JPH10258664A - 可動シートまたはリクライニングシートを自動車の床に固定する装置 - Google Patents

可動シートまたはリクライニングシートを自動車の床に固定する装置

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JPH10258664A
JPH10258664A JP9084375A JP8437597A JPH10258664A JP H10258664 A JPH10258664 A JP H10258664A JP 9084375 A JP9084375 A JP 9084375A JP 8437597 A JP8437597 A JP 8437597A JP H10258664 A JPH10258664 A JP H10258664A
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JP
Japan
Prior art keywords
seat
locking device
fork
floor
anchor ring
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Withdrawn
Application number
JP9084375A
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English (en)
Inventor
Juge Gerard
ジュゲ ジェラール
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Faurecia Sieges dAutomobile SAS
Original Assignee
Bertrand Faure Equipements SA
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Publication date
Application filed by Bertrand Faure Equipements SA filed Critical Bertrand Faure Equipements SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動シートまたはリクライニングシートを自
動車の床に固定する装置の改良。 【解決手段】 シート支持体(12)の一端部と一体なアン
カー点(13)と、シート支持体(12)の他端部に連結された
ロック装置(2) とを有し、シート支持体(12)が前後方向
に所定範囲内で移動可能にする。着脱自在なシートをモ
ノコック形の車体の床へ固定するのに利用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可動シート (siege
amovible) またはリクライニングシート (siegebascula
nt)を自動車の床に固定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、可動シートまたはリクライニン
グシートはシート基部の骨組みに連結された支持体を有
している。この支持体のシート前方部分は、単純なリク
ライニングシートの場合には固定枢着部を介して自動車
の床に連結され、モノコック型の車体で用いられるてい
る可動シートの場合には少なくともわずかに回動可能な
着脱自在なロック装置を介して自動車の床に連結されて
いる。一方、支持体のシート後方部分は、いずれの場合
も自動車の床の固定要素に係合可能なロック装置によっ
て固定される。
【0003】この場合、正確なロックを保証するために
は、シート前方部分の枢着手段と床の固定要素との間お
よびシート前方部分の枢着手段とシート支持体のロック
装置との間の間隔は常に同じでければならない。そのた
めには、自動車の床の幾何学構造が正確であることと、
自動車の床と床の固定要素との相対位置およびシートに
連結された固定要素の相対位置を正確に対応させる必要
がある。特に可動シートの場合には同じ車体の異なる場
所や別の車体の異なる場所にシートが取付けられる可能
性があるので、このことは重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可動
シートまたはリクライニングシートを自動車の床に容易
に固定でき、しかも、床の固定要素の相対位置が完全に
同じでない場合でも、確実な固定を可能にする装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、シート
支持体の一端部と一体なアンカー点と、シート支持体の
他端部に連結されたロック装置とを有し、シート支持体
が前後方向に所定範囲内で移動可能であることを特徴と
する可動シートまたはリクライニングシートを自動車の
床に固定する装置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】ロック装置はシート支持体に横方
向と垂直方向で連結されており、縦方向すなわち前後方
向のみに移動でき、従って、床の固定要素間の間隔に自
動的に合うことになる。シートをある位置から別の位置
へ移動した時あるいはシートを一つの車体から別の車体
へ移動した時にこの間隔がわずかに違っていたとして
も、シートを常に容易に取付けることができ、しかも、
ロック位置が床の実際の固定位置に合うので、ロックを
正確に行うことができる。
【0007】ロック装置はシート支持体に剛体連結可能
な固定要素を有し、この固定要素はロック本体の2つの
側壁の間に取付けられ且つ側壁に形成した窓の内部を縦
方向に案内されるようにするのが好ましい。本発明の上
記およびその他の特徴および利点は、添付図面を参照し
た本発明の自動車シートの固定装置の実施例の説明から
より良く理解できよう。
【0008】
【実施例】図1に示したシート支持体は雌型異形断面材
11を有するスライダー1で構成され、この雌型異形断面
材11は雄型異形断面材12上を摺動する。図示していない
シートの基部はこの雌型異形断面材11に公知の方法で固
定される。雄型異形断面材11の前端部には公知の形式の
固定脚がある。この固定脚は雄型異形断面材11に剛体連
結したフォーク13で形成され、このフォーク13は車体の
床15に固定されたアンカー (固定) リング14と係合する
ようになっている。
【0009】固定脚とアンカーリング14との間は、固定
脚のフォーク13はシート支持体がアンカーリング14の周
りで回動できる状態で、ロック装置16によって確実に結
合される。従って、雄型異形断面材12は固定脚およびロ
ック装置16によって車体の床の所定位置に固定される。
シート後方の雄型異形断面材11の他端部はロック装置2
に連結している。このロック装置2の本体21の下端部は
フォーク22の形をしており、このフォーク22は床に固定
された第2のアンカーリング23に挿入される。ロック装
置2を第2のアンカーリング23にロックする機構自体も
公知のものであり、図にはロック解除制御レバー24とロ
ック装置2を第2のアンカーリング23に確実にロックす
るためのフック25 (図2参照) のみが示してある。
【0010】シートを取付ける時には、従来のものと同
様に、先ず最初に前方フォーク13をアンカーリング14に
挿入し、次いで、シート後部を下方へ下げてフォーク22
をアンカーリング23と係合させる。図1から分かるよう
に、アンカーリング23がロック解除位置にあるフォーク
22の凹部内にあるフック25の一部26を押すと、自動的に
ロックされるということは理解できよう。従って、フォ
ーク22のV字形凹部の底にアンカーリング22が確実に差
し込まれてフック25が回動しないと確実なロックはでき
ない。以下で説明するように、本発明の雄型異形断面材
12へのロック方法では、2つのアンカーリング14、23の
間の間隔が一定でないとしても、アンカーリングをフォ
ークの凹部の底に確実に差し込むことができる。
【0011】本発明では、アンカーリング23に対してフ
ォーク22をセンタリングさせるためにロック位置が調節
できるようになっている。すなわち、本発明のロック装
置は雄型異形断面材12への2つの固定要素を有してい
る。この固定要素は例えばシンブロ (cimblots) 3にす
ることができ、ロック装置本体はこの固定要素3上を縦
方向に摺動移動することができる。この固定要素3の本
体31はネジ32のような固定手段を用いて雄型異形断面材
12に剛体固定されている。この本体31の巾はロック装置
本体の2つの側壁27,28の内側距離とほぼ同じであり、
従って、ロック装置本体は横方向へ移動できない。本体
31からは2つの耳33が互いに反対方向へ延び、ロック装
置本体の側壁27、28に互いに対向して形成された窓29を
貫通している。この窓の縦方向寸法は、フック14、23の
間の間隔の違いに起因する誤差に対応した値だけ耳33の
寸法よりも長くなっている。
【0012】固定要素3が窓29の間隔と同じ間隔で雄型
異形断面材12に固定された時には、窓29の横側端縁部と
耳33との間に存在する遊びの範囲内でロック装置は前後
方向に摺動することができる。耳33の高さは窓29の高さ
とほぼ同じで、摺動できるだける最小の遊びを有してい
る。この遊びは例え最小でもノイズの原因になるので、
それを避けるためにロック装置本体と、側壁27、28の外
側へ突出した耳33の両端部との間にバネ4を配置して、
各耳33を窓29の縦方向端縁部に押圧させるのが好まし
い。図4に示すようなバネ鋼ワイヤからなる一本のバネ
4のみを使用し、このバネ4でロック装置本体を取り囲
み、ロック装置本体の折返し側部で構成される基部30に
押圧するのが好ましい。窓29とこの基部30の上側表面と
の間の距離は耳33と雄型異形断面材上の固定要素3の押
圧面との間の距離よりもわずかに短くして、ロック装置
が自由を移動しないようにする。
【0013】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。特に、ロック装置をシート支持体へ固定・案内す
る機構は他の形式を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の可動シート支持体組立体の側面図。
【図2】 後方ロック装置の拡大図。
【図3】 ロック装置の前方側面図で、シート支持体へ
のロック装置の固定部は部分断面で示してある。
【図4】 図1の線IV-IV による断面図。
【図5】 シート支持体にロック装置を固定する要素の
詳細拡大図。
【符号の説明】
1 スライダー 2 ロック装置 3 固定要素 4 バネ 12 シート支持体 13 アンカー点 21 ロック装置本体 27、28 側壁 29 窓 30 基部 31 固定要素本体 33 耳

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート支持体(12)の一端部と一体なアン
    カー点(13)と、シート支持体(12)の他端部に連結された
    ロック装置(2) とを有し、シート支持体(12)が前後方向
    に所定範囲内で移動可能であることを特徴とする可動シ
    ートまたはリクライニングシートを自動車の床に固定す
    る装置。
  2. 【請求項2】 ロック装置(2) がシート支持体(2) に剛
    体連結された固定要素(3) を有し、この固定要素(3) は
    ロック装置本体(21)の2つの側壁(27, 28)の間にあり且
    つ側壁(27, 28)に形成された窓(29)の内部を前後方向に
    案内される請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 固定要素(3) が側壁(27, 28)の間を案内
    されるロック本体(31)と、このロック本体(31)から互い
    に反対方向へ延び且つ窓(29)を貫通している耳(33)とを
    有している請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 耳(33)を窓(29)の縦方向端縁部に押圧す
    るバネ(4) を有する請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 バネ(4) がロック本体(31)を取り囲んだ
    弾性のある金属線で形成され、ロック装置(2) の基部(3
    0)に押圧されている請求項4に記載の装置。
JP9084375A 1997-03-18 1997-03-18 可動シートまたはリクライニングシートを自動車の床に固定する装置 Withdrawn JPH10258664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084375A JPH10258664A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 可動シートまたはリクライニングシートを自動車の床に固定する装置

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JP9084375A JPH10258664A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 可動シートまたはリクライニングシートを自動車の床に固定する装置

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JPH10258664A true JPH10258664A (ja) 1998-09-29

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ID=13828797

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9084375A Withdrawn JPH10258664A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 可動シートまたはリクライニングシートを自動車の床に固定する装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000951A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Toyota Boshoku Corp 車両用シートのロック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011000951A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Toyota Boshoku Corp 車両用シートのロック装置

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Effective date: 20040601