JPH10257246A - 画像処理装置の反射鏡保持装置 - Google Patents

画像処理装置の反射鏡保持装置

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JPH10257246A
JPH10257246A JP9072797A JP7279797A JPH10257246A JP H10257246 A JPH10257246 A JP H10257246A JP 9072797 A JP9072797 A JP 9072797A JP 7279797 A JP7279797 A JP 7279797A JP H10257246 A JPH10257246 A JP H10257246A
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JP
Japan
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reflecting mirror
image
housing
image processing
leaf spring
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Application number
JP9072797A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Hayashi
英一 林
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理装置の反射鏡を所定の位置に保持さ
せるため、反射鏡などを収容するハウジングの適宜位置
に溝などを形成し、反射鏡保持具をこの溝に差し込むこ
とによって止着させることができるようにして、簡便な
作業で確実に反射鏡を保持させることができる反射鏡保
持装置を提供する。 【解決手段】 反射鏡25を押圧する板バネ部41に連続さ
せ、適宜に曲げ成形して係止部42を形成し、該係止部42
をハウジング24の適宜位置に形成した溝部43に差し込む
と、上記板バネ部41は反射鏡25を押圧して所定位置に保
持する。溝部43の壁面に段部によって係合部43a を形成
し、係止部42の先端を該係合部43a に係合させると、係
止部42の拡開方向の復元力によって該係止部42は溝部43
から離脱しなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タ、スキャナなど、紙面などに表された原稿の画像を読
み取り各種の処理を行なう画像処理装置であって、画像
を撮像素子などに導くための反射鏡を所定の状態に保持
するための保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、従来の反射鏡保持装置
を示す図で、図6は側面の断面図であり、図7は一部の
反射鏡を保持させた状態の概略の斜視図である。透明ガ
ラス板1の上面に載置された原稿2の画像を適宜枚数の
反射鏡3a、3b、3c、3d、3eで反射させて、レンズ4を透
過してCCD5に導くようにしてある。反射鏡3はそれ
ぞれ所定の位置に形成された基準面を備えた保持部に収
納されており、それぞれ反射鏡保持具6a、6b、6c、6d、
6eによって基準面に押圧された状態に保持されている。
これら反射鏡保持具6は、いずれも反射鏡3を前記基準
面に押圧するための板バネ部7a、7b、7c、7d、7eと該板
バネ部7に連続した支持腕部8a、8b、8c、8d、8eとを備
えた構造としてある。そして、上記支持腕部8をそれぞ
れ止めネジ9a、9b、9c、9d、9eによって反射鏡3やレン
ズ4などを収容したハウジング10の適宜位置に止着して
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の反射鏡
保持装置では、止めネジ9によって止着する構造である
ため、取付作業が煩わしく、特に底部の反射鏡保持具6a
を止着する際には、ハウジング10の上端から作業位置ま
で距離があり、より煩雑な作業となってしまっている。
【0004】そこで、この発明は、止めネジによって止
着することをなくし、取付作業の簡便化を図った画像処
理装置の反射鏡保持装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る画像処理装置の
反射鏡保持装置は、原稿に表された画像を適宜枚数の反
射鏡で適宜に反射させてレンズに導き、撮像素子などの
画像処理部に結像させて画像の処理を行なう画像処理装
置の反射鏡保持装置において、前記反射鏡をハウジング
の所定位置に押圧する弾性力を備えた板バネ部を有し、
該板バネ部に連続した係止部を設けて反射鏡保持具を形
成し、該係止部をハウジングの係止受け部に係合させて
止着したことを特徴としている。
【0006】前記係止部を前記係止受け部に係合させる
ことにより、この反射鏡保持装置の反射鏡保持具を止着
することができる。止着させた状態で前記板バネ部が反
射鏡を所定位置に押圧して該反射鏡の位置決めを行な
い、撮像素子への光路を形成する。すなわち、反射鏡保
持具はその係止部を係止受け部に係合させるだけである
から、簡単に取り付けることができる。
【0007】また、請求項2の発明に係る反射鏡保持装
置は、原稿に表された画像を適宜枚数の反射鏡で適宜に
反射させてレンズに導き、撮像素子などの画像処理部に
結像させて画像の処理を行なう画像処理装置の反射鏡保
持装置において、前記反射鏡をハウジングの所定位置に
押圧する弾性力を備えた板バネ部を有し、該板バネ部に
連続した係止部を設けて反射鏡保持具を形成し、該係止
部をハウジングの係止受け部に係合させて止着し、該係
止部をハウジングに被せる蓋体で押さえ付けることを特
徴としている。
【0008】係止受け部に係合させた係止部を蓋体で押
さえ付けることによって、反射鏡保持具が不用意に脱落
してしまうことが防止される。しかも、蓋体を被せるこ
とによって押さえ付けられるから、反射鏡保持具を簡単
に止着させることができる。
【0009】また、請求項3の発明に係る反射鏡保持装
置は、原稿に表された画像を適宜枚数の反射鏡で適宜に
反射させてレンズに導き、撮像素子などの画像処理部に
結像させて画像の処理を行なう画像処理装置の反射鏡保
持装置において、前記反射鏡をハウジングの所定位置に
押圧する弾性力を備えた板バネ部を有し、該板バネ部に
連続した係止部を設けて反射鏡保持具を形成し、該係止
部をハウジングの係止受け部に係合させて止着し、該係
止受け部に係合部を形成し、前記係止部の先端部を該係
合部に係合させて止着することを特徴としている。
【0010】係止部の先端部を係合部に係合させること
により、反射鏡保持具をハウジングに確実に止着するこ
とができる。しかも、前記係止部を係止受け部に係合さ
せる作業で、該係止部を係合部に係合させることができ
るから、簡単な作業で確実に保持させることができる。
【0011】また、請求項4の発明に係る反射鏡保持装
置は、前記係止受け部を溝または透孔にによって形成し
たことを特徴としている。
【0012】係止受け部を形成する溝に係止部を挿入す
ることにより、該係止部を係止受け部に適宜状態に係止
させることができて、取付けの作業を簡便に行なうこと
ができる。
【0013】さらに、請求項5の発明に係る反射鏡保持
装置は、前記係止受け部をハウジングの側壁によって形
成したことを特徴としている。
【0014】すなわち、上記係止部をハウジングの側壁
に係合させることによって反射鏡保持具を保持させるこ
とができ、該反射鏡保持具を係止させる部分を別途に形
成する必要がなく、また簡単な作業で止着することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る画像処理装置の反射鏡保
持装置を具体的に説明する。
【0016】図1はこの反射鏡保持装置を備えた画像処
理装置の画像を取り込む部分の側面の断面図である。複
写などの処理をされるべき原稿21は透明ガラス板22の上
面に画像面を透明ガラス板22の側にして載置される。こ
の透明ガラス板22に臨んで一対の照射ランプ23が、原稿
21を照明するように設けられている。透明ガラス板22に
対向して、ハウジング24の下部には第1反射鏡25が設け
られており、該第1反射鏡25の反射先には第2反射鏡26
が、該第2反射鏡26の反射先には第3反射鏡27が、該第
3反射鏡27の反射先には第4反射鏡28の一部が、該第4
反射鏡28の反射先には第5反射鏡29が設けられており、
該第5反射鏡29の反射先には上記第4反射鏡28の他の部
分が位置し、該第4反射鏡28の当該他の部分の反射先に
はレンズ30が設けられ、該レンズ30を透過した原稿21の
画像が画像処理部としての撮像素子であるCCD31に入
射するようにしてある。また、ハウジング24には蓋体34
が被せられており、前記照射ランプ23は該蓋体34の端部
に形成された凹部34a に収められている。
【0017】図5はこの画像処理装置の概略を示す斜視
図で、前記照射ランプ23や反射鏡25、26、27、28、29、
レンズ30、CCD31などは上記ハウジング24に収容され
て光学アッセンブリ32を構成している。この光学アッセ
ンブリ32は、画像処理装置の本体33の長手方向に沿って
両側部に設けられた一対のガイド部35に案内されて摺動
するようにしてあり、この摺動によって透明ガラス板22
に載置された原稿21を走査するようにしてある。
【0018】前記第1反射鏡25をハウジング24の所定位
置に押圧させる反射鏡保持装置の反射鏡保持具40は、図
1ないし図3に示すように、反射鏡25を押圧する弾性力
を備えた板バネ部41と、該板バネ部41に連続して折曲さ
れ、さらにほぼU字形に曲げ成形された係止部42とから
なり、該係止部42がハウジング24の適宜位置に形成され
た溝部43に差し込まれて止着されている。また、溝部43
の適宜位置には側壁を切込んだ段部によって係合部43a
を形成してあり、溝部43に差し込まれた係止部42がその
U字形を開こうとする方向の復元力により、該係止部42
の先端がこの係合部43a と係合するようにしてある。上
記板バネ部41の適宜位置には表面を反射鏡25の側に僅か
に膨出させた押え突起部41a が形成され、該押え突起部
41a で反射鏡25を押圧するようにしてある。
【0019】前記第2反射鏡26をハウジング24の所定位
置に押圧させる反射鏡保持装置の反射鏡保持具50は、図
1に示すように、反射鏡26を押圧する弾性力を備えた板
バネ部51と、該板バネ部51に連続して折曲された押圧部
52と、さらに板バネ部51の方向に曲げ成形されてほぼU
字形に形成された係止部53とからなり、該係止部53がハ
ウジング24の適宜位置に形成された溝部54に差し込まれ
て止着されている。また、上記板バネ部51の適宜位置に
は表面を反射鏡26の側に僅かに膨出させた押え突起部51
a が形成され、該押え突起部51a で反射鏡26を押圧する
ようにしてある。そして、ハウジング24に蓋体34を被せ
ると、上記押圧部52に蓋体34の一部が当接するようにし
てある。
【0020】前記第3反射鏡27をハウジング24の所定位
置に押圧させる反射鏡保持装置の反射鏡保持具60は、図
1に示すように、反射鏡27を押圧する弾性力を備えた板
バネ部61と、この板バネ部61の端部をほぼV字形に曲げ
成形した係止部62と、該板バネ部61の係止部62とは反対
側の端部をほぼ水平方向に折曲して形成した押え部63と
からなり、係止部62がハウジング24の適宜位置に形成さ
れた溝部64に差し込まれて止着されている。上記板バネ
部61の適宜位置には表面を反射鏡27の側に僅かに膨出さ
せた押え突起部61a が形成され、該押え突起部61a で反
射鏡27を押圧するようにしてある。また、溝部64の適宜
位置には側壁を切込んだ段部によって係合部64a を形成
してあり、溝部64に差し込まれた係止部62がそのV字形
を開こうとする方向の復元力により、該係止部62の先端
部がこの係合部64a と係合するようにしてある。また、
上記押え部63は反射鏡27の上方に位置するようにしてあ
る。
【0021】また、図4は第3反射鏡27をハウジング24
の所定位置に押圧するための反射鏡保持装置の他の実施
形態を示す図で、この反射鏡保持装置の反射鏡保持具70
は、反射鏡27を押圧する弾性力を備えた板バネ部71と、
該板バネ部71の端部をほぼV字形に曲げ成形した係止部
72と、該板バネ部71の係止部72とは反対側の端部をほぼ
水平方向に折曲して形成した押え部73と、該押え部73の
端部を折曲して上方に伸長させてハウジング24の上端部
にまで到達させ、さらにその先端部をほぼ水平方向に折
曲して掛止部74を形成してある。そして、上記係止部72
がハウジング24の適宜位置に形成された溝部75に差し込
まれて止着されている。このとき、該係止部72がそのV
字形を開こうとする復元力によって溝部75の壁面に押し
付けられるようにしてある。また、上記板バネ部71の適
宜位置には表面を反射鏡27の側に僅かに膨出させた押え
突起部71a が形成され、該押え突起部71a で反射鏡27を
押圧するようにしてある。そして、蓋体34をハウジング
24に被せた状態で、上記掛止部74が蓋体34に押えられて
保持されるようにしてある。
【0022】また、前記第4反射鏡28をハウジング24の
所定位置に押圧させる反射鏡保持装置の反射鏡保持具80
は、図1に示すように、反射鏡28を押圧する弾性力を備
えた板バネ部81と、この板バネ部81の端部をほぼ水平方
向と斜め上方に折曲し、さらにその先端部をほぼU字形
に折曲して係止部82を形成してある。また、上記板バネ
部81の適宜位置には表面を反射鏡28の側に僅かに膨出さ
せた押え突起部81a が形成され、該押え突起部81a で反
射鏡28を押圧するようにしてある。そして、この係止部
82をハウジング24の側壁に掛止させて止着してある。さ
らに、蓋体34をハウジング24に被せた状態で、該蓋体34
によって保持されるようにしてある。
【0023】前記第5反射鏡29をハウジング24の所定位
置に押圧させる反射鏡保持装置の反射鏡保持具90は、図
1に示すように、反射鏡29を押圧する弾性力を備えた板
バネ部91と、この板バネ部91の端部を折曲して斜め上方
に伸長させた押え部92と、さらに該押え部92の先端部を
ほぼV字形に折曲して係止部93を形成してある。そし
て、この係止部93をハウジング24の適宜位置に形成した
溝部94に差し込んで止着させてある。また、上記板バネ
部81の適宜位置には表面を反射鏡28の側に僅かに膨出さ
せた押え突起部81a が形成され、該押え突起部81a で反
射鏡28を押圧するようにしてある。さらに、蓋体34をハ
ウジング24に被せた状態で、該蓋体34によって保持させ
るようにしてある。
【0024】以上により構成したこの発明に係る反射鏡
保持装置の実施形態についての作用を、以下に説明す
る。
【0025】第1反射鏡25をハウジング24の所定位置に
載置させると、該所定位置における載置面が、該第1反
射鏡25が適宜方向を指向する状態に形成されているか
ら、反射鏡25は所定の方向を指向して配置される。この
反射鏡25を保持させる反射鏡保持具40の前記係止部42を
溝部43に差し込んで、該係止部42の先端部を溝部43の係
合部43a に係合させる。この状態で係止部42は溝部43か
ら離脱することがなく、前記板バネ部41の押圧突起部41
a が反射鏡25の反射面に当接して、板バネ部41の復元力
が該反射鏡25を押圧する方向に作用することになって、
第1反射鏡25が所定位置に保持されることになる。
【0026】第2反射鏡26を所定の位置に載置すれば、
該反射鏡26の反射面が所定の方向を指向する状態とな
る。そして、反射鏡保持具50の係止部53をハウジング24
の溝部54に差し込めば該係止部53がそのU字形を開こう
とする方向に復元力が作用し、この復元力によって係止
部53が溝部54の壁面に押し付けられて、該係止部53が容
易に溝部54から離脱しなくなる。また、板バネ部51の押
圧突起部51a が反射鏡25の裏面に当接して、板バネ部51
の復元力が反射鏡25を押圧する方向に作用し、第2反射
鏡26が所定位置に保持されることになる。そして、蓋体
34をハウジング24に被せると、該蓋体34の内側面が押圧
部52に当接して板バネ部51の復元力が大きくなって第2
反射鏡26を確実に保持することができる。
【0027】第3反射鏡27を所定の位置に載置させ、反
射鏡保持具60の係止部62をハウジング24の溝部64に差し
込めば、該係止部62がそのV字形を開こうとする方向に
復元力が作用して溝部64の壁面に押し付けられると共
に、該係止部62の先端部が係合部64a に係合して係止部
62が溝部64から脱落するのが防止される。そして、押圧
突起部61a が反射鏡27に当接し、板バネ部61の復元力が
反射鏡27を押圧する方向に作用するので、第3反射鏡27
が所定位置に保持されることになる。
【0028】また、第4反射鏡28を所定の位置に載置さ
せ、反射鏡保持具80の係止部82をハウジング24の側壁に
係止させる。この状態で、係止部82の復元力がそのU字
形を閉じようとする方向に作用するから、係止部82が側
壁から容易に離脱するのが防止されると共に、板バネ部
81の押圧突起部81a が反射鏡28に当接し、該板バネ81の
復元力が反射鏡28を押圧する方向に作用して、該第4反
射鏡28が所定位置に保持される。そして、蓋体34をハウ
ジング24に被せると、該蓋体34とハウジング24の側壁の
上端部とが係止部82を挟持するから、該係止部82が脱落
してしまうことが防止されると共に、板バネ部81の復元
力を強くして第4反射鏡28の保持を確実にする。
【0029】そして、第5反射鏡29を所定の位置に載置
させ、反射鏡保持具90の係止部93を溝部94に差し込め
ば、該係止部93がそのV字形を開こうとする方向に復元
力を作用させるから、該係止部93が溝部94の壁面に押圧
されて容易に離脱しなくなる。また、板バネ部91の押圧
突起部91a が反射鏡29に当接し、該板バネ部91の復元力
によって反射鏡29が押圧されて、該第5反射鏡29が所定
位置の保持されることになる。そして、蓋体34をハウジ
ング24に被せれば該蓋体34が押え部92を押圧して係止部
93が溝部94から脱落することを防止すると共に、板バネ
部91の復元力を大きくして第5反射鏡29の保持を確実に
する。
【0030】また、図4に示す実施形態に係る反射鏡保
持装置では、第2反射鏡27を押圧する係止部72に連続さ
せて形成した掛止部74をハウジング24の上端に掛止させ
る。そして、蓋体34を被せれば該蓋体34とハウジング24
とが該掛止部74を挟持し、係止部72が溝部75から脱落す
ることを防止する。
【0031】以上にように配設されて、それぞれ反射鏡
保持具40、50、60、70、80により保持された反射鏡25、
26、27、28、29によって原稿21からCCD31に至る光路
が形成される。すなわち、透明ガラス板22に載置された
原稿21の画像は、第1反射鏡25で反射して第2反射鏡26
に入射し、該第2反射鏡26で反射した画像は第3反射鏡
27に入射する。該第3反射鏡27で反射した画像は、第4
反射鏡28の上部に入射して第5反射鏡29に向けて反射
し、該該5反射鏡29で反射して第4反射鏡28の下部に入
射することになる。そして、第4反射鏡28の下部で反射
した画像は、レンズ30を透過してCCD31の撮像面で結
像して捕捉されることになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る画
像処理装置の反射鏡保持装置によれば、係止部を係止受
け部に係合させることによって反射鏡を確実に保持させ
ることができるから、反射鏡保持具の取付作業を簡便に
行なうことができる。
【0033】また、請求項2に係る反射鏡保持装置によ
れば、ハウジングに蓋体を被せることによって反射鏡保
持具を確実に保持させることができるから、別途保持さ
せるための構造を必要とせず、簡単な構造で確実に反射
鏡を保持できる反射鏡保持装置とすることができる。
【0034】また、請求項3に係る反射鏡保持装置によ
れば、係止部を係止受け部に係合させると共に、その先
端部を係合部に係合させることによって反射鏡保持具が
係止受け部から脱落してしまうことを防止できる。この
ため、蓋体を被せることによって保持させることができ
ない反射鏡保持具にとって有利な構造となる。しかも、
係止部を係止受け部に係合させるだけでよいから、取付
作業が簡便となる。
【0035】そして、請求項4に係る反射鏡保持装置に
よれば、係止部を溝に差し込むだけであるから、さらに
取付作業を簡便にすることができる。
【0036】また、請求項5に係る反射鏡保持装置によ
れば、ハウジングの側壁に掛止するだけであるから、前
記溝のような係止受け部を別途設ける必要がなく、さら
に簡単な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る反射鏡保持装置を備えた画像処
理装置の画像を取り込む部分の側面の断面図である。
【図2】この発明に係る反射鏡保持装置の実施形態の一
つを示す側面図で、ハウジングの所定位置に配された反
射鏡を保持した状態を示している。
【図3】この発明に係る反射鏡保持装置を示す概略の斜
視図である。
【図4】この発明に係る反射鏡保持装置の実施形態の一
つを示す側面図で、ハウジングの所定位置に配された反
射鏡を保持した状態を示している。
【図5】この発明に係る反射鏡保持装置を備えた画像処
理装置の概略を説明するための斜視図である。
【図6】従来の反射鏡保持装置を備えた画像処理装置の
画像を取り込む部分の側面の断面図で、図1に相当する
図である。
【図7】従来の反射鏡保持装置を説明するための斜視図
で、反射鏡を保持させた状態を示している。
【符号の説明】
21 原稿 22 透明ガラス板 24 ハウジング 25 第1反射鏡 26 第2反射鏡 27 第3反射鏡 28 第4反射鏡 29 第5反射鏡 30 レンズ 31 CCD(画像処理部) 32 光学アッセンブリ 34 蓋体 40 反射鏡保持具 41 板バネ部 41a 押圧突起部 42 係止部 43 溝部(係止受け部) 43a 係合部 50 反射鏡保持具 51 板バネ部 51a 押圧突起部 52 押圧部 53 係止部 54 溝部(係止受け部) 60 反射鏡保持具 61 板バネ部 61a 押圧突起部 62 係止部 63 押え部 64 溝部(係止受け部) 64a 係合部 70 反射鏡保持具 71 板バネ部 72 係止部 73 押え部 74 掛止部 75 溝部(係止受け部) 80 反射鏡保持具 81 板バネ部 81a 押圧突起部 82 係止部 90 反射鏡保持具 91 板バネ部 91a 押圧突起部 92 押え部 93 係止部 94 溝部(係止受け部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に表された画像を適宜枚数の反射鏡
    で適宜に反射させてレンズに導き、撮像素子などの画像
    処理部に結像させて画像の処理を行なう画像処理装置の
    反射鏡保持装置において、 前記反射鏡をハウジングの所定位置に押圧する弾性力を
    備えた板バネ部を有し、 該板バネ部に連続した係止部を設けて反射鏡保持具を形
    成し、 該係止部をハウジングの係止受け部に係合させて止着し
    たことを特徴とする画像処理装置の反射鏡保持装置。
  2. 【請求項2】 原稿に表された画像を適宜枚数の反射鏡
    で適宜に反射させてレンズに導き、撮像素子などの画像
    処理部に結像させて画像の処理を行なう画像処理装置の
    反射鏡保持装置において、 前記反射鏡をハウジングの所定位置に押圧する弾性力を
    備えた板バネ部を有し、 該板バネ部に連続した係止部を設けて反射鏡保持具を形
    成し、 該係止部をハウジングの係止受け部に係合させて止着
    し、 該係止部をハウジングに被せる蓋体で押さえ付けること
    を特徴とする画像処理装置の反射鏡保持装置。
  3. 【請求項3】 原稿に表された画像を適宜枚数の反射鏡
    で適宜に反射させてレンズに導き、撮像素子などの画像
    処理部に結像させて画像の処理を行なう画像処理装置の
    反射鏡保持装置において、 前記反射鏡をハウジングの所定位置に押圧する弾性力を
    備えた板バネ部を有し、 該板バネ部に連続した係止部を設けて反射鏡保持具を形
    成し、 該係止部をハウジングの係止受け部に係合させて止着
    し、 該係止受け部に係合部を形成し、前記係止部の先端部を
    該係合部に係合させて止着することを特徴とする画像処
    理装置の反射鏡保持装置。
  4. 【請求項4】 前記係止受け部を溝または透孔にによっ
    て形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の画像処理装置の反射鏡保持装置。
  5. 【請求項5】 前記係止受け部をハウジングの側壁によ
    って形成したことを特徴とする請求項1または請求項2
    のいずれかに記載の画像処理装置の反射鏡保持装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219772A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置
JP2016126269A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置

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