JPH10256630A - 高周波重畳用発振器 - Google Patents

高周波重畳用発振器

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JPH10256630A
JPH10256630A JP7889697A JP7889697A JPH10256630A JP H10256630 A JPH10256630 A JP H10256630A JP 7889697 A JP7889697 A JP 7889697A JP 7889697 A JP7889697 A JP 7889697A JP H10256630 A JPH10256630 A JP H10256630A
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JP
Japan
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frequency
oscillator
oscillation
modulation
changing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7889697A
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English (en)
Inventor
Tomio Sato
富雄 佐藤
Yasuharu Tanaka
康晴 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の高周波重畳用発振器では、発振器の調
整のため50Ω負荷の測定器で測定する場合と半導体レ
ーザを変調駆動する場合とで周波数が異なり、重畳周波
数を所定の周波数に調整すると変調度もこれに従って変
化し、逆に変調度を調整を所定の値に調整すると重畳周
波数も変動するという問題があった。 【解決手段】 高周波発振部、半導体レーザ用直流電源
及びインターフェース部とから成る高周波重畳用発振器
において、前記発振部の発振ループに低抵抗を挿入して
出力部とし、出力周波数と変調度とを互いに別個に調整
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流電流に重畳して
半導体レーザを駆動する高周波重畳用発振器に関し、特
に発振周波数(重畳周波数)と出力電流とを互いに別個
に調整することを可能とした高周波重畳用発振器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、DVD(デジタル・ビディオ・デ
ィスク)、MO(光磁気ディスク)及びPD等の光を利
用した高密度記憶情報記録媒体が多量に用いられ、最近
のマルチメディアの一翼をになっている。これら光ディ
スクに情報を書き込む、あるいは書き込まれている情報
を読みとるための光ピックアップは半導体レーザと光学
系デバイスとから構成されている。一般に、光ピックア
ップは例えば特公昭59−9086に開示されているよ
うに、半導体レーザから出射する光ビームを光学系レン
ズを介して光ディスクに照射し、その反射光を光検出器
で検出することにより光ディスクに記録された情報を読
みとるものである。この際、上記半導体レーザを直流電
流源と高周波電流源の2つの電流源からの電流で駆動す
ることにより、反射光の帰還による半導体レーザの光出
力変動を抑止している。
【0003】図2は前記高周波電流源として用いる高周
波発振器(以下、高周波重畳用発振器と称す)の一例で
あって、高周波発振器の回路構成は破線11で囲んだ発
振部と、破線12で囲んだ直流電流源LDD及び前記発
振部からの高周波分を阻止するローパスフィルタとから
なる直流電流部と、破線13で囲んだ半導体レーザイン
ターフェイス部とから構成されている。発振部11は所
謂コルピッツ型発振器であり、その発振周波数は、発振
ループを構成する素子値L1、L2、C1、C2、C
9、C4及びC5によってきまり、そのいずれかの素子
値あるいは複数の素子値を変化させることにより、高周
波重畳用発振回路の発振周波数を調整することができ
る。
【0004】また、直流電流部12のインダクタンスL
4、L5と容量C7、C8によって構成するローパスフ
ィルタは、高周波発振部11から直流源LDDへ流れ込
む高周波電流を阻止する作用をすると共に前記ローパス
フィルタは高周波では高インピーダンスとなるため、高
周波ループへ影響を及ぼさないよう機能する。インター
フェイス部13は容量C4及びC5、半導体レーザを接
続するためのアノード端子LD、フォトデテクト端子P
Dと接地端子GNDから構成される。なお、高周波重畳
用発振回路の出力電流は容量C4、C5、インダクタン
スL2の素子値を変化させることによって調整すること
ができる。
【0005】図3は駆動電流(mA)と光出力(mW)
との関係を示した図であり、半導体レーザを直流電流の
みで駆動した場合の光出力を曲線A(重畳前A)で示
し、また、直流電流に高周波電流を重畳して前記半導体
レーザを駆動した場合の光出力を曲線B(重畳後B)で
示す。この時、光出力を、例えば5mWで比較すると高
周波電流を重畳した方が少ない駆動電流で済むことがわ
かる。これを重畳効果と云い、曲線Aと曲線Bの同一出
力を得るのに必要な駆動電流の差を変調度と称してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すような従来の高周波重畳用発振器においては、50
Ω負荷の測定器を用いて、前記発振器の周波数及び出力
電流等の調整を行った上で、前記高周波重畳用発振器を
装置に実装すると発振器の周波数及び出力電流即ち変調
度が上記調整時のそれとは異なったものとなり、再度調
整が必要になるという欠点があった。ところが、前述し
たようにC4、C5、L2の素子値は周波数と変調度の
双方を決定するものであるため、これら3素子を用いて
重畳周波数を所定の周波数に調整しようとすると変調度
も影響を受けて変化し、逆に変調度を所定の値に調整す
ると重畳周波数も変動するという問題があった。そこで
まず前記3素子を用いて変調度を調整した後にL1、C
1、C2、C9を用いて周波数調整しているが、実際に
はこれら4つの素子値を変化させたとき変調度も若干変
化するため、両者を交互に試行錯誤により調整すること
になり、調整工程が煩雑になるという欠点もあった。本
発明は上記問題を解決するためになされたものであっ
て、重畳周波数と変調度を別個に調整できる高周波重畳
用発振回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るの請求項1記載の発明は、半導体レーザ
を駆動するための高周波重畳用発振器において、該発振
器の発振ループに低抵抗を挿入してその両端を出力部と
したことを特徴とする高周波重畳用発振器である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示した実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施
例を示す高周波重畳用発振器であって、破線1で示す高
周波発振部と、破線2で示す半導体レーザ駆動用直流電
源LDD及びローパスフィルタからなる直流電源部と、
半導体レーザインターフェイス部とから構成される。高
周波発振部1はコルピッツ型発振器であり、その発振周
波数は、発振ループを構成する素子値C1、L1、C
2、L2、C3によってきまり、そのいずれかの素子値
あるいは複数の素子値を変化させれば高周波重畳用発振
器の発振周波数を変動させることができる。
【0009】本発明の特徴は上記発振ループに抵抗RE
を挿入して該抵抗を低抵抗とすることにより発振部1の
出力インピーダンスを低くした点であり、これにより半
導体レーザの低インピーダンス特性と整合し易くなり、
半導体レーザの挿入前後で周波数や出力電流がずれると
いった不具合を解消することができる。
【0010】一方、図1に示す高周波重畳用発振器の変
調度の調整は、抵抗RE、容量Cc、容量CLDの素子
値を変化させること、及び電源Vccに繋がる抵抗Rc
1、R1の素子値を変えることで可能であり、変調度を
調整する素子は前記発振器の発振周波数を変化させる素
子と異なるため、互いに別個に行うことができる。即
ち、高周波重畳用発振器の発振周波数の調整は上記した
ように素子値C1、L1、C2、L2及びC3の何れか
の素子値であり、変調度の調整とを互いに独立して行う
ことが可能となった。高周波重畳用発振器の素子値の一
例として図1に記号と共に素子値を示した。この場合の
発振周波数は400MHz、変調度はで5mAあった。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように発振ルー
プ中に低抵抗を挿入し、該抵抗を介して出力を取り出す
構成としたので、高周波重畳用発振器の出力周波数の調
整と、前記発振器の変調度とを互いに独立して行うこと
が可能となり、前記発振器の調整時間が大幅に短縮でき
るようになった。また、半導体レーザの特性のバラツキ
に対し発振周波数に影響を与えずに変調度を調整するこ
とが可能であるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高周波重畳用発振器の実施の一形
態例を示す図である。
【図2】従来の高周波重畳用発振器の一例を示す。
【図3】駆動電流と光出力との関係を示す図である。
【符号の説明】
1・・発振部 2・・直流電源とローパスフィルタ 3・・インターフェイス部 TR・・トランジスタ RE、R1、Rc1・・抵抗 L1、L2、L3・・インダクタンス C1、C2、C3、C4、C5、C6、Cc、CLD・
・容量 LDD・・半導体レーザ用電源 LD・・半導体レーザアノード端子 LD−GND・・半導体レーザ接地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザを駆動するための高周波重
    畳用発振器において、該発振器の発振ループに低抵抗を
    挿入してその両端を出力部としたことを特徴とする高周
    波重畳用発振器。
JP7889697A 1997-03-12 1997-03-12 高周波重畳用発振器 Pending JPH10256630A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7889697A JPH10256630A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 高周波重畳用発振器

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JP7889697A JPH10256630A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 高周波重畳用発振器

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JPH10256630A true JPH10256630A (ja) 1998-09-25

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ID=13674589

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JP7889697A Pending JPH10256630A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 高周波重畳用発振器

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JP (1) JPH10256630A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7031359B2 (en) 2003-02-18 2006-04-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency superposing module for driving laser diode
WO2018192857A1 (de) * 2017-04-19 2018-10-25 Osram Opto Semiconductors Gmbh Halbleiterlaser

Cited By (3)

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CN110574246A (zh) * 2017-04-19 2019-12-13 欧司朗光电半导体有限公司 半导体激光器

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