JPH10257751A - モータ及びそのモータを備えた出力装置 - Google Patents

モータ及びそのモータを備えた出力装置

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JPH10257751A
JPH10257751A JP5803997A JP5803997A JPH10257751A JP H10257751 A JPH10257751 A JP H10257751A JP 5803997 A JP5803997 A JP 5803997A JP 5803997 A JP5803997 A JP 5803997A JP H10257751 A JPH10257751 A JP H10257751A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め精度の高い出力を発生させることが
できるモータ、またそのようなモータを備えた位置決め
精度が高く、小型で安価な出力装置を提供すること。 【解決手段】 本発明は、強磁性体材料からなるロッド
2に対し、帯状のN極及びS極の着磁帯が螺旋状に着磁
された雄側磁気ネジ1と、雄側磁気ネジ1に非接触状態
で嵌合するよう、ロッド2に着磁された着磁帯の螺旋形
状にならって形成された突極をもつステータ11とを有
するモータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ネジを利用し
たモータ並びにそのモータによって直線運動及び回転運
動を出力を制御する出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁石を螺旋形状に着磁した雄
側磁気ネジと雌側磁気ネジとの組合せによって形成した
磁気ネジを利用し、回転運動を直進運動に変換して出力
する出力装置が開示されている。そこで、出力装置の一
従来例として特開平1−209222号公報に掲載され
たものを示して説明する。図6は、当該公報で開示され
た出力装置を示した断面図であり、以下のような構成を
なしている。両端をフレーム等の固定部に取り付けられ
たボールベアリングの軸受52に回転自在に軸51が支
持され、その軸51表面にはS極及びN極の帯状のマグ
ネット53が交互に螺旋状に着磁されて雄側磁気ネジ7
1が構成されている。そして、軸受52に支持された軸
51の一端にはプーリ54が固設され、モータ56のプ
ーリ57との間にベルト55が掛け渡たされている。
【0003】断面が示された搬送台58は、移動時に回
転しないように設けられたガイド棒61と雄側磁気ネジ
71とを包むように設けられている。そして、この搬送
台58の円筒孔59内側には、S極とN極の帯状のマグ
ネット60が螺旋状に巻き込むように着磁された雌側磁
気ネジ72が構成されている。また、マグネット53と
マグネット60とは、軸51が貫通する円筒孔59内で
互いに接触しないよう間隔aだけ空けられて配設されて
いる。
【0004】このように磁気ネジを利用すて構成された
出力装置は、モータ56の駆動によって回転出力がベル
ト55を介して軸51に伝達される。一方、雄側磁気ネ
ジ71と雌側磁気ネジ72との間では、その軸51に巻
かれたマグネット53と搬送台58に取り付けられたマ
グネット60との磁力作用が生じ、互いに吸引し合って
いる。そのため、軸51の回転すれば、マグネット53
の回転が回転の制限された搬送台58のマグネット60
の推進力となって、その搬送台58がガイド棒61に沿
って直線的に移動することとなる。また、モータ56を
逆に回転させれば、両マグネットには逆方向に磁力が作
用して搬送台58は復動することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の出力装置では、雄側磁気ネジ71を回転させるに
は、回転軸51及びモータ56の出力軸に設けたプーリ
54,56に掛け渡されたベルト55を介して伝達する
よう構成されているため、停止時或いは逆転時にバック
ラッシュを起こし、位置精度が出ないといった問題点が
あった。また、これら駆動系のスペースが必要となって
装置自体が大型化することになるとともに、駆動系に要
する費用により装置の価格を上げる原因ともなってい
る。
【0006】そこで、本発明は、かかる問題点を解消す
べく、位置決め精度の高い出力を発生させることができ
るモータ、またそのようなモータを備えた位置決め精度
が高く、小型で安価な出力装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のモータは、強磁
性体材料からなるロッドに対し、帯状のN極及びS極の
着磁帯が螺旋状に着磁された雄側磁気ネジと、前記雄側
磁気ネジに非接触状態で嵌合し、前記ロッドに着磁され
た着磁帯の螺旋形状にならって形成された突極をもつス
テータとを有するモータ。本発明の出力装置は、強磁性
体材料からなるロッドに対し、帯状のN極及びS極の着
磁帯が螺旋状に着磁された雄側磁気ネジと、前記雄側磁
気ネジに非接触状態で嵌合し、前記ロッドに着磁された
着磁帯の螺旋形状にならって形成された突極をもつステ
ータとを有するモータを備え、前記ステータを固定し、
前記ロッドを軸方向へ摺動自在に支持することにより、
前記ステータに巻回された各相のコイルを通電すること
により生じる回転磁界によって前記ロッドに推力を発生
させることを特徴とする。
【0008】また、本発明の出力装置は、強磁性体材料
からなるロッドに対し、帯状のN極及びS極の着磁帯が
螺旋状に着磁された雄側磁気ネジと、前記雄側磁気ネジ
に非接触状態で嵌合し、前記ロッドに着磁された着磁帯
の螺旋形状にならって形成された突極をもつステータと
を有するモータを備え、前記ロッドを固定し、前記ステ
ータを前記ロッドの軸方向に摺動自在に支持することに
より、前記ステータに巻回された各相のコイルを通電さ
せて生じる回転磁界によって当該ステータに推力を発生
させることを特徴とする。
【0009】また、本発明の出力装置は、強磁性体材料
からなるロッドに対し、帯状のN極及びS極の着磁帯が
螺旋状に着磁された雄側磁気ネジと、前記雄側磁気ネジ
に非接触状態で嵌合し、前記ロッドに着磁された着磁帯
の螺旋形状にならって形成された突極をもつステータと
を有するモータを備え、前記ロッドに対し垂直に突設さ
れた案内突起が、前記ステータを支持するフレームに形
成されたレール溝に案内されるものであって、前記ステ
ータに巻回された各相のコイルを通電させて生じる回転
磁界によって、前記ロッドが前記レール溝に従って推進
又は回転することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。図1は、出力装置の要部であるモータを
示した分解外観斜視図である。雄側磁気ネジ1は軸芯を
なすロッド2に、N極着磁帯3及びS極着磁帯4が形成
された磁石が覆装されている。このロッド2には、強磁
性材料(例えば鉄、酸化鉄、ニッケル、コバルト若しく
はこれらを主成分とする合金その他の化合物等)が使用
される。これは、磁力線の発生密度を増加させるためで
ある。N極着磁帯3及びS極着磁帯4は、平行帯状な着
磁帯であり、全周にわたって存在し雄側磁気ネジ1が構
成されている。
【0011】一方、ステータ11は、雄側磁気ネジ1を
構成するN極着磁帯3及びS極着磁帯4の螺旋形状にな
らうようスキューされた突極12,12…が形成されて
いる。ステータ11の材料としては、透磁率が高く磁束
を良く通す成層鋼板が用いられている。突極12,12
…には、不図示のコイルが巻回され樹脂で固定され、不
図示の制御系に接続されている。なお、本実施の形態で
は、三相交流の巻線の巻線形式である。そして、このよ
うなステータ11を雄側磁気ネジ1が図2に示す如く貫
通するように設けられてモータ18が構成されている。
【0012】モータ18の駆動においては、速度指令値
とロッド2の速度フィードバック量とが突き合わされ、
正弦波に変化する電流の振幅の指令値として出力され
る。本実施の形態では、時計方向(CW)トルクを発生
する振幅を正、反時計方向(CCW)トルクを発生する
振幅を負とする。そして、この指令値と位相(120°
ずつずれている)の指令値を乗算した結果が各相の実際
の指令値になる。三相の位相の情報は、ROMに格納さ
れ、プログラムからの情報によって、しかるべき位相値
が読み出されるように構成されている。各相の電流指令
によって各巻線三相交流が流れると、各相の電流の合成
ベクトルは、雄側磁気ネジ1を回転させようとするのに
必要な界磁束に対して90°の方向になるように、RO
Mからの読み出し位相が調節される。
【0013】そして、各相の電流指令値を変化させるこ
とによって生じる回転磁界によって雄側磁気ネジ1を回
転させようとする力が与えられる。即ち、コイルが通電
されて突極12,12…に生じる励磁力によって、N極
着磁帯3及びS極着磁帯4が吸引され、変化する電流指
令によって雄側磁気ネジ1に回転力が与えられる。その
ため、本モータ18によれば、螺旋状のN極着磁帯3及
びS極着磁帯4と突極12,12…がずれることなく常
に対面して作用するので、位置決め精度が高く、またロ
ッド2からは安定したスムーズな運動が出力される。
【0014】そして、このような構成のモータ18を利
用した出力装置について、第1、第2実施の形態を示し
て以下に説明する。先ず、図3は、第1実施の形態の出
力装置を示した平面図である。本出力装置21は、雄側
磁気ネジ1の形成されたロッド2から直線運動を出力す
ることを目的とするものである。前述した雄側磁気ネジ
1の形成されたロッド2は、回転止めのための2本の案
内ロッド22,23の中央に配置し、その両端が案内ロ
ッド22,23とともに支持板24,25に固定され一
体のものとなっている。一方、ステータ11は、案内ロ
ッド22,23を摺動支持する軸受け26,27を備え
たフレーム28に一体にして形成されている。このフレ
ーム28は、不図示の台に固定されている。
【0015】そこで、前述したように制御系からステー
タ11の各相のコイルへ指令電流を供給することによっ
て回転磁界を発生させる。回転磁界の発生により、雄側
磁気ネジ1のN極着磁帯3及びS極着磁帯4が吸引され
ロッド2に回転トルクが働く。しかし、ロッド2は、案
内ロッド22,23と一体に構成され回転が制限されて
いるため、その回転トルクは、螺旋状に着磁された雄側
磁気ネジ1のN極着磁帯3及びS極着磁帯4に対して軸
方向の推力として伝達されることとなる。そのため、電
流指令値によってステータ11に発生するCWトルク又
はCCWトルクによって、雄側磁気ネジ1が図面の左右
へ直線運動が出力されることとなる。
【0016】従って、本実施の形態の出力装置21によ
れば、雄側磁気ネジ1に発生する推力の駆動源としてス
テータ11を採用したモータ18を構成したことによっ
て、従来例のように別途駆動モータを設ける必要がな
く、またその駆動モータの出力を駆動側へ伝達する伝達
手段を設ける必要がなくなった。そのため、構成部品が
削減されて出力装置自体が小型化されるとともに、部品
点数の削除によりコストダウンを図ることができた。
【0017】また、本実施の形態の出力装置21によれ
ば、ステータ11のコイルへ大きな電流を流すことによ
ってトルクを大きくすることができ、推力の大きい出力
が可能となるとともに、停止位置での位置決め精度が高
まった。また、螺旋状にスキューされた突極に巻回され
たコイルを通電することによって回転磁界を発生させ、
その突極にならうよう螺旋状に着磁された雄側磁気ネジ
1に回転トルクを与えることで軸方向に推力を発生させ
るようにしたので、雄側磁気ネジ1には連続する一定の
推力が生じ、より安定した直線運動が出力できるように
なった。
【0018】次に、本発明にかかる出力装置の第2実施
の形態について説明する。本実施の形態も、前述したモ
ータ18を利用した出力装置であるが、特に回転出力が
可能なものである。図4は、本実施の形態の出力装置を
示した側部断面図であり、図5は、本実施の形態の出力
装置を示した平面図である。本実施の形態の出力装置3
1は、ステータ11が中空円筒フレーム32内に固定さ
れ、その中空円筒フレーム32の前後(図面左右)に固
定された支持蓋33,34からロッド2が突設されてい
る。一方、ロッド2には案内ロッド35が垂直に取り付
けられ、中空円筒フレーム32円周上に位置するようロ
ーラ36が装着されている。そして、中空円筒フレーム
32には図5に示すようなL字状の案内溝37が切り欠
かれている。案内溝37は、中空円筒フレーム32の軸
線方向に切り欠かかれた直線部と、その円周方向に切り
欠かれた回転部とから構成されている。
【0019】このような構成からなる本実施の形態の出
力装置31は、制御系からステータ11の各相のコイル
へ指令電流を供給することによって回転磁界が発生さ
れ、雄側磁気ネジ1のN極着磁帯3及びS極着磁帯4が
吸引されロッド2に回転トルクが働く。しかし、ロッド
2は、案内ロッド35が案内溝37の直線部にある場
合、回転方向の動きが制限されているため、その回転ト
ルクは、螺旋状に着磁された雄側磁気ネジ1に対して軸
方向の推力として伝達されることとなる。ローラ36
は、案内溝37の直線部を転がることとなる。一方、案
内ロッド35が案内溝37の回転部が切り欠かれた位置
まで移動したところで、今度は直線運動が制限される。
そのため、ステータ11による回転磁界は、雄側磁気ネ
ジ1の回転トルクに変換されてロッド2が回転し、ロー
ラ36は案内溝37の回転部を転がることとなる。従っ
て、ロッド2からは直進及び回転の運動が連続して出力
されることとなる。そして、電流指令値によってステー
タ11に発生するCWトルク又はCCWトルクによっ
て、案内溝37を逆にたどった運動が出力される。
【0020】従って、本実施の形態の出力装置31は、
前記第1実施の形態のものと同様に、出力装置自体が小
型化されるとともに、部品点数の削除によりコストダウ
ンを図ることができ、推力の大きい出力が可能となると
ともに、停止位置での位置決め精度を高めることがで
き、また、より安定した運動が出力できるなどの効果を
奏するものである。そして、更に、本実施の形態の出力
装置31によれば、中空円筒フレームに形成した32案
内溝37に従ってロッド2から直線及び回転運動が出力
されるようにしたので、その用途の幅がより広がったも
のとなった。
【0021】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変
更が可能である。例えば、前記第1実施の形態では、ス
テータ11を有するフレーム28を固定することでロッ
ド2に軸方向の直線運動を出力するよう構成したが、逆
に雄側磁気ネジ1を含むロッド2を固定することにより
ステータ11から発生させる回転磁界によってフレーム
28自らを直線運動させるようにしてもよい。このこと
は、第2実施の形態においても同様であり、ロッド2を
固定し中空円筒フレーム32をフリーの状態とすること
で、ステータ11から発生させる回転磁界によっ中空円
筒フレーム32自らを直線及び回転運動させるようにし
てもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、強磁性体材料からなるロッド
に対し、帯状のN極及びS極の着磁帯が螺旋状に着磁さ
れた雄側磁気ネジと、雄側磁気ネジに非接触状態で嵌合
するよう、ロッドに着磁された着磁帯の螺旋形状になら
って形成された突極をもつステータとを有することで、
位置決め精度の高い出力を発生させることができるモー
タを提供することが可能となった。また、本発明は、前
述するモータを備え、そのステータを固定する一方、ロ
ッドの回転を制限し軸方向へ摺動自在に支持することに
より、ステータに巻回された各相のコイルを通電するこ
とにより生じる回転磁界によってロッドに推力を発生さ
せることとしたことにより、位置決め精度が高く、また
小型で安価な出力装置を提供することが可能となった。
【0023】また、本発明は、前述するモータを備え、
そのロッドを固定する一方、ステータをロッドの軸方向
に摺動自在に支持することにより、ステータに巻回され
た各相のコイルを通電することによって生じる回転磁界
によって当該ステータに推力を発生させることで、位置
決め精度が高く、また小型で安価な出力装置を提供する
ことが可能となった。また、本発明は、前述するモータ
を備え、ロッドに対し垂直に突設された案内突起がステ
ータを支持するフレームに形成されたレール溝に案内さ
れるものであって、ステータに巻回された各相のコイル
を通電することによって生じる回転磁界によって、ロッ
ドがレール溝に従って推進又は回転することとしたの
で、出力方向の自由度を増したものであって、位置決め
精度が高く、また小型で安価な出力装置を提供すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力装置の要部であるモータを示
した分解外観斜視図である。
【図2】本発明に係る出力装置の要部であるモータを示
した外観斜視図である。
【図3】第1実施の形態の出力装置を示した平面図であ
る。
【図4】第2実施の形態の出力装置を示した側部断面図
である。
【図5】第2実施の形態の出力装置を示した平面図であ
る。
【図6】従来の出力装置を示した側部断面図である。
【符号の説明】
1 雄側磁気ネジ 2 ロッド 3 N極着磁帯 4 S極着磁帯 11 ステータ 12 突極 18 モータ 21 出力装置 28 フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性体材料からなるロッドに対し、帯
    状のN極及びS極の着磁帯が螺旋状に着磁された雄側磁
    気ネジと、 前記雄側磁気ネジに非接触状態で嵌合し、前記ロッドに
    着磁された着磁帯の螺旋形状にならって形成された突極
    をもつステータとを有することを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 強磁性体材料からなるロッドに対し、帯
    状のN極及びS極の着磁帯が螺旋状に着磁された雄側磁
    気ネジと、前記雄側磁気ネジに非接触状態で嵌合し、前
    記ロッドに着磁された着磁帯の螺旋形状にならって形成
    された突極をもつステータとを有するモータを備え、 前記ステータを固定し、前記ロッドを軸方向へ摺動自在
    に支持することにより、前記ステータに巻回された各相
    のコイルを通電させて生じる回転磁界によって前記ロッ
    ドに推力を発生させることを特徴とする出力装置。
  3. 【請求項3】 強磁性体材料からなるロッドに対し、帯
    状のN極及びS極の着磁帯が螺旋状に着磁された雄側磁
    気ネジと、前記雄側磁気ネジに非接触状態で嵌合し、前
    記ロッドに着磁された着磁帯の螺旋形状にならって形成
    された突極をもつステータとを有するモータを備え、 前記ロッドを固定し、前記ステータを前記ロッドの軸方
    向に摺動自在に支持することにより、前記ステータに巻
    回された各相のコイルを通電させて生じる回転磁界によ
    って当該ステータに推力を発生させることを特徴とする
    出力装置。
  4. 【請求項4】 強磁性体材料からなるロッドに対し、帯
    状のN極及びS極の着磁帯が螺旋状に着磁された雄側磁
    気ネジと、前記雄側磁気ネジに非接触状態で嵌合し、前
    記ロッドに着磁された着磁帯の螺旋形状にならって形成
    された突極をもつステータとを有するモータを備え、 前記ロッドに対し垂直に突設された案内突起が、前記ス
    テータを支持するフレームに形成されたレール溝に案内
    されるものであって、前記ステータに巻回された各相の
    コイルを通電させて生じる回転磁界によって、前記ロッ
    ドが前記レール溝に従って推進又は回転することを特徴
    とする出力装置。
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