂
層等にミシン目線等が刻設されていることは、タバコの
芳香等の散逸、外気からの異臭等の侵入、更に、外気か
らの湿気等の吸着等を誘発することから望ましくないも
のである。なお、本発明において、開封時に引き裂きを
利用する場合、その引き裂き開封が困難な層について
は、ミシン目線等が刻設されることもある。
【0015】次に、本発明において、本発明にかかるタ
バコ包装体を構成する材料、その製造法等について説明
すると、まず、本発明において、紙基材としては、坪量
50g/m2 〜500g/m2 位の各種の包装用紙を使
用することができ、具体的には、上質紙、クラフト紙、
コ−ト紙、その他等を使用することができる。尚、本発
明においては、上記のような紙基材には、必要に応じ
て、例えば、填料、サイズ剤、歩留り向上剤、紙力増強
剤、耐水化剤、染料・顔料等の着色剤、硫酸バンド、消
泡剤、その他の添加剤等を任意に添加し、含有していて
もよい。また、本発明において、上記の紙基材には、例
えば、グラビア印刷、オフセット印刷、UVドライオフ
セット印刷、シルク印刷等の印刷法を利用して任意の印
刷模様等を形成することができ、更にまた、その表面
に、例えば、金箔、あるいは、銀箔等を使用したメタリ
ック調印刷模様等の転写、あるいは、ホログラム等の転
写等により所望の装飾模様等も施すことができる。
【0016】次にまた、本発明において、バリア−性基
材としては、太陽光等の光を遮光する性質、あるいは水
蒸気、水、ガス等を透過しない性質等を有する材料を使
用することができ、これは、単体の基材でもよく、ある
いは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等であ
ってもよい。具体的には、例えば、遮光性とバリア−性
を有するアルミニュウム箔またはその蒸着膜を有する樹
脂のフィルム、バリア−性を有する酸化珪素、酸化アル
ミニウム等の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィル
ム、水蒸気、水等のバリア−性を有する低密度ポリエチ
レン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖
状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プ
ロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシ−ト、ガ
スバリア−性を有するポリエステル系樹脂、ポリカ−ボ
ネ−ト系樹脂、ナイロン系樹脂(ポリアミド系樹脂)、
アクリルニトリル系樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、その他等の樹脂の
フィルムないしシ−ト、樹脂に顔料等の着色剤を、その
他、所望の添加剤を加えて混練してフィルム化してなる
遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルムないしシ−ト
等を使用することができる。これらの材料は、一種ない
しそれ以上を組み合わせて使用することができる。上記
のフィルムないしシ−トの厚さとしては、任意である
が、通常、5μmないし300μm位、更には、10μ
mないし100μm位が望ましい。更に、上記におい
て、アルミニウム箔としては、5μmないし30μm位
の厚さのもの、また、アルミニウムまたは無機酸化物の
蒸着膜としては、厚さ100Åないし2000Å位のも
のを使用することができる。また、上記の蒸着膜を支持
する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィル
ム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリビニルアルコ−ル
フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィ
ルム、その他等を使用することができる。上記のような
バリア−性基材は、タバコの芳香が散逸するのを防止す
ること、外部からの異臭の侵入を防止すること、外気の
湿気等の吸着を防止し、防湿性を付与すること等の効果
を奏するものである。なお、本発明において、バリア−
性基材としては、アルミニウム箔あるいはその蒸着膜を
有する樹脂のフィルム等を使用することは、環境上、極
力避けることが望ましい。
【0017】次に、本発明において、上記のような紙基
材とバリア−性基材とを積層して積層材を製造する方法
について説明すると、かかる方法としては、通常の包装
材料を製造するときに使用するラミネ−ト方法、例え
ば、押し出しラミネ−ト法、サンドラミネ−ト法、共押
し出しラミネ−ト法、ウエットラミネ−ト法、ドライラ
ミネ−ト法、無溶剤型ドライラミネ−ション法、その他
等で行うことができる。而して、本発明においては、上
記のラミネ−トを行う際に、必要ならば、例えば、コロ
ナ処理、オゾン処理、フレ−ム処理等の前処理をフィル
ムに施すことができ、また、例えば、イソシアネ−ト系
(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエ
ン系、有機チタン系等のアンカ−コ−ティング剤、ある
いはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル
系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロ−ス系、そ
の他等のラミネ−ト用接着剤等の公知のアンカ−コ−ト
剤、接着剤等を使用することができる。
【0018】ところで、本発明において、上記のような
積層材の製造法において、押し出しラミネ−トする際の
接着剤層を構成する接着性押し出し樹脂としては、例え
ば、ポリエチレン、エチレン−α・オレフィン共重合
体、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブテン、ポ
エイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エ
チレン−メタクリル酸共重合体、あるいはエチレン−ア
クリル酸共重合体等のエチレンと不飽和カルボン酸との
共重合体、あるいはそれらを変性した酸変性ポリオレフ
ィン系樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エ
チレン−アクリル酸メチル共重合体、アイオノマ−樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、その他等を使用す
ることができる。また、本発明において、ドライラミネ
−トする際の接着剤層を構成する接着剤としては、具体
的には、ドライラミネ−ト等において使用される2液硬
化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着
剤、ポリエ−テルウレタン系接着剤、アクリル系接着
剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリ
酢酸ビニル系接着剤、エポキシ系接着剤、ゴム系接着
剤、その他等を使用することができる。
【0019】次に、本発明において、バリア−性基剤の
外側、あるいは、紙基材の他方の面に積層するポリオレ
フィン系樹脂層を構成するポリオレフィン系樹脂として
は、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、エチレンとブテン、ペンテ
ン、ヘキセン、オクテン、メチルペンテン等のα−オレ
フィンとの共重合体、エチレンと酢酸ビニル、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル等の共重合
体、アイオノ−樹脂、ポリプロビレン、プロピレンとエ
チレン、ブテン、ヘキセン等との共重合体、その他等の
ポリオレンフィン系樹脂を使用することができる。而し
て、本発明において、上記のポリオレンフィン系樹脂
は、そのフィルムないしシ−トの状態、あるいは、それ
を含む樹脂組成物による塗布膜の状態等として使用する
ことができる。ところで、本発明において、バリア−性
基材の外側、あるいは、紙基材の他方の面に、上記のポ
リオレンフィン系樹脂層を設ける方法としては、前述の
積層法等を利用して同様にして、ポリオレンフィン系樹
脂層を形成することができる。その膜厚としては、10
〜300μm位、好ましくは、20〜100μm位が望
ましい。上記のポリオレフィン系樹脂層は、水蒸気、水
等に対する防湿性の付与、あるいは、表面保護層等の効
果を奏するものである。
【0020】なお、本発明においては、上記のような材
料の他に、通常、包装用容器等を構成する場合、化学的
にも、物理的にも過酷な条件に置かれることが多く、そ
のために、上記のような材料の他に、通常の包装用容器
を構成する樹脂のフィルムないしシ−トを同様に使用す
ることができ、具体的には、例えば、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
ノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エ
チレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチ
ルペンテンポリマ−、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニ
ル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン
系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ
(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン
共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、
ポリビニルアルコ−ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体のケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリ
アセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロ
−ス、その他等の公知の樹脂のフィルムないしシ−トか
ら任意に選択して使用することができる。その他、例え
ば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使用することが
できる。本発明において、上記の樹脂のフィルムないし
シ−トは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸されたも
の等のいずれのものでも使用することができる。また、
その厚さは、任意であるが、数μmから300μm位の
範囲から選択して使用することができる。更に、本発明
においては、樹脂のフィルムないしシ−トとしては、押
し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等
のいずれの性状の膜でもよい。
【0021】次に、本発明において、積層材を使用し、
製函して紙製箱を構成する方法について説明すると、例
えば、まず、通常の紙打抜刃、紙押罫型等を備えた抜型
等を使用し、積層材に所定の形状に罫線等を刻設しなが
ら打抜き加工を施してブランク板を製造し、次いで、該
ブランク板の所定の箇所に、例えば、ホットメルト系接
着剤等を所定の箇所に塗布し、しかる後所定の箇所を貼
り合わせて製函し、あるいは、ヒ−トシ−ル性樹脂層等
を利用して加熱加圧して所定の箇所を貼り合わせて製函
して紙製箱を製造することができる。而して、上記のよ
うに製造した紙製箱内に、タバコ、特に、紙巻きタバコ
等をそのまま充填し、しかる後その開口部を密閉して、
本発明にかかるタバコ包装体を製造することができる。
なお、本発明において、上記のような製函に際し、必要
ならば、ブランク板の端面にテ−プを貼り合わせる端面
処理、あるいは、ブランク板の端面をヘミング加工、あ
るいは、スカイヘミング加工する端面処理等を行い、こ
れによって、紙製箱のバリア−性等を向上させることが
できる。
【0022】次に、本発明において、本発明にかかるタ
バコ包装体を開封するための開封用のミシン目線を刻設
する方法として、例えば、上記の積層材を構成する前の
紙基材、あるいは、積層材を製造した後その積層材等に
ミシン目線を刻設することができる。而して、本発明に
おいて、ミシン目線等を刻設する方法としては、種々の
方法があるが、例えば、加熱した針を押し付けるニ−ド
ルパンチ法、ナイフ、カッタ−等を使用する物理的穿孔
法、レ−ザビ−ム照射、コロナ放電、プラズマ放電等の
加工法、その他等の方法によって行うことができる。而
して、本発明において、少なくとも、紙基材にミシン目
線を刻設することが望ましく、そのために、紙基材の単
体の状態、あるいは、上記のように積層した積層材の状
態、更には積層材を使用して製函してなる紙製箱の状
態、その他等の状態でミシン目線を設けることができ
る。本発明において、ミシン目線の形状としては、直線
状、曲線状、破線状、その他等の任意の形状でよく、そ
の本数は、1本ないしそれ以上でよく、また連続状ある
いは不連続状等のいずれでもよい。また、その切れ目の
構造は、貫通孔ないし透過孔の状態、あるいはハ−フカ
ットの状態、あるいはそれらが混在するような状態のい
ずれの状態でもよく、本発明においては、少なくとも、
紙基材にミシン目線が刻設されていることが重要であ
り、更に積層材を構成する他の層にミシン目線が刻設さ
れていてもよい。しかし、本発明において、ミシン目線
は、内容物の保護適性の点から、積層材の層全部を貫通
する貫通孔等は望ましいものではなく、例えば、バリア
−性基材には、ミシン目線を刻設することは好ましくな
い。本発明においては、ミシン目線は、紙製箱あるいは
包装体になったときの最適開封位置に相当する箇所の部
分が弱体化して紙製箱の開封用の切れ目として作用すれ
ばよいものである。従って、その刻設位置としては、紙
製箱の開封位置に刻設するものである。
【0023】
【実施例】次に、上記の本発明について以下に実施例を
挙げて本発明を更に具体的に説明する。 実施例1 坪量130g/m2 の板紙の片面に、所望の印刷模様を
グラビア印刷により形成し、次に、他方の面に、2液硬
化型ウレタン系接着剤を介して、酸化ケイ素の蒸着膜を
有する厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
−トフィルムを貼り合わせて、下記の層構成からなる積
層材を製造した。 印刷模様層/坪量130g/m2 の板紙/接着剤層/酸
化ケイ素の蒸着膜を有する厚さ12μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルム 次に、上記で製造した積層材を使用し、図5〜図9に示
すように、ブランク板を製造し、しかる後製函して紙製
箱を製造し、次いで、該紙製箱内にタバコを所定量充填
包装してタバコ包装体を製造した。なお、上記におい
て、製函は、ミシン目線と罫線とを入れながら打ち抜き
加工を行ってブランク板を製造し、次いで、糊貼りを行
って所定の箇所を貼り合わせて紙製箱を製造した。次
に、上記で製造したタバコ包装体について、27℃、6
5%湿度で3か月間保存し、しかる後保存後の官能評価
を行った結果、現行のタバコ包装体とその差は認められ
なかった。
【0024】実施例2 上記の実施例1と同様にして下記の層構成からなる積層
材を製造し、更に、該積層材を使用し、上記の実施例1
と同様にしてタバコ包装体を製造し、上記の実施例1と
同様な結果を得た。 (1).印刷模様層/坪量130g/m2 の板紙/接着
剤層/アルミニウムの蒸着膜を有する厚さ12μmの二
軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム (2).印刷模様層/坪量130g/m2 の板紙/接着
剤層/酸化アルミニウムの蒸着膜を有する厚さ12μm
の二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム (3).印刷模様層/坪量130g/m2 の板紙/接着
剤層/アルミニウムの蒸着膜を有する厚さ15μmの二
軸延伸ナイロンフィルム (4).印刷模様層/坪量130g/m2 の板紙/接着
剤層/酸化ケイ素の蒸着膜を有する厚さ15μmの二軸
延伸ナイロンフィルム
【0025】実施例3 坪量130g/m2 の板紙の片面に、所望の印刷模様を
グラビア印刷により形成し、次に、他方の面に、押し出
し用低密度ポリエチレン樹脂と押し出し接着性の無水マ
レイン酸グラフト共重合ポリエチレン樹脂とを使用して
前者を厚さ20μm、後者を厚さ5μmに共押し出しし
ながら、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムを貼り合わせて、下記の層構成からなる
積層材を製造した。 印刷模様層/坪量130g/m2 の板紙/厚さ12μm
の低密度ポリエチレン樹脂層/厚さ5μmの接着性無水
マレイン酸グラフト共重合ポリエチレン樹脂層/厚さ1
2μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム 次に、上記で製造した積層材を使用し、上記の実施例1
と同様にして、ブランク板を製造し、しかる後製函して
紙製箱を製造し、次いで、該紙製箱内にタバコを所定量
充填包装してタバコ包装体を製造した。なお、上記にお
いて、製函は、ミシン目線と罫線とを入れながら打ち抜
き加工を行ってブランク板を製造し、次いで、糊貼りを
行って所定の箇所を貼り合わせて紙製箱を製造した。次
に、上記で製造したタバコ包装体について、上記の実施
例1と同様に、27℃、65%湿度で3か月間保存し、
しかる後保存後の官能評価を行った結果、現行のタバコ
包装体とその差は認められなかった。
【0026】実施例4 坪量130g/m2 の板紙の片面に、所望の印刷模様を
グラビア印刷により形成し、更に、該印刷模様層の上
に、低密度ポリエチレン樹脂を使用し、厚さ13μmに
押し出して低密度ポリエチレン樹脂層を形成し、次に、
他方の面に、押し出し用低密度ポリエチレン樹脂と押し
出し接着性の無水マレイン酸グラフト共重合ポリエチレ
ン樹脂と6−ナイロン樹脂とを使用し、低密度ポリエチ
レン樹脂を厚さ13μm、無水マレイン酸グラフト共重
合ポリエチレン樹脂を厚さ4μm、6−ナイロン樹脂を
厚さ10μm、無水マレイン酸グラフト共重合ポリエチ
レン樹脂を厚さ4μm、および、低密度ポリエチレン樹
脂を厚さ13μmに、3種5層に共押し出ししながら積
層して、下記の層構成からなる積層材を製造した。 厚さ13μmの低密度ポリエチレン樹脂層/印刷模様層
/坪量130g/m2の板紙/厚さ13μmの低密度ポ
リエチレン樹脂層/厚さ4μmの接着性無水マレイン酸
グラフト共重合ポリエチレン樹脂層/厚さ12μmの6
−ナイロン樹脂層/厚さ4μmの接着性無水マレイン酸
グラフト共重合ポリエチレン樹脂層/厚さ13μmの低
密度ポリエチレン樹脂層 次に、上記で製造した積層材を使用し、上記の実施例1
と同様にして、ブランク板を製造し、しかる後製函して
紙製箱を製造し、次いで、該紙製箱内にタバコを所定量
充填包装してタバコ包装体を製造した。なお、上記にお
いて、製函は、ミシン目線と罫線とを入れながら打ち抜
き加工を行ってブランク板を製造し、次いで、糊貼りを
行って所定の箇所を貼り合わせて紙製箱を製造した。次
に、上記で製造したタバコ包装体について、上記の実施
例1と同様に、27℃、65%湿度で3か月間保存し、
しかる後保存後の官能評価を行った結果、現行のタバコ
包装体とその差は認められなかった。
【0027】実施例5 上記の実施例4において、6−ナイロン樹脂の代わり
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物を使用
し、上記の実施例4と同様にし積層して、下記の層構成
からなる積層材を製造した。 厚さ13μmの低密度ポリエチレン樹脂層/印刷模様層
/坪量130g/m2の板紙/厚さ13μmの低密度ポ
リエチレン樹脂層/厚さ8μmの低密度ポリエチレン樹
脂層//厚さ2μmの接着性無水マレイン酸グラフト共
重合ポリエチレン樹脂層/厚さ5μmのエチレン−酢酸
ビニル共重合体のケン化物層/厚さ2μmの接着性無水
マレイン酸グラフト共重合ポリエチレン樹脂層/厚さ8
μmの低密度ポリエチレン樹脂層 次に、上記で製造した積層材を使用し、上記の実施例1
と同様にして、ブランク板を製造し、しかる後製函して
紙製箱を製造し、次いで、該紙製箱内にタバコを所定量
充填包装してタバコ包装体を製造した。なお、上記にお
いて、製函は、ミシン目線と罫線とを入れながら打ち抜
き加工を行ってブランク板を製造し、次いで、糊貼りを
行って所定の箇所を貼り合わせて紙製箱を製造した。次
に、上記で製造したタバコ包装体について、上記の実施
例1と同様に、27℃、65%湿度で3か月間保存し、
しかる後保存後の官能評価を行った結果、現行のタバコ
包装体とその差は認められなかった。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、タバコの芳香等の散逸、外気からの異臭等の侵入、
更に、外気からの湿気等の吸着等を防止するために、一
種類の包装材料でその機能をすべて兼ね備えさせること
に着目し、紙製箱を構成する紙基材に、タバコの芳香、
外気からの異臭、外気からの水蒸気等の湿気の吸着等を
防止するバリア−性基材を積層し、該紙基材とバリア−
性基材とからなる積層材を製造し、次に、該積層材を使
用して製函して紙製箱を製造し、而して、該紙製箱内に
タバコを密閉包装して、タバコの芳香等の散逸、外気か
らの異臭等の侵入、更に、外気からの湿気等の吸着等を
防止して、その品質の安定化を図ることができ、かつ、
使用する包装材料を極力削減し、省資源化を可能とし、
かつ、包装廃棄物の焼却時には、燃焼ゴミとして問題の
ない包装材料で包装したタバコ包装体を製造し得ること
ができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるタバコ包装体を構成する積層材
の層構成を示す概略的断面図である。
【図2】本発明にかかるタバコ包装体を構成する積層材
の層構成を示す概略的断面図である。
【図3】本発明にかかるタバコ包装体を構成する積層材
の層構成を示す概略的断面図である。
【図4】本発明にかかるタバコ包装体を構成する積層材
の層構成を示す概略的断面図である。
【図5】図3に示す積層材を使用し、製函してなる紙製
箱を構成するブランク板の一例を示す概略的平面図であ
る。
【図6】図5に示すブランク板を使用して製函してなる
紙製箱の構成を示す概略的斜視図である。
【図7】図5に示すブランク板を使用して製函してなる
紙製箱の構成を示す概略的斜視図である。
【図8】図5に示すブランク板を使用して製函してなる
紙製箱の構成を示す概略的斜視図である。
【図9】図6、図7および図8に示す製函によって製造
した紙製箱内にタバコを密閉包装してなるタバコ包装体
を示す概略的斜視図である。
【符号の説明】
1 紙基材 2 バリア−性基材 3 接着剤層 4 ポリオレフィン系樹脂層 4′ ポリオレフィン系樹脂層 11 左側板 12 前板 13 右側板 14 後板 15 貼着板 16 左上フラップ 17 天板 18 右上フラップ 19 天フラップ 20 左下フラップ 21 底板 22 右下フラップ 23 底フラップ 24 ホットメルト系接着剤層 25 タバコ 26 開封片 27 先端の摘まみ部 A 積層材 B 積層材 C 積層材 E ブランク板 F 四角形状の筒状胴部 G 四角形状の筒状胴部Fの底部 H 四角形状の筒状胴部Fの上部 I タバコ包装体 L1 斜状ミシン目線 L2 直線状ミシン目線 L3 斜状ミシン目線 L4 斜状ミシン目線 L5 横長の四角形状になるミシン目線 X1 縦折線 Y1 横折線 Y2 横折線 Y3 横折線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 77/30 B65D 77/30 B 85/10 85/10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基材と、該紙基材の一方の面に設けた
    バリア−性基材とからなる積層材を使用し、これを製函
    して紙製箱を構成し、更に、該紙製箱内にタバコを密閉
    包装してなることを特徴とするタバコ包装体。
  2. 【請求項2】 紙基材とバリア−性基材との間に、接着
    剤層を設けたことを特徴とする上記の請求項1に記載す
    るタバコ包装体。
  3. 【請求項3】 バリア−性基材の外側に、ポリオレフィ
    ン系樹脂層を設けたことを特徴とする上記の請求項1ま
    たは2に記載するタバコ包装体。
  4. 【請求項4】 紙基材の他方の面に、ポリオレフィン系
    樹脂層を設けたことを特徴とする上記の請求項1、2ま
    たは3に記載するタバコ包装体。
  5. 【請求項5】 タバコをプラスチック製軟包装袋内に包
    装して箱体内に密閉包装してなることを特徴とする上記
    の請求項1、2、3または4に記載するタバコ包装体。
JP8340997A 1997-03-18 1997-03-18 タバコ包装体 Pending JPH10258881A (ja)

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