JPH10257864A - 炊飯した大麦類の褐変防止方法 - Google Patents

炊飯した大麦類の褐変防止方法

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JPH10257864A
JPH10257864A JP9066937A JP6693797A JPH10257864A JP H10257864 A JPH10257864 A JP H10257864A JP 9066937 A JP9066937 A JP 9066937A JP 6693797 A JP6693797 A JP 6693797A JP H10257864 A JPH10257864 A JP H10257864A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】褐変の成分を取り除くことができ、しかも酸化
・重合反応を抑制して、炊飯した場合に褐変するという
問題を根本的に解消することが可能であり、しかも大麦
類の重要なミネラル成分を除去してしまったり、かつ製
品の歩留りが低下してコストが大幅に上昇してしまうと
いう欠点のない炊飯した大麦類の褐変防止方法を提供す
る。 【解決手段】1)褐変原因物質を減少もしくは除去する
処理を大麦類に施したことを特徴とする炊飯した大麦類
の褐変防止方法。2)ポリフェノール含量を約10mg
w/w%以下とした大麦類を使用することよりなる上記
1)に記載の炊飯した大麦類の褐変防止方法。3)大麦
類を煮沸等の熱処理を行ってポリフェノール含量を約1
0mgw/w%以下とすることよりなる上記2)に記載
の炊飯した大麦類の褐変防止方法。4)大麦類に酵素に
よる褐変原因物質を減少もしくは除去する処理を施して
ポリフェノール含量を約10mgw/w%以下とするこ
とよりなる上記2)に記載の炊飯した大麦類の褐変防止
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は従来の米飯を炊飯
するのと同じ条件で「麦ごはん」を炊飯し、さらに保温
したときの大麦の褐変を阻止するようにした大麦類の褐
変防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大麦類は各種のミネラル成分や食
物繊維が豊富に含まれているために毎日食することが推
奨されてきたが、炊飯しにくかったり褐変しやすいとい
う欠点があり、常用されているとはいえないのが現状で
ある。また米飯に対して10〜30%程度添加して使用
されることが多いが、褐変したときの色合いが米飯とは
大幅に違ってきてしまうため、食するのに抵抗があると
いう問題があった。
【0003】上記問題点を解決するため従来は、褐変に
影響を及ぼすと考えられる大麦類の中央に付着している
黒条線を、大麦類を黒条線部分で2つに割って搗精する
ことにより除去することが行なわれている。
【0004】また褐変には大麦類の外皮やその内部の層
も影響があると考えられており、これらを確実に除去す
るためにも、搗精度を大幅に上げて褐変の成分を取り除
くことも行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大麦類
の中央に付着している黒条線を、黒条線部分で2つに割
って搗精することにより除去したものにおいては、黒条
線による影響は防げるものの、それ以外の部分による褐
変を防止することはできず、充分な解決策とはいえなか
った。
【0006】また、大麦類の外皮やその内部の層を除去
するために搗精度を上げ、褐変の成分を取り除こうとし
たものにおいては、炊飯した場合に褐変するという問題
を根本的に解消することにはならず、大麦類の重要なミ
ネラル成分をほとんど除去してしまったり、かつ製品の
歩留りが低下してコストが大幅に上昇してしまうという
欠点があった。
【0007】そこで本発明者らは大麦の褐変現象がどの
ように起こるのかを研究し、次のような結論を得た。褐
変の主原因となる成分はポリフェノール類であり、それ
らの酸化・重合によって褐変物質が生成される。そして
大麦中にはメタノール水溶液により簡単に抽出されるポ
リフェノール成分と、蛋白質や繊維質に結合して簡単に
は抽出されないポリフェノール成分の2種類があり、前
者を取り除いても褐変を抑制することができないことを
つきとめた。また、大麦を搗精中に一度蒸煮を施し、麦
粒表面を糊化させ、再度搗精することで、表層より均一
に削りながら搗精度を高められること、そして炊飯にお
いて褐変の抑制されることもつきとめた。すなわち、根
本的に褐変を抑制するためには抽出の簡単なポリフェノ
ール成分を極力減らすとともに、抽出の困難なポリフェ
ノール成分の酸化・重合反応を止めることが必要とな
る。
【0008】この発明は、褐変の成分を取り除くことが
でき、しかも酸化・重合反応を抑制して、炊飯した場合
に褐変するという問題を根本的に解消することが可能で
あり、しかも大麦類の重要なミネラル成分を除去してし
まったり、かつ製品の歩留りが低下してコストが大幅に
上昇してしまうという欠点のない炊飯した大麦類の褐変
防止方法を提供することが可能となった。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の炊飯
した大麦類の褐変防止方法は、褐変原因物質を減少もし
くは除去する処理を大麦類に施したことを特徴とするも
のである。
【0010】またこの発明の炊飯した大麦類の褐変防止
方法は、ポリフェノール含量を約10mgw/w%以下
とした大麦類を使用することをも特徴としている。
【0011】この発明の炊飯した大麦類の褐変防止方法
は、大麦類を煮沸等の熱処理を行ってポリフェノール含
量を約10mgw/w%以下としたことをも特徴として
いる。
【0012】この発明の炊飯した大麦類の褐変防止方法
は、大麦類に酵素による褐変原因物質を減少もしくは除
去する処理を施してポリフェノール含量を約10mgw
/w%以下としたことをも特徴としている。
【0013】この発明の炊飯した大麦類の褐変防止方法
は、搗精度が65%以上である大麦類を使用することを
も特徴としている。
【0014】この発明の炊飯した大麦類の褐変防止方法
は、大麦類に蒸煮等の処理を施した後、搗精することに
より、搗精度を65%以上とした大麦類を使用すること
をも特徴としている。
【0015】この発明においては酸化・重合阻止剤を大
麦類に含浸することと組み合わせることも可能である。
この酸化・重合阻止剤としてはβ−サイクロデキストリ
ン、メチルセルロース、カードラン、ゼラチン、グルタ
チオン(還元型)が使用される。上記基本的な褐変はポ
リフェノール成分のフェノール性水酸基(−OH)の酸
化によって引き起こされる。したがってこの−OH基の
反応性を抑制すればよい。これを前処理液もしくは炊飯
用加水液として使用する場合の水溶液の好適な濃度(w
/w%)としては下記の通りである。
【0016】 β−サイクロデキストリン 1.00〜1.50% これ以上では溶解し にくくなり抑制効果も変わらない。
【0017】 β−サイクロデキストリンの特性である包接作用によ り、−OH基を包み込むことから反応が止まるものと 考えられる。
【0018】 メチルセルロース 0.01〜0.05% これ以上で粘性増加 カードラン 0.20〜0.50% 〃 メチルセルロースやカードラン等の炭水化物系の高分 子化合物とは水素結合によってポリフェノール類と結 び付き、−OH基の反応が止まる。
【0019】 ゼラチン 0.05〜2.00% これ以上で粘性増加 ポリフェノール類がゼラチン(蛋白)の芳香環に由来 する疎水領域と疎水結合し、続いて水素結合が発達し てより強い結合が形成され、それらが会合し、相互に 架橋されて−OH基の反応が止まる。
【0020】 グルタチオン(還元型) 0.05〜1.00% これ以上では逆に着色 してくる。また範囲以下では褐変抑制効果がな い(弱い)。
【0021】 この構造は、グルタミン酸−システイン−グリシンの 形をとったペプチドである。この中のシステイン由来 の−SH基がポリフェノール類と結合、会合すること により反応が止まる。
【0022】次に大麦類は図1のような処理工程を経て
褐変の防止が図られる。大麦類を酸化・重合阻止剤を含
んだ前処理液で処理する前処理(浸漬)条件としては、
室温〜約40℃で1〜12時間反応させることが望まし
い。基本的には、前処理溶液中の阻止剤が大麦に吸着
(吸水)されることが前提となる。また炊飯用加水液の
場合も同様である。なお、その際の前処理液による前処
理、炊飯用加水液による炊飯の褐変抑制への影響は、下
記表1の通りである。
【0023】 (以下余白)
【0024】
【表1】 上記のような前処理した大麦類は、乾物製品として製品
化する場合には、前処理した大麦類を凍結乾燥すること
が望ましい。
【0025】また前処理した大麦類をそのまま製品化す
る場合(容器に充填)には、下記のような加工を加える
ことが望ましい。 1)米と炊飯して無菌包装する。 2)米と混ぜて加圧加熱殺菌する。
【0026】次に、褐変原因物質を減少もしくは除去す
る処理を大麦類に施す場合について説明する。 原料の選別 元来、ポリフェノール含量の少ない原料を選別すること
が望ましい。そして炊飯しても褐変しない範囲として、
全ポリフェノール量が約10mgw/w%以下がよいと
考えられる。この全ポリフェノール量は大麦からメタノ
ール水溶液により簡単に抽出される成分をFolin−
Denis法により定量した値であって、測定に影響を
及ぼすアミノ酸は予め除いておいた場合の量である。 搗精度の基準 搗精度は高いほど好ましい(65%以上)。なお製品の
搗精度について、当社の製品を例にとって記述する。
【0027】 パリエスペシャル :45% 米粒麦(黒条線除去):55% 押麦 :55〜60% なおその際の原料の分類について下記表2に基づいて説
明する。
【0028】
【表2】 煮沸等の熱処理 大麦を煮沸(沸騰水中に大麦を入れて加熱)処理し、こ
れを炊飯すると褐変が抑制される。ただし、全ポリフェ
ノール量は10mgw/w%以下が好ましく、全ポリフ
ェノール量の多い大麦の場合には、煮沸中に逆に褐変す
る。
【0029】大麦中の全ポリフェノール量は少ない方が
好ましく、約10mgw/w%以下が良好であった。ま
た大麦類をこの量を満足するように搗精した大麦を煮沸
することもできる。さらに、大麦類をこの量を満足する
ように煮沸して得てもよい。
【0030】煮沸処理は沸騰水中で5〜15分が好まし
く、5分以内では効果が弱く、15分以上実施しても大
差なくなる。また時間が長いほど大麦の歩留りも悪くな
る。煮沸前に対して煮沸後の歩留りは次の通りである。
【0031】 5分 : 90〜95% 10分 : 85〜90% 15分 : 80〜85% この煮沸による褐変抑制の原理は、加熱中にポリフェノ
ール類が大麦類から溶出して除かれるために褐変が起こ
りにくくなるものと考えられる。すなわち、沸騰時間と
歩留り低下のバランスから5〜15分の加熱時間が適当
である。 酵素処理 大麦類を酵素水溶液に浸漬(加温)することにより、褐
変が抑制される。
【0032】この方法による褐変の抑制原理は煮沸処理
と同じである。すなわち、酵素により大麦類の組織が崩
れ、これに伴ってポリフェノール成分が溶出し、除かれ
ることになる。したがって大麦類の歩留りも低下する。
上記酵素としてはプロテアーゼ(蛋白質分解酵素)が好
ましい。これはポリフェノール成分が蛋白質と親和性が
強く、蛋白質組織と結合していることに由来するものと
思われる。プロテアーゼの中では植物起源のパパインあ
るいはブロメラインが好ましい。
【0033】なお、上記酵素には−SH基が存在し、こ
の官能基による褐変の抑制効果が推定される。酵素処理
の好ましい条件は次の通りである。
【0034】対象:全ポリフェノール量が約10mgw
/w%以下の大麦類 ただし、酵素処理後にこの量を満足するように処理して
もよい。
【0035】 濃度:0.1〜0.5%(歩留り低下とのバランス) 処理時間:30〜50℃で1〜6時間 上記のようにして煮沸処理や酵素処理を施した大麦類に
は大量の水分が吸水されているため、処理後の大麦類を
凍結乾燥して用いることが必要である。もし凍結乾燥し
ない場合には、米とともに炊飯して無菌包装したり、米
と混ぜて加圧加熱殺菌する。 搗精方法 図2のように蒸煮工程を施した大麦類の場合、最終製品
の搗精度を高められるとともに、黒条線を効率よく取り
除くことができ、褐変の抑制される大麦類を得ることが
できる。このときの蒸煮方法としては、蒸気(約100
℃)を直接大麦に10〜15分間吹き付ける条件が良好
である。これは、蒸煮により麦粒表面が糊化され、固く
なり、表層より均一に削られるため、ポリフェノール成
分の多い糊粉層が除かれることに起因する。しかしなが
ら蒸煮工程を施さない大麦類の場合は表層より均一に削
られることがなく、黒条線も除かれにくい。さらに蒸煮
工程を施した場合には、施さない場合に比べて黒条線の
除去率は約2倍に増加する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下この発明の炊飯した大麦類の
褐変防止方法の実施の形態を、実施例に基づいて詳細に
説明する。
【0037】
【実施例1】 (試料1)大麦類としていずれも茨城県産(大粒)米粒
麦(株式会社はくばく製 搗精度55%)を使用し、下
記成分を水に混合、溶解させた前処理溶液を大麦に対し
て2倍量添加し、40℃、1時間浸漬した。 前処理溶液 β−サイクロデキストリン 1.50% メチルセルロース 0.02% パパイン 0.50% グルタチオン(還元型) 0.10% (試料2)前処理溶液として水を使用し、上記大麦を4
0℃、1時間浸漬した。 (試料3)前処理を施さなかった。
【0038】上記試料を使用して麦ごはんを炊飯し、1
2時間、60℃で保温を行なった。そして各試料を官能
試験により評価したものを表3に示す。官能検査でのパ
ネル員の選定は、食味を5年以上経験した熟練者を選ん
だ。
【0039】なお評価方法は1点を対照試料とし、他の
2点を対照と比較させて評価させ、完全ランダマイズし
て実施した。点数は試料3を対照(0)として集計し直
し、平均値で表わした。これらを評価した官能検査用紙
を表4に示す。
【0040】 (以下余白)
【0041】
【表3】 (以下余白)
【0042】
【表4】
【0043】
【実施例2】 (試料1)大麦類としていずれもカナダ産(小粒)米粒
麦(株式会社はくばく製 搗精度55%)を使用し、沸
騰水中で5分間加熱し、冷却を兼ねて水洗した。 (試料2)試料1と同様の処理を施した。ただし加熱は
10分間とした。 (試料3)加熱処理を施さなかった。
【0044】上記試料を使用して麦ごはんを炊飯し、1
2時間、60℃で保温を行なった。そして各試料を官能
試験により評価したものを表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】
【実施例3】 (試料1)大麦類としていずれもカナダ産(小粒)のも
のを使用し、搗精度を70%に調製した。続いて蒸煮を
15分間(約100℃)施し、水分含量が13%になる
まで乾燥させた。これを再搗精し、55%の搗精度とし
た。 (試料2)搗精中に蒸煮を施さず、55%の搗精度とし
たもの。 (試料3)70%の搗精度としたもの。
【0047】上記試料を使用して麦ごはんを炊飯し、1
2時間、60℃で保温を行なった。そして各試料を官能
試験により評価したものを表6に示す。
【0048】
【表6】
【0049】
【発明の効果】この発明の炊飯した大麦類の褐変防止方
法によれば、褐変の成分を充分に取り除くことができ、
炊飯した場合に褐変するという問題を根本的に解消する
ことが可能であり、しかも大麦類の重要なミネラル成分
や食物繊維を除去してしまったり、かつ製品の歩留りが
低下してコストが大幅に上昇してしまうという欠点のな
い麦ごはんを提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の炊飯した大麦類の褐変防止方法で得
た大麦類を麦ごはんとして食する過程を示すブロック図
である。
【図2】この発明の炊飯した大麦類の褐変防止方法を適
用して大麦類を得る工程を示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 誠 山梨県中巨摩郡甲西町川上250番地 神の 木団地10−3 (72)発明者 遠藤 好司 山梨県南巨摩郡身延町小田船原793番地

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 褐変原因物質を減少もしくは除去する処
    理を大麦類に施したことを特徴とする炊飯した大麦類の
    褐変防止方法。
  2. 【請求項2】 ポリフェノール含量を約10mgw/w
    %以下とした大麦類を使用することよりなる請求項1に
    記載の炊飯した大麦類の褐変防止方法。
  3. 【請求項3】 大麦類を煮沸等の熱処理を行ってポリフ
    ェノール含量を約10mgw/w%以下とすることより
    なる請求項2に記載の炊飯した大麦類の褐変防止方法。
  4. 【請求項4】 大麦類に酵素による褐変原因物質を減少
    もしくは除去する処理を施してポリフェノール含量を約
    10mgw/w%以下とすることよりなる請求項2に記
    載の炊飯した大麦類の褐変防止方法。
  5. 【請求項5】 搗精度が65%以上である大麦類を使用
    することよりなる請求項2ないし4のいずれかに記載の
    炊飯した大麦類の褐変防止方法。
  6. 【請求項6】 大麦類に蒸煮等の処理を施した後、搗精
    することにより、搗精度を65%以上とした大麦類を使
    用することよりなる請求項2ないし5のいずれかに記載
    の炊飯した大麦類の褐変防止方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060996A (ja) * 2010-08-18 2012-03-29 Kikkoman Corp 大麦のレトルト食品及びその製造方法

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