JP2770706B2 - レーザ駆動回路 - Google Patents

レーザ駆動回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク等の光
学記録媒体にレーザ光を照射するレーザダイオードを高
周波駆動するレーザ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスク等の光学記録媒体
から情報を再生するときには、レーザ駆動回路にてレー
ザダイオードを駆動してレーザ光を出力させ、このレー
ザ光を光学記録媒体に照射し、上記光学記録媒体にて反
射したレーザ光をフォトディテクタ等で検出するように
している。
【0003】ところが、上記光学記録媒体にて反射した
レーザ光の一部が再び上記レーザダイオードに戻ると、
上記レーザダイオードと上記光磁気ディスクとの間で外
部光共振器が構成されるために、上記戻り光が上記レー
ザダイオードの発振特性を乱して雑音を発生させ、再生
信号の質を劣化させるという問題が生じる。
【0004】そこで、かかる問題を解決するために、レ
ーザ駆動回路からレーザダイオードに数100MHz程度の高
周波の駆動パルスを与えて、戻り光による共振が生じな
い周期で上記レーザダイオードを点滅させることによっ
て、上記戻り光の影響による雑音を抑止する技術が提案
されている。
【0005】この技術を用いたレーザ駆動回路は、従
来、例えば図5に示すように構成されていた。
【0006】すなわち、このレーザ駆動回路では、入力
端子51に供給される記録信号と、上述した戻り光の影
響が最小となる周波数に発振周波数が設定された発振器
52から出力される高周波信号とが、選択端子53に供
給される選択信号に応じて、記録の際には上記記録信号
が、また、再生の際には上記高周波信号が、それぞれ各
AND回路54,55からOR回路56を介してレベル
シフト回路57に供給されるようになっており、このレ
ベルシフト回路57が、供給される信号に応じて、差動
回路を構成する各トランジスタ58,59を所定のレベ
ルでスイッチング動作することによって、レーザダイオ
ード60に駆動電流を与えるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
レーザ駆動回路のようにレベルシフト回路57に与えら
れる信号に応じて各トランジスタ58,59をスイッチ
ング動作させてレーザダイオード60を駆動させるので
は、上記記録信号が直流から20MHz 程度であるのに対し
て上記高周波信号が例えば400MHzと非常に高周波なため
に、上記レベルシフト回路57や各トランジスタ58,
59を直流から高周波まで安定に動作するものとしなけ
ればならず、回路技術的に設計が難しかった。
【0008】また、最近の光磁気ディスク記録再生装置
には、光学ヘッド内の対物レンズを含む光学系の一部だ
けを可動にすることによって、可動部を小型軽量化して
アクセスを高速にできるようにしたものがある。
【0009】ところが、このような機構を備えた光磁気
ディスク記録再生装置では、レーザダイオードから光磁
気ディスクまでの光路長が変化するために、上記戻り光
の影響による雑音を抑止するための最適な周波数が上記
光路長によって異なることになる。このため、上述のレ
ーザ駆動回用いた場合には、上記光路長によって上記戻
り光の影響による雑音を抑制できない場所が生じてしま
う。
【0010】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、光学記録媒体から情報を良好に再生するため
にレーザダイオードを高周波で効率良く駆動することが
できるレーザ駆動回路を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレーザ駆動
回路は、上述した目的を達成するために、光学記録媒体
にレーザ光を照射するレーザダイオードと、再生時に上
記レーザダイオードを高周波駆動する再生用駆動回路
と、記録時に記録信号に基づいて上記レーザダイオード
を駆動する記録用駆動回路と、上記再生用駆動回路の出
力端と上記レーザダイオードの駆動入力端との間に設け
られ、上記再生用駆動回路からの駆動信号を通過させる
とともに上記記録用駆動回路からの駆動信号を阻止する
第1のフィルタと、上記記録用駆動回路の出力端と上記
レーザダイオードの駆動入力端との間に設けられ、上記
記録用駆動回路からの駆動信号を通過させるとともに上
記再生用駆動回路からの駆動信号を阻止する第2のフィ
ルタとを備えてなることを特徴とする。
【0012】また、本発明に係るレーザ駆動回路は、上
述の目的を達成するために、光学記録媒体にレーザ光を
照射するレーザダイオードを高周波駆動するレーザ駆動
回路において、上記レーザダイオードから上記光学記録
媒体までの光路長を検出する検出手段と、上記検出手段
による検出出力にて発振周波数が制御され、上記光路長
に応じた周波数で発振する可変発振器と、上記可変発振
器の出力信号に応じて駆動信号を生成し、この駆動信号
により上記レーザダイオードを再生時に高周波駆動する
再生用駆動回路と、記録時に記録信号に基づいて上記レ
ーザダイオードを駆動する記録用駆動回路と、上記再生
用駆動回路の出力端と上記レーザダイオードの駆動入力
端との間に設けられ、上記再生用駆動回路からの駆動信
号を通過させるとともに上記記録用駆動回路からの駆動
信号を阻止する第1のフィルタと、上記記録用駆動回路
の出力端と上記レーザダイオードの駆動入力端との間に
設けられ、上記記録用駆動回路からの駆動信号を通過さ
せるとともに上記再生用駆動回路からの駆動信号を阻止
する第2のフィルタとを備えてなることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に係るレーザ駆動回路では、再生用駆動
回路の出力端とレーザダイオードの駆動入力端との間に
設けられた第1のフィルタが上記再生用駆動回路からの
駆動信号を通過させるとともに上記記録用駆動回路から
の駆動信号を阻止し、録用駆動回路の出力端と上記レー
ザダイオードの駆動入力端との間に設けられた第2のフ
ィルタが上記記録用駆動回路からの駆動信号を通過させ
るとともに上記再生用駆動回路からの駆動信号を阻止す
るので、各駆動回路からの駆動信号が他の駆動回路へ伝
送されずに全てレーザダイオードに与えられる。
【0014】また、本発明に係るレーザ駆動回路では、
レーザダイオードから光学記録媒体までのレーザ光の光
路長に応じて、戻り光による雑音が少なくなるように可
変発振器の発振周波数が変化して、それに応じた駆動パ
ルスがレーザダイオードに供給される。
【0015】
【実施例】以下、光磁気ディスクにレーザ光を照射して
情報の記録及び再生を行う光磁気ディスク記録再生装置
のレーザ駆動回路に本発明を適用した実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0016】図1は、本実施例のレーザ駆動回路1を備
えた光磁気ディスク記録再生装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【0017】この図1において、上記レーザ駆動回路1
は、レーザダイオード2に駆動電流を供給してレーザ光
を出力させる。このレーザ光は、コリメータレンズ3,
ビームスプリッタ4,反射ミラー5,対物レンズ6を順
に介して光磁気ディスクMに照射される。さらに、上記
光磁気ディスクMからの反射光は、上記光磁気ディスク
Mへの入射光とは逆に、上記対物レンズ6と上記反射ミ
ラー5をして上記ビームスプリッタ4に導かれ、このビ
ームスプリッタ4で上記入射光と分離された後、反射ミ
ラー7と収束レンズ8を介してフォトディテクタ9に導
かれる。
【0018】これら光学系のうち、上記レーザダイオー
ド2,上記コリメータレンズ3,上記ビームスプリッタ
4,上記反射ミラー7,上記収束レンズ8及び上記フォ
トディテクタ9は、それぞれ固定され取り付けられてい
る。
【0019】一方、上記反射ミラー5と対物レンズ6
(以下、可動光学系10とする。)のみが、図示しない
同一のアクセス駆動手段によって上記光磁気ディスクM
の半径方向A,Bに移動されるようになっている。
【0020】このように上記光学系のうち上記可動光学
系10のみを可動とすることによって、上述したように
可動部が小型軽量化されるので、高速アクセスを可能と
なる。
【0021】上記レーザダイオード2に駆動電流を供給
するレーザ駆動回路1は、検出手段11,可変発振器1
2,再生用駆動回路13,コンデンサで表される第1の
フィルタ14,記録用駆動回路15及びコイルで表され
る第2のフィルタ16で構成されている。
【0022】このうち、上記検出手段11は、上記A,
B方向に移動する可動光学系10の位置を検出して、そ
の検出結果により上記レーザダイオード2から上記光磁
気ディスクMまでの光路長に応じた検出出力を形成し、
この検出出力を上記可変発振器12へ供給する。この検
出手段11には、例えばアクセス位置制御に用いられる
磁気的センサ等を用いることができる。
【0023】さらに、上記可変発振器12は、上記検出
手段11から供給された検出出力に応じて、上記検出出
力にて示される光路長に対して上記レーザダイオード2
の戻り光による雑音が最小となるように発振周波数が変
化する。この可変発振器12の出力信号は、上記再生用
駆動回路13に与えられる。
【0024】上記再生用駆動回路13は、上記可変発振
器12の出力信号に応じて高周波の駆動パルスを生成
し、この駆動パルスを上記第1のフィルタ14を介して
上記レーザダイオード2の駆動入力端に供給する。この
駆動パルスは、上述のように戻り光による雑音が最小と
なるように周波数が設定されるので、数100MHzの高周波
のものである。
【0025】このように、このレーザ駆動回路1は、情
報の再生時において、上記検出手段11で上記光ビーム
の光路長を検出して、上記光路長に応じて上記可変発振
器12の発振周波数を制御し、上記再生用駆動回路13
から上記発振周波数の駆動パルスを出力することによっ
て、上記光路長が変化しても、上記レーザダイオード2
を常に戻り光の影響が少ない周波数の駆動パルスで駆動
することができる。
【0026】一方、入力端子17は、記録信号の入力端
子である。上記記録用駆動回路15には、この入力端子
17を介して記録信号が供給される。
【0027】上記記録用駆動回路15は、上記記録信号
に応じて駆動パルスを生成し、この駆動パルスを上記第
2のフィルタ16を介して上記レーザダイオード2の駆
動入力端に供給する。この駆動パルスは、上記記録信号
に応じたもので、直流から数10MHz 程度の低い周波数の
ものである。
【0028】ここで、上記第1のフィルタ14は、図2
に実線で示すように、上記再生用駆動回路13から出力
される駆動パルスの周波数に相当する高周波帯域に通過
特性を有し、また、上記記録用駆動回路15から出力さ
れる駆動パルスの周波数に相当する低周波帯域(同図中
に仮想線で示す。)に遮断特性を有する。
【0029】逆に、上記第2のフィルタ16は、図3に
実線で示すように、上記記録用駆動回路15から出力さ
れる駆動パルスの周波数に相当する低周波帯域に通過特
性を有し、また、上記再生用駆動回路13から出力され
る駆動パルスの周波数に相当する高周波帯域(同図中に
仮想線で示す。)に遮断特性を有する。
【0030】このため、上記再生用駆動回路13から出
力された駆動パルスは、上記第2のフィルタ16が高イ
ンピーダンスとなっているため、上記記録用駆動回路1
5へは流れずに全て上記レーザダイオード2に供給さ
れ、また、上記記録用駆動回路15から出力された駆動
パルスは、上記第1のフィルタ14が高インピーダンス
となっているため、上記再生用駆動回路13へは流れず
に全て上記レーザダイオード2に供給される。
【0031】したがって、上記レーザダイオード2は、
各駆動パルスによって効率よく駆動される。加えて、上
記各駆動パルスは上記各フィルタ14,16でそれぞれ
分離されるため、これら各駆動回路13,15が別の駆
動パルスによって互いに干渉されることもない。
【0032】その上、上記レーザダイオード2と各駆動
回路13,15とをそれぞれ上述のような働きをする各
フィルタ14,16を介して接続することによって、高
周波で動作する上記再生用駆動回路13と低周波で動作
する上記記録用駆動回路15とを狭周波数特性の部品で
独立に構成することができるので、回路技術的にも容易
に設計ができる。
【0033】図4は、上記検出手段11を除く上記レー
ザ駆動回路1の各構成要素についての具体的構成例を示
す回路図である。この図4において、上記可変発振器1
2は、コンデンサ18,19と可変容量ダイオード20
及びコイル21からなる同調回路をトランジスタ22の
エミッタ−ベース間に挿入したL−C発振回路で構成さ
れており、入力端子23からバッファ24を介して上記
検出手段11の出力信号が与えられる。
【0034】すなわち、この可変発振器12を構成する
回路は、上記入力端子23から与えられる上記検出手段
11の出力信号に応じて上記可変容量ダイオード20の
容量が制御されることによって、トランジスタ25のベ
ースに与える出力信号の周波数が変化するようになって
いる。
【0035】上記トランジスタ25は、上記再生用駆動
回路13に相当するものであって、ベースに与えられる
上記可変発振器12の出力信号に応じてスイッチング動
作することにより、電源+V1 からの電流をレーザダイ
オード2とコンデンサ26を介してエミッタ−コレクタ
から接地へと流して、上記レーザダイオード2を駆動す
る。
【0036】上記コンデンサ26は、上記電源+V1
上記トランジスタ25のエミッタとの間に並列に設けら
れたコンデンサ27とコイル28と共に上記第1のフィ
ルタ14を構成している。
【0037】また、入力端子17に与えられる記録信号
は、トランジスタ29のベースに与えられ、このトラン
ジスタ29をスイッチング動作させることによって、こ
のトランジスタ29と差動回路を構成するトランジスタ
30をスイッチング動作させる。
【0038】このトランジスタ30は、ベースに所定の
電圧+V2 が与えられており、上記記録用駆動回路15
に相当する。このトランジスタ30のエミッタと上記レ
ーザダイオード2との間には、上記第2のフィルタ16
となるコンデンサ31とコイル32との並列回路が設け
られている。したがって、この回路では、上記入力端子
17に与えられる記録信号に応じて上記電源+V1 から
電流が上記レーザダイオード2から上記コンデンサ31
とコイル32との並列回路を通って上記トランジスタ3
0のエミッタ−コレクタから接地へと流れて、上記レー
ザダイオード2を駆動する。
【0039】ここで、上記コンデンサ27とコイル28
からなる並列回路と、上記コンデンサ31とコイル32
からなる並列回路との共振周波数は、上記可変発振器1
2の発振周波数の中心周波数と一致するように設定され
ている。これにより、上記トランジスタ25が駆動され
ることによってこのトランジスタ25のエミッタ−コレ
クタ間を流れる電流は、全て上記レーザダイオード2か
ら上記コンデンサ26を介して流れることになり、上記
レーザダイオード2を効率よく駆動することができる。
【0040】このような構成のレーザ駆動回路では、上
述のように高周波で動作する部分と低周波で動作する部
分とが分かれているので、各素子を狭帯域のもので構成
することができ、このため、共振回路及びレーザダイオ
ード2に対するインピーダンスマッチングが取り易くな
るので、効率の良い回路とすることができる。
【0041】なお、本発明に係る技術的思想は、レーザ
ダイオードを再生時に駆動する再生用駆動回路と、上記
レーザダイオードを記録時に駆動する記録用駆動回路を
別々に設けて回路設計の容易化等を図り、上記レーザダ
イオードと再生用駆動回路との間及び上記レーザダイオ
ードと記録用駆動回路との間にそれぞれフィルタを設
け、一方の駆動回路からの駆動パルスが他の駆動回路に
与える悪影響を防止し、上記レーザダイオードから光学
記録媒体に照射される光ビームの光路長を検出し、この
光路長に応じて上記光ビームの戻り光による雑音が少な
くなるように、上記駆動回路に発振信号を供給する発振
器の発振周波数を可変して、レーザダイオードを最適な
周波数で駆動するところにある。
【0042】このため、上述の実施例の説明では、本発
明に係るレーザ駆動回路は、記録信号に応じて光ビーム
の強度を可変する、いわゆる光変調記録方式の光磁気デ
ィスク記録再生装置に適用することとしたが、これは、
一定の強度の光ビームを上記光磁気ディスクに照射し、
記録信号に応じて反転した磁界を上記光磁気ディスクに
印加して記録信号の記録を行う、いわゆる磁界変調方式
の光磁気ディスク記録再生装置に適用しても良いことは
勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明に係るレーザ駆動回路は、高周波
で動作する再生用駆動回路と低周波で動作する記録用駆
動回路とが分かれて構成されるので、各回路をそれぞれ
の周波数に対する狭帯域の素子で構成することができ、
このため、回路技術的に容易に設計することができる。
その上、上記再生用駆動回路とレーザダイオードとの間
に設けられた第1のフィルタが上記再生用駆動回路から
の駆動信号を通過させるとともに上記記録用駆動回路か
らの駆動信号を阻止し、また、上記記録用駆動回路とレ
ーザダイオードとの間に設けられた第2のフィルタが上
記記録用駆動回路からの駆動パルスを通過させるととも
に上記再生用駆動回路からの駆動信号を阻止するので、
各駆動回路からの駆動信号を他の駆動回路へ伝送せずに
全てレーザダイオードに供給することができ、このた
め、上記レーザダイオードを高周波で効率良く駆動する
ことができる。
【0044】また、本発明に係るレーザ駆動回路では、
レーザダイオードから光学記録媒体までのレーザ光の光
路長に応じて、戻り光による雑音が少なくなるように可
変発振器の発振周波数を変化させ、それに応じた駆動信
号がレーザダイオードに供給されるので、光路長に応じ
て戻り光による雑音の少ない周波数で上記レーザダイオ
ードを駆動することができる。このため、光路長が変化
する機構を備えた装置においても、光記録媒体から情報
を良好に再生できるようにレーザダイオードを最適な高
周波で駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ駆動回路を備えた光磁気デ
ィスク記録再生装置の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記レーザ駆動回路に用いられる第1のフィル
タの特性図である。
【図3】上記レーザ駆動回路に用いられる第2のフィル
タの特性図である。
【図4】上記レーザ駆動回路の具体的構成例を示す回路
図である。
【図5】従来のレーザ駆動回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・レーザ駆動回路 2・・・・・・・・・・レーザダイオード 11・・・・・・・・・検出手段 12・・・・・・・・・可変発振器 13・・・・・・・・・再生用駆動回路 14・・・・・・・・・第1のフィルタ 15・・・・・・・・・記録用駆動回路 16・・・・・・・・・第2のフィルタ M・・・・・・・・・・光磁気ディスク

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学記録媒体にレーザ光を照射するレー
    ザダイオードと、 再生時に上記レーザダイオードを高周波駆動する再生用
    駆動回路と、 記録時に記録信号に基づいて上記レーザダイオードを駆
    動する記録用駆動回路と、 上記再生用駆動回路の出力端と上記レーザダイオードの
    駆動入力端との間に設けられ、上記再生用駆動回路から
    の駆動信号を通過させるとともに上記記録用駆動回路か
    らの駆動信号を阻止する第1のフィルタと、 上記記録用駆動回路の出力端と上記レーザダイオードの
    駆動入力端との間に設けられ、上記記録用駆動回路から
    の駆動信号を通過させるとともに上記再生用駆動回路か
    らの駆動信号を阻止する第2のフィルタとを備えてなる
    レーザ駆動回路。
  2. 【請求項2】 光学記録媒体にレーザ光を照射するレー
    ザダイオードを高周波駆動するレーザ駆動回路におい
    て、 上記レーザダイオードから上記光学記録媒体までの光路
    長を検出する検出手段と、 上記検出手段による検出出力にて発振周波数が制御さ
    れ、上記光路長に応じた周波数で発振する可変発振器
    と、 上記可変発振器の出力信号に応じて駆動信号を生成し、
    この駆動信号により上記レーザダイオードを再生時に高
    周波駆動する再生用駆動回路と、 記録時に記録信号に基づいて上記レーザダイオードを駆
    動する記録用駆動回路と、 上記再生用駆動回路の出力端と上記レーザダイオードの
    駆動入力端との間に設けられ、上記再生用駆動回路から
    の駆動信号を通過させるとともに上記記録用駆動回路か
    らの駆動信号を阻止する第1のフィルタと、 上記記録用駆動回路の出力端と上記レーザダイオードの
    駆動入力端との間に設けられ、上記記録用駆動回路から
    の駆動信号を通過させるとともに上記再生用駆動回路か
    らの駆動信号を阻止する第2のフィルタとを備えてなる
    レーザ駆動回路。
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